1 :
名無し物書き@推敲中?:
ジャンプで人気連載中のナルトの創作文芸です。
書き込もうぜよ。
2Get
ふーん
4 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/06 23:36
いの「私はぜぇ〜たいサスケくんね!」
サクラ「私だって絶対サスケくんよ!あんたには譲らないんだから!」
いの「私だってあんたには負けるわけにはいかないからねー。サスケくんは私と……!!」
サクラ「しゃーんなろー!サスケくんは私と……!!」
ヒナタ「あ……あの……(オロオロ」
テンテン「ふふ。そうね、サスケって子は確かに可愛いわね」
いの「!?」
サクラ「えっ、あの……まさかテンテンさんもサスケくんを……!?」
テンテン「可愛いけど……私、年下には興味ないのよね」
いの&サクラ「ほっ……」
いの「えー、じゃあテンテンさんは誰か好きな人いるんですかー?」
サクラ「あ、私も気になる!」
ヒナタ「(モジモジモジ……」
テンテン「私はねー、……ネジがいいわ」
5 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/06 23:37
サクラ「きゃーv チーム内恋愛!」
いの「付き合ってるの!?付き合ってるの!?」
テンテン「えへ……まさかー。ネジってイマイチそーゆーことに関心ないのよねー」
ヒナタ「ネジ兄さんは……真面目だから……」
テンテン「そーなの。私だってデートとかしてみたいのになー」
いの「マジメ過ぎるってのも問題よねー」
サクラ「その点ではサスケくんもそうよねー。男の子ってみんなそーなのかしら?」
いの「あんた、リーさんに惚れられてんじゃん。プロポーズまでされてさあー。付き合っちゃえば?」
サクラ「リーさんは嫌いじゃないけど……その…」
テンテン「あいつ熱血だからね。ほんっとバカばっかやってるんだから」
いの「そーいえばナルトもあんたのこと好きじゃない?ナルトはどーなのよ、サクラ」
ヒナタ「……!」
サクラ「ナルトねぇ……」
ヒナタ「(ドキドキドキドキ…」
サクラ「あいつバカだしー。やっぱりサスケくんよ!」
ヒナタ「……」
テンテン「ヒナタちゃんは?」
ヒナタ「えっ……」
サクラ「ヒナタさんの話も聞きたーい!あんなバカナルトのどこがいいの?」
ヒナタ「え……え……っと……それは……(カァァ」
テンテン「ヒナタちゃんって可愛いわよね。サクラちゃんみたいにヒナタちゃんを好きな人っているんじゃない?」
ヒナタ「そんなこと……」
いの「もうさー、ばばーん!と告白大会しちゃわないー?いっちばーん山中いの!サスケくんが好きでーす!」
サクラ「あ!に、にばーん!春野サクラはサスケくんが大好きでーす!!」
テンテン「さんばーん、テンテン!たまには構いなさいよねー、ネジー!!」
ヒナタ「あ……あ、えっと……私は……」
キバ「よんばーん、日向ヒナタ。うずまきナルトがだいっ好きでぇーす」
ヒナタ「えっ……!?き、キバくん!?」
6 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/06 23:37
キバ「ウジウジしてんじゃねーよ。ったく、見てるこっちがイラつくんだよ。行くぞー、赤丸」
ヒナタ「……(ショボン」
テンテン「やっぱりね〜」
ヒナタ「え……?」
サクラ「ヒナタさんも隅に置けないわねー」
いの「まあバカナルトよりは……いや、そう変わんない?」
ヒナタ「え……?え?」
やまだかつてない良スレ
少し離れた町中で。
バキ 「おや?」
アスマ「ああ、砂の…。どうしました?」
バキ 「いえ、ウチの3人を見ませんでしたか?」
アスマ「ウチの若い連中と遊んでいるようですよ。いや、楽しそうでいいですな」
バキ 「ほう…あいつらが……。それはよかった」
アスマ「まったくです。…ところで、お探しなら案内しますが?」
バキ 「急ぐ用でもないので構いませんよ。あいつらにとって、同じ年頃の連中と
遊ぶことなど、初めてのことでしょうし…」
アスマ「…そうですな。若い連中は自由にさせて、我々も一杯どうですか?」
バキ 「いいですね。ご相伴に上がりましょう」
テマリ「…喰らえーーーっ!」(ドカーン
シカ 「危ねーだろ、おいっ!」
アスマ「…やってますな」
バキ 「…生き生きしてるな、テマリ。実に楽しそうです」(ホロリ
紅「ちょっと、アスマ先生、ちょっとお話が。」
アスマ「む?どうかしましたか、紅先生。」
バキ「・・・・・・・・。」
5分後
紅「バキさん、あなたをここから返すわけに行かないわ!」
バキ「ふふふ、ばれてしまったか。(2対1では分が悪い。何とか我愛羅を)」
アスマ「せっかくの楽しい雰囲気も台無しです。覚悟ォ!」
バキ「本気で闘り合う気かぁ!(テマリ気付け、我愛羅を呼んで来い)」
少し離れた町中
テマリ「!・・・先生?今先生の声が・・・」
シカマル「え?どうしたの?」
バキ 「・・・上忍二人が相手では、すぐに潰れてしまいますよ」
アスマ「何を仰る。貴方が砂の国利き酒チャンピオンと知ったからには、木の葉
の酒のすべてを飲んでもらわねば」
紅 「ええ、こちらもどうぞ」(ニコ
バキ 「こんな美人にお酌してもらえるとはうれしいですね」(クイッ
シカマル「・・・何、昼間っから出来上がってるんだよ」
アスマ「お前達も飲むか、ははは」
テマリ「バキまで何を・・・」
バキ 「奈良一族のシカマル君だったね。ウチのテマリをよろしく頼むよ」
アスマ「風影様のご令嬢をもらえるなんて、大したものだな、シカマル」
紅 「ウフフ・・・」
シカマル「何言ってんだよ・・・」
テマリ「ば・・・馬鹿なことを・・・!」(///
その頃我愛羅は、瓢箪を背負って酒場を探していた。
我愛羅「・・・酒が入ると重い」
>7
今夜がやまだ
分かったから……もう充分遣る気は伝わったから……
さ、寝よ! もやすみなさいZZZ……
氏ね
うんこどぴゅっ
俺、こないだ、中忍選抜試験受けたのよ、中忍選抜試験。
そしたらなんかヒナタ様がいて、ネジ兄さん勝負ですとかいってきたのよ。
で、よく(白眼で)見たら、プルプル震えてやがるから、
「あなたは後悔してるはずだ。」とかいってカマ掛けたのよ。
そしたらヒナタ様、「もう、逃げたくない!」とか言って粋に感じて、
俺にはむかってあやうく一命を取り留めてやがんの。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前な、俺が気にしてること言うんじゃねえよ、阿呆が。
なんか「ナルトくん・・・・。」とかいってやがるし、青春気分でドキドキか、おめでてーな。
そんな自分を変えたくて、とかほざきやがるし、もう見てられねー。
お前な、愚か者に限ってそう言うんだよ。人間は変われねー。
大体宗家ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
掟にがんじがらめに縛られて、いつムカついて分家の人間殺してもおかしくない。
ヤルかヤラれるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。卍の呪印は、すっこんでろ。
で、当主は当主で、「信じてくれ」とか土下座してくるし。
そこでまたぶち切れだよ。
あのな、土下座なんてきょうび流行んねーんだよ。阿呆が。
得意げな顔して何が、信じてくれ、だ。
おめぇは本当に信じて欲しいと思ってるのかと問いたい。問い詰めたい。
小1時間問い詰めたい。
お前、ただなんとなくその場の雰囲気に任せて俺を篭絡しようとしてるだけちゃうんかと。
まぁヒナタ様通の俺から言わせてもらえば今、ヒナタ様の間での最新流行はやっぱり、
全身タイツ、これだね。
全身タイツってのはリーがしてる悪趣味LOOK。
しかし全身タイツをはくと自分が自分であるということも忘れて、ガイ先生と青春するという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前らド素人は、おとなしくハァハァして喜んでなってこった。
15 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/07 00:08
>>9の続き
シカ「今日は本気でワケワカンネー!疲れたし、もう俺帰るわ」
テマ「えっ……」
アスマ「なんだシカマル。彼女ほったらかして帰るなんざー、男が廃るぞ」
シカ「だーっ 彼女じゃねーって!誰がこんな荒っぽい女相手にするかよ。
親父の二の舞にはなりたくねーからなー」
テマ「…………」
いの「……あのバカぁ〜。女心ってもんを分かってないんだから。……こうなったら」
シカ「じゃあなー。ったく。めんどくせー1日だったぜ……」
アスマ「ガキだなぁ、あいつはまだ」
紅 「子供だもの。ウフフ」
バキ「ん?テマリ、お前も帰るのか?」
テマ「……これ以上ここにいても…。元々帰るつもりだったんだ」
いの「今よ……(テマリに向けて)心転身の術!!」
テマ「―――!?」
シカマル、てくてくと帰り道。
いのテマ「待って、シカマル!」
シカ「あ?なんだ、まだなんか用でもあんのか?」
いのテマ「聞いてね!私……私は……!」
16 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/07 00:09
いのテマ「シカマル・・・」
シカ「なんだよ」
いのテマ「私は・・・お前が好きだ・・・」
シカ「・・・え」
いのテマ「私はシカマルが好きだ!(・・・なんか私が告ってる気分ね〜)」
シカ「・・・・・・」
いのテマ「シカマルは・・・私のことは嫌いか?」
シカ「え・・・え・・・っと・・・」
いのテマ「(ちょーっと乙女ちっく演技入れてみるかー)」
シカ「俺はよ・・・なんてーか・・・・・・って、おい!なんで泣いてんだよ!」
いのテマ「私のこと・・・き、嫌い・・・なんだろ・・・?(ポロポロポロ」
シカ「ばっ・・・べ、別に誰も嫌いなんて言ってねーだろが」
いのテマ「さっき・・・言ってた・・・。わ、私みたいな荒っぽくて・・・口悪くてぇ・・・・・・うっう・・・」
シカ「あれは・・・・・・。き、嫌ってなんか・・・ねぇよ・・・」
いのテマ「うっ・・・ふぅ・・・・うっうっ・・・・・・(お?)」
シカ「俺は・・・別にお前のこと・・・・・・その、なんだ・・・嫌いとかじゃなくてよ・・・」
いのテマ「(そろそろいいみたいね・・・)―――解(ボソッ」
17 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/07 00:10
テマリ、シカマルに倒れ込む
シカ「・・・だから・・・その・・・なあ・・・。・・・っ!?お、おい、どうした!?」
テマ「・・・・・・・ん・・・(ここは・・・?私はなにを・・・?)」
シカ「っ・・・テマリっ(ぎゅ」
テマ「!?え・・・な、な・・・え?シカ・・・マル・・・?(カァァ」
シカ「さっきは!俺が悪かった!あんなん真に受けてんじゃねーよ!俺の本心は・・・!」
テマ「(え・・・?え・・・?)」
シカ「(クソッ、言葉が続かねぇ・・・)」
テマ「・・・・・・シカマル」
シカ「な、・・・なん、だ・・・?」
テマ「しばらく・・・このままでいていいか・・・?」
シカ「お・・・おう・・・」
テマ「(あったかいな・・・)」
その頃のいの
いの「シカマルちゃんとやってるかしら・・・。
でも、なんか・・・変ね。なんでこんな複雑な気分になるのよ・・・」
18 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/07 00:12
テマリ「お、お前!」
イノ「シカマル、今日は木の葉公園に出掛けない?」
シカマル「え〜?お前と?別にいいけど。テマリ、お前も来るか。」
イノ(ムッ、何でテマリを誘うのよ)
テマリ「い、い、行く。」
シカマル「じゃあ3人で修行でもしようぜ。」
イノ「いいわよ、3人で行きましょ!(あれ?何で怒ってるの私)」
テマリ「・・・・(少しホッとしてる)」
シカマル「さて出発〜。でさ〜俺テマリのカマイタチ見たいんだよね〜。」
イノ「ふ〜ん、何でよ?(怒)」
シカマル「いや1回対戦してから気になっちゃってさ〜」
テマリ「わ、私のカマイタチ、見たいのか?」
シカマル「うん。今後の修行の参考にね。」
イノ「そ・・そう。(少し凹み気味)」
19 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/07 00:13
テマリ(イノは今日は絡んでくるな。何だと言うのだ?)
