「もしもし」泥棒は寝息をたてはじめた女を揺り起こす。サボテン女は起きると「では」と言い、鉢の一つ一つ
を紙で筒状に包みながら手入れのあれこれをアドバイスする。乾燥気味にしておくのが基本だが、水やりのとき
にはたっぷりと。朝か夕、時間を決め一度だけ水やりするようにしても良い。日の光も大事だが、風にあてるの
も大事。霧吹きは頻繁に。春と秋の成長の時期にちょっぴりの肥料を与え、夏と冬には良く休ませること。難し
く考えることはないが細かくいうと・・・エトセトラ、エトセトラ。
泥棒は眩暈を覚え、タダより高いものはないという諺を思い出す。時間外ではあったが包みを胸に抱いた泥棒は
サボテン女を連れ病院を抜け出すことにする。緑の世話はおいおい彼女に教えてもらうという段取りだ。縄ばし
ごを降りて薮へと分け入る。振り返ると中庭の木蓮のそばで赤い光が仄かに点滅しているの見える。サボテン女
は思う。あれは、なんでもお見通しの婦長の吹かす煙草の火あろう。さようなら。
急勾配の林を下ると、すぐそこに清流があり茂みにカヌーが隠されていた。サボテン女は砂を一握りつかむと、
ひどく腹をたてる。こんなすぐそばに大量の川砂があったとは!川砂をポケットに入れる女を、奇妙な動物のよ
うだと泥棒は思う。こうして二人は急流へと乗りだした。
途中、彼等は月明かりの中に蝶の大群を見た。無論その眺めは、この物語と大切な関係を結んでいる。
>>24 に
おいて重要な伏線として予告されていたものなのだ。
第一部 おわり
第二部 旅の途中
朝。緩やかな流れの岸辺に、傷ついた巨大ミミズを見た。先を急ごうとする泥棒をサボテン女が引き止めた。
「あなただって緑は好きでしょう。いま通り過ぎてきた森も美しかった。森の木と草は土からはえていたで
しょう。その土はミミズが分解してきたものですよ。ならば緑は好きだけどミミズは嫌いという道理はとお
りません」泥棒は、なんだかウンザリしてきた。
「だけどサボテン女。いっちゃなんだが、あれは電気ミミズだぜ。俺らにも赤の他人にも、恐ろしい災難を
もたらす方に俺は片方の金玉を賭けてもいい」
二人はカヌーをとりあえず岸にあげ、50歩ばかり離れたところから電気ミミズを観察することにした。
それでも電気ミミズの姿があまりに巨大だったので、泥棒はおっかなびっくりだった。
「なぁ、サボテン女。お前さんはてんで信じていないようだが、それは間違いというものだぜ。電気ミミ
ズの災難は、ただビリってくるなんてものじゃねぇ。なんでも1ヘクタールの土地が大袈裟でもなんでな
く、ひっくり返るってぇ話だ。俺の言葉が信じられないなら、これを読むといい」
泥棒はそう言って携帯電話をとりだし世界でもっとも信頼出来るという、とある掲示板を表示して見せた。
泥棒の言葉に嘘はなかった。そこには電気ミミズのもたらした災難が報告されおり、その現象を示す専門
の言葉までが記されていた。「ドボサーァ」というがそれである。
サボテン女は興味深くドボサーァを記述を読んだ。そして、とんでもない事に気づいたとでも言うように素っ頓狂な
声を上げた。「大変だわ!」
泥棒はサボテン女の顔を見て、つづく彼女の言葉を待った。
サボテン女は高くのぼったお日さまを指さして言った。
「朝食の用意をしなきゃ!」
さっそくサボテン女は枯れ枝を集め火をおこし、お湯を沸かしはじめた。コーヒーをいれるためだ。泥棒は葉っぱの皿の上に
切った黒パンをのせ、その上にチーズを。それから少し考えてからパセリの小鉢をとりだすと、その一つかみをパンの横に置
いた。すべてが新鮮。泥棒がパンを口にしようとしたとき、二人は決定的な習慣の違いを思い知った。
「いただきます、は?」というサボテン女の質問に泥棒は答えた。「俺たちには、そんな言葉はないよ。少なくとも食前、専
用の挨拶があるなんて初耳だ」
「それじゃ、家族全員。無言で食事を始めるの?」
「いんや、食前の祈りをする」それじゃ、しなさいよ、と言うサボテン女に泥棒は答えた。
