初心者が小説の技法を教えてもらうスレPart2

このエントリーをはてなブックマークに追加
149名無し物書き@推敲中?
爆音が城の中を切り裂く。
暗く、煙の立ち込めた城内の回廊は跡形も無く炎上し、破壊されている。
今、王宮の最後の扉が破られようとしていた。
中には王と傷を負った数人の兵士、そして16,7歳くらいであろう少年がひとりだけだ。
兵士たちは渾身の力をこめて、すでに破壊されかけているバリケードを抑えている。
しかしそれも虚しい抵抗だった。
扉の向こう側から稲妻のような青い光が漏れてきたのだ。
次の瞬間には、扉は爆炎をあげて消し飛んでいた。
目の前で兵士たちが、獣のような叫び声を残して、一瞬で吹き飛ばされる。
「この光…!」
すぐそばにいた王が呟く。
魔法による閃光に違いなかった。
                                    
世界最大の大国「ラウズ」。最強と謳われるこの国の軍隊は、二つに分けられる。
通常兵器軍「スウィーター」、そして禁断魔法軍「スパイサー」だ。
スウィーターは最新鋭の科学を結集した装備で身を固めた軍。
一方、スパイサーは禁断古代魔法の使い手たちだった。

今、大国ラウズは自国の軍によって陥落しかけていたのだ。

破られた扉の向こうから一人の影が近づいてくる。
右半身を覆う黒鳥の羽、濡れたような黒目。
「スパイサー」の軍団長「シディアス」だった。

ラノベは書かないが、一次落ち常連の俺、
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1077693327/764
がリライトするとこうだ。