1 :
名無し物書き@推敲中?:
前スレがなくなってしまいましたので新スレを立ててみました。
ここはミステリー新人賞の最高峰「江戸川乱歩賞」受賞をめざす
人たちが情報を持ち寄り、熱く語り合うスレです。
積極的に話題を提供して、このスレを盛り上げていきましょう。
「アラシは基本的に放置」でおねがいします。
もうすぐ今年度の受賞作「天使のナイフ」が発売されますね
新スレおめでとうございます☆彡
過去の受賞作を読むのと平行しながら構想を練っています。
共作は無理っぽくなりましたので、それぞれ単独で書くことになりました。
わたしのほうは一応テーマは決まりました。
今は夏休みなので資料集めなどをやったりしています。
4 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/30(土) 15:32:02
>3
夏休みって学生さん?
おいらはしがないサラリーマンなので週末しか時間ないんだよな
平日は疲れちゃってそんな気になれないし夏休みはお盆の三日しかないのよ
こんなんじゃ何年たってもむりっぽい とにかく自由に創作できる時間がほしいよ
時間があるから傑作が書けるというものでもありません。
社会人には社会人にしか書けないネタもあるでしょうから頑張って>4
乱歩賞のために一時的に仕事をやめるやつもけっこういるらしいね。
それだけ魅力あるんだろうなあ・・
7 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/31(日) 13:58:44
今年の受賞者は締め切り一ヶ月前に会社やめたって選評に書いてあった。
よっぽど自分の作品に自信があったのか、時間がなくてあせっていたのか
わかんないけど。
まあ最終選考に残ればこの先なんとかなるんじゃないかという思惑が
あったんじゃないのかな。
死屍累々とうことですなぁ。
>>8 どうゆう意味ですか 調べてもわからなかった
10 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/02(火) 05:01:23
>>9 乱歩賞に魅入られて生活破綻者になり、社会的にも負け組みになり
そのほとんどは浮上できないまま「創作人生」を終えるということなのでは?
つまり、職や生活を棒に振った例が多いという意味と解釈したが。
>>8 死屍累々=死屍はしかばね、死体。累々は積み重なっているさま、または連なり続くさま。
これが載っていない辞書などあるのだろうか?
>>11 「死屍累々」だけの意味は調べることはできたけど、
次の「とうこと」の意味とつながりがわからなかった。
「問うこと」「訪うこと」なのかあるいはほかのもの
なのか・・・。
13 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/02(火) 08:56:12
>>12 「い」が抜けただけだと思われ。
文脈でわかるだろw
15 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/02(火) 09:14:02
17 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/02(火) 09:17:31
8 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:2005/08/01(月) 00:40:50
死屍累々とうことですなぁ。
これを他にどう読むのか、それのほうが興味があるな。
>9「調べてもわからなかった」ってのは死屍累々のことじゃないのか?
まあ、どうでもいいか。
仕事でもはじめとするよ。
18 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/02(火) 09:19:10
いちいちつっかかってるバカはスルーということで>all
>>1 旧スレのスレ立てです。
しばらく見てなかったら、いつのまにか新スレ立ててくれたのね。参楠。
さて、そろそろ、来年の応募に向けてスタートするか。
21 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/05(金) 07:35:36
age
発売まだ?
23 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/07(日) 09:47:14
まだだよ
はやく読みたいな 俺も少年法をテーマにプロット練ったことあるから
どんな展開になっているのやら
25 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/07(日) 10:10:39
予約はしといたよ 図書館にね 一週間ほどおくれるらしい
買わないのか?
もう乱歩賞に少年法は使えないから今度のは老人法でいくよ
27 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/07(日) 10:27:49
>>25 それは図書館の職員(推定爺)がまず最初に読むからだろうな
ささやかな役得w
28 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/07(日) 10:57:42
いつも行く図書館の受付には小西真奈美そっくりなおねえさんがいます
すっかり顔見知りになったけど、そのこ目当てで行ってるわけではないですよ
図書館が近くにあると便利でしょうね。わたしのとこ遠いから・・・・。
31 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/07(日) 11:40:06
じゃ誰なのかわかったw
そもそも小西真奈美が誰なのか分からない。
>>33 女優さん、いつも脇役。不思議な雰囲気を持ったひとだと思う。
そういえばサンミスのドラマ化で主演してたような気がする。
36 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/08(月) 20:13:44
今日は休館で残念だった
んでさ、天使のナイフ読んだやついるん?
推理作家を目指してるんだろ?
題名から内容を推理するんだよ。
いや特に推理作家を目指しているわけじゃないけど?
ただ夏のイベントとして乱歩賞作品はずせないし
今回どうだったのかなと思って
まぁ前回作品も確かどっかのスレで聞いて
結局どんなだったか忘れてるんですがね
文芸関係で、乱歩賞がそれほどイベント化してるとは思えんなぁ
確かにさ、権威ある賞なのは確かだけれどもさ
実際、乱歩賞作家ですってのも、後々作品が続くかによるし
今「カタコンベ」読んでるんですけど(読み始めたところ)、
ニホンオオカミの話が出てきてめちゃめちゃ面白そう。
「焦茶色のパステル」と「おかしな二人」もとても良かったです。
紹介してくださったかたに感謝しています。
「焦茶色の――」に影響されて競馬のことがチラッと出てくる小説を
二本ほど書きました。
カタコンベはつまらないというより、小説になっていない。
1600円返せ
>>42 そうかな? 漏れは、若い作者のわりには良く書けていると思った。
たの候補作との比較は分からないが、少なくとも、近年の乱歩賞
受賞作として水準には達していると思ったが。
新人が書いたのだからそれなりのものでしょうけれど、
ミステリーを読み込んでいるひとにとってはものたりないですね。
45 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/10(水) 17:12:10
「カタコンベ」の文章は稚拙。
特に冒頭は読みにくくて仕方なかった。
ブームに乗って年齢も考慮されたとまでは言わないが。
[天使のナイフ」は、選考委員べた褒めってことでいいの?
47 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/11(木) 14:47:32
>>46 選評から読み取るとおおかた好評です。
ミステリーらしいミステリーに仕上がっているようです。
良くない点は、序盤が地味、文章が未熟、
視点がご都合主義、人物造形が平板らしいです。
48 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/11(木) 15:06:14
発売されてるんだからさっさ読んで
感想聞かせてよ天使のナイフ
自分で買って読んだ方がはやいんじゃないの?
50 :
◆B4D5PZqHT2 :2005/08/11(木) 22:09:21
乱歩賞の傾向と対策を読んでみたけどとても意外だった。
本格ものとかがほとんど選ばれないというあたりがとくに。
なんとなく賞に対する先入観みたいなのがあって、そこ↑がちょっと違ってたかなってかんじ。
51 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/11(木) 23:47:24
カタコンベおもしろかったよ。読みやすいし。
致命的に稚拙なところがあるのは確かだけど。
福井晴敏の「川の深さに」(12YOの前年、最終で落ちたやつ)より
読んでるときのワクワク感があったな。
純文なみの
硬い文章じゃないと
ダメって事でつか?
僕ちんは
そんな堅苦しいのは
嫌でじゃるぎゃ
例のブログ見てて思ったんだけどさ
この人構成力に欠けるだけのような気がする
つかみが下手というか
出だしにもっと気を配れば、良い物が書けそうな人なのになぁ
>>53 漏れもそのブログは見たことあるんだけど、みんな、かなり突っ込んだ読みをしているね。
あれだけの情報で、何が分かるのかな、という気もする。
具体的にどのあたりを読んだら、そこまで言えるの?
55 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/12(金) 19:56:28
53ではないですが
あれだけ詳しいプロットを公開していれば、完成形も予想できるし、
構成力のレベルもわかりますよ。
トリックさえも推測できてしまいます。
こんなに書いちゃって大丈夫なのかと心配するくらいです。
ひょっとしてダミーだったりして・・・・、壮大な釣り?。
56 :
53:2005/08/12(金) 21:31:41
>>54 プロット公開されてますよ。
正直下手くそだったら何とも思わないんだが、レベルが高いぶんやきもきする
おせっかいとは知りつつコメントしたい
>>55 それが却って抑制につながるかなーという気もしないではない
57 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/12(金) 21:45:06
天使のナイフはどうなのよ
「テロリストのパラソル」や「13階段」と匹敵するほどベストセラーになるのでは
と彼は言っております。
そうです。
じゅんちゃんと言えば高田純次と考えて差し支えあるまい。
62 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/14(日) 09:48:11
漏れんちの近くにある書店に行ったら、天使のナイフは入荷予定もないと言われた。
地方の郊外店としては決して小さくない店なのに……。
もう一軒、もう少し大きなチェーン店にも行ったけど、同じ事言われた。
いまどき、文芸書とか乱歩賞とかの人気って、そんなものなのかな?
もっと大きな全国チェーンの店もある(但し夜10時までなので閉まっていた)から、
そこにはきっとあるとは思うけど……。
63 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/14(日) 15:59:35
>>62 講●社の文芸は初版をものすごく抑えるらしい。
重版もなかなかかからない。
相当に渋い会社だ。
だからといって、乱歩賞までそんな扱いだとは信じられない。
以前は、乱歩賞初版は5万部ってきいたことあるけど。
…これも、赤字転落の影響なのだうか?
64 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/14(日) 16:10:01
実際の事件を思い起こさせるからね。
大きくは宣伝しづらいような。
新人の作品だし、へんな噛みつかれかたしたら大変。
65 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/14(日) 16:23:55
>>64 そうそう、自分も思った。
あらすじ読んだだけでも、「これって、あの事件がモデル?」とすぐに見当がついた。
中味はまだ読んでないからなんともいえないけど、
特定の事件を彷彿させるものが、フィクションのエンタメとして書かれた場合、なんか微妙な感じなんだよね。
小説ではどんな決着をみせているのか分からないけど、
当事者のことを考えるとさ。
66 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/14(日) 16:41:40
あの父親テレビにも顔出して訴えていたしね。
この作品読んだらどう思うんだろうか。
俺もまだ読んでないけど。
67 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/14(日) 16:53:20
読んだ人に聞きたい。
まさか、因果応報(叙述トリック込み)みたいなオチではないよね?
なんか、あらすじとか読むと、いやーな予感があるんだけど。
実際の事件を思い出すだけに、
怖くて手が出せない。
心配いらん、気楽に読んでくれ。
69 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/14(日) 19:21:57
被害者が、かつての加害者って感じのオチがあらすじから想像できるんだけど、
まさか、そんなぬるい展開じゃないですよね?
実際の事件を借景しているぐらいだから、
まさか、そんなんじゃないとは思うけど。
そんなことを読む前からいちいち詮索してどうするんだ?
それとも自演による巧妙な宣伝か?
一連のレスを読んでるうちに激しく萎えたのは俺ひとりだけじゃあるまい。
もし他人なら作者にも迷惑がかかるからその辺でやめといたほうがいいよ。
ここにいるのはそれなりに本読みを自認しているような人間たちばかりだからな。
71 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/14(日) 19:56:31
本読みを自認してるわりにはろくなカキコないなw
一人で悦に入ってないで感想教えてくれよw
自分で読めばいいだろ。
他人の感想を無理やり引き出してなんになるんだ?w
「天使のナイフ」は梗概だけ読んだが、書いたやつが悪いのか
つまらなそうな話だったよ。
あえて読まなくてもいいかなと思わせる、そんな感じだった。
それだけだ。
73 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/14(日) 20:16:41
『カタコンベ』は面白いよ。
読んでみても損はしないはず。
74 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/14(日) 20:20:11
>>58 彼、絶賛していたね。
絶賛する前に、嫉妬する人のほうが伸びるような気もするけど。
手塚治虫先生みたくw
しかし、テロパラ、13階段ともなんかダメだった。
あれが乱歩賞の最高峰なら、きっと、自分には乱歩賞作品は向いてないんだと思ったよ。
75 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/14(日) 20:40:20
>73
カタコンベはとっくに読んでるw
ハックルベリー・フィンの冒険や孤島の鬼を思わせる地下通路は
ワクワクしたよ。ただ、人物造形が薄かった。ラスト犯人がペラペラ
喋りだしたところなんか完全に安っぽい漫画w
テロパラ、13階段は評価してる。好み。破線のマリス、顔に降りかかる雨も好き。
今は図書館待ちだw読んだら感想聞かせてやるよw
声をかけるのも躊躇われるほどうれしそうだね。
感想はいいがネタばらしは勘弁な。
62だけど、やはり大きなチェーン店に行ったら置いてた。今晩から読む。読了したら乾燥
うPするね。今は会社の事務所から。
「天使のナイフ」読了。
僕は面白く読んだ。
ちょっとかぶり過ぎてるかも(メル欄)。
ベタなタイトルはもうちょっと何とかならんもんか。
79 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/18(木) 11:52:26
誰か昔の受賞作、長坂秀佳「浅草エノケン一家の〜」って読んだ?
この本の選評で選考員がボロクソにけなしたもんで以来、選評がのらなくなったっていう問題作なんですけど。
やっぱつまんないのかな?
ほとんどの受賞作は読んでいるが、「浅草エノケン一座の嵐」は序盤で挫折した。
オレは、もっともおもしろく読んだのは「ナイト・ダンサー」だった。乱歩賞では異端児と
されているが、はやく先を読みたいと思ったのはこれだけだ。
アクションもののサスペンスがオレにはあっているのかもしれない。
乱歩賞はこのような異端的な作品でも、優秀なものであれば考慮されるのはいいことだと思う。
漏れも受賞作は全部読んでいる。「浅草エノケン一座の嵐」は、まずまずの出来だった
と思う。但し、文体が他の作品群とまるで違う。作者は確か脚本家だったと思う。その彼
が、初めてミステリー小説ににチャレンジした作品ではなかったかな?
体裁としては、いわゆる「本格推理小説」という形を採っている。ただ、漏れの中での印
象度としては、中の下くらいかな。とはいえ、少なくとも、エノケンとその活躍した時代につ
いての考証などはしっかり出来ていると思った。
82 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/21(日) 17:13:52
発売して10日たつけど、感想の書き込み少ないね。
83 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/21(日) 19:02:54
初めまして 私 は 中国の学生 です ぉ原页 します!
(sorry not good at writing japanese.) without misapprehend.there will be neighborly communion
>>82 図書館からまだ連絡来ないから、読めないのです。
85 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/24(水) 11:57:04
乱歩賞における「広義のミステリー」ってどっからどこまでよ?
ハードボイルドまでならともかく、冒険小説が入るのなら境界がすげー広くなるんじゃないか?
だったらホラーもアリ?
もちろんありだろ。
乱歩だからね。
88 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/24(水) 14:42:57
ホラーでもオカルトは難しいかもな
自分的には、「犯罪にかかわる謎が含まれる小説」と考えてます。
これがホラー・冒険小説などの仕立てに入っていればミステリーと呼べるのではと。
でも、乱歩賞の予選や受賞に通るかは、また別の問題になると思います。
90 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/24(水) 21:20:07
>>89 ありがとうございます
明確な定義ありがとうございます
91 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/25(木) 11:32:14
いままでの受賞作の傾向から外れたものでも実力のある作品なら
最終候補までは上げてきて、選考委員の判断にまかせていると思う
そのあとのことは歴代の選評を読んで判断するしかないです
新しい歴史をつくるのは君だ!
ってことで
最近のでは福井晴敏氏がノミネートされた、第43回、44回の選評が
かなり参考になるよ。コメントで冒険小説と書かれてるから。
94 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/25(木) 23:18:27
福井晴敏の小説ってどう?
俺は「川の深さは」しか読んでないんだけど、絶賛されてる理由がいまいちピンと来なかった。
単に俺好みじゃないだけなのかな。
説教クサイとこと説明過多で読了するのがつらかった。満足度も低かった。
でも「読みやすい」って言う人もいるんだよな。謎。
選評が読みたくて図書館行ったけど、小説現代は置いてなかった。
もう昔の選評を見ることできないのでしょうか。
97 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/31(水) 16:09:41
>>95 講談社でバックナンバー買えないかな?
それはそうと、なぜ最近カタコンベGJなんて意見が出てきたんだ。
真性パクリ性のK山が干されて光臨してんのか。
98 :
名無し物書き@推敲中?:2005/08/31(水) 16:20:09
パクリって何の?
ホワイトアウトとか言いたいの? そういうのはパクリって言いません。
>>98 本人乙。次を出せ、次があるなら
プゲラ
100 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/01(木) 00:45:27
いまさらだけど「イン・ポケット」で、
薬丸以前の受賞者4人が座談会してたな。
えらそうなこと喋る前に、おもしろい新作書けよ、と思った。
オレモナー(´・ω・`)
きのう「カタコンベ」を読み終えました。
後半は泣きながら読んでたという感じで、夜ごはんに呼ばれてたけど
それも無視して一気に。
(実は、最初は読んでいても中断しがちだったのです・・・)
魅力的な設定と緊迫感が受賞理由なのかもとか思いました。
ケイビングとか、タイトルの意味とか、これを読んで初めて知ったのだけど、
最初に興味を持った"アレ"が結局――だったので、「ふぅむ」という感じ。。。
でもとてもおもしろかったです。
わたしも早く書かなきゃーって思った。
102 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/01(木) 09:06:47
>>100 うるせーな、おまえ。
今書いてるんだよ、。
ふぇら。違うか。
鼻息あれーぞ。おい。ねえ。
カタコンベをよろしくってオヤジが言ってた。
乱歩賞がいいのか江戸川乱歩がすごいのか
よく分からんな。乱歩といえば乱歩賞??
誰か教えてくださいに100万円!(笑)
103 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/01(木) 09:51:34
質問。
乱歩賞受賞作って専門的な話多いけど
みんなやっぱ参考資料何十冊も読んで勉強して書いてんの?
薬丸氏も一年半くらいずっと資料集めしてたっていうけど。
乱歩賞挑戦しようと思ったらやっぱそれくらいしなきゃダメ?
104 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/01(木) 10:11:12
カタコンベは弱いとこも多いけど興奮度っていう意味では、たとえば傑作13階段なんかよりも上だと思った。
たとえば最後脱出するところの盛り上がりとか。やっぱりあのへんが評価されたんじゃなかろうかね。
小難しいばっかりで面白味に欠ける作品にくらべたらずっといいと思うね。
もちろん作品全体としては13階段の方がレベルは上だと思うけど。
もっともケイビングという格好の題材だったからこそ受賞できたわけで
この作者に同レベルの次回作が書けるのかどうかは疑問。
カタコンベは酷かった
才能はあるが、今はまだ一次通るレベルですらない
それを若いから無理に受賞させたという感じ
早く世に出しすぎた、あと2年くらい編集がついてやって、それから
乱歩賞でデビューさせたら、注目度がかなり違ったと思う
なんだかんだいって、乱歩賞は賞金と印税がすごい。
これだけもらったら、もう二作目なんかどうでもよくなる
……なんて思う人も多いのかな?
賞金がなかった頃の乱歩賞作家のほうが、生き残っているし。
自分が奇跡的に受賞したとしたら、賞金もらい逃げする。。
107 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/02(金) 01:21:16
>>103 ここには資料集めて一生懸命かいてる奴なんていないっしょ。
かいてたらもう賞とって、こんなとこ来てないって。
>>107 資料集めて一生懸命書いて新人賞が取れるなら
今頃この板は、新進気鋭の若手作家で溢れ返っているよ。
109 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/02(金) 02:09:12
「天使のナイフ」はよかったよ。丁寧に書かれたミステリって感じかな。
少年法についてよく調べてあるし、被害者、加害者の両側から描いてい
るので厚みがでた。でも、決して重くはないのは、ミステリっていう割
りきりで描いているからだろうな。登場人物も多いわりに、展開はスム
ーズで巧いし、凄みはないけど堅実な作品だと思った。
大手書店のベスト3にも入っているようだし、売れてるのはいいことだ。
>>103 去年一次落ちした漏れの作品、参考文献8冊、参考HP4件
「脳男」の参考文献は1冊
111 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/02(金) 19:04:32
脳男って、登場人物の名前が出てくる度に、俺ギブ。なんだよ、あの非現実的な
名前。四苦八苦しながらちっとも読みすすめられん。
112 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/02(金) 21:13:16
真保の「連鎖」よんだとき、てっきりその世界の人が書いたのかと思ったら
アニディレクターだと知って驚いた。調べ尽くせば何でも書けるんだな。
でも素人は気づかなくても、実は間違ってるとこって結構あるのだろうか。
113 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/02(金) 21:43:55
専門的な部分に関しては突っ込みどころをつくらないように書く。
やはり上手い人はそれなりに仕上げるんだろうね。
ストーリーの展開や雰囲気で。
114 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/02(金) 23:25:29
読んで損した乱歩賞作品をあげよ。できれば理由も。
>読んで損した乱歩賞作品をあげよ。できれば理由も。
「ぼくらの時代」。栗本薫。
特に理由はないが、全然おもしろくない。これが乱歩賞のレベル? と思えた。
だからグイン・サーガも読みたいとは思わない。
116 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/03(土) 11:23:27
>>114 滅びのモノクローム。つまらなすぎ。
主人公たちが事件を探り解決するのではなく、真相は全て爺さんの口から明かされる。
あまりにも簡単に真相にたどり着いてしまうので二重三重のトリックでもあるのかと思ったが、そのままラストへ。
しかもラストがすっきりしない。事件を経て何がどう変わったのか何もかかれていない。
正直、この板の椰子の中にはこれ以上のものを書ける人間がいくらでもいると思う。
>正直、この板の椰子の中にはこれ以上のものを書ける人間がいくらでもいると思う。
それは錯覚だな。滅び……が、小振りな作品だというのは認めるけどね。
天使のナイフ読み終わった
こんな後味の悪いミステリー読んだの久しぶり
前半は延々と手記を読まされているようだ
参考文献をつなぎ合わせたようなダラダラ感
読むのが苦痛だった
やっと残り三分の一のとこでミステリーらしくなってきたと
思ったら無理やりな展開 それなら前半からやれよと
ミステリー作法のひとつに「語るな、見せよ」というのがあるが
これほど当てはまるものはない
読者を楽しませるというエンターテイメント性がまったく感じられない
119 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/04(日) 17:40:27
辛口なご意見ですね。
私も読み終わって、なにか心に暗いものが残っただけでした。
120 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/04(日) 22:55:14
思ったより早く図書館から借りられた。感想かくぞw
俺としては興味深く読めた。文章は固めだが、うまいし、よく書けてると思ったよ。
悪く言えば論文的で無機質。素材に誠実に、慎重になりすぎて人物の心情や文章の色合いが
抑えられていたのかも。というよりはやはり未熟さか。でも難しいところ。
下手に色を付けると大きなマイナス、台無しになる可能性がある。
賞を取ることに専念したのかも。よく出来た佳作の印象。これぐらい書ければ、
賞を取る、デビューすることにとりあえず文句はない。
脚本家志望だっただけあって、プロットや箱書きできちんと練った痕跡がある。
物書きとしての基礎体力はあると感じた。
今後の課題はあるが、まずまずの及第点。
「破線のマリス」野沢氏の影響も感じられたし、13階段に触発されただけはある。
力作でしょう。主張があった。ダヴィンチのインタビューによると、
3つのことを意識して執筆に望んだそうだ。一つは少年法という「テーマ」
もう一つはストーリーに物語としての感動があるかということ。
最後に、ミステリーとしての仕掛けで読者を唸らせることができるかということ。
注文としては、4つ目に、人物の心情をより深く、魅力的に描くということを追加して戴きたい。
後味悪いの?
あんまり読みたくなくなってきた………
122 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/05(月) 18:57:07
巻末に選評が載ってましたね。今回からなのかな?
カタコンベも載ってたよ
124 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/06(火) 12:48:10
選評復活したんだ
125 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/06(火) 15:53:05
選評がのらなくなったのは、長坂秀佳ってプロ脚本家の受賞作『浅草エノケン一座の嵐』が原因。
この本の選評で選考員がこの作品をけなしまくったのだ。
「(応募者は)この程度で乱歩賞が穫れると思わないように」って選評を読んだときは「そんなら受賞させんなよ」と思った。
作者本人の自伝によれば、受賞パーティーで「自分は脚本家としては既に一流だから、小説の文章力では負けるが、プロットやトリックでは小説家に負けない」みたいな発言をしたらしい。
(細かいニュアンスは間違ってるかも。うろ覚えなので)
当然、参加してるのはテレビなんか基本的に見下してる文芸関係者だからカチンときた。新人のくせにエラそうにと。
悪いことに掲載用の選評を書くのはその後だったので、北方謙三氏以外は受賞作をこきおろすという、読者をも困惑させる選評になったらしい。
当然、そんな選評を読めば買おうと思ってた人も買わない。
長坂氏もこれは営業妨害だとさすがに怒って、小説のギャラも低いので、嫌んなってテレビ界に戻っていったという伝説。
昔は小説家になれない奴が脚本家をめざすって流れが多かったけど
今は映画人になれない奴が小説家をめざすって流れが増えたかんじがするな。
126 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/07(水) 19:51:07
2日で読んでみたが、乱歩賞にしてはいいほうなんじゃない?枚数制限あるからある程度は仕方ないけど、それなりにうまくまとまってる。でも最後はちょっとイマイチかも。確かにくらーい感じが残るね。
第43回受賞作「破線のマリス」を図書館から借りてきて、とりあえず冒頭だけ読んでみた。
これに比べたら、カタコンベの文章の方が数段ましだと思ったよ。でも、着眼点はいいな。
128 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/08(木) 12:27:19 BE:-292-
私も殆どの乱歩賞受賞作は読んでいます。
その中でも「浅草エノケン〜」と「僕らの時代」は相当落ちると思っています。
反対に「破線のマリス」はこれまでの常識を破った秀作で
これ以上の作品は今後暫くはでないだろうとショックを受けた覚えがあります。
私の中でのベスト3は「破線のマリス」「高層の死角」「アルキメデスは手を汚さない」でしょうか。
若桜木虔が
傾向と対策さえバチッチシしたら
乱歩賞はすぐとれるってさ。
この人、いつも口だけ偉そう。メフィストもだせば楽勝って言って
今年の八月落っこちてひんしゅく買っていたよ。
130 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/08(木) 14:01:58
そういえば、本屋行ったら「天ナイ」がすごく売れててびっくり!
あそこの本屋だけかな?結構大きい店で、チェーン店だけど。
みんなのとこはどう?
131 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/08(木) 15:22:54
天ナイは先週の書籍売り上げでは10位に入ってた。東京の紀国屋でね。
132 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/08(木) 15:31:38
やっぱ売れそうな本には宣伝バンバンしてくれるのかな?
「天使のナイフ」、早くも増刷だって。
初版5万部で増刷掛かったんだから大したもの。
ちなみに、昨年と一昨年の二冊は増刷は掛かっていないっぽい。
134 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/08(木) 18:52:00
いいなあ。
印税いくらはいるんだろ。
野沢尚、なんで死んじゃったんだろう?