「サボテン女。それこそ、余計なお世話ってものだよ。祈りの文句を覚えているくらいなら、誰が泥棒なんかしているだろう。
でも、どうしても物を食う前に何か言わなきゃ落ちつかないとお前が言うのなら、その変な挨拶をしよう。その方が簡単でい
いや。なんだって。イタダキマス?了解。いただきますとも」
こうして二人が習慣の違いを乗り越え、ついに朝食にありつこうとしたとき。巨大電気ミミズの影から、なんか丸くて可愛い
ハゲが現われた。丸くて可愛いいハゲは少し疲れたようすで、やぁ、と声をかけてきた。
「やぁ、おはよう。素晴らしい香りがするね」
泥棒は思った。なんだぁ、この丸い、ハゲは。サボテン女は思った。いただきます、を言った直後に現われるなんて、なんて間
の悪い客だろう。
チビ・ハゲは言った。「座ってもいいかな?」
泥棒は気に入らないヤツだと思いながらも、いつもの習慣で「どうぞ」と言いかけたが、サボテン女が遮っ
た。「ダメよ。ちゃんと自己紹介からでなくては。もし貴方が悪魔でないなら」
泥棒はまたウンザリしてきた。どうせコーヒーも余りそうだし、座る場所だっていくらでも空いているのだ。
相手が悪魔でも動物でも(たとえ泥棒のたぐいだったとしても)無条件にもてなせばよかろう。まったく自
己紹介というものほど慇懃で、無意味で、無礼な習慣はない。泥棒がそう考え、とても深いため息を吐いた
ので、泥棒とサボテン女の間に険悪な空気が流れた。二人は睨みあい、その間でチビ・ハゲは座るもならず
立ち去るならず、ただバカのように立ちつくすことになってしまった。
チビハゲは深呼吸をひとつして、それから言葉を選びつつ、こう言った。
「奇遇だけど。僕は悪魔。名前はいえない。昨夜は人類殲滅の計画にまたしても失敗して、とても疲れているところだ。
良かったら座らせてくれないかな。そして僕には熱いコーヒーを。あのミミズには、パセリのひとかけらを、分けてく
れたなら、とても感謝する」
これを聞いてサボテン女は言った。
「あら、まぁ。悪魔もこたえねば中には入れぬ、という諺は本当だったってこと。それでいうと泥棒なんかより、
ずーっと性質が良いと考えるべきかしら」
泥棒をそれを聞かなかったことにして言った。
「それは御愁傷さま。なんにしても座りなよ。これから食事にありつこうという時に、かたわらに他人がつっ立っ
ていると、すごく落ちつかないない」
こうして悪魔は座る場所とコーヒーを、電気ミミズはパセリを、泥棒とサボテン女は朝食を無事、口に入れることが出来たの
だった。何かを入れたなら何かを出すのが生ものの習い。泥棒は鼻をこすると鞄の底から場違いに見えるシガレット・ケース
をとりだすと、その場にいる者たちに勧めた。それぞれがその一本を手にとると、悪魔が人差指を空に向ける形でさしだし、
その先に灯を灯したので、一同は大変に驚いた。泥棒は尊敬の眼差しで言った。「便利な指だな」
サボテン女は、くだらないという感じでそれに応えた。「盗まれないように気をつけて」
悪魔はうつむいて地面を眺めたのち顔をあげると、火のついた人差指をポコンと引っこ抜いた。そして口にくわえた煙草
に火をつけると、あらためて泥棒にさしだした。それは丸っこい左の指であったが、受け取った泥棒は自分の煙草に火を
つけると、さも当り前のようににポケットにしまいこんでしまった。
これで火のついていない煙草をくわえているのはサボテン女にだけになった訳だが、もともと彼女は煙草など好きでもな
かったので、そのまま焚き火の残り火に投げ捨ててしまった。
何事もなかったように泥棒は煙草をふかし、サボテン女はコーヒーカップに口をつけ、悪魔は咳払いをした。
「おっほん。いま悪魔が通り過ぎたかな」
こう言ったチビハゲ悪魔は内心、得意な気持ちになっていた。プッ。いま悪魔が通り過ぎたかな、だって。僕は
なんてうまい事を言うんだろう。悪魔のように狡猾だぞ。プッ。プッ。プッ。
一人ひそみ笑いをして悪魔は目をつむった。耳には川のせせらぎが、肌には日の温もりが伝ってきた。瞼の裏はオレンジ色
