黒い百合

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604名無し物書き@推敲中?:04/11/20 13:36:19
笑え
605名無し物書き@推敲中?:04/12/07 01:54:42
hage
606名無し物書き@推敲中?:04/12/07 14:39:12
mage
607名無し物書き@推敲中?:04/12/27 18:40:50
読んでみてちょっと リレーの
続きを 書いてみたくなったんだけど
コレって、どっかで続いてるの?
つーか、過疎化し過ぎ
需要はあるのだろうか
608名無し物書き@推敲中?:04/12/27 18:56:59
需要はあるぞ。
いいんでない? 書いちまえよ
6091/2:04/12/27 19:32:16
需要があるなら、きらら落選作でも晒すか。

悪魔を、みたことがある。
それは、とても美しい姿をしていて、私はしばらく息をするのを忘れたほどだ。
悪魔というのは、高校のクラスメイトの雛子で、夕暮れの教室だった。
雛子は、先輩とキスをしていた。
先輩の両腕が、雛子の背中にまきついている。
少し上半身を反らした雛子は、机に片腕をついて、体をささえていた。もう片方の腕は、夕日をあびてきらきらと光る先輩の黒い髪をなでるのに忙しそうに動いている。
人物画、というより、静物画だ。
それほど、夕暮れの教室に、雛子と先輩はしっくりとなじんでいた。古い黒板やいすなんかとおなじように、二人は教室の
風景にとけこんでいる。ため息を、ついてしまいたくなるほど。
雛子が机についた手を、少し動かすと、手首につけた銀色のブレスレットがシャラシャラと音をたてて動いた。
ブレスレットは、校則違反だ。
私はそんなことを思ったけれど、雛子は普段、長袖のセーターでブレスレットを隠していたのだと気づいた。
先輩のキスを受け止める時にだけ、ああやって姿をみせる雛子のブレスレット。
しらないうちに、ため息を、ついてしまった。

