お題。くれ。1語。
海
え、未だにふくろう、花、水を書いている自分は時代遅れですか。
>>531 蒼穹とか。
じゃあお題「イチゴ」
>>533 まだ書いてたのえらいね。「海」いきます。しばし。
私は明日のしたくあるから寝る。
一回くらいならPC開いてここに見れるかもしれないから、お題あったら言って。かけるかどうか保証はないけれど。
537 :
海:2005/08/07(日) 00:33:19
「海を見に行きたいの」と言われると、びびる。ろくな話が待っちゃいない。冬だし。
海辺につくと、彼女は遠く水平線に視線を投げるから、はらはらしながら何を言い出す
のか待つ。
「あたしたちってさー」ほらきた。
「ケンカばっかりでさー」
「別れたほうがいいよねー」だよねー。だと思ったんだ。
どうせ振るなら、海に誘わないでいただきたい。
差し上げたプレゼントの類は、返却せずに捨てていただきたい。
どうせ別れ話に海に誘うなら、とくに指輪の類は持ってきて、そのまま波間に捨ててい
ただきたい。間違ってもあとで宅急便で送りつけてこないでいただきたい。
蒼穹もやってみる。でもあんまり自信なし。
539 :
えいいち ◆GRGSIBERIA :2005/08/07(日) 00:45:47
>>537 文はあまりいいとは言えないが、僕はニヤリとした。
なんか、現代的でユーモアのあるなと、面白い文章スレを読む気分で読めた。
重箱の隅をつつくようで悪いけど、後にぶら下がっている単語がいらないって部分がちらほら。
たとえば、
だと思ったんだ。
ここだと、だよねー。だと思った。のほうが文章に刺ができる。
後は十五分ぐらい昼寝した後、もう一回推敲しよう。
>>539 オレあんたのタマゴカケゴハン読んじゃったから、まともにあんたの相手はできない。
541 :
蒼穹:2005/08/07(日) 01:20:34
弓を、引き絞ったかたちの、月が、くっきり浮かんでる。明日は晴れるのね。
星は、視力の弱い僕にはほとんど見えないし、そもそも東京の空には星がないくらいだ
し。
雲が、はけではいたように、ひとすじ。流れない。風がないんだ。
宇宙のまんなかに、ひとり座っているように、退屈だ。不安? 心細さ? どうだろう。
ただ眠れないんだ。
そこに川がくろぐろと流れている。ぼくは川原の土手に座っている。左手に乗ってきた
チャリンコが立っている。
夜の大気がしみて来て、ぼくを豊かにしてくれたらいいのだけれど、無理だ。退屈に負
ける。この蒼穹にぼくを浮かせられたとして、ぼくはその点景にさえ似合いそうにない。
あとイチゴね。蒼穹でそうとうに消耗した。
俺はなんかの企画でお題が出されてから五ヵ月後に作品を投稿したことがある。早さより中身。と思いたい。酷評の嵐だったけどね。
自分のことを「イチゴちゃんでーすテヘっ」と名乗る女の子が、ぼくの彼女だった。
彼女は美容師になりたくて、一日中お客の頭を洗っていたから、両手のひらは荒れて、
ボロボロだった。最初からカットなんてさせてはくれないのだ。免許状もいるし。
閉店後になってようやく、彼女は美容師になる資格試験にそなえた練習を始めることが
できる。ウィッグ相手に、たったひとりで、真剣な表情で、カットの練習を開始する。
練習用のかつらも安いものではないから、ロングで買って、セミロングにカットして、
ワンレングスにして、ウルフにして、ベリーショートにして、バリカンで刈って…という
具合に、だんだん毛足が短くなるように組み立てて刈っていく。
「イチゴちゃんでーすテヘっ」と、夜中の奮闘ぶりは、どうにも釣りあわないのだけれど、
どちらも同じ彼女だった。一日12時間くらい動いて手取り10マン。すごいよね。
おしまい。
>>540 きっとえいいちのタマゴカケゴハンは、酔ってたときに書いたんだよ。
そうでもなければ、たくさんの本(小説)を読んで、さらに小説の書き方の本も読んだ人が、
あんな消防レベルのものを書くわけないじゃないか。
547 :
えいいち ◆GRGSIBERIA :2005/08/07(日) 01:50:46
>>541 文章が淡々としていてつまらない。
描写そのものもないので感想文と同等。
それに文章に矛盾が生じている。
星が見えないほど視力が低いのに、雲も見えるはずがない。
それに蒼穹は青空の漢語的表現であり、夜空には使えない。
アドヴァイス、短編でも推敲は十回ぐらいやろうね。
なんか主人公が意味不明なことを脳内で妄想している感じで面白みがない。
今一度、図書館のでも家のでもいいから、立派な作家の心理描写と風景描写を比べてみて欲しい。
どれだけ自分が書いた文章がチンケなものかわかるはずだ。
>>547 早稲田大学教育学部国語国文学科卒のぼくに言ってるのぼうず?