の世界だった。彼は無意識のうちにそこにカギ括弧を置いた。
「
あー。嫌になっちゃうな。自分では面白い事を言ったつもりだったけど、なんか滑った感じ。二人は返事もしてくれない。
なんだか、この生を儚んでしまいそうだ。いま目を開ければ、きっと。天には神のしろめすごとき白い雲が立ち上がり、
枝には蝸牛が這っているはず。そのように、この世は何事もなく平和だっていうのに僕は些細な事を気にしてブルーに落
ち込んでいる。そもそも僕はなぜ此処に居るのだろう。悪魔は何処から来て何処へ行くのか。馬鹿げた問だ。どっかの阿
呆が呼びだしたから僕は此処にいるのだ。阿呆は人類が滅亡するのを望んでいた。それが僕の仕事らしかったから、僕も
努力した。だけど駄目だった。同じ阿呆が邪魔するからだ。ああ、人間不信。
人間達を極度の便秘状態にすることで、彼らを絶滅させる計画を僕は練った。それには電気ミミズのスパイスが必要だった。
電気ミミズから精製されるスパイスは糞をレンガ並に硬くする。僕はまず地下世界に降りるとモグラ共を下部にして、電気
ミミズの牧場を作った。働き者のモグラ達には気の毒であったが、彼らで生体実験もさせてもらった。だけど、連中の括約
筋はとても強靱で硬い糞を山のように作りだしていったのだ。叩くとカチンと音のするその糞をモグラ達は新しい建材にし
て、独自の技と地下都市を発展させていった。一つのきっかけが、彼ら世界を爆発的に発展させていくのを見るのは見物で
あった。モグラ達は自治都市の交通網と法を細かくしていき、官僚機関を作り、貧富と不正と快楽と陰鬱な犯罪を作りだし
た。目論見は外れたがこれだけ街がソドム化すれば、彼らが自滅するのが早いか、神の雷が落ちるのが早いか、どっちかだ
ろう。僕はモグラ達の上に強権政治をひき、彼らの絶滅の道を遅らせると、電気ミミズ・スパイの量産体制に入った。あと
は人間達に試すだけ。彼らもモグラと同じ道を歩み死滅するか、もっと簡単に便秘と痔の出血でジ・エンドを迎えるかする
であろうと予想された。ところが、
少し季節を踏み外した魔方陣を描き、僕を呼びだしたところ男は丁重にカギ括弧を置くと、なんともこちらの気力を削ぎ落
とす以下のような意見を述べたのだ。
『
あのモグラ共をなんとかしてくれよ。家の畑を荒らしてかなわない。そりゃさ。人類を殲滅ししてくれ、って頼んだ
のは俺だぜ。それにしたって星座占いに、人類を滅亡させると吉と出ていたからなんだけどさ。それで俺は古の魔道
書をひも解き、ややこしい手順で日時と場所を選び、お前様を呼びだしたって訳だが。
それにしたって仕事が遅いじゃないか。俺は興味が失せてきたよ。今月の占いによると、なんでも良い出会いがある
そうだしさ。類殲滅計画も白紙にもださないか。何はともあれ、いまは人類の命運より、庭の根菜の方が大事だから。
そこんとこよろしく。それからさ、
猫なんとかなんないかなぁ。猫って悪魔のパシリみたいなものなんだろ。あの黒バカ・シッポ野郎に言ってきかせてくれ
よ。家の畑で、糞を、す、る、な、ってさ。まったく頭にくる。奇麗に耕してフカフカの苗床を作った所を選んでは臭い
のをしていきやがる。対策はしたさ。思いつく限り。水の入ったペットボトルを並べたり、木酸酢をまいたり、ニンニク
人形を置いたり。でも、てんで駄目。気取り歩きの黒猫さまは屁のカッパ。本当に頭にくる。
ウンコといえば、この間もな。公園を歩いていてさ。でっかいウンコを踏つけた訳さ。それはぶっといヤツで、ひと目で
猫のモノではないと分かった。猫のウンチについてなら、すでに俺はオーソリティだからね。それは間違いない。たぶん
踏んつけたのは、おバカちん大型犬のものだったろう。そのとき、俺が何を考えたか分かるかな?そうなんだ。犬のウン
コは、猫のウンコより強いんじゃないか、ってことさ。俺は本気で思った。このウンコを拾って、家の畑に置いておけば、
あのしつこいデリカシー・ゼロ、無神経猫だって、少しは考えるのではなかろうかと。でっかいウンコ。しかも大型犬の。
