それはスレの流れから分かってるんだけど、
現代ふうセリフ回しの時代小説 として参考になる本なのかなと思って。
時代は時代なんだけど、江戸じゃなくて戦国で書こうと思っているので、
山本周五郎も宮部みゆきも読んだ事無いんだ。
藤沢周平は密謀があるけどやっぱり読んだ事無い。
で、読んでみようかなと。
明らかにその当時にはなかった言葉を
使うことってどう思う?
池宮彰一郎の「島津奔る」を読んだとき、
かなり冒頭の部分で朝鮮役で出征している
島津義弘が「これからは経済が云々…」と
話し出すシーンがあって、
「経済」って言葉は江戸末期に「経世済民」から来たって
高校ですら習ったぜ、と思うと何だかがっかりで、
最後まで話に入り込めなかった。
もちろん、戦国時代に使われていた言葉なんて
わかりっこないのだが、
こんな風に明らかに後世に作られたと知れ渡っている
言葉を用いるのはどうなのだろう??
お前が自分の知識を自慢したいのは分かったから寝ろ
宮部はないだろ。藤沢はともかく、宮部の文体はもともと小学生の作文風、
時代物はテレビの引き写し風だよ。まあ、ストーリーが面白いんで、読むけどね。
そんな事いったら山本なんか、会話文は、もろ現代書きにしている作品がいくつもある
藤沢だって「お絹さん」なんて平気でやる
その方が読み心地がいいからね
リアルに市井の女を描こうとしたら主語は「おれ」だぞ
(これはときどきやってる作品を目にする)
読むのは現代読者で、誰も会話に考証を求めていない
ちゃきちゃきの江戸言葉や歌舞伎みたいな洒落た言い回しを読みたいというのは
あるかもしれんけどね
このスレは読者視点ばかりだな
新人賞を時代小説で狙う傾向と対策と話せないかな
なんか文学板に引っ越した方がいいような
ここは、あまし、新人賞応募いないと思われ
読者または趣味に徹する派では?
新人物往来社さん、副賞は懐中時計じゃなく、腕時計にしてください。おらの
腕時計が先月壊れちまったもんで、あてにしてまつ。
受賞したとき社長に頼みな
遅ればせながら、壬生義士(TV版)見て号泣。その後、勢いで映画版見て
この映画監督はもうアフォかと。さらに走って浅田の原本買ってきた。
浅田が、いっぱいのかけそばなのは百も承知で泣いてる俺って。脊椎反射で
泣いてしまう。つまり、これが身体に染み付いた日本の文化ってことだ罠。
日本の文化だ
日本の文化なのかは知らんが、壬生義士伝はよかったな。
原作しか見てないけど。
原作と映画とTV版で、それぞれ語り口が違うんだ。原作よりTV版のほうが
語り口としては成功してるような気がする(思いっきり泣いたし)。映画版は
最悪の見本として、これはこれで勉強になった。反面教師だ罠。
966 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/24(火) 09:54:48
原作読み始めたんだけど、最初の客観描写はネ申! だけど続くべらんめえ調
の語りってイクナイ。浅田の得意なんだろうけど、解説の久世が行ってるように時代考察
の批判をよける苦肉の策なの? テレビ版のほうが原作越えてるような希ガス。
967 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/24(火) 11:09:44
燃えよ、剣のが好きだ。
968 :
885:2006/10/24(火) 12:07:12
歴史文学賞、二次選考発表。
おいらの名前はなかった……orz
777殿、拙者はもはやこれまで。
貴殿は先に進んでくだされ。
969 :
777:2006/10/24(火) 14:23:47
>>968 貴校もか (´Д`)人(Д` )ナカーマ・・・
最終はだめでも、二次まではなんとか残るんじゃないかと思ってたによお
くくっ (ノ_・。)
>>968 >>969 若い人(と思う)がどんな題材を選んで
わざわざ歴史小説を書いているのか気になる。
何(誰)をピックアップして書いたの?
