>>386 全くもってその通りだ兄弟。辞書と文法書片手に地道に読むしかないな。
>>387 インドネシア語。
その地域がメインなら、多少なりとも勉強すべき。
他の地域がメインで、インドネシア語のが文献一つ二つ必要なだけだったら、翻訳ソフトに頼るのも
仕方ないけど。
その場合でも、重要ポイント周辺だけでも、金払って翻訳サービスに依頼した方がいいと思う。
390 :
名無し物書き@推敲中?:2009/06/07(日) 09:00:41
こういう分野って、電撃文庫とか
そういうのでは、むいてないのかな?
ああいう読者用のアレンジは要求される。
すばるみたいな一般小説と同じテンションというわけにはいかないだろうな。
可読性とか展開のメリハリなんかに工夫が必要。
純粋な歴史ものというよりは歴史ものファンタジーになってしまうことがままあると思う。
どちらかというと電撃のような少年向けラノベより少女小説のほうが受け入れられやすそう。
榛名しおりとか駒沢優みたいな人もいるし、藤本ひとみも少女小説の出身。
393 :
名無し物書き@推敲中?:2009/06/07(日) 10:55:50
>>378 シュバイツァーとかは?
ロンメルやパットンなんかを主役にしても、アフリカの話は書けると思うよ。
394 :
名無し物書き@推敲中?:2009/06/07(日) 11:52:59
・高殿円『カーリー』ファミ通文庫、2006年〜(20世紀初頭 イギリス領インド)
・彩穂ひかる『法廷士グラウベン』Xホワイトハート文庫、1999年〜(15世紀 神聖ローマ帝国)
・駒崎優『足のない獅子』Xホワイトハート文庫、1998年〜(13世紀 イングランド)
・王領寺静(藤本ひとみ)『骸骨旗トラベル』角川スニーカー文庫、1990年〜(大航海時代)
〃 『黄金拍車』角川スニーカー文庫、1988年〜(15世紀 英仏百年戦争)
〃 『剣奴王ウォーズ』角川スニーカー文庫、1991年〜(前1世紀 ローマ)
・榛名しおり『マリア―ブランデンブルクの真珠』Xホワイトハート文庫、1996年(17世紀 ドイツ三十年戦争)
〃 『王女リーズ』Xホワイトハート文庫、()
途中送信してしまったスマソ
・榛名しおり『王女リーズ』Xホワイトハート文庫、1996年(16世紀 エリザベス一世)
〃 『ブロア物語』Xホワイトハート文庫、1997年(12世紀 フランス)
〃 『アレクサンドロス伝奇』Xホワイトハート文庫、1997年〜(前3世紀 東地中海)
〃 『ゲルマーニア伝奇』Xホワイトハート文庫、2002年〜(4世紀 ゲルマニア)
・武上純希『ヴァルキューレの美騎士』富士見ファンタジア文庫、1993年(4世紀 東ゴートvsフン族)
・定金伸治『ジハード』ジャンプジェイブックス、1993年〜(12世紀末 第三回十字軍)
・山崎晴哉『アレキサンドリア物語』コバルト文庫、1989年〜(前1世紀 アレキサンドリア。クレオパトラとかカエサルとか)
・毛利志麻子『風の王国』コバルト文庫、2004年〜(7世紀 吐蕃王朝)
・高野史緒『ウィーン薔薇の騎士物語』Cノベルズファンタジア、2000年〜(19世紀末 ウィーン)
外国を舞台にした歴史・時代物ライトノベルおよび少女小説
ざっと知ってる限りで。
他にも星の数ほどあると思うんでおすすめとかあったら教えてください。
396 :
名無し物書き@推敲中?:2009/06/07(日) 15:08:57
へぇ! こんなにあるんだ!
>>393 いいねえ。リヴィングストンなんかでも書けそうだ。
でも個人的には近代以前の記録の残ってない時代のほうが燃えるかな。
白人の視点が入らない形で……っていってもかなり難しそうだけどね。
自由に想像の翼が広げられそうだ。
398 :
名無し物書き@推敲中?:2009/06/08(月) 21:42:31
399 :
名無し物書き@推敲中?:2009/06/09(火) 05:40:40
文化人類学にまで手を広げる
400 :
名無し物書き@推敲中?:2009/06/09(火) 07:36:24
400
>>399 今頃気づいたの?
