637 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/12(日) 03:22:31
このスレを発見して全て読んでいたらこんな時間になってしまった。
今更かもしれないが常居さんの作品が最後まで読めなかった事に(´・ω・`)ショボーン
638 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/15(水) 15:50:44
なんか怖いんだけどここの作品・・・
639 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/17(金) 05:12:45
常居さん
カムバック!!
640 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/21(火) 12:13:24
とりあえずサザエは気が狂っていた。
全裸で出刃包丁を持ってノラ猫を追い掛ける。
ノラ猫を見失ったら、何の関係もない犬を追い掛ける。
その犬さえもどこかに行ったなら、全裸で出刃包丁をもったまま肩で息をしながら立ち尽くす。商店街のど真ん中だろうが、どこだろうが、関係ない。
サザエの頭の中には、怒りしかない。
恥や世間体などまるでない。
気が狂っているのだから、しょうがない。
「えー、ただいまニュースが入りました。磯野カツ○、磯野カツ○が麻薬所持で
逮捕。」
∧∧
(=・∀・=) 創作文芸ってROMってるだけでも面白いのがいろいろあって、
( )ノ 「禁断のサザエさん・・・」なんかも笑えるよ。
さらばじゃ
|彡サッ
643 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/22(水) 13:59:52
「緊急ニュースです! 磯野ワカ○が未成年者と淫行の容疑で逮捕。」
645 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/26(日) 23:37:49
このスレは個人専用スレじゃないし、最初はリレー小説だったのだから常居さんの帰りをまたずとも誰かがあの続きを書けばいいんじゃまいか?
あの続きが読みたくてモヤモヤしていたが、自分なりに続きを考えてみようと思う。
646 :
新白菜人間 ◆Om8rzuKp0M :2006/04/02(日) 12:35:11
家族の相次ぐ不祥事。
サザエは、街頭テレビを全裸で唖然と見つめていた。
怒りの感情は別のところに向けられる。
「私の可愛い子供達をこんな酷い目に合わせる世の中が悪い! ひいては、こんな世の中を形成した国家が悪い!
よし、国会議事堂に殴り込みだ!」
サザエはしなびた乳と醜く垂れた尻を必要以に揺らして、全力で駆け出した。目指す場所は忘れてしまった。
サザエの頭は正気じゃないから、しょうがない。
とにかくサザエの局部は、サディスティックな興奮で濡れていた。
647 :
新白菜人間 ◆Om8rzuKp0M :2006/04/03(月) 08:16:13
649 :
新白菜人間 ◆Om8rzuKp0M :2006/04/05(水) 10:47:21
そこに成人したイクラちゃんが現れた。彼の皮膚は全身ケロイド状にただれていた。被爆したのだった。
空に光るものを見つけたイクラちゃんは、それを原爆だとはつゆ知らず無邪気に走って追い掛け自ら被爆したのである。
容姿は人を変える。
その化け物のごとき見た目ゆえの差別と偏見でイクラちゃんの心は歪んでしまったのだ。彼にとって人間はすべて敵だった。自分のことを迫害する憎むべき存在だった。
それは、幼き日に優しくしてくれたサザエとて例外ではない。
彼は全裸のサザエに襲いかかった。
彼のペニスもまた、サディスティックな興奮に支配されていた。つまり勃起していた。
常居接人氏の禁断サザエ小説が最終更新となったのはスレ番
>>412 サザエ・マスオ・ワカメ・カツオ・イクラ・タラオ・ウキエ・ジンロク・ナカジマ・ワカメの彼氏・カツオのアイドルが存命中?