だからコテハン付けないのよここは小中高スレだから。遠慮しているのです。吸収もしたいし。
550 :
えいいち ◆GRGSIBERIA :2005/08/07(日) 01:59:22
>>548 その早稲田大学教育学部国語国文学科卒のあんたにいってるの。おっちゃん。
もしそれが本気なら、あんたの学歴、無駄か無意味だよ。ピザでも食ってたのか?
わろた
>>550 バカだな。
背伸びすることにも価値はある。だから君の背伸びも仕方ないと思ってる。
同時に、いいものはいいと認めることにも価値がある。君にはその姿勢がない。
オレの書いたのにかかわらず、けなす一方でしょ君は。
>>546 >そうでもなければ、たくさんの本(小説)を読んで、さらに小説の書き方の本も読んだ人が、
えいいちは実際本なんて10冊読んでるか読んでないかだろ。
知識量と文章力が全くと言っていいほど、読書量に釣り合ってない。
ここでけなせば、2ちゃんレベルでは、つーか、このスレでは、あるいはこの板ではブイブイ言わせられるかもしれない。
でもそれはしょせん箱庭にすぎないわけ。
よって、君の虚勢は、ものすごーく志の低いものなの。タマゴカケゴハン読んだし、もっと詳細に添削してあげようとしたら君は逃げたしね。
>>552 バカだな
褒めてばっかりだと馴れ合いになってコテ以外入りにくいじゃないか
いいところを褒めてもらっても上達はしないが、悪いところを指摘されれば上達する
もっとプラス思考になれよ
好意はんぶんで言っているんだけどね。
小中高スレで学歴自慢すんのも寒いよ、兄さん。
>>557 そうなんだよね。ずいぶん暖めておいた。けっこう古いのよ、初登場は。書かずにすむなら書かずにおこうと思ってた。
が、書いたからには、もうこのスレには書かない。
なにしろ資格がないからね。としとりすぎた。
>>552 >同時に、いいものはいいと認めることにも価値がある。君にはその姿勢がない。
>オレの書いたのにかかわらず、けなす一方でしょ君は。
えいいちを擁護するわけじゃないが、それはさすがにおかしいよ。
541の文章は「すごく良い」と言えるほどのものではないのは確か。
読点が多くて文章のテンポがちょっとぎこちないと俺は思ったし、「蒼穹」の使い方も確かに間違っている。
学歴で文章に価値を付加させようとするのはせこいし、下品だよ。
同じ早稲田大学生として言わせてもらう。
えいいち(
>>547)は救いようもないけどね。
>星が見えないほど視力が低いのに、雲も見えるはずがない。
こんな的外れな批評で頑張って「俺は細部にまで目を凝らしてる」と示そうとしてるんだろうけど。
>アドヴァイス、短編でも推敲は十回ぐらいやろうね。
自分はいつも「推敲がめんどい」「推敲する時間がなかった」なんて言ってるくせに。
>なんか主人公が意味不明なことを脳内で妄想している感じで面白みがない。
平均レベルのわかりやすい描写だけど。
>>554 今からでも遅くはないからタマゴカケゴハンの添削よろw
おまいら、基本的なルールを忘れてるぞ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
☆ルール
えいいちはスルー
上記の点を守れば、後は大体おk
評価するやつは優しく手ほどきしてやってくれ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
蒼穹を辞書で引いてみろよ。「おおぞら」ともあるはず。つまり空の描く曲線のこと。昼夜関係なし。
井上やすしも、作家たるもの辞書はつねに携行せよと言ってるよ。辞書を食った作家さえいるんだから。
では、さらば。
563 :
歩:2005/08/07(日) 02:16:52
「海」
海は遥か昔。神として崇められ、祭られていた。
人類は増え続けていた。何世紀か前は60億だった人間は、今やもう180をゆうに
突破していた。そしてその人口増加が、甚大なる被害を人類以外の物に与えた
リスやサルといった言葉は、もうどの辞書を引いても載ってはいなかった。
全て伝説上の生き物と化していた。森もそうだった。木が一箇所に密集していたなんて
自然に作られたものだなんて誰も知らなかった
