10 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/10 02:17
誰かうまい会話文の例をあげてみそ。
>>6-7 「……そか。俺は計算とかしないからな。ベンキョとかしたことねえよ。
ラノベは、リアルまんまなのが多いよな。で純文学っては死に会話が多い。
たかが会話でも、全体にマッチしてねえと浮いてみっともねえよな」
・パブリック・リレーションですか?
・そんな時代さ。
・しかし、短所の方が大きかったら?
・笑った時の、君の瞳へ帰れば良いさ…。
13 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/10 02:20
悪い例
「本日の空はライトブルー色だよ君」
「そのようですわ」
よい例
「天気いいね」
「そうね」
15 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/10 02:29
名作といわれるような作品の
セリフって、今読むと プッ
源氏物語はどうだっけか?
あれセリフあったんだっけか?
会話から人間関係が読み取れる例
「ええ天気じゃのお」
「……またボケちゃって」
>>16 「うめえな、それ。ナイスだよ。あ、それから、会話には死語は厳禁だ。
“ナイス”ってのもやけにカビ臭えが、もし俺が“ナウい”とか“イマい”とか
言ったら、まあ一発で読者は凍るよなあ。
カオリ待たせてるんで、今晩は落ちるよ、じゃな」
>>
・ワツハツハツ…いつもいつも、ご冗談ばかりで!
19 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/10 02:40
>>16 会話から人間性が読み取れる例
「雲ひとつない晴天だなぁ」
「君、地球規模で考えてみたまえ」
20 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/10 02:51
このスレッド気に入りました。
「ヨッ!オヒキコウモリ諸君!相変わらずバカ言ってんのかい?」
22 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/10 02:51
>>16 会話からシチュエーションが読み取れる例
「抜けるような天気だ!」
「ご冗談を。間もなく光速に移行します。ベイダー卿」
>>19 シュールな例
「天気いいね」
「別れましょう」
24 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/10 02:56
25 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/10 02:56
>>22 ううむ、他のスレッドから来た俺には考えられん展開だ。
私ならば
「抜けるような天気だ!」
「お前は天気で抜けるんか!」
26 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/10 02:59
今日はもう寝る。
また明日来る。おまえらも早く寝ること。
早く起きること。たまには歯を磨くこと。
おやすみ。
27 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/10 02:59
ねえ、天気ネタだけで
このスレなんか賞取れるとこまでいかんかな〜
28 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/10 06:54
会話を拒否する例
「砂浜で夕日って、なんかいいね」
「もう帰りたいんだけど。明日早いし」
29 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/10 07:57
会話を拒否する例
「砂浜で夕日って、なんかいいね」
「自分が砂浜にいて、かつ、夕日が沈みつつある状況が感動を生むのか。
あるいは夕日そのものが海面付近の空気層によって見え方が変わることが
感動を生むのであって、砂浜は必要条件では無いのか。夕日の一時的な
視覚上の変化のみが感動を引き起こすと仮定してみる。その場合、他の要因は
成長に伴っての経験的影響や環境的影響に依るところが大きいのか。」
30 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/10 10:51
>>29 続きの会話
「いや、単にお前が横にいるからだ」
「…… もっとそばに来ていいよ」
>30
つづき
「−−と見せかけて、ボディー!!!!」
「ぐっ、ぐほぁっっ!!」
32 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/10 13:48
とにかく
>>1は村上春樹みたいな会話文に憧れてるんだろ?