「オヤジっ!」
イクラが慌ててノリスケを抱き起こすも、頚動脈に達したピアノ線の切口からは血が吹き出し、素人目からしても助かる見込みは無かった。
「オヤジ…なぁ…オヤジ、何寝てんだよ。起きろよ!なぁ…なぁ…」
『バブー』
『あらイクラ、パパと遊びたいのね』
『ははは。じゃあ公園にでも行くか』
『ハーイ!』
幸せだったあの頃を思う。
とても小さな幸せが、大きな幸せだった。
「許さねぇ!俺はオヤジとオフクロを殺したイソノ家を絶対に許さねええええ!」
誰か次パス
652 :
新白菜人間 ◆Om8rzuKp0M :2006/04/07(金) 07:24:04
イクラちゃんは、鬼と化した。復讐の鬼と。
イクラちゃんは先ず、心を捨てることを決意した。人間らしさなど邪魔なだけである。
鬼と化さなければならない―― サザエ家を地獄にたたき落とすために!
イクラちゃんの握り絞めた拳に血が滲んだ。
653 :
11:2006/04/08(土) 11:00:07
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《リズム歌謡・作者A》
作者Aは貴公子♪
作者Aは悪者を取り締まるポリスマン♪
作者Aはカリスマ・ホモ♪
皆が知ってる、作者Aの素晴らしさ♪♪
皆も歌おう作者Aの歌を♪♪
(手拍子2回)
皆が知ってる、作者Aの素晴らしさ♪♪
皆も歌おう作者Aの歌を♪♪
(手拍子2回・以下繰り返し)
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■《リズム歌謡・作者A》
■作者Aは貴公子♪
■作者Aは悪者を取り締まるポリスマン♪
■作者Aはカリスマ・ホモ♪
■皆が知ってる、作者Aの素晴らしさ♪♪
■皆も歌おう作者Aの歌を♪♪
■(手拍子2回)
■皆が知ってる、作者Aの素晴らしさ♪♪
■皆も歌おう作者Aの歌を♪♪
■(手拍子2回・以下繰り返し)
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656 :
名無し物書き@推敲中?:2006/05/13(土) 14:21:58
>>653 > ☠ฺ☠ฺ☠ฺ☠ฺ☠ฺ☠ฺ☠ฺ☠ฺ
> ☠ฺ☠ฺ☠ฺ☠ฺ☠ฺ☠ฺ☠ฺ☠ฺ
> ☠ฺ☠ฺ☠ฺ☠ฺ☠ฺ☠ฺ☠ฺ☠ฺ
657 :
天才白菜 ◆Om8rzuKp0M :2006/05/16(火) 12:11:25
イクラちゃんは、その足で港に向かった。
なぜ港に向かったのかは自分でも分からなかった。そこには何もないはずだった。
とにかく、魂を引き付ける磁力のようなものを感じたのだった。
感じただけだった。
やはりそこには何もなかった。
イクラちゃんは望洋たる海を少し眺めたあと、来た道を引き返しはじめた。泣いていた。世界を呪った。
サザエ家に対する復讐心はやがて全世界へ向けられた。
「蛆虫いっぴきにも劣るサザエ家を抹殺したってしょうがない。諸悪の根元を絶たなくては!」
イクラちゃんの狂気の目に涙が滲んだ。
サザエさんネタスレはどこ行ってもシモネタかエロネタか残虐ネタしかなくて
市井の人々のセンスの無さにがっかりする事が多い。
せめてこの板でだけは、その辺ふまえた知的なネタを書いてもらいたいな。
659 :
天才白菜 ◆Om8rzuKp0M :2006/05/18(木) 12:51:19
その涙を隠すためにイクラちゃんは眼鏡をかけた。
とたんに頭が良くなったような気がして、図書館に行き本を読みまくった。