6102/2:04/12/27 19:33:34
先輩が、じっとみとれている私に気づいた。
私にゆっくりと近づいてくる。先輩から、ふわりと、甘い香りがした。雛子からうつった、かすかな香水の匂い。
「きれい」
私が、最初に先輩に言った言葉だ。
まるで、絵みたいでした 。
先輩は、はずかしそうな、困ったような顔をした。
「忘れ物を、思い出して」
なんだかここにいてはいけないような気がしてきた。夕暮れの教室は、雛子たちにこそ似合う場所で、私の居場所ではない。
女は悪魔になると、何かの本で読んだことがある。
私たちにはまだまだ先のことだと思っていたけれど、セーターの下に隠したブレスレットをもつ雛子は、すでに心の中に悪魔を飼っていた。
私はそんな悪魔を美しいと思う。
目覚めたばかりの悪魔を、雛子は、セーターの下のブレスレットや先輩にうつすためにつける甘い香り、そして夕暮れの教室のキスで、きちんと飼いならしている。
かなわないなあ、と私は思う。
雛子の香水なんて、同じクラスにいて今まで気づかなかった
けれど、先輩にうつった甘い香りなら、すぐにわかった。
私は、先輩に渡そうと書いていた手紙を机から乱暴にとりだすと、逃げるように教室をあとにした。
美しい、二人の悪魔を残して。
611名無し物書き@推敲中?:04/12/28 00:47:00
え、これで終わり?
612名無し物書き@推敲中?:04/12/28 00:58:21
>811
きららは、千文字メール小説だから。
613名無し物書き@推敲中?:04/12/28 01:43:20
↑アンカーミス。611へのレス。
614名無し物書き@推敲中?:04/12/28 02:11:31
さいですか。607はどうなったの。
615名無し物書き@推敲中?:04/12/28 16:29:25
投下されたよage
616名無し物書き@推敲中?:04/12/29 19:28:36
607氏は続きをかかんのだろーか
続きを 書いてみたくなったんだけどっていっいたじゃん
617609:04/12/29 19:55:47
また投下するか。需要あるかなー?
618名無し物書き@推敲中?:04/12/29 20:51:40
まあ、書かなかったら投下するさ。
作品無いなら見たってしょうがないし。
見る人は多くても書く人が少ないだけだろ
619609:04/12/29 21:01:56
なんか、希望の設定などあれば、どうぞ。
なければ、自分で作って投下する。
長さは、どの程度までいいんだろう。
620609:04/12/29 22:09:26
エロパロに投下したやつを、すこし文を変えてみて投下。
近親、微エロ。
苦手な方は、609をNGワードにしてください。
では。
621609:04/12/29 22:10:04
夜の匂いがして、彼女がやってくる。
甘い香水の匂いでもなく、その素敵な爪を真紅に染めるマニキュアの匂いでもなく。
ふんわりと乾いた、とらえどころのない、夜の匂いだ。
匂いが濃くなり、がらっと襖を開ける音がすると、私はびくっと息をとめなければならない。
この、絶望的な音に、いまだ慣れない。
部屋の電気を消して、彼女をまっているのは、自分なのに。
622609 2/4:04/12/29 22:11:52
「こんばんは」
彼女は開いた襖のあいだから、するりと蛇のように薄暗い部屋にすべりこむ。
そして、襖は音もなく閉められる。
だめだ。だめだ。だめだ。
もう、父さんにきづかれてしまう。
今晩はこの部屋から帰ってもらおう。
そう思い、顔をあげると、そこには彼女の美しい形をした唇があった。
そして、キス。
ああ、これでまた、だめだ。
私の体の記憶の鍵は開けられ、彼女を求める。
私は彼女を乱暴に畳に押し倒すと、その体のうえにかぶさった。
彼女は、柔らかく笑い、私をうけとめてくれる。
623609 4/3:04/12/29 22:13:28
私は彼女の指をぎゅっときつく握った。
そして、それを口に含む。
真紅の、細く美しい指先。
彼女はこの指先で、実にいろいろな作業をしてみせる。
朝食の準備、彼女の趣味の観用植物の手入れ、父さんのスーツのボタンつけ。
そして、私の体のいたるところを上手に操縦すること。
この指が私を狂わせ、遠くへと連れていくのだ。
舌先でさわっているうちに、このまま噛みちぎってやりたくなる。
口のなかに、かすかなエナメルの味が広がった気がする。
そっと指を口からだす。
彼女は、解放された指をみて、満足そうに笑う。
気持ちいいわ。
624609 4/4:04/12/29 22:15:59
「可愛い子」
私の唾液で濡れた彼女の指先が、体に触れる。
腕、首筋、足首。
それらをていねいになぞっていく。
指の動きひとつひとつに、ふっとため息が重なる。
ざわざわと皮膚が騒ぎ、私は声をあげそうになった。
彼女がそっと口をふさぐ。
「秘密」
彼女は、優しく、歌うように笑う。
そうだ、これは母さんと私だけの、秘密。
素敵な素敵な、私の新しい母さん。
彼女が笑ってくれているうちは、大丈夫、大丈夫、大丈夫。
私は必要とされる。
安心して、彼女の指に操縦を任せる。
暗闇の部屋の中、永遠に続く、快楽の遊戯。
625609:04/12/29 22:17:14
以上。スレ活性化age。
需要あれば、また書くかも。
626名無し物書き@推敲中?:04/12/30 17:42:44
需要
627名無し物書き@推敲中?:05/01/01 17:21:28
姫初めage
628名無し物書き@推敲中?:05/01/02 00:50:14
魂のなんたるかを解るヤツよの
629名無し物書き@推敲中?:05/01/04 12:37:03
大島と西陣が向かい合わせ。
お茶が差し出されたとき、西陣は大島のうなじを見た。
「お母さん」
素直にいえば私は苦しかった。
畑になったキャベツのような気持ち?
待つことしか出来ない無力感。
母の微笑みが、私を締めつける。
私が、お腹を押さえ、うつむく。
なんて滑稽なんだろう。「お母さん」

気づくと、私は横になっていた。
解かれた帯が見えた。
630名無し物書き@推敲中?:05/01/05 10:29:32
紬の柄が見えた。母は傍らに座っていた。
髪をなでつける母の仕種。私は首を横にして見ている。
髪は、乱れていない。「だいじょうぶ」と、母は言った。
私は少しだけ、息を荒くした。目をつむり、脚を曲げる。
母の視線を強く感じる。動けない、と思った。
だから、ここに、きて。鼓動が早くなったとき。
とうぜん母の立ち上がる気配があった。

