61 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/25(水) 16:02:30
LV1 比喩
LV2 行間のニュアンス
LV3 個々の描写から登場人物の心象を浮き彫りにする
>>59 1行目。
「今までテンポ良く前後に動かしていた足」足に対して修飾が長過ぎるような気が。
取るなら「前後に」かな。足は前後に動くものだから。
「ピタリ」ひらがなで書いた方が全体の調子に合うように思う。
2行目。
「それから」文のリズムを考えたら、この接続詞は不要じゃないかな。
あとこれを仮に取った場合は、最後の動詞の時制を1行目2行目それぞれ、
「止める→止めた」「拭き取った→拭き取る」にすると収まりが良さそう。
「体中から」この語があると読者がどうしても全身を想像してしまいがちで、
まるで風呂上がりのように全身をタオルで拭くような動作を思い浮かべそう。
「額から・首筋の・胸元の」と部分を限定するか、取った方が良いかも。
「吹き出す汗を拭き取った」 妙な韻を踏んでしまって語呂が悪く感じる。
「吹き出す→流れる」とか「拭き取った→拭った」とかの方が良くないかな。
4行目。
「腹の底から震わせるような」汽笛の低音の重さは伝わってくるけど、通して違和感がある表現。
「腹の底から」はどちらかというと能動的・自発的なイメージがあって、
ここで使われている「震わせる」は汽笛に対する受動の意味も含むからだと思う。
スレタイに沿って言えば、この汽笛の表現が文章全体の一番の思案のしどころかも。
全体的に落ち着いた文体で、書き慣れてる感じがした。
ひと月前のお題に投稿してくれて、ありがと。
吐く息が白い。
アスファルトは冷たく、葉を落とした街路樹も風に吹かれ寒そうにしている。
街の中は薄暗く、道を行く人々はみな小鳥のように体を膨らませ、急ぎ足で歩いている。
笑い声が聞こえた。
振り返ると、親子連れが居た。
これから家族で外食へ行くのだろうか。
小さな男の子が父親らしき男性の回りを跳ね回り、母親らしき女性は、それを笑ってみている。
男性は苦笑いを浮かべると、男の子を抱き上げた。
64 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/21(火) 12:55:53
何か意味のある文字
65 :
クラコス:2006/02/22(水) 04:53:39
屋根の瓦の一枚一枚が輝いている。
線路沿いのフェンスに張りつくようにして駐車してある車の下から黒々
とした影が伸びている。
赤い首輪をした黒猫は日陰を求めて彷徨っている。
二階建ての一軒家の二階の窓から顔を突き出している男の子を見上げて
何やら大声で喚いているランドセルを背負った女の子は、手をかざしても
なお眩しそうに目を細めている。
陽光はあらゆる所に降り注いでいるようだ。
66 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/23(木) 19:57:04
始めまして。参加させてください。
お題:冬の街
誰も居ない早朝は気分がいい。
口元から漏れる息は、一瞬で白く凝結してもやもやと漂い、すぐさま私の後ろに流れて消える。
人はおろか、烏すら居ない、動くものの無い街は音すら凍っている様だった。
時折、車道を走る車が自らの生み出す熱で空気を溶かし、音を撒き散らして通り過ぎてゆく。
しかし、溶けた空気は直ぐに凍り付くのか、車の音を私に届けた後で抱えていた音と一緒に動きを止めた。
静寂に満ちた世界。
歩道を照らすのは等間隔に埋められた水銀灯の列だ。
温かみの無い光は透明度の高い空気を通過して、尚更私の体感温度を下げた。
空を見上げる。星に埋め尽くされた空間が視界を埋めた。
瞬きすらしない星々は、遠近感を狂わせ、私の上に降り注ぐ様に見えた。
凍った空気の中で手を伸ばせば、その中に星を掴めるかのような錯覚を覚える。
南東の空からぼんやりと朝日が侵略してくるのが見えた。
静寂と静謐に満ちた世界に命を吹き込む光。
あと30分もすれば、世界は命を取り戻すだろう。
私の仕事の時間ももう終わる。
私の仕事……それは泥棒。
お題:路地裏 夕方
夕日は電柱を影に移す。それは広がって自分の影とつながっている。
影は自分が動くと動く。少しだけ遅れながら。
夜になると消え、真昼は僅かしか現れない。影の活躍する時は朝と夕の
日の境。それは昼のまく引きと夜の始まり、そして終わりをつげる声。
もう夜だよ。もう昼だよと。永遠に主人公にはなれないが、ついて回り
、たどった軌跡を残してゆく。
夕方の路地裏はその影が主役にもっとも近づける、狭く儚い夢の場所。
69 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/25(土) 05:24:11
表通りを外れ、遠のく残響と緩やかな時間の狭間に眩惑されながら、でたらめな方向を行く。
やがて、深く息を吸い込み空を見上げると、桃色の空が広がり、
その中を飛行機がゆっくり横切る。
ここは夕げ間近の香りが漂っている。
70 :
69:2006/02/25(土) 05:27:59
…みなさん、大袈裟すぎて妙です…
72 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/25(土) 07:11:59
俺も、参加したいんだがなあ。何せ、小説なんて書いた事ないから、[描写]と[説明]の違いが分からんのよ。
誰か、こんな無知な俺に[描写]と[説明]の違いを教えてくれ!