シカマル「まあ、修行に集中しようぜ。」
イノ「いいわよ。でも私の術は受け止めてくれる人がいないとね〜」
シカマル「そうだな。じゃ俺が・・・。」
テマリ「何だと。そ、それなら私が受け止めるぞ。」
イノ「結構よ。シカマ(いけない、何絡んでんのよ私)。テマリちゃんお願いね。」
サスケ「お前等、こんなところで何してんだ?」
イノ「ってぇ、サ、サスケ君?」
テマリ(あれは確かサスケと言う奴。)
イ`
22 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/09 17:43
シカ「よー、サスケ。散歩か?俺ら、今修業してるとこなんだけどよ。お前もやるか?」
サス「修業はいいが……、妙な組み合わせでやってるんだな」
テマ「…………」
いの「(う、うわーっ、どーしよー。まさかこんなとこにサスケ君が来ちゃうなんて……)
……でも…(チラッ) やっぱサスケ君かっこいぃーーー!!」
シカ「ビクッ おい、いの!突然そんな大声で叫ぶなよ、うるせー」
いの「あっ……(私のバカ……声に出てんじゃないの……)」
テマ「……なるほど」
いの「な、なにが……なるほどなのよ」
テマ「お前はアイツに気があるのか。丁度いいじゃない。サスケを連れてどこか行けば」
いの「なっ、だ、ダメよ!そしたら、あんたとシカマルが―――」
テマ「? お前はサスケが好きなんだろう?」
いの「……!!」
テマ「それとも……なんだ。お前……まさか」
いの「ちっ、違うわよー!さ、サスケくんっ!!」
サス「……なんだ」
いの「デートしましょ!!」
サス「はぁ!?オレは―――」
いの「れっつごー!よ!!(ダダダダダッ」
サス「お、おい待て!引っ張るな!!」
シカ「なんだ?いのの奴」
テマ「…………」
23 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/09 17:43
シ「なんだぁ〜?イノのヤツ…、誘っといてどっか行っちまうなんて…」
テ「あ…あの…な、シカ…マル?」
シ「ん?なんだよ」
テ(ダメだ…やっぱ言えない…!!)
「しゅ…修行の続きやろっか?」
シ「んー…、メンドクセーけどまぁタマにはやった方がイイだろうしな。丁度他の国の技も見れるコトだし」
テ「おう…私もシカマルの技見たい…かな」
シ「ああ?中忍試験の時見せただろうが」
テ「も…もっかい見たいって言うか…なんと言うか…」
シ「なーんか喋り方ギコチねーな」
テ「そ…そんなこと無いぞ!いつもと変わらないぞ!」
シ「そうか?まぁちょっとぐらいなら…見せてやるか!」
テ「…ぁ!」
シ「へへ…影真似成功♪」
テ「油断した…」
シ「仮にも他国の忍びと一緒に居るんだぜ?油断してたらやられっぞ」
テ「え…シ…シカマル!オマエは私の事敵と思ってるか?!」
シ「オイオイ、例に挙げただけだよ。だいたい砂と木の葉は条約もあるだろうが」
テ「そ、そうだな…、悪い」
シ「まぁ…影真似も七,八分が限界だな、オレのチャクラだと」
テ(…言うチャンスが無いな…クソォ…)
24 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/09 17:44
いの「(変なの……。私……どうしたのよ……)」
サス「おい」
いの「(今までシカマルのことなんかどうも思っちゃいなかったのに……なんで……)」
サス「おいっ」
いの「――えっ」
サス「さっきからずっと黙り込んでるぞ。用がないならオレは帰りたい」
いの「あ……、ご、ごっめーん!ちょっと考え事しちゃっててー……。
(今目の前にいるのが私の好きなサスケくんでしょ?シカマルなんて関係ないじゃない)」
サス「……柄にもなく暗くなってたが、……悩み事か?」
いの「う、ううんっ。なんでもない!サスケくんっ(ぎゅうっ」
サス「な、……は、離れろ」
いの「(ほら、こーして抱き付いてるだけでドキドキ……あ、あれ……?なんでアイツのこと思い出すのよ……)」
シカ「う〜ん……」
テマ「お、おい。いつまで影真似してる気だ?さっきからなにを考えている?」
シカ「いやぁ〜……。俺もやっぱここから発展させねーとなぁと……」
テマ「発展?」
シカ「これいっちょじゃせいぜい足止め程度にしか使えねぇんだよな。やっぱ実戦向きじゃねーよなぁ」
テマ「……確かにそうかもな(フフッ」
シカ「なに笑ってんだよ」
テマ「考え込んでいるお前が余りにも可笑しくて。ふふふっ」
シカ「…んだよ……。こーしてやる!(バッ」
テマ「あっ!こ、こら、変なポーズをやらせるなっ!!」
シカ「修業、修業〜(バッ バッ」
テマ「やめろっ!……あははっ」
シカ「へへっ」
25 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/09 17:45
「なんだ、もうこんな時間か…」
シカマルは木の隙間から見える夕日を見て言った
少し寂しそうな顔をしていた…
「そろそろ…風に戻る集合がある…」
「ぇ!?マジかよ、今日でもう風に戻っちまうの?」
テマリは俯き口を開く
「…ああ、楽しかったぞ。今までで一番楽しく笑えたかもしれない…」
「テ…マリ…?」
「なんだ?…ぁっ」
振り向いたテマリの目から、美しく、それで綺麗な水が頬をつたって零れ落ちた
オレはそんなテマリの顔を見て、唖然としていた
「あ…ゴメンな?何泣いてんだろ…私…クソッ」
顔を隠してそう言うが、俺にはそんな姿が逆になんだか悲しかった
手で覆っても首元にまでつたっている「涙」が見えると、なんだか…
(……男として行かなくてどうすんだよ!動けよ…!)
たった一言、一言口を開くだけでテマリの涙を止めれる気がした
けど、どうしても動かない…、
「テ…テマリ!」
オレはギコチナクそう言った。涙を堪えてテマリは振り向く…
「…ん?」
「あの…」
「また一緒に、遊ぼうな?」
…………考えてたこととは違う台詞が出たけど…
今はこれでよかったかもしれない―――――――
******
ゴメン、なんか全然萌の方向に向けれなかった(´Д`;;)
漏れが好きな方向にばっか…、なんかシカマルがテマリの事好きになってるし(´Д`;;)
ゴメンょ…_| ̄|○
26 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/09 17:45
夕日の下、シカマルの背を見送り、座り込むテマリ。
テマリ「……私は……一体……」
チョウジ「…? どうしたの?」
テマリ「…確か、シカマルの仲間の?」
チョウジ「うん、秋道一族のチョウジ。今日はシカマルとデートじゃなかったの?」
テマリ「デートか……。そうだったのかな?
……シカマルならもう帰ったぞ」
チョウジ「…ふーん。食べる?」(すっ
テマリ「…そんな気分じゃない。
ところで……あいつはこの里で他に付き合ってる奴とかいるのか?」
チョウジ「どうだろー? シカマルはめんどくさがりだし、好みもうるさいからなぁ」
テマリ「どんな奴が好みなんだ!?」
チョウジ「前は、男はぽっちゃり系が好みだって言ってた」(ポリポリ
テマリ「…そうか。私もそんなに痩せぎすじゃないよな!?
少しよこせ。私も食べる!」(ボリボリボリ
チョウジ「……それから、あつかましかったり、うるさい女は嫌いみたい」
テマリ「…なるほど、淑やかなのがいいのか」(ボリボリボリ…
チョウジ「それにシカマルはぼーっとしてるのが好きだから、一緒にのんびり
できる彼女の方がいいかもね」
テマリ「少し抜けてる女の方がいいのか…。難しいな。
しかし今時、そんな女がいるのか?」(ボリボリボリ…
チョウジ「あんな感じかな?」
ハナビ「姉さん、遅い!」
ヒナタ「……足、早いよ…ハナビ……。お休みなんだしゆっくり行こう…」(もじもじ
テマリ「あいつの真似をすればいいんだな! 分かった! じゃあな!!」(ぽいっ
チョウジ「……全然分かってない気がするけど、ま、いいか」
27 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/09 17:46
自宅(?)にて
テマ「……(モジモジモジ」
カンクロウ「…………」
テマ「(モジモジモジモジ…」
カンクロ「……テマリ、なんか変じゃん?」
テマ「なっ、誰が変……っ……そ、そんな……いつもと……変わらないよ?(モジモジ」
カンクロ「声まで違うじゃん。ちょっと……キモイじゃん……」
テマ「……カマイタチ(ブオォ」
カンクロ「うぎゃ!」
テマ「我愛羅……」
我愛羅「……なんだ」
テマ「ね、姉さんと一緒に遊ぼっか?」
我愛羅「遊ぶ?」
テマ「うん。ほら、木ノ葉のおみやげ買ってきたんだ……」
我愛羅「……なんだこれは」
テマ「お人形よ。我愛羅はこっちのゴジラがいいかな……?」
我愛羅「…………」
テマ「ほら、がおー。がおー」
我愛羅「テマリ」
テマ「どうしたの?我愛羅」
我愛羅「変だぞ……」
テマ「…………。そ、そんなことないよ!姉さんは、いつもの姉さんよ(モジモジ」
我愛羅「そのモジモジはやめろ……。似合わん」
テマ「Σ(-д-lll)ガーン」
28 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/09 20:32
s
29 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/11 20:48
シカ「よーチョウジ、こんな時間に散歩か?」
チョウ「いや、家に帰る途中だけど。シカマルは?」
シカ「俺も同じだよ」
チョウ「あっ!そーいえばさっき、テマリっていうこに合ったよ。シカマルデートしてたんでしょ?」
シカ「でっ、デートじゃねーよ・・・しゅ、修行だよ」
チョウ「ふ〜ん。でさっ、シカマルの好みのタイプ聞いてきたから、ちゃんと答えといたよ」
シカ「好みって・・・お前、俺の好み知ってんのか?」
チョウ「ま〜ね、これでもシカマルとは長い付き合いだから」
シカ「で、何て言ったんだよ?」
チョウ「え〜とね、ポッチャリしてて〜あつかましくなくて、口うるさくなくて〜のんびり屋さんの女の子」
シカ(だいたいあってやがる・・・)
チョウ「ちょうど、ヒナタみたいな女の子だって言っといた」
シカ「って、何でヒナタなんだよ!」
チョウ「そんな感じじゃない?」
シカ「ん〜近いような・・・遠いような・・・」
チョウ「ヒナタの真似するって言ってたよ」
シカ「あいつが・・・ヒナタの真似・・・」
テマ『シカマル君・・・一緒に修行しよ(モジモジ』
テマ『い、いくよっ・・・忍法・・・カマイタチ(モジモジ』
シカ「あ・・・ある意味・・・すげぇーな・・・」
テマ「は、ハックション」
カン「風邪か?」
テマ「だ、大丈夫だよ(モジモジ」
カン(まだやってるじゃん)
kusoスレです・・・(モジモジ
31 :
”削除”人さん:03/12/11 20:59
お願いします。
age
大切なのは洗濯することだ……
多由也たんハァハァ
多由也たんハァハァ
多由也たんハァハァ
多由也たんハァハァ
多由也たんハァハァ
多由也たんハァハァ
木の葉崩しより5年。
新たに4代目風影に就任した砂隠れの元上忍バキは、
木の葉との同盟条約を守り、
この5年間、ひたすら国力の復旧に力を注いだ。
多くの犠牲を払ってまで決行した木の葉崩しは、
木の葉、砂、双方の里にに大きな傷跡を残した。
木の葉は火影を、砂隠れは風影を、
音隠れの大蛇丸の手にによって殺害された。
互いにリーダーを失った両里は、
早々に和解し、国力の回復に勤めた。
伝説の三忍と謳われた綱手姫を火影に立てた木の葉に比べ、
一介の上忍の一人にすぎないバキを風影に立てた砂隠れの国力の低下は、
火を見るよりも明らかであった。
次代を担う人材の育成。
バキはそれを第一に考えた。
自分の力量では他国のトップと互角に渡り合うことなど不可能。
ならば今は耐え忍び、次の世代に望みを託そうというのである。
実際、バキの教え子であり、
先代風影の忘れ形見でもある、テマリ、カンクロウ、ガアラの3人は、
この数年で頭角を現し始めている。
すでに、テマリ、カンクロウは中忍に昇格し、
ガアラに至っては暗部の小隊長に抜擢されている。
>>40 砂隠れでは、先代風影の時代から「量より質」という方針は同じだ。
だが、先代風影の思想は行き過ぎたものであった。
先代風影は、、里に様々な外法や禁術と呼ばれるモノを取り入れた。
中でも自分の息子であるガアラに憑依させた妖魔、
「砂の守鶴」は極めて危険な存在だ。
その強大すぎる力は、味方をも畏怖させる。
だが、生まれながら妖魔を憑依させられたガアラは、
精神を病み、痛みを知らない子に育ってしまった。
過ぎた力を持てば、ガアラのような悲劇を生む事になる。
バキは、改めて禁術を固く封印した。
「今はじっくり育てればいい。」
と、バキは自分に言い聞かせるのであった。
>>41 「今日は月がよく見える・・・」
屋敷の窓からテマリは夜空を見上げる。
月が櫓の屋根に架かっている。
よく見るとそこには見知った人影があった。
感情の無い横顔。ガアラだ。
月をバックに、
ただ一点を見つめ佇んでいる弟の姿に風情を感じる。
生まれながら、その身に妖魔を宿し、
眠ってはならない宿命を負ったガアラ。
今日も眠れずに、
あそこでああして月を眺めているしか出来ないのに。
「それを美しいと思うなんて・・・不謹慎だな・・・」
柔らかい布団の上で暖かい毛布に包まれながら眠る事など、
ガアラは一生経験出来ないのだろう。
「こんな事は、これで終わりにしなきゃな・・・」
テマリは、バキ以上にガアラの事は憂えていた。
同じ過ちを繰り返してはならない。
ガアラは自分が守ると・・・
>>42 「よお、相変わらずシケた面してんな。」
月を眺めていたガアラの目の前に、
いつのまにか誰かが立っていた。
ガアラに気づかれず、音も無く忍び寄るとは只者ではない。
「・・・・うちは・・・サスケ・・・」
かつてガアラと戦い、
ガアラに傷を負わせたことのある数少ない者の内のひとりだ。
木の葉崩しの後、
木の葉を抜け、音に走ったと聞いてはいたが・・・・
目の前に立つサスケは、この5年でさらに腕を上げたように思えた。
「ようやく暇が出来たんでな・・・・・・・決着をつけにきたぜ。」
「ふん・・・・・いいだろう・・・・」
闇夜に消えていく二つの影。
櫓の屋根の上を遠目で見ていたテマリも、
その異変に気づいた。
「あれは・・・うちはサスケ!まさか・・・ガアラに戦いを挑みに来たのか!?」
木の葉を裏切り、大蛇丸の下、
音の忍びとして今日まで戦い続けてきたサスケ。
その実力は、今や計り知れない。
「嫌な予感がする・・・・」
テマリも二人の後を追った。
ガアラとて、この5年間で恐ろしく腕を上げた。
いざとなれば守鶴もある。
だが、どうしても不安が消せない。
「命に代えても、ガアラはわたしが守る・・・」
今こそが、その時なのかも知れないのだった。
>>43 「この辺でいいか・・・」
砂の里郊外の森の中、
少し開けた場所で立ち止まるサスケ。
寸分違わずついて来たガアラにも異存はなさそうだった。
無言で背中の瓢箪の栓を抜く。
瓢箪からあふれ出した大量の砂がガアラの身の周りを覆う。
それは砂の守鶴に憑依されたガアラの特殊能力。
砂はガアラの意思に関係無く自動的にガアラを守る。
ガアラを生んで死んだ母親の思念がそうさせるのか、
それとも、砂の化身である守鶴が、
自らを宿す器となる触媒を守っているだけなのか・・・
真相は誰にも判らないが、
その守りは鉄壁を誇る。
「砂の盾か・・・相変わらず芸の無え奴だ。」
サスケの両目に宿る写輪眼の眼光が鋭さを増す。
木の葉のエリート一族。「うちは」に伝わる写輪眼。
その驚異的な洞察力は、
その眼で捉えた動きをタイムラグ無しで完全にコピー出来るという。
両者の戦闘準備は整った。
「始めるか・・・」
「さっさと来い」
鉄壁の守りを誇るガアラは、
余裕たっぷりに腕を組みながらサスケを挑発する。
「へっ、その余裕も、いつまで持つだろうなぁ!」
クナイを逆手に持ち、サスケが突っ込む。
>>44 ガアラを取り巻く砂が、サスケを捉えようと一斉に動き出す。
「砂の動きは5年前と変わら無えな!」
サスケの動きは、5年前に戦ったときから完全に砂のスピードを凌駕している。
今のサスケからすれば、砂のオートガードなど何の意味も成さない。
疾風の如く砂をすり抜けガアラの喉元目掛けクナイを突きつける。
ギャリーン
サスケのクナイは目標の手前でガアラの持つクナイによって遮られる。
「砂は変わらなくとも、俺まで前と同じという訳ではないぞ?」
「フ、そうでないと、つまらん。」
両者のクナイが鍔競り合う内に砂が追いついてくる。
サスケは間合い離し際、糸をガアラの首へ巻き付ける。
糸は首に絡む寸前、ガアラのクナイによって防がれ、そのまま断ち切られた。
だが、糸に気をとられている内に、
離れたと思ったサスケがいつの間にか接近していた。
「おらぁ!」
ドゴォ!
