1 :
◆GzZ4B9qvmQ :
真夜中僕は、いつものように目を覚ます。
昨日食べた何かしらのものがよくなかったのが
僕を胸焼けで不快だ、便所で何かしらを3割程度吐き出してすたすたして
メンソール煙草に火をつけてジンワリ呑んでいる
まったく僕には心というものがなく不快しかないのでは?....ないのでは?
なーむなむなーむなむ雪国の真夜中はいいな、ゴキブリが居なくて
寒いのはいいな虫が死滅しているその点では、うむ賞賛してやりたいほどであった
地中にうじゃうじゃと幼虫達が蠢いていると思われる山道という点で
僕は暗がりの窓辺から遊覧飛行しようとする蝶人飛行研究サークルの諸君を
カトゥーンのように地中深く人型のあなっぽこをつけてるように何千万トンの鉄球、核の
投下も辞さない覚悟の横浜黄昏ここは、三浦の漁獲量
平和は、いつものようにS字道路を滑降するように僕を惑わす
僕の誕生日、秋の日を推進したい、真っ赤の蝶蝶がエレガントな黒人に襲い掛かる
その命日、明日からギラギラのギュインギュインインポテンツ野朗だと言うのに
正午未明にかけて僕は、その日を心の隅のほうで死んでしまうような気が起こっている
飢餓が蔓延する貧困諸国に僕の年月の話を聞かせてやりたい
強制的にだ。いつの日か僕のような人間が根絶されることを祈って
貧困諸国にバスツアーを決行したい スポンサーはアコムだ
民法各局が資金運営のため担ぎ出している已み金なアコムだ。
ぜひともどうか僕のような奴が多分金を利息を生涯払い続けるわけだから
どうか、バスツアーの金を出してくれと指何本出せば怖がって100万円だしてくれるんだろうか
僕は、必死で日本語を異国情緒溢れかえる飯に餓えた民に語りかける
いや、ぼくはね。もっと自由なはずなんですけどね
そりゃあま、こう、ばーんとできるはずなんだけどこの溢れるエナジーをもってしてね
その場数十人の野朗どもを殺傷する勢いのある爆発でね。
と、128箇所を廻り、はっと気が付けば夕日なのでしょうね
2 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/08(木) 06:22:44
2get!!
3get!!
4さまget!!
夜の10時頃目が覚めた。
胸焼けはしなかったが気が付けばパック詰めの
コーンコポタージュ900gをガブガブ飲んでしまっていた。
あと二口三口で下に溜まったモロコシの粒がガバガバ口に入ってしまう
所だった。昨日も1パック飲み干していたことを思い出し、
トイレでなんとなく半端に一吐き、胸焼けの原因の一つを見つけた。
メンソール煙草をぽかあぽかあ呑んでいると今日は外に出よう死に体だよ。
などと揺らぎながら考えていると
電気磁石からか?手が伸びてすっと映った影に僕は振り向いてしまった。
それは僕を痒みや発疹の渦へ放り込む、無数のダニが固まりとなった人。
何をぬめぬめとまだ月が出ているじゃないか
お前は、昼の3時頃にぐっすりと寝てしまうにきまっているじゃないか
そうだよお前は、辛子弁当にも満たない腐った永久にのびつづけるうどんだ。
涙を流すまで、涙を流すまで、涙を流すまで、涙を流すまで。
荒れ狂うダニ野朗のダニ細胞が一斉にか細い声を合わせて大合唱
ダニには、触れるのも気色悪い、相手にしては駄目だ。
無視していると、そのか細い声が色とりどりの波紋であることに気が付く
耳が無意識、自然と傾いていた僕だ。
鎖鎌でぶち割り刈ってやりたい根っこを腐らすために核の投下も辞さないユウラシアには、
涙凪がれという風習があって一人一人が性器を一人一人に直視させる
涙を流すまで、涙を流すまで、涙を流すまで、涙を流すまで
民家を破壊し秩序を効率化させ貴方を海の奥深くに第二の富士山
夢のようなガスをふんしゅ.........。
涙が自然と流れてしまった僕の頬にダニ野朗が手を差し出し、
頬に大河を作った涙を塞き止めた押し迫る大河をモノトモセズ登りあがるダニ細胞
僕の目玉に巣をつくったーばーん!とトロンボーンとシンバルが爆発した。
ヘロインが金貨五枚だなんてそんな!話が違う。僕は目が見えない、
はっと気が付けば夕日なのでしょうね。
6 :
◆GzZ4B9qvmQ :2005/09/10(土) 04:38:12
夜の11時頃目がさめる
まんまと昨日はやられてしまった。命令されたとおりの有様
多分二日続けて服用した薬もろともトイレに吐いてしまったから。
そう、だからだ。用心しなくては、
煙草税150円のメンソール煙草がきれてしまって
煙草税150円のメンソールと比べるとニコチンの量が倍のふつう煙草をぽけぽけ呑んでいよう
そうそう、今日は、今日お外へ出かけなければならない用があって
13時には、目的の場所で一服するなり独り言を呟いたりしながら到着していなければならない。
髪をここ三日、もしくはそれ以上洗っていないわけで、到着しちゃうまえに
洗わなければならない、若さゆえというか不規則の故。ふけが湧き出るようにでてくるんだ
不規則を気取ってみても煙草税を払う無頼なジャズ野朗を想うと泣けてくるぜ
ぐひゃむちゃちゃ、一同笑っておくれ
出来れば今日は、夜明け前の川に流れ繋いでいる水たちを追いかけたい。昼前にしん...
