小説を書いたので、批評してくれないか?

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164某板からの出張です、お願いします。
タイトル:連休

5月6日
僕は猫を捕まえてもすぐには殺さない
手足をへし折ったりシッポをペンチで潰したりして
たっぷりと可愛がった後に一晩放置して観察する
一晩中カタカタと震える姿を肴に飲むビールは格別だ
明け方ごろ「ニャアアア・・・」と小さく鳴くと
たいてい明日の朝には死んでいる
その瞬間がたまらなくいい
死体は近くの川に捨てに行く
そして熱いシャワーを浴び眠りにつく
これが僕の連休の過ごし方だ

5月8日 PM11時
明日が連休最後の日
僕は幸いにもその最後の連休を捕まえた猫と迎えることが出来る
さきほど仕込みも終わり僕と猫はその余韻に酔いしれている
ぐったりした猫の呼吸が細いのが気になるところだがあと3〜4時間もすれば
痛みと恐怖がぶり返しカタカタ震えて僕を楽しませてくれるだろう
じっと動かずただ一点だけを見つめて死と戦う姿は胸を切なくさせてくれる
僕はそんな猫をなでなでしながら冷たいビールをぐいっとやるのが大好きだ

5月9日 AM3時
僕の隣で猫がカタカタと震え始めている
いとおしく頭からゆっくりとなでなでしてあげる
へし折った手足やミシッとへこましたアバラや
間接の一つ一つを丹念にねじって潰した尻尾をなどにさしかかると
さきほどの事を思い出したようにガタガタと激しく震え出す
心臓もボコンボコンと激しく波打っている
苦労が報われたと感じる瞬間だ
願わくはこの時間が永遠に続いて欲しいものだがこの様子だと明け方までもたないだろう
>>158
簡略ではありますが、世界観も目的もキャラ関係も分かるうまい滑り出しです。
>>164
読んでて鬱になるな・・・
それを狙って書いてるのならある意味すごい才能だと思うが、2度と来るな!
>>164
これいいじゃん。別に漏れは嗜虐者じゃないけど、これは官能的だわ。
168名無し物書き@推敲中?:04/05/17 03:16
 夜は暗い。
全くもって当たり前だが、都会暮らしの長い彼にとって
それは遠い昔の事であるかのように現実感を失っていたのだった。
ほとんど鏡面同然となっている窓ガラスに顔を近づけ眼を凝らして外を伺うと、
そこにはただ闇が広がっているばかりであった。
もちろん闇といっても夕方時折目にする、
深い青と藍の美しいグラデーションのような叙情的なものではない。
むら一つ存在しない、黒の暴力だ。
光というものの存在を危うく忘れさせるほどの猛威である。
彼は、鳥肌が立つような恐ろしさや冷たさを感じる一方、
太古人間が感じていたであろう、
純粋な闇だけが持つ魔術的な力に惹かれてもいた。
人に無限の創造力を喚起し、非日常に浮遊させる力に。
「なるほど何もないということは、
なんでもあるということなのかもしれないな。」
分かったような分からないよな、
いや恐らく彼自身もその意味を把握してはいないだろうフレーズを作りだし、
彼はその神秘に浸っていた。
いや神秘に浸っている自分に浸っていたのかも知れない。彼は自分が知能の高く、
また哲学にもなかなか深い造詣を持っている
――少なくとも他の多くの連中よりは――と思っていたのだから。
ただしこの事をもって彼を、無根拠な思い上がりという青年期特有の熱病にうなされている若者だ、
と判断するわけにはいかない。
なんなれば、彼は既に30を超えているし、
一応その根拠らしきものも持っていたからだ。
彼の履歴書には、それぞれ一流とされる中学校、高校、大学、企業名
が記されていた。そしてその巨大な大学名の横には哲学専攻、
とこれもまた大きくかかれていた。確かにこれを見て
169名無し物書き@推敲中?:04/05/17 03:20
「この人物は知能が高く、また哲学にもなかなか深い造詣を持っている。
少なくとも自分を除く他の多くの連中よりは。」
この後、逆接が来るか順接がくるかはまあ、その人次第であろうが。
話を戻そう。彼はその後一通り自分の心、主にプライドで構成されているのだが、
を満足させると持ってきたMDウォークマンのスイッチを入れ
再び日常に帰っていった。ついさっきまで馬鹿にし、
蔑み、自然への冒涜だなどと批判していた科学の喧騒の中に。
素晴らしい色彩の世界に。
彼の名前はヤスダトモアキ。大きな街の大きな会社で働いている。
その会社は大きな事業を行っているし、大きな力を持っているらしい。
彼の出た大学もそうだ。高校も、中学も。
彼、ヤスダはその事を十分に理解しているし、
周囲の人々に理解させる事も怠らない。
ヤスダはこういった方面でも如才無い。どこまでが他人の尊敬を得るか、
またどこまでいくと他人の感情を逆なでしてしまうか、
その見極めもうまかった。そして同時に彼に対する、
あらゆる嫌悪の感情を嫉妬に起因するものだと
他人に思い込ませる方法も心得ていた。
ただ、あくまで彼自身も固くそう信じていたのだから、
騙していたというのはいささか酷だろう。
結局のところ、ヤスダと世間の彼自身に対する認識というものは
それほどのズレを持っていなかったという事だ。
その為に彼は実社会でも実にうまく立ち振る舞い、
それなりの地位を確立することに成功していたのであった。
170名無し物書き@推敲中?:04/05/17 05:21
>>166はいっぺん氏んだほうがいい。存在していてはいけない人間だよ(プ
>>164
まぁ日記体裁としては成功してるんじゃない?
これで一か月分を、しかも全部違う殺害方法を描写できたら
かなりすごいけど、3日分だしそこは判断保留ということで。
あと、もう少し細かい描写があったほうが読者も
より リアルに気持悪く(あるいは甘美に)なれると思うよ
なにせ「行為後」の様子がほとんどで、「どのように行ったか」は実は伏せられているからね
>>168
暗いだけで長々うんちくたれ過ぎですよ。いつの間にか話始まってるし流れのメリハリ無さすぎです。
173154:04/05/18 02:27
A(158の続き)
 巨漢のダンバルは手を差し出した。アレクは少し間を置いて握手に
応じた。
 ガラガラガッシャーン!
「お!?」
 ダンバルはワトソンの方を見た。ワトソンはつまづいて転んで
いろいろな道具を割ったりしていた。
「またやってるよワトソンさん。オレはヤズニマ、よろしく。」
 ヤズニマはアレクに笑いかけた。
「場所はアンバクロウさんに聞いてるから、早速行こうぜアレク。」
 ダンバルはドアを開けた。
「頼んだぞ。」
 アンバクロウが言った。
「気をつけてください。」
 ワトソンが言った。パリン、と試験管がまた割れた。

「なにかやってるなあの組織は。」
 目的地へ続く道を歩きながらダンバルが言った。
「なんか変な物作ってるってうわさだよな。お、早速出たぜ魔物が!」
 ヤズニマが言った。十体ほどの大なめくじが襲ってきた。
174154:04/05/18 03:01
B
「くらえ、ファイアー!」
 ヤズニマは手から炎を放った。大なめくじ一匹が倒れた。ダンバルも
パンチで大なめくじを倒した。残り八体は…アレクが倒していた。
「早え…。さすがオレ達軍事部のエースだけあるよ。」
 ダンバルが感心して言った。
「すごいな、アレク。」
 アレクはヤズニマの言葉に答えず歩き出した。
「…なんだよ。」
 ヤズニマはぼそっと言った。
 モゴルの町に着いた。
「よっしゃー着いたぜ。明日は探すぜ薬の素の作り士を。」
 ダンバルは言った。
「何だよ。どこにいるか聞いてないのかよ。」
 ヤズニマが言った。
「この町にいけばわかるとしか聞いてないよ。腹減ったぜ、酒場で
飯食おうぜ。」
 酒場。
「肉どんどん持ってきてくれ!」
 ダンバルは肉にがっついていた。
「ねえ。」
「なんだ? アレク。」
「なんかこの肉、まずくない? くさいっていうか。」
175154:04/05/18 03:10
今回はなんか恥ずかしい言葉が出てきています。魔物とか大なめくじとか
ファイアーとか。感想はありますでしょうか。
1762/1:04/05/22 05:31
空が藍から橙に変わり始める頃。浜辺に二つの人影が伸びていた。
遠すぎず、近すぎず。実に微妙な間を空けて。
聞こえてくるのは波の音。鳥の声。

浜辺に着いたときからずっと、二人は沈黙を守っていた。
どちらともなく歩き出し、ただただ無言で歩き続けていた。
何かを伝えようとするワケでなく、何かを聞こうとするワケでもない。

ふと、前を歩く女がその歩みを止めた。
と同時に後ろを歩いていた男も立ち止まる。

「――ありがとう。」

一瞬、男は彼女が何を言ったのか、理解できなかった。
いや、予想していなかったのだろう。間の抜けた声を出して彼女の背中を見つめた。

「…え?」

彼女は日傘をくるりと回し、こちらを振り返る。
よほど男は変な顔をしていたのだろう。彼女から笑顔がこぼれ落ちる。

「ふふふ…どうしたの? その顔。」
「…いや、まさかお礼を言われるとは思っていなかったから…。」

久しぶりに見た笑顔に、男は自然と頬が緩んでいくのを感じていた。
しかしすぐに表情を正すと、男は再び沈黙し、彼女の顔を見た。
1772/2:04/05/22 05:33
「あの時は、あんなこと言っちゃったけど…本当はすごく感謝してる。
 あなたがいなかったら私、きっとダメになってた。…だから、ありがとう。」

西日のせいだろうか。彼女の笑顔がとてもまぶしく見えた。
男は口をぽっかりと開け、呆けたように彼女の顔に見とれている。

「…………………。」
「何よ? 何か変? 私だって感謝の言葉くらい…。」
「あ、いや、違うよ。やっぱり、いいなぁと思って。」
「…え!? な、何?」

打って変わって今度は彼女が間の抜けた顔になる。
男は一人、「うん…うん。」と、納得したようにうなずいている。
そうかと思うと、突然彼女に向き直りまくし立てた。

「うん!俺は君の絵が描きたい! どうかな?」
「え、あ、どうかなって…。」
「大丈夫!絶対下手には描かないよ!任せて!」
「う、うん。」
「よし、決まり!じゃあ画材取ってくるからちょっと待ってて!!」
「…え!? 画材って…今から描く、の…?」

そう言った彼女の目には、飛び上がりそうな勢いで駆けていく男の背中が映っていた。

「…もう、日が落ちちゃうよ。」

---------------------------------------------
今書いてるモノから抜粋。
これだけで批評は難しいかもしれないけど、お願いします。
178名無し物書き@推敲中?:04/05/22 18:58
>ガラガラガッシャーン!
「お!?」
これいいな。動静動の切り替えしのリズムが巧みで話に引き込まれる。
戦闘からは初々しくシンプルな感じが始めてのRPGという感じだ。
ワトソンはそのうち浮遊大陸に行くロケット作りそう。
>>176
>藍から橙に
夜から夕方みたい。
>浜辺に二つの人影が伸びていた。
>遠すぎず、近すぎず。実に微妙な間を空けて。
大雑把なのか細かいのか極端。
>聞こえてくるのは波の音。鳥の声。
他にも聞こえる物があるはず。
>日傘をくるりと回し
唐突。日傘を差すような状況である描写が前に欲しい。
>>177
初々しい感じが良いですね。二人の今後が知りたいです。
景色をよく頭に思い浮かべて知らない人に伝える感じで情景描写を並べていけば欠点が補完出来ると思います。
181177:04/05/22 20:56
>>179
自分としては「二人の世界」と言うものを表現したかったのですが、ダメですねw
やはり、まだまだ修行が足りないみたいです。

>>180
自分は客観的に情景を表すのが苦手なので、もっと表現力を養うようにします。

参考になりました。お二人ともありがとうございます。
2ちゃんに文章を晒す皆に心を打たれ、漏れも参加してみたくなってきた。
酷評を渇望する。

----------------------------------
恐怖は絶望を支配する。
ラミス博士は規則的に揺れる鉄の揺り篭に乗っていた。
赤銅色の窓からは夕日が差し込んでおり、彼の眼鏡に晩秋を点している。
遥か彼方の稜線を窓越しに見ながら、彼は呟いた。
「この10年、私はどれほど苦労しただろうか。
友を敵にし、そして友を失ってまでも私はこの研究に没頭した。
私はこの研究に人生を賭したが、無駄であったとは思えない。
いや、思えない。思いたくもないんだ。
そのほうが、先に永久の旅に出た友のためだ」
過去を吐息し、彼は深く刻まれたしわを歪ませた。

ごめん、途中だけど筆を置くよ。
誰か批評してくれ
>>182
恐怖は絶望を支配するがどこに掛かるか分からない。無意味な出だし。
全てが終わった後の話でしょうか。これだけだとよく分からない。
パンツアードラグーンぽい世界かなと思った。
184182:04/05/23 08:51
>>183
やっぱ続きを書かなきゃ、出だしの意味がわかんないな
勢いで晒したんで、そのへんをよく理解してませんでした
ゆっくり書いてますんで、よろしく
一、


 家族で夕食を食べ終わって、わたしはソファーにごろりと寝転んで
テレビのスイッチを入れた。
お気に入りのトレンディードラマが始まった。
お母さんがキッチンで洗いものをしながら「小学生なのにそんなものみて」
と口うるさい。でも無視して見始めた。
ところが見始めてすぐに猛烈な睡魔が襲ってきた。
まぶたが重い。でもテレビは見たい。眠くて目を閉じて
テレビの見たさに目をあけて、目を
シバシバさせていたけれど、ついに意識が遠くなってきて
ソファーに顔をうずめた・・・・・・。





―――「んあっ!」背中とお尻に変な感触がしてバッっと体を起こした。
寝起きで頭がぼーっとしている。
「ああ、起こしてしまったかい?」と声がした。
首をひねって後ろを見ると、お父さんの顔が目の前にあった。
真っ暗な部屋の中でお父さんは裸だった。お父さんはにやにや笑っていた。
何か夢をみているのかなと思いながら視線を下にずらすと・・・・
わたしの体とお父さんの体がぴたっとくっついていた・・・・・・そして
わたしのお尻とお父さんの股間が・・・・・
それを見てショックで頭に鈍器で殴られたような衝撃がした・・・・・・。
いや・・・いや!・・・・・・いやぁ!なに!?なんなの!?
太い肉の棒がわたしの男の人に見せちゃ
いけないところをぐいくいと押している・・・・・!
――痛い!肉の棒が入ってくる!わたしの中には入っていく!
痛い!嫌!イヤ!いやぁ!――
 股間が裂けそうな痛みがして意識が朦朧としたとき
突然、保険体育の授業の光景がパッと頭に浮かんだ。

 先生が――いいですか。男性のペニスが女性のワギナに
挿入されるとペニスの先から精子が出て――と・・・・・!

