1 :
6 ◆BkZ9MKvKeo :
第一部 「乞食」
「うめえ!!この肉ほんとうめぇな〜!!!」
焼肉屋『肉焼』の一番奥の個室で、日出男(ひでお)は
一人、26才の誕生日を祝っていた。
しばらくして個室のドアを叩く音がした。
2get
そこに馬と鹿が立っていた。
「馬鹿!」
4 :
6 ◆BkZ9MKvKeo :03/07/02 21:44
日出男は泣いた。
そして馬鹿に蹴られて死んだ。
(了)
6 :
6 ◆BkZ9MKvKeo :03/07/02 21:54
日出男は投身自殺した。
第一部 完
7 :
6 ◆BkZ9MKvKeo :03/07/02 21:58
第二部 「エロス」
金がほしい!
ぶた子は思った。
風俗で働くことにした。
そこでトンカツにされた。
9 :
6 ◆BkZ9MKvKeo :03/07/02 22:09
頭を叩き割られて死姦された。
第二部 完
第三部「飛翔」
空を飛びたい。
チュン吉は思った。
11 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/02 22:27
手を振りながら崖から飛び降りた。
第三部 完
はやいなw
13 :
6 ◆BkZ9MKvKeo :03/07/02 22:36
第四部 「人類」
人々は皆、悩んでいた。
14 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/02 22:37
そして皆、カルト教団で集団自殺した。
第四部 完
15 :
エセ文学少年:03/07/02 22:43
第五部「上京、そして…」
十九年間育って来た秋田を離れ、念願の東京へ進出した
秋田米蔵。今日から一人暮らしである。
16 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/02 22:46
第五部 完
17 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/02 22:48
第六部 完
第六部「矛盾」
終わった後に始まった。
始まる前に終わってた。
19 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/02 22:51
第七部 「未完の大器」
「なんで誰も俺の才能を理解しないんだ!」
赤澤裕一(43)はつぶやいた。
20 :
6 ◆BkZ9MKvKeo :03/07/02 22:55
第七部 「林檎」
青森の農家に、一人の娘がいた。
澄んだ目をした、健康そうな娘だった。
「うちの林檎は日本、いや、世界一よ!!」彼女は言った。
父親は微笑んだ。
21 :
第七部 「林檎」 :03/07/02 22:57
その夜 悪い魔女が林檎に毒をもって娘を暗殺した
第七部 完
と思ったところへ赤澤裕一(43)がやってきて娘にキスを。
毒が回って赤澤裕一(43)も死亡。
第七部 完
第八部 「第九部」
○月×日 今日は2g ウンコをたべた うれしかった
24 :
6 ◆BkZ9MKvKeo :03/07/02 23:10
第八部 「背徳」
焼肉屋から出てきた日出男は、目の前の女に脅えていた。
「あんた、まだ無職なんやろ?
どこに焼肉食う金があったん?」
日出男は震えていた。 さっき払った焼肉の代金は、不純な方法で手に入れた金だったからだ。
25 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/02 23:13
「正直、スマンかった」日出男はすなおに謝った。
続く
26 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/02 23:13
27 :
6 ◆BkZ9MKvKeo :03/07/02 23:14
二人のあいだの道路を、奈良県警のパトカーが走り抜けた。
気のせいか、日出男にはその速度がゆっくりに感じられた。
28 :
6 ◆BkZ9MKvKeo :03/07/02 23:18
日出男は罪の意識に耐え切れなくなり投身自殺した。
第八部 「第九部」
うれしかったのもつかのまだった。
30 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/02 23:24
>>26 なんと日出男はクローン人間だったのだ。
次章で明かされる出生の秘密。
謎に包まれた日出男の生い立ちがついに明らかとなる。
こうご期待!
日出男は複雑骨折したが、死にきれなかった。
32 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/02 23:26
怪我が完治すると、日出男はペルージャへ移住し、
第二のヒデとして街の人気者となるのであった。
街の人気者は日出男だけではなかった。
35 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/02 23:47
そう、それはもちろん赤澤裕一(43)のことだ。
赤澤裕一(43)は脳死状態だった。
最終話 「ヴァギナフルーツ」
ある公営住宅で、ひとりの赤ん坊が生まれた。
「うまれたぞ愛の結晶!命名するぞこの子の名前!」父は叫ぶ。
「ヴァギナフルーツ!!!」
「磯野、磯野ヴァギナフルーツ」 教師の声で少年は意識を取り戻す。「最近注意力が散漫だぞ、しっかりせい!」
小学六年の少年は、あと三週間足らずで来る夏休みを心待ちにしていた。
「浜野、」教師は女子の出席を確認している。
「浜野肉ヴァギナ」
これはヴァギナという冠を持つ、二人の少年少女の数奇な運命の物語である。
赤澤裕一(43)は刺激に反応することができる植物人間だった。
1はカルヴィーノだな
40 :
6 ◆BkZ9MKvKeo :03/07/03 00:28
>>39あなたはゼンダマンにも書いてましたよね。頑張ってください
それとカルヴィーノって何ですか?