下方からガアラの下顎目掛け、
アッパーカットのように突き上げる強烈な蹴り。
ガアラの身体が宙に浮く。
「まだまだぁ!」
電光石火の連続蹴りを繰り返し、
ガアラの身体を覆う砂の鎧を剥がしつつ、
ガアラを宙高く押し上げる。
>>45 「くぅ・・・」
「獅子連弾!」
回し蹴り、裏拳、正拳、後ろ回し蹴り、
サスケお得意の流れるような連続体術に、
ガアラの砂の鎧は完全に剥ぎ取られた。
「随分あっけなかったな。こいつで終わりだ!」
チチチチチチチ・・・・・・
サスケの左腕に目に見える程強力なチャクラが集まる。
雷切。
かつてのサスケの師。
木の葉が誇るコピー忍者、はたけカカシ唯一のオリジナル技にして最強の技。
肉体大活性により生まれる膨大なチャクラを、
突きに一点集中させるこの技は、
まさに斬れぬ物は無い名刀の一振り。
本来は、チチチ・・・という、千もの鳥の地鳴きにも似た攻撃音から、
「千鳥」と呼ばれるが、
カカシがこの技で雷を切ったことから、
別名を雷切とも呼ぶ。
かつては、その威力の違いから、
カカシの千鳥を「雷切」、
サスケの千鳥は、そのまま「千鳥」と呼び分けられていたが、
この5年間で、幾度とない修羅場を潜り抜ける内に、
サスケは千鳥を雷切にまで昇華させていた。
その雷切が、ガアラの心臓を捉えるかと思われた刹那、
一陣の突風が二人の間を引き裂いた。
>>46 「なにぃ!?誰だ!」
そこには、巨大な扇子を構えるくのいちが立っていた。
巨大な扇子が巻き起こす真空の刃。
ガアラの姉の得意忍術。
ガアラ達を追ってきたテマリが追いついたのだ。
「ガアラ、無事か?」
「テマリ・・・」
弟を安心させる為、もう大丈夫だと、笑顔を向けるテマリ。
「うちはサスケ!木の葉の抜け忍が、
木の葉の同盟国である砂隠れの里に表れるとはいい度胸だな!」」
「チィ、この雑魚がぁっ!邪魔しやがって!雷切一発無駄にしちまったぜ・・・」
膨大なチャクラを消費する雷切は、日にそう何度も使えない。
それをカマイタチ如き二流忍術で不発に終わらされた事で、
サスケの頭に血が昇る。
ガアラを捨て置きテマリに向かって、
両手の全ての指の間に構えた8本のクナイを一斉に投げる。
「くっ!」
テマリは扇子を広げ、クナイを防ぐ。
「遅いぞ!」
だが、クナイを防いだ扇子の死角をつき、
テマリの側面に、もうサスケが迫っていた。
女だろうが容赦しないと言わんばかりに、
サスケの裏拳がテマリの顔面を襲う。
ガッ!
テマリの鼻骨をへし折るかと思われた裏拳だったが、
扇子の向こう側に居たのは変わり身の丸太だった。
「もらった!」
サスケの頭上からクナイを逆手に襲い掛かるテマリ。
>>47 「なめるな!」
サスケも頭上のテマリに向かって飛び、
テマリのクナイをかい潜り、肘鉄でカウンターを放つ。
「グフッ!」
その一撃はテマリの胸骨を砕き、
さらに、うずくまるテマリの腹部に膝を喰らわす。
「がはぁっ!」
身体の中の全てを吐き出すかのような嘔吐感。
空気を吸いたいのに、胸の痛みで満足に呼吸も出来ない。
「ふん・・・雑魚がしゃしゃり出てくるからだ。」
とどめを刺すべく、サスケはクナイをテマリ首筋に当てた。
「!」
だが、クナイを持ったその腕に砂がまとわりつく。
「チィ、鬱陶しい砂だぜ・・・」
逆の手で掌底を当て砂を崩す。
「ソレ以上・・・・テマリニ、手ヲダスナ・・・・」
「やっと化け物のお出ましか・・・・」
そこには、守鶴の力を解放し、
異形の姿に変貌したガアラがいた。
49 :
名無しさんの次のレスにご期待下さい:04/02/21 16:39
すげーおもしれえなこの話
50 :
名無し物書き@推敲中?:04/02/21 17:31
不覚にも、しっかりと読んでしまったよ(笑)。
>>49-50 うわ!バレた!
こんなスレもう誰も見ないだろうと思って、
ひっそりとやってました。
読んでくれてありがとう。
>>48 「こっからが本番だな。」
凄まじい殺気を受け、改めてガアラへと向き直るサスケ。
ガアラの姿はもはや原型を留めていない。
砂の守鶴の正体は化け狸といわれるが、
その凶悪極まる容姿は、正に「化け物」という呼称がふさわしい。
今のガアラを見て誰が彼を人間だと思うだろう。
(ガアラ・・・まだ、完全体ではないが・・・・変身してしまったのか・・・)
異形の姿に変わり果てた弟を目の当たりにし、
テマリはいっそう先刻の予感を確信した。
テマリは守鶴が恐ろしい。
この妖魔にとっては、敵も味方も関係無い。
その目に止まる生物は皆殺しの憂き目に会うだろう。
それは守鶴の霊媒を務めるガアラの姉とて例外ではない。
だが、テマリは、守鶴に殺される事よりも、
ガアラがガアラで無くなってしまう事の方が恐ろしい。
ガアラが自ら眠りにつき、守鶴を完全に解放すれば、
姿が変わるだけではなく、精神までもが守鶴に支配されてしまう。
いつか、完全にガアラの心は消滅し、
守鶴に取って代わられる日がやって来るのではないか?
そんな思いを、テマリはいつも心のどこかで感じていた。
(もしかしたら、それが今日なのかもしれない・・・・・)
だが、それがわかっても、今は自分の無力さを知るだけだった。
>>52 「グゥオオオオォーーー」
さらに凶々しさを増して、その身体を膨れ上がらせるガアラ。
「フ、その姿のお前をヤってこそ、
俺はアイツを超えられる・・・・」
サスケの頭からは、もうテマリの事など完全に消えている。
今は目の前の化け物と、
その先にいるモノを見据えていた。
「ウオオオオォー」
圧倒的な威圧感を持ってして突進してくるガアラ。
そのスピードとパワーは、先ほどの攻防とは比べ物にならない。
ガアラが、もはや腕とは言えない「前足」を振るう度に、
大木が一撃でなぎ倒される。
生身の人間にその攻撃を受けとめる事など不可能に思えた。
その上、ガアラの一見大振りに見えるその攻撃も、
驚異的な「返し」の早さの為に、
反撃の隙が見出せない。
だが、サスケは、その嵐のような猛攻をことごとくかわし続け、
ガアラはまだ一発も攻撃をヒットさせる事が出来ていなかった。
>>53 「ドオシタァ、ウチハ!逃ゲルダケカァ?」
「そう、あせんなよ。これで仕込みは終わった。」
「!」
突然ガアラがバランスを崩す。
いつのまにか首と前足に絡まっていた糸が、
ガアラの前足の攻撃に引っ張られ、
体が前のめりにつんのめる。
「ヌゥ!マタ糸カッ!」
「チッ、頑丈な首だぜ。」
半覚醒の守鶴と化したガアラの身体は、
常に分厚い砂の鎧に覆われている。
その防御力は砂の盾と同等かそれ以上。
ガアラの馬鹿力を利用し、
自分で自分の首を落とせれば楽だったのだが、
そうそう思惑通りにはいかなかったらしい。
「だが、上出来だ!」
サスケは体勢の整わないガアラへ起爆札つきのクナイをつき立て
木の枝の上に一時避難する。
その木の下で一瞬の間をおいて爆裂音。
「雷切!」
バチバチバチ・・・
>>54 サスケの左腕が再び輝き、唸り声をあげる。
さらに決定的な追い討ちをかけるべく、
木の幹を垂直に駆け下る。
「うらぁーーー!!」
「ガァーー」
サスケ渾身の雷切は、
ガアラの砂の鎧を突き抜け、ガアラ本体の胸に突き刺さる。
「グオオオオオォーー、ウチハァ!!」
「く、腕が抜けねえ!」
ガアラに腕を掴まれ身動きできない。
ドゴォ!