 え?これが、それ!?え?だって、この人は、わたしのお父・・・!
「い・・・い」いやー!と叫ぼうとしたけど、わたしの体にくっついている
男の手で口を塞がれて出せない・・・!
わたしはもがいて抵抗したけれどびくともしない・・・・・・!
 夢だ悪い夢だ・・・だってこんなことあるはずない!
こんなことあっちゃいけない・・・・・・!
・・・そう・・・そう!そんなことあるはずないんだ!そう!
わたしは何もされていない!
 ――そのとき、イメージが浮かんだ。
わたしの体は宙に浮いていて、天井から下を見下ろすと、
リビングのソファーの上で女の子がお父・・・怪物に覆い被されていた。
怪物は股間から生えているマツタケのような触手を
女の子の股間に入れてモゾモゾ動かしていた・・・・・。
ああ、テレパシーだ・・・・・・。この子のされて
いることが、わたしにテレパシーで伝わっているんだ・・・・・・。
可愛そうだな・・・・・・。でも、私じゃなくてよかった・・・。
 そう考えながら意識が遠くなっていった・・・・・・――
 気が付いたら朝だった。朝日が庭から差し込んでいた。
ああ、昨日は変な夢を見てしまった。
・・・あれ、何だかイカのような臭いがする。
それに股間がズキズキする・・・。
―気のせいね。きっと―


 「あ、あんたこんなとこで寝てたの?」と声がした。
振り向くとお姉ちゃんが、頭に寝癖をつけて
眠そうな顔をしてリビングに入ってきた。
「うん、ドラマ見てたらねちゃった。お姉ちゃん見た?」
と言うと「私はあんたと違って受験があるから、そんな
暇ないの」と言った。
 そこにお父さんが入ってきた。
お父さんはドアの近くにいたお姉ちゃんに
「おはよう。学校に遅れないように早めに準備しろよ」と
言って、それからわたしに気づいて目をそらして
「お、おはよう。そこで寝ちゃったのか風邪ひいてないか?」と言った。
何か様子が変・・・・・・一瞬ちらりと厭な考えが
わたしの頭をかすめた・・・・・・。
「(そんなはず無い、あれは夢だったんだから・・・。)」


        二、


 その日、教室の自分の席に座ってすぐに由美子が「あのね・・・
悪いんだけど、交換日記から外れてくれない?」と言ってきた。
「なんでよ!なんでそんなこと言うの!」
「だってあんた変なこと書くから「殺しますか?殺しませんか?」
なんて、なんで書くのよ!みんな嫌がってるの!加奈も、ミタも
あんたに外れてほしいって!だいたいあんた最近おかしいよ。
男の子の背中蹴っ飛ばしたり、汚い言葉使ったり。
どうしちゃったの?―いつからだっけ、あんたがこうなったのは
・・・・・・そう、あの頃。バスケットボールやめた頃からじゃない?
そう、あんたが「変な夢みた」って言って、わたしがどんな夢なのか
聞いても絶対に教えてくれなかった、あの日あたりからだよ。
 ねえ、何かあったの?訳があるなら言ってよ。
そしたら、考え直してもいいからさ」
 確かに最近、自分が変なのは自覚している。妙にイライラするし
記憶がときどき飛んだりする。怒りっぽくなったのも自分でわかっている。
でも、由美子は友達だって思ってたのに!交換日記のメンバーは
みんな友達だって思っていたのに!友達だからわたしのどんなところも
受け入れてくれると思っていたから、わたしの好きなバトルロワイヤルの
ネタも話たのに!わたしを仲間はずれにするなんて酷い!
わたしを裏切るなんて赦せない!
「ねえ、どうしたの?」
「もういい!だれがあんたたちなんかと交換日記なんかするか!」
とわたしが怒鳴ると、クラスのみんなの視線がわたしたちに向いた。
その視線にとまどったのか、由美子はどぎまぎした様子でわたしの
席から離れいって自分の席に着いた。
 学校からかえってすぐに、自分の部屋のパソコンの前に座った。
そして交換日記のメンバーだったミタのホームページの
チャットルームにアクセスした。
「ミタ!いる!?」と素早く打った。すると、数分経って
「なによ。またあんた?最近いつもココにきてチャットあらしして。
もう、いいかげんにしてよ」と、返事がきた。
「おたがいさまだろ!自分だって言いたいこと言ってんじゃん!」
「わかんないかなあ。あんたは嫌われてんの。あんたとは
交換日記したくないし、チャットもしたくないの。もう来ないで」
頭に来てタイピングにもキーボードが壊れそうなくらいに力が入った。
「何が「来ないで」だ。偉そうにブスの癖に!」
「ハイハイ、ぶりっ子ちゃん。あんた自分がかわいいつもり?
あんたデブじゃん。ダイエットほんとにしたの?(笑)
それにわたしを本気で怒らせないほうがいいよ。
あんたのヒミツ知ってんだから」
「ヒミツってなによ」
「教えてやんない。ぶりっ子なデブは黙っていればいいの(笑)」
―――わたしは可愛いことだけが誇りなのに
よくも馬鹿にしたな!ようし覚えてろ!―――
わたしはチャットをやめて、前に聞いていたミタのホームページの
パスワードを使って、アクセスカウンターや掲示板のログを
全部初期化してやった。
                 三、


 わたしはもう限界にまで頭に来ていた。毎日毎日ミタはわたしの
体重のことを馬鹿にする。わたしをぶりっ子呼ばわりする。
今日こそ、謝らせないと気がすまない。脅かしてでも謝らせてやる。
 わたしは机の引き出しの中からタオルとカッターナイフを出して
ポケットに入れた。―カッターで脅して駄目なら、タオルで
ギブアップするまで首を締めてやる―
 そして、ミタの席に行って給食の乗ったお盆を机の上に置いていたミタに
「ミタ、ちょっと来て」と声をかけて、教室から連れ出した。
 わたしたちは学習ルームに入った。
窓から差し込む日差しがまぶしかった。
「カーテン閉めようか」と言って、窓際に行き一緒にカーテンを引いた。
室内が薄暗くなった。そしてテーブルの側に行きイスを引いて座った。
 「ミタも座ったら」と声をかけた。ミタはわたしの隣にすわった。
「ねえ、ミタ、謝ってよ。わたしの体重のことやぶりっ子って
言って馬鹿にしたこと謝ってよ」と、わたしは優しい声で言った。
だけどミタは「謝るのはあんたでしょ。わたしのホームページ
あらしたくせに」と言ってあやまらない。―――頭に来ていたのに
優しく言ってやったのにそれでも謝らないなんて!―――
 わたしはポケットからカッターナイフを出して「謝ってよ!」と
声のトーンを落として睨みつけて言った。
「ふんっ、脅してるつもり?殺せるもんならころしてみろ。
あんたわたしを脅してただで済むと思ってんの?
あんたのヒミツ、ばらされても言いわけ?」
トラウマ→解離→暴力行動、みたいなあたりの心理的な動きが
もっと書かれてると、面白いんだけどな。
 わたしはスッと立ち上がって、ミタの背後にまわった。
そして、左手に持ったタオルでミタの両目を覆おうとしたが、
ミタは「何すんのよ」と怒鳴って、タオルを手で払った。
わたしは素手でミタの両目を塞いだ。そしてカッターナイフの刃を
ミタの首に入れた。突き刺す感触と・・・首を切り裂く感触が右手を
伝った・・・・・・ミタの首から血が、ホースの先を指でつまんだ水道の
水のように勢いよくビューと飛び出した。
わたしはもう一度カッターナイフをミタの首に走らせた。
血の量が増してドバドバと出てきた。
そして、三度目、四度目、五度目と切り裂いた。
ナイフの刃が首の骨をこすり始めたので、わたしは手をとめた。
 ピークを過ぎると傷口から出る血の量は減っていった。

  ――あーあ、やっちゃった・・・――

ミタの手足はぴくぴく動いてた。けれど、それも動かなくなった。
気が付いたら、足元には血がいっぱい溜まっていた・・・・・・。
わたしの服にも血がついていた・・・・・・。

 学習ルームを出ると、廊下にいた生徒たちが、わたしを見て
悲鳴をあげた。いくつもの悲鳴が廊下に響いていった。
わたしはその悲鳴の響く廊下を通って自分の教室に向かった。

            (終)
194この物語はフィクションです。:04/07/07 06:44
あげ
絶望した!退屈なこの世の中にはもううんざりしたよ!世も末。得体の知れない連中がはびこる社会では生きる気がしない。
いきなり街で声かけられたと思ったら、
「ラッキーですねあなたは!早くも迫る宇宙旅行時代。いつか行ってみたいと思っていませんか?可能ですよ!よろしかったらこの紙に名前を書いておくってください!いやぁ、運のいい人も居るもんですな。」
なーんて言いやがった。楽しくもなんともねぇ。笑顔は作り物だろ?ろくでなしの俺を虐げたいだけなんだ!だから嫌なんだ。堕落したこの社会。
いっそ死んで楽になってしまいたいよ。余計な事を考えずに済むし。しりとりのように同じ事を繰りかえすこんな生活ともオサラバ!ばいばい!いつかまた会おうね!願わくば天国。苦しむのはもう嫌なんだ。
誰でも分かるだろう?生まれ変わりなんてしたくないよ。よろしくね神様。まぁ、あなたに迷惑かけるのも最後だからさ。
さあ。あの電車が来たら僕は行く。くーっ。辛かったな。長かったな。泣いてなんかいない。いや、やっぱり泣けてきた。楽しみでしょうがないんだよ。喜んで泣いてるだけ。
決断の時。来た来た。退屈な人々を乗せて、鉄の塊が走ってきた。ただいまから僕は、原っぱに飛び出すように、肉片と化す。
全て終わろう。うるさい音も、もう聞こえない。行ってくるよ。ようし、死ぬのは怖いけど・・・!
ドン
ん・・・?んな馬鹿な!なんてことだ。だめ?冥界は満員ですから、ラッキーと思って、天から降りてください?
いや、やっぱり死ぬのは難しいさ。最後尾は最初に戻されていく。繰りかえすしか無いとのこと。
とんでもない事言って、天まで来たけど、どうやらやり直ししなきゃならない。
生き返ってキミの元へ行けるならば。馬鹿やってまた遊ぼうよ。よろしくたのむぜ。
196195:04/07/07 14:18
・・・・とかいう文章を既出技法で書いてしまった('A`)
言葉遊びは楽しいが、新たなモノを見つけるのは難しい。
age
>>185-193
「小六祭」優勝作品 (アリの穴)

『赤いカッターナイフ』
http://ana.vis.ne.jp/ali/antho.cgi?action=article&key=20040616000032

これなんか、参考になるかもよ。

『本音という名の怪物』
http://ana.vis.ne.jp/ali/antho.cgi?action=article&key=20040616000035

もしくは、これとか。
>>198
会話ばっかりで心理描写が少ない。これが優勝作品かあ。
>>198
起承転結も見当たらないな。ざっと目を通しただけだが。
>>185-193のほうがいい。
>>202
本気か? 
>>185-193みたいな、稚拙で何のひねりもないダラダラした文章を“いい”と思えるとは……
釣りだよな? いくらなんでも。
>>203
おまえに見る目が無いだけ。
205名無し物書き@推敲中?:04/07/17 18:22
アホの自作自演か? それとも釣り師か?
まあいいか。飯でも買ってくるか。
お前があほなんだな
207名無し物書き@推敲中?:04/07/17 19:46
いや、やっぱ気になるなwスゲー気になるw
>>206
じゃあさ、この作品のテーマは何か、作者は何を表現したかったのか、
どこがどう面白いのか、読解力のない俺に教えてはくれまいか?
208名無し物書き@推敲中?:04/07/17 19:54
あ、作品てのは、>>185-193のことね。
>>200
“心理描写”とは、主人公の思考内容の描写ではなく、主人公の感情の描写の事を言っていると見たが、
主人公は目の前で(ネタバレにつきメール欄)「ま、しょうがないか」としか思わないような、
クールで感情に乏しい子だよ? そんな子が、感情豊かな筆致で心情を吐露していたら、
かえって不自然だと思うが。

あれの感情描写の乏しさは、ほぼ確実に“計算”されたものだ。
もっと、色々な小説をよく分析してみようや。
感情的な主人公のいる小説は、はじけるような感情描写がふんだんに織り込まれ、
無感動な主人公のいる小説は、感情描写が少なく淡々と進行するものだよん。
>>201
起承転結は絶対条件ではないし、必ずしも『起』『承』『転』『結』の順番に並んでいるわけではない。
序破急というのもあるしな。『起承転結』『序破急』ってのは、作品にはヤマとオチ、
ひねりを作れ、という程度の意味でしかないと俺は理解しているが。
いや、それだって、ただ小説を面白くするための手法のひとつにすぎないのであり、
面白くするために別の手法を取り入れてみたって全然OKなわけだ。面白ければね。

「起承転結がないから駄目だ」という評価は、小説に対しては的はずれも良いところだ。

小説の書き方本を何冊か読む&他人の書いた小説を沢山読んでお勉強する、のをお勧めする。
決して煽りじゃなくてな。
>>210
俺、書き方本読んだけど、起承転結つくれと書いてあった。
>>211
一冊だけでなくて、何冊か読んでみよう。
種類も同じ系統でなくて、堅そうなの、軟らかそうなの、とか選んでみよう。
>>210
>「起承転結がないから駄目だ」という評価は、小説に対しては的はずれも良いところだ。
それはようするに「この作品は全然面白くない」って言ってるだけだよ。
面白ければ起承転結なんて関係ない。
面白くないもん書くなら、せめて起承転結くらいは整えろって意味なんだよ。
>>213
お、この前の人か? 185-193のどこがどう面白いのか、教えて教えて〜w
いや違う人だし、別に面白くないし。
>>213
うーん。だが、現にあの作品は優勝作品に選ばれているからな。
ということは、あれを“面白い”と感じた人が多くいたことを意味するのではないかな。

どんな小説にも、読み手に合う合わないはあるだろうから、しかたないだろうね。
だが、何故それが面白いと言われているのか、何故自分はつまらないと思うのか、
じっくり考えると、創作にとってプラスになると思うよ。
>>216
>ということは、あれを“面白い”と感じた人が多くいたことを意味するのではないかな。

パロディだと必ずしも作中に起承転結があるとは限らないのよ。
例えばこれの場合、起承くらいまではニュースショーがたっぷり流してくれているから、
転(=セカイ系っぽい自分語り)結(=三浦という新しい因果関係)を付け加えれば面白くなるという感じ。
218名無し物書き@推敲中?:04/07/27 00:29
パロディは劣化コピー
219名無し物書き@推敲中?:04/07/27 01:11
>>217
なるほど、納得。
>>217
>転(=セカイ系っぽい自分語り)
>結(=三浦という新しい因果関係)
なんだこれ。「起承転結」の意味がわかってないだろ
起承転結の無い小説って面白いろいかい?
不条理四コマ漫画が受ける世の中、面白ければ別にいい。
223名無し物書き@推敲中?:04/08/02 00:06
“心理描写”とは、主人公の思考内容の描写ではなく、主人公の感情の描写の事を言っていると見たが
224名無し物書き@推敲中?:04/08/16 07:04
225名無し物書き@推敲中?:04/10/23 00:15:18
 空は青空。陽は高く、風はなし。少しばかり蒸し暑い、典型的な日本の夏。
これは、そんな夏の一日の出来事。

