1 :
名無し物書き@推敲中?:
真面目にいこう ぬるぽ
2 :
名無し物書き@推敲中?:04/01/26 03:23
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4 :
名無し物書き@推敲中?:04/01/26 03:40
ぬるぽ・・・私が生涯を賭けて追った物。
しかし結局手にすることは出来なかった。
まだ30代の半ばだが、
激しい冒険により体のあちこちがボロボロになり、
もう遠出すら出来なくなってしまったためだ。
その為私はこれ以上の追及を諦めざるを得なかった。
思い起こせば二十年前、
掲示板で「ぬるぽ」という書き込みを見たのが始まりだった。
何の事か分からない私が周りに意見を求めても皆そ知らぬふり。
酷い時には煽られたりもした。
しかし私は負けなかった。
「皆がこれほど避けるには訳があるに違いない!」
この思いを胸に抱きがむしゃらにやって来た。
真実に近づいたかと思えば振り出しに戻る。
何度これを繰り返した事か!
めげる事は無かった。(実際今も追い求めたいと思っている)
しかし若さが失われるにつれ疲労が取れにくくなる等、
身体面で思い通りに行かない事が増えてきた。
そんな状態にあっても無茶をしたせいか、
もうろくに体が動かない。
医者の見立てでは後半年でも御の字だと言う。
半年・・・それだけあればどれ程探索が進んだろうか!
私は悔しさを隠せなかった。
人生を冒険に費やしてきた者がベッドの上で死を待つだけだなんて・・・!
ベッドで安静にするようになってしばらくすると、
次第に考え方が変わってきた。
最期はともかく充実した人生だったのではないか、
「ぬるぽ」を発見し、つまらない物であると判明してしまうよりかは
見つからないままの方が良かったのではないか、と。
その事を考えながら眠りについたある晩、誰かが私の部屋を訪れた。
死を見取りに来る友人などいなかったはずなので、
少々不気味な感じもしたが死期も近い身だと思うと恐怖心は薄れていった。
来訪者は自分は神であると名乗り、
私にぬるぽについての全てを語ってくれた。
そして私に向かって
「必要とするならぬるぽを与えよう」
と言った。
しばらく考えた後私はこう言った。
「私に必要なのは使い慣れた右手だけ。それはもう、持っている」
「ろっぽんぞー VS ぬるぽ」 ハリウッド製作
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