全ての学問は根底で繋がっていることに気付いた。しかし、イクラちゃんは自分の考えを変えられなかった。
「やはりサザエ家は皆殺しにすべきだ!」イクラちゃんは図書室のテーブルを力まかせに殴りつけた。「殺してやる殺してやる」
どうやらイクラちゃんのかけた眼鏡は色眼鏡だったようだ。
660 :
天才白菜 ◆Om8rzuKp0M :2006/05/18(木) 12:55:39
その涙を隠すためにイクラちゃんは眼鏡をかけた。
とたんに頭が良くなったような気がして、図書館に行き本を読みまくった。
全ての学問は根底で繋がっていることに気付いた。しかし、イクラちゃんは自分の考えを変えられなかった。
「やはりサザエ家は皆殺しにすべきだ!」イクラちゃんは図書室のテーブルを力まかせに殴りつけた。「殺してやる殺してやる。恨みもあるが、海産物が名前になってるところがますます気に食わん。あれは馬鹿の名前だ。殺されて当然だ!」
どうやらイクラちゃんのかけた眼鏡は色眼鏡だったようだ。
661 :
天才白菜 ◆Om8rzuKp0M :2006/05/18(木) 12:58:57
くそ。酔って失敗した。
下のやつが決定稿。
保守
663 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/07(月) 14:03:15
保守
664 :
天才白菜 ◆Om8rzuKp0M :2006/08/09(水) 10:33:03
イクラちゃんは怒り狂ったまま図書館の外に出た。開くのを待つのがもどかしいもんだからガラス製の自動ドアを蹴り砕いて外へ飛び出した。
外は八月の光に満ちていた。――植え込みのある狭い敷地に人の姿はなく、一台だけ停まった黒のミニバンのフロントグラスが光を反射している。
ミィーン、ミィーン、ミィーン。
蝉の鳴き声が狂った頭の中にひびく。
「くそめクソめ糞めぇぇぇぇぇぇぇぇえ!!!」ポーチ横の掲示板をドン、と叩いた。出血した。
「俺がいったい何をした!? 何の罪がある。ただバブバブ言って無邪気にしてただけじゃないか!」彼は血まみれの拳を抱えてうずくまった。
「さっき読んだニーチェとかいう奴の思想は俺にとって地獄だ! 永遠にこんな人生を受け入れることなど出来るもんか! それは俺に地獄をみせた磯野家にとっても同じこと! ぐへへへ」
彼の瞳に涙がうかんだ。
665 :
天才白菜 ◆Om8rzuKp0M :2006/08/09(水) 10:37:38
>>622と
>>633が一生懸命ホシュしてんだぜ!
みんな書いてやろうよ。
なんか可愛いじゃねぇか!
666 :
天才白菜 ◆Om8rzuKp0M :2006/08/09(水) 10:43:06
667 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/09(水) 10:45:48
668 :
天才白菜 ◆Om8rzuKp0M :2006/08/10(木) 05:32:38
泣き過ぎて赤くはれた彼の目はまるでウサギだった!
669 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/11(金) 19:59:57
ζ (⌒Y⌒Y⌒) ____
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,____/\ / \_/ / \_/ / \_/ / ほほう それでそれで?
