この三語で書け! 即興文ものスレ 第十四段

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彼氏のYは「虹」を「に↑じ↓」と撥音する為、彼の「虹」への思い入れたっぷりのお話はこちらには殆ど伝わって来ない。
こうして真夜中のファミレスで、この人のお話を聞くのもいい加減苦痛。
そりゃあ付き合い初めの頃は、どうしようにも興味の無い話でも食い付いたけどさあ。
はーつまんねえ。
にしてもよくよく見るとほんとイルカに似てるな、こいつ。
顔が長いんだよ、いや顔のパーツが長いのか。
どうでもいいか。

「でね、その帆船を一人で動かしたギリシャ人がさあ、」

あー早くホテル入ってsexして寝たい。
頭痛いし。

「冒険」「ダンス」「姉妹」
272熱液 ◆5edT8.HnQQ :03/10/09 07:23
冒険心の無い奴らが多すぎる世の中だが恵子は違う。
恵子は小さい枠の中に閉じこもって満足している三語スレの住人のような馬鹿ではない。
彼女は性の冒険を繰り返していた。十代の頃にはクリトリスを包む皮が擦りむけるぐらいオナニーもしたし、
入れた?入れられたチンポの本数も三桁あった。少なくとも百本は超えていた(はずだ)。
そんな恵子ではあるが、忙しい仕事の合間に小説とかいい訳みたいな、
時間さえあれば私が優れた小説だということをお見せできるのになあ(詠嘆)みたいなわけわからん
ようなこと考えてる(基地外だ)厚化粧駄文書きのほうが恵子など及びもつかないほど、度外れにスケベであることはその文章からわかる。
こいつらはダンスという言葉から喚起されるイメージは腰をくねらせ、股間と股間を合わせる(もちろん異性同士でだ)スケベ踊りくらいしか思い付かないような卑しい奴らなんだ。
(もちろんマンコは大洪水である)。妹はいないがいたらぜひ姉妹で貝合わせしたいなあと思っててそんなころ想像しながら
きゅうりをマンコに押し込んでオナニーしたこともある恵子は三十歳を超えた今も独身で仕事が終わると三語スレの簡素書きに変身して、
言いたい放題書きたい放題やっているが近々良い男に告白する予定だ。恵子の夢は一度否定した者の足の裏のにおいを嗅ぐマゾメス犬になりさがることなのだ。落差が大きいほど
マゾ快感が増すことを十分認識している糞簡素書きの恵子が真面目そうなふりをしているのはそのためなのだ。いやらしい女だ。わかった。それならチンポをねじ込んでやるよ。
(この文章を読んだ時、糞簡素書きの彼女のマンコがほんのりしめっていたという。彼女はそのことを悟られないために本スレ272に簡素をつけることは無かったという)
273熱液 ◆5edT8.HnQQ :03/10/09 07:55
お題継続だ糞蝿ども
274名無し物書き@推敲中?:03/10/09 10:19
「アイヤーイヤーイヤーイヤーアイヤー」
「ウンバーウンバーウンバーウンバー」
いくつもの松明が闇に踊る。
アフリカ奥地の未開の原住民、アナベベ族のファイヤーダンスだ。
彼らは白と黒の双子の姉妹神を信仰している民族で、いまは年に一度の、彼女たちに生贄をささげ部族の繁栄を祈願する祭りの夜なのだった。
その取材でこの村を訪れた白人たちにも、山盛りのごちそうが振舞われた。
「むほっ、これはうまい」
取材陣のリーダーである言語学者のピーターが満面に笑みを浮かべる。
「豚に近いが、少し違うな。何の肉かわからんが、とにかく美味い」
「このお酒も美味いですよ、教授」
「おお、なんと、これは蒸留酒ではないか。それも上等なウイスキーもかくやというシロモノだぞ。未開部族といいながら、なかなか文明化がすすんでいるではないか。よきかなよきかな」
いい肉といい酒に囲まれたスタッフ一同し上機嫌である。
彼らは知らない。
村から少し離れた密林の中に、彼らの秘密の食糧貯蔵庫があることを。
その中に、以前にもこの村を訪れた冒険者たちの死体が、天井から吊り下げられていることを。
振舞われた肉が、同じ人間の肉であり、振舞われた蒸留酒が、彼らがたまたま携帯していたポケットウイスキーの中身だつたことを。
そして、
彼らもまた次の食料として保存される運命だなどと、想像さえしていないに違いない。

次「瞳」「わき腹」「土壇場」
最終ラウンドの鐘が鳴る。体中、疲労と痛み、満身創痍だがまだ戦える。
このラウンドが終われば全て俺は報われるのだろうか。それとも今までの努力が泡となって消えるのか?
開始数秒後にいきなりわき腹へのフックがキマッタ。顔を歪める相手の顔。
「勝機!」
疲れ果てた己の身体にムチを打つようにラッシュをかける。
「今しかない、このチャンスを逃せば負ける」
焦りからかそれとも疲れからでた油断か、乱発打の隙間から土壇場にカウンター気味に
相手のパンチをもらう。


気がつけば控え室。あれから何も思い出せない。周りのコーチやスタッフは
ねぎらいの言葉をかけてくれた。けど今の俺にはそんなもの必要ない。
油断から出た、自分から作ってしまった敗因。勝てた試合を逃した悔しさ。
悔いだけが残る。
いつの間にか瞳から涙が溢れ出てた。