確実に無視出来ないメッセージになるのでなかろうか。俺はシッポ野郎が、でっかいウンコを前に腰を抜かし、二度と我
が根菜園に近づかなるストーリーを詩情豊かに思い浮かべ、思わずうっとりしちゃったよ。そばに他人がいなくて良かっ
た。それから、犬のウンコを入れる袋を持っていなかったことも幸いだったというべきだろう。この犬うんこ計画を実行
に移さない理性はまだ保っていたんだ。
』
上の記号は何だろう。寄せてはかえす波のように。いま、ひとつのカギ括弧がかえされたって訳だが。僕の目には黒猫の香ばしい
贈り物のようにも見える。思い出すだに悲しくなる。僕がモグラ共を手なずけ、電気ミミズ牧場をやりくりし、人類殲滅の計画を
地道にすすめている間、この阿呆は根菜に精を出していたと言うのだ。しかも、もう飽きたから僕の深謀なる計画を白紙に戻して
良いと。だけど僕がもっと、がっくりきたのは、彼が僕を魔女か何かと勘違いしている点だった。悪魔は猫を使い魔につかったり
はしない。どうしても確認しておきたかったので、僕は僕の名を彼に尋ねた。僕を呼びだしたのは彼だ。それを知らないはずはな
いだが。けれど、彼は苦笑いするばかり答えることが出来なかった。きっと、ド忘れしてしまったのだ。僕は片手をあげと、ホラ
っと笑顔で言った。「アの文字ではじまる名だよ。とても思い出しやすい」
彼は腕組みし、しきりに鼻の頭をかきはじめた。僕は最後の気力を振り絞り、たぶん唇を震わせ、大盤振る舞いのヒントを出した。
「最初はアで。最後はドンでおわる」
ポンと手を叩き彼が、アア、と言ったので、僕も同じように大口を開き出てくる言葉を待った。
「アア、アウブリソドン]
それは忘却の彼方から呼びだされた白亜紀の恐竜の名であって、僕の名ではなかった。
僕が人類殲滅の情熱を失ったとて、誰に責められよう。僕はモグラ達の地下議会を緊急招集すると、一方的に共和国
への移行を宣言し、電気ミミズを野に放つ準備を始めた。みんな好き勝手にやれば良いさ。モグラ社会には多少の混
乱が生じたようだが、僕は気にもとめなかった。こう言っては何だが働き者の彼等なら、すぐに健やかなる滅びの道
を邁進してくれるに違いない、と考えていた。いずれは地獄で今日はだ。
そんなおり事件は起った。モグラ達の根菜園への攻撃がいっこうにやまないの業を煮やした男が、対モグラ電気ショ
ック装置なる機械を畑に設置し、それを作動させたのだ。
」
だっ、誰だ、勝手に括弧をとじたのは、と悪魔は言った。
サボテン女が答えた。「その話、まだ続くの?」
「どこで笑っていいのか困惑していたのよ。そのね。あまりハッキリとは言いたくないけど。
ストーリーテラーとしての才能はないんじゃない?」
サボテン女はそう言い捨てると、修理前のこんにゃくを拾い始めた。
このこんにゃくは虐殺、あるいは接吻の結晶である。
淡々とこんにゃくを拾っては捨てる。今日中にこのこんにゃくを拾わねばならなかった。
細い手がこんにゃくを拾っては捨て、捨てては拾う。
「全然拾い終わらないわ・・・」サボテン女は絶望のあまりそう漏らした。
ふと、こんにゃくを拾う手が止まった。
サボテン女の目の先には、バールのようなものがあった。
瞬間、この世の全てが繋がる。
全てはこのバールのようなものの為に、始まったことなのだ。
73 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/28(月) 18:07:19
お兄ちゃん・・・・
お兄ちゃん。
74 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/08(日) 21:27:52
けめ子っ
(;´Д`)ハァハァ・・・
75 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/15(日) 19:13:39
76 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/13(月) 00:24:11