私の手が、彼女の裾をつかんでいた。
631名無し物書き@推敲中?:05/01/22 00:13:55
需要age
632名無し物書き@推敲中?:05/01/25 18:55:08
ダーク百合頑張れ 超頑張れ
633名無し物書き@推敲中?:05/02/20 14:59:31
投下期待age
634名無し物書き@推敲中?:2005/04/02(土) 15:43:19
ReadMe!新着サイトの中から選り抜きのテキストサイトを集めて投票会を行っています
【概要】
・ReadMe!新作レビュースレで好評だったテキストサイトが対象です。
・第9回目の投票期間は2005年4月1日〜8日までの7日間です。
・投票できるのは1日1票。よって1人最大7票まで投票可能です。
※1つのサイトに集中させるのもよし。複数のサイトに入れるのもよし。
・投票所はこちら:http://readmenew.ifdef.jp/

【関連URL】
・ReadMe!新作レビュー 1.5 ttp://ex9.2ch.net/test/read.cgi/net/1100681017/l50
・ReadMe! 新作ランキング ttp://rank.readmej.com/N/latest/

最近、投票率が落ちています。ぜひ投票をお願いいたします。
スレ汚しすみませんでした。
635名無し物書き@推敲中?:2005/04/15(金) 11:22:27
ほしゅあげ。
気が向いたら書く。
636名無し物書き@推敲中?:2005/04/20(水) 00:03:04
保守
637名無し物書き@推敲中?:2005/04/20(水) 00:59:58
これ、誰書いてもいいの?主がいるの?
638名無し物書き@推敲中?:2005/04/20(水) 01:07:01
蜘蛛女の罠かもしれない。
639名無し物書き@推敲中?:2005/04/21(木) 16:07:06
いないので書け
640GAGS:2005/04/21(木) 16:19:41
「マリス、マリス、起きなさい」
 その声で、マリスは夢の世界から呼び起こされた。マリスを呼んでいたのは、義母のテレサだった。
「ええ、ママ、起きるわ」
 マリスはのろのろと制服に着替え、階下のキッチンに下りていった。テーブルではジョーが朝食を取っている。ジョーはテレサの連れ子だった。背の高い、少年のような、マリサよりも3ヶ月だけ年上の姉。
641GAGS:2005/04/21(木) 16:30:44
「ねぇジョー、化学の宿題、どうだった?」
 親しみを込めて、マリスはジョーの腕をつついた。ジョーは親指を立てて、「ばっちり」と、微笑する。
 マリスにとってその仕草は、たまらないものだった。マリスはジョーの短い髪に手を触れたい衝動をなんとか抑え込んだ。
(普通にしなくては。私がジョーのことを、家族以上に愛してるだなんて、知られたら、もう生きていけない)
 ジョーはそんなマリスの気持ちも知らず、TVのニュースを見ている。
642名無し物書き@推敲中?:2005/04/21(木) 16:31:45
「いやん、ばかーん」老婆が叫んだ。
643GAGS:2005/04/21(木) 21:11:13
   *名前変更×マリス
        ○アリス
644GAGS:2005/04/21(木) 21:13:18
 アリスとジョーが出会ったのは、3カ月前だった。2ヶ月前に互いの父と母が結婚し、1ヶ月前、ジョーはアリスにこう打ち明けた。
「馬鹿みたいだけど、私ね、あなたを見たとき、あんまりきれいで驚いたの。金髪は豊かだし、肌は透き通ってるし、そのくせ目の中にぜんぜん傲慢なところがないの。恥ずかしいけれど……まるで天使様みたいだって、そう思ったの。おかしいでしょ、アリス?」
 そんな風に言われても、アリスは実のところ心の中では笑っていた。
(この子はなにも知らない、温室育ちのおばかちゃんなんだわ。天使様? ジョー、あんたいったい幾つなの?)
 しかし次第にアリスは、ジョーこそが天使なのではないかと思えてきた。
 ジョーは赤毛で、背も高いし、男みたいに髪をばっさり切っているけれど、芯の温かさがあった。今までアリスが出会ってこなかった人種だった。
 朗らかで、人を妬まず、かといってお堅いわけじゃない。みんなに好かれるジョー。転校したときから、ジョーはハイスクールで人気者だった。バスケットが上手くて、針の扱いが下手な少し不器用なジョー。
 敬虔なクリスチャン。いつも胸に、ママの形見だというロザリオを垂らしていた。
(私なんて、ただのイミテーションみたいなものよ、ジョー。あんたは何も知らないのね)