俺なんかずっと前からそっち方面での資料漁りだよ。
史料がなさすぎて。。
それこそ、まだ気がついていないのか。
現地に行けよ。
403 :
名無し物書き@推敲中?:2009/06/13(土) 13:33:05
現地取材は基本中の基本だろ?
編集に予算くんでもらえよ
>>395 『風の王国』ってやつ読んでみた。吐蕃のグンソン・グンツェンに降嫁した文成公主の話。
いい年して不覚にも、読み出したらはまったわ。
「ガキの読む小説なんてどーせなんちゃってだろ」と思ってたけど存外細かく調べられてた。すみません。
やはり一般小説のメソッドとは違う感じだが、骨の髄までエンタメに徹するってのもいっそすがすがしいな。
少女小説の賞ってのも選択肢のひとつかなあと思い始めた。
405 :
名無し物書き@推敲中?:2009/06/14(日) 20:29:53
>>404 作者は大学でチベット史やチベット語をやった人らしいし。
考証の面ではかなり善戦してるね。
史実だとグンソン・グンツェンが夭逝しているから、
そこんとこどうする気なんだろうと早い時期から心配されていた。
406 :
名無し物書き@推敲中?:2009/06/20(土) 22:45:09
ここの人たちが愛読してる歴史関係の本とか事典とか聞いてみたいな。
自分は山川の世界歴史大系(黒表紙に金文字のあのシリーズ)が好き。
あとこのスレの上のほうで挙がってた白水社の『パリ歴史事典』。
407 :
名無し物書き@推敲中?:2009/09/08(火) 16:03:25
弘文堂の『歴史学事典』は、地域ではなくてテーマ史ごとに分類されているから、
法制や土木といった背景素材の勉強になる。
408 :
名無し物書き@推敲中?:2009/09/08(火) 19:33:37
こんなスレあったのか。
いやーしかし、日本語の資料が極端に少ない分野だとホント困るわ。
国会図書館まで資料読みにいったりしたしw
ネット上に史書が全文出てるのがせめてもの救いだ。
このスレ、立った時から見ているが不思議と自分がageたげようという気にはならないんだよね。
400後半とか500まで下がるといつも、行け行けそのままdat落ちしてしまえ、と思う。
でも必ず誰かが救済してくれて、agaってるとなんか無性に嬉しくなる。
変なスレだ。
自分は中央公論の『世界の歴史』が好きだ。河出書房のも好き。
弘文堂の『歴史学事典』すごく欲しい。お値段クレイジー。
410 :
名無し物書き@推敲中?:2009/09/13(日) 01:50:17
ひととおり見てきたがなにげに有益なスレだな、ここ。
リンクがすごい。
あげとくわ。
412 :
名無し物書き@推敲中?:2009/10/28(水) 01:55:25
資料が豊富でも困るよ
俺は研究者は別にしても、その分野が専門の大学生には負けたくない
413 :
名無し物書き@推敲中?:2009/11/23(月) 17:44:01
古代の漁業や船舶、航海について調べているが、思ったほど資料が見つからないな。
古代の小説書くの?
