>>773 心理的意味付けとか父性の超越とか、1970年代までに終わってる。
ちなみにわたしが求めるファンタジーは、おそらくあなたのいう意味でのエンタテインメントではない。
が、わたしにはそれ以上にエンタテインメントな作品だ。
>>774 神話は神話だ。ファンタジーとは違うものだ。
神話における英雄譚はそれゆえに否定されない。
神話と伝説、民話、そしてファンタジー。その有り方はまったく違うものだよ。
>>775 たとえば『ゴーメンガースト』はどうだ。『砂の本』はどうだ。
『世界のすべての火は火』はどうだ。
もう少し身近にしてみようか。『クラバート』はどうだ。「背中に翼の生えた老人」はどうだ。
日本では、『龍潭譚』などはどうだ。『田紳有楽』もなかなか。『金毘羅』は出色ぞ。
次のレスで取り上げる、「新しい太陽の書」はすばらしいぞ。
>>780 スレ違いなんだが、
ジーン・ウルフ、こないだ、SFマガジンで特集があって、
ハードカバーの新刊が出たから、「新しい太陽の書」の増刷を待ってるんだが、出ない。
もう表紙がぼろぼろなので買い換えたいのだ。
ものすごい良いぞ。