現代人にとつては難解な旧仮名づかひですが
旧仮名で文章を書く人がゐてもいいとおもひます。
とはいつても作法がさつぱりわかりませんので
だれか正式な書き方を教へてくださひ。
2 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/25 06:10
かろやかに、2げつと。
×だれか正式な書き方を教へてくださひ。
↓
○だれか正式な書き方を教へてください。
ではないかと思はれる。
×だれか正式な書き方を教へてくださひ。
↓
○たれか正式な書き方を教へろや、こるぁ。
5 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/25 14:42
いづれの御時にか・・・って、訳しながら読むのはしんどいだろw
6 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/26 01:51
拙者も使へるようになりたき候
漢字に関しては不問と云ふことになるのですか。
正字は出ないものがありませうから、仮名だけにしてはどうでせうか。
旧仮名ソフト、ベクターにある?
11 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/26 18:45
よくわからないのが、
い、ひ、ゐ
え、へ、ゑ
の使ひ分けです。
憶測ですが、
「思う」のように「う」が送り仮名の一部である場合は、
思う>思ふ 思えば>思へば
のやうにハ行で書くのだらうか。
また、
「居る」「獲る」のように漢字で表記するところを平仮名にするときに
「ゐる」「ゑる」となるとおもはれる。
なんかようくゎい
ファンタジーもファンタシーになるってことですか?
>>11 >い、ひ、ゐ
>え、へ、ゑ
昔は発音が違うつたやうだ。
元来別の言葉だから、ひとつひとつ覚えるしかないのぢゃないか。
戦後の一時期、表音を完全に一致させるべきだといふ意見もあり、
当時の出版物を見ると「私わそうわ思わないわ」などといふのもあつた。
>>13 濁点を附けるか否かは時代に拠つて異なるのぢゃないか。
若合春侑さんの小説が、参考になるのではないでせうか。
しやうがないな、マジレスしてやるか
>>1 「ください」は「下さいませ」の略ですが、その「下さいませ」は「下さりませ」の音便なので、
「い」で書きます。(音便は常に「い」「う」で書く。)
>>3 の指摘のとほりです。
>>6 使へるやうになつてないw
>>8 「無い」は、「無し」或は「無き」の音便なので、「い」で書きます。(形容詞の語尾は「い」で書く。)
>>11 送り仮名といふより、要するに口語の「あわ行」活用といふのが本来は「は行」活用なのです。
だから「あわ行」の「思ウ」等は「思ふ」「思はない」等と書くわけですが、「あわ行」でないもの、すなはち
や行の「老いる」「増える」、わ行の「率ゐる」「飢ゑる」、あ行の「こころえる」等はそのやうに書きます。
後半は
>>14 に同意。
漏れの思ふに一番いいのは、旧かなの文献をたくさん読むことと、
その都度辞書を引きながらでも、とにかく文章を数書いてみることではなからうか。
読んでゐれば感覚が身につくし、書いてゐれば嫌でも憶えてしまふだらう。
近世以前の日本語の発音と、現代の日本語の発音が違うんだから
そういう書き方になるんだろうよ。
カナ文字は「表音文字」、音を表すための符号だからね。
多分、昔は「つかへるように」って具合に、本当に「へ」って発音してたんだろうな。
上を擬古文に直してください。
んで
>>14の話からすると、多分江戸後期以降には
現在の日本語と同じような発音になってたんだろう。
逆に書き方は昔のまんまであり、読者からすると、
ちょっと文章が読みがたいって状況があったのかもね。
どうして発音が変わったのかは、俺には分からん。
どこかの偉い学者さんの研究待ちだろうよ。
後、上も擬古文でお願いします。
どうだらう。
例えば英語とかは、同じ表記が多数の発音、多数の表記が一つの発音に対応するよね。
love を luv、come を cum などのやうに、全部の単語を文字と発音が一致するやうに書き直さう
といふムーブメントはあるやうだが、広くは受け入れられてはゐない。
しかも、Wednesday を昔はウェドネスデイと発音してゐた(らしい)というやうに、時代によって
表記と発音が一致しなくなってしまふ現象が起きてゐることも同じみたいだ。
英語に倣ふべきとかさういふ系の主張では全然無いのだが、やはり慣れといふか、たとへば今まで
「すなはち」と書いてたものをある日から「すなわち」と書くやうになると、違和感とかあると思ふのだよ。
日本語の現代仮名遣ひは戦後の混乱の中で、アメリカ英語で centre が center になつたなどは
建国後の辞書編纂の過程で、強権的に成されて定着を見たけれども、
旧来の慣れ親しんだ表記法を捨てるといふのにはデメリツトも大きいと思ふのだよね。
数年前ドイツで施行された新正書法は、国語としての正式なスペリングを体系的なものに統一すると
いう点で、わが国の現代仮名遣ひ施行と同様のものと見ていいと思ふのだけど、
このときのドイツでは国中を巻き込んでの大論争になつたやうだから、調べれば参考になると思ふ。
例えば→例へば
いうやうに→いふやうに
なって→なつて
いう点→いふ点
吊つてきます。
で、上のは
>>19の
> ちょっと文章が読みがたいって状況があったのかもね。
へのレスでした。
>>18 近世以前の日本語の発音と、現代の日本語の発音が違ふのだから
さういふ書き方になるのだらう。
カナ文字は「表音文字」、音を表すための符号だからね。
多分、昔は「つかへるように」って具合に、本当に「へ」って発音してたんだらうな。
「だらうな」とか不自然に思はれる。
なかなか地味に良スレっぽいな
ところで小さな「ゎ」って、旧仮名使ひで使われていたのだらふか?
現代仮名使ひだと正規的な表現で使はれる機会が無いのに、
入力はできるんだよね。
少なくとも「犯人は、ゎt=ιだ!」見たいなつかひ方は間違うてるだろうし。
>>23 現代仮名遣ひで「か」となる発音は、歴史的仮名遣ひでは「か」と「くわ」に分かれます。「が」も同様。
元々日本語には拗音が2種類あつて、一つは小さい「や」「ゆ」「よ」で表されるいはゆる「や行拗音」、
もう一つが小さい「わ」「ゑ」で表される「わ行拗音」なのです。
発音は「kwa」「kwe」といふ感じですが、近代までに方言を除いて皆「ka」「ke」と直音化してしまひました。
内閣告示によると、現在でも方言などでは「くゎ」を使つていいことにはなつてゐますけどね。
ちなみに歴史的仮名遣ひでも、「くわ」の出番は純正な和語にはほとんど無くて、
もつぱら「漫画=まんぐわ」、「機会=きくわい」などの漢字の字音をあらはすのに用ゐられてゐるものでした。
べんきやうになるな
26 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/09 03:51
文法的に頭に入れるのはむづかしいやうだ。
やはり習ふより慣れろが一番なんだらうな。
ところで『狂牛病』は
『きようきゆうひやう』となるのかね?
ひらかなだけ読むと意味がわけわかめですね。
>>26 ええと、「狂牛病」=「きやうぎうびやう」だね…。
濁点はつけてもいいのよ。
少なくとも現代仮名遣ひになる直前の時代には。
28 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/13 11:41
29 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/29 22:57
てふてふでせう
ブイブイシェ
テスティー
32 :
名無し物書き@推敲中?:04/10/06 16:56:38
東京=とうきゃう
大阪=おほさか
かたはらいたし。
それは偏腹痛といふものぢや。