■□■創作文芸板・競作祭り■□■ 【13】

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焚き火は、三人称でありながら登場人物のセリフと独白を使い分けて、
さらにその独白内で相手のセリフまで表現している。
うまくやらないとごちゃごちゃするだけでわけがわからなくなるのだが、
さりげなくこなしている。
おぬし、やるな。
765シモフリ:03/11/23 01:00
>>2号氏
まだ初心者なので、時系列通りに話を進めるのでせえいっぱいですよ。
回想は極力省きたい主義なので…。と言ってもいい訳ですねw
>>760
そうそう、中盤はものすごくおもしろいのに、その前後が蛇足になってるんだよな。

>>762
全部読めばすぐにわかるだろうにw
767杉井光 ◆h92HIkARU. :03/11/23 01:02
>「じゃあ次の活動は反対意見が一番多かったヤツにしよう。えーっと、どれだっけ、
>俊夫の発案だったな。あ、これだ。『大阪ストラットを歌いながら東京の川岸を
>掃除する』これにしよう。隅田川で良いな。みんな歌詞を覚えてこいよ」
>この時五人辞めた。

 こういうリズムの文章、素晴らしいですよね。

 それから指摘していなかった点ですが、落武者(五人目の部員)登場の伏線を
序盤のミーティングのシーンで入れておくべきだったのではないかと。そうすると
きれいな二段オチになります。
>>765
山の話は、卒業式から見ると回想に近い表現じゃないか?
霜降りの粗筋きぼん。
人を殺すあたりの場面は流し読みしたので、まったく意味不明。
770シモフリ:03/11/23 01:04
>>763
読めちゃいますよねえ。
そこらへんを濁せればもっと良くなるとは思ったものの、そこまでスキルが
なくて、困ったものです。
>>769
だから読めよ。
ちゃんと読めば、おもしろいよ。
772杉井光 ◆h92HIkARU. :03/11/23 01:07
>761
 岡目八目というやつです。他人の話だと、やはり冷静に一歩引いて観察できるので。
具体的にどうするかと言うと、僕なら、

>後ろを振り向かず、僕の頬を矢がかすめてもうろたえず、下へ下へ……。

 ここでカットバックして、いきなり琢磨のせりふを入れます。「ちょっと待てよ。なんで
俺が死んで佑が生き残るんだよ」とかね。それで一気に現実側に話を引き戻す。
ただ、これやると、卒業式のシーンでやりたかったことを一から再考しなければ
いけなくなりますが。
 オチの鮮烈さを最優先するとこのやり方になるかと思います。
結局佑は、「てめぇうざかったんだよ、すっこんでろ」
といいたいのか?
>>765
初心者ってどのくらいの初心者なのさ。
わからんけど、とりあえずまず、削ることを覚えるといいよ。
読みにくいなと思った文章は速攻削る。
もったいないと思ったら、文章はうまくならないと思ったほうがいい。
775シモフリ:03/11/23 01:08
>>767
伏線はったつもりなんですけど…。前フリになってなかったかな。

>>768
いや、物語の展開が時間の流れに沿ってる。というか、飛んでる。
じゃあ、私は次の話題からまた入るとしよう。
777シモフリ:03/11/23 01:09
>>769
ぜひ、読んでくだせー。ふぁっくまんさんも。
お題の消化という点では、この作品もあまりうまくこなしてないね。
>>776
ふぁっくまんはどうして読む気にならないのか、教えてくれると合評も盛り上がる罠。
>>771
冒頭から個性のない数人の若者の会話が始まってて、
そこからしてワケワカメ。
そういうの多くなかったか?
バンドのやつもそうだったが、複数の人間を一度に出すのは難しいよ。
それの下手くそバージョンは読めない。残念だが。
たしかに前半の会話は要らないな。
おれなら

「そしたら確認するが」と、若干の沈黙の後、琢磨は切り出し「前回に引き続き今回も『山を登りながら物語を語る』でいいよな」と続けた。

からはじめるな。
782シモフリ:03/11/23 01:13
>>772
船乗りみたいですね。岡目八目。オチの鮮烈さはとても勉強させて
いただきました。もちろん最優先で考えたのですけど、結果は無残w

>>773
その通り。佑の復讐だね。大袈裟を言えば、そこらへんを書きたかった。
>778
最初からこなしにかかっているんだが
構えすぎちゃってふりまわされてる。w
784杉井光 ◆h92HIkARU. :03/11/23 01:14
 伏線というのはこれ↓のことでしょうか?
>「じゃあ、来週の金曜日に陣馬登山ね。最後だから辞めた人にも声かけていいかな。
>多分誰も来ないと思うけど、僕達が最後まで活動したよって証を示したいからさ。いいでしょ」

