仕事や学業に追われながら小説書いている状態って、実は夢のように楽しいんだよね。
描けば描くほど上達するのが自分でわかるし、小説を描いている間の集中力は
仕事や勉強しているときより数段上だったりする。
で、自分は作家に向いているんじゃないかと考え出すのだが、
実はその集中力は仕事や学業からの逃避によって生まれていたりするのだ。
結果どんどん自分を正当化しちゃうんだけど、いざ作家になると、
とたんに以前の仕事や勉強以上に絵に苦しむことになってしまう。
ある程度文章が描けるのであれば、出版点数が激増の一途のいまどき、
メジャーマイナー問わず舞台を探すなら、デビュー自体は難しくは無い。
しかし、小説家ってのは読者の評価がダイレクトに響いてくる仕事である。
受けが悪ければたちまち仕事を失う。
人気を保っていても、いずれは飽きられる。次々新人が台頭してくる。
焦ってもそうそう自分の文章やネタを流行にあわせることはできない。
あれ?いつの間にか自分の愚痴になってるぞ?