41 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/03 00:31
教壇を蹴り倒し、赤澤裕一(43)は叫んだ。
「植物人間の私が、
刺激に反応することができる植物人間の私が、
これまで教師生活を続けてこれたのは、
君たちの、
君たちのおかげです!」
赤澤裕一(43)の目から涙は止めど無くあふれ、
涙は虹へと変わり、
生徒の顔を七色に照らし出した。
>>40 イタリアの作家。不連続な連作小説書くらしいです。よく知らないですが。
赤澤裕一(43)の横に日出男がいて赤澤裕一(43)に刺激を与えていた。
>>42 検索したら、作家ということだけは解りました。
畳の上に生まれ落ちたヴァギナフルーツ
大病院で生を受けた肉ヴァギナ
対照的なふたりはヴァギナという冠のもと、しだいに惹かれあっていった。
47 :
6 ◆BkZ9MKvKeo :03/07/03 00:55
午後2時過ぎ、ヴァギナフルーツが居る校舎の側の道路を、
息を切らして必死に走っている男がいた。
「日出男!止まりぃや、もう逃げられへんで!」
日出男を追いかけるパトカーの助手席に、おさななじみの
女が乗っている。
『もう、ここまでか。』
日出男はパトカーにひき殺された。
赤澤裕一(43)の勤める養護学校に磯野ヴァギナフルーツと浜野肉ヴァギナは通っていた。
磯野ヴァギナフルーツはZ武状態だったが頭脳明晰だった。浜野肉ヴァギナは知障だったが五体満足だった。
50 :
赤澤裕一(本人):03/07/03 01:28
このたびは私をモデルにした作品を書いていただき、有難うございます。
ただ、設定に何点か間違いがあるので、ご指摘申し上げます。
年齢 : 19歳
職業 : 作家・コンビニ店員
日出男をひいたパトカーは走り続けた。それを見ていた赤澤裕一(19)は反応した。
「ひき逃げだ。日出男がひき殺された」
赤澤裕一(19)はパトカーを追って走り出した。
赤澤裕一(43)の膝の上に磯野ヴァギナフルーツが乗っている。
そして、赤澤裕一(43)の乗る車椅子を浜野肉ヴァギナが押している。
赤澤裕一(43)の手に日出男と二人で写っている写真が握られている。ペルージャで撮ったものだ。
赤澤裕一(43)の目にうっすらと浮かんでいた涙が磯野ヴァギナフルーツの頭にポツリと落ちた。
「お前はいい奴だった。俺にいろんな刺激を与えてくれた。お前はもう帰ってこない。
俺一人で生きていかなくてはならないなんて、俺には無理だ。俺はお前に言っておきたい。俺は楽しかったぜ。
だけど俺をお前なしで生きていかせるなんて、あまりにむごい。俺はお前が生き返ってこないと何も出来やしないんだ」
「俺は脳死状態なんだ。お前のおかげでこんなに刺激に反応できるようになったけど、
俺は植物人間なんだ。常に無意識状態なんだ。自分のしゃべったこともすぐに忘れてしまうんだ。
だけどお前のことだけは忘れることが出来ない。なぜか分からないけど、お前の顔が俺の目の前にちらついて離れやしないんだ。
俺は、もうダメだ。俺はお前と合えてうれしかったんだぜ。お前が俺に最初に与えてくれた刺激は忘れないよ。
俺はビクッとした。お前が俺のうなじにやさしくキスしてくれたんだったね。俺はお前を愛していた。
友情じゃない。愛情だったんだ。それなのにあんたは俺の目の前で死んでしまった。あんたは俺を悲しませたんだぜ。
これ以上無いシチュエーションで。わかってるのか。あんたわかってるのか。俺の脳はもう完全に止まってしまうだろうよ」
54 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/03 09:46
下巻 第1部 「再生」
プシュゥゥゥーーー。ドラキュラの棺のような箱が開き、
中からモクモクと白いスモークが湧き出てきた。
「ここは……、いったい?」
日出男は痛む頭を抑え、このわけの分からない状況を
なんとか把握しようと努めた。
日出男はベルトコンベアで移動していることに気づいた。
日出男は火葬場にいた。何かにあたって、箱の蓋がふたたび閉じ、日出男を乗せた棺桶は炎の中に包まれていった。
日出男は炎に揉まれながら、「昔俺のスレ削除依頼出した奴死ね」と叫んだ。
日出男は昔、自分のスレが削除依頼出されていることを知った時、死のうと思った。
「俺はクローン人間ですスレッド(1)」は一週間で消され、「投身自殺しまつ」は三日で消されていた。
全くレスも付いていなかった。
唯一付いていたレス
>>1 ∧_∧ ヒソヒソ
( ´_ ゝ`) ∧_∧
/ \/ )( ´,_ゝ`)プッ
/ \___// \
__ .| | / /\_ _ \ \_____
\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(__ノ \ \__) \
||\ \ .||\ \
||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
|| || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
が、日出男の脳裏に思い浮かんでいた。
日出男はそれに対し、
>>2 /  ̄ ̄ \
| | | |
| | | |
|⌒\| |/⌒|
| | | | |
| \ ( ) / |
| |\___人____/| |
| | λ | |
( ヽ
(-_-)
(____)
と、レスしかえしたことをもがき苦しみながら思い出した。
60 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/03 11:22
日出男は必死の思いで火葬場を脱出した。
ヤケドはひどいが致命傷ではない。
どうせ生き長らえた命だ。これからはしたいことをしよう。
彼は三日悩み、いまだ明らかにならない実母を探しに
イギリスへと発つことを決めた。
完結編 「伝説」
古代からの言い伝えに、次のようなものがある。
『ペニスの冠もつ男とヴァギナの器をもつ女がひとつになりし時
世界に君臨する力がもたらされるだろう。』
小学校教師、鳩山もその伝説の求道者だった。
早朝の職員室
「ヴァギナの器は手に入れた。あとはペニスの冠をもつ男が手にはいれば、、やはり3組の山田、山田モーニングペニスを使うしかないか、、、。たしかあいつはこの頃学校に来てなかったな」
山田家
「モーニングペニス!鳩山先生が心配して来てくださったわよ。
早く学校へ行きなさい!」
「嫌だ!また名前のことでからかわれるんだ!」
鳩山は山田の首をつかみ、連れていった。
山田と肉ヴァギナを早速合体させたが、穴とペニスの形が合わず
失敗した。
「くそっ!やはり岡田じゃないと、岡田ペニスグルーヴじゃないと駄目なのか!!