食べられる物は、利用できる物は何でも利用していた。それでもまだ新たな問題が浮上した
土地の問題である。
今まで人類は高層ビルをあちこちに立て生活していた。
お陰で元来の一人分の土地だけで十人の土地となった。画期的な発明だと誰もが褒め称えた
しかし数年前、人類は地表の全てを利用しながらも森を切り全てをなくしながらも
あまりが出てしまった。世界は、揉めた。
その時の科学は宇宙に住めるほど発展していなかったし、住めたとしても一世紀後と言われていた。
しかし現実どんどん人は増えている。そんな時間は無いのだ。
あまりを殺してはどうかという意見も出た。しかしすぐ誰を?という反論で打ち消されてしまった。
もはや人類は八方塞だった。共食いするしか道は無い。という風潮が各国で高まったとき
一人の学者がこう言った。
「海を、枯らせばどうでしょう。海底が地面になれば陸より広い面積を持つ海です。
人間なんて簡単に受け入れてくれますよ。」
反論する者は誰も居なかった。その時魚は養殖されていたから食べる分には何もこまらなかった
計画は、施行された。
2世紀後、遥か昔人々を恐れさせ、感動させ、生かし、生んだ海が、辞書から消えた。
一番最初に消えるべきなのは、人類だった。
>>559 ああ。読点が多いのは太宰の影響だ。これは我ながら悪い癖だ。
おやすみ。
565 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/07(日) 02:34:53
>>563 こえー。
それだけの文字数でこれだけの内容を語れるのはすごいと思う。
まぁ、アイデアのおかげではあると思うが。
>563
筒井康隆っぽいな。面白い。
567 :
歩:2005/08/07(日) 02:54:54
ありがとございます
昨日は誰も居なくてスルーされちゃったけど今日は報われた(笑
夜中眠いだろうに私の駄文を読んでくれてホントありがとう
>>563 詳しく知らないけど海が消えると雨が降らなくなったりするし人間が生活するうえで色々と問題が出てくるんジャマイカ? 住む場所がないからって海枯らしたりなんかするか?
とりあえず食料問題があがっているが実際には「その程度」のことで済まされないと思われ。調べたわけじゃないから詳しくわからんがな。
学者にしても「海を枯らしてはどうでしょう」と消防並に適当なアイデアを提案するしリアリティが全くない。おいお前はホントに学者なのか、そんなことをすればどうなるかわかっているのか、とこ一時間問い詰めたい。当然俺より環境問題に詳しいはずだからさ。
確かに問題はあるよ
でも、これは風刺というか人間の馬鹿さを現したかったから科学的な所は除外しといたの
短文の中にそれを入れるのは不可能でした
今いる全人類を一箇所に集めても、四国の中に収まってしまいます。
土地の問題は、面積ではなくてむしろ経済や政治の問題なのです。
竹島は代々木公園ほどの大きさしかありませんが、その小さな土地を
めぐって、歴史や軍事や国民感情の激しい沸騰といった問題が生じて
いる「現実」をまずきちんと捉えて、そこからどのような風刺が可能
かということを考えるようにしましょう。
571 :
みぞれ:2005/08/07(日) 06:14:58
携帯だから書き込みにくいな。おはよう。ログは一応読みました。
歩さんの海はやっぱり非現実的かなぁ。いくら風刺にしてももうちょっとリアルにしてほしかったかも。
ファンタジーならともかく、今の時代を元にするなら色々、残さないと駄目だと思うし。
只の夜の一文にそこまで突っ込んでくれるのはありがたいです
私の言い訳は
時間が二十分しかなかった
お題という弊害があったと言っときます
只科学的云々についてはすいませんが正直何とも言えません
小説には意図があって私が書いたこれは
現象のリアルさより伝えたかった人間のリアルさを重視したものです。
これであなた方がその点にだけ注意したと言うのはある意味よいことかもしれない。
けど自分的によかったにしても何人かには弊害になっている表現なので直したほうがいいかもしれない
と2つの意見が私にあるのです
ホントうにありがとうございました
>>550 >もしそれが本気なら、あんたの学歴、無駄か無意味だよ。ピザでも食ってたのか?
