■作家になりたい故にニートしている人のスレ■

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917名無し物書き@推敲中?
「比較的低い出身階層の日本の生徒たちは、学校での成功を否定し、
 将来よりも現在に向かうことで、自己の有能感を高め、
 自己を肯定する術を身につけている。
 低い階層の生徒たちは学校の業績主義的な価値から離脱することで、
 『自分自身にいい感じをもつ』ようになっているのである。」
(『階層化日本と教育危機』有信堂、2001年、207頁)

苅谷さんはこれが90年代の傾向であること。中教審のいわゆる
「自分探しの旅」イデオロギーと深く連動していることを指摘している。
「学ばないこと」が有能感をもたらすという事実は、
「学ばないことは『よいこと』である」という確信が、無意識的であるにせよ、
低階層の子どもたちのうちにひろく根づいていることを意味している。

http://blog.tatsuru.com/archives/001572.php