俺もほとんどROMっている。参加したいが、下手くそだし。
基礎から練習するにはどうしたらいいんだろう。
とりあえず、好きな作家のマネから始めたらいいのかな?
ちなみに、
>>72にレスを試みると、
説明:写真で言えば記念写真(5W1Hが極力分かるように撮る)
描写:写真で言えば人物写真(内面が表現されるように撮る)
どっちも人間を撮っているので、最低限のセンスがないと区別はできない。
まあ、普通の人は持ってると思うけど。
間違っているかも知れないので、他の人のレスにも期待。
>>73 俺は図書館で小説を書くための基礎がのってる本借りて、それで学んだよ。その手の本結構でてるから参考にするのもありかと?
76 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/26(日) 05:30:02
>>76 ある本に書いてあったけど。
その花は綺麗だ:説明
その花は紫色だ:描写
らしい。主観の有る無しかどうかはちょっと解らない。とりあえずフローベルっていう作家の作品読んでみたら?
78 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/26(日) 07:15:00
わたしも感覚的に
>>76だと思ってた。
ただそれでは、あやふや過ぎて、いまいち方向がわからないので辞書的に考えてみる。
説明→情報を伝える(状況の前置き)
描写→情報をただ伝えるだけじゃく、掘り下げていく(より正確性を求める)
ということらしい。
乱暴に言えば、説明は文章の構成さえあっていればよし。
目の前で起きていることを淡々と伝えるだけでOK。まあ小学校3年生の文章でもいける。
描写は正確に感情や状況を伝えること。読み手にしっかり共感させる必要があるので
リアリティーが必須になってくる。
よって私としては、説明にリアリティーは不要、描写にはリアリティーが必須。
という結論になりました。(これは勉強になるなあ)
79 :
あ:2006/02/26(日) 12:23:37
すずやかな朝の冷気の中、僕はコートの襟を立てた。
誰もいないバス停。表示板が、のぼりはじめた朝日にうっすらと照らされている。
ずっと向こう、明るくなりはじめたあぜ道を、馬が1頭、手綱を引かれながら
ゆっくり、ポクポクと歩いている。
これから、畑でも耕しに行くんだろうか。
→書いてみました。これ、描写としてどうでしょうか?酷評お願い致します。
(1)コートの襟を立てる動作と「すずやか」という言葉は矛盾している。
(2)馬と自分との距離感が分かるような描写が必要だと思う。
(3)馬を引いてる農夫を描写することにより、言葉で言う前に「畑を耕しに行く」ということが、少しは分かるようにした方がいい。(「畑を耕しに行く」を省略せよという意味ではないので念のため。)
81 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/26(日) 15:03:33
銀色の針に似た細い雨が、アスファルトに落ち砕け街を灰色に煙らせ
る。寒さのせいでみな出不精になっているのだろうか、いつもはちらほ
らと人の通りが見受けられるこの通りも、閑散としていた。道の両脇に
ある小さな店店から洩れる蜜色のあかりが、雨に滲んでぼんやりと美し
い。
僕は、少し赤くなった手で、さしている傘をくるくる回した。小さい
ときからのクセだ。紺色の傘から硝子球のような水滴がいくつも飛び散
り、雨と一緒にアスファルトへ落ちていく。
見慣れた通りを抜け、つぶれた蕎麦屋のある角を曲がると、僕のアパ
ートにつく。蕎麦屋まではあともう少しだろう。吐き出した息を追って
ひと視線を上げると、灰色だった空が少し青味を帯びていて、ああもう
すぐ夜が来るな、と思った。
82 :
81:2006/02/26(日) 15:05:09
ひと視線を上げると
↓
ふと視線を上げると
ですorz
>>81 概ね良。
しかし、視線の動き方を追うと、最後に空の暗さに気づくのは少し矛盾か。
暮れていく様は、時間的な変化を描くので難しいとは思う。
また、内容も設定によっては充分ではないかも。
設定は「主人公が出かけた先から戻る」であると思われる。
どこから戻るのであろうか?