 アリスは母親の顔を知らなかった。アリスの父親であるジョイスの結婚相手は、ジョーの母親でもう5人目だった。不思議と人を惹きつける魅力のある男だったが、底にあるものが冷え冷えとしたものであることは、アリスがよく知っていた。いや、アリスだけがよく知っていた。
(羨ましいわ、ジョー。あなたには素敵な思い出がいっぱいあって)
 アリスの中で、ジョーへの羨望が、やがて少し形を変えていった。この子を壊してしまいたい。愛しながら、壊してしまいたい。
645GAGS:2005/04/21(木) 21:14:15
(にしても、天使様には笑ったわ)
 アリスは学校では非常に静かな方だった。パーティーにも出かけないし、クラブもしていない。いつもおどおどと、隅の方で本を読んでいた。
 美貌はあったけれど、気弱そうだし、あまりにも静かなので、誰も注目していなかった。ごく一部の人間を除けば。たとえばニキビ面のヤンとひげ面ハリス。
 この日もスクールバスを降りたアリスを待ち受けていたのは、ヤンとハリスだった。
「おい」
 と、ヤンが首を振って、アリスに「ついてこい」と命じる。アリスは笑いをかみ殺しながら、びくびくしたふりをして、ヤンとハリスについてゆく。向かった先は、クラブハウスの中にある、アメフト部の部屋だった。三人がそこに入ると、ハリスががちゃりと錠をした。
「お願い、もう、やめて……」
 アリスが二人に懇願の演技を続ける。
「だめだね」
 そう言って、ハリスはアリスに手紙をちらつかせた。手紙はアリスがジョーに宛てた、届ける予定のないラブレターだった。
 運の悪いことに(どちらの運が悪かったかは、いずれわかるだろう)、それがアリスの鞄から落ちたところを、ハリスが偶然にも拾ってしまったのだ。二人にとって、アリスを言いなりにさせる格好の材料だった。
646GAGS:2005/04/21(木) 21:14:56
「気持ち悪いんだよなぁ。まさかシャイで口もきけないアリスが、こんな手紙をねぇ。「あなたを思うと、胸が騒ぐのです」だってさ、ククク」
 ハリスがいやらしい笑いを浮かべる。
「ジョーとはきょうだいなんだろ、アリス? 学校中の笑いものになるぞ。ククク。さぁ変態娘、お仕置きだ」
 ハリスは椅子に腰掛け、股間のジッパーを開けた。ヤンがアリスの髪を掴み、ハリスの股間に近づける。
 アリスはいやいやの仕種をしながら、なんとか笑いを噛み殺していた。そのまま、ハリスのすでに隆起したペニスをたどたどしく舐める。
 そう、最初はたどたどしくだ。ゆっくり舌を這わせる。それから、手の動きに合わせて、激しく。アリスはわかっていた。フェラされるのが、二人とも初めてだということを。
(二人とも、いつか別の子にやってもらったとき、驚くでしょうよ。私があんまり上手かったことにね)
 やがてヤンが、ハリスのもとにうずくまるアリスの背後に回り、スカートの中に手をいれる。真っ白のパンティが、アリスの片足に下ろされる。すっかりアリスのパンティは濡れていた。ヤンは鼻息を荒げ、人差し指と中指をアリスの中に滑らせる。
 ああ、うううん、とアリスはペニスをくわえたままうなる。だめ、だめ……。
「だめって、言う割には、食いつきが……」
 ヤンの指が、アリスの膣に締めつけられる。ヤンは無我夢中で指を動かし続けた。そのたびに、アリスは発音にならない言葉を発する。だめ、お願い、やめて。
(もっと、最初にクリトリスを愛撫すべきだわ。この単純技能男が。ヘタクソヘタクソヘタクソ)
 ハリスがアリスの口の中で果てると、辛抱できなくなったヤンが、アリスを机に手をつかせ、背後から挿入する。あああああああ、お願いいいいいいいい、やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ……なんて、ね。
647名無し物書き@推敲中?:2005/04/21(木) 22:56:08


648名無し物書き@推敲中?:2005/04/21(木) 22:58:49
アバドンはチンチンが痒くなった。
649名無し物書き@推敲中?:2005/07/14(木) 20:33:50
黒百合保守
650GAGS:2005/08/06(土) 02:15:21

しかし読み返すとひどい文だな

整理すると

アリス     主人公 美貌はあるが存在感があまりない
ジョー     アリスの3ヶ月上の義姉 活発で人気者
ジョイス    アリスの実父 テレサが5人目の妻
テレサ     ジョイスの新しい結婚相手 ジョーの母親
ヤン、ハリス 手紙をもとにアリスを脅迫している同級生
651GAGS:2005/08/06(土) 02:16:05
その夜アリスは、自室の机の上でまた新しい手紙をジョーに宛てて書いていた。

