あなたの文章真面目に酷評しますPart28

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537名無し物書き@推敲中?
警視庁鑑識課に保存されていたわたしの写真が二葉見つかった。
その一つでは、わたしは十六歳か十七歳ぐらいである。貧民救助局
支給の上着の下に、破れたジャケツを着ている。
わたしの顔容はきわめて純正な楕円形であり、いまでは記憶に無い
喧嘩の際に、拳骨で殴られたために鼻は潰れている。
眼はすべてに倦み疲れたような、悲しげでいて熱烈な、非常に
真面目な表情をしている。