ふとそうおもった刹那、タスケテータスケテー
辛子弁当を遠足に持ってきていた。タスケテータスケテー
ああ、どうしたことか?タスケテータスケテーときこえてしまって
周りを見回すとゴミばかりだ、辛子弁当のからが重なり合っていたり
煙草の吸殻が散乱している牛乳の腐敗臭が部屋を包んでいる
僕はあわてて鼻をもぎるよう右に九十度、耳の穴に辛子色の割り箸を勢いよく左右同時に突き刺した。
辛子箸を血がつたぬ、川に駆け出せよ、電灯が目に入らないよう川を想って
僕の足に焼酎瓶の欠片が、痛く痛く気に入ったスパイクだボールが蹴れるぞ
靴を履いたらここは日本だ。白人じゃない、無礼だ外に出ないと
僕は、何百の想いで川を信じたコンクリートに整備され人工的に作られた段差の
角でひっかかっている僕のボール、僕の学生鞄、僕の体育服、僕のなかばき、僕の名札、
罵倒に彩られた僕の机、傷だらけの僕の犬、僕の冗談、僕のあだ名、
のちにまんまと騙され笑いものとなることになった偽の偽への僕へのラブレター
よかったよかったまったく電灯がみえない
道が指されているようだ、僕の知っている全ての名前を叫んだ
田んぼだ。気が付けば夕日なのでしょうね
逃していた僕の日々には、どの日にも同じものはなかった。
それを忘れていた。だから酷い旅だった。
漢奸と僕は手当たりしだいに地方都市を廻った。川で一休み
漢奸は、支那そば屋を始めたいんだって言い出して
僕は、それはとてもいいよとおもうよって軽口を叩いたんだ。
そしたら漢奸は、はりきっちゃって即座にサラリーローンに電話
物件を物色し即決、冷蔵庫を探しにジャンク屋に行こうとしているときに
僕は、逃げてしまったんだ。
近くの映画館でタイの映画を観ながら「タイはいいな、ファンクでアナーキーでロボットで」
って感想を頭の中で繰り返し唱えていたら、大音量でがなるスピーカーと発光する大スクリーン
には、大変悪いんだけど頭に入らなかった。
本屋でラクダの生態についての本と、やったっこともやる気も無いゲームソフトの攻略本を買おうとしたら
店員のおやじが大変無愛想で、釈迦のように偉そうで、お釣りの受け渡しも大変不親切
今となったら鉄鎚で薄くなった頭をたたいてやりたいショゾン
僕の舌笛は美しい旋律を奏でられます誰も寄ってきませんが
「田中」
-1-
ベネチア村では、村の行事というものがなく
神社も寺もない、だから駄目だ。
人口200人、村人のほとんどは、鮎と蜜柑とミネラルウォーターの産業を仕事としており
鮎一匹100円、蜜柑1箱500円。
夏と秋、200万円近い収入を得ていた。
地下水脈、9箇所にそれぞれポンプを配置し、汲み上げたとふれこみ
「日本誕生すいすいすっころびあん」というラベルをはったペットボトル水を
各自の家々で通販している
値段は、1本1600円で年に5000本の注文が来る
外への出荷は、たっちゃんのデコトラ数台とワゴンで入り組んだ私道を通るか、村長の軍事用ヘリを通じて行われる
私道は、何本にもわかれており、樹海で磁場が乱れている、村の機密のため地図はない。
そんな私道での出荷には、注意を要し、決まってたっちゃんが先頭を行く
それを見失ったか逃げ出したかした者が何人かいたが、道の真ん中に、乗り捨てられたデコトラがあるだけで
その者はみつからなかった。
ヘリは、滅多なことが無い限り、使用しない
夕日が川を潤した。デコトラのガスを漂わせながら
村は、村、という感じの風景で、ただ田んぼがないだけで蜜柑畑が広がっているなかに
田中は居た。田中は、駆け出したので居なくなった。
明日も居るだろうが、また居なくなるだろう駆け出すから、
-2-
田中、おい、田中、なあ、おい、おら、なああ。