>413
困ったときのCiNii[
http://ci.nii.ac.jp/] ・「三段櫂船必須艤装品「ヒュポゾーマタ」について」『日本航海学会論文集(111)』日本航海学会 2004
・「バルカッチャの船乗り--仏典とエリュトラ海案内記の接点」『印度学仏教学研究25(1)』日本印度学仏教学会 1976
・「古代ギリシャ法廷技術研究--海上消費貸借・船舶抵当権と訴訟制度について」『福岡大学法学論叢 12(2・3)』福岡大学総合研究所 1967
・「ミュケナイ期ギリシャの船舶」『オリエント40(2)』 財団法人学会誌刊行センター 1998
・「アラブ古代型船"Sanbuk Zufari"について」『アジア・アフリカ言語文化研究所通信28』東京外国語大学 1976
・「古代エジプト・ダハシュール船 (カイロ博物館所蔵EM4925) の設計方法について」『学術講演梗概集. 計画系2002』日本建築学会 2002
413じゃないけど、サンクス。
今まで、CiNiiの使い方よく分かってなかった。
サイニィはいいね。
今までやろうとしたことなかったマイナーな地域・時代でも
サイニィの関連論文読みまくればにわかにめちゃめちゃ詳しくなった気分になれるからなー。
本も読むけど、やっぱ自分は本より論文派。
分厚い研究書を一冊読み切るの大変だし、目当ての情報になかなか行きつかん。
その点論文はピンポイントで知りたいこと教えてくれるしね。
(ときどき「ほんとかよ!?」って思うことも多いけど、他の人が何て言ってるか見比べたりするのにもサイニィ便利)
あと他人が持ってない情報がいろいろ手に入るのもいい。
自分は西洋史物書いてますが、グーグルブックスもなかなかいいですよ。
古い洋書探してる人には特におすすめ。
19世紀かそれ以前の本なんかだと、その場で全文読めたりするし、
しかも英語圏以外の地域の本までも簡単に読めるのが嬉しい。
420 :
名無し物書き@推敲中?:2010/03/13(土) 07:41:18
グーグルブックス見てみた。
これいいねぇー。
今までどんな本でも一回図書館で借りてから、買う価値があるか判断してたけど、
その必要なくなるし。
ちょっとしか使わない本なら、買う必要もなさそう。
と思ったけど、欲しい本はほとんど中身見れないですね。
まあ当然か。
実在人物の伝記ではない時代小説を書いている人に質問。
庶民の名前はどうやって調べている?
えーとね
「大江戸RPG アヤカシ」をお買いなさい。
ランダムで無尽蔵に名前作れるよ?
>>422 経済文書とか裁判記録とか庶民の手記からもらってくるのがいちばん確実。
そういうのがなければ史書とか年代記から身分低い人についててもおかしくなさそうな
あまり仰々しくない名前とってくる。
426 :
名無し物書き@推敲中?:2010/04/17(土) 00:26:51
非ヨーロッパだと、そういうのきつそうだな
>>422 で、国はどこ?
>>427 他人に読ませるレベルではない。
他の人は優しいから、何も言わないのだろうが、
こんな所に晒す前に、プロの書いた三国志を読んで見ると良い。
貴方の作品との違いが分ると思う。
429 :
名無し物書き@推敲中?:2010/06/03(木) 08:45:27
430 :
名無し物書き@推敲中?:2010/06/05(土) 17:57:10
うーん
431 :
名無し物書き@推敲中?:2010/06/16(水) 17:06:36
私書いたんですけど。
まあ、なんだ、取りあえず御疲れ
別に文章が下手だとは思わない。なかなか上手に書けていると思う。
もし、この作品を南京と三国志との関わりについてのちょっとしたコラムや、
紹介文のようなものに用いるならば、秀作といってもいいかもしれない。
ただ、これを小説とみるにはあまりにも話がありきたりかな。
まず、目次の1で、名臣袁術とあるのが、興味を惹いた。
一般的には袁術はダメ君主と認識されているから、
それを覆すような描写がされているのかと思ったからだ。
三国志のような手垢のついた素材を作品にするなら、意外性が求められる。
上記の他いくつかの箇所で、そうした意外性を追求しようとした形跡がないわけではないが、
いずれも中途半端に終わっているし、物語自体も単調すぎて退屈だ。
日本語として大きく間違った部分は少なくても、物語としての深みや盛り上がりが全く無い
独自性どころか創作性自体が低い。小説として駄作
>>433 小説とみるにはありきたりなものが、コラムや紹介文のようなものとして秀作といえるわけがない
コラムや紹介文を舐めすぎ
こんなスレあったのね
俺は中世北・西アジアものを書いてるんだけど、やっぱ西洋もの書いてる人のが多いのかな?
正直歴史物って新人賞とったら次作のための資料集めで息切れして続かない気もするんだがそこんとこみんなどう考えてる?
とりあえずしのごのいわず語学やろ……
うう……やりたくねえぇ……
語学力なくても活躍してる歴史小説家なんてたくさんいるだろ。
日本語だけでもなんとかなるさ。
偉い先生がけっこう一次文献を訳してくれているから、紀要や論集を漁ってせっせと集めさえすれば
必ずしも自分が読む必要はないと思う。
歴史家になりたいわけじゃない、小説家になりたいんだから。