r'"ヽ t、 \____/\____/.\____/
/ 、、i ヽ__,,/ ヽ__,,/ ヽ__,,/
/ ヽノ j , j |ヽ j , j |ヽ j , j |ヽ
|⌒`'、__ / / /r | / /r |, / /r |
{  ̄''ー-、,,_,ヘ^ | ''ー-、,,_,ヘ^ | ̄'ー-、,_,ヘ^ |
ゝ-,,,_____)--、j____)--、j____)--、j
/ \__ / _ /_ /
| "'ー‐‐---'' "'ー‐‐---'' "'ー‐‐---''
670 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/13(日) 08:00:30
1945年にエンジェル隊がタイムスリップ4
671 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/20(日) 04:17:56
672 :
天才白菜 ◆Om8rzuKp0M :2006/08/20(日) 10:28:17
赤く泣き腫らした目のイクラちゃんは立ち上がり、歩き出した。行く当てなんて、ない。
サザエ家に復讐しようにも、懐が寂しすぎる。手持ち金は二十円だ。
民家の塀がつづく裏通りを少しばかり行ったところで、イクラちゃんは公園を見つけた。ヨロヨロと今にも倒れそうな足取りで、入っていく。
砂場にいた二組の母子のうち、それぞれの母親がギョッと目を見開き、我が子の手を引いて一目散に逃げて行った。
犬はひと声ワンと吠え、猫はシャァァァと尻尾を立てて威嚇したあと走り去っていく。
ネズミやゴキブリの大移動が始まった。
公園には虫一匹いなくなった。
イクラちゃんは水飲み場で喉をうるおし、ベンチに腰かける。
「今の俺は、よほど異様な雰囲気なんだろうな。お茶の間に癒しを与えていたあの頃とは、大違いだ。はははははっ」血走った三白眼を細め、空虚に笑った。
「中島ァ……」
僕は全身をくるんだ毛布の中でぼんやりと目を開けた。体のあちこちが固くなっている。ソファの上で寝ていたため、枕元のメガネを探すのに多少手間取った。
幼馴染みの磯野は勉強机に両足を乗せ、カーテンから漏れる光のなかで変わりゆく煙の形をじっと見つめていた。
磯野はむやみに僕に煙草を勧めてくる事はなかった。ゲームやパチスロはコイツに教わった。そういや昔はコイツと野球なんてやってたっけ。
母さんは昔から磯野の事を毛嫌いしていた。勉強の妨げになると言って、いつもこいつを誘って野球に行くことを嘆いていたけど、僕は勉強や学校よりも爆弾のようにあぶなっかしい磯野と一緒に居る時間を優先したかった。
磯野には僕が側にいてやる必要があるんだと感じていた。誰かが側にいてやらないと、二度と元に戻れない深い闇に沈んでいってしまう気がして、僕は磯野が孤独になることをずっと恐れていた。
「なんだよ磯野」
声に出して呼び掛けてみても、最近はこうして何か考え事をしているようになっていた。ただの壁に話しかけているように暗闇から暫く返事はなかった。
机の上の灰皿で煙草を揉み消すと、光の中に一瞬アイツの坊主頭が見えた。
そして長い沈黙の後、あのいがらっぽい声で答が返ってきた。
「俺、もう花沢さんで手を打とうかと思うんだ」
「えっ」腕に鳥肌が立ち、僕は自分でも気づかない内に聞き返していた。
674 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/22(火) 12:25:47
____ . . / \
/∵∴∵∴\ . / ノ ::::::::: ヽ\
/∵∴∵∴∵∴\ | ::::(:゚:):::::::(;゚;):: |
/∵∴∴,(・)(・)∴| | )●( |
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うるさいよお前・・ |∵ / 三 | 三 | \, ヽ, ノ/
|∵ | __|__ | ヽ,ハ ,.-'/
\| \_/ / r' 二.} !
\____/ レ─5 j
ゝ イ! Y !‐人 |│ ./ Y
/丶\レ'´,ヘヽj .! _, へ , ノ!''ヽ
// ̄ ヽ く !.! ト、 , '´ヘヽ ! .イ!´|ヽ,'\
i' \\l」,」_/ ヽ/ / .リ ヽ ヽ
ヽ 、 > ,/ / |
i ヽ 丶、 ` ̄ ,ィ / !