学校?バイト先?遊び?
その時の感情はどうなのであろうか?
疲れている?沈んでいる?切ない?
この街の情景にどんな気持ちを抱いているのか?
愛着?寂しさ?不満?
小説の中で使うことを目的に練習しているので、設定を行って
書くことやっておいた方がいいだろうと思う。
>>82 ご指摘有り難う御座います。
即興で書いてしまったので、読み返すとやっぱり荒いですね…
今度は、設定なども決めてさらに丁寧な描写をしてみようと思います。
>>83、です。
もう間違ってばかりで申し訳ないorz
86 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/27(月) 18:38:34
a
87 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/28(火) 15:11:06
「けつの穴舐めてよ」
「えーとね、あたし、小5だからA舐めってNGなんですよー、中学生のお姉さん
ならOKなの、どうします、もう一人呼びます」
児童売春は解禁になったけれど、やっぱお子様のサービスじゃあ物足りないな。
「じゃあ、呼んで、剃ってる娘がいいな」
「それじゃあ、ルナちゃんがいいですよー」
淫売子供がサイドテーブルの携帯に手を伸ばそうとしたときにサイレンサー
を通したくぐもった銃声が響いた、子供の血と脳漿が飛び散る、死体になった
子供の体を楯に使って敵に肉薄する、手刀の一閃で首の骨を砕いた、ざっと
シャワーを使ってからシーアイランドコットンのシャツを着たところでフロント
を呼び出す、お堀端に建つ高層ホテルのスイートに満ちた血のにおいの中に
キャメルの紫煙は良く似合う。
>>87 「淫売子供」よりも後の部分が気に入った。
なぜかと聞かれても答えられない。ふと思っただけ。
ネオンの灯りは、昼の間もお構いなしに光っているが、街灯は、然るべき時間にようやくその灯りを燈す。
俺は、コロンボが羨みそうなトレンチコートのポケットから、この日の為に用意した、マイクハマーの横で吸っても恥ずかしくないような、
ラッキーストライクの箱を取り出し、口に咥える。火は点けない。大事なのは、俺がハードボイルドであることなのだ。
街灯が、また一つ燈る。
黒人の子供が、茶色の紙袋をその小さな両手に抱えて、俺の前を走りぬけていった。と、品質を疑う程に、まるで野球ボールのように丸いオレンジが、俺の足元に転がってきた。
さっきの黒人の子供が落としたことは、間違いなかった。俺は、それを掴んで片手に掲げたが、子供は既に、ネオンも街灯もない、光も届かない裏路地に入っていた
オレンジを掲げた俺は、あまりにも間抜けな恰好だったろうな。実にハードボイルドじゃない。
街灯が、また一つ燈る。
ハードボイルドじゃない。オレンジで思い出すのは、ママンが麦わら帽子を被って畑を歩く姿だ。ハードボイルドじゃない。
ああ、ダメだダメだ。仕事の前にママンのことを思い出すのは、本当にハードボイルドじゃない。
俺は、トレンチコートの、突っ張ったポケットに手を突っ込み、指がひんやりと冷たくなるのを感じた。
すると、俺は再びハードボイルドに戻る。
街灯が、また一つ燈る。
俺は、フィリップ・マーロウに預けても恥ずかしくないようなチーフスペシャルそのままポケットから取り出し、その銃身を指先で撫でると、
またポケットに戻した。
ハードボイルドじゃねえなあ。
街灯が、また一つ燈る。
90 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/10(金) 00:30:07
あげ
91 :
あ:2006/03/25(土) 17:27:02
日が照っていた
今から十億年前に
これ、お気に入りの詩なんですが、
こういう表現と、このスレの「描写」とはどう違うんでしょうか。
私の場合、描写が長すぎるとめんどくさくなって
ななめ読みしてしまう悪い癖がありますが、、、
「描写」ってどうあるべきなんでしょうね。
92 :