とっさに右腕でガードはしたものの、
何本かの木を薙ぎ倒しサスケは数十メートル吹っ飛んだ。
「くぅっ、完璧に・・・折れたな・・・・」
ガアラの一撃を喰らった右腕は力なく垂れ下がっていた。
その上、木に激突したとき背中にも深刻なダメージを負った。
「たった一発でこれかよ・・・やってらんねえぜ」
「ウグゥアガアアアァアーーー」
一方、こちらも深刻なダメージを負ったはずのガアラであったが、
すでに砂で身体を修復し、さらに大きく膨れ上がり、
より一層、凶々しさを増していた。
やがて頭部にガアラの本体が現れる。
「これで終わりだ、うちはサスケ!忍法、狸寝入り!」
かくっとガアラが力なくうなだれる。
狸寝入りで自ら眠りに入ったのだ。
守鶴の霊媒であるガアラが眠るとき、
凶悪な妖魔が目を覚ます。
「シャハハハ、コレデ久々ニ暴レラレルゼェーィ」
「・・・完全体か・・・この腕じゃ、ちとキツイな・・・」
>>55 (ガアラ・・・ついに・・・完全体に・・・・)
「があっ・・・だ・・・らめ・・・だ・・・」
テマリは地面を這いずりながら、
必死で弟の名を叫ぶがうまく声にならない。
「大丈夫、まかせて・・・」
「?」
いつのまに何者かがテマリの傍らに膝をつき、
ポンと肩に手を置く。
「でも、彼より、あなたの方を先にした方が良いみたいね。」
その者は、暗部の証である面を被っている。
どうやら女のようであった。
「お・・・まえ・・・あ・・・・」
「安心して、木の葉の者よ。ちょっと、じっとしてて。」
お面の女が触れたとたん、
胸の痛みが引いていくのがわかる。
木の葉に伝わる医療忍術というやつかもしれない。
「これでよし・・・あとはわたしにまかせて、眠りなさい。」
そういうと、女は何やら印を結び始めた。
テマリの目の前に、ゆっくりと羽が舞い落ちる。
「はね?・・・」
その羽が一体何なのか?などと思う暇も無く、
テマリは深い眠りについてしまう。
羽は無数に増え続け、
やがて、あたり一帯を羽で覆いつくした。
>>56 「これは・・・幻術!」
サスケはこの羽に覚えがある。
5年前の中忍試験本線途中で、
突然会場を襲った音と砂の忍び達。
後に「木の葉崩し」と呼ばれるこの襲撃の
引き金になったのがこの術だった。
「ナンダ、コノ羽ハァ・・・ネムイ・・・マタ俺ハ・・・・眠ルノカ・・・・」
守鶴の身体は、どんどん小さくしぼんで行き、
元のガアラの姿に戻った。
「チ、どういう事だ!何でこうも邪魔が入る!」
写輪眼を持つサスケは、
幻術に対して高い耐性がある。
腕を負傷し、幻術返しの印を結べずとも、
いまだ眠らずに済んでいた。
そして、その場に立っているのは、
サスケと、あの、お面の女のふたりきりになった。
「それはそっちの都合でしょ?わたしとしては、この方が都合が良いの。
木の葉の抜け忍 うちはサスケ・・・あなたを始末するのがわたしの役目・・・
あなたは・・・・わたし自身の手で殺す。」
女がお面を外す。
「・・・・・サクラ・・・・」
58 :
名無し物書き@推敲中?:04/02/22 12:30
ヤバイ
おもしろい
>>57 「久しぶりだなサクラ・・・まさかお前が暗部になってるとはな・・・」
「5年もあれば変わるものよ・・・あなたは一日で変わってしまったけど。」
お面の下から現れた女の素顔。
それは、サスケが木の葉に居た頃に組んでいたチームメイト。
春野サクラのものであった。
いつかの闘いの中で切り落とした髪も今は背中の辺りまで伸び、
かつて一緒にチームを組み始めた頃の長さに戻っている。
だが、サスケを見つめる左右非対称の眼光に、
恋に恋する少女であった、あの頃の面影は無い。
それは、いくつもの修羅場を潜り抜けてきた者の証。
そして、生き抜くために少女の力となったモノ・・・・
「写輪眼・・・カカシのか?」
木の葉のエリート一族。うちは一族の中でも、
ごく一部の家系にしか宿らないと言われる写輪眼。
その血継限界の証である紋様がサクラの左目に現れている。
当然、本来「うちは」の一族ではないサクラの目に、写輪眼が宿るはずなど無い。
千の技をコピーしたと言われる、はたけカカシの写輪眼とて、
他人から移植して手に入れたものである。
うちは一族は、かつて、うちはイタチの反乱によって皆殺しにされている。
この世に残る写輪眼は、イタチとサスケの持つ2対だけ。
他に手に入れられる可能性があるとすれば、
今は亡き、はたけカカシの左目に宿る片方だけの写輪眼のみ。
「そう・・・これは、あなたに殺された・・・・カカシ先生の形見。
わたしはあなたを殺す為・・・先生からこの眼を譲り受けたのよ!」
>>59 サクラが印を切り、背の刀に手を掛けサスケ目掛けて走り出す。
殺気に満ちた迷いの無い動き。
もはやサスケの知るサクラの動きでは無かった。
サスケが残った左手でクナイを構えると、
サクラの身体が三体に分かれた。
「木の葉流、三日月の舞・・・」
2体の影分身体と共に、
三者が同時に相手の死角から斬撃を放つ三位一体の必殺剣。
木の葉の刀剣術の中でもかなりの熟練を要する技だ。
「ぐっ!」
サスケは、左手に持つクナイで、
一人のサクラの剣を受け止めたものの、
ガアラ戦でやられたダメージもまだ抜けておらず、動きが鈍い。
さすがのサスケも片腕一本では残る二人の死角からの斬撃を避けることは出来なかった。
「ぐはぁ!」
二人のサクラが背中と胸を同時に斬りつける。
「うちはサスケ!その命、貰い受ける!」
>>60 完全に動きを停止したサスケに、
三本の刀がサスケの身体を貫く。
三本とも確実にサスケの急所を突いている。
致命傷に至っている事は火を見るより明らかだ。
「・・・サ・・サクラ・・・・最後に頼みがある・・・」
「サスケ・・・くん?」
弱々しく語りかけるサスケに、思わず昔の呼び名が口をつく。
「・・・・サクラ・・・・・・・死んでくれ。」
「!」
サスケの背中からシュウーっという音が聞こえたかと思うと、
突然サスケの身体が爆発した。
忽ち、サクラの2体の影分身は吹き飛び掻き消えた。
サクラ本体も爆発のダメージをもろに喰らい、すぐには動けそうも無い。
「甘いな、サクラ・・・身代わりだよ。」
「くっ!・・・」
背後から爆散したはずのサスケの声。
サクラを見下し、今日3発目の雷切を発動させる。
「サクラ・・・カカシが待ってる。あとでナルトも送ってやるよ・・・」
次の瞬間、サスケの雷切は、いともたやすくサクラの胸を貫いていた。
>>61 やべ!今日のアニメでまったく同じことやってた!
63 :
名無し物書き@推敲中?:04/02/26 02:19
気にするな
今日一日使って書いてた原稿が消えました・・・・・・_| ̄|○
64さん、応援してまつ
66 :
名無し物書き@推敲中?:04/02/27 08:29
>>64 それはショックだったろう
暫く書く気が失せるだろうが、焦らず、また書く気になったら書けばいい
待っているぞ
いますごくまじめなはなしをかいているかたがいらっしゃるのにこの質問は
どうかと思われますが。ここってエロはだめなんですよね?
エロはだめだろうけど、エロスはいいんぢゃないの?
それは、この苦しみに満ちた世界の中に点在する貴重な癒しなのだかだ;
(ヤッパ、娯楽でも、からこそ書けるひとが書いたの読みたいYO!!)
(其れもタダ、ウマーーーーーーーーーーーーーー!!)
70 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/23 17:19
続きは?
つづきーー
72 :
勾死人 ◆n01TXmvOT2 :04/04/16 06:41
つづきーー
結局、その後はなんとか後続が無失点に抑え、
1対0のままで最終回を迎えた。
「やった!シカマル!ヒットでランナーが出たよ!
これでホームランが出ればサヨナラ勝ちだよな?」
「そりゃそうだが、期待は出来ないぞ?」
「何でだ?次は4番だぞ?一番打つ奴が4番に入るんだって、
お前、言ってたじゃないか。」
「そりゃ、普通はそうなんだがな・・・ウチの4番はちょっと頼りなくてな・・・」
わたしは電光掲示板を見る。
4番の打順の所には、李なんとかと書かれていたが、
漢字が難しくて読めなかった。
「イ・スンヨプと読む。」
「そのスンヨプじゃ駄目なのか?」
「アジアの大砲と言って鳴り物入りで入団したわりには、
結果を残せ無くてな。不調続きで2軍に落ちたりもしている。
ちなみに今日も、ホームランどころかヒットすら打って無い。
球団も高い金払って雇ったモンだから引っ込みつかなくて、
ムキになって4番で使い続けているのさ。
言うなれば飾り物の4番だな。」
「そんなぁ・・・そんなのって・・・」
「まあ、ジョニーも見れたし、7回1失点ならこれからも期待が持てる。
たとえ負けても、今日は大収穫だよ。」
「そんなのってないだろ!」
わたしは、つい声を荒げて叫んでいた。
「せっかく、ジョニーがあんなに頑張ったのに!
たった1点とられただけで交代させられて。
4番は打てなくてもしょうがなくて。負けて。
それでも1失点なら大収穫だなんて・・・・
ジョニーはそんなのの為に投げたんじゃない!
勝つ為に投げていたんだ!」
マリーンズベンチではジョニーが声を出して檄を飛ばしている姿が見えた。
「テマリ・・・・・」
わたしは悲しかった。
負けても収穫はあったなんて勝利を諦めているシカマルに。
たしかに、全ての試合に勝つなんて不可能かもしれない。
負けても前向きに良いところを捜すのは良いことだと思う。
解ってはいるが、それでもあきらめられないのは、
わたしが素人だからだろうか?
「打てぇーー、かっとばせ!打たなきゃコローッス!」
次の瞬間、わたしは、殺気とともに大声を張り上げて声援を送っていた。
カキーーーーン
わたしの声援が届いたのか、打球は真っ直ぐライトスタンドへ。
「やった!入った!サヨナラ逆転ホームランだぁ!」
「ほ、本当に打ちやがった・・・・・」
「どうだ!シカマル!勝ったぞ!わたしの応援のおかげだぞ!」
偶然に決まっていた。
でも、わたしはそういわずにはいられなかった。
「・・・・ま・・・そうかもな。」
シカマルも本気じゃないんだろうが、
少し間をおいてから、わたしの功績を認めてくれた。
もう少し調子に乗ってみよう。
「へへへ・・・そうだ!この礼はあのぬいぐるみでいいぞ?」
「・・・・・わーったよ。3つまとめて買ってやらぁ。」
やっぱりシカマルはいいやつだ。
でも、それじゃあわたしもちょっと困る。
「いや、ひとつでいいよ。」
「遠慮すんなって。これくらいで安いもんだ。」
「いいの。一片に貰ったら次の楽しみがなくなるだろ?」
「次ってお前・・・」
「わたし、これからもお前と一緒に応援する。
それで、勝つたびに何か買ってもらう事にしたから。」
「なにぃ〜」
「けって〜い!」
76 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/23 23:59
age
うわっ・・・このスレすごく良い!
皆様創作がんばてください。
78 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/31 07:38
テマリとシカマルの恋物語・・・・。良いねェ・・青春だねぇ・・。
ボソ(デモ害の思惑にはまってるねぇ)
79 :
名無し物書き@推敲中?:04/06/01 03:32
職人さん降臨キボーン!
つづきー
職人さん降臨キボーン!
うわっ・・・このスレすごく良い!
皆様創作がんばてください。
次の日
テン「もー、最悪!監督は二日酔いで約束すっぽかすわ、
砂漠は熱いわ、風は強いわ、砂埃は舞うわ、
原作では出番無いわ・・・・ブツブツ・・・」
バヒューン、バヒューン
テン「何の音だろ?」
音のする方へ向かうテンテン。
そこには、大きな扇子を振り回している女の子が一人。
テン「あれは・・・もしや・・・」
テマ「誰だ、そこにいるのは!」
テン「ご、ごめん。覗くつもりはなかったんだけど・・・」
テマ「旅行者か?この辺は危ない。
カマイタチに会って怪我したくなかったら早く帰るんだな。」
テン「やっぱり・・・あなた・・・カマイタチスイングのテマリでしょ?」
テマ「ん?わたしのことを知ってるのか?」
テン「わたしは、木の葉女子野球部主将テンテン。
あなたをスカウトに来たの。」
テマ「女子野球部だと?ふん・・・くだらない・・・
それに、わたしは、もう野球をやめた。」
テン「え?やめた?どうして?」
テマ「くだらないからさ。
わたしは父上の跡を継いで風影になるんだ。
くだらない球遊びはもう卒業だ。」
テン「そんなの嘘よ・・・・あなたはまだ野球を捨て切れていない!」
テマ「何!?お前にわたしの何がわかると言うんだ!」
テン「本当にくだらないと思うのなら、
こんな所でこっそり素振りの練習なんてしないわ!」
テマ「な!こ、これは・・・じゅ、術の練習だ!」
テン「あ、そう。じゃ、勝負しましょ。」
テマ「何だそれ!話がムチャクチャだぞ!」
テン「わたしが勝ったらあなたはウチの野球部に入る。
あなたが勝ったらわたしは大人しく帰るわ。」
テマ「おい!それじゃ、わたしに勝負するメリットが無いじゃないか!」
テン「逃げるの?まあ、自信無いならいいけど・・・
そんな人スカウトしてもしょうがないし。」
テマ「お前、本気でわたしを怒らせたいのか?
いいだろう、勝負してやる!」
テン「じゃ、3球勝負ね。わたしがピッチャーで、あなたがバッター。
わたしはストライクしか投げない。
あなたは1球でもいい当たりを打てたら勝ち。
打たせなかったらわたしの勝ち。いいわね?」
テマ「いいだろう。」
無人の砂漠の中、それぞれボールと扇子を構えるふたり。
テン「いくわよ!まずは第一球!」
ビュッ!
テマ「速い!」
予想以上の球速に驚き、思わず見逃してしまうテマリ。
テン「まずは、ワンストライクね。どうしたの?振っていいのよ?」
テマ「うるさい!まずは様子を見ただけだ。さっさと投げろ。」
テン「それじゃあ、第二球・・・それ!」
テマ「もらった!」
ぐわらごがきーん
テン「なんですって!」
テマ「くそ・・・引っ張りすぎてファールか・・・・」
テン「助かった・・・流石、カマイタチスイングのテマリね。
わたしの球が、あそこまで飛ばされたのは初めてよ。
でも、ますます、あなたを欲しくなったわ!」
テマ「これで最後だ!こい!」
テン「わたしは絶対に勝ってみせる!いっけえぇーーー!」
テンテンが最後の一球を投げたそのとき、
突風が巻き起こり、辺りの砂が舞い上がる。
テマ「う、目に砂が・・・・」
ビュッ!