>>17 若者が死語を言っても「古っ!」とか言われたり、逆に受け入れられたりする。
宇多田ヒカルの「20代はイケイケ」とか。
おっさんで流行に敏感だと思ってる奴は「あっ今の死語?アハハ」とか言う。
別に死語でもなんでもなかったりする。
34 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/10 14:27
死語と言えば、
「E電」なんてあったな。
はじめから死んでたけど…
35 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/10 14:32
「天気いいね」
「普段、下ばっか見てるからだよ」
36 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/10 14:34
「天気いいね」
「雨だと思うんだけどな」
神奈川県 14時30分現在
37 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/10 17:31
「てってて・・天気、良いですね。」
「うん、そうだね。」
「あの・・・私に何かご用でしょうか?ご主人様・・・」
「いや、その・・・たまには散歩にでもどうかなって思ってね。はは・・・」
「あ、あの、私、まだお仕事が残ってるんで、おお屋敷のほうに戻ります!」
「え?あ・・・ちょ、ちょっとまって!」
「天気がいいね」
「そうだね」
「こういうの、悪くないね」
「まあね」
「たまにはいいか」
「いいんじゃない」
「久しぶりだね」
「えっとね。半年振り」
「そんなになるか?」
「なるさ」
「そっか」
39 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/10 19:11
本当にリアルな会話を文学に持ち込んだ場合の例
「今日、天気いいよ」
「う〜ん…… まあ、そうだね。昨日までさ、雨ばっかだったし」
「昨日かぁ…… ス〜 俺何やってたっけ? おめえは?」
「昨日は水曜だろ…… あ〜 んと」
「…… 何やってんの」
「ああ、メール来たから」
「バイブだけにしてんだ」
「まあね。で、なんの話してたっけ?」
「ええと、昨日何したかって」
「そういえば昨日のドラマ観た? ほら、あれ?」
「ああ〜 あれね。あれは、あれだね」
「何よ?」
「だから、前クールと同じだよ」
「ところでカラオケの話どうなった?」
来たけどなんかつまらないので帰る。
41 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/10 22:36
「いい天気だね」
「あなたそんなつまんない事ばっかり言ってるから
誰もいなくなったのよ」
空に雲がないように、二人の周辺にも人影はなかった。
静かにだった。とにかく静かだった。
42 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/10 22:36
さ・・・寒すぎる、ここは
44 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/10 23:09
寒いらしいので火をおこせや!
火
火 火 火
火 火 火
火 火
火 火
火 火
俺も会話文悩むよ。なるべくリアルを思い出そうとする。
46 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/10 23:55
>>45
なんか会話文書いてみそ。
>>15 とある古典の会話文より(引用・一部改変)
「ああ、美し」
「心魂ようやく遊蕩す」
「わらわが心魂いずこにか行かんとす。ああ、行かんとす」
「それ行かんとす。それ行かんとす。ああ、それ行かんとす、ああ、それ行かんとす。
ああ、それ行けり、それ行けり」
(状況:濡れ場)
「古典でも最近の作品でも『行く』という表現を繰り返し用いるあたりに、
表現の普遍性を感じさせるな、君」
「……どういう話なんだ」
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
(^^)
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
51 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/14 00:28
みんなでもっと勉強しようぜ!!!
52 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/14 11:13
「貴方は、何故いつも笑っていられるの」
「理由か、わからないなそんなこと」
「…自分のことなのに」
「そういうものだよ。君は自分のことを一から十まで理解できてるのかい」
「出来ているつもりよ」
「じゃあ、何故君はいつも苦しそうにしているんだい」
「…理解した。そういうことね」
「そういうことさ」
交互
「貴方は、何故いつも笑っているの」
「君の顔があんまりおかしくて。ぷっ。ぷぷっ」
55 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/23 20:50
現実の日常会話では演説なんか滅多にぶたない。
知り合いの間柄なら一言二言で用件が伝わる事が多い。
コイツを紙上で忠実に再現しようとすると一人あたり一行で済んでしまう。
そんなの続けてると文面が鈎カッコだらけになる。
会話文は3行以上を目指すけど、難しいね。
面白いなあここ。
57 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/30 11:30
どうも小説の会話って説明くさくなりすぎる。
こまったもんだ。
「あ、おはようございます、私の同僚の山田さんのお兄さんで、大学4浪中の通称タッキーさん」
とかさ。
みんなも、そう書いてしまうだろ?
「あ、タッキーさん、おはようございます」
山田達樹、通称タッキー。私の同僚の兄で、大学入試に失敗し続け今年で4浪になる。
翻訳の教科書で「だめな例」に有名な翻訳家の作品がとりあげられていたけど
やはり会話部分だったよ。
「それから諸々のことがありましてね」
20代のOLのセリフ↑