首吊ったから。
137 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/08(木) 19:21:38
>>135 えっ!うそっ!ほんと?いつ?なんで?聞いてないよ。
かなり前にテレビのニュースでやってた。自殺だったって。
NHKの大河ドラマのプレッシャーに押し潰されたって聞いたけど
どうなんだろうね。
140 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/08(木) 19:58:01
いま見たけど一年も前なんだ。かなりショック。
「青い鳥」や「反乱のボヤージュ」とか
あのひとのドラマ好きだったのに。
141 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/08(木) 20:30:10
↑アンタ、遅すぎだよ…。
142 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/08(木) 20:53:02
奥さんが仕事場にいって発見したんだよ
俺は、最近まで江戸川乱歩が亡くなってたの知らなかったよ。
>>128 人によって考え方や感性が違うという典型かも……。
漏れの場合、「浅草エノケン一座の嵐」は、小説っぽくないというだけで、「本格推理」
としては、まずまずの出来だと思う。一方、「波線のマリス」は、ストーリー展開も貧弱
で、最終に残ったのが3回目だからお情けで受賞させたのでは、と思えた。あくまでも
私見だが。
ちなみに、波線のマリスは、冒頭に誤植(「俳優」云々。文庫版では改良されている)
と日本語の間違い(「巨漢の男」という表現)がいきなりあって、それが全体の評価に
影響したのかも知れない。
144だけど続き。
「ぼくらの時代」がかなり落ちるというのは禿同。
構想の死角は、当時は「トリックはもっともすぐれている」
と評されたが、現在の感覚で読むと、どのトリックも小さな
ものを羅列しているだけで、ストーリーに抑揚がない。
それでも、当時としては良かったのだろう。
146 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/09(金) 01:54:34
あのう
禿同って何と読むのですか
意味は?
恥ずかしながら、読めないんですよ
147 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/09(金) 01:56:48
激しく同意 → はげどう
148 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/09(金) 08:57:25
禿同って、誰の言葉?
禿胴鈴の助
150 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/09(金) 09:56:36
あほんだら
2ch用語だよ。 2ch用語辞典で調べてみると、関連するものがたくさんでてる。
マジレスする、すけそうだら
153 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/09(金) 18:00:18
乱歩賞の傾向と対策って、どこにあるの?
俺の頭の中にある。
>>153 「乱歩賞 傾向と対策」でぐぐれば、すぐに見つかる。
156 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/09(金) 20:26:47
>>155 見つかりました。ありがとう。
とても参考になりました。
157 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/09(金) 23:21:35 BE:162-
>>144 128です。
確かにそうですね。
高層の死角を読んだのは確か高校生のときであのときは
「こんなトリックがあったのかー」という驚きとちょっぴりHなときめきで
胸が躍りましたがおそらく今読み返しても感動はないでしょう。
破線のマリスでの誤植は気付きませんでした。
まだまだ読み方が甘いですね。
他にもこれはどうかなと思う作品はいくつかあります。
たとえば「白球の残像」
読み終えたときには脱力感だけが残りました。
それから「左手に告げるなかれ」
乱歩賞を取るにはこう書けっていうマニュアル本のような印象しかありません。
あと「カタコンベ」ですが筆力が稚拙なのは仕方ないにしても
これは絶対おかしいという設定ミスがあります。
どうして誰もここを突かないのか不思議でなりません。
ネタバレになるからわざと黙っているのでしょうか?
この板におられる方々は気付いていますよね。
158 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/10(土) 01:23:53
破線のマリスはヒロインに送りつけられてきたビデオテープ
の送り主が分ったとき超萎えた。
>>158 俺は萎えたってほどでもないんだけど、やっぱ白けたかな。
急に家族愛の話にもってくのか、って。
>>157 その「絶対におかしい設定ミス」というのを、メール欄でも良いから教えてくれませんか?
私としては、「メール欄」くらいしか思い付きません。
ごめん、このブラウザって、メール欄、そのまま表示されるのね。スマソorz
162 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 18:48:25
あんたのブラウザの話されても。
163 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 21:47:26
当たりはずれがあるのは「受賞作なし」を作らないという方針の
弊害だあね。
164 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 21:49:12
>>157 「絶対おかしい設定ミス」わからん。そんなのあったっけ?
読んでない人には完全ネタバレにならんように?おしえてくで。
刑事が拳銃おっかけてくるわけねーとか?
それとも犯人に関してか?
165 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/12(月) 14:55:11 BE:937-
>>164 ネタバレにならんように説明するのは難しい。
ただこの物語の肝は水没する洞窟からの脱出劇だというのが
キャッチコピーでもあるのでここまでは書いてもいいだろう。
つまりこの洞窟は大雨の度に水没する。
そして今まで何度も水没している証拠もある。
さあ、おかしいと思いませんか?
あれー。あの日記は?
166 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/12(月) 17:30:58
色々考えてあるんだよ。角度とか。
美のレベルたけー
169 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/12(月) 23:29:59
脳内補完しとけばOK。
本格ものはもう時代遅れになったのか。
>>165 どうせ増刷かからないからネタバレでもいいよ
172 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/14(水) 17:23:02 BE:195-
変な質問ですが何故私のレスだけ時間の後に?マークがつくのでしょうか。
これだと文体を変えても誰が書いたかもろバレですよね。
2チャンネル初心者なのでこれをやっちゃいけないよってなことも
知らずおかしてしまうかもです。そのときは叱ってやって下さい。
ところで私は図書館派なので手元に全く本がありません。
(今あるのは「原子炉の蟹」だけ。しかもまだ読んでいない)
なので記憶だけで書いているのでもしかしたら勘違いしていることもあるやもしれません。
読んでいても全く内容も覚えていないのもありますし
どこがどうよかったのか説明できないことも多々あります。
だけど言われてみれば乱歩賞に本格ものは皆無のような気がしますね。
しまそうの「占星術」を落とすぐらいですから。
>>172 専用ブラウザだと「?」じゃなくて「BE」と表示されてるから、
BEログインとかいうのをしてるんじゃないの。
専ブラでも種類によって違うんだが。
そのぐらいも知らずおせっかいにアドバイスしてるからお前は(ry
175 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/14(水) 20:25:59
>>172 173が書いてるように、BEに登録しそこからログインして、
ここに書き込むと?がそのまま出るらしい。
BEをログアウトしてからここに書き込みすれば出ないようだ。
初心者でなぜにBEに登録したのかわからないけど、一度やってみて。
本格バリバリOKの賞でも、「占星術」は落とすでしょう。ちょっと気の付く人なら
トリックも犯人もすぐに分かるし、最後の2割くらいになるまでが退屈でしょうがない。
177 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/14(水) 22:31:33
占星術は京都の部分が退屈だし、ワトソン役があまりにも間抜け。ただ、着想
はよかったので、京極くらい練ったプロットで描ければ、全然違った重厚な作
品になったかもしれない。作者の力量不足ということ。
178 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/15(木) 00:05:05
小説家志望である皆さんに一般読者から質問と要望です
小説ってどうしてこんなにテンポがとろいんですか?
どうしてこんなにつまらない作品が多いんですか?
30ページ読んでも大して展開してない小説なんてザラにある
小説は映像とちがって受け手に「読む」という負担があるから
映像以上に「つかみ」に対して工夫をこらさなきゃいけないはずなのに
そのへんのツメの甘さが昨今の小説離れ、マンガやゲーム、
映画等の方がもてはやされることと無関係ではないと思う
映像は「読む負担」が少ないからつまらなくても、まだ許せる
だが長い小説は、頑張って最後まで読んでみたが何も残らなかった
となると果てしなく時間を損した気になる
同時に読書マニアでない私にとって、冒頭5ページで確実に引き込んでほしい
だが、その要望に応えてくれる作品は有名作家を含めても数少ない
現実問題、小説は着実に「大衆娯楽」の座から転落の一途をたどっている
テレビを見ない人は少ないが、小説を読まない人は珍しくない
小説を読んでると「頭がいい」と見られる滑稽な現象さえしばしば見られる
数少ないベストセラーでさえ百万部にようやく届く程度
小説は「一部の愛好家(マニア)」のためのものになりつつある気がします
時間かけて中盤まで読んで、ようやく面白くなりはじめるなんて小説はもう懲り懲り
こんな忍耐強くない私も引き込まれるオススメ作品、作家はいませんでしょうか?
もしいないなら、どなたかそういう作品を書く小説家になってください
179 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/15(木) 00:09:42
コピペじゃないならご苦労なことだが
読まなきゃいいのに。
>>178をテンポよく略してみた
「小説つまんね」
182 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/16(金) 22:56:10
「天使のナイフ」読了。
結論から言うと、かなり良かったと思います。
以下は、それ以外の「重箱の隅をつつく意見」です。ネタバレにならない程度で書きます。
・ここまで少年犯罪に関わった偶然が重なるというのは、小説のためのちょっとご都合主義かな。
しかも、ほとんどのストーリーが終わっても、さらに終章でもうひとつとは……。
・前半は重くてかつ退屈で、読んでいてつまらないと感じる人もいるでしょうね。
・登場人物の描写とかがかなり省略されていて、うまくイメージできない面がある。
綿密な形容ばかりを並べろとは言いませんが。少し不足気味だと思います。
・一部の章のみ、他の章と人称が変わっている部分があるが、もっと他の書き方もあったはず。
あくまでも、些細なことばかりですので、瑕とは言えないとは思いますが。
183 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/17(土) 11:44:57 BE:937-
>>173 175
ありがとう。
ギコナビっての使っているんだけど
皆さんはまた違うのですね。
そのままログインするといつも人大杉って出ちゃって。
何だかまあいいかって気がするので
これからもミスター?でいきます。
178さんにはライトノベルをお勧めします。
専用ブラウザなら、Open Jane Doeってのが良いと思う。
漏れの使ってるのもそれ。タダだし使い勝手も良い。
>>183 ギコナビ使って、人大杉はありえん。基本的な使い方間違ってるんじゃないか?
186 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/18(日) 15:28:03
まあ、乱歩賞は新人賞で、はじめて小説書くような人が応募するから
構成やキャラ立ちが不十分でも致し方ないと思う。
執筆してる人にとっては、「自分ならこうする」といろいろ考えることができ
新しいアイデアが浮かんだりして、結構役に立ってるのではないでしょうか。
187 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/18(日) 16:22:17
天使のナイフ、図書館で予約しました。
200人待ちでした orz
188 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/18(日) 16:33:10
テロリストのパラソル読んだ。
これ直木賞も受賞してるんですよね。
団塊の世代の左翼ごっこにしか見えないんですが
どこが面白いのか教えてください。
会話がオシャレとか評されてえますが、どこがじゃい!
誰か読んだ人教えてください。
>>187 俺は受賞作が発表されたらすぐに予約するから毎年1番で借りてる。
いまネットの検索で見たら、うちの市の図書館は19人で、隣の市は13人になってた。
200人待ちって、・・・・・。借りるのに1年はかかるよ。
ウチの図書館は一人が二週間借りられるし、少しオーバーする
人もいる。だから、一冊に200人待ちだったら、何年かかることやら……。
191 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/18(日) 19:31:39
乱歩賞を目指す奴らですら買わないんだからな、たかだか二千円たらずなのにさ
今は新古書店もいっぱいあるし、作家なんてマジで金にはならんよな
薬丸さんや神山くんも無職みたいだけど、今後生き残っていけるのかね
192 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/18(日) 21:15:47
>>189-190 千葉市内にある図書館、公民館合わせての数字なので
全部で20冊はあると思う。
なので10回転ぐらいかな。
それでも5ヶ月はかかるなぁ。。。。。
IN☆POCKETに近年乱歩賞受賞作家の座談会載ってるよ
三浦・赤井・不知火・神山の
受賞当時のことや受賞直後の編集部の話もあるから、興味のある人はどうぞ
>>191 >乱歩賞を目指す奴らですら買わないんだからな、
一部の人の発言だけきいて判断しちゃ駄目だよ。
買わないのは、目指すほどの力もないか、あるいは
目指しても一生取れないか、どっちかの連中だよ。
195 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/18(日) 23:50:00
>>188 ミステリー板の藤原スレでも評価が別れてるから、もっともだと思うよ。
好みはひとそれぞれだから、たまたまこの作品が合わなかっただけじゃないかな。
テロパラが面白くないと感じた人は幸せなのだと思う
少なくとも不幸ではないだろう
心に陰のある人が読んだ評価は総じて高い
199 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/19(月) 01:36:14
>>185 ギコナビ使わずにIEだと人大杉になるから
ギコナビで見てるってことでしょう。
200 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/19(月) 03:44:56
学生運動とかまたく知らない世代だけど
テロパラおもろかったよ。エンターテイメントしてたしね。
ただハードボイルドってホントはすっごく恥ずかしいものだと思う。
若い美女とのラブロマンスとか中年オヤジの自己陶酔感がムズ痒い。
201 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/19(月) 09:21:05
テロパラはあの世代には受けそう。
乱歩賞らしいまとまり方であれはあれでいいと思う。
202 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/19(月) 10:32:08
テロパラが売れたのは、ダブル受賞という冠があったからだろうと思う。
普通に読んだら対して面白くないね。
>>199 2CH専用ブラウザはギコナビだけじゃないよ。
どっちかってぇと、ギコナビって、少しマイナーだと思ってた。
テロパラが受けるのは団塊の世代だよ。特に学生紛争とかに関わった人たち。
審査員もその世代で、高橋克彦なんか、読んで涙したそうだ。
ホームレスの爺さんが英語の医学書持っていたり、英会話についてもっともらしく
語るなんて、現実にはあり得ないね。
ヤクザの親分が新聞を八紙だったっけ? 読んでるってのも笑えた。
204 :
193:2005/09/19(月) 10:58:32
>>195 八月号
先週本屋で購入。まだ売ってると思う
205 :
188:2005/09/19(月) 11:07:23
おまいら、ありがとう。
ミステリー板の藤原スレ覗いてみた。
やっぱり意見分かれてますね。
で藤原伊織ってガン罹ってるんですね。
知らなかった。
206 :
188:2005/09/19(月) 11:16:33
ちなみに私が面白いと思ったのは
写楽殺人事件
検察捜査
13階段
あたりです。
>>188さん江
最初のご質問に答えると、会話がおもしろいのは、強いて言えば、
ヤクザが「俺達の職業が分かるだろう」というと、主人公が
「デパートにお勤めですか」っていうあたりかな。
会話で特筆すべきものはないとおもう。
208 :
188:2005/09/19(月) 18:29:26
ありがd
ところで皆さんは普段の会話で、〜だぜ、とか使いますか?
漏れは、ダサイタマに住んでいたときは使っていた。でも今はめったに使わない。
210 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/20(火) 11:26:00 BE:645-
>>199 イエスアイドゥ。
藤原さんは文章が心憎いですよね。
私もあんな文章が書ければいいなと密かに思っているのですが。
うちの近くの図書館にはまだ「天使のナイフ」入っていません。
今年中に読めるのかな。
212 :
188:2005/09/20(火) 20:42:29
213 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/20(火) 22:08:04
>>204 すでに9月号が出ていて、店頭にはありませんでした。
取り寄せてもらうように頼みました。
214 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/22(木) 21:35:27
天使のナイフの作者って岸谷五郎なの?
岸谷五郎? あんまり似てねえと思うけどな。
おまいらの好きな受賞作品は何ですか。
217 :
:2005/09/25(日) 00:59:43
全部読んでる訳じゃ無いから何とも言えないけど、
好きな作品って思いつかないなあ。
「ハサミ男」は乱歩賞じゃないもんね?
嫌いな作品なら「左手に告げるなかれ」。
設定が万引き補導員で珍しいってだけじゃん。
面白くもないし、変なとこに無理矢理聖書引っ張り出すなっての。
ってかタイトルから考えた話ってのがバレバレ。
そう言えば二作目を知らないけど、この人書いてんの?
218 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/25(日) 01:14:42
なんだかんだいってカタコンベ。
さくっとよめるので。
前にかかれてた「おかしなとこ」って
日記の死体があの場所にあるはずないってことか?
>>217 「左手に」の作者は、二作目以降も少しは出しているが、駄作らしい。
漏れが読んだのは、「無制限」というパチンコものだけだが、
事件の動機も設定もメチャクチャ。あれでは売れるわけがない。
いまは完全にポシャってるみたい。
220 :
216:2005/09/25(日) 02:52:21
そうか、左手は読んでないんだが
読むだけ時間の無駄なようだね。
221 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/25(日) 02:57:13
「左手に告げるなかれ」
内容だ乱歩史上最悪だが、
タイトルは、乱歩史上最高かも。
けっこう、かっこいいよな、タイトルだけ。
左手は冒頭のシーンだけ、ある評論家に褒められてたな
後はクソミソに言われてたけど
223 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/25(日) 22:55:28
「原子炉の蟹」を読まずに乱歩賞を語ってもらいたくないな。
あれこそ傾向と対策をきっちりやった結果なんだから。
ご本人が言ってるから間違いない。
そうかもしれないが、かなり古いからそれほど参考にはならんと思うが……。
226 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/26(月) 12:12:50 BE:375-
>>223 おお。そうなのですか?
とりあえず今読んでいるのを片づけたら早速取りかかりますよ。
この人受賞したときの年齢が56才と最年長記録だったそうですね。
若年層有利な最近の傾向において今後こういった人がもっと現れてくれたら
勇気づけられる人間も多いと思います。
ところでこのときの選考委員に五木寛之さんが入っていたのにびっくり。
純文学の賞だけでなく乱歩賞にまで進出していたとは。
恐るべし、五木寛之。
227 :
223:2005/09/26(月) 19:29:09
>>226 「検察捜査」が受賞したときの五木の選評見てみ。
推理作家以外で選考委員を務めた気概が感じられて、燃えてくるぜ。
そして、その中にこれから乱歩賞が進むべき道がある、なんて俺は
勝手に解釈したけど。
228 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/27(火) 21:17:14 0
229 :
223:2005/09/28(水) 13:02:12
>>228 本人って誰の? 「原子炉の蟹」の作者は亡くなっているし、
五木寛之がこんなクソみたいな板読んでるとは思えないな。
230 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/29(木) 15:12:57 BE:735-
この中にこれまで乱歩賞に応募したって人はどれぐらいおられますかね?
因みに私は今年初めて応募して見事玉砕しました。
ま、後から読み直してみてもこりゃ駄目だって自分でも思いましたから
当然と言えば当然の結果。
また来年挑戦しようとしたらそろそろ書き始めていないと間に合わないですが
もう取りかかっているって人はいるでしょうか?
231 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/29(木) 20:02:24
平成17年プロ野球、日本シリーズ選手権大会は、パシフィック・リーグは「東京スーパースターズ」に、セントラル・リーグは「札幌華生堂メッツ」の出場に決定しました。
我々が応援するのは、もちろん、「札幌華生堂メッツ」です。
理由はお分かりですね。
江戸川乱歩賞、小説現代新人賞、群像新人文学賞、ショートショート・コンテストなど、講談社ゆかりの掲示板に、「札幌華生堂メッツ」選手への、皆さんからの応援メッセージをお待ちします。
秋田書店の「東京スーパースターズ」なんかに負けるな。
なんかスレ違いのレスが紛れ込んでるな。
230にマジレスすると、漏れは10月から始めるよ。今は
明日が締め切りの短編に忙しい。
漏れも今から書き始める。
でもさ、「2006江戸乱賞をめざすblog」の彼はもうかなり書き進んでいる
みたい。なんか、すごーく前から準備して気合い入れてる。
こういうのを相手にしてるって思うと、なんか、めげるかも。
234 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/30(金) 23:42:53
彼は、筆力(文章力)はあるから最終には残ると思うよ。
そのあとは運しだい。もっと優れたものがきたらだめだし
こなければ幸運ということだろう。これは毎回同じだから
心配してもしょうがない。これまでの受賞作を読んで
自分がそれ以上のものを書くしか方法はない、と思います。
235 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/01(土) 00:46:15
これから書くって人はもう既に資料とか取材等の下調べはしてあるってこと?
それとも調べものもこれからやるのか?
あと警察の仕組みとか鑑識とかの基礎知識は頭に入ってるの?
俺も挑戦してみたいと思ってはいるんだが初歩的なことでつまずいてる。
漏れは今日、1日から始めるけど、まだ、な〜んにもない。まったくゼロ、空白の状態。それでも、
充分間に合うと思うし、それなりにレベルの高い物(悪くても一次通過)は書けると思う。
237 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/01(土) 01:25:48
そっか。
ほんなら俺もやってみよっかな。
つっても受賞作よむとやっぱみんな相当調べこんでるかんじするけどな。
238 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/01(土) 11:18:17 BE:195-
>>236 ということはこれまでにも何度か一次は突破されたのでしょうか?
私も乱歩賞は殆ど諦めていましたが「このミス」は実は相当の自信を持って応募しました。
しかし結果はかすりもしない。そのうえ13才の少女の書いた作品が賞を取るという
恐るべき事態に何もかも投げ出したくなりました。
この虚脱感から抜け出すには書くしかないとわかっているんだけど……。
232さんはプロの作家さんですか?
239 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/01(土) 12:50:59
左手とかターンロードとかが受賞するときもあるから
運に左右されるのは間違いないね。
232=236です。
けっしてプロではありませんよ。
今日から、乱歩賞に専念します。
ミステリ板の某スレから来ました。
まだテーマもなにもきまっていなかったのですが、
今日、有力なテーマに出会いました。
その線で考えてみようと思っています。
んでは。
>>234 >彼は、筆力(文章力)はあるから最終には残ると思うよ。
う〜ん、どうかな。その可能性はそれほど低くないけど、そんなに甘くないと思うよ。
まあ、一次で落ちるってことはないと思うけど。
242 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/03(月) 20:33:49
>>242 本人かどうかは知らないけど、
彼に文章力があるのは確かな話。
以前、同人誌に発表していた作品を読んだことがあるけど、
まさに乱歩賞の傾向と対策をバッチリ踏まえていたしね。
ただあの人、ちょっと「南米ネタ」にこだわりすぎるところがあって・・・・・・・
彼は最終に残ることはあっても、絶対に取れないよ。
だって、乱歩賞は俺が受賞するんだから。
なんて言えたら良いんだが……。
お前らの中の誰かが取ってもいいけどさ、
いい加減、乱歩賞は無難な作品っていうイメージを覆すような作品が取ってほしいものだ
>乱歩賞は無難な作品
そうかな? 他の賞に比べれば、けっこういろいろな
方面にチャレンジした作品が多いと思うけどな。
247 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/04(火) 14:02:40
初ものがお好き
248 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/04(火) 15:36:07
こういうのって本名とかふせてもらったりできるのかな。
家族や会社に知られずに作家活動とか。
>>248 そりゃ、やり方次第で可能でしょう。マスコミに伏せておくのはよくあること。
家族の方はどうだろう。離れて住んでいれば可能かも。
でもまあ、それは賞を取ってから考えればよいこと。
250 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/04(火) 16:06:14
インポケ読んだけど、あまり参考にはならなかった。
5回目で受賞の人もいたね。大変なんだ、乱歩賞は…。
251 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/04(火) 21:11:29 BE:375-
なんか乱歩賞ってまずテーマありきだと思うのです。
本格の猛者がふるい落とされて最後に残るのは
ちょっと変わった職業を題材にした作品という。
たとえばプロレスとか漫才師とか。
トリックよりもどこまでテーマを掘り下げられるかに
かかっている気がしますね。
252 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/04(火) 23:45:51
賞が欲しい
253 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/05(水) 09:16:58
11月末までに応募用の長編2編、短編1編を書き上げる予定。
それから乱歩賞を書き始める予定。
254 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/05(水) 17:33:13
岡嶋二人みたいなのやってみたいな。
乱歩賞限定で、共作。
>>253 なんか、すごいこと言う椰子が現れたな。
漏れも時々豪語するけど、そこまでのパワーはない。
まあ、あんたの言うことが本当ならばの話だが。
256 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/05(水) 23:12:17
13階段の作者は12月に執筆開始。
「マッチメイク」は十日間でプロット考えて一ヶ月で書き上げてます。
あんた、マッチメイクって元ネタ本があるからじゃ……
259 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/06(木) 02:54:40
書き慣れていれば普通だろう。
プロでやっていくならそれくらいじゃないと…。
>>259 >書き慣れていれば普通だろう。
そのとおりだと思う。但し、他の仕事しないで小説ばっかり書いた時の話では?
確かに、たまたま上手くまとまれば、構想は10日で出来るときもあるし、会社勤め
しながらでも、一ヶ月で執筆完了することもあるが。事実、漏れは以前それをやった
ことがある。
とはいえ、マッチメイクの例は、書く時間は別として、構想は異様に短いと言えると思う。
特に、乱歩賞を取った作品としては。その意味でも、フロックなのかもしれない。
漏れは、逆に構想一ヶ月、執筆10日って方が納得できる。
261 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/06(木) 13:07:34
11月末〆切は、短編だと小説推理新人賞だとおもうが
長編は何かあったっけ?
262 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/06(木) 15:10:40 BE:1027-
テーマは見つけたんだけどどう練り上げていくか。
本職でもないので取材は絶対必要だし。
それにホラー大賞に出そうと思っているのが
まだ半分も書き終わっていない。
まさに時間との勝負です。
>>261 長編は、十一月末締め切りがなかったとしても、メフィストみたいな
締め切りなしの賞がいくつかあるから、それを狙っているのでは?
264 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/06(木) 16:06:26
書けるときはすぐ書けるし、書けないときは全くだめなもんだよね。
265 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/06(木) 16:54:44
昔あった「傾向と対策」って今でも当てはまっているの?
266 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/06(木) 18:13:17
>>256 『13階段』が12月執筆開始って本当!? でも、確かにあれはその年の10月に
刊行された横山秀夫の単行本『動機』の中の書き下ろし『逆転の夏』と映画
『グリーンマイル』を下敷きにした作品だと思うから、9月以前というのは
あり得ないよな。
過去、11回も乱歩賞に応募したが、11月かそれ以前に執筆に着手したのは
一度しかない。たいていは12月で、遅いときは1月22日というのがあった。
それでも二次は通過できたから、一概に執筆開始時期が遅いとか早いとかは、
言えないと思う。もちろん、それ以前に構想には時間を費やしているだろうから。
268 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/06(木) 18:16:37
>>256 『13階段』はその年の10月に刊行された横山秀夫の『動機』のなかに収録
されている書下ろし『逆転の夏』と映画『グリーンマイル』が下敷きの
作品と思われるので、確かに10月以前の執筆開始は不可能だね。
269 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/06(木) 18:19:53
スマン。268は266の単なる焼き直し。
でも、推敲の時間は一ヶ月は欲しい。誤字脱字だらけでは迷惑だろう。
誤字脱字を無くすのは「校正」、推敲とは少し意味が違うのでは?