シュール
78 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/07(金) 03:41:51
シュール。これで3回言った。
何かが生まれる予感が。。。
”インテリジェント・ゴリラスーツ”を常に身に着けることが、この未来社会での第一のルールだった。
それを着用しない外出は、まさしく死を意味した。ゴリラスーツに装備された高価な機械が発見次第
すぐ反応し、パワーアームで、即撲殺。辺り一面が肉片や汚物で汚れても、パワーアームできれいに
掃除するから手は汚れずに済む。未来社会では水は人の命よりも高価だから、それは環境にも
やさしい。指先すべてに仕込まれた、肉食の昆虫が全ての肉片や汚物を食べてしまうのだ。その後、
今度は虫が排泄した糞がゴリラスーツの動力となるのである。何と合理的であろうか。
このゴリラスーツを開発した、J・チャリティ博士はその為に大いに苦労した。
80 :
無個性 ◆RelMnLZ5Ac :2006/07/12(水) 11:42:00
(^-^)
81 :
名無し物書き@推敲中?:2006/07/13(木) 08:02:29
ハ,,ハ
('(゚∀゚∩_ おいらをどこかのスレに送って!
/ヽ 〈/\ お別れの時にはお土産を持たせてね!
/| ̄ ̄ ̄|.\/
| .モツ煮..|/
 ̄ ̄ ̄
現在の所持品:たばこ他48品圧縮.zip・どようび・ドエット
糞スレ・rigel・ギコペ・Jane・ニンバス2000・ナコト写本
輝いてないトラペゾヘドロン・ミスカトニック大学卒業証書
屍食教典儀・ぬるぽ
どうも人が少なそうなので俺の基地にしてしまう。
文句がある奴はごめんなさい、でも許してもらおうとも思ってない。
>>81 おまえクトゥルースレにいただろきっとw
よし、何処かに送ってやるよ。
土産には……そうだな、「エーリッヒ・ツァンのヴィオル」を持たせてやろう。
そしてだ。
ガッ
ハンドルを入れ忘れた。ハンドル保存にチェックを入れるか…。
「溶ける魚」は途中で飽きたな。つまらんかった。
やっぱり多少の計算が要るんじゃなかろーか。
俺は何時間ここにいるんだ。ヴァカか?
と言う事でゲーム作りに戻る。俺は小説家と言うよりはシナリオ書きなのだ。
まあ、無駄に描写の多いシナリオだが。
表の顔がなくなりつつあるな。まずい。俺にはカミさんはいないが極少数のファンがいるんだ。
埼玉県南部以外
89 :
カリアロラス ◆XqhLD7yUvw :2006/08/14(月) 12:56:55
ネーブルの奥に潜む、ネーブルの奥に潜め。
やがて誰もが望むミールム。手を。手を空へ。イチゴジャム。
色とりどりのビイドロが僕を殺しにやってきて、灰色のバックミラーでトーストが焼ける。
ああ、絞っても海にならない。回り続けるブラウン管。旗は玉虫。僕は笑う。
90 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/14(月) 13:05:28
結局シュルレアリスム小説って
意味がわからんから面白くないんよね。
本場だったらフランス語の美しさを楽しむとかあるかもしれんけど。
安部公房みたいなんはどうだろう?
91 :
名無し物書き@推敲中?:2006/09/14(木) 14:51:16
無職残飯、諦めて働け。おまえに小説は無理だって。いや、すべてが無理。ネットで私以外の被害者を探すことだ。ばかやろうwww
92 :
ドッカーン!:2006/09/27(水) 22:48:20
アスペルガー残飯、諦めて働け。おまえに小説は無理だって。
実験
実験
実験
実験
94 :
名無し物書き@推敲中?:2006/12/31(日) 02:19:14
95 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/22(木) 01:12:18
96 :
名無し物書き@推敲中?:
ゲン太「ここからコナンが生まれてきたのか…」