空気は読まない:2006/03/25(土) 18:33:26
うだる残暑が鬱陶しい夏の日の、夕暮れ前だった。
日はまだ暮れていないが、昼間のような日差しは無い。今日の仕事は終わり、俺は行くあても無く路地裏の道を歩いていた。
風も空気も左右から迫るビルも、いつもは騒がしい蝉さえもが、その薄闇とほのかな涼気にまどろんでいるかのような、心地よい静けさ。
ふかした煙草の紫煙を追いかけて、上を見てみる。
縦長の長方形に切り取られた空はまだ青く、しかし落ち着いた深みのある紺色に自らを染めていた。
低い雲は燃えるような緋色に、高い雲は神々しい金色に染まり、ただ風に吹かれてゆっくりと漂っている。
その姿はまるで、理想郷を求めてさすらう旅人の様でもあった。
92>申し訳ないが、自己陶酔で噴飯ものだな
映画の主人公にでもなったつもり?
読んでて背中がかゆくなる
94 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/25(土) 19:02:02
浜辺にいたる石畳には薄着の人たちが沢山訪れていた。
このままでもガヤガヤと楽しそうだが、みんな内心、今か今かと待ちわびている様子だ。
まだサラッサラの奇麗な砂浜は、太陽の日差しを浴びて白く照りかえっている。
その先では青い海と白い雲が呼んでいる。遠くには漁船が浮かんでいる。
スピーカーの合図がなった瞬間、僕たちは砂浜に向かって一斉に走り出した。
95 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/04(火) 15:26:06
それはいえる
96 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/06(木) 20:31:37
ここのみんなは秋篠宮妃紀子様が書いた
小学校の卒業文集読んだことある?
場面描写が秀逸だよ。
大人が書いたのかと思ったくらい。
98 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/06(木) 21:33:47
w紀子様だったら、一般人だよ。小学生のころは。
99 :
97:2006/04/06(木) 21:34:49
ちゃうわ、真子様じゃなくて紀子様な・・・orz
100 :
名無し物書き@推敲中?:2006/05/02(火) 22:36:10
人気ないな、このスレ。
前に「美少女を描写」ってスレがあったけど、
もっとテーマを絞ったほうが書きやすいんじゃないかな
誰か、工夫してください、実はあの「美少女」のスレ結構
ためになってお気に入りだったんだけど、、
お題:日本の五月 描写する地域は北は北海道南は沖縄まで何処でも可
「暑い…」
玄関のドアを開けた途端、生ぬるい外気か健一の肌をなでた。太陽は西に傾き町全体が赤々と染まり始めてる。
ペットの犬の散歩のために外に出たは良いが肝心の犬も犬小屋の中でぐったりとしていた。
「…お前は毛むくじゃらだもんな」
立っているだけで汗が出るよな直射日光の中を犬小屋へと進む。距離自体はたいしたことがないはずだが
今日ばかりは果てしなく長く思えた。
描写ってムずい… 長すぎても短すぎてもダメだし。
102 :
名無し物書き@推敲中?:2006/05/03(水) 20:12:25
俺は、3日前から福岡に来ているんだが、こっちの5月って
東北とはやっぱり違うね。日差しが明るいし、なんというか、空気が特有の湿り気
を帯びてる感じがする。これが、6月ともなれば、もっと南国特有の
ねっとりした感じになってくるんだろうな。
もう少ししたら、カタツムリやらナメクジが地を這い、シダやらコケ類が地面をおおい、
木々は憂鬱になまあたたかい水蒸気を吹きつけ、言いようもなくけだるいジメジメした
空気の中で、だらだらと毎日毎日、あの女と情事に耽る日々がまたくるんだな。
せめて、今は、この少ししっとりした爽やかな空気の中で一息つきたい。
→描写のつもりが、感想になってしまった。
雰囲気伝わってる?