と、かくいう漏れも、推敲と校正は同時進行でやってるけど。
単に誤字脱字を無くすだけなら、500枚の作品でも、二日あれば
充分だよ。誤字脱字を皆無にできるかどうかは別として、まず気
付かないレベル(市販の書籍と同じくらい)には出来る。
271 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/06(木) 19:28:52
誤字脱字も含め、作者が文章を修正していくのが推敲ではないの?
校正ってのは出版側が活字の誤りを修正する作業ではないかいかいな。
「カタコンペ」で最初文章がひどいって言われてたのが、出版される時には
まともになっていたのは、かなり出版側で手を加えたんだろうな。それは
校正ではなくて、出版社と作者による共同推敲といえるのかな。
272 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/06(木) 22:57:36
テーマもトリックもあって、人物相関図も出来上がり、
粗筋も書くのだけど、毎年60枚くらい書くと挫折してしまう。
もう諦めたほうがいいかな。
まちがいなく、あきらめた方が良いと思う。
>>271 >誤字脱字も含め、作者が文章を修正していくのが推敲ではないの?
>校正ってのは出版側が活字の誤りを修正する作業ではないかいかいな。
ちがうね。たいていの出版社は、活字(死語だが)の誤り修正も作者に
やらせるよ。出版社やケースによって多少の違いがあるのは確かだが。
少なくとも、誤字脱字を修正する作業は「校正」であって、「推敲」ではない。
275 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/06(木) 23:47:19
著者校正
276 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/07(金) 00:52:21
>>272 >毎年60枚くらい書くと挫折してしまう。
ってことは、まだ長編を一本も仕上げたことがないってこと?
それはちょっと問題だね。それでもまだチャレンジしようとする
君のバイタリティに脱帽だよ。
長編ってのは、書ける人には一発で書けるもんだよ。
277 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/07(金) 11:31:53
>>272 まだ長編しあげたことなくても気にするな
あの鈴木光司だって最初は書けなかったんだから
肝心なのは諦めず書き続けること
あとは途中でやめないことだな
60枚くらいで挫折してしまうなら短編から書いてみるとかしてとにかく完成はさせた方がいい
鈴木光司もそうやって徐々に慣れていったってさ
自演乙
>>272 最初は書けなくても仕方ないが、その状態を何年も続けているってのはどうもね。
書けるようになりたいなら、寸暇を惜しんで努力して、早くその結果を出さないと。
つまり、何年も同じ事やってるんじゃ進歩がないから、来年なら来年と目標を決めて、
早くかき上げられるようにならないと。そうでないと、本当にダメになってしまうよ。
俺は読者側なので、おまいらが賞とるのを応援してるよ。
でも受賞したらこんな所にはもう来ないんだろうな。
それとも密かに来てる受賞者がいるのか。
281 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/08(土) 02:18:24
550枚を3ヶ月で書こうとすると、1日で6枚か。ちょっときついなあ。
枚数減らすと最終には残れないみたいだしなあ。もっと早くから始めてれば
よかったよ。。。
>>281 550枚を3ヶ月か、別に無理はないと思うけどね。
あらかじめ構想をキチンを考えておいて、一気に
書けば、550枚なんて、仕事しながらでも一ヶ月
で書けるよ。
283 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/08(土) 03:45:27
一ヶ月も必要ない。二週間で充分。
それくらいできなきゃプロとして生き残っていけないよ。
284 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/08(土) 08:43:05
プロとして残るのにスピードは関係ないだろう。重要なのは中身だから。
早く書こうが、遅かろうが話が面白ければいい。
俺は筆のリがいい時は逆に気をつけてる。話があらぬ方にいったり、文章
がのりすぎて密度がなくなったりするから。一時に頭を使いすぎると、そ
の後しばらく回らなくなることもあるしね。書けるけど敢えてやめること
も必要と思うよ。
>>283 2週間で充分? 本当に? まあ、あり得なくはないな。
漏れは282だけど、あくまでも「仕事をしながら」と書いたはず。
暇な仕事なら、2週間でも書けるかも。
ちなみに、仕事をしなくて良いなら、6日で書いたことがある。
候補作で落選したやつは、どこかで読めないのかな。
妥当な選考だったかどうかも確かめられると思うんだけど。
287 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/08(土) 13:46:31
↑受賞してから本になってるのは多いけどね。
『川の深さは』とか。
どっかのサイトに2次選考に残ったってやつが載ってたけど。
>>286 発売するときに、大幅に加筆改訂されてるので
そんなことの参考にはならないよ。
289 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/08(土) 20:55:41
姉小路の作家製造学には素人時代の応募作が載ってた。
最終選考まで残った短編を原文のママで、選評と共に掲載されてるのでかなり貴重な資料だと思う。
生島治郎に酷評されてるオール読物新人賞の最終候補作も、
プロの書き捨てたようなバカミスの短編よりもかなり上出来だと思うが、選考の基準がわからない。
最終選考に残った分だけでも公開すればいいのにね。
そしたらカタコンベとか二十年目の恩讐とか滅びのモノクロームとかが
受賞した理由がわかるのに。
批評を読む限りカタコンベは若さだけで受賞してるようだし、赤井三尋って人は
ニッポン放送だからだろうし、滅びのモノクロームって何がいいのかわからない。
その前の十三階段や脳男は受賞してしかるべき作品だと思うけど。
乱歩賞を目標にしている人にとっては
低レベルで受賞できるチャンスがあるから
むしろ、喜ぶべき状況なんだけどね。
ひょっとして、読むだけの人なのかな。
292 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/09(日) 01:43:14
でも、いざ自分が書く立場になると
つまらなかった受賞作のレベルさえも
越えられなかったりするんだろ?
293 :
290:2005/10/10(月) 01:05:31
>>291 はい。一読者ですので、応募しようとしてる皆さんと意見が違うかも
しれません。
綾辻みたいな子供向けなぞなぞ作家と、五木寛之のような文学者と
文芸評論家とでは評価の仕方が全然違うわけだから、どうゆう選考が
なされたか判ると面白いんだけどな。
カタコンベのときに落ちた「裏金街」なんて軒並み評価高くて結構良さそう
だけど、朝鮮人がどうのこうので一人強行に反対したヤツがいたみたいだね。
そうゆうのが確かめられるといいなと思いました。
>>293 読書だけなら、乱歩賞作品にこだわらなくてもいいと思うよ。
新人が書いたものなので完成度が低いのはしょうがないから。
もっと、有名ミステリー作家の代表作なんかたくさん読んで、
自分に合った作家や作品を見つけて、読み込んでいった方が、
読み応えがあって、おもしろく読めるので有益だと思うけど。
隠れた名作なんかもたくさんあるからね。
295 :
290:2005/10/11(火) 00:50:23
>>294 おまいの言うとおりだな。
ありがd、そうするよ。
296 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/11(火) 08:40:40
推理に中心はまったくなく、乱歩の好きそうな奇妙な世界と言うことで
書きたいんだけどそれでもイイの?
296>
朝起きたら、いも虫になってた。みたいなものですか?
299 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/11(火) 10:12:44
高校生の時書いた原稿が出てきたので、読んでみたら今書いてるのより
読みやすい文章で、自分の成長の無さにガックリ。
300 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/11(火) 18:35:58
301 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/11(火) 18:39:52
横溝正史賞は冒険小説もありですよね
303 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/12(水) 01:38:24
ユーモアミステリーで乱歩賞は穫れるだろうか?
今までではユーモアミステリーっぽい受賞作ってないよね?
(注:バカミスではない)
>>303 充分面白ければ取れる可能性はあると思います。
私が去年応募したのはまさにそれでした。二次は
通過しましたが、それが精一杯でした。
305 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/12(水) 03:03:40
>>304 どーもです。ほんじゃ頑張ってみます。
日本の、特に小説界では、どうしてこうも「笑」が見下されているのだろう?
(そんなことない?)
乱歩賞って暗くて重くて真面目な小説ばかりで
別に嫌いじゃないけど、どうも納得いかんのよなあ。
306 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/12(水) 03:27:28
乱歩賞で暗くない作品というと、
・ぼくらの時代
・浅草エノケン一座の嵐
・モーツァルトは子守歌を歌わない
とかかな? 多少のコメディ的な要素は入っているけど、
全体の雰囲気としてはユーモアミステリじゃないね。
そういう305さん、あなたはもしかして、東川篤哉さん?
307 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/12(水) 20:09:05 BE:274-
ユーモアミステリーでの受賞は「モーツアルト……」以降ありませんので
よほどのものでもない限り難しそうな気がしますね。
やはり一番の近道はちょっと変わった世界を書いてみることではないでしょうか。
ちなみに私は去年水産試験場に勤めるヒロインを出したのですが
いかんせん実力がともなっていなかったので駄目でした。
テーマを生かし切れなかったというかぼけちゃったんですよね。
モーツァルトつまんなかったね。
私の読んだ中で、下から数えて3番目かだよ。
309 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/13(木) 01:13:08
俺の姉貴は臨床心理士なんだけど、
ネタとしてどうだろ?
もしいけそうだったら取材させてもらおうかと思ってるんだけどさ。
311 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/13(木) 01:29:33
ぼくらの時代、モーツァルトは〜、エノケン一座
三つともユーモア要素のある受賞作だけど、どれも嫌いな人はすごく嫌いみたいだね。
それはなぜ? ユーモアっぽいとこがイヤなのか?
それともミステリーとして数ある他の受賞作より劣ってるからか?
まだ語られていない舞台は、探せば結構あるよね。
・「小説・日本道路公団」なんてどう? もう民営化しちゃったけど。
・介護現場をテーマにしたのは、まだ乱歩賞にはなかったと思う。
・オリンピック招致委員会なんてのもイイかも。
・
313 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/13(木) 05:50:28
>310
レスありがと。
臨床心理士、某元自衛官の女性シリーズとかが有名だが、
実際にあんなのはいないよな。
もっと、こう…心理的なサスペンス+トリック+動機が心理っぽい
のを書いてみたいんだが…実際に姉貴の話とか聞いてると(守秘義務の範囲でな)
なまじのサスペンスよりずっと現実の方がサスペンスフルだぞ。
314 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/13(木) 12:35:24
歴史ミステリーなんてのは乱歩賞では論外なのかな?
>>314 > 歴史ミステリーなんてのは乱歩賞では論外なのかな?
いやいや、逆に歓迎されるくらいじゃないかな?
過去の受賞作では、はっきりとした歴史ミステリーはないと思うので。
上でも出た、「モーツァルト……」は強いて言えば外国歴史ミステリーになるかな。
また、「伯林1888年」とかも、それに近いかも。
また、「浅草エノケン一座……」も、近過去の歴史小説と言えるかも知れない。
また、猿丸幻視行なども、過去にさかのぼっていろいろと体験しているから、
その意味では歴史と深く関わっているけど、やはり、いわゆる歴史小説じゃない。
というわけで、狙い目かも知れないよ。実は、漏れが今構想を練っているのも、
その手のヤツなんだ。但し、ほとんど普通の人には知られていないような人が
主人公(そこがウリ)だけどね。
>>223 読んだ。
密室、犯行声明文、新聞社の内情、科学技術、観光、親子男女関係と
いろいろな話題が代わる代わる出てきて楽しいね。
でもあれ、密室と言えるのか?
多岐川恭さんはトリックを褒めてるけど、あんなんありかよ。
317 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/14(金) 18:02:24
ミステリーやサスペンスにもタブーはあって、朝鮮問題や同和問題を取り上げ
るとダメみたいだね。去年の候補作品の「裏金街」はそこに触れたような感じ
がした。タブーに触れると作家や出版社関係者の命の懼れがでてくるからかな。
318 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/14(金) 20:20:21
「原子炉の蟹」で思い出すのは、文章中の会話に何度も出てくる
「うむ」という言葉。意味がわかりませんでした。
320 :
223:2005/10/14(金) 20:53:31
>>316 乙
すこーし味付けが薄いような気がするけど、
当時としては十分ジャーナリスティックなテーマだったんじゃ
ないかな。五木はその辺りの重要性を説き、関口苑生が
「江戸川乱歩賞と日本のミステリー」の中で「原子炉の蟹」
に言及しているところで、いみじくも「今は少年犯罪が今日的なテーマに
なるだろうが、よほど巧みでなければ・・・」とある。
うーん・・・ ってな感じだよね。
でもって、俺は「天使のナイフ」「果つる底なき」「放課後」と
三つ立て続けに読んだよ。
「放課後」は動機の部分を読んだとき腰が抜けた。未読でしたら
是非どうぞ。近年稀にみるサプライズが用意されている(いろいろ
な意味で)。
321 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/14(金) 20:59:42 BE:724-
私も「原子炉の蟹」やっと半分ほど読んだところです。
やはり古さは否めませんがそれにしても視点が多いですよね。
私は視点の多さを指摘されて駄目だった作品があります。
自分の作品だとわからなくても人のだと鼻につくのだから勝手なものです。
でもつまり視点は極力固定するべきだということなのでしょう。
「うむ」も話し言葉でそんなの使わないですよね。
「ああ」とか「うん、そうだ」とか相づちにも色々あるのだからもうちょっと考えてほしかった。
でも昔だからありなのかな。
>>318 > 「うむ」という言葉。意味がわかりませんでした。
「わかった」とか、「そうだな」とかいう意味で、「うん」とか言うことあるでしょ?
「うん」は、実は唇を閉じて発音することが多いので、ローマ字的には「UM」になるから、
「うむ」という書き方が定着したのでは? と、今考えてみた。
まあ、その作者に限らず、ちょっと古めの小説には多用されているけどね。
>>320 > 「放課後」は動機の部分を読んだとき腰が抜けた。
これは良い意味で言っているのだと解釈したいです。
「放課後」は、乱歩賞の中では本格推理の要素を強く持っていて、
それでいて重くない文体で、私は好きですね。
「すべては修学旅行の夜に始まった」
というキャッチフレーズでもつけるとピッタリかも。
本格推理って何が本格なの?
>>323 > 本格推理って何が本格なの?
あなたのような人がけっこういますので、マジレスしてあげますね。
ツリでもかまいませんから。
「本格焼酎」といえば、「本来の作り方をした焼酎」のことです。つまり、材料のニオイが
残る焼酎であり、現在の分類で言えば「焼酎甲類」です。つまり、「本当に美味しい」という意味ではありません。
どうように、「推理小説」というのは、「推理」する小説であるはず。だったら、「その本来の姿に立ち返った
推理小説」を「本格推理小説」と呼ぼう。ということなのです。
つまり、物語の中に謎があり、それを解き明かすことに主眼を置いた推理小説のことですね。
それが通俗ミステリあたりと根本的に違うところです。
たとえば、「誰が殺したか(フーダニット)」、「どうやって殺したか(ハウダニット)」などは、本格推理を
語る上では避けて通れない主要な要素です。それだけに、「本格推理」では、トリックの斬新さ、
キレの良さなどが重要視されます。
「放課後」には、いくつものトリックが使われていますね。ですから、乱歩賞では数少ない本格推理
の分類に入れて良いと思います。
>>324 アリがd。
釣りじゃないよ。
放課後の動機は確かに希薄だったと思います。
あんなので殺されてたら世の中大変なことになります。
本格焼酎が本格的なのは納得いきますが、本格推理は
現実に起こりえないような話が多く感動も少ないですね。
>>325 324です。
>本格推理は現実に起こりえないような話が多く感動も少ないですね。
それは個人の価値観の問題でしょう。斬新なトリックで「だまされた!」という「心
地よい敗北感」に感動する人もいるようですから。但し、世の中には、「本格推理
は非現実的な世界であり、幼稚なもの」と考える人も多く、その結果が、「乱歩賞
では本格ものは受賞しにくい」という数字になって表れているのでしょうね。
私も、どちらかというと、本格推理が好きな人間ではありません。しかし、本格推
理はトリックさえ良ければけっこう評価されるので、少なくとも私にとっては書きや
すいのは事実です。また、読者側の立場で言えば、軽い娯楽を求めるのにも良
いジャンルだと思います。
>>326 やっぱり受賞しにくいんですか。そうでしょうね。
江戸川乱歩自身が犯罪者と被害者の心のヒダを描いたような人
でしたからね。
>>327 > 江戸川乱歩自身が犯罪者と被害者の心のヒダを描いたような人でしたからね。
それは関係ないと思います。単なる時代とこの賞の流れでしょう。
江戸川乱歩という偉大な作家の名前を冠してはいますが、少なくとも、
彼の作風が賞の内容に影響しているとは思えません。
また、彼の作品が、「犯罪者と被害者の心のヒダを描いた」とはまったく思えませんね。
それが松本清張ならわかりますが。
329 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/14(金) 22:14:51
>>318 私は「うむ」より、「う」のほうが気になった。
言葉に詰まって「うっ。。。」という状態だと思うが
「う」なんて言ってる人を見たことない。
331 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/14(金) 23:00:29
で、ユーモアっぽいのは嫌なのかい?
>>329 >
>>318 > 私は「うむ」より、「う」のほうが気になった。
> 言葉に詰まって「うっ。。。」という状態だと思うが
> 「う」なんて言ってる人を見たことない。
実際には、「う」とも「うっ」とも人間は言わないんだよ。
それに近いもっと違う音だと思う。それを敢えて文字にすると
そうなるというだけのはなしでしょ。
また、文章の中の台詞というのは、人間が実際にしゃべる言葉とは
かなり違うもの。こと文芸の世界では、人間の発する音を基準にも
のごとを考えない方がいいよ。
334 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/14(金) 23:17:25
で、ユーモアっぽいのは
335 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/15(土) 00:59:05
馬鹿ミスっぽくならなければいいのでは?
つまり、軽くないユーモア。
ストーリーよりも登場人物の造形とか、会話の妙とかでユーモアは出せると
思うけど。ストーリーにユーモア入れようとすると、どうしてもお馬鹿さんっぽさ
を感じてしまう。日本の作品だと特に。海外物だとそれが味になるのになあ。
その辺のテクニックはちょっと盗みたいな。
最終選考に残ったと、昨日、電話がありました。
あとは、最終選考の日を松葉蟹です。
337 :
223:2005/10/15(土) 11:22:41
>>322 ごめんね、あなたも少し予想されていたようだが、
俺は逆の意味で「腰が抜けた」のです。
他人が評価している作品を批判するのは心苦しいけれど、
やはり動機は弱いと感じたな。それと、主人公の教師は
「マシン(のように雑談をすることなく授業をする、面白みの
ない教師)」とあだ名される割りには、生徒を「ケイ」とか
「陽子」とか呼んじゃうでしょ、ちょっとキャラクタの整合性
が取れていない印象もあった。
で、俺の「本格」についての見解。
今の「本格」は「本格好き」にしかエンターテインできないと思うだね。
トリック部分に腐心するあまり、リアリティが疎かになってしまうという
か、そんな印象が強い。もちろん、力量があれば両方をクリアする素晴ら
しい作品の可能性はあると思います。それはむしろ本格が好きではない
あなたのような書き手にこそ実現できるのではないかな。
動機は何でもありえる。
身近な実話だが、かつて自殺しようと思い詰めてた女の子がいたんだ。
驚いたことに「教室でくしゃみしたところを片思いの人に目撃されてしまった」
という動機だったよ。相手が憎い人間なら攻撃衝動に変わることもあるのだろう。
小説にした際に共感を得られるかどうかは別として、世の中には信じがたい動機が
ごまんとある。
339 :
322:2005/10/15(土) 11:32:48
>>337 > 今の「本格」は「本格好き」にしかエンターテインできないと思うんだね。
禿同ですね。
> あなたのような書き手にこそ実現できるのではないかな。
それは過大なるお言葉。肝に銘じて精進します。
本格は推理といいながら、こじつけてることも多い。
読んでてイライラする。
341 :
223:2005/10/15(土) 13:09:47
>>338 その女の子、めっちゃ可愛いね。オジさんは守ってあげたくなっちゃうよ。
いろいろな動機があるのは分かるんだ、もちろん。でも、現実に起こっている
不条理(と呼ばれる)殺人の動機は、仮に小説にしたらほとんどが一次も通らない
んじゃないかな。
「放課後」でも、刑事が主人公に「女子高校生が殺意を抱くというのはどう
いう時なのか」と訊ねるんだね。そうすると主人公は、思春期の少女たち
が守るべき美しい物や大切な物を壊そうとする人は許さないだろう、みたい
な話をする(本を友人に貸したので現物がない、微妙に違うかもしれない)。
俺は、ここは作者のエクスキューズだと思ったのね、動機に信憑性を持たせる
ための。これもちょっと鼻についたな。その動機で押し通すなら、書いてる
そのまんま東野先生も、その動機を心から信じ込んでちょうだいよ、と。
>>339 あなたは文章を「人に読ませる」という意識がとても高い方だとお見受け
する。実は「思うだね」はわざとだったんだが、しっかり直してくれてるし(笑)
エンタメ作家を目指す我々は、この意識を常に持ちたいものですな。
俺はトリックなんて全然思い浮かばない、いわば「アンチ本格」な奴。
でも、既存の「傾向と対策」にもアンチテーゼを示すような物を書きたい
と思っている。
来年は「このミス」に出すつもりなので、再来年の挑戦になりそうだけど。
342 :
無名草子さん:2005/10/19(水) 10:44:28
p
やれやれ、久しぶりに上がってるから見てみれば……。
>>334 「モーツァルト〜」はユーモアっぽいような気がします。
346 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/20(木) 18:05:21
江戸川乱歩賞に応募しようと思いたったんですが、一つの作品を書くのに
どれくらいかかるものなのでしょうか。
とりあえず、なにから始めればいいんでしょうか。わたし、ミステリーは
ほとんど読んだことありません。話題になっている純文学?ならときどき
図書館でかりて読んでます。
347 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/20(木) 20:13:16
とりあえず受賞作を片っ端から読んでみてはいかがですか?
>>346 ミステリーをほとんど読んだことないのなら、
まず「ミステリーとはなにか」というところから
はじめないといけませんね。
一年かけて乱歩賞作品ふくめて百冊は読んでください。
そうすればわかるはずです。
>>346 初めてでも、書ける人は書けますね。ちなみに、私は読書量は普通でしたが、
最初のチャレンジでは、9月から始めて1月いっぱいまでかかりました。
今からでも遅いとは言いませんが、ミステリーの読書量が少ないのが気になりますね。
350 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/21(金) 01:02:57
age
最近の受賞作を4、5冊読めば十分だよ。
自分の得意な分野から題材を選べばいい。
仕事とか、趣味とか、何かあるでしょ。
そのなかに、殺人事件を入れて、自分が
巻き込まれて、犯人探しして、そいつに
告白させればいいだけ。簡単でしょ。
ミステリーの仕掛けなんていらないから。
最近のはほとんど復讐ものだね。
353 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/21(金) 17:46:27
>>351 まあ、あなたのように考えて応募してくる人がほとんどだからな。
なんとか小説の形になってるのは応募作の一割くらいらしいよ。
連立方程式を解いた時のような、さわやかな気持ちになれる、
ミステリーの形式美を感じさせる作品が受賞することを祈ってるよ。
354 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/21(金) 17:56:11
ミステリーには短編の方が向いてると思うし、
名作もその方が多い
俺は、乱歩賞に応募するため、3年計画でやった。
1年目はとにかく読書に専念、代表作ばかり70冊近く読んだ。
2年目は読書と平行して構成(プロット)を練った。できるかぎり
細かく作って、この時点でストーリーをほとんど決めてしまった。
読書しながら考えると、アイデアが出やすくなる。
3年目でやっと文章をかき始めた。この段階はとにかく
思いつくまま書いていくこと、見直すのはあとでいい。
結末までとにかく書ききってしまうことが重要。
最後に推敲は最低でも三回はやったほうがいい。
自分は何とか2次は通過したけど、それ以上はだめだった。
文章力に問題があったと思ってる。
>>355 その努力に敬服するね。
> 自分は何とか2次は通過したけど、それ以上はだめだった。
乱歩賞は、二次まではけっこう取れるんだよね。
最初の関門として、一次を取るまでに少しステップアップがいる。ここで
もがく人も多い。そこを通過すると、一次も二次も同じような感覚で通過
できるようになる。しかし、最終選考に残るのは至難の業。
実力と運が必要。
357 :
223:2005/10/21(金) 20:45:57
>>355 2次通過はお見事です。
で、来年(次作)はいかが?
>>357 もう燃え尽きてしまった。何も思い残すこともない。
いい思い出になった。さよなら、乱歩賞。
359 :
223:2005/10/22(土) 14:32:01
>>358 もったいない。別の賞を狙っているならいいのですが、
そうでないなら、我々とともに今一度がんがってみませんか?
新人賞って、ジツリキ、運はもちろん、ある種の粘着気質も
必要だと思います。
360 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/22(土) 16:17:09
乱歩賞は薄っぺらい取材、設定では無理。
と思って、自分の仕事である銀行の世界を舞台に描いてみたがダメだった。
やっぱり先例があると難しいのだろうか。
あんたら、どんな設定で書いてみた?
361 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/22(土) 17:02:48
去年、初めての投稿で一次通過。だいたい二ヶ月くらいで書いた。
読書量は大学時代は年間で二百冊くらい。働いている今では百冊
くらいかな。ミステリも読むけれど、時代小説のほうが多い。
過去の受賞作で読んだことがある作品は、東野圭吾の放課後だけ。
この作品を読んで、これなら自分でも書ける!と思ったものの……。
いざ書き始めてみると、うまくいかない。第一、自分の書いている物
が面白いかどうかが判断できない。やっぱり小説を書くというのは
大変だ。面白いけれど。
一応、今年も書き始めているので、投稿してみます。
362 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/22(土) 17:48:50
>>358 オイオイ、三年間の努力を思い出にしてしまうのかよ。
>>359が言うように、初書で二次まで通ってもったいないよ。
文章は、はじめはつたないものでも、二作目、三作目と
書いていくうちに必ずうまくなっていくと
あの井上氏も自伝の中で言ってる。
応募者の中には、第三回から毎年かかさず応募して
最終に三回残っても受賞できず、それでもいまだに
書き続けてる玉塚さんみたいなひともいるよ。
363 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/22(土) 21:02:27
346です。 レスありがとうございます。
みなさんの書き込み読んでて、やっぱり乱歩賞って難しいんですね。
>>351さんの書かれているように気軽に考えてました。
ミステリー特有のなにかがあるんですね。
わたし、ホテルのフロント勤務なので、この経験をいかして
何か書こうと思ったんですけど。
とりあえず受賞作を10冊ほど図書館で借りて読んでみます。
それからあとのことは読んでから考えることにしました。
>>363 > わたし、ホテルのフロント勤務なので、この経験をいかして
昔、「高層の死角」で受賞した森村誠一もホテルマンだったね。
映画『人間の証明』ではフロント役で顔見せしてるよ。
366 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/23(日) 16:49:18 BE:836-
漸くホラー大賞に出すのを書き上げました。
これから推敲して概要書いてするとぎりぎりです。
だから乱歩賞は11月から書き始めとなります。
まだトリックも何にも作っていないけど間に合うかなあ。
舞台設定だけは決まっているんですがね。
367 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/23(日) 18:01:38
Mama~ do you remember, the old straw hat, you gave me~
よかったなあ、一時代を博したよねえ、森村誠一。松本清張が自分とこの
ホテル泊まりに来て、励みになったとか書いてなかったっけ?
