ショートショートショートショートショートショート

このエントリーをはてなブックマークに追加
89鳥目漱石
携帯電話が出始めの頃のはなし。
自宅の辺は電波が弱いところがある。
携帯電話の電波の強度をあらわす3本の
棒は2本しか立たないのだ。
車で息子と移動していた時、息子は携帯をいじって
遊んでいた。私は息子に聞いた。
「電波の状態はどうだい、全部立っているか?」
息子
「いや、一番長い棒が立っていないよ」
と答えた。そして次のような独り言を言った。
「この一番短い棒は僕のチン○、真ん中のはお兄ちゃんの
ちん○、一番長いのはお父さんのチン○。
僕とおにいちゃんの棒はすぐ立つけど、お父さんの
棒はなかなか立たないんだ」