| !ト、 丶、 / !,. '´ ! 'ヽ,
| |ヘ`ー'  ̄ =´ / | iヽ \
! ! ヽ { . | | \ !\\,
|リ ヘ } | | ) | \ ヽ
676 :
天才白菜 ◆Om8rzuKp0M :2006/08/26(土) 16:10:39
「蛆虫一匹にも劣るサザエ家への復讐心で、自分自身が虫以下の存在になろうとはな。とんだお笑い草だ」イクラちゃんはやおら足元に転がっていたコーラの瓶を拾い上げる。じっと、見つめる。
奥歯を噛みしめ、ベンチの縁で瓶を半分に叩き割った。
ガシャァァァン。――ろくに何の描写もなされてない公園の静寂が裂ける。ガラスの破片が、舞う。
「サザエ家を皆殺しにしたところで、何も変らない。死んだ親父やお袋が生き返るわけじゃない。俺が惨めな思いをする物語が延々と続くだけに決まってる。ならば、いっそのこと!」イクラちゃんは割れたコーラの瓶を逆手に持って、自らの喉に突き刺した。
ブシュゥゥゥッと、鮮血が噴水の如く吹き出した。
くわっと目を見開き、イクラちゃんはベンチからずり落ちる。
芝生の上へ仰向けに倒れ込む。
鮮血は勢いを失わない。吹き出し続ける。プシュゥゥゥッ、プシュゥゥゥッ。
夏の乾いた風が吹く。カサカサッと、木の枝が擦れる音がした。
ミィーン、ミィーン、ミィーン。
狂った頭の中にセミの鳴き声が響く。
ミィーン、ミィーン、ミィーン。
狂った頭の中にセミの鳴き声が響く。
飛び散る血で、お茶の間のテレビの画面が染っていく。
やがて赤く塗り潰され、何も見えなくなる。
真っ白な文字が、浮かび上がる。
[完]。
(´・ω・`)次回からはじじさんの続きだお。
(´・ω・`)むこうの設定のほうが面白くなりそうだお。
>>676 「ちわ〜、電報で〜す」
1956年、日本はいまだ大戦のうず火から目覚めはじめたばかりの頃であった。まだ乙女と呼べるような年頃であったフネは初代三河屋のじじさんから手渡された一枚の紙切れに心を躍らせていた。
「まあ、波平さんからだわ」
三河屋も純真なフネの反応に顔をほころばせた。波平の両親の世話に身をすりへらしていたフネにとって、唯一の楽しみが裁縫と、出稼ぎ先から送られてくる夫の便りであった。
当時の電報はまだお金がかかったため、波平は限られた字数のなかに妻への全ての思いをこめた。
スマン イッパツネタ
この時、三河屋はフネの穏やかな両目に炎がともって見えたと後に語った。
678 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/28(月) 14:36:35
679 :
名無し物書き@推敲中?:2006/08/28(月) 16:48:40
このスレまだあったのか(゚∀゚ )ナツカシス
サザエでござる
「おーいマスオくん」
「あっ、お義父さん」
「ちょっと、寄ってかないか?」
「いいですねぇ〜行きましょう」
「あっ!でも、サザエに悪いかな…」
「なにを言ってるんですか!お義父さん、僕はまだ20代ですよ
全然平気です。お義母さん、カツオくん、ワカメちゃんとも
続けて出来ますよ、心配は無用です」
「そ、そうか、、じゃあ行くか…激しくせんでくれよマスオくん」
「分かってますって、お義父さん」
ワッハッハッ ハッハッハ
683 :
名無し物書き@推敲中?:2006/09/22(金) 01:28:18
おまえを再逮捕に追い込むジジイの年を教えてやろうかwww
684 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/13(金) 08:07:38
幼
685 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/13(金) 08:18:55
takahashi webの別館に、サザエさんの格闘物があったぞ。
686 :
ふね:2006/10/13(金) 08:31:54
687 :
名無し物書き@推敲中?:2006/10/13(金) 10:23:27
マスオは32歳じゃなかったっけ
ぽしゅ
689 :
名無し物書き@推敲中?:2007/01/29(月) 22:14:20
hoshu-agggge
690 :
名無し物書き@推敲中?:2007/04/13(金) 02:35:59
期待あげ
691 :
名無し物書き@推敲中?:2007/04/13(金) 13:18:28
692 :
名無し物書き@推敲中?:2007/07/08(日) 01:13:44
まだあったのかこのスレwwww
693 :
湯豆腐:2007/07/08(日) 02:24:13
全自動タマゴ割り機の回は神脚本だったな
誰かあれをネタにSS投下して
アンパンマンサーガって完結したんだろうか
696 :
名無し物書き@推敲中?:2007/08/29(水) 12:47:31
続きが
697 :
名無し物書き@推敲中?:2007/10/14(日) 09:24:28
気になる
保守
699 :
名無し物書き@推敲中?:2007/11/27(火) 00:20:38
