あなたの文章、無理して誉めます

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217名無し物書き@推敲中?
>>216
「今を生きる」というフレーズは、まるでコンビニエンスストアの
インスタント食品のように、どこにでも規則正しく並んで僕たちを
待っている。しかし、果たしてこの言葉は、時代が求めるような
新しい言葉なのだろうか?
216は斬新な文体で、この問いに真正面から挑みかかる。信じきれない
言葉を呟きながら考えを始め、思考を流れに任せて漂わせる。僕は内向の
世代の小説を思い出す。彼らの歩んだ道を、216は正統すぎるほど正統に
辿っているのではないだろうか?
そこに「明確な」結論が現れることは無く、あくまで揺らぎの示す
方向を見せるのみだ。70年代以降の困難な書き手たちと共に、216は
さまよう。その奇跡が文学を生むのである。