 足取りが重い。
渡り廊下を過ぎ、目的の図書準備室前に着いたが、
ドアを開けようと思いながら後一歩が出ない。
手を出そうとしても、手が前に出ない。
誰一人廊下を通らない授業中だってのが唯一の救いだ。
こんなマヌケな姿、誰にも見せられない。
 いや、これから逢いにいく人物の事を知っている奴ならば、
オレがこれだけ逡巡している事を理解してくれるだろう。
通称、神城高校の女帝、潤子先生のことを知っていれば。
 彼女、八坂潤子先生は、先生というか、図書の司書さんだ。
が、雰囲気的に先生と呼んでしまうんで、みんな潤子先生と呼んでいる。
まぁ、この場合の先生ってのは、代議士や弁護士のあれじゃなく、
宿場町に流れてきた孤高の用心棒の方だ。
 って、こんな事を思ってるなんてばれれば愛刀長物差しでしばかれる。気をつけよう。
 ガラガラガラ。
 ……。
「ん、何してるんだ、お前は?」
 最悪だ。向こうからお出ましだ。
縁なしメガネ越しの細い目が怪訝そうにこちらの顔を覗いている。
 こっちの身長に対し、160ちょいぐらいの潤子先生は、見下ろせる位置にいる。
が、気迫の関係か、とてもそうは思えない。
 むしろ、大きく感じる。
「燃え尽き症候群で、サボりか?」
 こっちが無反応でいると、潤子先生は子供みたいに意地悪な笑みを浮かべて、
くるりと背を向けた。
 普段は大人の(自称二十代後半。詳細は不明)、どっか冷たい感じもする知的美人なのに、
ああいう笑顔も似合ってる。
あれで裏に無邪気さのない残虐な考えがなかったら、
しょっちゅう見たいぐらいの、可愛い笑顔なんだけどな……。
226名無し物書き@推敲中?:04/10/23 00:16:18
「どうした? 指定席は空いてるぞ?」
 潤子先生の落ち着いた響きのアルトボイスがちょっと不機嫌さを匂わせ始めている。
こいつは危険だ。
「うぃ、今行きます」
 サボりに来たと知っておいて、叱るでなく、むしろ入ってこないと怒る。
さすがだぜ……。
 蛍光灯をつけず、開いた窓にブラインドを下ろした室内は薄暗い。
本の独特な匂いと相まって、どうにも学校っぽくない雰囲気だ。
 指定席。
ときおりシーズンシートだの、半永久期間予約席だの、呼び方が変わるそれは、
無論、潤子先生がこちらの意思に関係なく決めたものだ。
 準備室に備え付けられた潤子先生の仕事デスクから、
ちょうどいい具合に愛刀が当たる位置。縦横八人がけのデカ机の一角。
「よっと」
 腰を下ろすと、座り心地、見える風景、
全部がホッとする日常の一部になってることが再確認される。
 ぶうぅん。扇風機から心地好い風が吹いてくる。
冬にはストーブが出るし、ホント、サボるには格好の快適空間だ。
 この席が指定席になったのは、一年ぐらい前になるか。
発端は、潤子先生の本性など少しも知らなかった、
まだ純真な一年生だったオレが図書委員になったことだ。
 なった動機が、綺麗な先生の下で云々だったなんてことは、
絶対に知られるわけにはいかない。
 ともあれ、不純な動機で入った委員会、本のことなどサッパリ分からないオレは、
一ヶ月もして潤子先生の本性が分かったら辞めたいと思うようになっていたのだが、
そうは女帝が許さなかった。
 どういうわけか、オレは気に入られてしまい、準備室では指定席をあてがわれ、
何か事あるたびに徴用される身の上となってしまった。
 まぁ、そのおかげで授業サボりで、快適空間に来ても、
とやかく言われることはなかったし、図書委員を辞めた今でも出入り自由なわけで、
禍福はあざなんとやらだ。
227名無し物書き@推敲中?:04/10/23 00:18:04
「お前も末期か…。かわいそうに」
「は?」
 机に片肘ついて気だるそうにこっちを見ていた女帝は、突然に哀れみの言葉をお口になされた。
「なんすか、急に」
「常時よりのヘタレ倦怠感、燃え尽き症候群、そして突発性ボケ表情。
 この合併症を人としての末期ととらえんでどうする」
 空いた手で三つ指数え、女帝は面白そうに講義をして下さった。
 だったら、暴力行為の頻発、社会規範の軽視、独裁政治推奨の貴女様も十分に末期でしょうが。
 口に出せば死刑執行確実の言葉を飲み込んで、引きつった愛想笑いで首を縦に振る。
 うっ…
 引きつった笑みが別の意味で固まった。
 潤子先生が男子生徒に人気な原因の主要な部分を占める、
あの、サイズは巨乳とは言いがたいが形は美麗、
神城の至宝と称えられる美乳がこの位置ではよく見える。
 薄手の純白ブラウス越しに、ラインがやたらに透けている。
サービスで、胸元の白い肌までもちらりと覗く始末。
これに黒のタイトスカートから覗く脚線美が加われば……。
 くっ、これは純粋に画的に見ればオイシイが、前後を加味すれば危険だ。
 エロ思考が発覚すれば、どんな恐ろしい目にあうことか…。
「そういや、約束破った件、いの一番にどやされると思ったんですが……」
 ここは頭を別の方に逸らそう。
228名無し物書き@推敲中?:04/10/23 00:18:43
 約束。
 二ヶ月ほど前、二年生に進級してすぐに、オレは野球部へと入部した。
 そん時、形だけ在籍してた剣道部と野球部の顧問が折り合い悪く、
尚且つ、オレが中学時代に下手に剣道で成果を出していたため、
ちょっとばっかりうまくいかなかった。
 で、それを潤子先生がとりなしてくれたんだが、その時に交換条件で約束させられた事がある。
 県内予選を制覇する事。
 かなり無茶な話だったが、オレはそれを承諾した。
というか、せざるをえなかった。
 で、結果はというと、奇跡的に四回戦までいったが、そこで敗北。
約束は果たせなかった。
「ん?」
 意外そうに、潤子先生は目を丸くして、身体を起こすとそのまま後ろを向いてしまった。
なにやら、デスクの引き出しを開けて、物を探しているようだ。
 薮蛇か? 違う方向に導火線へ着火か?
「あれは、正確には約束じゃなくて、契約だからな。
 違反すれば、罰則がある」
 まだ、うっすらブララインの透ける背中を見せたまま、
潤子先生は恐怖を増加させる事を言ってのけた。
 そんな条件、言わなかったじゃねえか。不履行だ、裁判だ!
 女帝の前に民主的法律が無意味だと分かりつつ、心でデモ行進。かなり空しい。
229名無し物書き@推敲中?:04/10/23 00:19:26
「――ただ、満足度は県内制覇と同じぐらいもらったし、特例で許そう。
 さーて、祝杯をあげるぞ」
 振り返った潤子先生の顔は意外にもやさしい笑顔だった。
まったく、裏があるようでもない。
ただ、その手にしたワインボトルが、あまりにもこの部屋に不似合いだったが。
「祝杯って、それでですか?」
「あぁ。グラスがないから、味気なく紙コップでの乾杯になるが」
 気にするのはそこじゃないだろうに、唖然としたオレを無視して、
潤子先生は普段コーヒーを飲んでいる紙コップを二つ、すすっと取り出し、
オレの前にも一つ置いた。
 いや、でも、美味しくないでしょ、そんな机の中に入れっぱだったら。
 と、色々なこちらの気がかりは放って置かれ、
潤子先生は慣れた手つきでコルクを外し始めていた。
「慣れたもんですね」
「大人と子供の差だな。
 まぁ、こんなものに慣れていても、何の自慢にもなりはしないけど……」
 ポン!
 抜けた。
と、甘ったるいというか、なんともいい香りが立ち上り、
扇風機によって部屋中に広げられていく。
「空気で酔いそうだ……」
「ふっ、ガキ!」
 素直な観想を口にしたら、鼻で笑われた。
230名無し物書き@推敲中?:04/10/23 00:52:20
ここは出来の悪い文章を晒すスレになりますた
231225:04/10/23 00:59:02
あ、言葉足らずですいません。
駄文ですが、批評を下さるとありがたいです。
文章が上手くなりたいのです。
232名無し物書き@推敲中?:04/10/23 01:01:00
酷評スレのほうが……
233185-190,192:04/10/23 13:14:54
「な、なによ。ヒミツって」
ミタはにやにやと笑いながら「あれはいつだったかなぁ。
あんたがバスケットボール部やめた頃だったかな。
わたし塾の帰りにあんたの家に借りていたCD返しに行ったんだよね。
玄関の前に立ってインターホン押そうとしたけど、夜だから
もう寝ていたら悪いと思って庭にまわって、家の中を覗いて見たんだ
・・・そしたら、あんたとあんたのお父さんが、ソファーの上で・・・」


  ――ああっ!夢じゃ・・・夢じゃなかったんだ――


 わたしは全身から血の気が引くのを感じた・・・あれは夢ではなかった。
しかもそれを同級生に見られてしまったなんて・・・・・・。
胸の中が熱くなった。怒りと不安と悲しみがまぜこぜになった
気持ちになった。


  ――こんな秘密を知っている人間がいちゃいけない!――


 その時、カッターナイフを握っていた右手に力が入るのを感じた。
わたしにとってカッターナイフはもはやただの脅しの道具ではなくなった。
234185-190,192,193:04/10/23 13:18:07
>>185-190,192,193ですが
肝心な部分(233)が抜けていました。
235名無し物書き@推敲中?:04/10/23 13:20:11
>>203>>207

 おおかた文節が少し長いと「読む気しない」などと言うクチだろう。
投稿文をろくに読みもしないでそんなことを言っているんじゃないのか?
ちっともダラダラなんてしてやしない。
 感情の抑揚から、視界、身体感覚まで、きちんと描写してある。
これは必要な描写であり、また、一連の体と心の動きは一つの文節で
書き表すほうがよい。分断してしまうと、動きの連続性が失われる。

 あんたが紹介した、投稿サイトの優勝作品とやらは、
感情も、視界も、身体感覚も、きちんと描写されていない。
感情が乏しい設定としても、その冷たい心、冷静な心を、描写するべきだ。
会話が単調に連続し、それによって描写の少なさをごまかしている。
全体が客観的であり、映画で言うならズームアウトのままで撮り続けた物のようだ。
客観的であるから、小説の世界観に引っ張り込む力が足りない。
 主観的な描写がよいか、客観描写がよいかは、好みにもよるのだろうが
主観的な描写のほうが、よりその世界観に入り込みやすくなる。
客観描写で、視界や身体感覚を描写しないのなら、それは小説で表現する必然性が無い。
 小説は登場人物(主に主人公)の視点で世界観を捉え、一体感を
得て読めるものが良いと、俺は考える。
 読書になれていない者は、会話の連続を好む。読書になれていない者は
描写を脳内で(感覚を含んだ)イメージに変換できない。
したがって読書をしない者は描写を嫌う。
236235:04/10/23 13:20:39
 だいたい投稿サイトで支持を得ても意味がない。
世間では読書離れが進み、読むほうが少数派となっているのが現状だ。
本を読まないものたちに喜ばれるものを書いても、多くの本を読んできた
新人賞の審査員に支持を得ない。
 そしてデビューしたとしても、読書家には見向きもされないだろう。

 ネットからデビューした小説家の小説が、読書家に評判が悪く
文壇にも相手にされていないことは明白だ。
 そしてそんな小説家の小説は、流行によって売れることがあっても
それが終われば、それまでの運命となるだろう。
237185:04/10/23 16:13:54
233が抜けていたので
>>185-190,233,192-193この順で読んでほしい。
238名無し物書き@推敲中?:04/10/23 19:30:26
239名無し物書き@推敲中?:04/10/30 16:59:03
 
240罧原堤 ◆mm/T2n8mWo :04/10/30 17:04:41
>>203>>207
何かこの文体見覚えがあるなプププ
241名無し物書き@推敲中?:04/10/30 17:56:00
つつみん、昨日今日と荒れてるなあ。
242名無し物書き@推敲中?:04/10/30 18:02:44
>>240
どこで見たかおしえて
243名無し物書き@推敲中?:04/10/31 12:47:05
                ___
.         / ̄ ̄ ̄       ̄ ̄ ̄\        ククク・・・・・・
.        /         _         ヽ
        /   、_ ̄`― _,ー- ̄    ヽ      駄作書きのキレるパターンは
      /    -- `―、__, ― --     ヽ     いろいろあって
      |     _  ー 、_, ―''  _     |     じつに興味深い
     /~~~l =ニ~―~ニヾ   〃ニ~―~ニ=  l~~~ヽ
    / l l l| _,, ====、     , ==== 、_ |l l l ヽ   わしは その様を
   /「l⌒| || =ニ・ニ⊃|   |⊂二・ニ= .| l |⌒l7.|   ROM あるいは
.   | .|.l⌒|l |    :二二|    |二二     | l|⌒l.|l |  煽りながら
.  / l |.l\|l| 〜― 、_,/ |   |ヽ、_, - 〜  .|l|/l.| l |  2chをたしなむのを
  / | lヽ二|| 〜― 、_/ (    )ヽ、_,-― ヽ  ||ニノll |l 人生最高の愉悦と感じておる
. / l | l  l l |   |丁T┬┬\__/┬┬T'丁|    | l l  l|
..| l  l ll l |  \匚匚匚匚匚匚匚匚|/    | ll l ll lゝ
.| l l l l l |         _          |l ll ll  l |  駄作書きがマジギレする様は
|l_」 l l  l ヽ、_       ≡        __ノll  l llL_}
  |ハ l l  |\`ヽ           ,-‐'´ノ l lll l |   ̄  楽しい・・・・・・・・・
.   || | ハ  |. \:::\_____/:::/| ハ ハ  |
   l .|.|. |  |   \:::::::::::::::::::::::::::::::::::/  V | .| |  |
   l  || | |     \          /       | | .| .|
.    | | |      \       /         ||.  |.|
       ||                      |  l|
244名無し物書き@推敲中?:04/10/31 22:42:25
この駄作↓はどう思う?
http://www.office-you.net/anokoro/anokoro0.htm
それなりにおもろかったのだが・・・
245名無し物書き@推敲中?:04/10/31 23:20:38
そんなことより俺のキンタマを見てくれ。
こいつをどう思う?
246名無し物書き@推敲中?:04/10/31 23:50:25
我々は一人の無職を失った!
しかし、これは敗北を意味するのか!?
諸君らが愛してくれた証生は死んだ……なぜだ?!
この悲しみも怒りも忘れてはならない!
それを……証生は、死を以て我々に示してくれた・・・!
我々は今、この怒りを結集し、テロリストに叩きつけて、
初めて真の勝利を得ることができる。
この勝利こそ、被害者すべてへの最大の慰めとなる。
国民よ! 哀しみを怒りに変えて…立てよ、国民よ!!
ジーク・ニホン!!
247名無し物書き@推敲中?:04/10/31 23:53:13
>>245
あんまバランスが良くないね
248名無し物書き@推敲中?:04/11/01 01:02:32
>>244
結構面白いね
これは意外
249244:04/11/01 20:03:33
>>248
でしょ。けっこう面白いように思えた・・・。
250名無し物書き@推敲中?:04/11/01 21:37:30
一時間で書き上げてみた
ttp://up.nm78.com/data/up016930.txt
251名無し物書き@推敲中?:04/11/01 23:49:03
>>250
読みました。
ちょっと、きついです。入れません。
主体の心情に同調するのが、すごい難しい。
252稚拙ですが・・・:04/11/02 11:03:46
  「キリギリス」

 昔々,あるところにアリさんとキリギリスさんがいました。
アリさんはいつも一生懸命働いて、年金も払っていました。
キリギリスさんは、いつも趣味の音楽を奏でてばかり。
 あるときアリさんはキリギリスさんに問い掛けました。
「ねえ、キリギリスさん、そんなに遊んでばかりいて冬は大丈夫なの?」
キリギリスは答えます。
「先のことばかり考えても仕方がないよ、僕は音楽にかけているんだ、
 僕には音楽しかない、いや僕には音楽があるんだ。
 ・・・アリさん、実は来週音楽のコンテストがあるんです。
 それに合格すれば僕は音楽でやっていける、それが僕の夢なんです」
(そして、今までお世話になっているおじいさんの夢でもあるんだ)
夏の澄み切った青空をキリギリスはうれしそうに眺めていた。
253稚拙ですが・・・:04/11/02 11:07:08
 キリギリスさんのコンテストの日がやってきました。
(大丈夫、あんなに頑張ったんだ、絶対大丈夫。)
しかし結果は第一次審査で不合格でした。
原因は明確です。
皮肉なことに練習のし過ぎで楽器がいい音を奏でなくなっていたのです。
(うちには買い換える余裕もない、せめて僕に盗人になる度胸があれば・・・)
呆然とした1ヶ月を過ごしているうちに、おじいさんは死んでしまいました。
254稚拙ですが・・・:04/11/02 11:12:42
 冬。寒い寒い冬がやってきました。
 夢断たれ、大切な人を失ったキリギリスは気力もなく蓄え・食料もありません。
家賃滞納で、家も追い出されてしまいました。
コンテストに向けた深夜まで続く猛特訓のため、
近所住民との仲は完全に冷え切り、もはやアリに頼るしかありませんでした。
 ドンドンドン、「アリさん、アリさん」
ドアの向こうからアリが応えます。「やあ、キリギリスさん、どうしましたか」
「実は・・・」
キリギリスは事の次第をアリに告げ、せめて今日の食事と宿を頼みました。
「わかりました、少し待っていてください」
ホッとしたキリギリスはドアの前でしゃがんで待っていました。
 しかし、いくら待てどもアリは来ません。
夜の吹雪が容赦なくキリギリスの体力を奪っていきます。
たまらずキリギリスはせめて中に入れてくれといいましたが
「いや、せっかく来てくれたのでパーティーの用意をしているんです」
「もう少し待ってください。今メインディッシュの用意をしていますから」
などと言ってなかなか入れてくれません。
やがてキリギリスは体が動かなくなり、意識が薄れてくるのを感じてきました。
そのときです。ガチャリとドアが開き、アリさんが出て来ました。
アリさんは足元に倒れているキリギリスに、やさしい笑顔で言いました。
「キリギリスさん、食事の準備ができましたよ」
255稚拙ですが・・・:04/11/02 11:19:01
はじめはフランダースみたいなの書きたかったんですが・・・
批評お願いします
 