ブン!
テン「やった!空振り三振!わたしの勝ちよ!」
テマ「待て!砂が目に入った!今のはナシだ!もう1回だ!」
バキ「見苦しいぞテマリ!」
テマ「せ、先生・・・・」
バキ「風を読めんヤツが風影になろうとは笑止千万!
お前の負けだ!テマリ」
テマ「でも、わたしがいなくなったら砂隠れは・・・・」
バキ「お前のような小娘一人がいなくなるくらい、
里にとってはどうという事も無い。
お前は木の葉で修行して来い。」
テマ「先生・・・・」
バキ「よろしくお願いしますよ。テンテンさん。」
テン「はい!」
木の葉
テン「というわけで、新メンバーのテマリさんでーす。」
テマ「世話になる。」
サク「4人目ゲーッツ!しゃーんなろー!」
イノ「これであと5人で1チーム分人数揃うわね!」
テン「そうだね!あと5人・・・・」
サク「あと5人・・・・いるかなぁ・・・」
イノ「いない・・・かなぁ・・・」
テン「うん・・・・いないね・・・」
サク「ここまでか・・・・」
イノ「そうねぇ・・・」
テマ「おい・・・
週刊少年漫画板のテマリスレに書こうとしたヤツだけど、
なんか重たくて書き込めないから、
場所借りました。
89 :
名無し物書き@推敲中?:04/06/02 20:57
キター!職人さん降臨あげ
リーとガイ先生の出番が少ない。もっと出して欲しいな。
あと個人的に少し優しくなった我愛羅もみてみたいな。
テマリとシカマルのお熱いラブストキボンヌ
音四人衆の愉快な中間達の生活キボンヌ
93 :
鬼畜 ◆LLhURARKH2 :04/06/09 20:11
書けねえってばYO!
>93
書けるやつなんでもいいのでおながいしまつ。。。
95 :
スカ&トロ ◆AuONm6pCjE :04/06/12 17:28
サクラ「サスケくーん!」
サスケ「・・・・・・・・・・・。」
ナルト「サクラちゃん!!」
サクラ「あっ!ナルトもいたの?それよりサスケ君!明日デートしよ!」
サスケ「明日はカカシと修行だ。お前なんかと遊ぶ暇なんか無い!」
内なるサクラ「しゃーんなろー!またその理由で〜!!」
サクラ「サスケ君忙しいもんね・・・・!」
サスケ「いつも俺ばかり誘わねえでナルトを誘えよ!前にお前を助けた事があるからな、俺は修行に行かなくちゃならないからこれまでだ。」
サスケ「スッ・・・・・・」
ナルト(サスケの奴・・・!もっと優しく言ってやれってばよ!だけど、半分嬉しいってばよ!!)
サクラ「・・・・ナルト・・・・・・」
ナルト(キタキタ!!!!)
ナルト「サクラちゃんあんな奴の言った事気にすること無いってばよ!」
サクラ「いいえ、サスケ君の言う通りだわ!ナルト!明日ここで待ち合わせよ!」
ナルト「本当かってばよ?(やっぱし!)」
サクラ「じゃあ明日ね!私もお母さんの手伝いがあるから帰るわね。遅刻しないでよ!」
ナルト「ヤッターってばよ!!!!!!!!!!!!!!」
ナルト(ちょうど明日はエロ仙人と修行しない日だから十分よゆうだってばよ!)
★続★
おぉ!!!10日ぶりの作品だ!!!!!
97 :
スカ&トロ ◆AuONm6pCjE :04/06/13 12:29
★翌日★
サクラ「ナルトまだかな・・・」
内なるサクラ「予想通りね・・・」
1時間後
ナルト「サクラちゃーん待った?」
サクラ「ナルト!あんた約束の時間から1時間も経ってるじゃない!!」
ナルト「サクラちゃんごめんってばよ、昨日さ、新技の練習してたから寝坊しちまったってばよ」
サクラ「仕方ないわね。私もそうなるかと予想してたし・・・(やっぱりナルトとデートの約束しなきゃ良かったな〜)」
ナルト「でさ、どこ行くってばよ?」
サクラ「う〜ん」
サクラ「じゃあ、一楽のラーメン屋行く?」
ナルト「お金持って来てないってばよ」
サクラ「あんた、デートするって分かってたくせにお金持って来てないの??」
ナルト「だって、そこらへんの通りを歩くだけだと思ってたからだってばよ・・・」
サクラ「じゃあ、今日は奮発して奢ってあげる!」
ナルト「本当?サクラちゃん、今日は気が利いてるってばよ!!!!」
サクラ「今日だけだからね!」
わたしには、すきな男がいたんだ。
そう言うとテマリは恋焦がれた男を思い出しているのだろうか切なげな表情をみせた。
人が真剣に告白をしているというのに、何故このタイミングで他の男の話をするのか。
断るなら一言で済むだろうに。少年は深いため息をつく。
「すまん」
テマリは少年を見つめ、そして話を続けた。
これまで何人も殺めた。
人が死ぬのは見たくない、だから殺す。
その行為の矛盾点に気づいていない訳ではなかったが、
里を守ることが己の存在意義だったし、
それ以外の生き方を学んでいなかった。
わたしは、敵の断末魔の叫びにすら慣れてしまっていた。
いまでも、それが任務であれば、恐ろしさは感じないだろう。
「ああ・・」
少年は仲間から伝え聞いた話を思い出す。
この女は中忍試験、死に行く敵に「バイバイ」と笑顔で手を振った、らしい。と。
しかし同時にサスケ奪還任務の際、自分だけに向けられた他意の無い美しい笑顔も浮かぶ。
少年の折れた指を大雑把ながら的確に応急処置をする女の真剣な表情、
憎まれ口を叩かれているのにも関わらず、包みこまれた不思議な安堵感。
「めんどくせぇな・・」
思わず声に出してしまう少年にテマリは微笑んだ。
つづく かもしれない。
職人さんイパーイキター!!頑張れ!
>>98 「たまには熱いトコ見せなさいよ!」
普段少年を「冷めすぎ」となじる幼なじみの少女の言葉だ。
あいつもこんな風にサスケを想ったんだろうか?
生まれてはじめて好きになった女に、生まれて初めてくそ真面目に告白し
生まれてはじめて振られようとしている。決定的にイケテナイ状況。
テマリの心情を知りたいという気持ちと
これ以上ききたくないという気持ちの葛藤。
これだけ考えがまとまらないのも生まれて初めてだった。
テマリは続ける。
わたし自身、忍である以上、任務中に命を落としてもそれは仕方がないと思っていた。
でもある人を、戦地に置いて逃げたその時、
心底恐いと思った。大切な人を失うことが・・・
「ちょ、ちょっと待った。わかった、オレが今日言った事は忘れてくれ」
少年は話を遮った。さすがにこれ以上確信に迫るのがこわかったからだ。
テマリが好きな男も誰かすぐに見当がついた。
…我ながら、ダセぇ。
つづく
>>100 「ふんっ、ガキだな」
テマリは少年の良く知る憎まれ口を叩く顔に戻っていた。
「第一、わたしと付き合っても面倒なだけだぞ」
「めんどう?」
「そうだ。同盟を結んだとはいえ、出入国にはそれなりの手続きが要る。
しかもわたしは風影の実子だぞ。
お前も一応中忍なんだし、他国の者と親密になってどんな勘ぐりを入れられるかわかるだろ」
まぁ、そうだな、と少年は空を見上げた。
「諦めたか?」ニヤリと笑うテマリ。
「そろそろ日も暮れるし帰るわ、じゃあな。」
里に向かって何度かめの跳躍をする少年の背にテマリは叫んだ。
「・・本当にガキだな、奈良シカマル!」
少年は飛び移った木から滑り落ちそうになる。
「バキ先生を好きだったのは過去の話だ。しかもほんの一瞬で片思いだ。人の話を最後まで聞け!」
テマリの顔は数百メートル離れた少年の位置から確認できるほど赤い。
「今すきなのは・・・」
最初の勢いが嘘のように、声が尻つぼみになる。
消え入るような声を少年は聞き漏らさなかった。
ったく、どっちがガキなんだよ。
吐き捨てる様につぶやく少年の頬も同様に赤く、
おわり だってばよ
シカテマキテルー!!
あんまり自分の書いたナルト&サクラの物語の文章が大好評じゃないんで、連載を打ち切りにします。
ファンの方々、急な出来事ですみませんでした。(ぺコリ)
たまごとダシのほんわか優しい味の中にかくれるエビ、かまぼこ、鶏肉。
茶碗蒸しは好き。
なのにどうして必ず三つ葉が入ってるんだろう。
変な味の葉っぱ。
ヒナタ姉さまが居てくれたら、こっそりエビと交換してくれるのに
今日は任務でいない…
「ハナビ、食が進まぬようだな。」
「いいえ、父上、そんなことはありません」
いっしょにお食事を頂くのは久しぶり。
お忙しいご様子の父上に余計なご心配をおかけしたくない。
思い切って三つ葉を飲み込んだ。
やっぱり美味しくない…
「明日も修行を見て頂けるのでしょうか?」
父上は嬉しそうに目を細めてくれた。
わたし、絶対立派な跡目になる。
だから、えっと、
明日のおやつはバナナだといいな。
「何度言ったらわかるんだ!修行中に食事などいらぬ!」
「し、しかしハナビ様はまだ成長期。今この時期にお食事を抜かれては体にお差し支えが・・・」
「私に指図するというのか?!」
「お体を作られるのも修行の内でございます」
「ならば!」
ハナビは運ばれた食事を足蹴にする。
「栄養価の高い、無駄のないものを持たぬか!」
「は、ははっ!」
「三つ葉の吸い物など、無駄以外の何者でもない」
「お言葉ですが、三つ葉は視力低下や目や皮膚の粘膜を保護するといわれております。
日向家には欠かせない食材のひとつにございます」
「吸い物に申し訳ない程度に浮いている三つ葉をチュルチュル食して効果があると?」
「・・・」
「修行中はバナナと牛乳で十分だ」
「はっ!申し訳ございませんでしたー!!」
日向ハナビ 7歳、すきな食べ物 バナナ、牛乳。
嫌いな食べ物 三つ葉。
趣味、父との修行。
>103さんも続けて下さい!
・・・・・・・・・・・・・・・・
静かな午後、カンクロウは戦いでややくたびれた傀儡の修理をしている。
その様子を無表情で見つめる弟、我愛羅。
カンクロウは思う。
(木の葉のガキと無茶苦茶な戦いをしたらしいが、それからだな)
ほんの数ヶ月前には恐怖と苛立ちしか感じなかった我愛羅の視線が今はさほど気にならない。
他人以上に心の通じない弟だったが、
風影亡き後、腹違いである兄弟の関係は以前に比べ穏やかなものになっていた。
といっても木の葉と同盟が締結され、任務は劇的に増え、
兄弟がこんな風にくつろぐ事は希である。
同じ部屋で過ごす事は殆どなく、疲れた体を各々自室で休ませる毎日だ。
風影は厳格で恐ろしい男だった。
家庭の温かさとは無縁の環境で育てられたカンクロウではあったが
術が成功し、よくやった、と頭を乱暴になでてくれた父の顔は覚えている。
見上げて目が合った時、一瞬だけ口元が笑った。
チャクラコントロールに長けた幼いカンクロウに傀儡を与えたのは父だった。
カンクロウの姉、テマリにも対しても同様で、常に厳しく接していながらも、
「テマリが男子であったならば」という風影のセリフを聞いた者は少なくない。
>>108 しかし風影が我愛羅に向ける視線は冷酷そのものだった。
風影だけではない、里全体に忌み嫌われる、化け物を体に宿す小さな弟。
里が嫌悪する相手として、単純に敵視していた子供時代を過ぎ、
下忍として最初の任務についた時、はじめて我愛羅と言葉を交わした。
殺気に満ちた空気は、父の厳しい修行を乗り越えて来たはずのカンクロウとテマリを震え上がらせた。
(でも考えてみりゃ、こいつが悪いわけじゃねーんだよな。実際ひでぇ話じゃん。)
大体の事情を知った今、カンクロウは思う。
ふと視線を横にやると、我愛羅はいつの間にか寝息を立てていた。
驚きとちょっとした安らぎがカンクロウを包む。
「…気持ち悪いじゃん」
そんな風に優しい気持ちになる自分が、である。
「気持ち悪いっていえばよー、我愛羅」
寝顔に呟く。
「最近、テマリが姉さんぶっててウザくねーか?」
「そうだな」
目をパチリと開き答える我愛羅。
「うわっ!寝てねーじゃん!」
我愛羅のかすかな笑顔に幼い頃見上げた父の面影が一瞬重なった。
(…ホント、ひでぇ話じゃん。)
カンクロウは初めて父である風影を本気で恨んだ。
110 :
名無し物書き@推敲中?:04/06/22 03:36
age
「久しぶりの再会だっていうのにえらく冷たいのね…アンコ」
低く湿った声が肌に絡みつく。
私の本質を突く響き。
「お前をつかい捨てにしたこと、まだ恨んでるんだ」
捨てた?