しかし、岡田は一ヶ月前、交通事故で死んだ、、、。」
その晩、鳩山はピストル自殺した。
完
(整形手術は大成功だな)
ロンドンの街角を歩きながら、日出男は思った。
日本ではずいぶんな荒らしが入った。鳩山も自殺したらしい。
…だが、俺は変わった。こうして国外に出たし、俺本人は死んだことにされている。
ニューヨーク、ベルリン、そしてロンドンと、俺は整形を繰り返したし、声帯も変えた。
変わった後の俺の顔を知る奴は、いないもんな。
すっかり変わった容貌をショーウィンドーに写して、軽く髪をなおす。
数枚のパスポートを確認すると、日出男はうなづいた。
「これで、俺は別人になれる…」
復讐は、始まったばかりだ。
ピストル自殺を試みた鳩山だったが、重い障害が残っただけで死にきれなかった。
整形後の日出男の顔を知る人物がいた。鳩山だった。鳩山はすべてを知っていた。
66 :
アダルトDVD:03/07/03 18:12
鳩山は日出男と共に炎の中に飛び込み、焼け死んだ。
最終話 完
第一話 「ピーナッツ」
午前10時過ぎ、スヌーピーは小屋から這い出てきた。
太陽の光は眩しく、空一面が青く澄み渡っていた。
天を仰ぐ彼の背後に、黒い影が近づいていた・・・
68 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/03 19:29
それはかの有名なポパイ氏だった。
腕にはイカリのタトゥー、口には立派なパイプ。
紛れもないポパイだ。
「ポパイさん、僕になんの用だろう?」
スヌーピーは訝しがった。
「ホウレンソウ買う金が無いから、お前が風俗で働いて稼げ」
スヌーピーは震えていた。
つまんねえスレ
最初の客はチャーリーブラウンだった。
72 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/03 21:40
>>70 そういう台詞は1からちゃんと読んでから吐け。
73 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/03 21:59
チャーリーブラウンは変体ハードゲイ男だった。
74 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/04 00:23
むしろポパイに目をつけた。
「変体とは変態にあらず!いわゆるミュータント、すなわち新人類なのだ!」
チャーリーブラウンの身体が変形していく。
愕然とするポパイ氏の前で、チャーリーブラウンの頭部が炸裂する。
「狩りの、季節だ…」
ショットガンを構えたロジャーラビットが、人参をかじりながら不敵に笑った。
「そろそろ、正体をみせたらどうだ?」
ロジャーラビットの銃口が、ポパイに迫る。
「ハリウッドのチャイニーズ・シアターでポパイ氏の死体が発見されたんだ」
ポパイの額に汗が流れる。スヌーピーは驚愕の表情で事態を見守っている。
「しぃ…」不意にポパイが白い歯を見せて笑った。
「その通り、短い偽装だったな…」
ポパイは頬に手を掛け、ラテックス製マスクを剥がす。見慣れない男が現れた。
「貴様か、赤澤裕一(43)」
「そう言うお前も、着ぐるみを脱いだらどうだ?日出男クン」
「違うよ…」ロジャーラビットの着ぐるみを脱ぐと、鳩山は汗を拭った。
「日出男は貴様だろう?スヌーピー!」
スヌーピーは首を横に振って、外の景色を指さした。
ロジャーラビットは、ポパイをちらと見て、
次にスヌーピーと目を合わせた。
スヌーピーは失禁した。
79 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/04 14:55
このスカトロ睾丸めがぁ!
ブラウンは歓声のなか糞尿の海へ飛びこんだ!