256名無し物書き@推敲中?:04/11/02 13:12:41
>>252-254
コンテスト〜おじいさんのエピソードはいらない。
元の童話に最後の三行を付け足すだけでOK.
257名無し物書き@推敲中?:04/11/02 18:44:32
批評してみます。私はプロでもなんでもないけど。

で、文章は、上手なんじゃないですか?
第三者の視点で、登場人物の心情を推察させる形で書いていて、実際に
その気持ちを想像できる。
でもさ、伝えたいことは何?気持ち悪さですか?
そりゃ、気持ち悪いものへのニーズもそれなりにあるだろうけど、
君は、読んだ人を気持ち悪くさせたいの?
書き手として、テーマを持つことは重要で、当然、気持ち悪さをテーマにしても
いいけど、それは、きみが本当に望んでることなの?
批評お願いしますっていうから、読んでみたら、読後は相当気持ち悪くなった。
読後は気持ちよくなるもののほうが、プレミスのニーズとしてあるんでねーの?
258稚拙ですが・・・:04/11/02 19:17:40
うーん、確かに救いのない話になってしまいました。無駄も多いし。
何も考えずにその場で思いつくままに書いちゃ駄目ですね。
259名無し物書き@推敲中?:04/12/05 19:06:34
>>257
なんで気持ち悪くなるのかがわからん。それ以外は同意だがね。
260名無し物書き@推敲中?:04/12/05 22:47:27
261名無し物書き@推敲中?:05/03/03 18:37:57
>>158>>173>>174
の続き。

C
「まずいって? くんくん……別におかしな
においはしないぜ」
 ダンバルは不思議そうに言った。
「こっちの野菜はどうだ?」
 ヤズニマが言った。
「……平気だ。おいしい」
 アレクは言った。ダンバルとヤズニマは顔
を見合わせた。
「……やっとしゃべったと思ったら、おかし
なことを言うなあ」
 ダンバルは言った。
「……どうも肉や魚がだめらしいぜ。パンと
かは平気……ハハ」
 ヤズニマは笑った。
 翌日。
「さあて、聞いてまわるか」
 ダンバル達は宿を出て町の人々に薬の素の
作り士について聞いてまわった。アレクは二
人の後についていった。
262名無し物書き@推敲中?:05/03/03 18:44:36
感想とかどうぞ。
263名無し物書き@推敲中?:2005/04/03(日) 13:22:34
およそ忠告ほど人が気前よく与える物はない。


                  ラ・ロシュフコー
264名無し物書き@推敲中?:2005/07/07(木) 20:07:56
ふうむ
265名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 00:01:44


うちの真向かいにある医院。もうずっと前から放置されていることを窺わせる鉢植えから、
ツタ科の植物がもぞもぞと壁を這い上がり、古い建物を覆いつくしている。
そこに半分隠れるようにしてあるのが、

「医院かい?」

という看板。

・・・ありゃぁ、きっとあんまり患者がこねえェもんだからてめぇで聞きたくなったか、そうでなけりゃ
通院意思の事前確認だな、とじいちゃんは納得したように言ってた。
僕は少なくとも耳鼻とか小児とか書いてあるのが病院だと思う。
まあ、あそこがなんであれ関わることは自分からも、向こうからも絶対にないと思っていた。




266名無し物書き@推敲中?:2005/07/17(日) 00:29:15
「出て行け!!!」
父にそう怒鳴られたとき、僕はもうすでに殴り倒されていた。
床がぐわんぐわんと歪んで揺れ、バイキングにふざけて十回も乗った時のことを
思い出した。激しく滾る怒りと反抗。
 「あぁ、いいさ。これでバイバイだ。」
自分で驚くほど、ドラマのように冷静に言い放ったのに、立ち上がり方はまるで生まれたての孔牛のように
なよなよしく、パンチをくらった頭はまだガンガンしていた。
殴られた頬がひりひりと痛い。しかし、足は憤然と玄関へと向かって突き進んでいる。
その時、ヒュッ―  となにかが僕の頭をかすめ、ドクッとイヤな音をたてて、まさに今
出て行こうと開けたドアを通って道路に落ちた。
267名無し物書き@推敲中?:2005/08/02(火) 23:51:52
俺の書いた奴も批評してもらえないだろうか?
268名無し物書き@推敲中?:2005/10/20(木) 19:25:20
ここ、廃れてますか?
269名無し物書き@推敲中?:2005/10/24(月) 02:26:53
誰もいない感じですか?
270名無し物書き@推敲中?:2005/10/24(月) 02:39:30
よし来い!
271名無し物書き@推敲中?:2005/10/24(月) 17:53:27
じゃあ、ちょっと書かせてもらいますよ。
不定期になりますが、批評あればしてくれると嬉し。
2721/?:2005/10/24(月) 17:55:46
ふとした瞬間に、頭の中をよぎるヴィジョンがある。
それはひどく曖昧で抽象的で、独創的で幻想的だ。
いつの頃からか、そのヴィジョンは思考の隙間に巧い具合に入り
込んで、僕の脳味噌を電動泡立て器で掻き回すようにぐちゃぐち
ゃに掻き乱してしてくれる。
とても気持ちが悪い。頭のなか、頭蓋骨に包まれて、得体の知れ
ない蟲が蠢いているような感じだ。
しかし実際問題、僕の頭のなかには蟲なんて気味の悪い生物は住
んでいない。僕がこんな風にどこかイッちゃった思考を巡らせる
のは、周りの腐りきった人間達が立てる声という名の騒音公害が、
僕の身体に重大な――もはや回復の仕様が無いほどに重大
な害を及ぼしているせいだろう。
2732/?:2005/10/24(月) 17:56:20
 
キンコンカンコンと拍子の抜ける音が教室のスピーカーから流れ
てきても、現代文の授業は幕を下ろさなかった。前髪が人よりも
後退した頭を振り回していた教師がチョークを黒板消しの横に置
いて、やっと授業は終了した。
授業終了後の開放感なんてものは、携帯電話が発達した今の時代
ではあまり味わえる機会は減った。そこかしこでパチンパチンと
携帯の閉じる音に送り出された現代文の担当教師、は本拠地であ
る職員室に向かってとぼとぼと足を動かして行った。
僕は組んだ腕の間から顔を上げて、なんの気はなしに窓の外に目
をやる。
目立たない汚れでぼやける学校の窓ガラスの向こうには、胸糞が
悪くなるほどに晴れ渡った秋の晴天が広がっていて、思わず机を
投げ飛ばして教室のありとあらゆる物質に暴力という僕の精神衛
生の上では欠かせない衝動をぶつけてやりたくなった。
274名無し物書き@推敲中?:2005/10/24(月) 17:58:02
とりあえず、段落の行頭は一字下げてくれると読みやすい。
275名無し物書き@推敲中?:2005/10/24(月) 18:44:08
>掻き乱してしてくれる。

こんな短い文章で(ry
276272:2005/10/24(月) 19:07:21
>>274
そうですか?では次からはそうします。
>>257
精進します…orz
しかし、どれくらいの長さが読むのに丁度いいのでしょうか?
277274:2005/10/24(月) 19:15:44
いや、小説自体の長さではなく、
字下げや、誤字を無くすための推稿なんかは読者を意識してたら
当然するものだから、きちんとやろうってことだと思うよ。

感想は全部終わってからの方がいいのかな?
278272:2005/10/24(月) 19:30:26
>>277
ああそうか…そうですよね。
これからは気を付けます。

感想は合間に入れてくださって結構ですよ。
2793/?:2005/10/30(日) 04:07:51

 学校からの帰り道はいくつかある。
 真っ直ぐ家に帰るとすれば、今日の晩ご飯をいかに簡単に作るかと頭を悩
ます主婦たちが行き交う商店街を通るし、少し遠回をして大通りを通れば学
校帰りの高校生や中学生達が遊ぶ駅前に出る。近道をすれば複雑に入り組ん
だ道を通ることになるが、真っ直ぐ帰る道よりも十分ほど早く家に着く。
 それからもうひとつ、帰り道があった。商店街よりも遠回りに駅前まで行
かないで家に帰る道で、人通りが少なく、その割に住宅が密集しているので
空き巣やひったくりなどが多いやたらと物騒な道筋だった。つい先日も通り
魔が小学生の腕をカッターで切ったという事件があったばかりだ。
 けれど、そんな物騒なところでも、いや、物騒なところだからこその利点
がある。僕がこの道をよく通るのは、その利点の為でもあった。
 とくに高齢者が住む古い家々の辺りには小さな公園や空き地があり、鎖の
切れたブランコや背の高い雑草に隠れた鉄棒が、寂しさを自慢するかのよう
に点在している。そこには地面すれすれの高さの石造りのベンチにホームレ
スが寝そべり、野良犬やどこかの家から脱走した蛇が住み着いていることも
ある。
2804/?:2005/10/30(日) 04:09:21
 前に近くの住宅に住んでいるという小学生に、くさい臭いを放つホームレ
スはたまに夕方になるとどこかへ出掛けて、ふらりと朝になる頃に帰ってく
ると聞いたことがあった。どこに行っているのか、それは誰も知らない。た
だ昼間はずっと眠っていて、ときたま陽が沈む頃にどこかへ出掛けるらし
い。そんな不可解な行動をするホームレスは、その日もそこにいた。ただい
つもと違うところがあり、地面すれすれの高さの石造りのベンチに横たわ
り、腹から血を流して死んでいたのだ。そのホームレスだった、くさい臭い
を放つどこの誰かもわからないすでにただの死体となってしまったその肉の
塊の向こう側には、中学生くらいの女の子が淡いピンク色のシャツにべとり
と黒い液体をつけて立っていた。女の子は虚ろな目でぼうっと、切り裂いた
腹を見つめている。
 僕は一歩、また一歩、女の子に近付く。女の子は気付いているのかいないのか、わざと小石を蹴ったり枝を踏みつけて音を立ててみても微動だにしな
かった。
 死体から二十メートルほどの距離を置いて足を止める。やはり女の子は少
しも動かず、僕は目を開いて眠っているのかと疑った。
 あまりにも長い間動かないので、仕方なしに声をかけてみた。
「君が殺したの?」
281?5/?:2005/10/30(日) 04:10:35

「うん」
 ああ、ちゃんと起きていたのか。僕はそれだけを思った。怖いとか気持ち
悪いとか、警察に通報しようなんていうありきたりなことを考える脳味噌は
とっくに蟲に喰われていたらしい。
 女の子が二、三度瞬きをして、ふいに気がついたように手に持ったナイフ
をスカートで拭った。灰色のプリーツのスカートの奥に白い足が見えて、そ
の様子に僕は見蕩れた。
「……ごめんね」
「なにが?」
「…お兄さんが虐めてたホームレス、殺しちゃって」
 女の子の僕を見る目は、たとえば漫画でよくあるシーン、拾って帰った猫
を家の人に元の場所に捨てて来いと言われ、元の場所でごめんねと猫に謝る
子供の、悲しげな瞳に似ていた。純粋に謝罪を示し、それなのにすぐにでも
そのことを忘れておもちゃを探し始める子供。そんな一時だけの悲しげな瞳
だった。
 僕は足下近くにやってきたバッタをつま先で踏みつぶして、それをさらに
靴の踵ですり潰してから、顔をあげて女の子に言った。
「別にいいよ。君がいるから」
2826/?:2005/11/04(金) 21:32:53
「私を虐めるの?」
 女の子はそう言って僕を見る。怯えもなく、戸惑いもなく、真っ直ぐに。
それでも光の翳る目には僕の姿は映っていない。人形のガラス玉のような目
を向けた女の子は、ただ僕を見ているだけだった。
 僕はつまらなかった。怯え、自身を庇い、抵抗し、喚き、逃げようとする
姿が面白かったのに、目の前の女の子にはそれが期待できないからだ。相手
がどういう反応をするかはその相手をちょっと見ればわかる。無表情で僕を
見る女の子は、絶対に怯えたり、泣いたりしない人種だ。だから、僕は首を
振った。
「虐めないよ。死んでる人間を痛めつけても面白くない」
「私、死んでないよ」
「死んでるよ」
 感情の希薄な人間は死んでいるも同じだ。外界との接触を自らも知らぬう
ちに絶ち、それでいて普通の人間とも変わらぬ生活を送っている。まるでゾ
ンビのようだと思う。そういえば、死んだ友人もゾンビだった。何にも感じ
ないように自分の殻に閉じこもったまま、学校では普通に笑っていたソイツ
は、僕にしてみればひどく気味が悪かった。
2837/?:2005/11/04(金) 21:46:55
 けれどそんなゾンビは一昨年にこの世から消え去り、僕の日常は平和にな
った。かと思えば、今度はちいさなゾンビが代わりにとでもいうように目の
前に現れた。僕はゾンビに憑かれているのだろうか。そう思ってため息を吐
いたとき、現世にいるゾンビが声を挙げた。
「生きてるよ!」
 一瞬、息が詰まった。予想外の反応だった。女の子の、ゾンビの目に生気
が宿る。お見事、神様の超能力かそれともゾンビが人間の皮を被ったのか、
とにかくゾンビが生き返ったように見えた。そして目の前の(おそらくつい
さっき)自分が腹を切り裂いたホームレスに視線を下げた。感情のこもって
いなかったはずの女の子の表情がみるみるうちに青ざめ、生き返ったゾンビ
は咄嗟に口元を押さえると女の子らしいキンキン声で、辺りに響きわたるほ
どの悲鳴をあげた。
「ひ、人殺しっ!!」
 叫ぶ女の子の恐怖に染まった表情がとてもきれいで、僕は頬が緩むのを感
じながら足を踏み出した。しかし、女の子の台詞に違和感を感じて、右足を
一歩踏み出した不自然な格好で僕の体は硬直した。ちょっとまて。僕は混乱
した。なんで僕が人殺しなんだ。殺したのはお前だろう。何言ってるんだ、
頭おかしいんじゃないのか。こういうタイプは手を出すとヒステリックに叫
ぶからやっかいだ。でも、さっきはこんな人種じゃなかったはずなのに。
 混乱する頭のどこかで、遠くから走ってくる足音が聞こえていた。
284名無し物書き@推敲中?:2005/12/30(金) 09:35:50
”インテリジェント・ゴリラスーツ”を常に身に着けることが、この未来社会での第一のルールだった。
それを着用しない外出は、まさしく死を意味した。ゴリラスーツに装備された高価な機械が発見次第
すぐ反応し、パワーアームで、即撲殺。辺り一面が肉片や汚物で汚れても、パワーアームできれいに
掃除するから手は汚れずに済む。未来社会では水は人の命よりも高価だから、それは環境にも
やさしい。指先すべてに仕込まれた、肉食の昆虫が全ての肉片や汚物を食べてしまうのだ。その後、
今度は虫が排泄した糞がゴリラスーツの動力となるのである。何と合理的であろうか。
このゴリラスーツを開発した、J・チャリティ博士はその為に大いに苦労した。
285名無し物書き@推敲中?:2006/01/04(水) 02:36:39
dat落ち帽子失礼
286悪夢聡史 ◆manko/yek. :2006/01/04(水) 12:19:34
>>284
これは最高だ