歴史文学賞って、
応募数の割に(しかも100枚なのに)
選考スケジュールが異常に遅いよな。
まじめに編集部だけで全部目を通したりしているのだろうか。
972 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/24(火) 21:00:27
下読みさんは三人。お年寄り二人、若い人ひとり。若い人は純文学出身の人で、歴史モノはあまり興味ナシ。お年寄り二人は有名じゃない文芸評論家。
そうなのか…。
この賞の致命的な欠点は、
あまりに選考委員が高齢すぎて(77歳、80歳,89歳!)、
新しい感覚とか流れとかを探り出す、
文学賞が本来果たすべき機能の一面が、
完全にストップしているところにあると思う。
だから、例えば若い歴史小説志望の人間が、
新しい切り口ですごい歴史小説を書いたとしても、
新しい!とよろこんでくれることはまずないと思うんだな。
だって、平均年齢82歳だもん。
選考委員の年齢バランスを
40、60、80にするだけで、
だいぶと賞の性格が変わると思うんだが。
今のままじゃ、趣味で書く定年後の人間が目指す頂点でしかない。
もっとも「歴史読本」自体が、
休日、本を片手に夫婦で遺跡を散策するような中高年を対象にしているから、
ある意味正しい形ではあるのだが。
下読みの文芸評論家の弟子たちの一部が、二次三次選考に入選してるようだね。
その下読みが先生をやっているカルチャースクールの
生徒たちってことか。
まあ、歴史ものを書いても送れるところが
ほとんどないから、仕方ないわな。
本当はよくないけどな。
仕事だから、下読みも別に生徒のだからって
贔屓目には見ないだろうが、
客観的な公正さは失われちまうな。
宮部の書いた「かまいたち」が、いつだかの歴史文学賞の
佳作に入ってる。だから、選考委員は飾り物で、たぶん編集部で入選作を選ぶ
んだと思う。あの「歴史文学」というよりTVの時代劇みたいな「かまいたち」
がOKだったのに...なんかもうね orz
だからおまいらあの賞に過大な期待をかけるな。
次行け次。
978 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/24(火) 22:22:24
他の有名新人賞を受賞し、少し名が出た椰子に受賞させる傾向がある。
宮部(受賞必至だったが、早乙女氏のみ難色を示し佳作)、去年のチョソ作家(過去に朝日新人文学賞)、岩井三四二(過去に松本清張賞)など。
それって調べたら1988年、
ほとんど20年前、
ていうかソウルオリンピックのときじゃねえか。
編集部も総入れ替えしただろうし、
そんな昔のこと持ち出したって仕方がないだろ。
そのときは選考委員の先生も若かったんだよ。
>>978 傾向というより、当然の成り行きなんじゃないの?
本を出したことがあるプロと、
素人じゃとてつもない経験の差があるもの。
どんな分野でもプロと素人が同じ土俵で戦ったら、
差は歴然だと思う。
応募してる時点でどっちもどっち。
手塚が人気なくなって、あんまり仕事来なくなって、苦労してた。
自分の絵を宮崎調に変えてみたり、編集にストーリーのリスト見せて、
ロボット物で行こうか、それとも冒険風にとか、どれでも好きなものを
描きますよってやったらしい。それでも(大家でありながら)仕事の
注文あんまりなかったらしい。
吾妻も「うつうつ日記」で、「俺もう漫画がわからない」と、なんども
言ってるし、「漫画の描き方」の本を図書館で見つけて「読んでみるか」
って、汗流してるシーンとかギャグってる。大ヒットの「失踪日記」
だって、最初の出版社からはことわられ、次の出版社でも出版までずいぶん
日にちかかったみたい。本人も、やっと初版の見本が届いたの見て、「やっぱ、
へたくそだ」って、自分で感想言うギャグやってる。
俺ももうわからなくなってきたお。
岩井三四二って小説現代新人賞もとってんだろ。
新人賞いくつかとっても、なかなかなんだな。
岩井三四二は直木賞候補にもなってるから、
なかなかというより、そこそこじゃないか
そこそこというより、大したもんだろ。
新刊の帯に、安倍総理も読んだとか書いてあったぞ。
じゃあ小泉の太鼓持ちだった盗作池宮も大したものか?
その人、歴史新人賞の二次に残ってるの?
岩井は三年前だったか受賞済み。
下読みの人たちの弟子ばかりが有利なので、おまいら諦めれ。他の賞に応募汁!
他の賞で受賞したる! くくっ、無念。
歴史小説ででびゅーするより
他ジャンルでデビューして歴史・時代物書いた方が良くね?
他ジャンルでも歴史・時代でも小説としての魅力や評価は変わらないよ
だったら自分が得意で、好きな歴史・時代で応募するのがいいだろ
994 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/25(水) 15:41:27
まあ、言えてるわなあ。ただ、賞金(200ペソ)が…副賞が…。
仕方ないから、タイメックス買ってきまつ。
995 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/25(水) 17:30:59
もうひとがんばり
996 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/25(水) 17:31:48
さあがんばれ
997 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/25(水) 17:33:49
スリー
998 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/25(水) 17:35:35
ツー
メーテル
1000 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/25(水) 17:36:19
やった
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