700 :
湯豆腐:2007/11/27(火) 01:22:07
>>695 見たwww
なんていうかいろんな意味で作者病気だなwww
701 :
名無し物書き@推敲中?:2007/12/11(火) 22:44:46
702 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/20(木) 03:16:09
ワカメのパンチラも規制対象となる日が来るかもしれん。
萌えたことは一度もないが。
703 :
名無し物書き@推敲中?:2008/03/20(木) 09:12:15
YAMADA電気である。
これでもか、というほど後頭部を刈り上げた少年が、顔面蒼白になってショーケース内のゲームソフトを凝視している。
少年は店員がレジを離れた間隙をついて、ショーケースの裏側へと周り込み、一本のゲームソフトを引っ掴んだ。
「こら! 小僧!」
店員が叫ぶと同時に、少年は猛然とダッシュした。店内にふざけたズックの音が響き渡る。
ここで捕まるわけにはいかない、少年は陽気な母の顔と、それから弱気な父の顔を思い浮かべて、ほとんど泣きそうになりながら走った。
が、しかし、店員は豪脚だった。すぐに追いつかれてしまい、事務室まで連行された。
「君、名前は?」
「タラちゃんです」
「ふざけてると承知しないぞ」
「タラちゃんはタラちゃんですよーだ」
「馬鹿野郎!」
熊のような平手が飛んできて、少年は五メートルも吹っ飛んだ。
すでに、絶命していた。
704 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/02(月) 20:00:35
705 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/05(木) 01:53:59
Masuoさぁんっ
ンギモッヂィイ!!
706 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/12(木) 07:16:12
707 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/30(月) 16:36:37
>ふざけたズックの音が響き
あのビョコンパコンみたいな音かな?ワロタ
708 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/30(月) 20:55:35
婿養子で辛いマスオと浮気物の旦那に苦しむタエコのランデブーものどなたかお願いします。
>>703 正直糞ワロタwwwwwww
かなり面白い、いいネタ浮かんだらまたヨロシク頼んます!
710 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/14(月) 14:28:55
なぜ中島君はおじいさんと2人暮らしなのか?
中島君のお父さんは不仲だったお母さんに刺され死亡しました。
お母さんはいま服役中。中島君が乳児のころ他県で起きた事件なので皆知らないでいる。
711 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/19(土) 15:27:40
タマの続きがMITEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!!!!!!
712 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 05:26:57
「世の中ナメてんじゃねーぞ、コラ!」
カツにぃの蹴りが俺の太ももに飛んでくる。
「2度目じゃ、さすがに実刑食らうだろな」
オヤジは相変わらず黙ったままだ。
「オマエの人生、映画化とかされたらアネキの役は三田佳子しかいねぇな」
カツにぃがサングラスを取る。怖くて目を合わせられない。
オヤジの方を見る。震えている。
「何年も、何十年もかけて守ってきたものがウチにはあった。
だけど、いつかは今日みたいな日が来るって分かってた気がする。
毎年、夏になるとお台場行ってた時期があったよね?
あの頃かなぁ…」
オヤジは泣いていた。
713 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/21(月) 05:50:33
「俺も今じゃケータイなんか持っちゃってるしね、一応義理堅く東芝製だけど」
カツにぃが力無く笑う。
「そろそろ終わりにしようか?どっちみち長すぎたよ」
その言葉がカツにぃのものなのかオヤジのものなのか、俺にはもう分からなかった。
714 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/22(火) 20:06:27
>>713 面白いような気もするけどよくわからない・・・
715 :
名無し物書き@推敲中?:2008/07/23(水) 01:13:25
にいさん!どうしてそんなにお人好しでいられるんだい?