森村誠一がフロント業務してたとき、某作家が原稿をそこに預けたのを
彼が盗み見て、こんなのなら自分も書けると、ホテルを舞台に書いて
乱歩賞に出したら受賞してしまったと、どっかでよんだ記憶があるけど。
松本清張 ー 森村誠一が社会派ミステリーの系譜?
その後に続いたのは誰?
>>368 > 森村誠一がフロント業務してたとき、某作家が原稿をそこに預けたのを
> 彼が盗み見て、こんなのなら自分も書けると、ホテルを舞台に書いて
> 乱歩賞に出したら受賞してしまったと、どっかでよんだ記憶があるけど。
そうなの?
漏れは、彼はもともと売れない作家をホテルマンのかたわらやっていて、
新聞か雑誌に乱歩賞の募集があるのを知り、あと一ヶ月しかないけど、急遽
書き始めたのが受賞したと聴いている。
371 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/23(日) 20:30:47
森村本人のサイトがあって、そこにいろいろ書いてあったんだ。わりとセレブオタで、
並んで撮った写真がたくさん貼ってあった罠。
>>370 ちょっと調べてみました。
大学を出て新大阪ホテルに就職 のちに東京の都市センターホテルに転職。
都市センターホテル時代、ここを定宿にしていた故・梶山季之が、
原稿をフロントに預けると、それを編集者がとりに来る前に
フロント主任をしていた森村氏が毎週盗み読みしていたという話は有名。
それが書く立場からの刺激になって、彼は物を書き始めた。
三十九年、ホテルニューオータニに入社。四十年、サラリーマン向けの
エッセイをまとめた「サラリーマン悪徳セミナー」が最初の著作となった。
四十二年にホテルを退社。ビジネス学校の講師をしながら作品執筆に専念。
四十四年、「高層の死角」が江戸川乱歩賞を受賞。
四十七年、「腐蝕の構造」が日本推理作家協会賞。
五十一年に「人間の証明」が角川小説賞に。五十二年に映画化され大ヒット。
373 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/23(日) 21:41:26
当時の角川映画には必ず春樹氏も出演。
375 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/23(日) 22:53:21
>>369 清張と森村誠一の系譜に続くかどうかは知らないけれど、宮部みゆきの「火車」
や「理由」は社会派ミステリーの傑作だと思う。
『火車』は面白かった。
日生球場(大阪球場だったか、、)の住宅展示会のシーンが
なぜか印象深く残っている。
森村誠一のせいでどれだけ日本の国益が損なわれたか。
379 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/24(月) 22:11:59
「滅びのモノクローム」は、ミステリ云々以前に物語が終了していないので
論外!!(ネタバレになるが、主要登場人物の生死不明)
しかも、犯人?らしき人物が全員小者。
森村は「高層の死角」よりももっといい出来のミステリがあるから良し。
ってゆうか江戸川乱歩賞って、選んでる方に問題あり過ぎだろ。
(中には「ぼくらの時代」みたく推理もへったくれもない青春小説まである
位だからな。ミステリの定義が曖昧過ぎるぞ?)
ケチばっかり付けてもしょうがないのだが、以前に当時10代の高校生?が
北朝鮮拉致事件にまつわる本格ミステリを書いて乱歩賞に応募した際、かなり
いい所まで残ったと聞いたことがある。話題性狙うんだったら、受賞させてた
かも知れないがなw
380 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/24(月) 23:58:12
朝鮮に関わる問題と同和問題は絶対にダメだよ。みんな、注意すること!
381 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/25(火) 00:05:01
滅びのモノクロームってそんなに酷かったっけ?
印象に残ってないのは確かだが。
あと、二十年目の恩讐って題名でネタバレしてどうすんだと思った。
お陰で最初から犯人丸解かりだったな。
逆に13階段は面白かったな。
もっとドラマ化してほしい。
383 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/25(火) 17:18:57
ほんと映像化はどうなったんですかね。
スポンサーがつかないとかかな。
そろそろフジも後援からおりてしまうのかもしれないね。
384 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/25(火) 19:32:25
そんなに映像化して欲しいのなら、横溝賞のテレ東賞とるといいんじゃない。
「滅びのモノクローム」のドラマがあまりにも間抜けだったんで、フジも困っ
てるんだろうよ。「天使のナイフ」はドラマ化か映画化されると思うけど、あ
とは多分無理だろうな。
乱歩賞は、ドラマ化されても、たいてい、脚本がダメだね。その上、制作に金をかけてない。
これでは良いものは出来るはずがない。せっかく受賞した人がかわいそう。
その辺の火スペとか2時間ドラマ見てる方がマシというケースが多い。
386 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/26(水) 01:18:30
薬丸のエッセイ読んだ人いる?
漢字読めないというかテキトーに読んでたってやつ。
これ読んでなんか安心してしまった自分て…。
なんか俺でもイケそうじゃんって感じ。
>>386 > 薬丸のエッセイ読んだ人いる?
それ、どこに載ってた?
388 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/26(水) 11:14:19 BE:375-
「滅びのモノクローム」ドラマ見ました。
確かにあれは酷かった。
あれ以来乱歩賞のドラマ化はされていないんじゃないでしょうか。
「天使のナイフ」は大人気のようですね。
一ヶ月前ぐらいに図書館に予約したのですが
未だ六人待ちという状態。
果たして今年中に読めるでしょうか。
「原子炉の蟹」はようやく読了。
トリックに納得できない部分もあるけれど
当時の社会派推理全盛の空気を上手く読んで書いたんだなって感心しました。
薬丸さんのエッセイ、読みたいっす。
389 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/26(水) 14:24:23
薬丸のは確か出たばかりの小説現代か小説新潮だったような?
本屋で確認してくれ。
390 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/26(水) 16:38:16
乱歩賞とはあまり関係ないけど、東野圭吾の最新作「容疑者Xの献身」は傑作
だったよ。タイトルは「献身」だけのほうが東野らしいと思うけど。新刊で
高いので、図書館で借りられる人はどうぞ。唸ってくれ。
391 :
名無し物書き@推敲中?:2005/10/31(月) 10:55:07 BE:533-
とりあえず書き始めた。
まだプロットも出来上がっていないから
自分でもどう展開していくかわからない。
しかし書かなければ始まらない。
>>391 > まだプロットも出来上がっていないから
そういう書き方スル人もいる見たいですね。かわいそうだけど、これで
ライバルが一人減ったな。
394 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/01(火) 10:27:28 BE:1038-
>>392 一応大まかな骨格はできている。
犯人も決めずに書き始める内田某大作家さんのようなことはしない。
昨日だけで40枚書いた。
仕事をしながらだから結構いいペースだと思う。
だけどここからが大変なところ。
395 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/01(火) 20:16:27
それでいいんじゃないかな。あまりプロットを細かく作ってから書くと書いてて
刺激がないし、つまらない。俺は犯人も決めない。事件も書いていくうちに広が
っていって、書きながら前に戻っては書き直す。内田康夫氏は書く前は何も考え
ずに書き出すと言っているが、プロだから頭の中では潜在的に出来てるんだと思
うよ。その方が話が膨らんでいって面白いものが書けると思うし、そのくらい膨
らまないと入選は無理だろう。
>>395 実績のあるプロと、駆け出しの自分を一緒にしちゃいけないな。
君はその書き方では無理だよ。
これでもう一人ライバルが減ったな。
397 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/01(火) 22:36:26
このやり方で最近いくつかの賞をとってるし、乱歩賞も最終まで残ったんだけ
どね。
398 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/01(火) 23:31:54
新人賞って、何個もとれるもんなのか?
新人賞は新人しか取れん。乱歩賞は新人じゃなくても取れる。勿論、過去に乱歩賞受賞経験があれば駄目だが。
>>397 > このやり方で最近いくつかの賞をとってるし、乱歩賞も最終まで残ったんだけ
> どね。
へえー、すごいね〜!
無記名の掲示板だとなんでも言えるね。オメデトウ!!
401 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/02(水) 13:27:06 BE:465-
>>395 ありがとう。
ただこの書き方だと躓いたときに
全く前に進めなくなってしまう。
事件の導入部まではさくさく書けたが
昨日は一枚書くのがやっとだった。
書いては消し書いては消しの繰り返し。
道のりは遠い。
祝、じゅんちゃん復活!
最終候補宣言が出とるぞ、来年1月応募にヒトたち。
残るイスは4つ、みんな気合い入れてがんがれよ。
>>403 > 祝、じゅんちゃん復活!
それって誰? どのサイトで見れるの?
乱歩賞 ブログ 2006年
このキーワードで出てくる。
結構メジャーなサイトなので。
406 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/08(火) 00:57:32
保守age
407 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/08(火) 19:45:36
みなさ〜ん、執筆進んでますかー?
408 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/09(水) 19:45:34
だれもいないの? みんなどこいっちゃったの?
409 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/09(水) 20:39:15
新人で江戸川乱歩賞に応募する人に聞きたいんだけど、生まれてから何冊くらい小説読んだ?
玄人で乱歩賞に応募する人に聞きたいんだけど、生まれてから何冊くらい小説読んだ?
>>409 >>410 新人と玄人と別に書く必要があるのかな? ここでいう玄人ってのは、プロの作家ってことかな?
そうなると漏れは新人だけど、まあ、5000冊以上は読んでると思う。
412 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/10(木) 00:47:34
>>409 オレは新人だけど軽く40万冊は読んでるね。
新人で五千冊以上読んでるって結構凄いな
>>412 > オレは新人だけど軽く40万冊は読んでるね。
不可能な数字だな。だいたい、かなり大きな図書館じゃないと40万冊も置いてない。
415 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/10(木) 11:56:15
>>414 412だけどありがとう。だれもつっこんでくれないかと
失望していたところだよ。
416 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/10(木) 14:37:32 BE:342-
ちょっと今書いていることで必要なネタを探しに
裏社会の方へと行ってました。
ところでみんな取材ってどうしてるのかな。
有名作家なら小説の取材でって言って聞いたりできるだろうけど
我ら素人はなかなか難しいですよね。(特に非合法のことなんか)
だからどうしても自分が知っている世界しか書けない。
生半可な知識で書くと大恥晒す恐れもあるし
そもそもそんな作品で賞なんか取れない。
いやーほんと大変だ。
412かわいいよ412
418 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/10(木) 23:30:22
いま「エノケン一座の嵐」ってやつ読んでるんですけど
出来はアレかもしんないけど、これの参考文献一覧すごいね。
数えてみたら84冊もあった。
それだけに書き込みの緻密さはスゴイ(面白いかどうかは、また別の問題)
こんなに調べて書いてる人います?
おれはここまで調べる気力が・・・
84冊か・・
ずいぶん張り切って書いたんだね。
その分馬鹿にされて悔しさも倍増ってことか。
シナリオ書きと小説書きの立場というものもあっただろうし。
つーか、このあいだたまたま二時間ドラマ見てたら青酸カリを口移しで飲ませるシーンがあって驚いた。
犯人は金属アレルギーで云々というくだりもあって、「はあ?」の連続。
あんなんでいいのかよと。
テレビドラマを観ないのはこういうのもあるんだよね。
今のところ参考文献は二冊 テヘッ
421 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/11(金) 10:05:05
それでも一応、受賞はしてるわけだし乱歩賞とりたいなら、最低でも
それくらいの労力はおしまないくらいの覚悟がないと無理なんじゃなかろうかね。
ろくな取材もせず万一、賞とっちゃったとしても、
受賞後、物書きとしてやっていけないであろうことは
これまでの消えていった受賞者の作品を見れば一目瞭然。
受賞作のなかでも傑作といわれてるものは、取材もしっかりしてる。
息の長い作家になりたかったら、門外漢の分野でも書きこなせるくらいの取材力は必須。
と自分で書いてて、気が滅入ってきた。
422 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/11(金) 12:34:14
たくさんの情報を集め、徹底した取材をするというのは良いことだが、
巻末に、あんなに参考文献を載せるのがいいのかな? よほど著作権
とか問題にならないかぎり、必要ないような気もする。
漏れ的には、参考文献なんて書かない方がスマートですき。
>>422 同感。作品を気に入っても参考文献なんて読まない。
そういや最近の受賞作で、参考文献に既存作家の作品名を
載せてるのがあったな。他人の作品を参考にして書いても
いいってことか?
>>423 >他人の作品を参考にして書いても
> いいってことか?
まあ、悪くはないだろうな。そんなときはちゃんと参考文献は書いておいた方が良い。
パクリだと後ろ指を指されないためにも。
425 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/19(土) 23:48:40
ややスレ主旨と異なるかもしれませんが・・・
江戸川乱歩賞をこよなく愛する俺もコイツはやられたぜって
ミステリー系の映画やドラマって何かありますか?
426 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/20(日) 08:45:43
それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
小説現代ショートショートコンテスト優秀賞受賞 阿部敦良
427 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/22(火) 17:08:43
レナさん、いますか?
>>427 どしたの? レナタンはいないけど、用件があれば聞くクマよ。
∩_∩
( ´・(ェ)・) ∫
//\ ̄ ̄旦\
// ※\___\
\\ ※ ※ ※ ヽ
\ヽ-―――――ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~
レナは2chやめたらしいよ。
430 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/23(水) 19:39:27 BE:858-
今第5回ホラーサスペンス大賞を取った
沼田まほかるさんの「9月が永遠に続けば」を読んでいる。
はっきりいってショックを受けた。
まだ全部は読んでいない。3分の1ほどだ。
しかし……上手い。
最近の乱歩賞受賞作は勿論全て読んでいるが
こんな気持ちになったことはなかった。
だけど今は焦っている。
これほどの作家予備軍が巷にはごろごろしているのだ。
なんだか恐ろしくなってきた。
>>430 読んでて恐ろしくなるなんて、それこそホラーサスペンス大賞ですね。www
何が廃止?
>>433 ホラサスでしょ? 直接の理由は何か知らんが。
やっぱり売れなかったからでしょう。受賞作が。
どうしてもホラー大賞と較べられてしまうし、向こうの受賞作とはクオリティが違ったから。
貴志とか岩井みたいにブレイクする作家も結局現れなかったし。
元々はミステリーで歴史のある賞だったのに残念。
436 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/27(日) 11:24:15
天使のナイフを漸く読んだ。
すばらしい。
謎だらけの前半から一気に氷解する終盤が心地よい。
おそらく審査員の綾辻や乃南には、これだけのものは書けないんじゃないか。
特に乃南アサは選評で日本語表現が未熟とか書いてるけど、おまいの小説は
誤字と誤用だらけじゃないかヴォケが、と思ったよ。
|
|
|
J
|
|
| プラプラ
| ))
〇_〇 J
( ・(ェ)・)ジー
/J ▽J
し―-J
439 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/29(火) 21:10:16
天使のナイフはドラマ化されるだろうね。
十三階段みたいにコケないでほしいな。
>>439 > 十三階段みたいにコケないでほしいな。
あれって、コケたの? どんなとこが?
小説13階段は傑作だが、映画13階段は凡作だ。かといって特別、映像化が下手だったとは思えない。
わりと原作に忠実だし、映像化したら実際あの程度の内容だろう。
小説の魅力には、映像化できない部分が確かにある。(だからこそ小説で書かれてる意味もあるというもの)
そもそも内容からして映像化にそれほど向いてなかっただけだと思う。
442 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/30(水) 13:23:28
私の友人の高野和明氏が執筆し、第47回江戸川乱歩賞を受賞したミステリ小説の映画化。
喧嘩相手を死に至らしめ仮出所中の三上純一(反町)は、刑務官の南郷(山崎)から、
ある死刑確定囚(宮藤)の冤罪を晴らすための調査に誘われる・・。
江戸川乱歩賞を受賞した作品は自動的に講談社から単行本が出版され、フジテレビが
映像化権を取得することになっている。かといって必ず映像化されるとは限らず、また、
映像化されてもテレビの2時間ドラマになるケースが多く、今回のように劇場用映画が
製作されるのは稀なようである。高野氏は本来映画監督志望で、長年プロの脚本家として
のキャリアを積んできている(「セブンズ フェイス」ご参照)ので、この『13階段』も映像化に
向いた作品と判断されたのだろう(彼自身は「映画にならない題材だからこそ小説にした」と
言っているのだが・・)。小説を読んだ人が映画を見ればすぐにわかるが、映画版はかなり
重要な部分を変更している。詳細を書くとネタバレになるので省略するが、私自身もかなり
首をかしげてしまう変更内容だったので、原作者としては相当不本意だろうと想像する。
なんといっても緻密なサスペンス・ミステリだった原作が、映画では安易な“お涙頂戴”
パターンになってしまっているのが残念。彼はこれに懲りて2作目の『グレイヴディッガー』
以降は自分自身で映像化権を留保することにした。もちろんその目的は他人に勝手に
内容を変更されてしまわないよう、自分で脚本を書き、自分で監督するためである。
高野氏の映画監督デビューに期待したい。
http://www.d1.dion.ne.jp/~hsakagam/FilmReview06.htm
443 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/30(水) 13:27:56
昨年受賞した冒険小説を読んで、この程度なら俺も応募できると喜んだ。
次の受賞者は俺かもと息巻いてたら、友達が別の乱歩賞受賞作を貸してくれた。
正直落ち込んだよ。同じ受賞作なのにカタコンベとの落差が激しすぎるじゃないか。
テロリストのパラソル、とてもじゃないが俺に書けるレベルじゃなかった。
あんたたち、凄い賞に挑んでるんだな。ひっそり応援することにしたよ。
>>444 確かに乱歩賞のレベルというか、ハードルは高いが、
他の賞でも、受賞作はそれなりのレベルに到達している
はず。そんなに低レベルだった冒険小説の受賞作って、何?
446 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/30(水) 16:17:47
カタコンベのことだとおもわれ
>>446 なるほど、そうか。
444を読んで、「テロパラとカタコンベ」と、「別の賞の受賞作」を
比べたのかと思ってしまった。
カタコンベってそんなにひどいの? もっともテロパラは直木だからなあ。
テロパラってそんなにいいかな? おれは、あれ読んだとき、これが乱歩賞
かと首をかしげたよ。それよりもかタコンペの方がおもしろかった。
基本的に冒険小説好きってのもあるかもしれないが。
よかったら、テロパラのどこがそんなに良かったか教えてもらえないか。
どうも、おれの感覚がずれているんじゃないかと気になるんだ。
450 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/30(水) 21:23:45
テロパラは団塊世代向けの学生運動小説だから、普通の人にとっては
たいして面白くない。
乱歩賞受賞も、直木賞受賞も選考委員が団塊だったから。
主人公が右翼だったら受賞しなかったであろう。
あと、カタコンベは言われるほどひどくないよ。滅びのモノクロームみたいな
つまらない話よりよっぽどいい。
451 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/30(水) 21:32:20
>>450 レスサンクス。ああなるほど、団塊の世代向きだったのか。言われてみれば
なるほどと思うよ。自分がなぜおもしろいと思わなかったのか、その理由も
よくわかった。主人公たちのナルシストな所に、反感を覚えるか、共感する
かの違いは大きいよな。
それと、おれも滅びのモノクロームは、「?」って感じだった。
教えてくれてありがとう。
452 :
名無し物書き@推敲中?:2005/11/30(水) 22:17:23
テロパラは好き嫌いは置いておくとして質が高い。
作者は物知りで頭のいい人なんだなあというかんじ。
(ファルテックがうんぬんというくだりはよく理解できなかった)
カタコンベは荒削りだが勢いがある。
細かいことが気にならなければ充分たのしめる。
こちらは単細胞な人ほど楽しめる内容(←誉め言葉)。
おいらも、男根世代じゃないが、テロパラは高質と思うぞ。とくに前半の
学生運動のとこなんかよく書けてると思た。後半は書き飛ばした感あり。
主人公の自画自賛がはなはだしいし、四十なんぼの男に21歳のヒロインてのは
なんだかなあと思ったが、やっぱりそれなりの質に達していると思たお。
454 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/01(木) 15:58:58
藤原伊織は過去9回公募経験があってそのうち5回は受賞してるんだと。
マンガ原作やシナリオもあるらしい(意外)。読んだことある人いる?
455 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/02(金) 16:05:50
高質でも面白くなければしょうがないじゃん。
実際、テロパラは面白くないという人がたくさんいるんだからさ。
漏れもテロパラを読んで面白くなかったと思った一人。
団塊世代には受けるらしいね。でも、文章が上手いのは
事実だな。ただ、「そんなヤツいねえよ!」みたいなキャラクター
もいたのも事実。
人それぞれ評価は違って当然だし。
漏れなんか、読書しても面白いと思えるのは1割くらいしかない。
実際これだけ見ても、年齢趣味好悪多種多様な読者に合わせて書いて、
下読みや選考委員に認めてもらい、本屋の書棚の何万とある内から
自分の書いたものを手に取ってもらい、目次だけでも見てもらうって、
なんかもう奇跡のような希ガス。
458 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/07(水) 15:12:31 BE:443-
なんだかんだいいながら完成してしまった。
今推敲中。
>>458 おう、オメデトウ。
漏れなんか、まだ構想中。今年いっぱい構想完成させて、1月いっぱい書くつもり。
460 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/07(水) 15:42:28
9割方完成したんだが
突如降ってわいたような災難に見舞われ
鬱病になってしまった
今回は見送る
おまいらがんがれよ・・・
461 :
459:2005/12/07(水) 16:14:42
>>460 なに、それは大変! 実は漏れもかつて鬱病になったことがあり、
その年は応募を断念した。推敲に必要な集中力が保てないし、
頭痛など、不定愁訴に見舞われるんだよね。
お大事に。
462 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/08(木) 15:29:18 BE:656-
>>459 ありがとう。書いてるみんな頑張れ。
ところで先日不知火京介氏の「女形」を読んだ。
「マッチメイク」のときはさほど感じなかったが
恐ろしく下手くそだと思ったのは私だけか。
しまそうもよくこんな書き方をするが
それにしても酷い。
しかし自信がついたのも確か。ありがとう不知火さん。
>>462 おまいの日本語も酷い。なんだよ「しまそう」って。
島田荘司では?
>>463 自分の読解力のなさを人の責任にする、創作文芸板にあるまじき椰子。
467 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/09(金) 12:08:49
「滅びのモノクローム」は
デビュー作にもってくるには
テーマが大きすぎた感がありますね
ストーリー運びや人物が魅力的だったら
もっと魅力ある作品になったかも
463を擁護するつもりはないが、
いまや島田荘司は乱歩賞とは縁遠いところにいるね。
本格は乱歩賞では通用しないし。
っつーかさ、「占星術」で乱歩賞っておかしくないかえ?
人によっては「受賞作より優れている」って意見があるんだ
けども。完全にリアリティ無視してる作品は、どんなにトリック
が凄くてもダメだよね、乱歩賞じゃ。
470 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/09(金) 19:39:58 BE:432-
すまない。書き上げた嬉しさで舞い上がってしまったようだ。
しかし不知火ファンから怒られるかとは思ったが
しまそうに突っ込まれるとは想定の範囲外だった(苦笑)
471 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/09(金) 21:45:38
本格では乱歩賞を受賞できないというのは間違い。
審査員を唸らせる本格作品であれば、奇をてらった変格よりも評価されるはず。
そのうち本格で乱歩賞を受賞する男が表れたら、多分俺だ。
>>471 > 本格では乱歩賞を受賞できないというのは間違い。
そりゃそうさ。ただ、本格で審査員をうならせるほどの
作品が書ける人がいるか? 本格ってだけでスタートラインからして
かなり後ろって感じがするが。まあ、君がそこまで自信
があるなら、期待しているよ。
473 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/10(土) 14:22:24
>>469 脳男とか12YOとかもリアリティ無いよ
脳男はブックオフで100円で買ってきたが、最初の部分でもうギブ。
そのまえに桐野のOUT読んでたから、新人と直木の差を思い知った
ような気がした。
>>474 たしかに乱歩賞受賞作もたいしたことないが、桐野のoutもそれほどでは
ないけどな。彼女の受賞作はもっとひどかったが……。
476 :
469:2005/12/11(日) 20:24:25
>>473 スマソ、両方未読なのだ。
二つともSFではないの?
ちなみに「川の深さは」はSFスペクタクルとして読んだ。
大沢親分もたぶんそうだと思う。
ちょっと読んだ人に訊きたいんだけど、天使のナイフって本格なの?
>>477 いわゆる「本格推理」というジャンルには間違っても入らないと思います。
>>478 ありがとうございます。
あちこちのブログで、乱歩賞しては珍しく本格だと騒いでたもので。
>>476 二つとも超人が活躍するSFと言っていいでしょうね。
あんまり期待させるのもなんだけど、天使のナイフはここ数年で一番面白い。
481 :
477:2005/12/11(日) 23:55:13
>>479 あれ、そうでしたか? 違うと思っていたんだけど……。
本格としての要素をも持っていたのかも知れませんね。
もう一度読んでみますね。
スマソ、481の477は478の誤りでした。
「マッチメイク」
前半で挫折。プロレス好きな人でないと
物語に入れない?
だってプロレス界の重鎮が殺されたって
その先知りたいって思えないんだもの
>>483 おまい、やな香具師だな。それいったら、小説の殺人被害者なんて赤の他人だらけじゃんか。
単に自分がプロレスに興味ないだけのくせに偉そうなことヌかすな。
485 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/13(火) 00:08:07
トーシロは黙ってろ
マッチメイクとカタコンベの悪評が書かれると必ず擁護論者が出る件について
487 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/13(火) 00:56:25
んで、天使のナイフって本格なの?
本格じゃない
本格じゃない?
本格じゃない!
490 :
488:2005/12/13(火) 13:12:57
本格では無い。キッパリ
491 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/14(水) 05:38:18
受賞作「高層の死角」森村誠一 候補作「天使が消えてゆく」夏樹静子
受賞作「猿丸幻視行」井沢元彦 候補作「占星術殺人事件」島田荘司
受賞作「白色の残像」坂本光一 候補作「倒錯のロンド」折原一
こうみると矢張り作品の良し悪しじゃなく、乱歩賞向きか不向きかって
ものがあるような希ガス。
当然だと思うよ。品位の低いのはダメだろうし、多くの本格ものは、子供だまし的な
面があるから、それだけではねられやすいと思う。
493 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/14(水) 18:17:18
ミステリーが謎解きであり、伏線の文学である以上、本格が受賞できないなんてのは理解できない。
そう思うなら、頑張って本格もの書いて応募したら?