実は、俺が書いたんだけどな
287名無し物書き@推敲中?:2006/01/04(水) 12:31:30
おい糞コテ、>>284は悪くないよ。
でも全然小説じゃない。根本的なところで完全に勘違いしている。
> ”インテリジェント・ゴリラスーツ”を常に身に着けることが、この未来社会での第一のルールだった。
>それを着用しない外出は、まさしく死を意味した。

一行目はまあ良い。だが2行目は最悪。
>それを着用しない外出は、まさしく死を意味した。
という部分ね。この部分は読者に見せるようにしたほうがいいね。
288コーン ◆lGtUvbTAsk :2006/01/04(水) 14:08:19
>>284
家畜人ヤプーみたいだと思った。
2898/?:2006/01/09(月) 21:23:15

 走った。
 走って走って走って走って、気がついたら街の中だった。
 僕はゆっくりと足の動きを緩め、立ち止まると後ろを振りし視線を巡らせる。
不特定多数の人の行き交う人の群れ。五月蝿い雑音と化した雑踏の中には僕を追
ってくる者の姿はない。
 適当なデパートの壁に凭れ掛かって高ぶった心臓と荒い息遣いをなんとか沈め
ようようと深呼吸を繰り返す。行き交う人の波には僕に注意を払う人なんかいや
しないだろうから、僕は軽く辺りを見回して追いかけてくる人がいないことをも
う一度確認すると重力にまかせてその場に座り込んだ。予想以上の衝撃で少し尻
が痛い。
 小さな公園で女の子が叫んだあと、近づいてくる足音を耳にして僕はすぐに
逃げ出した。今頃あの公園では僕がホームレス殺しの犯人になっているだろう。
あの女の子が僕の逃げ出した方向を指差して、知らないお兄ちゃんが殺したの。
とかなんとか口走っているに違いない。……最悪だ。殺したのは僕じゃない。あ
の不気味な女の子の方だっていうのに。
2909/?:2006/01/09(月) 21:27:05
 曲げた膝の間から床を見つめて深呼吸を繰りかえす。けれど次の瞬間静まろう
としていた心臓が跳ね上がった。
「お兄ちゃん」
 頭上から降ってきた声。足下にかかる影。
 顔を上げることを一瞬忘れた。声に反応するのは跳ね上がった肩だ。
「お兄ちゃん」
 激しく動き出した心臓を押し止めるように目と強く瞑る。二、三度深呼吸を繰
り返してから、自分の心に、そして頭に言い聞かせる。目の前にいるのはただの
女の子だと。ちょっと頭がヤバくて、でも体力的には絶対自分に敵うはずはない。
だから、恐れることはないと言い聞かせる。
「お兄ちゃん」
 さっきから声のトーンが全く変わっていない。反応がなくても機嫌を損ねたり
していないのだろう。
 僕は足下にかかる影の本体と向き合う為に、顔を上げた。
 夕方のはずなのにまだ太陽は高い位置にあって、女の子の背中に降り注いだ陽
光が邪魔だ。女の子の顔は逆光になっていてよく見えない。黒髪の間から白い歯
が覗き、女の子はもう一度変わらないトーンでお兄ちゃん、と僕を呼んだ。
291名無し物書き@推敲中?:2006/01/31(火) 04:34:30
>>290
1から9まで拝読しました。
読者を惹きつける力ありますね。
死体が見つかる所、もう少しドラマチックに。
情景描写、もうちょっと具体的に。
中学生が「女の子」でいいのか。
注文はこれくらいですね。
ガンバって下さい。
292名無し物書き@推敲中?:2006/02/02(木) 19:10:47
http://www.rak3.jp/home/rak2_pv.cgi?no=hujosihiroba1&op_ad=http%3A%2F%2Fhujosi%2Eexblog%2Ejp%2F

このHPの小説をダメだししてください・・・・
毒はいてほしいんです。感想もないのでいけないところをどう撤回すればいいのか
わからないのです。お願いします。このダメだしで何とかしていきます。お願いします。
ブログで読みにくいところは目をつぶってください。
293名無し物書き@推敲中?:2006/02/03(金) 02:39:06
>>292
申し訳ないですが2ちゃんのURLアドレス
はクリックしないことにしているので、
10-20行引用して下さればと……。
294名無し物書き@推敲中?:2006/02/03(金) 03:09:54
>>290
描写がくどい割に、状況がわかりづらい感じがします。
内面の描写と、状況の描写の比率をもう少し練ったほうが良いかと。

もう1つ、漢字の多用しすぎは読みづらくなるだけです。
意図的に減らすくらいでちょうど良いと思います。
295名無し物書き@推敲中?:2006/02/03(金) 03:38:20
>>292

えーと・・・まず文章的な面から。
地の文の視点を統一してください。
主人公が感じた、考えた事なのか、それとも神の視点からの情景描写なのか
はっきりしない文が何箇所かあります。

>友明の話を聞いて生徒達はさらに驚く。
主人公の視点で、クラスメイトの事を「生徒達」とは言いませんよね?

それと、主人公の主観でない情景描写をもう少し書きこまないと
なにが起きているのか読者にはわかりづらくなってしまいます。

作劇は、書きたいシーン、書きたい台詞が沢山あるのが
良く伝わってきますが、書きたいことだけ書いていても
物語にはならないのです。
そこに至るまでの状況と設定を積み上げて
つじつまを合わせて違和感のない状況を作り上げる事が必要です。

無理に繋げようとせずに、書きたいシーンだけ
まず最初に書いてしまい、その状況にどうやって持って行くかを
考えながら物語を作っていくという方法があります。
例えばラストシーンを考えてみて、そこからお話を膨らませてみてください。

面白い話を考えられれば、文章力は二の次です。
小説に限らず、映画や漫画でもその力は養えますので
色々見て読んで、どんどん吸収してください。
296292:2006/02/03(金) 09:01:54
批判をいただきありがとうございました。
感謝します。
297連載者:2006/02/04(土) 06:33:45
>>291
読んで頂きありがとうございます。
読者を引きつける力があるとは言われると思わなかったのでとても光栄です。
ドラマチックさは色々な小説を読んだり読み返したりして身に付けたいと想います。
どうもクサくなってしまうような気がしてでしいのですが、頑張ります。
情景描写、もう少し掘り下げて書いてみたいと思います。
中学生が「女の子」は変でしょうか・・・?
自分はあまり違和感がないので使ったのですが、適当なところで少女の名前は出すつもりまので、それまではこのまま「女の子」でいこうと思います。

>>294
描写がくどい・・・ですか。
適当に区切りがつけられてスムーズに書ければいいのですが、ついこだわってしまうのかもしれません。勉強します。
漢字の多用は、最近別に書いているもので漢字の多用を意図的に減らしているものがあるので、その書き方を持って来ようとおもいます。


ありがとうございました。
ご意見、参考にさせて頂きます。
298292:2006/02/04(土) 22:12:43
校に入学して、もうすぐ5月。

学校に慣れていくころ。

でも、慣れるがゆえにだらけてくるときあるよね・・・・

「あ〜あっっねんみ〜〜!!」

浩二はだらしなく机につっぷする。

「磯部くん、早く目を覚ましなよ。今日は英語の宿題の提出日でしょ?」

浩二の近くに座っているのは優太、前回のことあって少しずつ自己主張ができるように

なってきたが・・・・それを越してキツイことを優しい顔だけど言うようになっている。

こう見ると、前回の彼が信じられない。

「ぅっわ〜〜!!忘れてた!!写させて石田!!!」

「磯部君、悪いことは言わない。自分で少しは何とかしたほうがいいんじゃない?」

「そんなこといわないで頼むよ石田様〜〜!!まにあわねーよー!!!俺の頭じゃ・・・・
なぁ俺を助けると思って助けてくれよ〜〜石田は俺のこと嫌いなんだ〜〜〜わ〜〜〜ん」

浩二、宿題ごとき出マジ泣き。
泣かれるとやさしい彼はほっとけなくなってしまう・・・・・

「わかった・・・わかったから・・・泣かないで?うつしていいから、ね??」
299292:2006/02/04(土) 22:13:21
わかった・・・わかったから・・・泣かないで?うつしていいから、ね??」

「え!?ほんと!!やったぁ〜〜さっすが天使!!ありがとありがとありがと〜〜〜〜!!!」

さっきの涙はどこいったのかはわからないくらいに浩二は跳ね上がって宿題を早い勢いで写し取る。

優太はそのときその勢いで授業も受けたらいいのにと思ったことは言うまでもない。

「でっきた〜せんきゅ〜〜!!」

HR(ホームルーム)が始まる前に移し終えた浩二に優太は驚いた。

ノートを優太に返したあと、改めて浩二が机につっぷしたところでHRが始まる・・・・・
300292:2006/02/04(土) 22:14:52
HRが始まるときにくるのは、もちろん担任のタコ口。
タコ口嫌いが多いので、寝てる人が大半・・・・
だが、
「今日は転校生を紹介する!」
ガタン!!
浩二、さっきまで寝てたのにびっくりして飛び起きる。
「え!?ほんとほんとほんとほんと!!!!」
し〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん・・・・・
「磯部、座れ。」
転校生というものは騒がれるもの。
だが浩二は騒ぎすぎでみんなも騒ぎたいが
さすがに失笑して黙ってしまう・・・・・・
でも、浩二は幼稚に騒ぐ。
「Please enter here.(ここに入りなさい)」
「The teacher who understood it.(わかりました先生。)」
301292:2006/02/04(土) 22:16:38
お〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!
タコ口がドアを開けて転校生を入れた瞬間、当然のことクラス全員騒ぎ出す。
無理もない。
学生の読者さん、転校生が白人の金髪の子だったらどうする?
さわぐだろ?!
それも、サラサラの金髪、ほりが深くて整った王子様フェイス!目はもちろん碧眼!
身長は磯部より高く白人なだけあって足も長い!!そして細くて色白だけどナヨナヨした
感じもないチョーモデル体系!!!騒がないほうがおかしいっちゅ〜の!!
騒ぎすぎでほかのクラスは授業にならない・・・・
「Please be quiet.(静かにしてください。)」
お〜〜〜!!!
転校生は静かにしてくれと言ってるが、英会話を習ってる人とタコ口と優太以外理解できるわけがない。
「転校生は静かにしてくれといっている!!」
「は〜い!!」
ここの女子は作者に似てミーハー、当然いい男の言うことは聞く。
302292:2006/02/04(土) 22:18:11
>>293
すみません。第3話まだ中途半端ですが引用しました。
さすがにこれ以上やると迷惑になりそうで^^;
303名無し物書き@推敲中?:2006/02/05(日) 00:53:57
最近、小説を書き始めて、知人には見せて反応は上々だったんですが、正直出来が不安なんです。
そこで、少し批評をお頼みしたいのですが。
ジャンルはノンフィクションの学園、少年犯罪系な感じ。
http://www.geocities.jp/watchnemo/Japanesegirl.html
304魔界皇帝:2006/02/05(日) 15:39:32
http://makaikoutei.web.fc2.com/
↑は自作のオリジナル小説です。まだ制作途中なんですけど、ちょっと読んで
もらえますか?

305ニセ時効警察の人:2006/02/05(日) 16:03:27
>>300
あのさ、いきなり“久留米”が“来る目”になってるんだけど


        ┏━━━━━━━━┓
     ┃  /HPの作者    \  ┃
     ┃/     ↓      \┃
     ┃ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ┃
     ┃彳 人______ ノ.┃
     ┃入丿ー◎-◎ーヽミ.┃
     ┃ r   . (_ _)     )┃
     ┃ (  ∴.ノ▽(∴  ノ ┃
     ┃⌒\_____ノ⌒┃
     ┃    ┗━┛   .┃
     ┃ >>逝っとく?   ┃
     ┗━━━━━━━━┛

306ニセ時効警察の人:2006/02/05(日) 16:05:58

ゴメン、ゴメン >300 じゃなくて >>303だったね。。。

 
307名無し物書き@推敲中?:2006/02/07(火) 17:13:28
>>298-300
使う言葉、もう少し整理した方がよいのでは。
298,2行「学校」。300,10-13行「騒ぐ」など。
300の英語、OKか確認を。
あと、どんな小説で誰が主人公なのか、
そろそろはっきりさせて下さい。
これ位ですね。
308292:2006/02/10(金) 08:57:29
307s>はい、ありがとうございました。
すみません;;
309名無し物書き@推敲中?:2006/02/16(木) 02:55:21
ttp://cclemon.ath.cx/nijiura/src/1139866425065.jpg

「最後に、もう一度舐めてきれいにしてくれ」
先端から残っていた精液を滴らせ、上を向いたペニスを再び口に押し付ける。
「うぅ・・・ひっく、ひっく。はい、わかりました」
ことりは泣きながら唇と舌を使いペニスから精液を舐め取った。
射精直後で敏感になっているためか思わず身震いしてしまう。
「よしよし、きれいに舐めたみたいだな。俺はこれから学校に行くから留守番を頼むな」
「私も学校に行かなくちゃ・・・」
「ことりはもう、俺のペットなんだから学校には行かなくてもいいんだよ」
「そ、そんな・・・」
「さ、出かける前にこれを付けないと」
俺は再び口枷をことりの口に嵌め、ローターを挿入する。
先程の愛撫で愛液が出ていたので小さめのローターはすんなりと挿入された。
そして一番振動が少ない状態にしてスイッチを入れる。
「んー、んー」
まだ痛みが残っているようだが、じきに馴れるだろう。
「それじゃあ出かけて来るから。良い子で待っているんだ」
最後にもう一度手足の拘束を確認してから、ことりのおでこに口付けをして、
俺は部屋を出た。

(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
31010/?:2006/03/10(金) 17:43:21
 日比谷加奈子という女子生徒は、僕の斜め前の席に座っている。
 退屈な現国の授業を淡々とノートを取ることで消化する彼女は、
なにが楽しくて学校へ来ているのだろう。以前の僕と同じように、
なんの楽しみもないのにただなんとなく通っているだけだろうか。
 黒いヘアゴムとヘアピンで簡単にまとめた髪の毛のしたに白いうな
じが覗いている。そこをカッターナイフで切りつけ、嫌がる彼女の顔
を想像をした。けれどいつのまにか想像は回想へと替わり、僕は昨
日のことを思い出していた。

 昨夜別れた女の子は、見た目どおり小学生だった。ぼうっとした目
で座り込む僕を値踏みするように見つめて、しばらくすると手を差し
出した。
「……目立つから、立って」
 僕をこんな状態にした張本人のくせに、女の子はそんなことは微塵
も忘れている。避難めいた色が瞳にうつり、僕は自分の力で立ち上が
るとなんとか息を整えた。微かに震えている手の動きを無理矢理おさ
え込んで、僕は平静を装って女の子に話しかけた。
「……なんで僕は人殺し扱いされなくちゃならないんだよ。
あのホームレスを、殺したのは、君じゃないか」
 目の前の女の子が殺人鬼だなんて、つい先ほどのことなのにまった
く実感がわかなかった。女の子は一瞬驚いたような顔をして、それか
らバツの悪そうな顔をしてうつむくとなにかを呟いた。
「――って言ったのに……だから香織は嫌いなのよ」
 なんのことを言っているのかわからない。僕が言葉の意味を問おう
としたとき、女の子は僕の手を引いて歩き出した。突然ひっぱられて
足がつんのめる。慌てて体勢を立て直すと、女の子は笑いながら
大丈夫? と聞いてきた。
 さっきと雰囲気が違っている。僕は女の子の変わりように眉を寄せた。
311名無し物書き@推敲中?:2006/03/26(日) 18:56:16
プロが言ってたけど、アマチュアの意見を聞けば聞くほど、
プロへの道からどんどん離れていくものなんだと。
編集やプロ作家が新人の原稿を見る場合、市場に流通させて利益が出るか、
ってところを抑えて意見を言うわけなんだけど、
素人の場合は意見を言うにしても基準が明確でない上、
自分の好みかどうかしか見ようとしないからね。
本気でプロになりたいなら、新人賞に応募して、
どこまで通過したかを目安にするのが一番だってハナシ。
312名無し物書き@推敲中?:2006/04/12(水) 17:57:09
つまりお前の意見は無視しろてことだな
313名無し物書き@推敲中?:2006/04/13(木) 11:17:07
そういうことだ。
314名無し物書き@推敲中?:2006/06/24(土) 19:45:01
315名無し物書き@推敲中?:2006/06/24(土) 23:33:57
316名無し物書き@推敲中?:2006/06/26(月) 13:42:42
>315
死が至上の世界でも、死ぬのはいけない。
(これは「自ら」死ぬのはいけない。ということでいいのかな?)
このテーマ自体は悪くなさそう。
ただこの設定はどうでしょうか。父と息子というとどうしてもハートウォームに
なりがちですが、それが狙いだとするとタイトルの「死の喜劇」はダール的な
ブラックユーモアを期待させてしまうので、そぐわない様に思います。

