1 :
ファーストシチュエーション:2005/04/07(木) 15:22:30
ルール:
名前に登場人物の名前を記入。
内容にセリフ・行動を記入。
登場人物を増やすも、既存の登場人物で物語を進めるも自由。
【ファーストシチュエーション】
2005年春…
大学を卒業したボクは、都会の喧騒の中にいた…
新宿。
ここへ来た目的は特に無い。
渋谷や池袋には行きたくなかったから…ここにいる。
ただそれだけ。
「少し歩くか…」
ボクは歩きはじめた。
「2ゲトー」と言いながら通り過ぎるひとがいた。
3 :
病院坂幽霊:2005/04/07(木) 16:15:05
今日は薄暗い曇りでやけにカラスが多い。
こんな日はかならず事件が起こる。
探偵としての第六感が病院坂を新宿に留まらせる。
黒のジャケットに黒のジーンズ、やけにべったとした黒髪の少年病院坂幽霊は
新宿西口から都庁方面にむかって地下通路を歩いていた。
いや正確には乗っていた。動く歩道を。
スーツ姿のサラリーマンやOLが病院坂の右側を通り抜ける。
「せっかく動いてるのに歩くなんてもったいなくなくない?」
病院坂が岡山から東京に出てきてまだ一ヶ月あまり
無理にしゃべってみた標準語にも都会の生活にもまだまだ違和感を感じていた。
4 :
名無し物書き@推敲中?:2005/04/07(木) 16:29:33
むこうから外人が歩いて来た。
30代くらいの背の高い金髪の白人だ。
「死ね。この毛唐が! 日本に来るんじゃねーよ!」と心の中で毒ずいた。
僕はすれちがいざま、とっさにその白人の男につばをはいた。
5 :
名無し物書き@推敲中?:2005/04/07(木) 19:22:33
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6 :
唾をかけられた外人:2005/04/07(木) 19:24:06
「ナンデ?なんでそういうことスルかなぁ…」
7 :
唾をかけた日本人:2005/04/07(木) 19:28:36
だって、たんがつまってたんですもの。
8 :
唾をかけられてキレた外人:2005/04/09(土) 01:40:32
アハハハハ “o( ̄▽ ̄メ )。o0○((殺す))猿のクセに痰を吐きかけるなんて最低っ!
私はにっこりと笑いながら、隠し持っていたチェコ製スコーピオンで猿の眉間を撃ち抜いた。
男は信じられないといった表情を浮かべながら、床に口づけをして、二度と動かなくなった。
私とてイズマイロフ(ロシア系マフィア)の男。誇りを汚されて黙っている訳にはいかない。
辺りが騒然とする中、アレクサンデルは悠々とその場を立ち去った。
僕はめんどくさくなってもう眠ってしまうことにした。
第1話 完
わたしは目をさまし、少し頭をひねった。理由はともかく
得意のポーズだ。
「わたしは誰?、ここはどこ?」
首を45度より、やや浅めに傾けけるのがコツだよ。
「第2話 にわには二羽、庭ウサギがいる」
11 :
わたし:2005/04/09(土) 22:31:58
首を45度より、やや浅めに傾けていたら、いきなりゴギッと音がした。
「あぎゃぁぅぉぃぇっ」
わたしはこの世のものとは思えない悲鳴をあげながらのたうちまわった。
「首がぁ、鏡、鏡・・・」
状況を確認するために、鏡を覗き込むと・・・・・・。
なにこれ?
私は目が点になった。
そこには、首が45度にまがった、カモノハシのような嘴とインディアンの酋長みたいな鬣のある、
この世に生息する生物とは思えない奇怪な生物が私を見つめていたからである。
このとんでもなくファンキーな生き物が、わたしなの?
確認の為、鏡に向かって手を振ると、そいつも真似しやがった。
しかも、その手は8本指で、水掻きと鱗までついてやがる!
12 :
わたし:2005/04/09(土) 22:45:41
違うだろ!
醜悪な姿に変わり果ててミスってしまったが、重複はまずい。
ここは、むしろこうだな。
>この世に生息する生物とは思えない奇怪な生物が私を見つめていたからである。
この世に生息するとは思えない奇怪な生物が私を見つめていたからである。
それにしても、なんでこんな姿に?
きっと、↓13が説明してくれるはずだ。
13 :
( ̄m ̄〃):2005/04/10(日) 02:38:58
( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
14 :
わたし:2005/04/10(日) 04:34:05
↑なるほど、そういう事だったのか。
わたしは神の啓示を受け、この世界に降臨したのだ。
「はははははははぁ・・・・・・」
とても清々しい気分だ、笑いが止まらない。
いきなり弓矢が飛んできてわたしの眉間に突き刺さった。
わたしは信じられないといった表情を浮かべながら、床に口づけをして、二度と動かなくなった。
笑いも止まった。
「最近、妙な姿の魔物が増えて困るわねぇ」
醜悪な姿の屍を見下ろしながら、黄金に輝く弓を携えた少女は呟いた。
15 :
黄金に輝く弓を携えた少女:2005/04/10(日) 04:40:26
あれ?なんか文章失敗してるね。でも、どこがヘンなんだろ?
少女は、少し頭をひねった。理由はともかく
得意のポーズだ。
首を45度より、やや浅めに傾けけるのがコツだよ。
16 :
病院坂幽霊:2005/04/10(日) 17:10:18
なぁ、俺って脇役だったの?