「親愛なるジョー、あなたを愛しています。今すぐにでもあなたの小さな乳房に手を置き、優しく小さな蕾を撫でてあげたい。ゆっくり、時間をかけて、きっとまだ開いていないあなたの蕾を・・・」

 そこまで青いペンを走らせたとき、小さなノックが聞こえた。しかしアリスは振り向いて扉を見ることはしなかった。ノックをしたのが父のジョイスだということを知っていたからだ。
 ぎぃと扉を軋ませて体を滑らせてたのは、やはえい父親のジョイスだった

「なぁに、パパ? 新妻をほっておいてもいいのかしら?」
 新妻とはテレサのことだった。ジョイスはどうでもよいように鼻で笑った。
「あいつならソープオペラに夢中だよ」
「ジョイスは?」
「あの子なら風呂に入った」
「まさか覗いていないでしょうね?」
 ジョイスは芯から驚いたようだった。
「なんだって? 俺があのガリガリのジョーをどうにかするだって? おいおい俺は耳がおかしくなっちゃたのかな」
 そう言ってジョイスは椅子に座るアリスの背後にまわり、彼女のブラウスに手を滑らせた。
「俺が一番好きなのは、おまえのこのふくよかな・・・」
 そしてブラジャーの中に手を入れると乳首を軽くつねった。
「ん? ずいぶん固いなアリス、乳首がびんびんだよ」
 そういうとアリスを椅子ごと自分の方に向けた。
「気のせいよ、パパ」
 ジョイスは意地悪そうな瞳で、スカートの中を探る。
「アリス、パンツの中もぐちょぐちょだよ。悪い子だ、何を考えてたのかな」
 そのままジョイスは人差し指と中指で、アリスのクリトリスを責めた。アリスの剥けきったクリトリスはたちまち勃起した。
652GAGS:2005/08/06(土) 02:18:35
「ああ、アリス、こんなときなんて言うんだった?」
「パパ、びんびんよ、あたしのあそこ、もうびんびんなの・・・ああ、ああああああああ」
 ジョイスがそのまま指をアリスの膣に滑らせる。アリスは椅子の縁にしがみついたまま、きつく目を閉じた。
 ヤンやハリスとは比べ物にならない圧倒的な快感だった。ジョイスがこの部屋に着てからまだものの数分も経っていないと言うのに、アリスは既に腰が抜けそうになっている。
 ジョイスはアリスの鼓動のリズムに合わせて激しく指を動かした。指先からは粘質な音が絶え間なく聞こえてくる。
「ああ、かわいいアリス。やっぱりおまえのが最高だ。この感度、俺が仕上げた芸術品・・・」
「だめ、パパもうやめて、いっちゃう、もういっちゃううううううう」
「早いよアリス、まだ早いよ」
 ジョイスがぴたりと手を止める。
「ああ、お願い、やめないで、やめないでパパ」
「そろそろテレサのテレビタイムが終わる頃だ。ジョーも風呂からあがってくるだろう。あとのお楽しみだよ、アリス。今晩待っててくれ。テレサが寝たあとにくるよ」
 そう言ってジョイスはアリスから引き抜いた指先を舐めると、部屋の外に出て行った。
 アリスは高潮した顔のまま。椅子から立ち上がり、ベッドになだれこんだ。そしてパンティの上からぐちょぐちょ音を立てている股間を撫でる。
 頭では父親とそんなことをするのはよくないことだとわかっていた。けれどももう幼い頃からの習慣で、父親に触られると、敏感に反応してしまうのだ。
 今、アリスの体は物足りなさで飢えていた。
(だめ・・・こんなこちしちゃ、あたし、せっかくジョーに天使様って言われたのに)
 しかし想いとは裏腹に、アリスは自分の指をパティの中に忍ばせた。
(だめ・・・だめ・・・)
 しかしいつしかジョーに乳房を触られる夢想に陥る。
(長くて細いジョーの指が、あたしの乳首をつまんで、冷たい舌でぺろぺろして・・・それから)
 右手で自分の乳房をしごきながら、アリスは敏感になっているクリトリスを撫でる。撫でただけで、もうイってしまいそうだった。

653名無し物書き@推敲中?
>>652
元木氏ね まで読んだ