湯気をあげるにがい味のうんこを食べはじめたブラウン。
己の乳首をたっぷりと愛撫するのである。
これがほんとの糞ゲイ大将。
「やかましい!」
ショットガンの散弾がブラウンを襲う。
ソーセージを思わせる腸の破片と肉片が飛び散り、砕けた骨が壁を飾りたてる。
5発の銃声が響き、充分な挽肉になったチャーリーが四散した。
ロジャーラビットの着ぐるみを脱ぐと、鳩山は周囲を見回した。
赤澤は逃げたらしい。スヌーピーだけが震えている。
「こいつを持っていけ」チャーリーの財布をスヌーピーに投げる。
「なかなか金持ちだな、余生を犬小屋の上で暮らせるぜ」
軽くウインクすると、鳩山はモーテルを飛び出し、停めてあったシトロエンに乗り込む。
ハイウェイに出ると、空港を目指す。追跡は、始まったばかりだ。
第一話「ピーナッツ」 〜終〜
第2話「漆黒鼠の帝国」
日出男は裏2ちゃんへの入り方を雑誌で知ると、さっそくモニターの前に陣取り、パソを起動させた。ハァハァとした息づかいで。
認証ページが表示される。
「このページは青少年にとって有害かつ悪影響を…」
長く、凡庸な文章の羅列、こうした文章を見慣れた日出男には、うんざりする光景だった。
「知ってるよ知ってるよ、それより次だ!」
「YES」のキーをクリックした途端、別のページに飛ばされる。
後ろめたさの全然無い、明るいページで、漆黒のネズミが踊っている。
日出男は歯ぎしりをして悔しがった。
血管を浮き立たせ魔羅が固く怒張していく。
ナイフで醜く切り裂いた婆さんの萎れた乳を想像する。魔羅の先より白い粘液がお出ましになった。
86 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/08 09:54
「日出男」
パソコンに向かっていると、不意に背後から声をかけられた。
驚いて振り向くと、そこには自分と瓜二つの人間が立っていった。
「鳩が鉄砲豆食らったような顔すんなよ」
その男はニヤニヤしながら言った。
「お前は?どうやってうちに入ったんだ?」
「だって、俺、日出男だもん」
男はさも当然そうに話した。
87 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/08 16:06
第11部
『日出男と日出男』
88 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/08 19:06
<男>と書かれた看板が掲げられた部屋に二人の日出男が肩を並べて足を踏み入れた。
ふと日出男は、自分そっくりの日出男の顔を見つめた。
部屋に入ってきた日出男の頬に、小さな整形手術の跡がある。
「俺は何者かに火葬されかけ、どうにか命を取り留めたんだ」
確かに、顔立ちはそっちの日出男の方が外人っぽい。
「でもなんで、<男>なんだ?」
「おいこら、お前は女湯に入る趣味があるのか?」
外人っぽい日出男は、売店でコーヒー牛乳を買ってくると、腰に手を当てて飲み始めた。
(湯上がりに飲んだ方が、おいしいのに…)
日出男は釈然としないものを感じたが、コーヒー牛乳が欲しくて仕方がなかった。
日出男が<男>と書かれている看板の裏をなにげに覗いてみると、<女>と赤く書かれていた。日出男は看板を裏返して掲げなおした。
これで……良いんだよな?日出男は何度も何度も確かめた
そして二人の日出男は<女>と書かれた看板が掲げられた部屋へ、肩を並べて入りなおした。
94 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/10 00:08
キャーのび太さんの、エッチ!!
どこかで聞いた名台詞とともに、たたき出された。
95 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/10 02:17
〜 完 〜
「〜完〜って看板は無いだろ」
日出男は風呂屋の窯に、〜完〜の看板を放り込んだ。
「どうして失敗したんだろう」
「俺たちは、基本的な策を間違えたんだ」
外人風の日出男がコーヒー牛乳を一口飲んで言った。
「俺たちは看板を裏返しにして、物陰に隠れていればよかったんだ」
「そうか!あとは女湯と間違えて…」
〜完〜の看板が燃える炎を背景に、二人の日出男はうなづいた。
97 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/10 14:01
「あなたは自分がしたことの重大さが分かってないようね。」
女は僕の首をゆっくりと締め上げていった。
「そこまでだ」
女が振り返ると、二人の日出男が立っている。
「いくらだまされたからって、銭湯のおじさんに八つ当たりしちゃあいけないよ」
僕の首から手を放し、ずれかけたバスタオルをなおすと、女は二人の日出男をにらみつける。
「あんたのせいね?」
二人の日出男はお互いを指さし、「こいつのせいだ」と言った。
「じゃあ二人ともやっつけてやる!」
女の左右同時ラリアットが日出男を襲う!
「今だ!」
二人の日出男が左右に飛び退く、一人が女に足払いをかけ、もう一人がバスタオルを奪い取る。
「素晴らしいコンビネーションだ…」
カトちゃん髭を振るわせて、僕は二人の日出男に拍手を送った。
「何だ、あいつ」日出男の一人が僕のほうに近付いてきた。もう一人の日出男はにやにや笑っている。
100 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/11 00:13
日出男(にやにや笑っている方だ)は徐に口を開くと自満気にこう言った。
「100」
僕には意味が解らなかった……。
101 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/11 04:25
【 BAD END 】
「その看板もいらないっつーの!」
【 BAD END 】と書かれた看板を手に取ると、日出男は僕の頭に看板を振り下ろした。
「あいたたた!せっかく作ったんだから、怒っちゃや〜よ」