あと一応、プロットであってもあらすじであってもラストまで書いてください。
今の段階では正直、纏まったものを書く練習から始めましょう、と言ってしまいたく
なるのです。
317名無し物書き@推敲中?:2006/08/12(土) 07:04:38
ライトノベルと呼べるほど長くはないけれど、夏休みにちょこちょこと小説を書きました
文に長けている皆さんの意見が聞きたいです

http://21.xmbs.jp/iawy6nel/

携帯用に作成したものなので、PCからだと〔次へ〕ボタンを押すのが面倒かもしれませんが…
よろしくお願い致します
318名無し物書き@推敲中?:2006/08/12(土) 19:44:41
>>317
個人的に、そういうバッドエンドな話は好き。
だけどちょっと短すぎるかな、なんか展開早すぎる感じだった。
もうちょっと時間をかけて書いてみて。

文章能力の無い俺には、構成・表現方法についてはアドバイスできない。スマソ
319名無し物書き@推敲中?:2006/09/01(金) 01:06:09
趣味に時間や労力をつぎ込むでリアルの能力が低下するってのはよくないね。
他のレジャー趣味でも似たような物だけど、この不況&就職難、社会階層化が
如実になった今では趣味否定論が沸いて来るのも納得が行く。

リアルの能力が低下するっていうより、相対的に「置いて行かれる」かな。
生涯自己研鑽していかないと、相対的にどんどん堕ちていく時代ってこと。
サラリーマンやってれば5時から作家ごっこして遊んで過ごせ、職歴なくても
割のいいバイトやってれば済んでいた時代もあったが、今思えばそっちの方が
異常だったということだね。
320名無し物書き@推敲中?:2006/09/21(木) 19:31:46
ω

321名無し物書き@推敲中?:2006/09/21(木) 19:55:17
小説書き初めで自分の書いた文のどこが悪いか、どこを直すべきかが具体的にわからない。
なので、そういった文に長けている方の助言をもらいたい。

http://sougetu.oboroduki.com/novel.html

かなり辛口な感想をお願いします。そのほうが今後に役立つと思うので。
322名無し物書き@推敲中?:2006/09/21(木) 20:18:05
序章しか読んでないけど、「暗すぎる闇」って表現はよくわからない
ラノはもう少し混乱した方が自然な希ガス
323名無し物書き@推敲中?:2006/09/21(木) 20:51:17
>>322
コメントありがとうございます。
暗すぎる闇じゃなく深い闇、とかに変えたほうがいいですかね?
改めて、コメントありがとうございました。今後頑張っていきます。
324名無し物書き@推敲中?:2006/09/21(木) 21:04:59
いや、適当で申し訳ない
325名無し物書き@推敲中?:2006/09/28(木) 00:08:37
>>321
うん。ネタ的なオリジナル度は低いけれど、面白いと思う。
各話できっちり起承転結は出来ているし、話の運びも悪くないと思うしね。
こういった作品にしては珍しく、自分の素性を一切隠さずに明かした上で、
殺すため生かすため他人と積極的に関わっていく主人公たちのスタイルは
面白いと思った。

ただ、もう少し地の文を作中の登場人物の視点に合わせた方がいいかもしれない。
たとえばラノが話の中心に立ち、ラノが場面を目撃しているのなら、
地の文で表現する内容はラノの感性や記憶にそったものにした方が読者は
ラノに共感しやすくなると思うので。

あとはキャラの容姿とか、クセだとか、印象的な個性付けに注力した方がいいかも。
(ラノと降平のキャラがかぶりすぎてて時々、読んでいて混乱する所があった)
326名無し物書き@推敲中?:2006/10/08(日) 21:44:21
481 名前: 名無し物書き@推敲中? [sage] 投稿日: 2006/10/08(日) 20:38:01
なんかもう色々とよくわからんから意見頼む。
ttp://ana.vis.ne.jp/ali/antho.cgi?action=article&key=20061008000036
327名無し物書き@推敲中?:2006/12/04(月) 02:23:10
一年ほど前からぼちぼちと小説書き始めて今HPで公開してる。
もっといいの書きたいし雑誌に投稿できるくらいには成長したいからからどんどん批評欲しいんだけど
周りの人は誰も読んでくれない。

ホムペにも人がこない、どうアピールすればいいかわかんない。

http://yggdrasil2501.web.fc2.com/

最近リニューアルしてまだちょっと不完全だけどちょっと見てみてください。
328名無し物書き@推敲中?:2006/12/18(月) 21:08:54
>>327さん、サイト拝見しました。
とても優しくて綺麗な文章を書く人なんだな、と思いました。
あまり人がこないようなら他のHPにいってリンクを貼らせていただいたりと
知り合いを作ればだんだんと人が増えくるとおもいます。
329名無し物書き@推敲中?:2006/12/24(日) 08:23:44
クソスレ発見さらしage
330名無し物書き@推敲中?:2006/12/24(日) 08:39:27
おらの小説も批評してくれ。六人しか読んでくれん。
http://cgi.bookstudio.com/novel/user/aaaz/fykdj4/contents.html
331名無し物書き@推敲中?:2007/01/13(土) 02:49:56
ぬるぽ
332名無し物書き@推敲中?:2007/01/13(土) 12:06:20
>>321
よんだお。

報告って感じだね。
こうなってこうなりました。以上。という感じ。

読者を楽しませるために物語を語る。
そーゆー姿勢を意識すると良いと思う。

あと、こういう序章は俺は苦手。詩的? なやつ。
もっと意表をついた書き出しを求む。
333名無し物書き@推敲中?:2007/01/13(土) 12:21:02
>>327
相互批評リンクとかに登録すればいいんじゃね? 小説上達委員会とか。

>>330
博士なんで「特殊な弾丸兵器」をもってセールスにいかねーんだ?
わけわかめ。

334330:2007/01/15(月) 21:45:01
>>333 もってっても相手にされなかったんだよ。
描写に問題があったか。反省。
335名無し物書き@推敲中?:2007/01/15(月) 21:56:40
あげる。もっと批評くれ。
336名無し物書き@推敲中?:2007/01/18(木) 03:59:36
>>330
設定は面白いと思う。最後の展開は結構好き。
ただ、地の文章がやけに軽い。
ご都合主義的な展開も相まって、危機感らしきものは最初から最後まで一切感じられなかった。
何だろ。雑なメルヘン童話を読んでいるような気分というのか…。
ごくごく基本のアドバイスだけど、色々な小説を読んで勉強してみてはどうだろう。

あと以下にその他の思ったことを列挙。
・1章長過ぎ。内容もループ気味なので、もっと短く纏めてほしかった。
・博士が死ぬ必要性が微塵も感じられない。
・ヨシに人格を感じられない。この人ならではの背景は薄っぺらだし、発言にもいまいち特徴が無い。

厳しく書きすぎたかもしれないが、ともあれ表現力や説明能力を鍛えてみてほしい。
それだけで大部分は改善されると思うので。

以上。
(所詮は素人批評なので、あまり間に受け過ぎないようにね)
337330:2007/01/19(金) 10:37:53
>>336 批評ありがとです。
そうか、やはり文章力に問題があるか。
でも、設定や最後の展開が気に入ってくれたなら、それで充分です。
そこに気合入れてますから。
338名無し物書き@推敲中?:2007/01/19(金) 12:42:30
短いが批評頼む

匿名希望は今年24歳の男。
食品の工場で働いている。
とある休日に外で散歩していると、捨てられた子猫がダンボールに入っていた。
「よくある、この前ギャルゲーやったらこういう状況に出くわしたぜ」匿名はそう思った。
こういう時は大概、家に持って帰るのがセオリーである。
子猫との共同生活は、やったゲームの模倣から始まった。
匿名は子猫を虐待して楽しんでいた。
だが、猫を捨てることにした。飽きてしまったのだ。
これで暴力は最後だ。匿名は迷うことなく猫の首をナイフで切った。
激しくのたうちまわり、壮絶な断末魔の声をあげ、子猫の魂はこの世を去った。
「短い間だったが、楽しませてもらった」匿名は薄く笑った。
終わり
339名無し物書き@推敲中?:2007/01/19(金) 12:49:39
それは あらすじ だ。
小説になってない。
340名無し物書き@推敲中?:2007/01/19(金) 13:11:03
グロは趣味じゃない。ホラーなら平凡。陳腐。
341名無し物書き@推敲中?:2007/01/19(金) 13:15:57
陳腐以前に小説未満だろ。
342名無し物書き@推敲中?:2007/01/19(金) 13:31:31
超短編を書くわたしとしては、決して短いことへの批判はしない。
むしろ、短いのは歓迎。
343名無し物書き@推敲中?:2007/01/19(金) 13:35:26
>>339目がうんこか?あらすじじゃないよ、小説だよ
>>340ホラーってか、日常の中での出来事だから陳腐なのは当然www
>>341こいつにはコメ返さないでもいいか

引き続きドゾー
344名無し物書き@推敲中?:2007/01/19(金) 13:38:24
>>342
あなたも短編書くのかい。

短編で華麗にまとめると小説未満になるらしいから気をつけてね
345342:2007/01/19(金) 13:58:22
長いだらだらした描写を読むのが苦痛だから、その経験をいかし、
ばっさりと描写を省いた短編を書いているのだ。
だが、たいてい、描写不足への不満が批評に並ぶ。どうしよう。
346338:2007/01/19(金) 14:12:26
俺も説明的で長い描写は極力控える。
だから描写不足もあるだろうな。
尚かつ、明確な表現を心がけてる。
そしたらさ、一見、誰でも描けそうな文章になるんだよなw
テラヒドスwww
347名無し物書き@推敲中?:2007/01/20(土) 23:28:50
長い描写を控えるのはいいけど、ちゃんと理解しやすいように纏めないと。
>>338の文章は行動の流れだけを見ると陳腐でベタだけど、
奥の設定まで見つめると意外と面白いと思う。
348338:2007/01/22(月) 00:01:30
ま、超短編なのはケータイからの投稿てのと、マンドクセーからなんだが
>>347
そそ、この設定は掘り下げると面白くなる鴨しれんw
例えば、殺意の対象が猫から人へと変わって、殺人事件を起こせばそいつの過去にも興味が湧くものなんですよ。

ここの住民には陳腐て言葉で片付ける前にもう少し建設的な意見を書きこんで欲しいをwww
どうすれば面白くなるかも聞きたいんだからさw
想像力を働かせてくださいねペコ
349名無し物書き@推敲中?:2007/01/22(月) 05:40:32
小説と呼ぶに値しないものを書いておいて偉そうだなあ。
リアル中学生ぐらいなら仕方ないが。
350338:2007/01/22(月) 10:49:15
とりあえず>>349の『これが小説だ!』とでも言いたげな作品を見てやるから晒せば?www
小説ってものを解らせる為に、お手本になってくださいをw
良かったらおまいに対しては偉そうな態度を直すwwその場合コテつけてね
351名無し物書き@推敲中?:2007/01/22(月) 22:03:39
>>348
対象を人に変えたらあまり面白いとは思えないけどね。
個人的に>>338の文章が面白かったのは、ギャルゲーやってて印象に残ったのが猫の虐待かよって所と、
締めの台詞と行動がダサ過ぎた(同時にゲームの模倣だと感じられる)所なので。
特に締めは、言ってる場面を頭に浮かべるとなかなか情けなくて好き。
これは小動物相手じゃないと出ない味だと思う。相手がいくら弱くても、児童や老人じゃ駄目。

で、どうすれば作品が良くなるかについては、とにかく文章力を鍛えることかと。
普通に読んだ流れだと面白さは一切伝わってこない。
寒い小ネタと展開が前に出過ぎていて、奥の設定を匂わす言葉が隠れがちになってしまっている。
設定の掘り下げとかいらんので、もっとピントを絞って書いてほしい。
正直、現時点では読者が良い部分を探そうと躍起にならないと面白く感じられないと思う。

長々とごめんよ。
建設的な意見が欲しいとあるので、気付いた限り、細かく書いてみた。
352347,351:2007/01/22(月) 22:06:42
連レスで再度ごめん。軽い注釈を。
>>351の「寒い小ネタ」ってのは、主人公の名前や最初の変な口調、全体を通してのしょぼい日本語のこと。
たぶん主人公の異常さを表現したものなんだろうけど、半端に癖があって想像の邪魔だと感じた。
353338:2007/01/22(月) 23:33:07
ちゃんとしたレスがついてるジャガイモwサンクス>>347・351・352

ちょっと解らないところがあったので頼みますw

奥の設定を匂わす言葉ってどれを指しますか。
それとピントを絞るて具体的にどうすることが望ましいと考えますか。
それと個人的な質問。君はどうやって文章力を鍛えてますか?