よく言うわ。
今も所有し続けているくせに。
アナタが私に残した所有の証が、
私にまた快楽を覚えさせる。
甘美な増悪がこれ以上幅をきかせる前に
この夢から醒めよう。
雀達が朝を告げる前に
死んで。
大蛇丸、私と。
「ええい!ウチの忍びは何をやっているのっ!
誰か状況を知らせなさい!」
大蛇丸の声に誰も返答出来ないほど、
音隠れの里は騒然としていた。
「大蛇丸様!おそれながら申し上げます!」
ようやく現れた部下の報告によれば、
この音の本拠地に何者かが進入したらしい。
しかも、賊はたった一人の忍びだと言う。
「たった一人にここまでやられるとはね・・・・」
悔しさと憤りで、ギリっと親指の爪を噛む。
そのとき、突然、大蛇丸のいる司令室の灯りが消えた。
「何!?このタイミングで停電!?ありえないわ・・・
早く原因を究明しなさい!
カブト!薬師カブトはどこ!?」
しかし、その声に応答する者はいなかった。
いつもなら、常に傍らに控えている側近、
薬師カブトすら姿が見えない。
そして妙な事に、いつの間にか、
あれだけ騒がしかった砦内の空気が静まり返っている。
>>113 「もう、呼んでも誰も来ないわよ・・・
あのメガネもとっくに逃げたわ。」
暗闇から何者かの声。
「誰!?」
「アナタ程の人なら気配でわかるでしょ?
フフ、それとも、身体が変わったから、
わたしの事、忘れちゃったのかしら?」
侵入者がタバコを一本取り出し、
口にくわえてに火をつける。
暗闇に、音の本拠地をたった一人で叩き潰した侵入者、
みたらしアンコの顔が浮かびあがる。
身体中に非道い手傷を負っていたが、
極限にまで研ぎ澄まされた殺気は
いささかも衰えてはいない。
「アンコ・・・わたしを殺しに来たというの?」
「そ、教え子が師を殺しに来る・・・
好きなんでしょう?こういうの。」
「フ・・・あなたに出来るかしらね?」
「出来るわよ・・・・・・アンタに出来たんだからね!」
アンコがくわえたタバコを指ではじく。
師弟の戦いの口火が、
今、切って落とされる・・・
115 :
名無し物書き@推敲中?:04/07/05 00:16
あげ
ズズズ、ズズゥ
煎餅にはお茶が・・・モトイ;
ナルトには、時代劇っポイ
山本周五郎調文体がよく合うネ!
ズズズゥ
7月7日
頼りなげな生き物が横たわる黒丸の腹にへばりついてた。
「驚いたね、子犬じゃないか」
鼻をならし、母ちゃんに訴えかける。
「あんたの子なの?」
姉ちゃんの言葉に困惑顔の黒丸。気の毒になってオレは抗議する。
「そいつ、黒丸と匂いが全然違うぜ。親子はありえねぇ」
「そんな事判ってるっての。まったく、これだからお子様は・・あら、この子」
子犬を抱き上げた姉ちゃんは真剣な表情になる。
ぐったりと目を閉じたままの子犬は息も鼓動もか細い。
「‥永くないかもしれないね。かわいそうに」
母ちゃんが眉間に皺をよせて言った。
「死ぬのか?」
オレの問いには母ちゃんは答えず、
少し間をおいて、ニッコリ笑って言った。
「それはそうとキバ、誕生日に欲しい物は決まったのかい?」
オレは苛立ってもう一度訊いた。
「死ぬのかってきいてんだ!」
「ワン」
その時、姉ちゃんの腕の中の子犬が弱々しく、だけどハッキリと吠えた。
>>118 (オレはまだ死なない)
そう言ってる様に聞こえた。
姉ちゃんの手の中の消え入りそうな小さな命は
その状況からは考えられない程、強い命のうねりを放出した。
子犬はうっすらとまぶたを開きオレを見ると
もう一度、今度はさっきよりも幾分大きな声で吠えた。
母ちゃんと姉ちゃんは子犬が吠えた事に少し驚いた様子だったが、
すぐに目と目をあわせ頷きあった。
母ちゃんは姉ちゃんから子犬を受け取るとオレに子犬を手渡した。
「大丈夫死なないよ」
「うん」
オレはおそるおそる子犬を抱く。
「こいつは今日からあんたの相棒だよ」
「きっと立派な忍犬になるだろうさ、何せ黒丸がスカウトしてきたんだからね」
母ちゃんと姉ちゃんの言葉に黒丸は今度は誇らしげに尻尾を振った。
>119
あんたやさしいな。
オレ赤丸好きなんさ。
赤丸オメ。
次回予告
カブトに連れられて釣りをしに湖へやって来たサクラ。
釣りを楽しむ二人だったが、サクラが釣り上げたのはなんと魚をくわえたリーだった!
湖底での体験を語り出したリーだったが、急に不気味な奇声を発し始めた!!
緊迫の次回へ続く…
122 :
名無し物書き@推敲中?:04/07/17 22:18
蚊豚あげ
123 :
名無し物書き@推敲中?:04/07/19 23:18
強がったって子ども時代にしていないことはお見通し。
私は嫌がらないが赤い彼の手を取りながら、慰霊碑を後にした。
これがエゴだとしても、彼にも近しい大人の女がいる方が良い。
母親との思い出さえもないなら、代わりに作ってやりたい。
いくら何でもこんなガキに手を出す気はないが、この子がもう三十年早く生まれていれば、祖父にも紹介できたかもしれないと少々残念に思いながら、歩き始めた。
FIN
124 :
あ、順番間違えた:04/07/19 23:19
私は今、かなり残酷なことをしている。
祖父が死んだ日、彼の死体はなかった。
忍の秘密のため、自ら消えたのか、仲間に消させたのか、指の骨一かけらも、遺髪さえも帰って来なかった。
葬儀は開かれなかった。長の不在は里にとって隠すべき情報だったからだ。新火影の大叔父様が何も言わずに身内だけの式を挙げさせてくれた。
灰もない骨壺の中身は、紙一枚だった。
私はまだ幼かった縄樹の手を引いていたから、姉の見栄で泣くことをやっとの思いで耐えた。
125 :
ナルツナ?:04/07/19 23:20
大好きだった。
会う度に大きくなったと頭を撫でる大きな手、他の子のおじいちゃんと違ってかっこいい。お前たちのいる未来が平和になって欲しいと語った。カレイの煮付けが好きだった。
一度だったが、ばーちゃんには内緒だとお小遣いを賭けてすごろくをした。負けたがそのお金で菓子を買ってくれた。
木の葉の里では初代火影の命日は祝日になっている。慰霊碑にたくさんの人が参りにやって来る。
まだ、早朝で私たちが一番乗りだった。
カカシがこの時間帯に来ていることは知っていたので昨日から長期任務に就かせた。邪魔者は取り除くに限る。
私は確実にこの子より早く死ぬ。この身体には秘密が多いし、様々な薬が染み付いてしまっている。祖父と同じように何も残らないだろう。
「ばーちゃん、願い事終わったってばよ」
「よし、じゃあ、今日は忍犬レースに行くぞ!」
「またバクチ〜〜?」
いつかこの子も、この慰霊碑の前に立つのだろうか。私を想うのだろうか。
涙を流している姿は想像できなかった。
明るさしか見せない表情だけが変わって、じっと目だけは逸らさずに、冷たい石だけを見る。
きっとそうだと思った。
三まわりも年下に、なかなか罪なことをしている。
それでも、思い出を作ってやりたいのは、自分の冥土の土産にしたいからだろうか。
それとも、弟にできなかった分を後払いしているのだろうか。
女親になれなかった後ろめたさもあるのかもしれない。
「手つなぐか?」
「バカ! オレってば、もう子どもじゃねーよ!」
「火影命令だ。レース場までこのまま行くぞ」
126 :
ナルツナ?:04/07/19 23:20
強がったって子ども時代にしていないことはお見通し。
私は嫌がらないが赤い彼の手を取りながら、慰霊碑を後にした。
これがエゴだとしても、彼にも近しい大人の女がいる方が良い。
母親との思い出さえもないなら、代わりに作ってやりたい。
いくら何でもこんなガキに手を出す気はないが、この子がもう三十年早く生まれていれば、祖父にも紹介できたかもしれないと少々残念に思いながら、歩き始めた。
FIN
大蛇丸の歪んだ野心に翻弄され、醜く変わり果てていた姿は
ナルトとの戦いで致命傷を負い、皮肉にも『うちはサスケ』に戻っていた。
己の喉を伝ってゴボゴボと沸きあがる血をサスケは眺めていた。
(まるでポンプだな)
かすむ視界に懐かしい青い瞳があった。絶望に満ちた表情。
サスケは苦笑する。
(なんて顔だ、九尾(てめぇ)がやったんだろうが)
ナルトは倒れたサスケの体を抱え起こし、
考えが感情に追いついていないのだろう、意味不明な言葉を羅列している。
「…うるさいぞ…ウスラトンカチ」
いつもの調子で言ったつもりだったが、声が半分も出ない。
ナルトは叫んだ。
「お前を連れて帰るってサクラちゃんと約束したんだってばよ!」
(…サクラ?誰だ?)
朦朧とした意識をかろうじてたどると、
舞い散る桜の中、美しい髪をなびかせる少女のイメージに出逢った。
>>127 愛してる。
少女は歳に似合わぬ艶やかな笑顔を見せ、白く柔らかそうな腕をサスケの体へ伸ばす。
感触が伝わる瞬間、少女の姿は花びらの渦に包まれ、消えた。
花びらの渦は無数の大きな螺旋を作り、凝縮し、球状となる。
渦の球はナルトの手の上で重い回転を続けたまま膨張しはじめ、
しばらくののち、サスケに向け放たれた。
衝撃の後、春のやわらかい風。
『お前は弱い』
この兄の一言を何度も反芻しては劣等感と恐怖心、憎しみと悲しみを味わった。
強くなりたかったのは一族にとって、父にとって、兄にとって
かけがえのない人間になりたいからだった。
兄への復讐は一族を葬った男への憎しみから誓ったものではなく
無くした過去を得る為のものだった。
そんな陳腐な動機の為に一体何人傷つけたのだろう?
サスケの視界が闇と光のきわに入る。
絶命の一瞬を抱えたナルトは叫ぶことも出来ずしばし硬直した。
サスケだけ忍者みたいな名前だから主人公はサスケだよ。
− つづく −
サスケキテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ッ!!!!
続き楽しみ
>>124-126 乙!
ナルツナほのぼのいいね
擬似母子萌え
131 :
名無し物書き@推敲中?:04/07/28 18:51
あげ
132 :
ダブルパロってここOK? デスノート:04/07/29 00:33
イタチ「任務遂行のためだ。無駄な殺生は諦めてもらう」
キサメ「それは困る。私にとっての削りってのは、そ、そうだな。人間で言う煙草や酒と同じ嗜好品でずっとないと禁断症状が……」
イタチ「どんな禁断症状が出るんだ?」
キサメ「身体をムチャムチャにひねったり……逆立ちしてみたり……」
イタチ「見たくないな……」
ちょっとわろたw
元祖いのシカチョウ父ちゃん達、居酒屋での会話
チョウジパパ(以下 チ父)「チョウジの初めての友達がお前んとこの坊主とはな」
シカマルパパ(以下 シ父)「仲良くしてやってくれや。変わってるからなうちのは」
いのパパ(以下 い父)「お前も相当変わってたからな」
シ父「俺は変わってねぇぞ」
い父「いんや変わってた。女の趣味とか特にな」
シ父「もう酔ってるのか?」
チ父「…あーあ、まだ根に持ってる…」
い父「何?俺は別にあいつの事なんかなぁ!」
シ父「わ〜った、変わってたよ。はいはい」
い父「それより、何か相談があったんだろ?」
チ父「うむ…ここんとこ、チョウジの奴が九尾のガキの話をよくするんだ」
シ父「あぁ、あいつはアカデミーいちの糞ガキだからな」
い父「奴の話題は尽きないわな…」
チ父「それどころか最近は時々つるんでる様なことまで言いやがって…」
い父「お前まさか!」
>>134 チ父「火影様の命に背くような事はしてはいないが、チョウジは人の気持ちに敏感な所があってな…」
シ父「…」
い父「…昔のお前にそっくりだな」
チ父「俺はまだ、あいつの話で笑うことはできないんだ…」
い父「無理に笑う必要はないだろ。忘れたくて忘れられるもんじゃない。」
シ父「俺達が無理でもガキ共が勝手に乗り越えるさ。シャクだけどな」
チ父「…そうだな」
い父「そういうこった。ところでうちの『いの』の事なんだが」
いのパパは『いの』が最近一緒にお風呂に入ってくれない事を何時間も愚痴り
その後シカマルかチョウジに嫁に出す計画を夜通し語った。
おわり
136 :
名無し物書き@推敲中?:04/08/07 16:38
↑ほのぼのでいいでつね
137 :
名無し物書き@推敲中?:04/08/15 06:33
あげ
138 :
名無し物書き@推敲中?:04/08/15 22:24
いまだかつてない驚愕の激流に、危うく絶命しそうになった。冗談ではない。
ことサクラに対するものであれば、その力による意識の一端を垣間見ることもできないではないだろうが、
よもやこんなところで見せつけられることになろうとは!