僕の頭は禿げてはいるが、堅さには定評がある。看板は真っ二つに折れた。
「解らなかったのか、『100』の意味を…」
もう一人の日出男はにやにや笑いながら、空になったコーヒー牛乳の瓶を渡した。
「わかんないよ、おじさんカトちゃんだもん」
「今はそれでいい、いずれ解る時が来るから」
二人の日出男は僕の肩を叩いて、風呂屋を出て行った。
「…ううん…」
女が目を覚ました。立ち上がった女を見て、僕は鼻血を5gほど飛び散らせた。
「…見たわね!」
自分の格好に気がついた女が、僕をつかんで番台から引きずり出す。
ドロップキックにバックドロップ、コブラツイストに四の字固め、僕の関節が悲鳴をあげた。
でも僕は気持ちよかった。裸の女が相手なら、半殺しだって本望だ。
(ありがとう、日出男ブラザース…)
恍惚の表情を浮かべる僕の顔に、女が思いきりくしゃみをした。
「へっくしょん!」
103 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/11 16:46
the ヽ( ・∀・)ノ ウンコー
最終夜 「アメリカン・ボココ」
ヨシキはペンダントを握り締めた拳を、じっと見つめていた。
広場の雑踏のなか、彼一人が立ち止まり、過去を回想した。
橋の下に捨てられていた赤ん坊は、『ペニス孤児院』に保護され
十八歳になるまで育てられた。
院長のペニスじいさんは、孤児院を出ていくヨシキに言った。
「ヨシ坊には将来世界で活躍する男になってもらうんじゃ。
この金でアメリカへ勉強しに行きなさい。」
そしてヨレヨレの万札十枚と、ペンダントを差し出した。
これが一時間前の出来事である。
<よしっ!行ってくるぞ!>彼は立ち上がり、空港の方へ歩き出そうとした。 足元にコケが生えており、彼は滑ってコンクリートで頭を強く打ち、死亡した。
HAPPY END
終了
「100の意味かい? コーヒー牛乳の値段だよ」
107 :
ベニテングダケ ◆SUhH.hGQuk :03/07/11 22:21
日出男が風呂屋に戻ってきて、ヨシキのペンダントを僕の胸倉から引き千切りながら言った。
「ボイカラボイカラカッカー チャイヤンチャイヤンヤーン」
薄れゆく意識の向こうで、ヨシキは日出男の声を聞いた。
「おおよしきよ、しんでしまうとはふがいない。もういちどチャンスをあげるから、がんばるのじゃ」
コンティニュー?
「イエスだイエス!」
ヨシキは絶叫した、途端に身体に力がみなぎってゆく。
気がつくと、孤児院の休憩室だった。
目の前には古いタイプライターと使い捨てインクリボンが3つ、何でも入りそうな道具箱。
ヨシキは道具箱を開けるとグリーンハーブとベレッタ、そして残りの銃弾を取り出した。
「待っていろウェスカー…今度こそ息の根を止めてやる」
小さくうなづくと、ヨシキは孤児院から駆けだしていった。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
シスプリのヨシキと日出男がけんかしています。
お兄ちゃん行って何とかしてください。
112 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/15 09:40
お兄ちゃんが状況に気付いた頃、ヨシキは危機に陥っていた。
目の前にシトロエンが止まり、鳩山が降りてくる。
手にしたショットガンを向けると、鳩山はにこやかに聞いた。
「日出男はどこにいるんだ?奴には聞きたいことが山ほどある」
血の混じった唾を吐くと、ヨシキは歪んだ笑みを浮かべた。
「日本に帰ったんだろう?アメリカには番台つき風呂屋が無いからな」
「じゃあ、お前はここで朽ち果てるがいい。ロスで行方不明は日常茶飯事だからな」
引き金を引こうとした手に激痛が走り、ショットガンが落ちる。
手には、小さな風車が刺さっていた。
「お…おにいちゃん!」
ビルの上に現れた人影に、ヨシキが涙目で叫んだ。
「だいごろーーーーーーーーーー!!!!」
人影は野太い声で応える。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
115 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/15 18:26
鳩山は二人のやりとりを涙目で見ていた。
116 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/15 23:58
見詰めていた二人の会話に、愛情の欠片さえも感じなかった。
ボクは本当に一人ぼっちなのだ。
誰もボクを愛してくれない。
考えたくなくて、認めたくなくて、自分のつま先に視線を落とした。
買ってもらったばかり靴に、小さなしみができていた。
小さなしみは、心の中にある悲しみのように、
決して洗い流すことはできないような気がした。
117 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/16 01:54
それでも……ボクがやらなくちゃ。
足が大地を踏みしめる
両手に構えたデザートイーグルの銃把を握り、銃口を向けて―――
「……さようなら。大好きでした」
119 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/16 07:57
血まみれになった二つの塊を想像して、ボクは少しだけ笑った。
部屋の空気にそぐわないボクの笑顔は、二人の会話を止めた。
「どうしたの? 急に笑って」
なんでないんだ、と声にだすことはせずに首を軽く横に振り、
白くすすけたアスファルトを、つま先で軽く叩く。
「君は帰る所が無いと、思っていないか?」
お兄ちゃんがボクを見て、にっこりと微笑んだ。
白い歯が目立つ、ボクはお兄ちゃんの歯が大好きだ。
歯だけじゃない。厚い胸も、ちょっとボサボサの髪も、少しすりきれたTシャツも、
その中身だって…
「こっちへおいで、一緒に帰ろう」
やさしい言葉、ボクにかけてくれるの?