なんだ、えいいちもやれば出来るじゃん
ギャグのエッセンスが欠如してるヤツかと思いきや
ピザにはわらた 不覚……
海
気がつくと、薄暗くて生暖かい水辺に転がっていた。地面がヌルヌルとしていて気味が悪い。
目を凝らすと、大きな湖、或いは海のような何かが広がっていた。だが、不思議なことに
打ち寄せる波が無い。空を見上げると紫色の満月と青白い三日月が見える。ここは一体
どこなんだろう。僕はどうしてここにいるのだろう。知らない間に別世界へと落ち込んだ
恐怖で力が抜けた。暗闇に目が慣れてきた時、広がる水面いっぱいに数え切れないほど
死体が浮かんでいる事に気づいた。そして、水の中から僕を見上げる何かが見えた。
そいつは僕のほうへと近づいてきた。驚いて逃げようと思ったが、身体が言うことを利かない。
得体の知れない何かが水面に顔を出した。それは、青白い骸骨のような顔をした化け物だった。
そいつは死体を咥えていて、バリバリと音をたてて噛み砕いている。口元から血がポタポタと
滴り落ちるのを見た瞬間、目の前に広がるのが血の海である事に気づいた。
化け物が僕の頭に直接語りかけてきた。
「定命の者よ、恐れる事は無い。シャロンの裁きを受け入れて再び蘇れ。
代償として前世の記憶を封印する」
いつの間にか、僕は化け物に噛み砕かれていた。僕の中から生暖かい血が流れ落ちる。
だが、不思議と痛くは無く、恐怖も感じなかった。
そして、そのまま底知れぬ深い闇の中へと堕ちていった。
「おぎゃぁぁぁぁ」何の前触れもなく、赤ん坊が激しく泣き出した。
「あらあら、何か怖い夢でも見たのかしら。あら? おしっこ漏らして気持ち悪かったのね」
母親は赤ん坊を抱きかかえるとオムツを換えに行った。
母も子も、あの薄暗い場所から底知れぬ闇を抜け、光ある世界へ堕ちてきた事など記憶に無い。
>>574 まあ、重要箇所じゃないんで別に知識が無くてもよいのだが
知らない房が「シャロン」なんて知らない。読み手の知らない言葉は使わないように。
とか言い出しそうだから教えておこう。
シャロン(カロン)はスティックス川の渡し守。
この世とあの世を繋ぐ番人で、川の水に触れると前世の記憶が失われる。
この川は東洋においては三途の川の相当する。
>>575 ミスった
この川は東洋においては三途の川の相当する。
訂正
この川は東洋においては三途の川に相当する。
>573
>>550 >もしそれが本気なら、あんたの学歴、無駄か無意味だよ。ピザでも食ってたのか?
そうなんだよな。このリズムで貫けるなら、
このスレの一番星とれそうな勢いなのにな。
私はいまだに
えいいちのタマゴカケゴハンを都市伝説の一種だと思いたい。
>>573 正直ツマンネ。
ピザでも食ってたのか、なんて台詞は、2ちゃんやってれば小学生でもいえる。
オリジナリティもクソもない。
タマゴカケゴハン読みたい。
579 :
みぞれ:2005/08/07(日) 13:24:55
三途の川、は知識がものを言ったかな?
どれくらい知名度があるのかと疑問符。
>578
つまんないかどうかではないんだ。普通だ、と言っている。
オリジナリティがないのはもちろんだ。普通なんだ。
おまいもタマゴカケゴハン読め。
えいいちが平均点を取るのがいかに難しいことか、わかるだろう。
あれは普通ではない。もちろん良い意味ではない。