以上ですwマンドクサイだろうけど答えてくれたらありがたいでつ!
354MMMO:2007/01/23(火) 00:01:53
突然すまん
『凍える灯(ともしび)』
http://ncode.syosetu.com/n4224b/
感想、批評求む。
一言でもいいので
ちなみにSF、しかも連載途中
355名無し物書き@推敲中?:2007/01/23(火) 01:37:06
356名無し物書き@推敲中?:2007/01/23(火) 01:48:14
猫の虐待ネタなら前に酷評すれで見たよ
うまかったかどうかはまったく覚えてない
357338:2007/01/23(火) 11:42:44
>>356ありがちなネタだから掲示板に投稿したんだをwww

ペット飼ったことねぇな、そういえば(´・ω・`)
親が動物嫌いだからサァ。
犬猫に厳しいんだよね、自宅の周りをウロチョロしてたら威嚇する血も涙もない親なんだを
358347,351:2007/01/24(水) 00:43:04
>>353
んー、今さらながら奥の設定て表現はあまり適してないかもしれない。
>>338だと表面的な気持ち悪い印象を避けたら見える部分というか、ただのテーマめいたもの?
匂わしてるのは、単語で言うと「ギャルゲー」「模倣」かな。
そこに主人公の異常(馬鹿)な行動を乗せていって、作品が作られてる感じがした。

ピントについては、正直>>338の文章の解釈が前レスのもので合っているのか分からないけど、そこから言うと、
最初の2行は最後まで関わり無いし、テーマに繋げているとしても作者の偏見が大きい。不要。
主人公の1つ目の台詞も不要。匿名希望と合わさって余計なコミカルさが出てる。
大きなノイズはこれかな。
これを削るか、別の言葉に置き換えれば意味も取りやすくなるんじゃないかと。

で、解釈に限らず>>338の文章は、全体的に「異常」そのものへのフォローが足りない。
フォローがあったとしても、それはノイズと言葉の印象の強さが同列くらいにあるのでフォローとして読み取りづらい。
あと文体の淡々さが足りない。
淡々さが増せばグロも薄れて「異常」に目が行きやすくなると思う。

文章力の鍛えかたについては、私も下手なんでなんともいえない。
(人様に言っておきながら、申し訳ないけど)

とりあえず、自作品は実際の5割以上の出来に見えがちなので、あえて下に見るように意識してる。
あとは、色々な本やサイトを見たりとか。
どっちも超既出なアドバイスだけど、超重要だと思う。


以上。
短くまとめれんかった上に全部曖昧な返しだな。ごめんよ。
359名無し物書き@推敲中?:2007/01/24(水) 23:01:41
>354
まだ始まって間もないんだし何が面白いとか無いと思うが・・・。
つか、その状況で更新停止て。ここから設定がどう生きるかって所なんだし、
誉める所もけなす所も特に無い。

無理に批評するなら、「一先ず」「其処」「何処」といったあまり一般的でない
漢字表記は大人でも読めない人がいたり、読んでいてテンポが詰まることも
あるので避けたほうが良いかと。
あとカギカッコの外で突然「実は〜」とは何事かと思う。他にも誰の感想だよ
って文字がちょくちょくある。
なんとなく書いてる内容は伝わるから、どっちも小さなことだけども。

何にしろ、軽く設定を出されただけじゃ面白いもつまらないも無い。
このままの状況で本当に終了しちゃうのなら、はっきりと「つまらない」と言え
るけど。展開が一切無いも同然だし。ガンバレ。
360338:2007/01/25(木) 23:49:54
>>358
別に曖昧な返しでもいいをw
最初の二行は主人公の姿を読者にイメージさせやすくする為に描いたんですよ。
子供か大人か解らない人物が話を進めていったら不快ではないかい?職業のところは別に削ってもいいけどさw
けっこう参考になったところもあるのでサンクスね
361347,351:2007/01/28(日) 14:36:08
>>360
主人公の行動がアレだから、人物説明がなくても異常さは出ると思うんだけどね。
この辺りは好みの問題かな。

そろそろ書くことも無くなってきたので、名無しにもどります。では。
362名無し物書き@推敲中?:2007/02/12(月) 18:41:15
子猫の描写が欲しいと思った
例)毛並みとか、可愛い声で甘えてくるとか

それだと残酷性が増して、マイナス?
363かみわらし:2007/02/20(火) 04:15:45
あるところに一匹のガキがおった。
このガキときたらそれはガムが好き好きで毎日常にガムを噛んでいた。
それこそ味気がなくなってもずっと噛んでいるのだ。
ある日ガムを買おうと駄菓子屋へ行くのだが
この日に限っていくら店主を呼んでみても一向に出て来る気配がない。
ガキは駄菓子屋のババアに怒りを覚えた。
そしてあろうことか右手に持った十円ガムを持ったまま店を出てしまったのだ。
しかし店を出るとその怒りはすぐに立ち消えガキは焦った。
(誰かに見られていて警察に付き出されたらどうしようか)
そう思うと焦りは頂点に達し、すぐ先にある踏切のところですっ転んでしまい、
したたかに片膝を打ち付け血が吹き出した。
同時に左手に持っていた十円玉はいつの間にか踏切と線路の隙間に入り込んでいった。
するとそこに待ってましたと言わんばかりに遮断機のけたたましい警報が鳴りだしたので大変である。
ガキは足の痛みも忘れて家まで2キロの道のりを脱兎の如くに走って走って走りまくった。
そして家に付くと
(もう二度とこのような真似はいたしません)
とガムを噛みながら誓いを立てたのであった。

364名無し物書き@推敲中?:2007/02/22(木) 04:04:57
ひひょーしてちょんまげ
365名無し物書き@推敲中?:2007/02/26(月) 20:50:42
サイト立ち上げました
批評お願いします
ttp://takatatakataka.hp.infoseek.co.jp/takatatakatakanosekai.html
366名無し物書き@推敲中?:2007/02/27(火) 02:00:47
>>365
他人のサイト載せんなボケ
367名無し物書き@推敲中?:2007/03/04(日) 13:16:05
>>363
前半は期待させたけど、万引き以降の描写が半端。
ガキの焦ってる感じが足りない。遮断機の音でビビって逃げるってのは面白いけど、
いくらガキでもありえない状況だと思う。焦りをもっと濃く描いて、異常なことも受け入
れられる流れを作っておくべき。
この部分の煽りを食らって、最後の締めも何か中途半端な印象。反省してるのか、
反省してないのか、どっちにも取れる。
368名無し物書き@推敲中?:2007/03/06(火) 15:17:23
いや俺は遮断機の音めっちゃ怖いよ
あの音聞いたら緊張する
369(;@益@) ◆3db4VquDe6 :2007/03/06(火) 17:17:21
http://ip.tosp.co.jp/Portal/i.asp?I=KST0005&P=2

なんかパクりって言われそうだけど
一応オリジナルなつもり
370(;@益@) ◆3db4VquDe6 :2007/03/06(火) 17:19:20
バシバシ批評してくらはい
371(;@益@) ◆3db4VquDe6 :2007/03/06(火) 17:20:52
http://ip.tosp.co.jp/BK/TosBK100.asp?I=jung011&BookId=3

かなり恥ずかしい間違いしてた
372名無し物書き@推敲中?:2007/03/06(火) 17:32:36
悪いところは直していきたいので辛口で批評お願い致します。

http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=conductor13
373名無し物書き@推敲中?:2007/03/06(火) 21:27:37
何かテメェらのURL見たら、カリビアンコムとんだぞ。
大人をからかうんじゃないまったく!
374(;@益@) ◆3db4VquDe6 :2007/03/06(火) 22:50:07
飛ぶわけねぇだろこんにゃろ
375名無し物書き@推敲中?:2007/03/06(火) 23:10:42
>>374
えへへ(´・ω・`)
だってだってぇ〜
376名無し物書き@推敲中?:2007/03/06(火) 23:46:18
>>371
室井佑月型毒舌アンドロイド20体に吹いたw
377名無し物書き@推敲中?:2007/03/07(水) 00:54:16
>>371
かったるい科学の説明的な文章が読む気力を無くす
難解すぎる
頭が爆発しそうで欝になる
378名無し物書き@推敲中?:2007/03/07(水) 06:44:56
>>371
こんな超科学的な話に同調する人間は少ないと思うぞ?
379名無し物書き@推敲中?:2007/03/07(水) 07:59:54
河童や杜子春なんかを暗示しつつブラックジョーク満載だな
ツボの突き方は巧妙だが何か全体的に説教臭い
380名無し物書き@推敲中?:2007/03/10(土) 10:46:52
この板に初めてカキコします、ど素人です。
本はSFを少しだけ読みました。何かをつくるってのは最近です。
以下の物語はまったく関係ない板に書き込みしたものです。
その時の改訂版を置き場所としておろします。
381携帯 ◆NEGI2J35rE :2007/03/10(土) 10:49:23
>おろします


だめ、ちゃんと産みなさい
382名無し物書き@推敲中?:2007/03/10(土) 11:13:13
彼女は生まれて、七日目の雛鳥。白い殻のたまごから孵った。
黄色くて細く柔らかな毛並みは優しさと弱さを象徴していた。
その彼女はつい、今しがた真の孤児になった。いきさつは次のとおり。
養鶏場からの山の小道を闊歩する一団。
荷台には不穏な運命とは裏腹に馬の指揮者のもと、能天気な幼な声の合唱が鳴り響いていた。
短い振りを震え気味に繰り返す単調な音階。指揮棒が一瞬、止まり投げられた。
それまで穏やかな馬が急に暴れだし、荷台から三台ある内の一台の箱を放り出す。
狂騒するソプラノ。
中の奴隷たちを一帯にばらまいた難破船の乗組員に彼女がいた。
多くは虫取り網で捕まってしまったが、彼女はとりわけ遠くまで飛ばされていたので無事だった。
染色され狭い箱に詰められ見せ物や子供らのおもちゃになり、
具合が悪くなって死ぬ、という宿命から解放された数少ない雛鳥の子である。
初めて見る外の世界に呆然としながらも、好奇心に胸のトキメキは隠しようもなく、
ちっぽけなフロンティア精神を胸に未大陸の第一歩を踏み出した。
その行方を気にとめる者は誰もいなかったが、脱獄囚としての不安からか、
慎重に草むらをかき分け、身を低くして進んだ。
馬の音が完全に消え、めりこんだ足に地面は次第に湿っていたことを知らせる。
そこで見た。浅い水面に朱色の二本足で佇む、大きめの体に赤ら顔の白い鳥を。
細長く先が湾曲したくちばしを素早く挿し、足元にのたまう獲物を飲み込んでいく。
狂いない技、華麗なる余裕。ドジョウは彼の舞の立役者だ。しばし見惚れていた。
雄だとわかった。同じ鳥としての本能がそれとなく教え、自分が雌だと自覚したのもこの時だった。
気付くと近づこうとしていた。動く小さな物体の影に反応したのか、
彼は大きな両翼を広げると桃色の羽を見せ地面から離れた。
彼女の背の百倍より上を飛んでいく。追おうとして閉まっていた翼を上下に振ってみたが、
宙に舞ったのは砂埃と柔らかい羽だけで、重力に反発しようとする細い足も、
一秒たりも空に滞在することを許さなかった。
383名無し物書き@推敲中?:2007/03/10(土) 11:16:36
彼女はやがて疲れて、草と土に体をうずめ休んだ。
眠くなりそうな心地よいゆるやかな風が血の匂いを運ぶ。
低い唸り声に彼女の足を通し、地が痙攣した。
彼の逃げた理由に安堵は束の間で染まる頬はざらついた肌が塗りつぶす。
眼は一点を見つめ固まった。傾き、影を落とそうとする陽の動きに…。
咆哮はメテオ衝突後の風圧となって彼女の心臓に轟いておびやかす。
ばさばさと暴れる音。一羽の白い鳥が草の向こうで足早に飛び立った。
赤い片足のせいではない、確かに傷を負ってしまってたようだ。
油断していたのか、その一撃は後を決定づけた。
狩りに失敗した獣は悔しそうに唸り、辺りをぐるぐると回った後、立ち去った。

そうした脅威は常に彼女のまわりにつきまとい、そして、その度に草と土にうずくまりやり過ごした。
飛べない疑問に苛まされることはあまりなく、いずれ飛べるものだと信じていた。彼のように空を。
しかし、山吹色の毛が抜き落ちて白く硬いフェザーが生えてきても
地は一向に彼女を離そうとしない。
残す大地というフィールドの柵に、彼女の能力は依然として及び適するものではなかったものの、
それでも、翼を持ちながら草と土に隠れなければならないという、
滑稽な事実の中で生きるそれは、
彼女という知恵と力の実態であり、同時に未来への希望の証でもあった。
384名無し物書き@推敲中?:2007/03/10(土) 11:18:44
しばらくして、ある日、彼女はまた彼のいるであろう草原の湿地帯へと向かった。
誰かと一緒のようだった。草に隠れながら近づいてみた。
その誰かは木の根元に横たわり動こうとしないが、女の直感で雌だとわかった。
片足の怪我はおもったより深く、飛ぶことはもちろん、もう立つことさえできない。
ただ、一息が終わるのをじっと静かに待っている。ぽつぽつと降りだした。
彼は傍らで慈しみ、最後を見届けた。
ゆっくりと首を上げ雨雲にむかって一鳴きすると、桃色の大きな両翼を広げ発とうとした。
彼女はたまる涙を拭かずに飛び出した
。もつれそうな足に転びそうになっても、走った。
そして浮き上がった朱い足に持てる全力を地に跳ねて、背中に乗った。
彼は両翼をはばたかせ飛び上がった。あまりの力強さに心臓があの時にも似たような反応を示す。
違うのはそれから心地よく変わったことだ。
彼女の胸の小さな太鼓がその足を通じて彼に伝わったかはわからない。
彼の大きな太鼓は聞こえないが伝わればすぐにわかるだろう。
いつか逞しく響くだろうか。その空に祈った。来たる時のため。試みを知るため。
小さな両爪と觜を振り下ろされないように、広い背にしっかりとつかんで。
385名無し物書き@推敲中?:2007/03/10(土) 11:24:12
習作に短編を書きました。
よかったら感想が欲しいのですが、
細かいことよりもノリとか大雑把な事が知りたいです。
あと、こういうジャンルをアップできる小説投稿サイトがあったら
教えてもらえると嬉しいです。

ttp://up.rgr.jp/index.cgi?mode=dl&file=9079
タイトル:ひきこもりの歌
DLKey:tanpen
386382.383.384:2007/03/10(土) 11:41:57

数少ない手作りの内、最も長文なものです。
ある日ざっと書いたものに、ここにおろすにあたって手を加えました。
まあプロになりたいわけでないんで、如何な酷評も構いません。
きまぐれが起こす趣味は自由でありたいから自分がよけりゃそれでいいのかと。
387名無し物書き@推敲中?:2007/03/11(日) 03:52:20
全体的に、状況の描写がわかりにくい。
ひとつひとつの文章がバラバラで、言葉の選択や使い方がちぐはぐに感じられる。
もっと「この文章を読む人間がいる」と意識した上で、伝えたい雰囲気を作って欲しいと思う。

きっと作者は中高生男子(ミステリーや海外小説は苦手)ではないだろうか、と勝手に予想。
388名無し物書き@推敲中?:2007/03/11(日) 09:23:07
>>387
誰に伝えたいかわからん
389387:2007/03/11(日) 18:19:41
すまない、>>382-384の感想でした。
390名無し物書き@推敲中?:2007/03/12(月) 05:23:13
>>385
う〜む。細かいことは抜きにして悪くはないと思うんだが、人間描写が薄すぎるというか、
本当にひきこもりを素材にしただけで、素材のことなんかどうでもよさそうだな、というか、
悪くいうと、書き手の薄さまで感じる。

>>386
なんというか、雰囲気のある文章を書けてはると思います。文学的な雰囲気、を、感じます。
しかしながら、わかりにくい。もうちょっと平坦な文章で読ませることに重点をおいたほうがよさげです。
現状はどちらかというと詩の集合体ですな。
391385:2007/03/12(月) 19:35:39
>>390
感想をつけてくれてありがとう。
キャラが薄いということですね。今後から気にしてみます。
392名無し物書き@推敲中?:2007/03/14(水) 00:22:04
>>390ありがとうございます。
古い翻訳小説の詩的な表現が好きなんです。
特に意識したわけではないですが、
そうした影響が結果的に雰囲気に結びついたようであれば本望ですね。
ご指摘のとおり、力不足のゆえ、
いまひとつ把握しずらい内容になってるのは自分でも認めざるをえないとこです。
今後また書く場合があれば、この点を特に留意し、
伝えるということを怠らないよう精進したいと思います。
393名無し物書き@推敲中?:2007/03/27(火) 04:03:35
携帯の小説投稿サイトに登録していますが、周りは恋愛ものばかりで浮いてしまっています…
自分では客観的に見れないので、批評してください。
*短いので直接載せますが、パソコンで読みにくかったらごめんなさい
394393:2007/03/27(火) 04:10:47
ほとんど坊主頭に近い短髪の男が喋り続けている。
対面には煙草をふかしている男がいるが、話の内容にはあまり興味を示していない。
 
「──私が思うには、擬似コミュニティに参加し続ける人は大抵の場合、自分自信の事を見つめ直したことがあるはずだ。なぜなら──」
 
「まぁ、君の言いたいことは大体分かるんだが」
煙草をくわえた男は目を逸らしたまま話を遮った。
 
「最後まで喋らせてくれ。──なぜなら、そういった人達は擬似コミュニティに現実世界に足りないものを求めているからだ。
現実での自己実現に失敗した場合、修復はほとんど不可能だが、擬似、いや、もっと単純に仮想交友と言おうか、仮想の交友関係上で自己はいかなる姿にも変えられる。
それは人によってはエゴを巻き散らす暴君だったり、陽気な人気者であったり、現実世界での自分の延長線上の人格であったりするだろう。
そしてある段階を進むにつれて、その人格は現実の交友関係や人格とは、決定的にずれていく。」
 