ツナデとナルトは温泉の湯につかっていた。混浴である。
敵――うちわにみても、個人的なものではない――とのごたごたで疲れた体を癒すものは、
やはりこいつに限る。
ナルトの力……今のこの力もまた九尾によるものなのかもしれないと彼女は思ったが、
少なくともいまある驚愕については恐ろしさに対するものではない。
(いわゆる喜びだ。)
そうだ、そのとおり。驚きのなかに喜びがあった。むろん最愛の者と重ね合わせて見ているという理由もあろうが、
現実的な認識としてはそれが主ではなく、もっと根本的な、抑圧された部分に相違ない。
してみれば、この喜びは欲望による反応だ。
湯は澄んだ空気のごとく透き通っているため、
何ひとつ意識せずとも、そして見たくないものであっても、ばっちり見えてしまうのだった。
彼女は常についてまわる“名”のせいで、女を忘れなくてはならなかった。
しかし、それはやはり自分の意識によって覆い隠しているにすぎず、
快楽の売り手の誘いを永遠に拒むことなど、どだい無理な話なのだ。
遅かれ早かれ、初めから肉体に居座っている強烈な欲求が出てくることはわかっていた。
「ナルト、ちょっとこっちきな」ツナデは言った。
顔と下を行ったり来たりしている彼女の目を見て、ナルトはたじろいだ。「……なんだってばよ」
「楽しさを伴わない修行ばかりじゃ気が滅入っちまうだろ」
「そうか?」眉間に皺を寄せる。「まっ、おれってばそんなこと気にしてる暇ないからな」
「でも、たまにはおもしろい肉体的訓練もしなきゃね」彼女は手招きした。「ほら、早くきなって」
「待てよ、さっき酒がぶ飲みしてたろ! 何されるかわかったもんじゃないっつーの!」
「言ったろ、これからおもしろい修行をしようってわけよ。強くなりたいんだろ!」
彼はしばらくむずかしい顔をしてツナデを見ていたが、やがてそちらに寄った。彼女は微笑んだ。
「さて」と、ツナデが言う。「ちょっと頑張ってもらおうかね」
139 :
ナルサクサス(痛い系?):04/08/19 01:54
あいつがいる。
背がだいぶ伸びたあいつがいる。
あいつが手を振っている。
私に向かって振っている。
やや大人っぽくなって、頼もしそうに見えてしまうのは悔しいけど本当だ。
それでも、あのガキくさい口元と、同じ色の髪は変わらない。
私は笑って、あいつに近づく。手をつなぐ。
幸せだと思った。
ただ、ひとつだけ違ったところがあって、隣に並んだ私は尋ねる。
「ねえ、何で片目隠しているの。カカシ先生の真似?」
「サクラちゃん、忘れちゃった? ほら、この眼だってばよ」
禍々しささえも感じさせる文様が彫られた赤い眼が迫った。
140 :
ナルサクサス(痛い系?):04/08/19 02:10
病室の椅子から下の床が眼に入った。いつの間にか寝ていたらしい。
カーテンが夕方の風に舞って、やや肌寒かった。
私は窓を閉めた。昨日も同じ行為をした。
眠ったように見える彼も夢を見るのだろうかと思った。
「サスケ君、私嫌な夢を見たのよ。とても怖い夢」
返事がないのを知っているのに、言ってみた。
息もほとんどしていない、仮死状態に近いそうだ。
それでも、届いて欲しいと願った。
こんなにそばにいるのに遠い彼へ。
ほんの少し、遠くにいるのにここに帰ってくると確信している彼にも。
「だってさ、ナルトがほんのちょっとだけど何かカッコヨクなってるのよ。怖くない? その上、なんかやたらさわやかで偉そうになっちゃって」
同意は返って来なかった。
私は涙をためた。わかっていたはずなのに。
「何より、あなたがいないの。あなたがいなくて、あなたの一部だけが残っているの」
今だって、こんなに辛いのに。
「一番怖いのはね、あなたがいないのに、私は笑っているの」
単なる夢だと割り切ってしまえばいいのに。
本当に自分が弱くなっていると思えた。
ナルト、早く帰ってきて。
早く帰って、バカなことやって、私を幻滅させて。
FIN
今わたしは少し前のレスからざっと読んでみたが
このスレの執筆人の文章技術のレヴェルには各々大きな差があることを認識した!
そして俺は138の続きを心待ちにしているわけだが
143 :
名無し物書き@推敲中?:04/08/21 16:52
映画公開age
・
ナルトは彼女の横で、まるで店の前にたむろしている若者のように、ウンコ坐りをしている。
こちらの胸をちらちら見ている――本人は気づいていないようだが、
なにやら頭の中に激甚な反応(それこそ、こちらの求めるものだ)がおこったであろうことは間違いない。
このことをやつが理解できるかどうかも不明だったが、
あいにくそんなことを気にしているほど理性が残っているわけでもない。
重要なのは、ナルトの一物が勃起しかけているということである。
それはまさしく超弩級のミサイルだった。桃の産毛のように薄い陰毛のなかから、ミサイルが生えている。
いつだったかカカシのものを見たことがあるが
(公にはされていないが、美しい下忍のくノ一はその性質から特別な訓練をさせられることがある。
ツナデは一度だけその場に居合わせたのだった)、その比ではない。
前者が馬なら後者は家庭用の猫といった按配である。カカシもそのことを悩んでいる。
当人にとっては残酷な話であるが、このことは先代火影に既に聞いているので、
実際的にはおかしくもなんともない。
人間における九尾の象徴は、特に三大欲について顕著にあらわれるらしい。
睡眠欲、食欲、そしていま目の前にあるこいつこそが、最後の性欲の象徴である。
そのほかのものは、これらを補うかたちであらわれる……それが力や回復力なのだ。
ツナデは、これなら満足は確実だと思った。これに九尾特有の絶対的な回復力が付加されるのだ。
(最高の修行よ。いまだかつてない、おもしろい――)
酒の力が今になって襲ってきた。しかし、もはや些細な問題でしかない。
「ちょっと立ってみろ」ツナデは言った。
彼は面倒くさそうに鼻息をふんとひとつ吹き、それに従った。「これでいいんか」
「おう。充分だよ。そしたら目え閉じな」彼女は口の端がにわかに釣りあがったことに気づいて、
内心を悟られぬようそれを制御しなければならなかった。やつにもこの後すぐにわかることだが。
「……なあ、なに企んでんのか知らねーけど、痛いのは勘弁だかんな!」
「んなことしないわよ。ほら、さっさとやる」心臓がスプリンターのように鼓動をうつ。
目をつぶったのを確認すると、彼女は湯の中から手をひきあげて、
目前にぶらつくものに向かわせた。いまや制御不能となった口が、三日月のようなかたちになっていた。
一物を握った瞬間、ナルトはぱっと瞼を開いた。ツナデは顔を見ようともしなかった。
「なにっ何してんだってばよ!」ナルトが湯煙のなかじたばたする。「触んな!」
しかし彼女がその言葉に従うはずもない。手が彼のものをこすりあげ、こすりおろす。
それは暴走した機械仕掛けの招き猫の手のように、一瞬の躊躇もなく完全なる怒脹へと導かんとした。
腰をくねらせて魔手から逃げようとするが、無駄だ。こちらは掌に熱を感じている。
このことだけで、神経末端がピリピリしているようにすら思える。
「動くな」彼女は言った。「こいつはおまえの中の“男”を鍛えるためにやってんだ、
いつまでもガキみたいにうだうだ言ってると、ちんこ引きちぎるぞ!」
ナルトは動くのをやめた。
無意識に出た言葉だったが、思いだした……こいつは“男”をうんぬんと言えばのってくるやつだった。
やがてミサイルは(童貞に特有の、全身の微妙な筋肉の震えをともなって)見事に立ち上がった。
147 :
名無し物書き@推敲中?:04/08/22 23:13
>141
ほとんどはもうダメポだが、たまーにいいのがあるよな。同意。
ランク付けキボン
>>147 ランク付けといわれてもな……
執筆人の意欲を殺ぐようなことになるやもしれんし。
>>147氏はどうよ。
そうだな。124-126とか、139-140なんかは、かなり当たりだと思うな。
HPまわってこのレベルなら普通に通う。
カップリング名を名前にしているあたり、同じ職人かもしれない。
117の赤丸物もテーマとして良いとオモワレ
150 :
名無し物書き@推敲中?:04/09/02 17:11
良スレage
とりあえずエロマンセー
バックには一時間目国語と書かれた黒板。
自来也「今日からお前たちの国語担当になる自来也だ」
「では早速授業に入る!」
ぽいと手に持った国語の教科書を捨て、
「保健体育の教科書を開け!!」
ナルト(なんでじゃ!!)
つか、そのまんま今月号のガソガソに載ってたハガレンパロ。
ほす
154 :
名無し物書き@推敲中?:04/10/11 16:13:46
hosu
まだ粋店の可
si
j
書き手さんいない?
159 :
名無し物書き@推敲中?:04/11/26 02:15:46
hosuage
ちょっといいか、こんなスレ見つけたんだがどうよ
【驚愕】室町時代に「ぬるぽ」が使われていた!?【騒然】
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/kobun/1089126172/ 1 名前:名無氏物語 :04/11/25 23:51:33 ID:gkr0ybBm
「をりふし御前近う、ぬるぽひけるが〜」
先日、上記のような一文が書かれた古文書が発見され
全く意外な古語の登場に古典文学界は騒然としている。
鑑定によると室町時代前期の書物とのこと。
古語の分類は助動詞で今日の「〜ます」「〜ございます」
に当たる丁寧語と言う見方が有力である。
しかし、「ぬるぽひけるが」とあるように「が」で
しっかり自己完結しているのは全くの偶然なのだろうか…。
今このスレ祭り状態だぞ
撥音を表記しないだろ当事。だまされんぞ
162 :
名無し物書き@推敲中?:05/01/04 19:25:20
木ノ葉の活気ある市の雑踏をこうして眺めていると、“泣き虫くん”の涙も理解できる気がする。
砂漠の中で忘れ去られたような私の砂の隠れ里と比べたら、豊な緑に囲まれた木ノ葉の里の住人はどうしても甘くなるのだろ。
そう、「甘い」のだ。
忍であるからには死は常について回るもの。
なのにここの住人ときたら、あまりにも感傷的になりすぎる。
あの満月の夜の“泣き虫くん”の様に。
木ノ葉がどんどん激しくなる戦争から抜け出せない現状で、日和見的な同盟の砂の里は積極的に加担せず、私を筆頭に、“くの一”だけを木ノ葉の里の遠方守備に派遣してもう半年になる。
男達は里に居着く暇もなく前戦との往復を余儀なくされ、帰ってこないものも多い。
“泣き虫くん”もいっぱしに隊をまかされ、顔つきも頼もしくなった。
どうせ部下が死んだんだろう。察しはつく。
気分良く月を眺めていた私に、すがりつくように抱きついてきたあの夜も泣いていた。
まったく、精神訓練がなっていないと叱りつけたが・・・。
半年もこの里に居ると、その感傷的な部分が少しはわかりかけてくるものだ。
さっきまでこの茶屋の私の隣で団子を食っていた、アンコとか言う空気の読めない血の気の多い女が言っていた事も私を考えさせる。
なにかとシカマルとの事を周りは言う。
確かにシカマルとは色々あったし、実力も一番認めている。
この里で一番話せる相手だと認める。だが、それがなんなのだ?
とにかくうるさい周りの連中にイライラしている私に対して同じ事を言う。
「シカマルとはどこまでいったんだ?ん〜?」とチャカすアンコ。
気に入らない。殺してやろうか?私の力を見誤るんじゃないよ!
「まあ、冷やかされるお前の気持ちもわからんではないが。」
私の殺気に気付いたのか。
「とにかく付き合ってみたらどうだ?ダメだったら別れればいいだけだ。
みんなお前を一人前のくの一と認めてるから言うんだ。誰も文句は言わないよ。
こんなご時世だ。失ってから後悔しても遅いぞ。」
163 :
名無し物書き@推敲中?:05/01/04 19:26:41
失う・・・。
その言葉を小さく呟いてみて、もう少し“忍”としてではなく“個人”としてシカマルと話をしてみたいと思う自分に気がついた。
日和見の砂の里とは違い、この里は多くの犠牲者を出している。
他人事だという気持ちがどこかに有って、シカマルが帰ってこないなんて考えもしなかった。
いや、泣き虫かも知れないがそう簡単には死んだりしない。
なんたって一度はこの私に勝った事のある男なのだから。
それよりも日和見の砂の里がいつ何時手のひらを返し、敵同士になるかもしれない。
そうなると、もう、今までの様に話すこともできず殺しあうことすら考えられるのだ。
そんなことを考えるようになったという事は、私もこの里の“甘さ”に毒されたって事なのかな。
“泣き虫くん”は3日後に帰ってくる予定だったな。確か。
無事に帰ってくるなら里の外れまで迎えに行ってやるか。
ま、天気が良くて着ていく服が有ればの話だけどね。
今度は叱らずに少しは甘えさせてやろう。ほんの少しだけ・・・。
164 :
名無し物書き@推敲中?:05/01/05 08:43:38
なかなか良いんじゃないか?
