一から創作について学びなおすスレ

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1罧原堤 ◆SF36Mndinc
初心に戻るのだ
2罧原堤 ◆SF36Mndinc :05/03/19 07:42:52
立てたいスレがあるときは、このホストでは立てられませんと表示されて、どうでもいいやと思ってるスレの場合立つことが多いんだよな
3罧原堤 ◆SF36Mndinc :05/03/19 07:45:23
場面で割っていくという方法があるよな。場面、場面で考える。そんな書き方もある。
言い換えて状況、状況と言ってもいい。
4罧原堤 ◆SF36Mndinc :05/03/19 07:46:28
3のやり方で、プロットを立ててSFか剣と魔法のファンタジーをちょっと練習で書いてみよう。
5罧原堤 ◆SF36Mndinc :05/03/19 07:57:15
場面  人物             状況

宮廷  王。お姫様。主人公と仲間   依頼される(ドラクエのパクリ)

宿屋  宿の亭主 女 主人公と仲間  一泊する。夕方、夜、朝

街道  悪い奴ら 主人公と仲間    バトル

王(和夫)
お姫様(里子)
主人公(明夫)
仲間1(信彦)
仲間2(信二)
仲間3(義明)
宿の亭主(五十嵐)
女(渡辺美代)
悪い奴ら1(金子)
悪い奴ら2(吉田)
悪い奴ら3(南)
6罧原堤 ◆SF36Mndinc :05/03/19 08:09:28
    1

 和夫は胸騒ぎのする眠りから覚めると、鈴を鳴らして家来を呼び寄せた。
「あの剣はどうなった?」
「はい、宝物庫から運び出してございます」
「そうか。ここにもてい」
 赤いマントを羽織ったりして、王としての身なりを整えていると、里子が顔を見せた。
「和夫王。おはようございます。今日でございますね。勇者たちが来るのは」
「うむ。そうだ。待ち遠しいわい。なんとしてでもあのサンダードラゴンを退治してもらわなければならぬ」
 和夫は眉間に皺を作りながらも、王としての、威厳をもみあげにたくしながら、鷹揚に言った。
 昼過ぎになった。家来の一人が勇者一行の到着を告げた。明夫と信彦と信二と義明は王の居間に通された。
「お前たちを呼んだのは他でもない。サンダードラゴンの噂は聞いているであろう。ここに我が王家に伝わる宝剣がある。そなたたちに貸し与えよう。これでサンダードラゴンを切り殺してまいれ。見事打ち倒したならば褒美として姫をつかわそう」
「はっ。われわれにお任せください。サンダードラゴンの首を切り落として王に献上いたします」明夫が言った。横から、信彦も、
「王の眠れぬ夜々の日々も、われわれが終わらせてごらんにいれます」
 こうして、勇者一行は旅立った。
7罧原堤 ◆SF36Mndinc :05/03/19 08:17:46
    2
 
 安宿の主人五十嵐は、風邪でここんところ寝込んでいたが、内縁の妻渡辺美代の熱心な介護で回復しつつあった。
「いらっしゃいませ。お泊りですか? 休憩ですか?」
「泊まりだ」
「四人で1万5千円になります。前払いです。食事つきです。風呂はございませんがよろしいですか?」
「ああ」
 夕食の時間。ローストビーフや、大根のサラダ、アジの干物。フランスパン。納豆などが食卓に並べられた。もぐもぐ食いながら、喧嘩が始まった。
「王からもらった剣についてだが、俺が装備しようと思う」信彦が言った。
「何を言ってるんだ。勇者である俺が持つべきだろ」明夫も負けてはいない。
「どっちでもいいから、喧嘩するな」と魔法使いの義明。
 結局、話し合いの決着はつかず僧侶の信二が一応、王の宝剣を持つことになった。
 翌朝、一行は宿を出た。
8罧原堤 ◆SF36Mndinc :05/03/19 08:19:12
疲れるだけだからやめとこう。なかったことにしよう。
9罧原堤 ◆SF36Mndinc :05/03/19 08:24:04
場面だけを考えても書きにくいということはわかった。それが収穫だ。ではどうすればいいか。それが問題だ。
10罧原堤 ◆SF36Mndinc :05/03/19 08:28:54
現実感を注入しなければならないんだ。そのためにまず便宜的に一人称を採用してみよう。

場面    人物      状況

宇宙基地  明 早稲田博士 鳥が多くて困っている

自宅    明 洋子    セックスレス夫婦がその気になる
11罧原堤 ◆SF36Mndinc :05/03/19 08:33:53
    1

 幾何学模様をそのまま地上に具現化したような宇宙基地にもっこりとしたドームが建っていた。その9階に早稲田博士の研究室がある。
僕は、博士に呼ばれていた。移動式カーペットを逆方向にあるき、彼の研究室のドアをノックした。すると便所でうんこしてる人がノックし返すように、ノックが返されて、
「いまーす」と声がした。
 僕は中に入った。鳥の大群だ。鳥が大量に発生していたのだ。
「博士、これはいったいどういうことですか?」
「鳥インフルエンザだ。もうやめたい。もう研究をやめたい。惰性でやってるだけだ。何も身につかないし、面白いことなんか一つもないんだ。ただやってるだけなんだ」
 同感だった。僕は鳥の糞を眺めながら答えた。
「そうですね。僕も前からそう思っていました。もうこんなことはやめましょう」
12罧原堤 ◆SF36Mndinc :05/03/19 08:40:11
基本は言いたいことを持つってことなんだよな。
13罧原堤 ◆SF36Mndinc :05/03/19 08:43:16
アリストテレスの詩学を読みながら語っていけばいいんだろうけど、そんな気力はいまんとこ無いな。
14罧原堤 ◆SF36Mndinc :05/03/19 08:45:41
でもスレが立った以上、読みながら語るか。自分の勉強にもなるしいいじゃんか
15罧原堤 ◆SF36Mndinc :05/03/19 08:47:54
物語をどのように組み立てるのか。それが問題である。
16罧原堤 ◆SF36Mndinc
リズム、韻律が大事なんだ。つぎつぎと多種多様なリズムを刻み、用いていく。そうしていく。