五月って毎年雰囲気が違う気がしてイメージが纏まらない
今週も最高気温27℃から17℃まで乱高下
こいつぁ無理だと先人の知恵、歳時記を引いて調べてみると
旧暦五月は笑っちゃうほど季語が少ない
どうやら五月は微妙な季節と昔から相場が決まっているらしい
104 :
名無し物書き@推敲中?:2006/05/04(木) 17:13:35
酷評お願いします
干した布団に両腕を乗せて体重を掛ける。そのまま布団に顔をうずめると、
ほわり、と柔らかな香りがたった。まぶたの裏が、子供が描く太陽のように
真っ赤に見える。頭上で衣擦れが聞こえて目を開けると、雲ひとつない空
をこいのぼりが泳いでいた。清爽な風に吹かれて悠々と、気持ちよさそうに。
「あら、こんにちは」
階下に大家のお婆さんが立っている。いつも朗らかで、真冬のさなかでも
暖かな日差しを思わせる穏やかな笑みを絶やさない。今日の日差しはとり
わけ彼女にふさわしく、彼女の表情もいつになく輝いている。
「こんにちは。立派なこいのぼりですね」
すると彼女は笑い皺をいっそう深く刻み、
「うちには、もう男の子なんていないんだけどねぇ。今度孫が遊びに来るのよ」
「お孫さんは……」
「女の子なの。でもねぇ、きっと見たら喜ぶと思って」
――本当に、呆れるくらいいい天気だ。
こんな日に出かけずにいるなんてもったいない。クリーニングに出すのを
ためらっていた、冬物のコートを紙袋に放り込む。これを預けて、それから
どこへ行こうか。
「衣擦れ」は読んで字の如く、衣服の擦れる様で着ている人の動く様を表す言葉だから
こいのぼりに使うのは適当じゃないお
あと場所がどこだか少しイメージしづらい気がする
アパート階段登ってすぐの玄関先だと思うんだけど
もう少し情報があれば情景のイメージが容易になる
あとはいい塩梅なんじゃないかしら
五月はやっぱり時節ネタがいいね
106 :
104:2006/05/05(金) 18:11:24
>>105 レスありがとうございます
場所は語り手=アパート二階のベランダ、お婆さん=一階屋外(庭)のつもりでした
情報不足を痛感。言葉の誤用も恥ずかしい限りです
精進します
評価お願いします。
お題は最初の頃に出た
「田畑のあぜ道を一頭の馬が、歩いている様子」です。
空は鉛色の雲で覆われていた。
今にも雨が降り出しそうな雰囲気である。
幾分強く、心成しか冷たい風は田畑の作物を揺らしている。もし、天候が好く風も暖かであったならば、風景は長閑に見えたであろう。
畑の横には小さな畦道が在った。
そこに、一頭の馬を引き連れた男が風に負けず、確りとした足取りで歩いていく。
男は少し寒く感じたのだが、馬は平気な様だ。
「もう少しで休憩しような」
そう男が告げると、馬は尻尾を揺らした。
まず、畦道を馬連れて、休憩が必要なほど長く歩く理由が無い。
畦道ってわかってる?
田んぼと田んぼの間の、土盛って土手にしたような道のことだよ。
田んぼに入る人間以外は通る必要が無い。
ついでに畑の畦道なんてものは存在しない。
もうひとつ、「天候が好く〜」のくだり
天気が悪いからそうはいかず、長閑でない。
わかるけど、これだと「長閑ではない」ということしか読み取れず鮮明な画は沸いてこない。
雨が降って寒々しい、見渡してもなんだか雨垂れてしょぼくれてるような様子を
直接書ききったほうがいいと思うよ。
>108
ご指摘有難う御座います。
自分のイメージだけで書かずに調べてから書くという
事を忘れていました。
雨が降る前の微妙な天気を描きたかったのですが
思い切って雨を降らせた方が解りやすいのでしょうか。
雨が降りそうで風が強いんでしょ
長閑のところの逆説が大して意味が無いのは同意だけど…うーん
もうちょっと書き込めばなんとかなるんでない