●●●文學界新人賞に応募 第25章●●●

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99突っ込みズン ◆ieCndECQ1E
昔というか25年ほど前、NHKの松山放送局で、
アマチュアによるフォーク・ソングの発表会を中継することがあった。
土曜日の午後、「リクエスト・アワー」の時間を利用して、それは行われていた。
レコード・デビューを果たしたグループもその中にはある。
自作の曲をプロ歌手のLPに収録してもらった者もいる。

だけど、私が一番印象深かったのは、
「あなたは歌に夢中で、私のことなんか二の次三の次だ」という内容の、
あまりにもくだらない男性シンガーの曲であった。
愛だの、恋だの、自然の美しさ、親子の情愛をテーマとした曲の中で、
これだけは本当につまらない曲だったのだ。

ただし、この時の男性シンガーは「チャゲ&飛鳥」のどっちか一方だったのである。
なぜなら、この曲はこのグループの初期のアルバムに収められているのだから。
世の中はわからん。