お兄ちゃんは満面の笑みを浮かべて両手を広げた。
もうだめ、おさえられない…
ボクの両手からデザートイーグルが落ち、アスファルトに重厚な音が響いた。
地を蹴って、ボクはお兄ちゃんにかけよる。
お兄ちゃんは優しく僕を抱きとめてくれた。
…ああ、でも。こんな時、なんて言えばいいんだっけ。
すぐには見つからなかったから、仕方なく代わりの言葉をかけた。
「…ごめんね」
さくり、と。
どこに隠し持っていたのか、
鈍い銀色の刃が、その胸を刺し貫いた。
そうして、倒れ伏したのは。
ゆっくりと、スローモーションのように、鳩山が倒れる。
「ど、どうして…」
驚愕の表情を浮かべて、ヨシキが駆け寄ってくる。
「鳩山は…日本に向かったんだ。ここで遊んでいる暇は無い…ってな」
絶望の表情を浮かべている鳩山の顔に手を掛ける。ラバーマスクは簡単に外れた。
「…こいつは!」
無惨な屍を晒していたのは、ウェスカーだった。
「俺たちみんなを倒そうとしていたんだよ。あぶなかった…」
そう言ったお兄ちゃんの身体が、ぐらりと傾く。
「お…お兄ちゃん!」
お兄ちゃんは不思議そうな顔で、お腹をさすった。
そして真っ赤に染まった両手を見て、叫んだ。
「なんじゃこりゃあ―――――!?」
僕はお兄ちゃんの死体のジーパンを脱がし、自分の物にした。
「いろいろあったけど、生きてるって、素敵やん」
日出男はこう呟いた瞬間、白銀の砂浜に倒れこんだ。
太陽の眩しさは、彼の内部に在る輝きに呼応している様だった。
完
「乞食たちの夏」
公園のベンチに座り、僕は途方に暮れていた。
半年前、彼女をクラシックコンサートに連れていく約束をしたのに、未だに1890円しか貯まっていない。
真冬の時期から頑張ってダンボールを集めたのに、だ。
僕は彼女の住む、川の向こう岸にあるテントを訪ねることにした。
入り口から中を覗くと、彼女は同居人の女乞食と編み物をしていた。その女はつんぼなので、二人は手話で話をする。
どうやら今も例のコンサートの件で話し込んでいる様子だ。
僕は彼女をテントの外へ呼び出した。
「お金貯まった・・・?」
彼女が哀願するような目で僕の顔を見上げた時、彼女の頬がコケていることに気付いた。
<しまった! コンサートの帰りに、フランス料理をご馳走する約束もしてた!>
つまり彼女は何ヶ月も前から、フランス料理を腹一杯食べるために断食していたのだ。
僕はそんな彼女のいじらしさを目の当たりにし、胸の奥に愛情と肉欲がフツフツと煮えたぎってゆくのを感じた。
脳裏にこんな考えが浮かんだ。
<この女を食い殺してやる。>
そこで昔の女が登場。
「お兄ちゃんどいて! そいつ殺せない!」
私は間違えて、お兄ちゃんの肛門に鉄の棒をブッ挿した。
五日後、お兄ちゃんは人工肛門になって病院を退院した。
「人工肛門なんて、渡哲也みたいだな。
今日から俺も、石原軍団だ!」
そう叫んだお兄ちゃんの目には、涙が光っていた。
< 私のせいだ。 >
私は自責の念に駆られ、割腹した。
なんと昔の女の死体が光り輝き、
まばゆいばかりに美しい女神が現れた!
*「たすけてくれて ありがとう。 わたしは このおんなの はらに とじこめられていました。
たすけてくれた おれいに なんでもひとつ ねがいを かなえましょう。」
>はい
いいえ
「石原軍団に、入りたい。」
132 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/22 05:26
今、俺は歴史的な糞スレを目にしているのかもしれない。
日出男は、確かにそう思った。
133 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/22 05:43
「石原軍団に入りたいだと?それならまず俺を倒してみろ!」
お兄ちゃんの前にヨシズミが現れた。
思った以上に天然パーマだった。
「簡単なことだ、今の俺なら、貴様に指一本触れずに倒してみせる…」
被っていた野球帽を直すと、お兄ちゃんは笑顔を浮かべた。
「な、何だと?」
ヨシズミの顔が真っ赤になり、次の瞬間真っ青になった。
お兄ちゃんが帽子を取ったからだ。
「見ろ、俺は天然パーマどころか、天然アフロなんだよ」
5倍の大きさにふくれあがったアフロの前に、ヨシズミは恐れおののいている。
「…だが、これじゃあ石原軍団には入れないよな?」
「心配いりませんのことよ」
女神様は白い看板をお兄ちゃんに渡すと、消えていった。
しばらくして日出男は、お兄ちゃんがCM出演をしているのを見かけた。
「♪No.1 N0.1 No.1 ウ〜〜〜〜♪」
あの看板を持って、お兄ちゃんは楽しそうに踊っている。
「…天職だね、お兄ちゃん」
にたりと笑うと、日出男は弾倉をチェックした。
復讐はもうすぐ佳境を迎える…
「大阪は燃えているか」
夕闇迫る岸和田の街を、ラピート号が駆け抜けていく。
閑散とした車内を歩きながら、日出男は周囲を見回した。
「俺を火葬場に叩き込んだ、荒らし野郎が、ここにいたとは…」
変体チャーリーブラウンは無様な死体を晒した、変態カトちゃんも倒された。
変態を変体に改造したウェスカーも、お兄ちゃんが差し違えて地獄に送った。
「ここでカタをつけてやる…」
缶ビールを一口飲むと、日出男は車内を歩きだした。
暫くすると車内が騒がしくなった。どうやら異臭が原因らしく、
乗客は皆鼻をつまんでいた。