 この程度の伏線だと、「名前も顔も記憶にない人物が突然やってくる」というインパクトの前には
消し飛んでしまうんですね。
 あと、>>763が言っていますが、佑が怪しむのが早すぎます。これじゃ読者をだませない。
若い野郎4人で山に登るというのがそもそものミス。
断言するが、そんな奴らはこの世にはいない。
最低でもチワワなりともメス犬一匹は連れていくものだ。
786名無し物書き@推敲中?:03/11/23 01:18
>>781
文章はそこそこ書けているわけだし、
サークルのアイデアもいいんだから、
まずはそれを前面に出すほうがいいよね。
琢磨と他の部員の人間関係なんて、
はじめにもってこなくても、山登るときとか
いくらでも語れる余地はあるでしょ。
787シモフリ:03/11/23 01:18
いろいろ指摘があって難が多いなあ。
何よりも、自分の作品に盲目になってる証拠ですね。
お題の消化うんぬんよりも、自分で作った物語を消化しきれてない。
>>785頭の悪い指摘だな……
それで? めす犬一匹連れて、作品をどう変化させるのよ?
うまく削ると
いいところが残ってくる作品だよw
もしや、シモフリって神祭りの童貞?
いま勝手に思ったけど。
791杉井光 ◆h92HIkARU. :03/11/23 01:21
 あとはまあ、文章ですね。
 序盤はかなり削れるんで。読ませる部分は、サークルの過去話だけですし、
だれが話担当するかで揉めているシーンとかはほとんど無意味なので。
 これ↓とか、伏線という意図なのかもしれませんけれど。
>「あのさ、『やりたくない』じゃなくて『できない』んだよ。俺と俊夫は」

 そもそも、千メートル超えがどうのこうのというエピソード自体、あまり効果的では
ないですし、話を煩雑にしていますから、僕ならすっぱり削っちゃうんですけれどね。
792シモフリ:03/11/23 01:23
>>785
ピンクカラーになるのは最も苦手なんですよ。

>>786
まったくです。アイデアを評価されるのは何よりも嬉しいです。

>>789
削るところよりも増やす方が必要かもしれません。説明不足をよく指摘されます。
同年齢の男四人の会話なんて今の実力では無理だ、つってんだ。
794杉井光 ◆h92HIkARU. :03/11/23 01:24
 アイディアは光るものがあるので、書きたいものをしぼって改稿すると
どんどん良くなると思いますよ。

>790
 『桃と鷹』の人?
 レスの感じは似てますけど、作風が……。
795シモフリ:03/11/23 01:24
>>790
違いますよ。またりでいくつか投稿したっきり、表には出してません。
神祭も書いたんですけど、没しました。
>>793
だからといって、自分に出来ることばかりこなしていても仕方ないだろ。
たまには背伸びして難しいことにも挑戦して初めて、ステップアップが出来るんだろ。

もちろん、ちゃんと自分に出来ることを完璧に何度も練習したら、の話だけど。
797杉井光 ◆h92HIkARU. :03/11/23 01:26
>792
 あ、この作品はラストのパート以外、書き足すべきところはまずありません。
削るだけで良くなります。

 さて、次に行きますか? 言い残したことがある人いますか?
>>792
書き足しは絶対駄目だ。
削れ。
説明不足で不安になっていると、いつまでたっても描写だけの文章が書けないぞ。
799シモフリ:03/11/23 01:27
>>791
伏線のはり具合って難しいんですよね。
特に短い枚数だと。痛感させられました。
切り捨てる勇気が大事なんだねえ、やっぱり。
>>796
では事故って昇天でもしていてください。
801シモフリ:03/11/23 01:28
>>798
(゚ρ゚)ノぁぃ
小説は、書くほどに上達してゆくからねぇ。
いい発想していればこの先が楽しみだよね。ウラヤマシイ。
説明と言えば、焚き火の

 ここでサラさんは、重くて大きいため息を吐く。このため息は、おれ様がなんで一週間も玄関で待ち伏せしなければいけないんだという苛立ちを表現しながら吐くのが、ものまねをうまくやるポイントらしい。

これは杉井が指摘してたサラさんのものまねを伏線で張っているから許される説明だな。
たしかに高度というか、したたかだw
彼女を燃やす、作者いないの?
日陰道やって。
806杉井光 ◆h92HIkARU. :03/11/23 01:35
 じゃあ、日陰道行きますか。彼女を燃やすはなにも語れないと思うので。
日陰道が来たか。枚数が少ない!それだな。
日陰道は、一番共感したなぁ……
>>808
うむ。単純に悪誕生で語られると興味半減。
主人公が幼なじみを生贄として差し出す苦悩。そこがミソだな。
ってそこは書かれてないけど。
無理やり22枚に詰めこんだ、って感じがした。
いいところを端折ってるよ。
ラリーが書いたのはこれに違いない。
812杉井光 ◆h92HIkARU. :03/11/23 01:49
 途中までの盛り上げ方はなかなか読ませるんですよね。で、クライマックスで
作者が話作りを放棄している。それで一気に冷めます。
 まず、要するになにが起きたのかわからない。事件の裏側がわからないんですね。
それだけならまあ、そういう書き方もあるでしょう。致命的なのは、主人公になんの
被害も及んでいないことです。副理事のかわりに女が来た。話がちがう。でもそれだけです。
副理事のかわりに警察が来たってんなら話は別ですが。

 なので、
>斉藤と小森に利用され、理事と岩下に操られた。いまは、ただの駒。
 ここから始まる怒濤のモノローグが非常に白々しい。
>叫びたい気持ちだった。泣きたい気持ちだった。
 副理事のかわりに女が来た。それだけですよ? どうしてここまでの心境の変化が
起こり得るんでしょう?

 そんなわけで、激しくエピソード不足ですね。

 ただ、これは実はエピソード不足なのではなく、感情の動きの描写が余計なだけかも
しれません。副理事のかわりに女が来た。そこで主人公まったく動揺せず、一週間後に
話が飛んで、なぜか悟ったような口調で岩下に仕事を乞う……そういうクールな展開に
すれば、味のある話になったと思います。
誰が書いたかは知らないが
>通りゃんせのメロディー。  
最後がこれはいい感じだ。しかし、主人公が悪意を意識しすぎだな。
細かいことは感想に書いたから繰り返すのは何だけども。