病院坂幽霊は少し頭をひねった。理由はともかく
得意のポーズだ。
首を45度より、やや浅めに傾けけるのがコツだよ。
17 :
アチャ:2005/04/10(日) 17:26:59
この世には、我々の伺い知る事の出来ない悪意ある深い英知が、その全ての因果律を統制している。
むろん、我々は決してそれを感知する事も認識する事も出来ないが、その悪意ある根源は確実に存在する。
そして、絶えず我々に干渉している。それは、時空を超越した存在で、あらゆる時代、あらゆる場所に同時に存在する。
その住処である時空の裂け目においては、輝く虹色の球体の集積物として・・・・・・。
先生の話は長く、とても退屈だ。
私にとっての悪意ある存在は、この退屈な先生に他ならない。
はぁ、早く授業終わらないかな。
放課後は、廃墟に出かけて異界から召喚される魔物を倒すのが私の日課だ。
昨日の魔物は弱すぎたので、不完全燃焼してます。
アチャ、まだ16歳。のちに黄金の弓を携えて、異界の大魔王ブッシュ大統領と戦う正義の乙女。
18 :
名無し物書き@推敲中?:2005/04/13(水) 09:48:51
「スタープラチナ! オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
ラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
ラオラオラオラオラオラオラオラオララオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
ラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラアアアアアアアアアッ!!!!!!!!」
19 :
名無し物書き@推敲中?:2005/04/13(水) 09:49:46
「URRRRRRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!!!」
20 :
名無し物書き@推敲中?:2005/04/13(水) 10:13:50
ニヤッ
21 :
アチャ:2005/04/13(水) 10:26:56
突然の乱暴で残酷な風、まるで喧嘩を吹きかけるような調子だ。
その黒い風の中で猫の目が光った。
私はとりあえず病院坂「認知園」の廃虚に退避することにした。
ここの幽霊さんは紳士だ。遠い異国で冒険譚を、穏やかに語って
くれる。その語りから彼が引出す教訓はいつも同じ、
「安心おし。この世には、なんの奇跡も魔法もありはしない。
悪魔もいない。幽霊などお伽話だよ」
そう言って、彼はスーッと消えてちゃうだから。素敵でしょ?
22 :
病院坂幽霊:2005/04/19(火) 15:55:06
新宿に出現した特異点は、テラとアースの次元回廊を断絶した。
それは、2つにして1つの世界。謂わば、光と影、陰と陽。
私は、アースでは探偵として生計を立てている。
そして、もうひとつの世界テラでは、死者となり現世を彷徨う。
この2つの世界は、あざなえる縄の如く、互いに不可分ではあるが、
私の様に、同時に存在する「完全にして不完全なる者」は少ない。
通常はどちらかの世界に偏って存在し、その存在が抹消される時、光と影が逆転するのだ。
そう、数日前に殺害された若者のように。
その若者は、何者かに眉間を撃ち抜かれてアースから消えると同時に、異形の魔物としてテラに出現した。
そして、私の目の前に座っている娘に倒されたのだ。
即ち、またアースに戻されて然るべきなのだが、どうもループが上手くいかないようだ。
どうやら、特異点が悪さをしているらしい。
23 :
名無し物書き@推敲中?:2005/04/19(火) 17:44:09
筋肉増強剤で強化された あきひこは玲子の連続攻撃を
すべてガードした。
24 :
名無し物書き@推敲中?:2005/04/21(木) 04:38:44
玲子は泣き崩れた
「どうしてあたらないの」
25 :
あきひこ:2005/04/21(木) 09:18:49
「ぼくだって弾丸より早く動けるわけじゃない。
君の目の動きや筋肉の微妙な緊張から軌道を読む。
もっと工夫しろ。
君はSS最強のテロリストのはずだろ」
26 :
病院坂幽霊:2005/04/22(金) 11:39:38
予期してた通り西新宿で最悪の事態が起こってしまった。これは自殺にみせかけた他殺だ!
27 :
迷探偵コナン:2005/04/23(土) 12:31:59
そして、犯人はお前だぁ〜!!
28 :
アチャ:2005/04/27(水) 09:47:11
と、ここでCMが入った。
「病院坂幽霊さん、テレビって面白いですね。向こうの世界に持っていっても、いい?」
アチャは、少し頭をひねった。理由はともかく
得意のポーズだ。
首を45度より、やや浅めに・・・・・・
「残念だけど、向こうにはテレビ局が無いから、名探偵コナンは見られないんだよ」
そう言って、彼はスーッと消えてちゃうだから。素敵でしょ?
うまく入り込めない
30 :
ボク:
密室には死者が存在しないはずだった。
そこにいるのは、生存者と死者が半分ずつの状態になった極めて不安定な人間なのだ。
だからこそ密室を破り、第一発見者として死体を見た時にボクはこう思ってしまうのだ。
「ああ、また死を確定させてしまった」と。
ところで病院坂幽霊は生きているはずだった。
いや生と死の境界線上に不安定な状態で存在するはずだったのだ。
岡山鬼首村で神隠しにあって行方不明とされてから誰も病院坂の生存を知らない。
まさに死と生が半分の状態で保っていた。そう今までは…。
だがどうやらこの新宿は死の世界に確定されてしまったらしい。
死者として探偵としてが唯一病院坂幽霊に許された状態だったのだ。
手紙で待ち合わせ場所に指定していた新宿公園近く、都庁前の歩道橋カドに立つ。
病院坂が来るのを待っていた時、携帯で彼の死を知らされた。
だから病院坂はいつまでも来ず、その手紙すら入れていたはずのカバンを探してみても見つからなかった。
これからはボクひとりで残虐な事件に立ち向かっていかなければならない。
ボクは未知の恐怖に身震いをさせた。