日出男は丁度鼻が詰まっており、平気な様子でニオイの発信源へと歩を進めていった。
どうやら、さっきの駅から乗り込んできたらしい、
座席の隅で漫画を読んでいる肥満体の男が悪臭の根元だった。
時折、何事かブツブツとつぶやいては、歪んだ薄笑いを浮かべている。
日出男が近づいても、肥満体の動きは同じだった。
「…貴様か」
悪臭を放つ髪を捕まれて、悪臭男はようやく目を開いた。
シイタケの断面図のような目が、日出男を見つめた。
日出男は男を片手で持ち上げると、窓に向かって投げ飛ばした。
時速120キロで走る列車から120キロぐらいの肉玉が荒野へと弾き出された。
肉塊は地面に当たると爆発した。
その爆発に巻き込まれ、横倒しとなる列車。
列車は横になったまま走り続け、終点に到着した。
ド派手な音を立てて、列車は大阪駅に激突した。
「うう、ひどい目にあったもんだ…」
日出男は列車から這い出ると、ふらつく足取りで梅田地下街に入っていった。
「奴は言った、『俺は手伝っただけなんだ、命令したのは…』とな…」
美味しそうな匂いが漂ってくる。日出男は思わずつぶやいた。
「腹減った…お好み焼き喰いにいくか…」
日出男は17枚食った。金を持ってなかったので食い逃げした。
必死で逃げている途中で、マンホールに落ちてしまい、気がつくと小高い丘の上にいた。
空一面ピンクに染まり、上空をいままで見たことも無いファンタジック且つグロテスクな生き物が旋回していた。
「ラピュタは・・・本当にあったんだ!」感動である。
見上げると、故岡本太郎の造った‘太陽の塔’がそびえている。
「そうか…ここが万博公園だったのか…」
空一面をピンク色に染めて、大阪市街が燃えている。
「い、いかん!空を飛んでいるのは変体どもか!」
「その通りダ!私がここから操作しているのダ!」
太陽の塔の顔が開き、さっきの悪臭男が現れた。
スーツを着て髪を横分けにしているが、片頬を歪めた下品な笑いと、悪臭は変わらない。
「生きていたのか!」
「あれは双子の弟ダ!私はここで『第三次ゼーレヴェー作戦』の指揮をとっているのダ」
くわえていた楊枝を吐き捨てると、日出男は不快そうな顔をした。
その時、日出男はあることを思い出した。
「今日魔女の宅急便あるの忘れてた!ちょっとウチに帰ってビデオ予約してくるわ。絶対戻ってくるから!」
そう言うと日出男は走っていった。
「絶対戻ってこいよ・・・」
悪臭男は日出男を信じることにした。
「まてよ…」
悪臭男は足りない頭で考えた。
「あの映画は何度か再放送されている、BSノーカット版を含めてダ!」
髪をかきむしって周囲にフケを撒き散らすと、悪臭男は眼鏡をかけなおした。
「絶好のチャンスを奴が逃すと思うか?答えはノー…ダ!」
首をかしげながら司令室に戻ると、大混乱が起こっていた。
「代行!変体どものコントロールがおかしいニダ!」
「なんだと?」
ファンタジック且つグロテスクな変体どもが、勝手に戻ってくる。
「滑走路が間に合わないニダ」
「どうするダ?」
変体どもは空中で衝突したり、太陽の塔に激突したりした。
中身の悲鳴と共に、太陽の塔はひっくりかえってそれっきりになった。
「思い知ったか」
ダスキンハイモップに乗った日出男が、上空で虫笛を操っていた。
ドドドドドドド・・・・!!!
地平線の彼方からオウムの大群が迫ってくる。怒っているらしく目は真っ赤だ。
日出男は過去最大のピンチに直面する。
「なんでだろう〜なんでだろう、オウムがここに来るのなんでだろう〜」
周囲を見回しながら、日出男は調子はずれに歌ってみせた。
太陽の塔が倒れた所から、すすり泣きが聞こえてくる。
周囲にカブトムシのような香りをふりまきながら、悪臭男が泣いている。
「…そうか!あいつの悪臭が、奴らにとってはフェロモンになっているんだな!」
悪臭男をつまみ上げると、日出男は空中に舞い上がった。
オウム達も次々と離陸し、二人の後を追って空の一点に消えていった。
後に残るは静寂と残り香。
上昇中に激しい雷鳴が轟き、雷が二人の体を直撃した。
気がつくと目の前にはいつもの大阪の街が広がっていた。
だが、何か少しだけ違う。
そこは、日出男の精神世界だった。
152 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/27 19:54
唐突に過去の自分が出てきた。われながら懐かしがるが、過去の自分がクックル召還。精神世界破壊。
完
sage
a
「『完』じゃねえってば!」
『完』と書かれた看板を蹴り倒すと、日出男はもう一人の日出男に笑いかけた。
「やるか?お前がやらなきゃ俺がやる」
「…いや、せっかく二人揃ったんだ、ツープラトンでいこう」
息のあった攻撃がクックルを直撃、クックルは吐血した。
「シャゲ〜〜〜〜〜」
倒したクックルを太陽の塔に刺して飾り物にすると、日出男は手帳を取り出した。
「少佐も、代行も、クックルさえも…一掃したな」
「行こう、次のターゲットが待っている!」
2人の日出男は駆けだした。一人は東へ、一人は西へ…
そこに恐るべき敵が待ちかまえていることを、二人は知らない。
156 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/28 17:29
日出男はまず市役所に向った。
「実は女なんです。名前を変えたいのですが!!!」
一方もうひとりの日出男はアーカード(漫画HELLSINGより)とコンタクト中なのであった・・・
