>114に便乗して、
きらきらと光って、体育館を飛んだUFO。
全校のみんなから盛大な歓声と拍手がわきおこったのと同時に、
私の中に喜びというちいさな種がだんだんとふくらんでいくのを感じた。
大成功という三つの文字が、心の中いっぱいに広がった。
みんなの瞳にきらっと光る涙がたまった。
それは悲しいものじゃなく、うれしさと喜びに耐えられなくあふれ出した涙だったのだろう。
その光景を私は大人になっても忘れないと思う。
小学校卒業前に書いた作文です。
なんて言うか、その、
自分の文章はこの頃がピークだったのかと……