■□■創作文芸板・競作祭り■□■ 20

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登場人物全体に言えることだが、作り込みが足りない気がする
>>948
そこを評価しちゃうと、根性のひねくれた一部の小学生しか
人を殺せないということになるのが、解釈の違いだろうけど、
解せないんだな。
普通の小学生の女の子が、ちょっとした感情のゆがみで人を
殺してしまう、というのが、この事件の興味深いところだと
思うんだが。
悪いことしていた奴が、本当に悪いこと(殺人)を見て、
善人の部分が出てきて、
逆に善人のようだった主人公がそこでふてぶてしい、
悪のカリスマのように淡々としたさまで掴まっていくっていうこの逆転がうまい。

三浦がいなければ大分落ちた、ってのはこの点かな。
>>953
あー、なるほどねぇ。
そろそろ次行きますか?
「嘘と泥棒」
昨日作者も混ざって大体議論はされてたけど、
「小説じゃない」っていう拒否感があったみたいだね。
部分的には評価されてたけど。

「赤いカッターナイフ」の話題も言いたい事があったら並行して続けてください。
赤いカッターナイフが優勝で妥当?
>>956
悪いが俺は「嘘と泥棒」に関しては全否定する。
そもそも小説としての物語の動きがないのが否定する理由だが、
他の既成の小説を引き合いに出して語ろうとする時点でつまらん。
清水義範の小説はあんな感じだよね。
作者とも主人公ともつかない人間が、うだうだ話している。
だから、あれは小説として認めてもいいと思う。
が、それと内容の良し悪しはまた別の話だ。
「嘘と泥棒」申し訳ないが酷評させてもらう。
作者自身も即興で書いたって言ってたが、あまりに酷いと思った。
正直、読むだけ時間のムダだった
無理やり言う事がないのにあれこれ言ってもあれなので、
言いたいことある人だけでもいいですよ。

俺はどっちかっていうと優勝候補の話をしたい。
あの感覚を誰もが感じた事があると思うけど、どう?
部分は面白いんだが、
それだけでしかない。
作者投票でも総スカン食らったわけだし、そういう評価でよろしいか?
作者には残念だが。
昨日のやりとりを見ていて思ったのだが、この作品の話になると作者も読者も感情的になっている。
煽りではなく、白熱した議論に。
そこが気にかかる。
「嘘と泥棒」に関しては評価外ってとこか?
清水義範っぽいとは思った。「バールのようなもの」とか、あんな感じだし。
単に脳内妄想するのが好きな男の語りだとしたら、もう少し面白かったんだけどね。
>うんこを食べる人もいるし、わたしも若い女のうんこなら食べるのが好きだから
ここから、主人公と自分の間に溝ができてしまって感情移入できなくなった。
>>964
「小説だと認めない」
この意見が多いよね。

小説であることは認めてやってもいいと思うけど、
出来が悪い。これに尽きると思う。
だってインストールから始まってもう意味が分からないもの。
次行ってみよ〜
一応次スレ作りましたが……駄目だと思ったら、別に新しく建ててください。
>>969
次行っちゃう?
作者がいるならここで名乗り出て反論かましたりしてもいいと思うけど。
所々はすごくうまいと思うよ。

「臍なんか十円玉が入るんじゃないのという大きさの女」
「一人の人間の行動を探ったところで現代人すべてがわかるほど世の中は帰納法に忠実にできているだろうか」

全体として読んでも何も残らないけど。
>>972
そう、表現の面白さは注目に値する……部分もある。
木を見て森を見ず、の典型的な駄作。

力の入れる箇所さえ間違えなければ、いい小説が書けたかもね、作者さん。
次に行っちゃいますか・・
補足があれば書いてくださっても結構ですよ。

次、現在二位の「本音という名の怪物」。
大仕掛けと読者の意表をつく展開で、
作者の技術レベルは結構高いと思うんだけど。
最初の文字が抜けてるところとか、
表現として面白いと思うんだけど。
作者こねえな。
「本音と言う名の怪物」に行こうか。
「嘘と泥棒」は、何も残らないと思われるかもしれないが、
おれは後味がひどかった。
おそらく、彼女を作らない知りあいのくだりと、いきなり
反省を求められる傲慢さが鼻に触ったんだと思う。
>>974
構成の良さ、結末の魅せ方。
このふたつが技術的に突出している作品だね。