デコトラが行く、平行均一な地表を目指したかのような整備されたアスファルトの道
高い木が空を覆い隠し、どこからか漏れる光が。
悪趣味だ。
田中は、目を覚ました。
デコトラの機動音があたりに響き渡っている、隣の運転席の水田切が不細工な顔を崩しに崩した
悲惨な表情で田中の目に視線を合わせていた。
おまえよお、おまえってやつわよお、なんだよお、ほんとまあ、よお、もお、ばかあ、ばかあ、ばあかあ。
ここまでの文章を全て説明すると、これ、このデコトラ運送行列に初めて参加する水田切は、
デコトラ運送行列を取り仕切る、こと、つまりは、村を治める雄であるたっちゃんにいいようにつかわれている。
たっちゃんを崇拝しているというか恐れに恐れを束ね陰口も叩かず、
震えに震えているそれが水田切であり
天まで茂る森のなかをチリ一つ残さず伸びている気味の悪い私道を
大変恐れている、それも水田切であり、それは無理も無い、
この私道には、首転がり坂や鬼婆墓地、キチガイ花畑などなどの昔話や
去年、女の死体が十数人、ああ、15年前には、どうぶつの着ぐるみを着用した男女の死体が
あったというし、12年前なども白人が死んでいたり、8年前には黒人とインド人が二人手を繋いで死んでいた。
全て道の真ん中に放置されていた状態でデコトラ運送行列に発見された。
去年は、女の死体以外に制服を着た青年が何十人、その次の日に山岳用品で身を固めた中年の男女が数十人、
その三日後に、様々なスーパーの制服を着た男女が何人も放置されていたそうだが
いいかげんにしてほしいと、そのまま踏み潰して行ったそうだ。
どれも皆口には出さない事件だ、なのに知っているのは、何故だろう、さあ、全ての説明だからだろう。
10年程前、デコトラの車内に大量の血痕を残し、唐突に消えてしまった永田さんの長男事件、
その前からもその後もデコトラ運送行列は不吉、大凶はつづいている
列から食み出し、山を転がり落ちたにも関わらずデコトラが見つからずじまいであったり、
色々あったはずなのに今は、思い出せない、ごめんね
そのようなわけだから水田切は行きたくなかった。だから田中もあまり行きたくはなかった。
水田切は、たっちゃんからの命令、一人足らなくなったから来いという命をうけ
瞬時に北河さん次男坊の事件を思い出す。北河次男坊のデコトラが道中、いつのまにか居なくなり
次の日、片手と両足を切断された状態でデコトラを運転し戻ってきたという無理な話
運転の有無はわからないが、現に北河次男坊は、花の手向けられた棺桶の中で片手両足が消えた状態で目をつむっていた。
というのが北河次男坊事件のはじまりと不可解とおわりである。だが水田切は不可解の部分を解明しているのもあって、
おれえは、免許が無いのでむりですよ。とたっちゃんにひ弱な小声で抵抗の応えをだしたが
村の誰が運転免許をもってんだよ。ともっともな、ようなことを言われたという。
恐怖と恐怖の板ばさみのかでせめて死への道連れが欲しいということで田中の同行を欲し
田中は現金をくれるのであれば、という交渉の末、4万7000円で決着
田中自身は、合理的な行動以外しないのだ。としているが
4万7000円のなにが合理的なのだろうかと疑問を抱いたところで水田切の不細工でまぬけな悲願の表情。
これが長いく短い今のところの全て。なのだ。
すこし経ったためすこし考えたためもう駄目だとおもったため考えない前のことにするため
-
何本に分かれてんだよ。ほんとお、なに、なんなのよお、ほんとおなんじゃこりゃああ
水田切は、煙草に火をつけた
つばが飛んで煙草に落下じゅっといった。
じゅっと、はは、ずっとこんな事をこんな風に水田切は喋っている
あー確かにこの道、何本だろお、一、二、五、十、ん?九かな?十一かな?