496 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/15(木) 02:26:10
本格の欠点は、人間描写の軽薄さと動機の幼稚さだな。それが水準までいけれ
ば簡単には落とされないと思う。でも、そんな本格って存在しないのが現実。
島荘とか綾辻はその典型。「占星術」とか「時計館」の連続殺人の動機って笑
えるだろ。
>>496 良いこと言ったね。
漏れは、動機、人間描写など完璧で、かつまたトリックのキレも良い
「超写実的本格推理小説」ってのを書いてみたいんだよね。ただ、以前、
それが出来たと思って応募したとき、一次で落ちたんで、それ以後、やる気
なくしてしまった。
よくわかんないけど、現代における本格のむずかしさっていうのは
警察機構や科学捜査が発展した今という時代との折り合いのつかなさだったりするわけですよね。
そのへん目をつぶって読んでくださいよ、という読者との悪く言えば馴れ合いの上で
いわば一種の知的ゲームとして成立してるのが現代における一連の本格作品の実状だとすると
近年、現代社会をえぐるような作品が受賞傾向にある乱歩賞とは相性が悪いことは確かだな。
ということで、時代設定を昔とか異国にするしか本格での受賞は難しい気がする。
>>498 「浅草エノケン一家の嵐」とか、「モーツァルトは子守歌を歌わない」
なんかは、まさにその良い例かもね。
500 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/15(木) 16:11:17
本格と非本格の境界ってどのへん?
というか、そもそも本格の明確な定義がわからん
ホームズ、金田一、高層の死角は本格?
>>500 > ホームズ、金田一、高層の死角は本格?
いずれも本格だと思う。高層の死角は違うという人もいるかもしれなが、
謎解きが主体であるという定義には叶っている。
502 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/16(金) 02:20:28
>>496 その綾辻が選考してるんだから更に笑えますな。
本格しか書けなくても選考できるのは確かだが、他にいないのかな。
>>502 アヤツジを選考委員に加えているのは、「本格推理も排除しませんよ」っていう
パフォーマンスのためじゃないかな? 彼らは最終選考作である5〜6作しか
読まないから、最終選考までに本格ものが残っていなければ意味ないけどね。
数年前に大沢在昌が審査委員を退任する際に
「自分の任期中に最終候補まで残った本格作品がなかったのは
とても残念に思った」
と言ってた。
乱歩賞だから本格はダメというのではなくて、送られてくる本格作品が
極端に少ないのだろう。
自分がもし本格送るなら、鮎川賞とかメフィスト送ってると思うし。
最近書き込みがないですね。
そろそろみんな追い込みか。
506 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/21(水) 20:18:12
本当、久しぶりの書き込みだね。
漏れはまだ構想がまとまっていない。
年内にまとめないと、本当にやばい。
いまいち乱歩賞ってのがよくわからないのだけれど、本格は他のところに送ったほうがいいの?
508 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/21(水) 21:20:58
>>507 その質問に、自信を持って答えることができる人はここにはいないと思うが、
まあ、よほどレベル高いか、大人の読物としても通用する内容でなかったから、
厳しいとはいえるんじゃないかな?
>>508 よほどレベル高いか、大人の読物としても通用する内容……ですか。ホームズに勝てるわけないと思っているような状況では、どうしようもないですね。
うん。本格以外の推理小説は書く気がないので、もっと修行することにします。
ありがとうございました。
>>507 たしかに、他の賞の方が本格には向いているかと。
長編だという前提で言うと、
・横溝正史ミステリ大賞
・鮎川哲也賞
・カッパ・ワン
・メフィスト
でも、横溝は純粋な本格推理じゃないし、下の二つも非本格でもなんでもアリ。
しかも、メフィはもう中断(再開するというけど、どうかな?)が決まっているし、
カッパは半年ごとだけど、返答がかなり遅れていて、風前の灯火だという意見も
ある。鮎川は純粋な長編本格推理が対象だけど、印税以外なにもないので人
気が低い。応募数も130程度だから、逆に言えば取りやすいかも。
>>510 鮎川ですか。正賞はコナン・ドイル像……。
別に賞金目当てで書いてるわけではないので(賞金目当てで書いている人がいるのかどうかはわからないけど)、それもいいかもしれませんね。
ドイルには到底及ばないと自覚しているので、応募はまだまだ先になりそうですが……。
ありがとうございました。
>>509 本格を志す御仁がホームズの名を口に出すようでは……と思ってしまった。
かくゆう自分も二年前は本格で乱歩賞に挑んだ。もちろん受賞してないが
予選は通過したよ。でも逆にいえば、その程度。力量不足もあっただろう。
力試しに応募してみてはいかが?
寒さが厳しくなってきた。みんな、体調に気をつけて頑張ろう。
>>512 > 本格を志す御仁がホームズの名を口に出すようでは……と思ってしまった。
ちょっと意味が分かりかねた。
しかしまあ、お互い頑張りましょう。雪下ろしで体力を消耗しすぎないように祈りつつ。
514 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/22(木) 17:55:42
ホームズ云々にマジレスするのも大人気ないが、評価の定まった古典と
張り合うのは意味のないこと。トリックもシチュエーションも基礎的な物
ばかりだから、現代のミステリーのように手が込んでるわけでもない。
しかし時代背景も違うし、他に範となる作品が少ないことを鑑みれば、
比ぶべきものではない。
ちなみに今回は一人称の本格。今日脱稿した。小説全体にちょっと卑怯な
心理トリックを仕掛けたのだが、まぁ一次落ちかな。是非みんなに読んで
貰いたいのだが。
>>514乙
良い結果が出るようにお祈りします。なむなむ〜。
俺は再来年応募組。
>>514 まだ一ヶ月ある。
現時点で一次落ちと自覚してるなら、もっと磨きをかけられる。
>>514 脱稿お疲れさまです。私で良かったら、読みますよ。
但し、私も応募するので、読んでのお返事は2月以降になりますが。
もちろん、パクったりするつもりは全然ありません。
でも、どうやって送ってもらうか……。メルアド晒すと、いろいろ届きそうで……。
518 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/23(金) 11:25:25 BE:937-
>>514 ご苦労様。516の言う通りまだ1ヶ月ある。
推敲に推敲を重ね磨きをかけろ。
私も脱稿したやつ今寝かせ中。
1月になったら再度読み直し最終チェーーック。
514の作品読んでみたいがいい方法ないかな。
519 :
514:2005/12/24(土) 10:39:33
みんなに読んで貰いたい、というのは受賞して出版されたいって
意味なんだけど、伝わってないみたいだね。
自分の思ってることを、伝える文章が書けてない様では、間違いなく
下読みさんの壁も越を超えるのも不可能。
横溝賞目指して、もう一度全編書き直します。
520 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/25(日) 15:29:25
乱歩賞の最高枚数は550枚。もう少し多くても、と思うのは私だけか?
まあ、これは規定だから仕方ないとして……。
400字詰め原稿用紙換算枚数明記を義務づけているのなら、
30字×40行の場合の枚数を185枚までと限定しなくても、と思う。
これまでの経験では、500枚くらいでそれをオーバーしてしまうのだが。
550枚ギリギリまで書いている人、そんなときどう対処してますか?
521 :
520:2005/12/25(日) 15:35:21
今、試しに550枚の原稿を30×40に直してみたら、205枚にもなってしまった。
特に改行が多いということはないのだが。
522 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/25(日) 21:47:23
期待age
>>520 乱歩賞の場合、最初から30×40・185枚をベースにプロットを仕上げる
524 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/26(月) 10:44:19
・・・
525 :
520:2005/12/26(月) 11:21:55
今日、講談社に問い合わせてみた。
乱歩賞の応募要項を守ると、どうしても185枚というのが優先されてしまうね。
なのに、原稿用紙換算枚数の明記と350〜550枚と謳っているということは、
ダブルスタンダードが存在することなってしまう。
講談社に抗議しておいたから、次年度からは規定が変わる(規定の表記方法
が変わる)かもしれない。
とりあえずは、今年度は185枚に収まるように書くことにする。次年度を意識
するようじゃ、最初から敗北を認めているようなものだね。orz
526 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/26(月) 19:19:57
ちょっと待て
30×40で185枚という規定は知らなかった
以前俺は原稿用紙換算枚数550枚で出してた
たぶん185枚は軽くオーバーしてる
もしかして読んでももらえなかったのだろうか
>>526 確か、185枚までという規定は、この2、3年同じだと思う。
読んでもらえないことはないと思うのだが……。
鮎川賞の場合、規定枚数オーバーは読んでもらえない
乱歩賞はどうだろうね
乱歩賞でも550枚オーバーとか350枚未満は規定外として失格だよ。
でも、原稿用紙で550枚以内でワープロ原稿にして185枚オーバーだったら
読んでもらえる気がするけどな。というか、読まないといけないよ。そんな間違
った規定を作った方に非があるんだから。
530 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/28(水) 11:15:55
>>529 いいえ。ダブルスタンダードとはいえ応募要項にきちんと明記してある
ので失格です。それだと要項を守った人に対して不公平になります。
これは信頼できる方からの情報なので今からでも185枚にしたほうが
いいと思いますよ。
>>530 概ね同意だが、「信頼できる方」という表現が胡散臭すぎるw
確かに胡散臭いw
>>526 > たぶん185枚は軽くオーバーしてる
> もしかして読んでももらえなかったのだろうか
予選を通過していれば、読んでもらったことが分かるんだが……。
ということは、一次落ちだったのかな? いや、乱歩賞で一次を
通過するのは、他の賞よりずっと大変だものね。
534 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/28(水) 18:29:06
550枚を3(30×40=1200で、原稿用紙三枚分だから)で割ると、183.333枚となる。
しかし、1行が20文字よりも長い場合、改行のために表面上の枚数が増えるのは常識で、
その数値は、10パーセント以上だと言われている。なのに、185/183.3って、たったの
0.9パーセントじゃん。これって、明らかに決めた方に非があるよ。その書式だったら、
せめて200枚はOKにしないと。
535 :
526:2005/12/28(水) 19:17:22
>>533 もちろん一次落ちです
今読むと粗い部分も多いし、時間がなくて十分な推敲もできなかったから
一次落ちでも仕方ない内容かとは思うのであまり気にはしてません
でも、当時は結構ショックだったw
536 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/29(木) 01:36:11
どうしても550枚ぎりぎりまで書きたいのなら、400字詰めの原稿用紙で出せばいいのさ。もちろん手書きでな。
ちなみに、オレが最終に残ったときは、どっちも550枚ぴったりまで書いた。30×40換算で(表紙と梗概を含めて)207枚と208枚だった。数年前のことだが。
いまどき手書きはマンドクセ
だから、一枚を上下左右に4分割して、それぞれに400字ずつ印刷するのはどうだ?
そして、罫線とか枠組み機能を利用して、外枠と「専用原稿用紙」というヘッダーを入れる。
これどや?
かしこいなあ、おマイ (´ρ`)
>>536 最終に残った、そして、どっちも、ってからには2回は最終に残ったってことだよな?
手元に、過去14年の予選通過リストがあるんだが、君が言う「数年前」で、2回同じ
人が最終に残ったのは、受賞者を除いて、いないと思うんだが?
それとも、最終に残った年に、2作応募したってことか? それにしては、最終に残っ
た人と同じ名前が予選通過者にもいないんだが。片方は最終予選に残る秀作で、
もうひとつは一次落ちってことか?
540 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/29(木) 10:09:16
>>539 予選通過リストにはペンネームが載るってことを御存知? ペンネームを変えて二度応募し、二度とも最終候補に残ったと考えてごらん。君の指摘は的外れだから。
それくらいも想像できなかったのかな、539君は……と軽く煽ってみたところで本題に入ろうか。
ちゃんと見ろよ!!
しかたがない。資料読みで見落としが頻繁に起こる539君にヒントをあげよう。
「数年前」に二年続けて同じ名前で最終候補に残った人の中の一人が、オレだ。
541 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/29(木) 10:16:08
ガセネタ乙
>>540 > 予選通過リストにはペンネームが載るってことを御存知?
それくらいのことは誰でも分かる。但し、最終選考に残る人は別に記録が残るから、
違うペンネームでもそれなりに分かるようになっている。
「数年前」としか言えないところがガセネタの弱いところだね。はっきりと
何年と言ってご覧よ。
最終選考に残れるくらいの実力者が、こんな板でわめいたりしないって。
デビュー後にいろいろ言われるからね。
おいおい、185枚規定ができてから、今回がまだ二回目だったようなきがするぞ。
だから、ガセネタオタの応募は、それ以前だったから、
185枚超でも読んでもらえたと言いたいんだろう?
30×20〜40という規定はかなり前からあったから。
どうせガセなんだから、マジレスの必要もないが。
547 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/29(木) 11:50:12
ところで30×40って、縦書きなの横書きなの?
548 :
536=540:2005/12/29(木) 12:12:53
【第四十八回】
◎三浦明博 亡兆のモノクローム(滅びのモノクローム)
○永見功平 境界
○佐藤 仁 Lost Morment
○廣島節也 ボッサ・ファミリア
○萩原 昇 未還
【第四十九回】
◎不知火京介 マッチメイク
○佐藤 仁 Shift
○櫻木そら 犯意
○税所隆介 パドックにて
◎赤井三尋 二十年目の恩讐(翳りゆく夏)
というわけで、どこに同一の名前があるんだね? あ、いた〜!
みなさん、540=536の高慢ちきな香具師は、佐藤仁氏と決定しました。
デビュー後に笑ってあげましょうね!
ふつう、二年連続最終だったら、もう受賞しているよな。
それとも、野沢尚みたいに死んじゃった?
551 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/29(木) 14:11:51
550を越えちゃった〜! 規定オーバーだ〜! ──(レス数が……)
552 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/29(木) 14:32:15
まさか匿名の掲示板で実名をさらされるハメになるとは…
事情があって今は応募してないんだが、このスレを見つけて執筆時を懐かしみつつつい書き込んでしまった。
ガセ扱いは心外だったが、2chの性質を考えるとオレのほうに非があったのかなと反省してる。スマン。
とにかくまあ、お呼びじゃないようなので、ROMに徹したほうがいいのかな。
では最後に…
応募者のみんな、がんばれ!
なんか、たまたま佐藤仁が2回最終に残っているのを発見して、
自分がそれになりすました狂言とも思えるが……。
でないと、あんなタカビーな物言いはできないだろう。
まあ、そうだと思われた方が、もし本当に本人だったときにはかえって幸いだが。
554 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/29(木) 15:31:38
おい、ひとの事はもういいだろ。
おまいら自身がもっとガンバレ
>>551 おもしろかったぞ!
>>552 お呼びじゃなくなくなくなくなくない!
ぜひいろいろまったり語ってもらいたい。
東野、福井、岡嶋・・・ と最終に2度以上残って
の受賞者が多いわけでしょう。
書くことが嫌になった、もしくはすでにデビューしているのなら
無理に書く必要はないかもしれないけど、惜しいでしょここで
諦めるのは。
ウルトラがんがれ! と俺は言いたい。
556 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/29(木) 16:13:30
あのー
縦書きですか、横書きですか?
ただの釣りだからw
558 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/30(金) 00:02:12
花村萬月も別PNで最終に何回か残ってたはずだよ。
>>556 そんな基本的なことも、自分で調べられないのかっ!
胸ぐら掴んでやろか? 立て、ガキ!
560 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/30(金) 11:24:23
561 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/30(金) 13:16:25 BE:959-
年末でもなかなか活況なスレッドですね。
いよいよあと一月。
みんな頑張ろう。
そしてS氏。是非当時のことなど書き込んで下さい。
みんなあなたの話が聞きたいんだよ。
562 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/31(土) 03:10:53
S氏、つまり佐藤仁氏か。
この名前、もれには少し思い入れがある。
うまれて初めて書いた長編本格推理の登場人物が同姓同名だった。
ちなみに、彼が最終に残った年よりもずっと前の話。
563 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/31(土) 07:53:19
993 :罧原堤 ◆SF36Mndinc :2005/12/31(土) 04:58:52
一個ずつ問題をクリアしてかないとな、一気に解決できないんだからさ何事も、
だから、まあとりあえず今は糞スレを埋めることが先決だろ。オレはそれがしなければならないことだと思う、なぜならしたいからだ、それだけだ
糞スレ立てまくるうんこ野郎が言っても説得力テラナシス……
誤爆?w
>>555 ありがとう
>>561 ありがとう
というわけで…さて何を語りましょう
当時のことという要望ですが、では…
最終候補に残るとK談社の方から連絡が来ます。その際いくつかの物を送るように言われます。
一つは写真です。僕は落選したのでその写真が使われるのかどうかはわかりませんが、念のためにとびきりのものを用意したほうがいいでしょう
二つ目は地図です。受賞が決まると地元のマスコミがインタビューに来るらしいので、幹線道路から自宅までの地図が必要になるのです。僕は書くのが面倒だったので住宅地図をコピーして道筋を蛍光ペンでなぞりました
三つ目は誓約書です。といってもさほど堅苦しいものではありません。応募作が自分のオリジナルであり、二重投稿していなければokですから。
と、まあこんな感じです。期待に添えましたら幸いですが…
応募作のように推敲はしていませんので読みづらいかもしれませんが、どうかお許しを
では皆さん、良いお年を!
>>565 そうなんだ、誓約書は分かるが地図と写真はイヤだな。覆面作家でいきたいから。
っつうか、まず受賞しなきゃ始まんないから、せっせと推敲するべぇ。
>>565 小説現代で最終選考に残ったら、同じものを要求されたな。
講談社の基本方針なのか。
集英社のときはそんなものは要求されなかったからな。
568 :
555:2006/01/01(日) 10:04:33
>>565 Sさん、ぜひ書き続けてくださいおながいします。
俺の好きな逢坂も言いました。
「前半の基調を崩さずに書いていたら、十分受賞圏内にあったと
思う。再度挑戦してほしい。」
文学賞メッタ斬りより
豊崎 選考過程にも原因がありますよね。『13階段』(高野和明 47回*2001)
『滅びのモノクローム』(三浦明博 48回*2002)が受賞した年、わたし
も下読みをやっているのですが、下読みの段階で評価の高かったものが
受賞できるとは限らない。最後は作家先生たちの選考が残っていますから
ね。どうしても無難な作品に落ち着きがち。
豊崎 そうそう、限界がある。『滅びのモノクローム』もどうかと思ったも
んなあ。『13階段』はしょうがないと諦めもついたけど、あれに関し
ては(本選に)上げるのすらイヤでした(笑)。
本選のセンセイがたよりも、予選委員の書評家たちに一般読者は近いはず。
がんがりましょう、我々と。
569 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/01(日) 12:57:11 BE:959-
>>565&みなさん
明けましておめでとうございます。
今年は是非ともいい年にしたいものですなあ。
ところで最終候補に残ったと知らされるのはいつ頃でしょうか。
来ない電話を待ち続けるほど苦しいことはないので
そのへんのことがわかっていると気持ちの切り替えもすっとできそう
ってもう落っこちることを考えてんのか!
駄目な自分。
>>569 その気持ちはよくわかります。初めて応募したときは僕もそうでした。選考過程を自分なりに想像しながら、デッドリミットを設定したものです。結果的にはそれより早く連絡が来たのですが…
その電話が来たのは4月の半ばころでした。最終選考会の1ヶ月くらい前ですね。
でも、本当に辛いのはその後ですよ。
569さんがその「辛さ」を味わえるように願っています。がんばってください。
>>568 文学賞メッタ斬りは僕も読みました。
笑うしかなかったけれど、ちょっとだけホッとしたのも事実です。
571 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/02(月) 11:03:14 BE:847-
>>570 ありがとう。頑張るよ。
これから気合いを入れて最終推敲。
ところでSさんは2度も最終まで残られたのですが
その作品を他社に持ち込みしようとは思わないのですか。
このまま埋もれさせるにはあまりに惜しいじゃないですか。
そうやって世に出た人もいっぱいいますよね。
それとも気力がなくなってしまったの?
写真をとびきりの笑顔で撮って来ますタ。住宅地図もトーフ屋の隣としっかり
蛍光ペンを入れて作成済み。誓約書もアパートの賃貸契約風に箇条書きにして
自分と出版社用に二部コピー済み。授賞式用のスーツも購入、それに合わせた靴も
磨いたお。家のぬこが間違って受賞連絡の電話受けてるときに
コードにとびつかないよう電話に囲いもしたさ。さーーーーーーーーーーて、これだけ
気合を入れとけば…
>>572 そのぬこと一緒に写真を撮っておくと、小説現代で受賞者発表が
あったとき女性読者のハートをがっつり掴めていいかも。
それにしても乱歩賞はやっぱ覆面作家は通用しないのかな。
今さらだが「テロリストのパラソル」読了。
いかにも乱歩賞らしい作品だけれど、原寮(ホントはウ冠いらない)
のテイストがまったり醸し出されてたかなぁ。
おまけに出てくるヒトたちはみんなハードボイルド的な言い回しをする。
何作か受賞作を読み続けてきたけれど「あした天気にしておくれ」
の冒頭を越えられる作品には出会えない。
おっと「焦げ茶色のパステル」はまだ読んでないんだな、これが。
>>574 「あした天気にしておくれ」は乱歩賞と関係ないジャン。
576 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/03(火) 20:50:01 BE:465-
>>572 説明不足だったことを謹んでお詫びいたします。
誓約書ついてですが、自ら作成する必要はありません。書類が送られてくるので、それに作品のタイトルと住所氏名を書いて捺印すればokです。
ついでなので、
>>565に補足します。
実はもう一つ送らなくてはならないものがあります。
それは自分のプロフィールです。住所氏名生年月日電話番号職業はともかくとして、もう一項目「筆歴」というものがあります。
僕はプロではないし、応募歴もなかったので「なし」と書きました。翌年は応募歴を書きましたが、それで問題ないようです。
よろしかったらみなさんの応募歴を晒してみませんか?
>>577 じゃあ、初応募でいきなり最終に残ったと? ゴイス!
>>571 レスが前後してすみません。
持ち込みについては考えたこともありませんでした。そういう方法もあるのですね。
ですが、「今のところ」は持ち込みしようとは思いません。もっとも、そのうち気が変わるかもしれませんが…
>>578 お褒めにあずかり光栄です。
ついでに言うと、僕が生涯に書いた小説は二本だけです。
ちょっと自慢させていただきましたが、僕も本当に努力したんです、笑って許してやってください。
応募歴は似たりよったりな気がする。
むしろ小説を書き始めたきっかけとか、目指す作家像のほうが個性が表れるん
んじゃないかな。かくいう自分は「読みたい小説がなかった」から書きだした。
581 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/03(火) 23:33:15
匿名Sさん凄いっすね!
たった2作で、その実力。
ふつう習作を重ねた上で・・・という人が多いと思うのですが。
それでも最終選考に残れた要因は何だと思いますか?
やっぱり何千冊も読書はしていたから、とか、
みっちり1年間かけて執筆したから、とかなんでしょうか?
ぜひ書き続けるべきだと思いますよ。
>>581 僕が小説を書き始めたのは、彼女に「乱歩賞をとったら結婚しましょう」と言われたからです。なので、最終候補に残れた要因は「愛」ということになりますね。
しかしながら、忘れもしない2003年5月23日、彼女は僕の元を去っていきました。以来、僕は小説を書けなくなったのです。
と、まあ冗談はともかく…
僕はそれほど本を読んでいません。乱歩賞作品はすべて読みましたが、乱歩の本は一冊も…というレベルです。
執筆期間はどうでしょう。どちらも途中で全面改稿したために、結果的には(推敲を含めて)丸一年かかりました。
さて、僕が最終候補に残れた要因ですが、自分では推敲にあるのではないかと思っています。
出来上がったものを読み返し、やってはいけないことを極力排除し、また読み返す。これを締め切りぎりぎりまでひたすら繰り返しました。
「乱歩賞をとったら結婚しましょう」ですか。
こちらから言うならまだしも彼女から言われたというのは何とも・・・
それはさておき貴重な意見ですね。
それほど本は読んでいませんですか。といっても勿論、それなりのミステリマニアではあるんでしょうね。
ちなみに私は乱歩賞全作は読んでません。
「やってはいけないこと」というのが落選組は、わかってるようで案外わかってないものなんです。
つまりそれに気づき、直すためにも時間をかける必要があるのでしょうね。
きっと全作読む中で「何をやればよく、何をやってはいけない」のかつかまれたのだと思います。
レスありがとうございました。
ほんとはもっと根掘り葉掘り聞きたいこともあるのですが遠慮しときます・・・
Sさん諦めずに頑張って!と無責任にエールを送っておきます
自分の作を読み直して、削除すべきところとか付け加えるべきところとかが
的確に把握できるってことが大事なんだろなあ。おいらの場合、書いてるときは
神、読み直してごみ、書き直してるうちにもうわけわかんなくなるw。
585 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/04(水) 13:18:17
>>568 滅びのモノクローム受賞の裏には何があるんだろうね。
審査員がどんなに持ち上げても、売れない物は売れないんだがな。
●赤川次郎氏
「釣りをモチーフにしながら、そこから事件へとつなげて行く辺りが自然で、小説として魅力あるものになっていた。」
●逢坂剛氏
「いろいろな素材をぜいたくに盛り込んで、一つの世界を構築する腕は評価してよい。」
●北方謙三氏
「人間の過去という大きな命題を、淡々と描きあげることに成功している。」
●北村薫氏
「安定した筆致、小道具としての釣り用リールの扱い方などが印象に残った。魅力的な個性は、手慣れた技巧以上に尊いものである。」
●宮部みゆき氏
「日本という国が懐深く隠し持ち、表向きは存在しないふりをしている“過去の傷”について、誠実に描いた小説だと思います。」
586 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/04(水) 14:12:27 BE:768-
>>579 私は去年初めて応募して見事一次落選。
まあ送るときからこれは駄目だなと思っていたので
気持ちの切り替えは早くについた。
だけどSさん。最終選考に残ったのが一度だけなら
フロックってこともあるけど二度も残ればそれは偶然じゃない。
作品を書くのに愛なんか関係ない。
そこにあるのは己の技量と信念だけだ。
私はもし今年駄目でも諦めないよ。
もう結構いい年なんだけど。
不知火さんのような作品でも賞を取れるんだよ。
このまま終わってもいいのか。
>>582 > しかしながら、忘れもしない2003年5月23日、彼女は僕の元を去っていきました。
2003年5月23日というと、あなたが再び最終に残ったのがわかっていて、
かつまた乱歩賞が決定するころ、あるいはその直前というあたりでしょうか?