165 :
名無し物書き@推敲中?:05/01/05 17:37:32
スレタイで、俺俺詐欺を思い出した。
166 :
名無し物書き@推敲中?:05/01/05 18:56:20
アンコのセリフがもう少し・・・。
て言うかアンコじゃないとダメなのか?
そのあたりを改善すれば完璧かな。
167 :
名無し物書き@推敲中?:05/01/05 19:02:01
あんこはうんこをもらした。ちんこがかゆかったのだ。
まんこがほしいーと、いった
168 :
名無し物書き@推敲中?:05/01/05 19:08:31
あんこちんこうんこもんで いいきもちーーー
ゆめにまでーみた rug’n roll まんこなんてそんなもんさーー
169 :
名無し物書き@推敲中?:05/01/05 19:22:34
もういっちょー
あんこちんこまんこもんで いいきもちーーーー
ゆめにまでーみた ちんころーーる うんこなんてそんなもんさーー
170 :
名無し物書き@推敲中?:05/01/05 22:48:05
サクラは思わず地面に座り込んで失禁した。
171 :
名無し物書き@推敲中?:05/01/06 22:41:31
相変わらずまともな書き込みの直後は荒らしが大暴れだな。
172 :
名無し物書き@推敲中?:05/01/06 23:04:00
オビトの死を悲しむリンの肩にカカシの手が伸びた。
「カカシ・・」
リンはカカシの胸に顔をうずめた。正確には、リンが何かを話す前に、
カカシの手で抑えられたというべきだろう。
「う・・うっ・・」
リンは自らさらに強く、カカシの胸に顔を抑え付ける。
サスケは雷切を発動させた。
最期の賭けなのかそうでないのか分からないが
根限り手にチャクラを密集させた。
「行くぞ…イタチ…」
サスケが真向から突進して来るというのに
イタチは避ける気配などない。しかも俯いている。
(なめてるのか?避けれるとでも思ってるのか?)
サスケの頭に血が上る。赤い目を剥き出しにする。
イタチは依然俯いて無言のままその場から動かない。
両者の距離があと3メートルとなったときに突如風が吹いた。
イタチが顔を上げた。万華鏡写輪眼か?目を凝らす。
違った。
兄は微笑んでいた…しかし目だけは哀しそうな目をしていた。
よくもまぁこの状況でそんな余裕があるものだ。フン、あの世で後悔させてやる。
それにどうせ避けるのだろう。
フォン…ズギャシャッ
あろうことかサスケはの腕はイタチの胸を貫いていた。
サスケは唖然とする。どうやら状況が呑み込めていないようだ。
「サスケ…良くやった…流石オレの弟だ…」
サスケの脳内に過去の思いが過ぎった。
「…どうして避けなかったんだ!兄さん!」
返事がない。 そして兄の胸からは止めど無く血が流れている。
虚しく風だけが吹き木の葉が散り、
頭の中ではただカカシと兄の言葉が響くだけだった。
…サスケの初夢です
175 :
名無し物書き@推敲中?:05/01/10 15:38:35
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_/ノ.. /、
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ry、 {k_ _/`;, ノノ パンパン
/ / } ;' `i、
_/ノ../、 _/ 入/ / `ヽ, ノノ
/ r;ァ }''i" ̄.  ̄r'_ノ"'ヽ.i ) ―☆
{k_ _/,,.' ;. :. l、 ノ
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,;ゝr;,;_二∠r;,_ェ=-ー'" r,_,/ ☆
【ラッキーレス】
このレスを見た人はコピペでもいいので
10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
そうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です
>174
激しく鬱な初夢乙。
イタチのキャラが微妙に違う希ガス。
でもそこそこ楽しめた。
177 :
名無し物書き@推敲中?:05/01/18 21:39:33
サクラ)サスケ君…
サスケ)サクラ…
サクラ)…うっ…私…すっごく心配したんだからぁっ!!
サスケ君の…サスケ君の…馬鹿あああぁァ _, ,_ パーン ( 'д') ⊂彡☆))Д´) >サスケ
サスケ) (メリバキミシ) ふぐっ
サクラ)うわぁぁ〜〜〜ん!サスケ君の馬鹿馬鹿馬鹿ぁぁぁぁ!!大好きー
ナルト)……。
178 :
名無し物書き@推敲中?:05/01/18 23:06:59
ぼくのいちにち ナルト
きのうは早くねたので朝早くめがさめました。今日のご飯は納豆ご飯とたまごやきです。
まずご飯をあっためました。ご飯があったまるまでの間にたまごをわりました。
そうしたら中から「あたり」と書いた紙がでてきました。イタチのしわざです。しょうがないのでたまごやきはつくりませんでした。
納豆ご飯を食べると口がとてもくさくなります。だからきちんと歯をみがこうと思ったのでせんめん所にいきました。
歯みがきこをあけると中から「あたり」と書いた紙がでてきました。イタチのしわざです。しょうがないので水だけでみがきました。
それからおはスタを見ました。今日の山ちゃんは元気がないので見ていてつらかったです。
おはスタを見てから学校へ行きました。今日はおはスタをとちゅうまでしか見なかったのでバス停に早くつきました。ブーという音がしてバスが来ました。
乗ろうとしたらパスケースの中から中から「あたり」と書いた紙がでてきました。イタチのしわざです。
しょうがないので歩いて学校に行きました。
目の前で、魚が跳ねた。たった今まで、腐りはしていなかったものの目は濁りかけ、ぴくりとも動かなかった死骸だったものが。
蘇生させたのだ、この腕で。私のチャクラで。
「ずいぶん所要時間が短くなったんじゃないか」 細い指がびちびちと跳ねる魚の尾びれをつまみ上げた。
「ふむ…内臓も傷つけていないし、鱗のツヤまでよくなってる。はじめに比べて随分チャクラコントロールが上手くなったね。」 あかい唇の両端が持ち上がる。
正直にいって、昔からチャクラのコントロールは上手いほうだった。あの時スリーマンセルで一番最初に木に昇れたのも自分だ。勉強だって、知識量だって、同期の下忍に劣ったことはなかった。
だけど、そんな事がなんの役にたつのか、あの時、いちばん手離してはいけないもの、自分のおさない恋のすべてが静かに里を、自分のみえない処へ出ていこうとした時、自分は泣き叫ぶことしか出来なかった。
プライドを捨てて、彼の足元にすがりつくような事しかできなかった。幻術ひとつかける事なく、かれを抜け忍にさせた。
彼を取り戻すための部隊に加わる力さえなくて、ずっと勝手に馬鹿にしてたナルトに託すことしかできなくて、めそめそと泣いていた。
周囲の人たちはサスケくんを失った涙をゆるしてくれたけど、誰よりも、あたしは力のない、弱い自分が嫌いで、情けなかった。
あの時いのの前で切った髪は、あの誓いはなんだったのか、7班での日々が、この恋が、どんなに大事で失えないものか知っているのに、それを守ることも取り戻すこともできない非力さが許せなかった。
今だって、許せていない。夜、彼の夢をみるたび、もう二度とは戻ってこない12歳の自分たちの写真を見るたび、綱手様がナルトの消息を口にするだけでも、自分の周りが、あの夜のように冷えて無慈悲な空気に包まれるような気がした。
ほんとうはあの時から自分は一歩も動けていないんじゃないのか、もしもう一度あの夜に戻れても自分はまた何もできないんじゃないか、そんな恐怖に似た焦りに包まれて眠れない夜だってある。
それでも、たとえ敷かれたレールの上だとしても、彼に繋がっていると信じられる道があること、泣くより先にいま出来ることがあるということ、自分の力で、今度こそあの人を連れ戻すために生きて、力をつけていると言えること。
それだけは、いまの自分があの頃のサクラに誇れることだ。
「昼休みにしていいよ。ゆっくり休みな。」綱手様はそう言うと部屋を出ていった。
あたしは窓に手をつき、里を見下ろす。きょうは天気がいいな、どこでお昼をたべようか、いのでも誘ってみようか。
と、いったん遠ざかった足音が再び近づいてくる。綱手様だった。心なしかうれしそうな顔をしている。なんだろう。あぁそうだ、やっぱりこの間の印を確認してからお昼にしよう。
そう決めて、あたしは大きく返事を返した。
おわり。
>>179-180 GJでした!!
原作にこういう話があれば
あんなにサクラがウザがられることも無かったろうになぁ・・・
↑
同人誌のノリならいいのだろうけど
原作でこんなに心の内ばかり語ったらさらに叩かれるよ。
182は181にむけたコメントです
っつうか改行…
>ずいぶん所要時間が短くなったんじゃないか
むしろ時間かけて再生できるほうがすごいと思う
186 :
名無し物書き@推敲中?:05/02/05 20:46:34
>ぴくりとも動かなかった死骸だったものが。
蘇生させたのだ、この腕で。私のチャクラで。
死んだ魚を再生したのか?無理でしょ。
ごめん、あげちゃったよ
若いかただと思うけど
しっかり勉強していいSS書いてください
意地悪い感想ばかり書いてごめんね
「お前、テマリを愛しているのか」
携帯用の容器から含んだ水を一気に俺は噴出した。
帰ってきた俺は比較的軽傷だったこともあり、数日後には任務に借り出された。今度のメンツは砂の弟の方とシノ、テンテン。
内容は緊張が高まっている隣国を監視している連中に物資と情報を届け、また報告を伝達されること。大きな交戦もなく、向こうの忍びからも相手に動きがないことを教えられて、帰還しているところだ。
「えー!! シカマル君とテマリさんってそういうカンケーなの?!」
「初耳だな」
「俺だって初耳だ!」
珍しく動揺して思わず声が荒くなる。ちっ、俺らしくもねー。
嬉々として身を乗り出すテンテンは、そういえばこいつあの女にボコボコにされていたはずなのに、それとこれとは話が違うらしく、思いっきり楽しんでいる。
確かに俺らのまわりでは、いのとサクラがサスケを追っかけたりはしているものの、色気のある話は皆無で、アカデミー時代には誰と誰がくっついたのだー、離れたのだー噂されていたのがひどく遠いことのように思えた。
それが任務についた人間としての心構えなのかも知れない。ほとんどの人間は考えずにだれそれが好……って何で俺はこんな面倒くさいこと考えているんだ。
砂の弟は(我愛羅と言うらしいので、そう呼ぶことにする)顔色一つ変えず、というかこいつの顔色が変わったところは見たことがない。
「カンクロウと犬の男が、そうだと言っていた」
「ああ、あの人形遣いのヤツとキバか。ったく、余計なことを……」
「砂の下忍はともかく、キバは嘘をつかない男だ。勘もいい」
最悪なことに、シノまでこの話に乗っている。おいコラ、同じ班で一緒に活動しているということは、キバが勘以上にノリで動く男だってことも知らないはずはないだろう。
テンテンはますます目を輝かせている。大方、『お姉さんが相談に乗ってあげる』とでも思っているのだろう。絶対相談なんかするか、その必要もない。
「違ぇーよ。助けに来たのは任務だし、単に前負けたから力を見せ付けたかったとか、そんな理由だろ。
俺だって惚れただの何だのそういうの考えたこともねー」
「違うのか」
我愛羅の砂が動いた。
シノの蟲も急激に場を離れていく。まずい。
「シカマル君、ここは嘘でも肯定した方が良さそうよ。そうですよ、僕が未来の義兄ですよとか何とか言って!」
「言えるか!」
「言わないと私達皆全滅かもしれないじゃない!」
影真似で足止めして、シノの毒蟲で自由を奪い頭を冷やさせる方法は、俺の技は既に見られているため砂でガードされる可能性が高かったので却下された。
テンテンの武器を介して……いやこれも頼りにならない。
確かに他に方法はないかもしれない。他にも400手ぐらい考えたけれど、どれも荒唐無稽だった。
「我愛羅、シカマルは照れているだけなんだ。本当の愛は口に出すものではない。虫……いや心で語るものだ」
「そうか……」
助かった、シノ!!
砂が瓢箪の中に納まった。
ほっと俺たちはため息をつく。任務を成功させたのに仲間にやられましたなんて笑い話にもならない。
「だからこの男は涼しい顔をしながらも、頭の中ではお前の姉をどう扱うかで策略を張り巡らせているのだ」
「そうね。シカマル君はムッツリっぽいもんね」
「……貴様」
助かってねー、シノ!! 誰がムッツリだ、テンテン!!
こうして俺の中忍任務は二連続で班員(今回は主に俺だが)瀕死の運びとなった。
念のために言っておくが、一矢は報いている。影真似で捕まえて、砂を掴ませて(俺のまわりに砂はないから)眼と口に自分の手で流し込ませるようにさせた。それで俺の骨折は4箇所増えたのだけれども。
やっぱりチョウジのいない班編成は最悪だと思ったのは言うまでもない。
FIN
改行…
GJ!
萌えますな、シカテマ
195 :
?:2005/03/21(月) 11:27:04
ナルトは、暁のひとりとたたかうが
ルール無用の戦いで、暁にまける。
と、サスケが出てきて、
のんきな、鹿丸と戦う、サスケ。
血に染めたサスケは、鹿丸の前で
力つきた。
はかなく散った大蛇丸の野望も
よもや、終わりにちかずき、う
んよくかった鹿丸は、
誰かを呼んだが、
今は、もう木の葉は、滅びており、
めそめそ泣くさくらに不穏な影が
なると