ただ細かい部分で……時間や場所などを書き込み、作品の雰囲気を作る、
ということができていないのがもったいない。
途中の「死」についての哲学が入るところは
作者の力が込められてる部分だろうね。
あれには一方で共感しながら一方に拒否感があった。
オチの作り方はうまいんだが、
夢落ちと同じレベルの反則に近い、とは思う。
効果的ではあるんだが。
作者が昨日いたのでこれも語りつくされてるか?
なんか文句なり評価なりはないの。
ラノベ嫌いの人からの文句とかも出そうなんだが・・
昨日も言ってたけど、純文テイストのがないよね。
>>977
それ気になった?
「学校」ってことだけでもう十分なんでないのかな。
俺はあんま気になんなかったけど。
ラストは現場検証中にテレビがついてるってことでいいのかな。それって変な気がする。
983977:04/06/20 20:50
>>981
作品の広がりがあまり感じられないんだよね。
良くも悪くも「学校」だから。
そこをもっと異化して欲しかったな、と。

いまのままで悪いわけじゃないけれど、もっとよくなるんじゃないか、と思った。
>>983
学校って、いつだってどこだって同じで、
閉塞してるじゃん?
そこに生きる子供の視点から書くなら
あの狭さは違和感なかったけどな。
中味に突っ込んじゃうけど、
深海が実は実在していなくて、
主人公の抑圧された悪への衝動が他者へ転化されて、
要するに二重人格になってたってオチだよね。
この辺についてはどう?

人間心理をうまい具合に突いていると思ったよ。
良い子でいることを強制されて、
その「良い子」でない自分の内面の部分をどうしようもなくて
「外」に出してしまう、ってのは。

「良い子」がテーマか。
986977:04/06/20 20:55
個人的なことだが、
学校、ってだけでは閉塞感を感じないんだよな、俺は。

具体的なことを言えば、
人物たちは閉塞感を感じているようだけれど、
それをもっと描写で表現して欲しい。
なんつーか、せりふで説明してるでしょ。深海くんが。
ああ、そういう意味か。
確かに描写はよくないね。
もっと深みとかメタファーとして機能するような描写があってもよかったよ。
会話ばっかりだもの。ラノベ全般にも言えるが、
純文のように深みのある描写を期待するとダメだな、確かに。

会話と主人公の「語り」で進行してて、描写はほとんどない。確かに。
988名無し物書き@推敲中?:04/06/20 20:58
ageるぞー
ロムってる香具師もどんな意見でもいいから突っ込んでみ。
次スレ。

1000行ったら移動しましょか。
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1087730866/l50
>>985
謎解きみたいな面白さがあったから、それはそれでいいんじゃないか?
心理は上手に描かれてるよね。
ではそろそろ「本音という名の怪物」を終わりにして
「蜘蛛男」に行きますか・・
これ、簡素欄での評価は低いのに作者投票で二位なんですね。
前半と後半の乖離が評価のポイントでしょうが。
「蜘蛛男」、
前半がいいっていう意見と後半がいいっていう意見に分かれてますが・・
これ、どう読みます?
文句(結構ありそう笑)や評価すべきとこなど、
あったらお願いします。
前半で、女優のすみれがネットの中にいる怪物に侵食されてくってホラーかと思いきや、
後半でそれが妄想なんじゃないか、女優ではないんじゃないか、って匂わせて
どっちっていう結論も出してないね。
簡素欄を観た感じではキチガイの話だと思ってる人と
「聖女」vs「悪魔」の対立と見ている人もいるけど。

最後はなめとんのか、って感じですな。
995おさかな:04/06/20 21:11
カツ丼とかパソコンとか変セリフ入れるのはアリのみーちゃんやまたりの死神でもやってるようにおさかな小説のお約束なんだけど、
それがマイナスに叩かれるとは思わなかった。
ただいまー
まだ時間が早いのかなあぁ・・
>>995
合評参加しれ。
>>995
てめぇの小説のお約束なんぞ知らん。

……そういうお約束は、それが味になるくらいまで洗練されないと、
面白みがないですよ。
あ、おさかなさん
意見がないようなので、次に行きますが・・
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