落選が決まったから去っていったのか、あるいはそれ以前に去っていったの
か、気になるところです。
「乱歩賞を取ったら結婚する」とは、希有なシチュエーションですね。しかも、
彼女の方から言ったとは。彼女はそう言ってはみたものの、あなたが本当に
2回も最終に残ってしまうほどの実績を見せつけたために、これは早く決心し
ないといけないと思ったのかも知れませんね。
余談ですが、私だったら、その作品を他に持ち込んだり、再応募したりする
と思います。一次や二次しか通過してないのに、そうしたことがあるくらいです
から。
想定の範囲外のレスにいささか戸惑っております。彼女のくだりは釣りだったことにしましょうww
ちなみに、2003年5月23日というのは最終選考会のあった日で、つまりは僕の二度目の落選が決まった日です。
>>587 余談にレスです。
実は、僕も再応募したことがあります。第一回の「このミス」でした。御存知でしょうが、この賞では一次を通過しただけで評をもらうことができます。それが目当ての応募でした。
初めて書いた小説だったので、多くの客観的評価を欲していたのでしょう。
乱歩賞の落選が確定してから応募したし、乱歩賞の規定に合わせて無理やりカットした部分を元に戻すなどの改稿を施した(一応タイトルも変えました)ので、二重投稿には当たらないだろうと自分に言い聞かせていましたが…
やはりそのように判断されたのか、そもそも作品の出来がその程度だったのか、結果は…評すら無しでした。
えっ? すると、乱歩で最終まで残った作が、このミスでは一次すら通らなかったと
いうこと?
最初に読む人が誰かという運もありますからね。
でも、おそらくは、名前や住所などの情報から、同一作品だと分かったからではないでしょうか?
591 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/04(水) 18:17:59
>>590 前回だって、ホラー大賞の落選作が残っていたからちがうだろ。
そもそも「四日間の奇蹟」にしても、日本ファンタジーの落選作だし。
>>591 その例があるからといって、すべてに適用されるわけではないでしょう。
「そういう傾向がある」くらいは言えるでしょうが。
「運」の要素はかなりあると思いますよ。また、588さんは、割愛した部分
も追加して応募したとおっしゃっているので、読んだ印象も違っていたの
かも知れません。
>>591は
>>590の
>でも、おそらくは、名前や住所などの情報から、
同一作品だと分かったからではないでしょうか
へのレスでしょう。
594 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/04(水) 18:53:07
>その例があるからといって、すべてに適用されるわけではないでしょう。
「そういう傾向がある」くらいは言えるでしょうが。
ここの意味がわからん。
595 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/04(水) 19:01:06
596 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/04(水) 19:04:27
で、そろそろ締め切りだな。
みんなどうだい? おれはヤバイ
597 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/04(水) 19:24:25
それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
小説現代ショートショート・コンテスト優秀賞受賞 阿部敦良
折原一の『倒錯のロンド』はサントリーミステリー大賞の一次すら通らず
それにどうしても納得いかなかった氏はこれを乱歩賞に応募し、結果は最終候補。
賞による傾向ってのは確かにあるからね
599 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/04(水) 20:03:16 BE:735-
>>588 私は去年の「このミス」に応募して駄目だったやつがどうしても諦めきれず
公募ガイドの作家養成塾に送ってみた。
あの若桜木さんが選評してくれるあれだ。
下された評価は落ちて当然だと。
概要通りに書けば最終選考ぐらいはいっただろうが
いかんせんその通りに書いていない。
視点が多すぎる。そういう評価だった。
さすがに落ち込んだが今回はその辺のところ特に気を付け
今自分が持っている最大限の力を結集して書いたつもりだ。
ちなみに二重投稿とは結果が出ていないうちに他社の賞に応募することで
落選が決まった時点で応募してもそれには当て嵌まらない。
しかし去年の「このミス」に落ちたのは本当にショックだった。
何故なら……。みんなわかるよね。中学生が賞を取ったんだから。
>>598 傾向の違いはかなりあるみたいだね。
でも、個人的な感覚としてだけど、「下読み担当者の感性の違い」ってのは、
もっと大きな要素だと思う。
>>600 禿同。読者として、俺たちだって好みの差は激しいし、下読みだってそんな
もんだろ? 俺はかなり読書人のつもりだったが、今、栗本薫の「指」という
角川ホラーを苦しみながら読んでる。主人公が11歳の少年だからこう書いてる
のか? 一文に同じつまらん言葉を、たとえば「すごく…だから、すごく…だった」
式に繰り返したり、なんかジュブナイルでも読んでるような幼稚な表現。これほんとに大人向け
の本なのか?栗本のファンがいたら、どこをどう読むと楽しいのか教えれ。
>>599 若桜木氏は視点バカだよね。
編集さんも選考委員もそんなに気にしないのに。
一次落選で納得いかないって気持ちはわかるな。
しかも日本の場合、エンタメの下読みはかなり重なっているし。。。
>>601 別に煽るつもりはないが、かなりの読書人が栗本薫の「指」
を読むつもりになったのかが謎だ。
>>602 若桜木は、作家養成塾の先生としては、こうあるべきだ、というのを実践しているのかもね。
つまり、読者の中で本当に作家になれる人はほとんどいないわけで、読物として見た場合、
断定的に、「これはこうだ。あれは、ああだ」と、はっきり言った方が受ける。これは占い師と
同じだよね。「あなたの運勢は、良いかもしれないけど、もしかすると悪いかも知れない」み
たいな優柔不断なこと言うと、客が付かないのだそうだ。
小説現代ショートショート・コンテスト優秀賞受賞の阿部敦良は、真面目に投稿している奴等に失礼だな。
>>604 そう思った理由を教えてくれ。
生意気なコメントでもしたの?
>>599 若桜木さんの「作家養成講座」みたいなタイトルの本を読んだことがあります。ですが僕には合いませんでした。
こうしろこう書けこうすれば受賞できる…みたいな感じがいかにもマニュアルっぽく、どうにも受け入れられなかったのです。
とまれ、現役(ですよね?)のプロ作家に自作を読んでもらうのは貴重な体験ですよね。
推敲ははかどっていますか。最後の勝負所ですから、ゆめゆめ気を抜かぬように。
>>599 犬やら記憶喪失の女が出てくるやつでしたっけ。
概要見た限り面白そうでしたよ。
608 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/05(木) 13:56:57 BE:667-
>>606 ありがとう。
実はすでに印刷しいつでも送れる状態になっています。
若桜木さんについては評価が分かれていますが
少なくとも私の作品全部を読んでくれて真摯に論評してくれました。
当然感謝しています。
500¥の図書券もくれたし。
>>607 そうです。
知床世界遺産については死ぬほど勉強したし
実は岩尾別にも2年ほど住んでいたので
あの辺のことはよく知っているんですよ。
だからこそ書けたテーマなんですが。
あの作品は万一デビューできたら受賞後第一作として
取っておくつもり。
まあその可能性は非常に薄いでしょうが。
609 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/05(木) 20:26:25
ワカサギさんてまだ書いてるのかな?
ゴーストだったんじゃないの?ほとんどが。
>>608 607です。受賞後第1作でお披露目ですか。
ちょっぴり(大いに?)期待してます。
私は純文系に応募中です。お互いにがんばりましょう。
スレ違いごめん。
611 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/08(日) 01:02:09
夕食後、乱歩賞受賞作品『天使の傷痕』を読んだ。
四十年以上も前のものなので時代設定は古い。
が、乱歩賞についてかすかに見えたものがあったのは収穫だった。
西村京太郎もさすがにこの頃は拙かったというのはまた別の感想。
西村京太郎はあの読点の打ち方だけで読む気が萎える。
西村京太郎は1ページと読むに耐えん。
けれど、トラベルミステリーばかりでは辟易、という人には案外オススメ。
特に、「殺しの双曲線」とか面白いよ。
615 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/08(日) 10:54:40 BE:768-
全く話題は変わるが「天使のナイフ」去年の10月初めに図書館に申し込んだのに
まだ連絡がない。一体何人待ちなのだろう?
その年の乱歩賞受賞作を年内に読めなかったのは初めてのこと。
そんなに面白いのかな。
近年における駄作の誉れ高いが、待ってればそのうち回ってくるよ。
ひとり数日間〜二週間は借りてる状態だろうし。
乱歩賞も敷居が低くなる一方だね。
617 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/08(日) 11:58:12
それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
小説現代ショートショート・コンテスト優秀賞受賞 阿部敦良
618 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/09(月) 10:46:28
さあ、そろそろみんな、書き上げたかな?
昼はうどんにカキアゲたくさん入れて食べよっと。
g
おいらラーメンにもやしいっぱい入れて食ってるお。
621 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/09(月) 15:32:01 BE:498-
プリントアウトした原稿を綴じ封筒に詰めた。
明日郵便局に行って来る。
やるだけのことはやった。
少なくとも去年送ったやつよりかはよくできている自信がある。
でも時間が余ったので去年のやつも手を加えて
小説現代新人賞に送ってみるかな。
もう書き上げたんだ。
羨ましい。
最終で会おう!
なんちてw
>>621 脱稿乙!
お節介かも知れないけど、
昨年のは見ないで、今年のをギリギリまで見直した方が良いと思うけどな。
僕の校門も脱肛です
625 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/10(火) 13:23:36 BE:544-
>>622 いや。まじで最終で会いたいよ。
この板の住人がもし残ったら是非発表してほしい。
素直に拍手をしたい。
>>623 ありがとう。
でももう送っちゃった。
おそらく見直す度に書き直したいところが見つかるだろうけど
どこかで踏ん切りをつけないと泥沼に填りそうな気がして。
それよりも気分一新次の賞に向けて別のものを完成させたい。
626 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/10(火) 19:25:46
なんとか二十日くらいまでに書き上げて推敲したいのですが
ギリギリの感じです ><
俺なんてあきらめて横溝いくもんねー
628 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/10(火) 19:29:45
それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
小説現代ショートショート・コンテスト優秀賞受賞 阿部敦良
629 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/10(火) 19:29:47
横溝って本格じゃないの?
ガチガチの本格でもないっしょ。
枚数が多いのがいい。
そうですか。
頑張ってください。
ありがとう。がんがります。
まあ、みなさん安心して下さい。まだ構想すらまとまっていない私がいるんですから。
でも、締め切りまでにはちゃんと仕上げて出しますよ。最低限、二次は通過すると
信じています。
634 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/11(水) 11:38:33
荒書きが終わって本編を書き起こしているところなんだけど
二十日くらいまでにできるといいなあぁ・・・現在1/3+αくらい
わたしも出すからには最低でも最終残りは目指してます。
っていうか、いいタイトルがみつからなくて・・(T-T)
635 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/11(水) 11:40:04 BE:1049-
>>633 いくらなんでもあと二十日では無理っぽい気が……。
それともまじレスする私はばかちん?
昨日本屋で「天使のナイフ」選評だけ立ち読みしてきた。
買わないところが小市民。
なんだか満場一致みたいだったのね。
他の候補作が酷いけなされようだったけど。
逆に考えればそんな作品が最終に残るってことが不思議でもある。
それとも去年はレベルが低かったのか。
でも私はその去年に一次も残らず落ちたんだよなあ。
自信が出たり無くなったり。本当に小市民だ。
636 :
633:2006/01/11(水) 11:49:47
>>635 > いくらなんでもあと二十日では無理っぽい気が……。
マジレスおおいにけっこうですよ。今月は仕事がヒマなので、執筆に集中できるため、
時間はまだあります。現に一昨年は、22日から書き始めて二次を通過しましたので。
昨年は多忙のため応募しませんでしたが。
637 :
sage:2006/01/11(水) 12:12:59
>>636 すごすぎる。っていうか、もっと構想をばっちり練ってから
余裕をもって執筆すれば最終レベルにいくのでは?
638 :
634:2006/01/11(水) 12:15:29
わたしは構想に何ヵ月もかかってしまって、
本格的に書き始めたのは昨年末あたりでした。
プロットを組む段階がいちばんきついなって思う。
っていうか、書こうと思い立って半年もかかってしまいました(T-T)
途中でめげて短編を書いたりしてしまったし。
締め切りまで残り○日だけど書ける、予選も絶対通過できる。
こういう人は必ずいる。でも他人のやり方なんか参考にもならない。
乱歩賞に挑む人なら、自分のやり方、自分のペースがあるだろ。
どんな過程を踏んでも、ケツは全員、同じ1月31日だ。
おっと、633を非難してるわけじゃない。気を悪くしないでくれ。
自分を励ます意味で書いてるのかもね。
ふとそう思った。
おまいらはアウトラインプロセッサとか使ってるの?
特にミステリーには非常に便利なツールだと思うんだけど。
ミステリは緻密な構成がものをいうしね。
643 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/11(水) 20:03:32 BE:072-
>>636 確かに私も書き始めたのは11月初めで
なんだかんだ言って一月もしないで書き上がった。
(それはずっと前のレスを読んでもらえればわかる)
しかし最低五回は読み直して推敲しているし
しばらく寝かせてから再度読み直ししたりで
結局送ったのが昨日ということ。
たとえ20日間で書けたとしても読み直せば絶対
直したいところが出てくるだろうし
やはり時間に余裕があった方が安心できる。
ただ追いつめられた方がいいという人もいるかもしれないが。
皮肉ではなく633には頑張ってほしい。
書き上がったら是非うpしてくれ。
途中経過もよろしくね。
644 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/14(土) 19:58:16 BE:588-
ちょっと過疎ってきた?
みんな追い込みか。
でもたまには息抜いて遊びに来てほしい。
645 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/15(日) 17:24:43
遊びにきた。でも、ここに来ると焦りが募り、息抜きにならん。
まだ完成していない。
646 :
633:2006/01/15(日) 18:36:02
>>645 頑張って下さい。私はまだ「構想」が完成していません。
今日中になんとか、とは思っているのですが……。
ここに来てないで、早く書くべきですね。orz
647 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/15(日) 20:24:24 BE:487-
>>646 うーん。それは息抜きするどころではないな。
ただどうなんだろう? 私のように大まかな筋だけ立てて書き始める方法だと
調子がでないときは1ページも書けないがみっちりプロットを練り込んで書くのであれば
それさえ完成さえすれば一気に書き上げることも可能かもしれない。
どっちにしても頑張れ。
他に完成したぞって人はいないのかな。
S氏はどうなの?
もう書かないなんていわないでよ。
648 :
匿名S ◆qQNGdd/prA :2006/01/15(日) 23:39:49
>>647 僕は遅筆なほうなので、あと二週間で書き上げるのはとうてい無理ですw
というか僕の場合、推敲だけでもそれ以上の時間がかかります。
連書きですね、スミマセン。おまけに亀レスです。
>>635へ、選評について。
ここ数年は受賞作の巻末に載っていますが、小説現代に載ったものがそのまま転用されるとは限らないみたいです。
私見では、受賞作に対するネガティブな評は割愛されているように思います。
売り上げに影響するから…というのはちょっとうがちすぎでしょうか。
選評を立ち読みしたとあったので御存知ないように見受けられましたが、日本推理作家協会のホームページでも選評を読むことができます。
過去の選評もすべて読めますし、僕の作品への評がそうだったのですが、小説現代バージョンに加筆してあることもあります。
なにかの参考になれば幸いです。
>>649 貴重なお話ありがとうございます。
とても参考になります。
荒書きが終わって本編を書き起こしているところですが
ゴールは見えているもののプチ鬱状態です。
なぜかというと一緒に乱歩賞をめざしている友人の
書いている作品がかなりいいので、
「これはちょっと勝ち目がないな」って感じで。
>>649 S氏久し振り。
全然知らなかったよ。早速協会のHP覗いてみる。ありがとう。
今年は無理でもいつかチャレンジしてほしい。別の賞でもいいのでは。
>>650 一緒に書いている友達がいるんだ。岡嶋二人みたいな感じ?
でも別々の作品を送るのね。
友達の作品がよければ焦るよなあ。
そんな風に書いていたら変な気持ちにならないか心配。
>>651 よく読んでみ
一緒に目指してるんであって、書くのは別だろ
文芸仲間ってやつだな
>>650 えてして隣の芝生は蒼く見えるものです。
応募した後に友人の作品を読み直すと、また違った感想を持つかもしれません。
このレスを見る暇もないくらい、執筆に集中しているといいのですが…
応募の報告を心待ちにしています。がんばってください。
654 :
650:2006/01/17(火) 06:50:28
>>651 最初は岡嶋二人さんたちのように共作の予定でしたが、
なんとなくお互いの作風も違うしということで
それぞれ別の作品を仕上げようということになりました。
>>652 はい。いわゆる文芸仲間という感じです。
お互いに創作者としても尊敬できるような関係をめざしてます。
>>653 最近ずっと調子が悪かったPCがとうとう壊れてしまって
昨日は新しいPCを慌てて買いに行き、いろんな設定をしたりしてました。
そういうときに限って「この表現ははとてもいい!」みたいなのが
湧いてくるので、早く書きたくて焦りまくりでした(^^*ゞ
655 :
460:2006/01/17(火) 12:34:29
>>653 いつもいろいろアドバイスをありがとうございます
とても参考になります
>>654 創作仲間がいるってのはうらやましいですね
当方田舎在住なので、読んでくれる人すら見つかりません
以前、鬱病で執筆中断してた者ですが、治療のおかげで
かなり回復してきています。けどあと二週間では満足のいく
推敲は無理なので4月の賞に切り替えようかと思っています
みなさん、追い込みがんばってください
早速日本推理作家協会のHPから毎年の乱歩賞の選評読んでみた。
S氏の作品賞を取ってもおかしくないって感じで褒められていたよ。
是非読んでみたい。どうか持ち込みでも何でもしてデビューしてほしい。
本を出したら絶対買うよ。
657 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/17(火) 14:15:31
>>655 なんだか共感できる人を発見した思いです。頑張って下さいね。
>当方田舎在住なので、読んでくれる人すら見つかりません
私も田舎の住人ですが、数年前にメル友の中で素晴らしい人を発見し、その人に
読んでもらうようにしています。
>以前、鬱病で執筆中断してた者ですが、
私も同じです。その年は応募を断念しました。
>4月の賞に切り替えようかと思っています
4月って、なにがありましたっけ?
ごめん
このミスは五月だった ...orz
650さん、頑張ってね♪ ほら、たかいたかーい♥
ヽ(^-^)ノ
(^(ェ)^)ノ
4月はシェラザードだね
日本ミステリー文学賞
>>656 >是非読んでみたい。
最高の誉め言葉を戴きました。ありがとう。読んでもらいたくなりました。
応募原稿の控えは取ってあるはずなので、探せば出てくると思いますが…。
でもそれをお渡しする方法がありませんね。僕がデビューするまで気長にお待ちくださいww
663 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/17(火) 23:50:04
えっ!!手書きですか?
>>662 ついにやる気になってくれたかな。
嬉しくもありこちらも気合いが入る。
絶対負けない気で頑張るよ。
(といってもS氏は連続2回の最終組で私は去年からの新参者。
しかも去年は1次敗退。勝手に思い上がっているだけ。すまん)
ところで今式田ティエンという人の「このミス」で賞を取った
「沈む魚」というのを読んでいる。二人称という書き方は
初めてでちょっと不思議な感じ。
だけどそんなに評判にならなかったよね。
まださわりの部分しか読んでないが上手そうな文だけどなあ。
>>663 いいえ、ワープロです。
控えの原稿はリボンをケチって感熱紙にプリントしたので、字は消えているかもしれません。
>>664 最後の一文はあくまで冗談です…
「このミス」といえば、そろそろ受賞作が発売になりますね。今年こそ再読に耐えうるものだといいのですが
ところで
さわりの部分=導入部→×
さわりの部分=クライマックス→〇
辞書でご確認を
では次の方に悪魔の数字をプレゼントwww
666 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/18(水) 20:08:20
乱歩賞はフロッピーの添付が義務付けられてないですが、プリントアウト
だけでOKなんでしょうかね?
まだフロッピー添付が義務づけられている賞の方が
珍しいと思う。
668 :
650:2006/01/19(木) 07:09:22
>>660さんありがとうございます。
レスが遅れてすみませんでした。
>
匿名Sさんの作品の作品評を読ませていただきました。
とても参考になりましたし、刺激も受けました。
二回連続で最終に残るなんてとても羨ましいです。
次のエントリー作品が「三度目の正直」となりますように♪
>
「二人称小説」?って難しそうですね・・・
669 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/19(木) 10:31:42 BE:184-
>>665 思い込みで勝手に解釈している言葉の何と多いこと。
お恥ずかしい。気になる言葉は逐一辞書で調べながら
書いているんだけどなあ。
前に出した作品でも子供を諫めると平気で書いてしまった。
こんなことしているようじゃまだまだだわ。
670 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/19(木) 13:49:12
>>669 たしかに、思いこみで使っている言葉って多いですね。
それで、件の「さわりの部分」ですが、
確かに辞書では「クライマックス」であり、主な部分だけちょっぴり見せる聞かせる
という意味から、ほんの少しだけ見せるのを「さわりだけ」と言うようになった
と思われますね。ですから、「初めの部分」という意味ではなく「少しだけ」
という意味で使う分には、誤用とは気付かないのが普通だと思います。
また「諫める」ですが、これには「戒める」という意味があります。「目上の人に
対して言う場合が多い」と広辞苑にも出ていますが、目下ではいけないということ
はないともありませんので、誤用ではないと思います。
私に限らず、「憧憬(しょうけい)」を「どうけい」、「独擅場(どくせんじょう)」
を「独壇場(どくだんじょう」と読むような例は、誤用を通り越して普通にさえなっています。
それから、「憮然とした」というのも、本来の意味であまり使われない言葉の代表
格でしょうね。
671 :
670:2006/01/19(木) 13:51:11
自分が「誤用」してますね。
× 目下ではいけないということはないともありませんので、
○ 目下ではいけないとも書いてありませんので、
672 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/20(金) 18:32:17
さあ、みなさん、そろそろ書き終わりましたか? もう10日程度しかありませんよ!
673 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/23(月) 22:53:00
なんとか書き上げました。
これから推敲に入ります。
674 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/24(火) 21:16:34
675 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/24(火) 21:21:51
赤井三尋か。
引用文献にあげても駄目なのか。
赤井三尋って誰じゃ、と思ったら二十年目の恩讐の人か。
題名でネタバレしてどうするという作品だったな。
それで題名変えたのだろうけど、最初の30ページぐらいで
犯人ばればれだったな。
本田靖春の「不当逮捕」といったら、
ノンフィクションの名著じゃん。
おいら「なお君」という作品は未読だけど、
参考レベルじゃ済まない引用をしたってコトでしょ?
編集者なら「不当逮捕」ぐらい読んでるはずだし、
どうして誰も注意してあげなかったのかな。
せっかく乱歩賞とったのに、赤井さん、
これで終わりなんてカワイソス。
でも自業自得といえばそれまでか。合掌。
678 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/25(水) 00:50:19
詳細を知らないんですが、どの程度の「違反」があったんですか?
部分引用したとか、あるいは、プロットをまるまる当用しているとか。
679 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/25(水) 00:54:24
同時受賞のマッチメイクも、プロレス暴露本からネタ流用しまくりって騒がれてたろ。
ついでにその翌年のカタコンベも映画&ゲームからの流用ばっかりって騒がれた記憶がある。
特にカタコンベなんか、参考文献に他人の小説載せてたくらいだった。
だけど2つとも「引用」止まりなんだよな。
引用と盗用の境界線がよくわからんな。
680 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/25(水) 01:23:33
>>678 そこよりも、ちゃんと参考文献に載せてあるものを
出版させておいて、回収はどうだろうと思う。
赤井は大物じゃないからノーチェックで出版とかあり得ないし。
>>679じゃないが、盗作云々の判断は作家には難しい場合が多い。
とくに最近のミステリは蘊蓄記述が多いからね。
それなら、出版前に没にしてやれよ。かわいそうに。
赤井は本業で食っていけるから、
傑作を発表して無断盗用の汚名を返上しようなんて、
そんな気概は湧いてこないだろうな。
下手に意気込むと薮蛇になる可能性もあるし。
このままフェードアウトするのが利巧か。
682 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/25(水) 02:49:53
担当が悪いだろ
「確信犯」←この正しい使い方を教えてほしい
赤井は『出版したのは受賞作のみ』という
乱歩賞作家初の快挙を成し遂げるのか。
51回のコンベくんもそうなるっぽいから
今後のトレンドかもね>受賞作のみ
カタコンベは何のパクリ?
>>685 コンベくんの受賞第一作『〜亡霊』も
パクリ疑惑が浮上しているのか?
だとしたら二作連続ってコトになるな。
それはそれで快挙だ。
あとプロレス裏話の彼も取り沙汰されれば
別の意味で出版界が盛り上がるだろう。
>>687 コンベくんはここの住人だから本人に聞いてみる手もある
たしか8〜9月あたりに自作PRしてたよな
今後の乱歩賞作品の表紙予想
○○○○○○○○(タイトル)
△△△△(著者名)
『当作品は完全オリジナルです』
691 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/25(水) 17:39:15
また、パクり騒動ですか。
そもそも乱歩賞は薀蓄を入れないとダメって基準を設けているから
応募者がストーリーに関係のない専門知識を書き連ねるとになる。
赤井の受賞作はマジでクソ。
おまえ、なんで最初に新聞社の物量スペック書いてるの?
どこで調べたのかしらないけど、今回もあの調子でいったのか?
渡辺容子だっけ、あれも酷かったけど、
彼女はパクッってない、自分で拾ったエッセンスが
多少なりとも感じられた。(レポート読まされてるみたいだったけど)
しかも赤井はラジオ局の報道記者っていうじゃないか、
先輩記者をネタにしてナニサマのつもり?
そう憤っている俺も、明日、講談社に原稿を送るよ。
宛先は『メフィスト賞』だけどね。 Good Night, Everybody!