日の出前から出発しているのだ
その日は、夜中から水田切自慢のオーディオで水田切のこれも自慢の千数百枚のレコード、
それを田中が好き勝手にかけながら値段の交渉をしていたた朝まで、
なので田中は眠いのだ。が
水田切は、眠くないんだな、恐怖で興奮している。
ハンドルを握る手の指でリズムを刻みながら
何か口走るか煙草を銜えることに忙しそうだ。
口走るといってもその場の。
木がおおおおいいよ、みちがきれええだよおお、そらがああみええねええよお、
野苺なってるよおなってんだよお、
風景を絶叫するというもので唯一例外なのは、
俺はジェームスディーンにはならねえならねえんだよおなれないなれないぃ、
なんだよなんだよなにがなんなんだよおお。
というものだった。
このデコトラ運送行列では、13台のデコトラが行列を組んでおり
田中がのっているデコトラは、4台目を走っている
前デコトラは、杉浦のおやじさんで、後ろデコトラは、山崎のガイさんだ。
だがそれとは、走っている最中なんのつながりも無い
出発前、たっちゃんが怒鳴るように
絶対止まるなよ、しっことかうんちとかしたくなってもぜったい止まるな、止まるんじゃねえ
と出発するためデコトラにのる寸前までそれを復唱したからだ、たっちゃんは、絶対なのだ。
田中が煙草の煙で息苦しくなったため窓を開けようとスイッチを押そうとすると
ば、ば、ばかばかばかあ。
と田中を二三度、はたき、
悪霊がね、悪霊があはいってくっかもしんねえじゃんしんねえよ、はいってくるって絶対。
と叫んだ。たっちゃんの発言の解釈も相まって水田切は、切迫
ああ、水田切壊れちゃったな、田中は、慈悲深い瞳で水田切を見つめた。
こいつが事故を起して俺が死んだら許してやることにしよう、
と投げやりになりながら目を田中がもってきたラジカセに移した。
水田切の印度のレコードから録音したテープを入れスイッチをいれた。
悪霊の声を受信するかもしれないでしょおおお。
と叫ぶ水田切が頭に浮かんだが印度情緒溢れるあ〜んあ〜みや〜のぉあ〜〜〜という歌声が
車内を包んだ、水田切は、気にしない様子だ。
窓、窓、窓に目を移した景色がまったく変わっていない淡々と草々と騒音とが
混ざった気がした田中は、デタラメな手まねで印度の踊りをした。
ははははははははははは印度だよここ印度になっちゃったあ田中が印度になっちゃった。
約60分印度のレコードは、ぷつうぶっ、っと音を残しカタッとテープは止まった。
30分にB面に入れ替える際も田中は、なますてえかれえなますてかれえ、と唱え水田切は狂った馬鹿笑い
約60分車内は、狂い笑いに包まれえらく賑やかな時をすごした。
その後二人は言葉を失った。
田中は、疲れ呆れ一言も喋りたくない気持ちとなり不機嫌な表情で窓に反射し薄く映る車内を見つめていた。
水田切は、また以前と同じ行動に移り、5箱目の煙草を開けようとしていた。
何も考える気もしない、そう頭で唱えだすと色々な事柄が意識的に頭の中で展開する
水田切の家で聴いたレコードの数々、
最近奴は、ハードコアパンクとソウルに凝り始めなにかと大量に購入する、そのなかであれとあれはよかった、だが
やはりあの古のジャズ名盤の数々は、是が非でも欲しい、盗んでやろうか
でも奴は変に几帳面な所があるし村は狭いし音楽に興味がある奴は俺と水田切と木村のきむっちょだけだ
きむっちょは、ジャズ嫌いだから俺だとすぐわかってしまうし
頼むか、卑しい、俺は卑しい人間だ、死ねばいい、だがあれらは、もうもうもう。
考えたくない、考えるなよという雑音のなか、思惑を廻らす
水田切は、気配をけすようにゆっくりラジカセのスイッチを押す、ラジカセはパカッと口が開き
手は、ゆっくりカセットを入れ替えスイッチを押し、水田切は、にたあと笑った。
田中は、また飽きもせず印度になり、水田切もまた飽きもせず馬鹿笑いした。
-
なますてかりいなますてかりい。
丁度カセットを入れ替えている時、デコトラは、速度を緩めた。
田中からみて右手側の道幅が大きく開いており、そこにたっちゃんのデコトラが左折し停止、
二台目の鈴木さん、三台目の杉浦さんが手馴れた運転つきで停止、
うわっうわっついた、ついたよおおつきやしたおつきになりましよおなりましょおよ。
水田切は、天を仰ぐように首をぶらんぶらん揺らし、3台よりスピードを上げ停止、
たっちゃんがデコトラのドアを開けた。
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作者<以後しばらく書き込みません>