1 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 06:53:49
↓
4年1組で飼育していたチャボが死んだ。
ハムスターの時と違って、涙を流した人は少なかったが、
昼休みを潰して埋葬してあげようと、担任が決めたとき、
誰一人としてそれに反対するものはいなかった。
埋める場所は、学校の裏にある林に決まった。
飼育係がスコップを持って、クラス全員が一回ずつ土を掘り返した。
四十回スコップを突き立てると、十分な穴が開いた。
いざ、死骸を埋葬しようとしたとき、チャボがいなくなっていた。
きつく縛られていたはずの、布袋の口が開いている。
悪戯したものは正直に名乗りあげなさい。
担任が厳しい口調で言ったが、生徒たちは俯いたままだった。
同時刻、全世界で食肉用として処理されようとしていた家畜が大変なことになっていた
3 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 07:29:12
何の目的のスレなの?
4 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 16:19:27
5 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 23:10:36
2の話の続きは?
6 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 23:21:42
キングを連想した
7 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 14:02:30
このジャンルはこれから流行るよ
8 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 16:37:34
一方その頃,養鶏場の主人が,ふと裏山から鶏の鳴き声が聞こえてくるのに
気付いた.それは,百羽か千羽か,とにかくすごい数の鶏が鳴いているようだった.
気になった主人は,恐れながらも裏山の声のする方向へ登った.そこはかつて
トリインフルエンザに感染した大量の鶏を埋めた所だ.そこへたどり着いた主人が
見たものは,所々が腐り,肉片が落ちかかった鶏が,その無残な体をよたよたと
這いずり回せていた姿だった.その数は,山の中腹一帯を埋め尽くすほどであった.
気を失いそうなぐらい激しい腐敗臭が辺り一面に立ち込めていた.主人はあまりの
異様な光景に慌てふためき,山を駆け下りようとしたが,腰が抜けて動けなくなって
しまった.そこへ大量の鶏が襲い掛かり,その男の体をついばみ始めた.
男の悲鳴が山々にこだまする中,体中の肉は鶏に引きちぎられ,食い荒らされ
そして,一時間もせぬうちに骨だけと化してしまった.その後,その鶏たちが
どうなったのか知る者はいない.
9 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/18(月) 16:59:54
>>2では
>同時刻、全世界で食肉用として処理されようとしていた家畜が大変なことになっていた
ということなんだけど、これについては?
10 :
8≠1:2005/07/18(月) 18:57:49
あ,いや ... とりあえず,1に合わせて続きを書いてみただけです.
11 :
名無し物書き@推敲中?:2005/07/19(火) 00:49:42
乙!GJ!
ヒッチコック監督の「鳥」を思い出した。