>>692 > そもそも乱歩賞は薀蓄を入れないとダメって基準を設けているから
そんなの初めて聞いた。
確かに初耳ですね。
僕の場合は逆に、蘊蓄部分がうるさいって選評で言われました。
>>692 おまいらも知っての通り、赤井はニッポン放送社員だろ。
だからフジテレビとも講談社とも係わりのある人物なわけだ。
そのあたりが受賞の理由じゃないかな。
696 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/26(木) 02:11:47
>>695 そういうことを言うと運が逃げるよ。
文芸サークルの嫉妬みたいでかわいいけど。
697 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/26(木) 02:27:27
698 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/26(木) 19:55:18 BE:498-
活況になったと思ったらちょっといやな話題だね。
赤井さんのその作品は読んでないから(というよりももう読めないか)
どんな感じかわからないけど回収するほどなのだから
表現も変えずにそのまま使った部分
目に余るほどだったのではないか。(この言葉の使い方おかしくないよね)
最近でも漫画をぱくったといって回収された小説があったよね。
それにしても、誰も読んでないんだな。
乱歩賞って、大きな賞なのに第二作目にして読む人いなくなるんだな。
マッチメイクの人の二作目も売れてないみたいだし。。
阿刀田が、乱歩賞ほどのビッグタイトルでさえ、プロから見れば75点くらいの出来って
書いてる。受賞してさらにそこから伸びるか考えて選ぶんだってよ。他の新人賞なんて
プロになれない賞がいっぱいあるってさ。
701 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/27(金) 07:25:04
それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
小説現代ショートショート・コンテスト優秀賞受賞 阿部敦良
702 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/27(金) 07:45:42
芥川賞って、大きな賞なのに第二作目(以下同じ)
でも、第二作目ぐらいいいよ。
乱歩賞より権威があるはずの推理作家協会賞みたいに、第一作目の受賞作そのものが読んで貰えない文学賞なんて、いくらでもある。
703 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/27(金) 08:17:12
704 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/27(金) 20:04:48 BE:634-
>>699 前にもレスしたけどこの人の2作目「女形」ははっきり言って酷い。
読まない方がいい――と言いたい。
それより漸く「天使のナイフ」借りることができたよ。
半分ほど読んだところ。
感想は完読後あげるつもりだけど
誰だ、駄作って言ったのは。
これが駄作なら自分の作品は……。
おまえさまがた おはよう
>>704 駄作なんて意見、出てたかな?
書評も売れ行きも上々らしいけど
『天使のナイフ』は読んでないが『天使の傷痕』は読んだ。
「天使」とつくタイトルの難しさというのか偽善的な使い方の典型を
後者に見てしまったという気がする。
いわゆる「逆差別」じゃないかということなんだが、活字にする場合に
扱いづらいネタ、制約が多いネタを敢えて選んだ内的必然が作者の中に
感じられなかったために、最後まで「おまえそりゃないだろ」的な
嘘っぽさ、臭さが拭えなかった。
時代性というものなのだろうか?「会話」も酷かった。
聖者の〜とか天使の〜的なあざといものは読みたくないなと一読者としても
つくづく思った。
俺、じゅんちゃんのプロットをパクった作品を書いて送ったけど、
なんの問題もないよね? ブームに乗っただけだし。
というか、ネタとして最終選考まで残りそうな気がする。
708 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/28(土) 22:01:07
さあ、応募する人は、もうすぐ締め切りだね。
最後の推敲に血道を上げている頃かな?
パクリ問題が表面化した以上、その反動もあって
今回の選考はかなり厳しくなる気がする<パクリ作品
江戸川乱歩賞を目指す人。
712 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/29(日) 01:07:20
>>707 その姿勢がすでに問題ありじゃねえか?
そもそもあのネタが最終に残ると思えないんだが
>>709 今年に限らず、毎回チェック入れてるらしい
類似作品を想起させるだけで最終残れないとか
>>711 その人のブログ、全然更新しないのに毎日かなりのアクセス数があるね。
不思議だ。
乱歩賞を目指すブログ、ついつい見に行ってしまう。
書き上げたのか、応募し終えたのか、その記載がないかと。
あれだけ自負と応募作の筋すら公開したのだから、結果は気になる。
>>713 じゅんちゃんは「一度でもブログを覗いたかたは、1月に戻ってきてください」
と言っていたのだ。それを律儀に守っているヲチャーがいるということだね。
俺もその一人なんだけど。
ところで、乱歩賞で出ていない舞台を考えてみたい。俺も全部読んだわけ
ではないので、ガイシュツのものがあったら指摘してください。
「競輪」「競艇」「オート」「将棋」「囲碁」「プロ野球」「サッカー」
「建築」「大学(理系・文系)」「ラジオ局」「東京証券取引所」
>>715 将棋は「殺人の棋譜」でガイシュツだね。
たかが50回の歴史なら、むしろ過去作品の舞台を挙げたほうが早くね?
つか、それすら意味がないような気もするが。
「天使のナイフ」今読み終わった。
唸った。素晴らしい。
会社を辞めてまで書き上げた執念のようなものを感じた。
ここ最近の乱歩賞受賞作家はへたっている人が多いけど
この人は一流の書き手になる気がする。
ただ一つだけ問題があったとすればあの重要なところでの視点移動だと思う。
刑事視点が入るのは仕方がないがあそこでの移動は不必要に思える。
主人公の知らない過去のできごとでもその話を聞いているのだから
主人公視点で書くことは可能だったはずだ。
視点移動は若桜木さんから指摘を受けて以来すごく気になってしまうのであった。
それから前半出てきた脇役の女の子が後半全く物語に絡んでこなかったのも惜しい。
でもそんな些末なことなどこの力作には影響ない。
こんな作品を読むと本当に嬉しくなる。
そして自分でもこんなの書ければなあと思う。
>>718 ハテナくん(俺が勝手に名づけてんだけど)、
「182-」ってのが追加されたね。
>>717 いや、できるだけガイシュツな舞台は避けたいと思って
いるんだが、確かにそちらのほうが効率的だ。
俺はプロ野球を舞台にしたいと思っているけど、
今までないのかな? 教えて、えろいヒト。
720 :
715:2006/01/29(日) 17:48:10
>>716 ありがとう。
俺は金と銀の動かしかたも判らない将棋音痴なのだ。
奨励会(四段昇進だっけか?)絡みでいろいろ書けるかも
なんて漠然とおもたりして。
えろくはないが、このミス「サウスポーキラー」
マイナースポーツは難しいね。
読者と共有できる情報が減ればそれだけ説明が多くなりつまらないものになる。
>>720 716だけど、既に書いたジャンルであっても別にかまわないと思うよ。
現に漏れのノートの中には、将棋タイトルを巡っての争いをテーマとした
ものが既に書き込まれている。乱歩賞には適さないかも知れないが、
ミステリーとしては通用するはず。だから、近い内に実際に書いてみたい
と考えている。
「八月のマルクス」の人、どこ行ったんだろう。
出版のことなら年一冊くらいのペースで出してるよ。
726 :
はてなおやじ:2006/01/29(日) 21:00:05 BE:487-
>>719 おっさんだからはてなおやじとでも呼んでね。
182って何だべなあ。わからんのよ。
大体はてなが何故つくかも前に訊いたけどよくわからなかった。
「天使のナイフ」で言い忘れていたこともう一つ。
ビデオの男の子はどうなったんだろう?
>>726 >>719 「182」ってなんですか?
どこに書いてあるの? ちなみに、このスレの182を読み直したら、
去年の9月に漏れが書いたものだと思い出した。
729 :
719:2006/01/29(日) 22:28:59
>>726 やぁどうも。
んじゃ、はてなさんとでも呼ばせていただこうかな。
「天使のナイフ」で俺が気に入らないのはまさしくそこだ。
犯人に傷つけられた子供はほっといていいんかい!
加害者にはやけに優しい視点なのに、被害者は置いてきぼり?
>>723 アドバイスありがとう。
それでは予定どおり学校もので進めます。
そのまんま東野圭吾とモロかぶりだけど。
>>はてなおやじさん
お久しぶりです。
「天使のナイフ」大絶賛ですか。
僕はダメでした。少年法(でしたっけ?)がテーマなんでしょうが、いかんせんそれが鼻につきすぎて。
最後の展開も、いかにも小説的なあざとさを感じてしまいました。
読み方が悪かったのかもしれませんね。再読してみます。
今「死してなお君を」を読んでいるので、その後にでも。
>>はてなさん
僕も天使のナイフ好きです。
読み終わって唸りました。
関係ないけど、容疑者Xの献身もすごかったなあ。
感動ではないんだけど、おお、こんな話よく思い付くな、と思った。
俺は残念ながら「容疑者X」はつまらなかった。
いかにも直木賞狙いの書き方がイヤだったし、トリックのミスというか
捜査上の欠点が見えてしまった(ネタバレなのでいえないけど、なんで
誰も指摘しないんだろう? 服が燃え残ってたら誤認はありえない)
でも東野氏が直木賞を獲ったことに異論はない。むしろ「秘密」で獲って
るべき人だもんねえ。
さて、おまえさまがた、残り2日ですよ。
733 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 11:46:40
パクリ疑惑なんだけど
たとえば真保祐一のホワイトアウトとか
五十嵐貴久のTVJなんて内容がダイハードそのまんま
で舞台と人物を替えただけなんだけどそういうのは
OKなんですか??
面白い映画や漫画なんかの舞台や設定を変えてしまうやりかた
なら面白い作品が書けそうなんだけどね。
日本作品ならまずいけど外国作品なら大丈夫とかあるのかな??
734 :
名無し物書き@推敲中:2006/01/30(月) 12:08:27
>>733 設定が同じでも認められて商業ラインに載れるものと、駄目なモノの違いが
どこにあるのか、考えてみると良いかもね。
735 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 12:11:39
>>734 しかし認められればOKというのとは違う気がするんだが。
赤井氏がどの程度のパクリなのか知らないが
明らかにストーリーが似通っているものに対して
も運不運があるんだろうか??
736 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 12:36:15
赤井氏のはストーリーが似通っているというより、
ドキュメンタリーをそのまま小説として書き起こして
しまったのが問題なのでは?
>>733 多少、ストーリーが似ているのはいくらでもあるよ。
ダイハードは3作とも見たけど、ホワイトアウトとはまるで違うよね。
似ているのは、「たった一人で、巨大な悪に挑む」という設定くらいでしょ。
これをパクリと言われる筋合いはないでしょうね。
単にダイハードのパクリというか、似たような設定だと、映画の世界でも、
沈黙の艦隊(戦艦の中が舞台)とか、タイトル忘れたけど、野球スタジアムが舞台のやつ
とかもあったよね。でも、それを見た人が「あ、ダイハードのマネだな」と思っても、
舞台がまるで違うのであれば、パクリではあっても「盗作」ではないわけだから、
誰も文句言えないでしょ。
骨格だけで捉えれば、もはや過去のどれとも重なっていないものなんてないのかも。
そうなると、あとは順列組み合わせというのか、どれとどれの組み合わせがないか、なのかもね。
わずかな「差」でもきちんと「差」と捉えられて賞賛される作品と、「わずかな差でしかない」
とダメ判定を受ける作品の差って、何なんだろうね。
一昨年の鮎川賞だかミステリーズ賞の受賞作は、女性のフリーライターが、渋谷を舞台にボーイ
ズクラブ(ホストクラブよりシロウトっぽい感じの店)の仲間と街で起こった事件を解決すると
いう、まんま「池袋ウェストゲートパーク」の焼き直しだったけれど、受賞出来たし、読んだら
これはこれで面白かったし。
わりと評判の良い今年のこのミステリーがすごい大賞の受賞作、「チーム・バチスタの栄光」も、
古処誠二の「UN KNOWN」の設定を自衛隊から病院に移して、奥田英朗の「イン・ザ・プール」の
キャラの伊良部を組み合わせた感が強かったけれど、すごく面白かったんだよな。
赤井の不幸は乱歩賞というエンタメ系最高栄誉の賞でデビューしたこと。
ほかの賞で世に出たなら、ほとぼりが冷めたころ、こっそり次作を
出版することも可能だろうが、なまじ名(悪名)が売れてしまっただけに、
「こいつ、臆面もなく舞い戻ってきやがった」と叩かれるのがオチ。
>>719 あの流れだと傷付けた少年は1人や2人じゃなさそうだし
警察沙汰になってない方がおかしいなあ。
あのビデオを恐喝材料にしてあんなことさせるっていうのも無理があるか。
1日経って頭が醒めるとちょっとアラが目に付いてきた。
それでも、と私は言いたい。
この作者は底知れぬ実力を秘めていると。
>>730 あざとさ。確かにそういう読み方もできるかも。
私もまさかこんなラストとは思いもしなかった。
もしかしたら読み慣れている人ほどそこをあざといと感じるのかもね。
私のような刷り込まれやすい人間は単純に凄いと思っちゃうんだよなあ。
>>731 「容疑者X」は是非読みたい作品です。
でも前のレスにもあったけどどうしてただの「献身」にしなかったんだろ?
容疑者Xとわざわざ付けたのは何か意味があるのかな。
さて泣いても笑っても本当にあと2日ですよ。
私もそろそろ仕事が忙しくなるので今までのようにちょくちょく書き込みにくることは
できなくなるけどみんな頑張れ。
乱歩賞は間に合わなくても他にも賞はいっぱいある。
目指している限りは負けていないんだよ。
封筒も用意した。後は神に祈るのみ。
無事、届きますよーに♪
742 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 16:47:41
>>737 ではパクリとはどういうものを言うんだろう??
たとえばプロットが同じで舞台と人物と時代を替えただけというのは
だめなんでしょうか??
743 :
737:2006/01/30(月) 16:52:08
>>742 そんなことを聞いてどうするんですか? 違う話として通用するかどうかは、
「ある程度の見識を持ち、かつまた、原作を知っている人」であればほぼ確実
に判断できるはずです。
私も、「プロットが同じで舞台と人物と時代を替えただけ」と言われても、詳細
まで分かりませんから、読まない限りなんともお答えのしようがありません。
少なくとも、作家や江戸川乱歩賞を目指そうという人であれば、いわゆる「パク
リ」的なものは、最初から除外して自分なりのオリジナルのもので勝負すると
いう態度が大事だと思います。
書いてる本人が「あの作品のパクリと思われるかも」と考えた時点で
それはパクリだろう。
>>742 漫画や映画、マイナーな作品など
を下敷きにすると盗作だと言われやすいですね。
誰もが知っているような傑作を下敷きにした場合には
盗作と言われることは少ないですが、
「元ネタよりも面白い」と編集さんが評価しないかぎり
世に出ることはありません。
結局、リスクもハードルも高くなってしまうと思います。
746 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/31(火) 10:08:26
一応書き上げました。
投稿してきます。
>>746 お疲れさま。
偶然だけど、オイラも仕上げて封筒に入れたところ。
今はやり遂げた余韻に浸って、午後一番で投函してくる。
考えたら偶然でも何でもなかった。今日が締め切り日なんだから(笑
何か去年も休暇もらって同じことしてたような……ま、いっか。
>>748もお疲れさま。
750 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/31(火) 10:48:20
皆さんお疲れさまです。
原稿はエクスパックで出してきました。
けっこうギュウギュウでした(笑
一月は遊びにも行かず、外出も必要以外は控えて
空いてる時間のほとんどをこれに費やしました。
十二月から書き始めたので実質二ヵ月の執筆期間でしたが
構想やプロット、荒書きで約半年かかりました。
結果はともかく、書き終わってホッとしました。
結果はともかく終ってホッとする気持ちわかるな〜〜〜。
未練も確かにあるんだけど、書き込みが足りない、とか。
でもさ、解放された気がする。
こちらもエクスなんだけど、枚数が少ないからかな、スカスカだった。
天使のナイフ 秋葉 俊介
秋葉 俊介って誰?
薬丸の本名かな
753 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/31(火) 13:48:41
応募したときは秋葉俊介というペンネームだったんだけど、
受賞後に関係者の勧めで本名の薬丸岳に変えたんだよ。
そうなのか
dクス
さあタイムアップだ
みんな、ぶじに応募は済んだかい?
756 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/01(水) 01:50:58
たとえパクりっぽくても「面白い!」って言って
くれる人がたくさんいれば問題無い。
赤井のは正直「つまらない」
それだけの話。
757 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/01(水) 01:55:45
今年は断念したよ。
構想は完成したが、「これなら絶対にイケル!」という
手ごたえがないから、文章化する意欲が萎えた。
応募したみなさん、ご苦労様でした。
健闘をお祈りします。
ねえ、夏樹静子って腰痛ひどくて結局引退したの?
759 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/01(水) 14:59:50
>>758 悪いけどそれなりに高齢だろうしね。
もう無理して書かなくてもいいほど実績もあるからいいのではないかと。
お大事に>夏樹静子先生
最近の東野フィーバーはすごいね。
白夜行が遂にミリオンだってさ。
白夜公借りに図書館行ったら70人待ちだった。
受賞作は9割方読んでいるが、新しいのは
「滅びのモノクローム」が最後でそれ以降はよんでいなかった。
で、今日「マッチメイク」を読みはじめたんだが、これおもしろいなあ。
まだ150ページぐらいだけど、これほど前半から楽しく読める作品
は久々だ。
てか、これが面白く思えるのは漏れがUWF以降のリングス−プライド路線が好きという素地が
あるからかな?いわゆるショープロレスの世界はよく知らない。丹下はたぶん藤原組長がモデルなんだろうが。
ネタ本騒動は聞いたことあるけど、とりあえず今のところは面白く読めてる。
764 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/02(木) 00:05:36
じゅんさん断念したんだって。
>>764 ほんとう? あそこまでやっていて……。
新日全盛時代からのプロレスファンは総スカンみたいだねえ>マッチメイク
なんか作中の登場人物が全部実在モデルとか。
ようやく読了した<「マッチメイク」
けっこう前半で犯人はわかっちゃったけど、動機が今ひとつ。
後半の復讐劇以降は不必要かもね。でもあのあたりは
「倒錯のロンド」の山本安雄を彷彿とさせてくれてワラタ。
トータルで見るとトリックやプロット、動機などいまひとつだけど
前半をひどくおもしろく読めたのはこれも一種のお勉強ミステリ
だからなのだろうか。
「写楽殺人事件」とか「猿丸幻視行なんかすごく楽しく読めたし。
やはり業界の舞台裏話はそれだけでも魅力があるということ
なのかな。
769 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/02(木) 09:52:15
実在の人物をモデルにした場合、編集側としては
神経質になるの?ならないの?
モデルが一般人じゃなければある程度許容する?
>>764 それなら彼のプロットをパクった
>>707はオリジナルになったわけだ
ある意味、ぜひ最終に残ってもらいたい
>>770 でもこう言っちゃなんだけど、あのプロット面白くなさそうだったじゃん
>>771 770はそういう意味じゃなくて、
707のプロットパクリ発言>その後の赤井パクリ事件を受けて
最終に残ったら面白いってことじゃないの?
おい、おまいら。
最終に残ったら是非題名だけでも教えて下さい。
最終はどのみち雑誌に名前が出るからね。
本人かどうかとは分からなくなるよ。
4月の中旬頃に言える人が真の最終ってことになるね。
しかし、言いにくいのも確か。
775 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/03(金) 15:15:44
>>715 遅レスだが、これまでに使われていないテーマで、かつまたマイナー(スポーツ)
ということで、大相撲なんてどうだんべ? 八百長とか、大横綱の横暴とか、
外国人力士の排斥とか、年寄株とか、疑惑の題材には事欠かない。
>>775 去年の最終候補作のひとつが大相撲だった
かしわでヘイルメリーでしたっけ?
候補作って読んでみたいですよね?
ちなみに通過の13人(あれ31人だっけ)の
早瀬乱さんはホラー大賞佳作の「レテの支流」が
角川ホラー文庫から出版されてますよね
『かしわでヘイルメリー』
書き慣れた手による小説と分かるものの、ここで扱われる相撲界のスキャンダルは、
すでに手垢のついた週刊誌ネタの域を出ない。相撲界に詳しい作者なら、もっと突っ込んだ
斬新なテーマに取り組み、再挑戦してほしい。
(逢坂剛のコメント)
…ってことだから、
>>775みたいなネタはとっくに書き尽くされてるんだと思うよ。
相撲でやるとしたら、相当ヒネらないと駄目なんじゃないの。
かしわでメルヘンだと思ってた。
780 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/03(金) 18:04:31
888 :阿部敦良 :03/02/25 11:37
それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
781 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/03(金) 21:07:21
例のプログの人、応募止めていたんだねorz
782 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/03(金) 21:10:05
なえた
783 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/04(土) 15:21:06
例のプログ?
784 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/04(土) 21:06:18
狼少年?
785 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/04(土) 21:30:41
年末にあきらめたんだったら、お正月にでも「やめました」って
書いてくれたらいいのに、どうして今の時期に発表なんだろう。
>>785 そんなの本人側の事情というか、あくまでも自由だろうと思う。
そんな風に他人の動向に振り回されてるような考え方はどうかなって思うよ。
むしろ、
「一所懸命に書いてる他の応募者の意欲を殺ぐようなことは敢えて書きたくなかった」
みたいなほうの良心を汲み取りたい気がする。
別に文句言ってるわけじゃないのでさらっと呼んでくれると有りがたい。
787 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/04(土) 22:23:26
仕事が充実すると書けないものなんだな。
仕事、頑張ってくださいね。
言いわけばかりの敵前逃亡
自分の駄目さ加減が良く分かったんだろうな
所詮は屑
789 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/04(土) 22:52:59
話題のプログが何なのか分からないorz
釣られたおまいらが悪い。
あっこで貼られている本を買ったおれは負け組。
だが、それもいい。
応募やめたら敵前逃亡って、因果関係がわからん。
むしろ、応募中止から出版社持ち込みに移行したら敵前逃亡じゃないのかね?
彼には来年目指して頑張ってもらいたい。
793 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/05(日) 03:15:49
もう長いのは書かないよ。今の仕事を辞めないかぎりはね。
じゅんさんのブログはときどき見ています。
確かに勿体ないという思いはするけど本人が決めたこと。
我々がとやかくいう必要はないかな。
仕事が充実しているのは喜ばしい。
私も今の仕事が忙しければそもそも小説を書こうとは思わなかったかもしれない。
795 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/06(月) 01:45:49
じゅんさん?
カタコンベ読了した。これもこないだ読んだマッチメイク同様
前半〜中盤はワクワクして読めた。
けれどもやっぱりミステリ部分が単純すぎるというか尻すぼみなんだよね。
結局のところ、ラストにあっと言わせるパターンよりも、途中で
グイグイ引きつけて読ませる方が受賞しやすいのかな。
トリックとか驚愕のラストを狙うと、伏線や何やらで中盤のドラマ
作りを犠牲にしなければならないことが多いし。
難しいところだね。
トリックとか→×
トリック重視とか→○
大がかりなトリックのことね
『マッチメイク』の人も『カタコンベ』の人もあまりミステリに精通してないような気がする。
でないとあんな単純なトリックや動機は恥ずかしくて使えない。
逆に言うとあんまりミステリに浸かりすぎるとかえっていい作品は書けないのかもしれない。
>>798 つまりマッチメイクやカタコンベは良い作品だと?
その年に応募されてきた作品のなかでは最も良い作品。
ほとんど初めて小説を書いたにしては良い作品。
しかし、ミステリー全体からみれば、ぎりぎり及第点。
それが乱歩賞の位置づけと理解して読まないと・・・・。
>その年に応募されてきた作品のなかでは最も良い作品。
本気でそう思ってるなら、君の未来は真っ暗だぞっ。
そう思いたいだけなら……まあ、俺と同じだな。
今週の週刊新潮の「福田和也の闘う時評」で
赤井三尋氏の件の経緯が詳しく載ってます。
内容は割愛しますが、
やっぱり編集者の事前折衝のミスっぽいですね
これで赤井氏は講談社と手を切るかな?…
カタコンベ普通におもしろかったけどな。
「シンプルでストロングなストーリー」ってやつ。
だけどミステリーマニアには評判悪いみたいだな。
で、799やアンチカタコンベな方々の良いと思う受賞作は?
804 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/11(土) 12:59:26
滅びのモノクローム[再] 「一本のフィルムに封じ込められた60年前の悲劇をめぐる殺人の罠…驚愕の映像が語る消してはならない時代の真実」
2月11日(土) 15:30〜17:30
フジテレビ
Gコード(448701)
国仲涼子, 葛山信吾, 畑山隆則, 平幹二朗, 橋爪功, 奥村公延, 深浦加奈子
お、ぐっどたいみんぐ。見てみるお。thnx.
これ、前見たけど酷かったよ。
おっと、うっかり見過ごしたお。
漏れも見過ごした・・・
809 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/11(土) 19:58:39
>>802 最近、京極のごたごたといい、講談社はミスが目立つね
810 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/12(日) 09:46:35
>809 京極さん、何かあったの?
>>804 見て損した。
原作が酷かったので期待してなかったが二重に時間の無駄だった。
国中涼子だけが救い。
原作の主人公がドラマには出てこない。
それなのに話が成立しちゃうって・・・
何か明るい話題はないのかね
鬱が悪化した
死にたい
816 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/16(木) 21:40:57
>>814 そういう時は、「ブラックダリヤ」とか明るいミステリーを読むに限るぞ。
いや、やっぱり村上龍の「メランコリア」だろう。
>>814 心配だからとりあえず何か書き込んでくれよ。。。
みんな燃え尽きちゃってるねえ
820 :
814:2006/02/18(土) 06:18:05
みんな心配してくれてゴメン
しばらくネットやってなかったんで気づかなかった・・・orz
薬代えて落ち着いたよ
良かった。
とりあえずイ`
>>819 その筆頭が、じゅんちゃん。
彼はもうダメだろうな。
>>820 ロマンスカーに飛び込んだの、おまいかと思ったぞぃ
「翳りゆく夏」を読み終えた。
「検察捜査」「原子炉の蟹」「放課後」「果つる底なき」「天使のナイフ」
「テロリストのパラソル」
この中ではナンバーワンだ(もちろんオレ的には、ね)。
それにしてもこの本は神保町の三省堂にも置いてなかった。
ブックオフでようやく手に入れたハードカバー。
通勤電車のなかで読むのは辛かったYO
>>825 俺は「翳りゆく夏=果つる底なき」だなあ
悪いけどこの2作品、825の中では最下位争い。十人十色なところをみると
万人受けじゃなく個性を選んでるってことかな>乱歩賞
私はこんな感じ
「天使のナイフ」>「検察捜査」>「放課後」>「原子炉の蟹」>「果つる底なき」
>「テロリストのパラソル」>「翳りゆく夏」
あと、川田弥一郎って人の短編読んだが文章下手だね。
あれで乱歩賞とれるなら、おまいらでも賞とれるよ。
828 :
825:2006/02/19(日) 19:23:26
「翳りゆく夏」>「検察捜査」>「天使のナイフ」>「原子炉の蟹」>「果つる底なき」
>「テロリストのパラソル」>>「放課後」
オレ的順位はこんな感じ。東野圭吾は好きでも嫌いでもないけど、
この作品がなぜ乱歩賞に選ばれたのかが解らない。
実は誘拐をテーマにしようと考えて参考に「翳りゆく夏」を読んだ
のだが、乃南アサの選評『ただ緻密な部分がよく描けているだけに
、逆に警察の誘拐捜査の目に余る杜撰さや・・・』
の杜撰な部分ってどこなのだろうとピュアに思う。
捜査に詳しいエロい人、教えてプリーズ。
>>828 選考の段階でそのような欠点があっても
出版の時に訂正されてる場合が多い。
最年少受賞者を出したのはいいけど、書き直しを前提とした受賞だとかあったね。
ターンロードの人?
