1 :
石原 ◆NnJYjkBPPk :2005/06/10(金) 23:49:49
(・Θ・)/ ジャパーーーン!
2 :
名無し物書き@推敲中?:2005/06/11(土) 00:09:54 BE:269880858-##
,,,:::::::::::::::::::,,,
〜" ̄ ̄"-─-っ:::::::,,,,,、、、::::::::::;;、 ○永田 -
>>1● ――――
ヽ- ゝニニニつ、 """;;::::;;
""" ̄ヾ、 ゝニニニフ ;;:::::;; 糞スレを立てた
>>1は亀になった
ヽ、_ 〃⌒)イ ____,,, 、 , ,,,____ ;:;γ; YUJIが無意識のうちに
`""~~ |::; ´,ニ。=, ,=。ニ、ヾ;/. .| とっていたのは「敬礼」の姿であった
|;|. ´ ̄´ノ i ` ̄` |)丿
|| ´ / .) |ソ 涙は流さなかったが
`| ノ. ^,,^ ヽ | 無言の男の詩(うた)があった―――
. | ,-三-、 イ
ノヽ "" / ゝ
`ヾ、____,,,,,, イ ヽ
永田さんが2getだっ!!
>>3-1000 ペエェェーーーーイ!!!
えくぞちっく じゃぱあん
今日は朝から土砂降りですが何か?
試合開始から互いのレベルの差は歴然だった。
素人目にも、100人が見たら100人共その差を感じるほど。球の扱い方が違う。
個々の駆け引き、個人技の応酬、組織的攻め、技術・戦術、緩急をつけた攻めに一瞬の速攻。
密度の濃い試合に、陽気で熱狂的なブラジルサポーターが一体となって盛り上る。
チームが怠惰なプレーをすれば揃ってブーイングを。
逆に、敵味方関係なく素晴らしいプレイには揃って拍手で称える。
試合の楽しみ方を知り、心からサッカーを愛している。
そして、フィールド上には世界で一番サッカーを愛している男がプレイしていた。
相手チームの監督は、彼の子どもの頃からの憧れでもあった。
彼は倒されてもゴールを決めても笑顔。でも、正味彼はどんな試合でも笑顔だ。
しかし今日の試合、笑顔だったのは彼だけじゃなかった。
日本代表、ブラジル代表、そして両サポーター。
試合は、コンフェデ決勝T進出がかかった重要なもの。でも試合の雰囲気は、それと少し違っていた。
W杯のような期待感、そして親善試合のような楽しさが同居したかのような雰囲気。
これまでピリピリとした緊迫感が続いていた日本代表戦の戦歴が、一層心地よい違和感を盛り上げた。
世界が注目する場。クラブのスカウトの目も当然光っている。
世界最強のブラジル、成長株として注目の集まる日本。互いを刺激しあってたせいもあるかもしれない。
後半、ブラジルのリズムは本調子ではなかった。そこを点を取りに行く日本が突く。
試合のターニングポイントは後半43分。日本が同点に追いついた場面から。
ブラジルの最低条件である引き分け。追いつかれた相手はFIFAランクが20も下の日本だ。
目の色が完全に変わった。もう誰一人として笑ってる者はいない。世界王者が本気になった瞬間だった。
残り5分間に生まれ得る決勝点を巡り、激しく凌ぎが削られる攻防。
失点するリスクを捨てて攻め上がる双方にスタジアムの雰囲気も一変した。
結果は、2−2の引き分け。決勝トーナメントに進んだのは王者ブラジルだった。
予選敗退という結果に終わりながらも、日本は最終的に勝ち点では並び、
何よりあの世界王者を苦しめ互角の成績を残した。
試合終了後、双方のチームを称えあうサポーターと選手達。
ユニフォームを交換する中田英寿とロナウジーニョは、やはり笑顔だった。
試合開始直前。
ブラジルの国歌が流れている時、誰よりも心震えていたのは、相手チームの監督であるジーコだった。
10年間ブラジルのユニフォームを着て活躍した英雄は、敵の指揮官としてその場に立っていた。
子どもの頃から聞き慣れた国歌に胸高ぶるのは当然だろう。
試合開始直後から、誰の目から見ても両者のレベルの差は歴然と感じられた。
しかし、密度の濃い試合に、陽気で熱狂的なサポーターは一体となって盛り上る。
敵味方関係なく、揃って怠惰なプレーにはブーイングを、素晴らしいプレーには拍手を。
試合の楽しみ方を熟知し、心からサッカーを愛している人々だ。
フィールド上には世界で一番サッカーを愛している男がプレイしていた。
ロナウジーニョ。彼にとって、ジーコは「神様」とも呼ぶ子どもの頃からの憧れ。
倒されてもゴールを決めても、彼はいつも通りの笑顔だった。
しかし今日の試合、笑顔だったのは彼だけじゃない。両チーム、そして両サポーター。
笑顔が見られる彼らは、楽しげに互いを刺激し合っているようにも見えた。
欧州のTVで、「なんとがっかりするような低レベルの予選試合」と酷評されたアジア予選。
この星で最強の相手と戦える喜びに、日本代表は笑顔を見せていたのかもしれない。
コンフェデレーション杯、決勝トーナメント進出をかけた重要な試合は、
まるでW杯のような期待感と親善試合のような楽しさに包まれていた。
しかし、後半43分その雰囲気が一変する。
リズムを崩していたブラジルに、日本が同点弾を決めた場面からだ。
最低条件が引き分けであるブラジル。追いついたのはFIFAランクが17も下である日本。
ブラジル代表の目の色が完全に変わった。もう誰一人として笑ってはいない。
軽くあしらうつもりでいた世界王者が心の底から本気になった瞬間だった。
残り5分間に生まれ得る決勝点を巡り、凌ぎが削られる激しい攻防。
歯を剥きだしに出場権を奪い合う双方に、スタジアムの声援は高まった。
試合は本当に素晴らしかった。
観ている面白さに限れば、日本代表の歴史の中でも一際輝く試合内容。
日本は、結果では予選敗退に終わった。しかし、それも含めて今大会での経験は、
1年後にW杯出場を控える日本代表にとって大きな財産となったことは間違いない。
試合終了後、力闘した双方のチームを称えあうサポーターと選手達。
ユニフォームを交換する中田英寿とロナウジーニョは共に笑顔。
様々な想いが交錯したこの試合は、ジーコの目指す「楽しいサッカー」だった。