「そうでもないよ。」
 
煙草の男の顔に、少しだけ感情の変化が表れる。
短髪の男は話を止めようとしない。

395393:2007/03/27(火) 04:13:18
「そうなのかい?しかし、私は確信を持って言うんだが、現実世界とのずれは、仮想世界の限界からかならず起こりえるんだ。
ただ、そのずれこそ心地好いものであるだけなんだ」
 
「それが明らかに現実ではないからと?」
 
「まさにそうだよ。現実の事を考えないからだ。数十年の後に限り無く現実に近い仮想世界を構築できると思っている人や、それを待ち望んでいる人がいるが、きっと実際に完成された瞬間に絶望するだろう。
なぜならそれはもう現実と変わらないからだ。その時、無意識に離れつつあった、不可能な自己実現に引き戻されるのさ」
 
煙草を吸い続ける男は、紙箱にもう一本しか残っていないのを確認してから、短髪の男の目を見た。
 
「なんと言うか、君が言ってる事は一般性がないと思うんだ。たしかに君が言ってた事に当てはまる人が沢山いる。
しかし、大抵の人はそうじゃない。ただ、友人と別れた後や、恋人に会えない時の、その少しの孤独を、さらに少しだけ、緩和したいんだ。
それが仮想か現実かなんて、どうでもいいんだ」
 
そして、最後の煙草に火を着けた。
 
「みな寂しがり屋なんだよ。私達と同じように」
396393:2007/03/27(火) 04:18:18
以上です。
自分なりに満足できた部分も不満な部分もあるのですが、他人はどう思うのか知りたくて書かせていただきました。
397名無し物書き@推敲中?:2007/03/30(金) 23:07:51
2作目書いたので批評お願いいたしますo(_ _)o 

http://nyusannkinn.spaces.live.com/
398名無し物書き@推敲中?:2007/03/31(土) 04:55:29
>>396
ツマランの一言。
文章力も高いとは言えず会話の内容もどこかで見たような内容で
最後もふーん、で?としか言えないような代物。
399393:2007/03/31(土) 05:34:28
>>398
ご意見ありがとうございます。
語りつくされて飽きられたテーマの表面をなぞっただけになってしまったようですね。
言われてみると自覚できるようになります。
もっと本を読んで精進することにします。
400名無し物書き@推敲中?:2007/04/01(日) 00:09:21
400げとー
401名無し物書き@推敲中?:2007/04/12(木) 02:19:08
便乗させて貰うヨ。
詰まらんでも糞過ぎでも何でもいい、一言でいいから誰か何か言ってくれ。
もう疲れた。
http://ge-ki.hp.infoseek.co.jp/sousaku.html
402名無し物書き@推敲中?:2007/04/12(木) 05:04:17
>>401
まず、読み辛いっす
横読みでも、一文がこの量なら一マス落としをしてもらった方が個人的には嬉しい
んで、文字色が…
うちのモニタの所為かもしれないけど見辛くて…
この段階で回れ右しちゃう人も多いんでないかな

蒼い頁だけざっと見ました。
小説というより、ポエムみたいです。
心情切り取り風景でストーリーないっすよね。
他の頁は見てないんですが、これだけで個人的には回れ右です。
いや別に、血湧き肉踊るアクションが読みたいわけじゃないです。
でも、とある人物がそう感じた。だけだと、よっぽど親近感がないと興味出ません。
特殊な人に特殊な私。
これに興味持てと言われても私には無理っす。
403名無し物書き@推敲中?:2007/04/12(木) 19:36:03
蒼い階梯 だけ読みましたわ〜
確かに読みヅライですね
文字を13Pくらいで黒にしてもらえたら。
あとは、小説、、、というより心情の切り取り
の詩のような感じを私も受けますね
語彙もあるし、文法もしっかりしています
リズムに気をつけてらっしゃるみたいですが
いまいちのれません;;
音読してみてください。

これらを繋ぎあわせて長編の小説をつくると
面白そうです。
意味をもってつなぎ合わさっていくかもしれません。

あるいはいっそ詩を書いてみたらどうですか?
どちらかというと
短い言葉で人の心を動かすほうが得意なのではないですか?

404名無し物書き@推敲中?:2007/04/12(木) 22:56:45
リンがつけていたのに気付いたのか、女の子は振り返り笑ったような顔をするとそっと消えた。
人が消えた?慌てて彼女が消えた広場まで走るが、雑踏の中にかき消されたかのように姿がなかった。

ロク・・・俺がつぶやくが早いか、鉄砲の音が鳴り響いた。
少なくとも自分の耳には銃か大砲の音にしか聞こえなかったが、次の瞬間、目の前の塔が砕けた。きれいに真っ二つに。
スローの映画を見ているようだったが、塔の上に彼女がいるのがはっきりと見えた。一人、立っている彼女と目が合った。

次の瞬間、周囲の悲鳴で現実へ戻り一目散に広場から逃げ出した。
後ろでは悲鳴と金切り声が響いていたが、逃げるので精一杯だった。
軒先から出てくる人を必死で掻き分け走りに走り、転げるように村はずれの牧草地に飛び込んだ。
顔を上げると村一番の鐘楼の姿は跡形もなく、砂埃が塔のあった辺り一面に充満していた。
リンは自分では気付かないほどガタガタに震えていた。何だこれは?
405名無し物書き@推敲中?:2007/04/13(金) 03:10:10
>>402-403
ありがとう、無理させてゴメン。
文字色は自覚してた。色変えて面白がってた頃の侭なんだわ。
直さにゃと思いつつ放置してた。pt数の固定も良くはないと知りつつ。
ネガティブな勢いに任せて書き込んだ所為で配慮に欠けてた。重ね重ね申し訳ない。
只、一字下げた方が見易いとは思わなかった。あー、そうか、そうなのか。

>>402
自他の評価に食い違いがないと解ってスッキリした。
>>403
細やかなフォローかたじけない。
リズムは気にしてなかったから音読してみる。

うん。お二人、ホントにどうもありがとう。
406名無し物書き@推敲中?:2007/04/13(金) 06:11:55
407名無し物書き@推敲中?:2007/05/25(金) 21:14:11
一番上の「ぐるぐるぐる」の批評をお願いします。
わかりにくいところ、おかしいところ、思ったこと、なんでも良いので指摘してくださればうれしいです。

http://moon.ap.teacup.com/purinpurin/
408名無し物書き@推敲中?:2007/05/26(土) 00:38:54
>>407
まだ全部読んでいませんが、最初のほうだけ読ませていただきました。
私が気になった点は
・『数mm』『数学を解く』といった表記の揺れ
・台詞が不自然
・台詞の間の描写がないこと(によりテンポが崩れている気がする)
といった点です。特に気になったのは台詞です。表情が見えません。
個人的な好みとしてはストーリーがありきたりな気がします。
しかし文章は自然で読みやすい文章だと思います。どの点もすぐに直せることだと思うので、頑張ってください。

偉そうにすみませんでした。
409紫織:2007/05/26(土) 01:39:51
410名無し物書き@推敲中?:2007/06/09(土) 13:37:03
なあ、みんな
川端康成の「掌小説」
読んだかい?
たなごころしょうせつってタイトルだよ
読んでみたらいい勉強になる、かも
411名無し物書き@推敲中?:2007/07/26(木) 14:23:02
>ずっとこういう目に遭えばひがいしゃの気持ちもわかるようになるかな、イスタンブールさんはw



ムリだろうね
やつに人の気持ちは分からない


       損 得 勘 定 だけだ


蟻スレで暴れたら損になるだけと分かって残飯残飯言うスレッドキチガイスレッドへ誘導している

あれは3年前に悪質常連が勧めていたテだ

       つまりヨハネスブルグの知能は3年遅れている

3年後には  創   作   板   全    域   で負け惜しみがムダだと悟るかも知れない

そうならないように  サ  ー   カ   ス  観客は祈るんだな
 
 
412名無し物書き@推敲中?:2007/10/10(水) 04:46:07
>>410
読んでみたけど21世紀の今となっては古い感じ。
10代ターゲットの小説書く参考にはならないね。残念だけど。
413名無し物書き@推敲中?:2007/12/28(金) 13:16:11
2ちゃんねるから攻撃すればハイはどうしようもない、おまえはそう考えてここにゲームを持ち込んだ

     正しい。全く正しい。ただ一つ、おまえには誤算があった

     おまえは自分のアスペルガーに気づかなかった

それをごまかすには成りすましと大人数工作しかなかった

ところが俺はその「大人数」を踊らせるために乗り込んだ
成りすましであろうが何人居ようが踊り手は多いほど良い。おまえが何人居ようと最初から関係なかった


     声がでかければ勝つ、味方が多ければ勝つ


確かにそうだ。小学生や暴力団ならな

だがお忘れか?ここは仮想現実だ。書ける者が勝つ
414名無し物書き@推敲中?:2007/12/28(金) 13:27:49
俺がここに書き続ける限りおまえはどうしようもない、俺はそう考えて乗り込んだ

正しいか? 間違っている。なぜか?

  
       おまえに無視されればおしまいだからだ


だが……サーカス観客は知っている。スルー!スルー!で騒ぎ立て、結局、俺を無視できないおまえのビョーキを

NGワードとか言う便利なもので防げる間におまえは自分の言葉を信じて無視するべきだった

今からでもNGワードとやらは間に合うかも知れない。間に合わないかも知れない。やってみるんだな


       だがおまえが惨敗した事実は電網30億光年のアーカイブに残る。おまえの数々の犯罪記録とともに

       そして観客は 夜ごとのサーカス を思い出しては長く長く笑いの種にし、
       子々孫々までマヌケなストーカーの存在を語り伝えるだろう
  
その意味でおまえはそこいらの作家より電網世界の娯楽に貢献することになる
作家気取りの犯罪人が犯罪を犯すことでネットに娯楽を提供できた
そして元作家志望になることで名を残す−−皮肉なものだな。ぶははは!
415名無し物書き@推敲中?:2008/05/28(水) 20:00:04
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           (◎)  /;;/)∴,,゙・;/ニニニヽ∴o",,;(  (◎)
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            / \ /⌒\´ \             ̄ ̄ ̄/ ヽ/ヽ
          < ∧/     \´_丿|   |   |     ヽノ⌒\∧/⌒\ /⌒ヽ





416名無し物書き@推敲中?:2008/05/28(水) 21:24:29
三島由紀夫の研究を語っていることは、大いに評価ができるのだが
なにぶんにも短い。
417名無し物書き@推敲中?:2008/06/13(金) 15:06:22
http://natu2008.web.fc2.com/nokuta.html

企画開催中。批評と投票を。
418名無し物書き@推敲中?:2008/06/13(金) 15:08:12
読みたくない。
419名無し物書き@推敲中?:2008/06/13(金) 15:30:38
馬鹿には読まれたくない
420名無し物書き@推敲中?:2008/06/13(金) 17:49:53
アホの文章は意味不明。
421名無し物書き@推敲中?:2008/06/14(土) 01:28:24
アクセスしたのだが、今は閉鎖中につき読了不可。
このスレに少し張っていただけないだろうか
422名無し物書き@推敲中?:2008/06/14(土) 15:50:46
復活してる
ほとんどダメダメじゃん、すぐ読み終わるからいいけどさ
423名無し物書き@推敲中?:2008/06/14(土) 16:46:12
アクセスが拒否されたぞなんたることだ!
424名無し物書き@推敲中?:2008/06/17(火) 13:14:05
さっき検索したら増えてた。台詞だけ並んでて小説の体なしてねーよ
続編書く馬鹿が相変わらずだし、千文字に全部のプロット詰め込め、続編書いたら
短編の意味ねーだろが。投票してやりたいがあまりにダメダメ過ぎてできない
425名無し物書き@推敲中?:2008/06/17(火) 23:19:59
フォービドンとなていて読めなかった。
まず何よりも読める環境が欲しい。
そうでないと批評すらできない。
426名無し物書き@推敲中?:2008/08/01(金) 17:57:41
やなこった
427名無し物書き@推敲中?:2008/12/08(月) 22:20:47
>>393
寸劇みたいだな
面白いかどうかは一旦おいて、こういうのは小説とは呼べない気がするよ
428名無し物書き@推敲中?:2009/01/28(水) 09:11:35
http://www.h4.dion.ne.jp/~ryudo/

新作、『ホーリーエムブレム』の評価を。
429名無し物書き@推敲中?:2009/08/05(水) 12:12:59
ここって半年以上も見放されているんだな。
「創作文芸」っていうのは、こんな人気無い
どうしようもないところなんだな。
430名無し物書き@推敲中?:2009/10/12(月) 11:06:40
ID出ない板で感想とか批評とか無理でしょ。
荒れたあげく粘着に付きまとわれて機能不全になるだけ。
431名無し物書き@推敲中?:2010/05/15(土) 11:23:48
432名無し物書き@推敲中?:2010/05/16(日) 04:29:53
一応物書きで食べてるプロです
今は二次創作にハマって萌えの表現にがんばってます

ブログはここで ttp://sprite.syoyu.net/
今後はここで ttp://txfes.jakou.com/
作品を発表していこうと思っています

トーク含めた文章力を磨きたいです
メールフォームに意見感想いただけませんか
433名無し物書き@推敲中?:2010/05/16(日) 04:36:34
一応物書きで食べてるプロです
今は二次創作にハマって萌えの表現にがんばってます

ブログはここで ttp://sprite.syoyu.net/
今後はここで ttp://txfes.jakou.com/
作品を発表していこうと思っています

トーク含めた文章力を磨きたいです
メールフォームに意見感想いただけませんか
434名無し物書き@推敲中?
では俺も。

あれからどれくらいの時間が経ったのだろうか、膝の痛みと奴に負けた絶望感をただただ感じながら山田 仁は地下駐車場で座り込んでいた。
 敗因は分かっていた。
一つは、自分の発したあの台詞
―――「あれから柔道対策を散々やった」―――
たしかに自分はそれに多くの時間をかけた。
柔道自身をを四年半ほど、キツイ事で有名な道場や警察で実際に学び、四年で三段になった。さらに柔道の間合いになってしまったときの為、裸体での組み技も習得し友人の柔道家と実戦練習もした。
そして古武道。
苦しかった。とてつもなく。
ただ、あの台詞はゲルティナンドに自分の弱点を教えてしまっていたのだ。
自分に柔道の技は通用しないが、逆に柔道以外の技を自分は意識していない、と。
そして自分は膝十字固で敗れた。柔道に足関節技は無い。いや、あるにはあるが試合では禁止され、完全に形骸化している。実戦で使えるようなものではない。
そこをつかれた。練度からしてゲルティナンドは足関節技が優れた格闘技、おそらくサンボの技術を使ったのだろう。
そしてもう一つ。
ゲルティナンドを殺す決め手になる大事な大事な一撃の際、自分の使う技を知らせ、さらに僅かな時間を与えてしまった。
あの無表情に恐怖を与えてやりたくて、恩師を殺した後悔をさせたくて。
そのせいだ。
悔しさは並みのものではない。
ただ、一つ幸運なことは、まだ自分は死んではいない。これからチャンスもあるだろうということだ。
 ウヴァァぁ・・・
その時、不意に前方から人の声が聞こえた。濁っていて物欲しそうな地を這うような声だ。
顔をあげると、ボロボロの衣服をまとい腹から腸をこぼした怪物が手を前に突き出しながらこちらに歩いて来ていた。
山田は、立ち上がろうとするが膝にまだ痛みがあった。怪物との距離は縮んでいく。
スッと息を整えて目を閉じた。
そして古武道で学び、今日のために用意した「あれ」を使う。
瞬間、山田は膝の怪我が嘘であるかのように立ち上がり、怪物に駆け寄ると左足の踏み込みと同時に怪物の頭部に向け蹴撃を放つ。
山田の右足が少し地から浮いたように見えた瞬間、怪物の首の骨が『断たれて』いた。
―――奴にまだこの技を使っていない。
技の名は、体壊。