あれも致命的な欠陥があったね。
不適切な表現が使われていたと推測できるが、修正されたようです。
>>830 コンベくんのこと?
さて、あと2ヶ月切りましたよ。
>>832 ここに書いていいんだろうか。
主人公の推理がある理由でものすごく間抜けなんですが。
ターンロードは読んでいてこちらが恥ずかしくなるぐらいだな
ターンロードの作者とカタコンベの作者はかぶる部分が多そう
837 :
828:2006/02/24(金) 12:12:43
>>829 なるほど、出版が決まれば編集者も完成度を上げるよう
に努力してくれるだろうね。
マッチメイクの評価は低いのか?
知らん
でもミステリーとしての完成度は低いと思う
840 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/26(日) 09:34:36
そろそろ一次決定?
841 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/28(火) 06:47:51
四月下旬まで待て
待ってても連絡来ないよ。
てか、一次通過に通知くるのか?
オレ、初投稿だからわからん。
通知が来るのは三次通過、つまり最終選考に残った人のみ。
その他は、小説現代の7月号(だよね?)に予選通過者が発表されるから、それを見れば自分がどこまで
行ったかは分かるよ。
846 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/04(土) 18:25:03
来年の審査員って誰だろ?
直木賞の選評は笑えるね。
他の人達が容疑者Xを大絶賛してるのに、渡辺だけがボロクソに書いてやんの。
渡辺は直木賞を純文学の賞かなにかと勘違いしてるよな
テロパラ読みました。
正直なんでこんな作品が乱歩賞や直木賞取れたのか理解出来ません。
加害者グループも被害者グループも偶然がありすぎ。
重要な情報も都合良く手に入れてるし。
テロパラはね
作者が東大仏文科出ていて過去にすばる文学新人賞も取っているから
選考委員がそういった情報に惑わされた可能性はあるね
851 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/08(水) 20:32:17
>>847 絶賛するほどの作品でもない
「花まんま」よりは遥かに上だが
852 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/08(水) 20:48:08
テロパラは間違いなく水準は越えてるよ。そもそも完全なミステリー小説な
んてない。フレームとしては「長い別れ」で、主人公の造形はマットスカタ
ーをベースにしてるけど、短歌などを挿し込んでこなれた小説になってる。
学生運動崩れの主人公の言動は時に鼻につくけど、その時代を生きた作者の
思い入れというところで、まあ許せる。
>>849は話の筋が追えていないな。犯人は意図的に情報を流しているのだから
偶然ではないんだよ。この作品はあくまでもハードボイルド小説であって、
フーダニット系謎解き小説ではないから見誤らないように。
単なる団塊世代のオナニー小説だよ
854 :
849:2006/03/08(水) 22:18:44
>>852 はあ?
バカかおまえ。
都合良く法医学の専門家がホームレスにいると思ってるのか?
855 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/08(水) 22:42:57
まあまあ、モチつきましょう。
>>854 > 都合良く法医学の専門家がホームレスにいると思ってるのか?
ちゃんとテロパラを読んだかい?
確かにあのホームレスの設定はちょっとあり得ないとは思った。がしかし、
ホームレスでたまたま「外国語で書かれた医学書を持っていた人がいた」
というだけで、どこにも法医学の専門家だなどとは書いてないじゃない。
858 :
849:2006/03/09(木) 03:34:53
>>857 おまえこそちゃんと読んだのか?
文庫本の230ページと343ページにちゃんと
元大学教授の法医学者と書いてあるだろうが。
859 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/09(木) 05:35:47
頼むからそのへんにしといてくれ
これから読むんだよォ〜
テロパラは悪くない作品だと思うが
テロパラを褒める人間が同じような錯綜したプロットの
マルクスを批判しているのは納得いかない
それこそ団塊世代か学歴にひれ伏してる人間だろ
>>858 文庫版は見てないが、そのホームレスが「本当に法医学の専門家であって、
「事件の展開や解決にしっかりと関与している」のか?
ハードカバーでしか読んでないが、「そういう人らしい」というだけであり、
かつまた、事件の展開にはほとんど関与してないだろう?
だから、「あ、ちょっと変なヤツが登場してるな」で済まされるだろう。
>>859 ごめんな。少なくとも漏れはネタバレはしないからね。858さんは知らんが。
俺もテロパラは悪くない作品だと思うが
直木賞同時受賞はやりすぎだと思う。
審査委員が団塊じゃなきゃ、そうはならなかったろう。
864 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/09(木) 18:01:33
会社をリストラされ、家族にも見放され、あてもなく彷徨い、
莫大な借金を抱えて行き着いたところが街の吹き溜まり。
こういう人間だけがホームレスになる、と思ってるなら物書き
なんか目指すべきじゃねえな。
漫画家の吾妻ひでおがホームレスになったぐらいだから、誰がなってもおかしくないな。
866 :
849:2006/03/09(木) 19:08:46
>>861 日本語が不自由な人ですか?
重要なヒントを得てるじゃないですか。
>>866=849
いい加減にここから失せろ、クソが。
862にスレ違い指摘されてもまだわからんのか。
みなさんお元気ですか?
私は旅行中にケガをしてしまったり、風邪をこじらせたりで
今年の締め切りには間に合いませんでした(ToT)
(推敲とかも不十分でしたし、ついでにPCも壊れて最悪でした〜)
これからじっくり取り組めるので考えようによっては
よかったと言えるのかもしれないですけど。
このスレのかたたちの中から受賞者が出ることを祈ってます。
ではでは♪
870 :
849:2006/03/10(金) 10:57:31
871 :
849:2006/03/10(金) 11:00:09
>>868 バカかおまえ。
くだらねー小説をハードカバー買ってまで読めるか、ボケ!
みんな、sageながら言い合いできる良識があるんです
からこの辺でやめときませんか。
869タソも、そのつもりで流れを変えようとしたんでしょ
うし。ちなみにレスすると今年は小すばに送って、
来年は乱歩賞。いま資料集めに奔走中。
このスレは春になると必ず糞が湧くな
久し振りの書き込みです。でもずっとロムはしていましたよ。
3月も半ばになり仕事も悲しいぐらい暇になりました。
私も今小すばに応募するべく奮闘中。
まじで今年中に芽が出ないと路頭に迷うかも。
吾妻ひでおさんのことが他人事じゃない。
でも彼は自ら仕事をうっちゃったんだよね。
875 :
849:2006/03/10(金) 19:43:12
>>837 このスレって、元々クソみたいな連中の集まりだろ。
876 :
849:2006/03/10(金) 19:44:39
>>1 「アラシは基本的に放置」でおねがいします。
ということでよろしく。
>>874 やあ、こんばんは、はてなさん。名付け親です。
はてなさんは前回このミス大賞に応募されたんですよね。
俺はその前、第3回に応募しました。「次回作に期待」
ってところで取り上げてもらったんですが、前回は
不義理をして別のところに応募しちゃいました。
現在最終チェック中の小すばは来週中には発送したいと
思ってます。
∧_∧ *
(0゚・∀・) + ワクワクテカテカ
oノ∧∪ ∪
(0゚(0゚・∀・)+ ワクワクテカテカ
∪(0゚∪ ∪
/ヽ_と__)__)/ヽ +
(0゚ ・ ∀ ・ ) ワクワクテカテカ
(0゚ ∪ ∪ +
と______)______) +
880 :
はてなおやじ:2006/03/11(土) 11:46:50 BE:656-
>>878 こんにちは。
このミスは中学生が受賞した時点で今後の応募を諦めました。
小すばならおっさんでもチャンスはあるかな、と。
すでに最終チェック中ですか。私は書き上がるかどうかが問題。
そろそろ焦ってますよ。
まあお互い頑張りましょう。他のチャレンジャーの皆さんもね。
それにしても昨日の私の書き込みは酷いなあ。
あんな短い文章なのにちょっと情けない。
ただ自分で気付いているだけましだと慰めておきましょう。
推敲あるのみ。
漏れはハードカバーはめったに買わないが、ここ10年ほどは、毎年乱歩賞受賞作だけは
ハードカバーで買っている。過去作品は文庫だったりするけどね。
他は文庫も買わないで図書館専門。たまにセコハンの文庫を買うくらい。
そうするようにしてから、書籍代が1割程度に減って、家計を圧迫しなくなった。
サル○玄氏工って、傑作の誉れ高いみたいだったから、ブックオフでみっけて
読み始めたのね。で、なんだよこれ。子供だましみたいな出だしでさ、いかにも
書きなれてない作風っつか、人が出会うと、まずあいさつして、名刺交換してって
もっとうまくはしょれっての。Aがこう言うと、Bは「よし、わかった」とか、
いちいち答えるし、ページ稼ぎかよ。テロパラなんかは、特にファンでもないが、
読んでてそういうひっかかりはなかった。
>>882 まあ、そうゆう下手文はプロの作家でも見る事あるから許してくれよ
頭のおかしいクソがいなくなったところで
さてお前ら、あと1ヶ月ですよ
885 :
849:2006/03/13(月) 22:50:40
参考資料をいろいろあたってるのだけど、どれも似たような内容で
新しい情報の上積みができないのがちょっとつらい感じ。
どうやら、それらの情報源が同じらしいというのはわかったけど
うぅーん・・・
書く素材としてマイナーすぎるのかも。
来月から社会人になります♪
たぶん二、三ヵ月は落ち着いて書けないかもしれないけど
それも想定の範囲なので頑張ります。
実は去年、乱歩賞に取り組み始めたのが長編を書くきっかけ
だったのですけど、なんとなく長編の書き方がわかってきて
うれしいです。
でも、自分の下手さに後から後から気がついて、ちょっと
落ち込んだりもするのですけど。
>>886 似通ってるということは、ウェブで情報を拾ってるのかな?
書籍とか伝聞とか、ちょっと情報収集源を変えてみるといいかも。
>>885 未だに何度も登場するなんて、相当粘着質の荒らしというより
よほど自分の評判を気にする人なんだね。
ここにいたいのなら、まず君自身が態度を改めなよ。
889 :
849:2006/03/14(火) 08:38:49
>>888 お前さあ、何えらそうに仕切ってんだよ。
∧∧
( )
(_ <ъ
,0宀0~
,:' ,:'゙
_,,..,,,,_..,,:''' ,,:'
./ ,' 3 〃' 〃っ
l ⊃,:':'_:,:''_つ ←849
`'ー-〃`〃"
.:`'' ,:''
,:':' ,:''
891 :
849:2006/03/14(火) 08:53:15
オレ、アウディが欲しいんだよね。
でさ、たまたま江戸川乱歩賞ってのがあるのを見つけたんだよ。
賞金一千万なんだってね。
やったねって感じ。
落ちてる金だろ、オレが拾っといてやるよ。
そんな訳で、お前らみたいなキモヲタと付き合うのはうざいけど、
しばらくこのスレにいさせてもらうわ。
おまえらとりあえず矛収めてくれないかな
売り言葉に買い言葉で収まりがつかなくなってる
感じはわかるが
じゃあここから先はケンカなしということで
>間違えでした。
>間違えでした。
>間違えでした。
895 :
849:2006/03/15(水) 01:56:07
なんだよ、ここは。
仲良しこよしの集まりかよ。
つまんねー奴らだな。
罵倒中傷がいつものオレのスタイルなんだけどな。
まあいいか。
オレさ、今まで小説なんて女々しいものは書いた事なかったんだよね。
で、まずは今までどんな奴らが受賞してきたか調べようって事にしたんだ。
いま過去の受賞作品を読んでる所。
ネタばれしない程度に感想書かせてもらうぜ。
896 :
849:2006/03/15(水) 02:12:45
顔に降りかかる雨
クソつまんねー小説。
何でこんなのが賞取れたのか不思議だ。
出だしも暗いし、興味を引かないし、さしたる山場も無く淡々と
続くストーリーにはまいった。
この中で主人公の親友のノンフィクションライターが、ベルリンで
人種差別を体験するために金髪のカツラかぶって娼婦みたいな
格好して歩くってのがあるんだけど、これは人種差別なんかじゃ
なくて、人格を疑われてるだけだと思うな。
人種差別を体験したければ、普通の格好してレストランで食事
するとか、ホテルに泊まるとかすれば体験できるよ。
まあ、読む価値はなかったね。
こんな作品でも、運がよければ受賞できるって事だ。
897 :
849:2006/03/15(水) 02:22:25
あした天気にしておくれ
これは受賞作じゃないんだけど、トリックがかぶってるってケチが
つかなけりゃ、実質的な受賞作だったと思う。
面白かった。出だしから興味を引く書き方をしている。
この辺は参考になるな。
>>896 確かにあれは、受賞作の中では駄作の部類にはいると思う。
しかし、その後、桐野夏生は大活躍しているから、実力はあったことになる。
その点、渡辺容子とはえらい違いだね。
自演入ったな
901 :
849:2006/03/16(木) 22:00:26
>>900 バカやろー。
オレは自作自演なんかやらないぜ。
>>900 899だけど、漏れも自演してないよ
何をもって自演と判断したのかな
903 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/17(金) 00:06:04
カタコンベの神山裕右受賞後第一作「サスツルギの亡霊」
読んだ奴いないの? 感想おしえてくんろ
しかし社会人経験もろくに無いであろうフリーターの身でも
取材だけで知らない世界の話書き上げんだからすげーよな
と関心する
カタコンベは駄作だろ
>>903 今度は南極のはなしだってな。
読んではいないが。
906 :
849:2006/03/17(金) 18:35:57
ほとんど誰も知らないような世界の話だから、
適当に書いても突っ込む奴いないんだろ。
907 :
849:2006/03/17(金) 19:01:34
ところで、ちょっと教えてくれ。
公序良俗に反するテーマってダメなの?
例えば、少女売春とか幼児性愛とかさ。
そもそもミステリーで扱ってる殺人とか誘拐なんて
公序良俗に反してると思うんだが。
やっぱりウケ悪いのかな、お前らどう思う?
>>907 必然性があればOKじゃないのかな。
単なる暗黒小説は受賞しづらいのは確か。テーマは
ダークでもカタルシスが求められるし、普通(?)の
テーマで書いた作品よりも筆力が求められる。
変わったテーマを扱うと一次通過から最終候補には入りやすい。
けれども受賞は難しくなる。そんな感じかな。
909 :
849:2006/03/17(金) 23:35:33
放課後
今読み終わったんだけどなんだかなあ…
いくら何でもあの動機はないんじゃないか?もうちょっちリアリティーを持たせられなかった
のかねえ。
今ノリノリの東野圭吾のデビュー作だから期待して呼んだんだけど期待外れだったな。
まああの程度の作品でデビューしてもその後あれだけ成長できるってのは励みにな
るよな。
>>909 > いくら何でもあの動機はないんじゃないか?
そうかな? あれはあれでけっこう面白かった記憶があるよ。
乱歩賞にはめずらしい学園本格として、新鮮さがあったと思う。
おなじ学園ものでも、小峰とはおもむきが違うし。
911 :
849:2006/03/18(土) 00:17:57
そうか?かなり突拍子もない動機だと思った。
それ以外のところがすごくおもしろかったからそこだけ浮いてるように感じた。
まあでも、乱歩賞なのにトリックとかは本格だったし学校でのイベントとかの
描写はさすがに上手かったよ。
世の中には、他人には到底理解しがたい突拍子のない動機で人を殺す者も
自殺する者も少なくない。
中には動機すら見当たらないのでは?と思われるようなこともある。
自分が納得のゆくストーリーや結末を追ったり期待したりするのは
創作者として自ら読書や想像力の幅を狭めているような気がする。
913 :
849:2006/03/18(土) 14:51:10
他人には理解しがたい動機ってそんなこと言い出したらなんでもありって
ことになるじゃんよ!小説には小説のリアリティーが必要だろ!
カミュの『異邦人』では太陽が眩しかったせいで
人を殺したというのはあまりにも有名で、かつ
後続の作家にさまざまな影響を与えたのは有名な
ところだが、849氏のように画一的で凡庸、予定調和等を好む
人間にはさぞかしつまらない小説だろうな。
その意味で、
>創作者として自ら読書や想像力の幅を狭めているような〜
は当っているといえる。
849氏は批判的なことを書く割にはあまり本を読んでいないか、
或いはまだ幼いのか、、、
915 :
849:2006/03/18(土) 18:36:27
916 :
849:2006/03/18(土) 18:39:43
917 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/18(土) 19:44:12
突拍子のない動機、常人に理解できない動機でも構わないが
それで人を殺す犯人像ってのを、読者に納得させることのできる筆力が不可欠
918 :
849:2006/03/18(土) 20:00:56
>>914 いや、そういう哲学的な話とはまた別じゃないか?
意外性のある動機をきちんと納得できるように描かれてあればいいんだが、
放課後の動機は突拍子がなさすぎるように感じた。
“オナニーをしてるところを見られたから”殺意を抱くというのを納得できるような
描写が欲しかったんだよ。
どんな動機でもあり得るってんなら“むかついたから殺した”なんていう最近の
ガキみたいなこともありになっちゃううじゃん。
919 :
849:2006/03/18(土) 21:31:39
>>918 おい、849はオレだ。
お前誰の許可を得てオレの名前で書き込んでるんだ?
お前だって、チンコいじってる所
母ちゃんに見られたら殺意を抱くだろが、ボケ。
うーん、識別できない。
下品で乱暴な言葉を使うやつが本物だろ。
偽者うざいんならコテハンやめるかトリップつければ?
923 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/19(日) 00:59:56
ミステリー初心者の質問、お許し下さい。
ハンカチに何か薬品をつけて、
人を気を失わせる描写がありますが、
あれって何の薬品を使っているんですか?
クロロホルム
ワキガ
926 :
849:2006/03/19(日) 18:25:13
>>922 なんでオレが偽者のためにそんな事しなきゃならないんだ。
927 :
849:2006/03/19(日) 18:26:53
>>923 ハンカチじゃなくて、靴下使ってるんだよ。
>>926 あんた2ch初心者? それとも尾崎豊?
929 :
849:2006/03/19(日) 20:57:32
>>928 バカヤロー!オレはにちゃんねる歴13年だ。
↑と12歳の少女が書き込む
931 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/19(日) 22:20:10
不毛なやりとりだよ、諸君…。どこが【最高峰】なのだ。
932 :
849:2006/03/19(日) 23:11:21
933 :
849:2006/03/19(日) 23:13:04
>>929 オレの名前でくだらねー書き込みすんな、ボケ!
934 :
849:2006/03/19(日) 23:31:34
>>930 お前もつまんねーチャチャ入れてんじゃねーーよ!
クソみたいな人間が多いようなんで、
仕方ねーからトリップ入れる事にする。
936 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/20(月) 00:05:47
予選会までそろそろ一月。荒れて来たな。
脳男を読んだ
これはミステリーなのか?
それ以前に、この小説面白いのか?
作者は何を言いたいんだ?
頭の悪いオレには良く判らん。
いや、おまえだけじゃない
俺も全くおもしろいと思わなかった
個人的にはある意味乱歩賞史上最低の作品
これはミステリじゃないと思う
首藤瓜於って、もう三年くらい本を出してないね。
もしかして「人生の記念に応募してみました」ってクチか?
最近の乱歩賞作家は賞金の獲り逃げをしている気がする。
受賞した人が悪いわけではないよ。
選んだほうが悪いよ。
そういや首藤瓜於は受賞の言葉でも
書く自信がないから講談社だけの仕事に限らせてもらう
とか言ってたな
選考委員はなんつーか熱意のある人を外しすぎてる気がする
俺も「脳男」最初の数章すら読み切れんかった。ずっと前に書いたが、ストーリー以前に
登場人物の特異な名前にいちいち引っかかってもう苦しくてギブ。
943 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/23(木) 18:24:36
久しぶりに覗いたら、849とかいう基地外がいるな。数年前にも似たような
HNの椰子がいたが、同一人物か。
根拠・証拠のない詮索は無意味かつ無用。
乱歩賞について、あるいは作品について話をしよう。
最近ちょっと荒れ気味ですね。
大人の皆さんは不快な発言は慎むべく気を付けたいですね。
さて、今私は講談社から出ている乱歩賞全集というのを読んでおります。
丁度西村京太郎さんの「天使の傷跡」を読み終わったところ。
ついで斉藤栄さんの「殺人の棋譜」に取りかかっております。
感想は……やめておきましょう。
脳男とかTwelve Y.O.みたいにスーパーマンが出てきて
現実から離れすぎるのもつまらないよね。
Twelve Y.O.の方は別にかまわないと思う
だけど脳男の方は無理だって
筋肉が切れたり骨が折れたりしちゃうだろ
ああいう設定ならもっと別な利用法があったはずだと思う
東野圭吾あたりならうまい方法を思いつきそうじゃね?
>>943 お前ずいぶん失礼な奴だな。
誰だか知らないが、オレがこのスレ来たのは最近だ。
乱歩賞じゃないが、ハサミ男を読んだ。
乱歩小作品と違って、社会性とか小難しい薀蓄とか
は無いが、純粋に推理小説としての斬新な発想や
ストーリー展開は楽しめた。
うん、ハサミ男はよかったね
最近、新潮文庫になったばかりの荻原浩の噂も面白いらしいので
買ってきたが分厚すぎて読む気が起こらん・・・
でも、この手のトリックは乱歩賞では難しいんだろうな
でも折原一は最終まで残ってるし・・・
951 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/24(金) 08:15:03
ようやく天使のナイフを借りられて、昨夜から読み始めた。
まだ1章だけど、これ、本当に面白いのか?
文章のリズムが悪いし、状況説明や蘊蓄披露が単なる「語り」に留まっていて
なかなか読み進められない。芝居みたいなセリフ等のせいで感情移入もできない。
今後この調子で展開しないことを祈って、続きを読んでみるが……
>>951 一章だけで感想述べてどうする。
全部読んだらまた鯉
>>952 > 全部読んだらまた鯉
別にイーじゃんかよ! 藻前みたいに文句しか言えないヤシより
よっぽどマシ。
天使のナイフ、自分も読んだけど素直に面白かったよ
まさか犯人が主じ……ゲフンゲフン
言葉が不自由というものは傍で見ていても悲しいものだ。
さらに"常識"すら持ち合わせてないところを見ると憐みの情すら湧いてくる。
ミステリ系のスレにおいては、ネタバラシはもっとも慎むべき行為。
某S氏のお話によれば、
最終候補に残った人への連絡は4月中旬。
959 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/26(日) 15:31:30
つか予選会は18日がここ数年だからね。
960 :
958:2006/03/26(日) 18:01:25
>>959 すごい。ピンポイントな日程。
で、通過者への連絡は当日? 翌日?
961 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/26(日) 19:41:29
ってか、乱歩って早くねえ?
〆切から三ヶ月もねーなんて
事実なんだからしょうがない。
でも、所詮予選会ってのは受賞者決めるんじゃなくて、最終選考に進む人を
決める会だから。
963 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/26(日) 21:19:17
予選会から最終選考まで一月ちょっとってのは逆に長いような気もするね。
最終に残って一月待たされるって大変そう…。
そんな目に合ってみたいけど。
選考委員が候補作5〜6作を読んで意見をまとめてからが最終選考だから、
期間としては普通でしょ。
ちなみに、最終選考会が終わったらその場で後は飲み会らしいよ。
残り1ヶ月切って、やっと乱歩賞スレらしくなってきたな。
つまりクソが湧く時期でもあるわけだ。平常心を保て。
某S氏は元気かな・・?
まあ、どうせお前らには関係の無い話だろ。
魔笛を読んだ。
犯人の一人称神様視点が変な感じだ。
いろんな要素を欲張りに詰め込みすぎ。
設定に無理がある気がする。
でも、ラストの盛り上げ方はうまい。
映像的な作品だと感じた。
970 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/27(月) 11:22:46
テロパラ読みました。
正直なんでこんな作品が乱歩賞や直木賞取れたのか理解出来ません。
加害者グループも被害者グループも偶然がありすぎ。
重要な情報も都合良く手に入れてるし。
テロパラの選評読むと、アフォかと思うよ
http--db2.dcube.co.jp-mystery-FMPro-db=mystery_sakuhin.fp5&-format=prize_detail.html&-lay=cgi&-error=prize_detail.html&-Op=eq&-Op=eq&w_kai=41&-Op=eq&w_sho=2&作品==テロリストのパラソル&-max=1&-Find
973 :
951:2006/03/27(月) 15:14:46
天使のナイフ読了。良くも悪くも乱歩賞作品だったな。
しかしなぁ、数行違いの誤字くらい見つけてやれよ>編集者
左手に告げるなかれを読んだ。
乱歩賞にしては小ぶりの作品という印象。
冒頭の主人公登場は興味を引くが、その後の盛り上がりに欠ける。
犯人の設定も強引。読んでいてワクワクする感じが無かった。
落選した魔笛の方が小説としては面白かった。
>>974 > 左手に告げるなかれを読んだ。
受賞後に出した「無制限」を読んでごらんよ。あの作者がなぜすでに没落したのかがわかるから。
そうだよな
やっぱ読んでいてワクワクする感じがないと難しいよな・・・
ミステリーとしての完成度はともかく、マッチメイクとカタコンベは
それがあったから受賞できたんだろうね
>>975 悪いけど、この作者の作品をこれ以上読む気にはならない。
滅びのモノクロームを読んだ。
時間の無駄だった。
左手とか、この作品とか、何でこんなのを受賞させちゃうんだろうな。
受賞作無しの方がよっぽど乱歩賞のためになると思うんだが。
ところでみんなのご意見伺いたい。
ここは厳密な意味でミステリスレじゃないと思う。
必要のないネタバレは意味がないと思うんだけど、
ネタバレしないと創作についての議論ができないことって
あると思うんだ。特にミステリは。
例えば俺があまり好きじゃない「放課後」
「あの動機はこんなんだともっとリアリティが出てくるよね」
みたいな話をするとネタバレは不可避。
でも、俺としてはこんな議論をして自作に活かしたい。
どう思いますか。
レスの冒頭で、ネタバレごめん、とか書いとけば良いのでは。
あと、メール欄にネタバレ書くとか。
ミステリ板ではネタバレは普通にメール欄に書いてるよ
たとえばテロリストのパラソルの犯人カネーラの正体は【メール欄1】
斜め屋敷の犯罪の凶器は【メール欄2】
こんな感じね
985 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/29(水) 22:32:30
テロパラ読みました。
正直なんでこんな作品が乱歩賞や直木賞取れたのか理解出来ません。
加害者グループも被害者グループも偶然がありすぎ。
重要な情報も都合良く手に入れてるし。
986 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/29(水) 23:35:58
テロパラと左手の話はもう飽きた。
987 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/30(木) 08:07:32
そうだね。黄金流砂と猿丸幻視行の話とかしない? 両方とも古代の文字とか
暗号とか出てくるよ。
トリ変えることにした。
今はTwelve Y.O読んでる。