ねぇさんはいつも僕の名前を呼んじゃあ怒ったり喚いたりしてたけど、
ありゃあ別に弟の行く末を案じてたわけじゃない。
ウチの家族の中で誰よりも身勝手な人だからね、にいさんの方がよく分かってるんじゃない?
基本的に自分のことで頭が一杯で僕のことなんか眼中になかったよ。
ある時期からやたらと僕の名前を連呼しだしてねぇ。
「何?」ってこっちが返事しても大抵は、ただ呼んだだけなんだよ。
にいさんは多分知らないまま死んでゆくと思うけど、
あの頃ねえさんはパ・リーグからセ・リーグ在京球団に移籍してきたプロ野球選手と浮気してた。
716 :
名無し物書き@推敲中?:2008/10/08(水) 16:37:24
「ほんとうにかわいげのない子だね!」
継母はそういうと若芽をマンションのベランダに締め出した。
外は雪も降りそうな気配だ。
お母さんが死んでから家は変わってしまった。
姉さんは家事が多くなったと家族で出て行ってしまった。
ガミガミいう父さんに嫌気がさしてお兄ちゃんは中学を出るとどこかへ行ってしまった。
父さんはさびしかったのか飲み屋で知り合ったという派手な女の人を後妻に入れてしまった。
私だけ居場所がない・・・
そのとき窓が開いて継母が私の頭を鷲掴みにして部屋の中に入れた。
これからどんなことをされるのかとても怖い。
>>708 マスオは婿養子ではない。
単に嫁の実家で同居してるだけ。
718 :
名無し物書き@推敲中?::2008/11/02(日) 21:48:43
花沢「磯野君にわたしの糠どこをかき混ぜて欲しいの・・・・」
カツオ「うわ、ぐちょぐちょで底なし沼みたいだ・・・」
719 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/04(火) 00:50:32
720 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/05(水) 17:44:56
ケータイ小説野いちごの「カスオくん」では
カツオと中島が普通に格闘やってる。
しかも中島がメチャメチャ強い。
オマケに負けたカツオは全裸にされている。
721 :
名無し物書き@推敲中?:2008/11/06(木) 00:46:28
二次創作なんて高校生で卒業してくださいね
ジョジョのやつ超面白かったけど投下されたの3年前なんだな
続きめちゃくちゃ気になるのに
723 :
名無し物書き@推敲中?:2009/03/21(土) 09:34:58
世田谷区の妖精一家
724 :
名無し物書き@推敲中?:2009/04/28(火) 19:16:05
常居さんの作品が臨場感あって楽しかった。
常居さんのオリジナルのクライマックスがすげー気になる…
726 :
名無し物書き@推敲中?:2009/08/03(月) 17:13:40
ほしゅ
727 :
名無し物書き@推敲中?:2009/09/18(金) 19:22:13
あげ
728 :
名無し物書き@推敲中?:2009/09/18(金) 22:18:45
み
729 :
名無し物書き@推敲中?:2009/09/22(火) 15:24:48
「おめでとうございます」
産婦人科の診察室、サザエはそう言われた。
だがサザエは喜ぶことが出来ない。
なぜならお腹の中の子供はマスオの子供ではないからだ・・・
730 :
名無し物書き@推敲中?:2009/09/22(火) 23:43:00
これはノリスケとガレージの中で作った子供であった。
のちのシャコ横内である。
733 :
名無し物書き@推敲中?:2010/02/11(木) 04:36:52
12月発売の「メフィスト」の座談会で話題になってた応募作で、
日曜夜六時半の国民的アニメ「ハバエさん」の放映を中止させようと情熱を燃やす
変な女を書いた話があった。これもパロディと言えるか。
評しか載ってなかったんだがどんな話なんだw読みてえw
( ´D`) このスレは我々が乗っ取りますた。他人が使っちゃだめれす。
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