その時、流石兄弟が日出男のことを監視していた・・・
pu
「改名の後は警察学校に入学、婦警さんとして戦う…と、見たが」
「流石だな兄者、しかしどうして福岡市役所に届け出なんだろうな」
モニター越しの監視を続けながら、兄弟は話し続ける。
「やっぱり俺たち、日出男の屋敷に乗り込むのか」
「流石だな兄者、ワンちゃんの餌にされるんだな」
一方の日出男は、苦笑いして電話を切った。
「…やはり本編とは関係無い、しょせん奴はコスプレ好きの変態だったのか…」
電話ボックスを出ると、梅雨明けの日射しが差し込んでくる。
「…もうすぐ、連中が集まるイベントがあるそうだ。最高だな…」
JR名古屋駅に向かいながら、日出男は首をひねった。
「今度はボヤどころじゃ済まないぞ…それより今年は晴海なのか、それとも幕張か?」
長年の海外逃亡で、日出男は有明の存在を知らなかった。
(^^)
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
「有明の波濤」
そして、その日がやってきた。
夏の日射しさえも受け付けない東京湾の海底を進む、黒々とした艦隊があった。
その数、15隻。紅い星の紋章が書き込まれた艦隊は、これからの作戦に備えて待機していた。
「諸君、私は同人誌が好きダ」
全艦への回線を通じて、将軍代行は語りかける。
「個人本が好きダ、研究本が好きダ、パロディー本が好きダ、落書き本が好きダ、
無修正誌が好きダ、やおい本が好きダ、グロ本が好きダ、葉鍵本が好きダ、
Kブックスで、虎の穴で、ゲーマーズで、まんだらげで 秋葉原で、新宿で、神保町で、池袋で、
ありとあらゆる所で売買されている同人誌が好きダ…」
北朝兵は困った顔をすると、互いの顔を見合わせた。
いくら偉大なる将軍様から密命を受けたとはいえ、どうしてこんな奴が代行なんだろうか?
双子の兄と弟を大阪で失ったからか?それとも…
「…第4次ゼーレヴェー作戦開始!目標は有明、××ケット会場ダ!」
悪臭男の命令が響き渡る、艦隊は作戦を開始した。
おもしろそうなので、あげてみよっと
24体の宮崎勤クローンが有明に飛来した時、どこからか女性の声
が響いてきた。
「覚えてい〜ます〜か〜」
ミンメイだった。
「これより貴艦を援護する。」悪臭男は正義へと寝返り、攻撃目標を豚金に変更した。
間もなく将軍の肉は赤い鮮血とともに宇宙へ散った。
一つの流行歌が、有明全体を破滅から救ったのだ。
END
('*')
(つ旦
と_))
重大な間違いに気づいたので、
>>163は無かったことにして続けてください。
と思ったら間違えてなかったのでENDでいいわ
「END?まだ終わってないよ」
おだんご頭のカツラを外すと、実は女だった日出男(…そう、彼女は日出男の双子の妹だったのダ)は
ミンメイのコスプレから、元のミニスカ婦警に戻った。
「…なぜなら、奴は将軍代行。将軍が下した特令999号のままに行動できるんだから」
「その通りだ、婦警」
振り返ると、日出男が有明の海を見つめている。
「速くも進撃が始まった。平壌市内の飲食店は、アンナミラーズと馬車道のコピー店で埋め尽くされた。
××ケ会場に潜入した北朝兵により、名だたる同人作家が拉致された。
美女応援団の年齢制限が縮小化、13歳以下に限定されている」
日出男は可笑しそうに笑った。彼にとっては、この混沌さえ闘争の下ごしらえでしかないのだ。
「鳩山も動き出したぞ。日本国内各社の依頼を受けて、コピー商品と海賊版を徹底的に叩くだろうよ」
婦警に特殊型大口径ライフルを渡すと、日出男は短く言った。
「…働け」
〜次回予告〜
ついに暴かれる豚金の遺産!地下の書庫に眠る膨大な規制以前の同人誌を巡って、
出版業界、海賊誌、有料ネット業界の野望が交錯する。
キムチの食べ過ぎで悪臭に磨きのかかった代行に、日出男がとった秘策とは?
次回 「栄光の80年代、無修正本を確保せよ!」
168 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/30 03:51
(#^.^#)がんばれ!
そこで日出男は夢から覚めた。
目覚まし時計を覗くと午後12時。
妙な夢だったな……
日出男は頭を掻きながら今日は焼き肉を食べようと思った
その頃、焼肉屋「肉焼」では
172 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/20 13:19
閉店の準備をしていた。あと30分でオーダーストップ。
バイトらしき若者がモップで床を磨いている。
日出男は自転車を降り、がらがらの店内に入った。
173 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/20 13:22
>>172からの続き
>閉店の準備をしていた。あと30分でオーダーストップ。
バイトらしき若者がモップで床を磨いている。
日出男は自転車を降り、がらがらの店内に入った。
<ここから続き>
しかしふと何かに気付いたのか、店に入るのを止めた。
「硝煙の臭いだ!」
忍びがこの店を爆破しようと企んでいるのか?だとしたらここにいては危険だ!
日出男は店から出来るだけ離れようと駆け出した、瞬間!
ドッボカァァァァァアァァァァン!!!!!!
店は大爆発!茸雲を吹き出しあちこちへ火の玉を落としている!
焼肉屋が肉でなく店を焼いた・・・いや、爆発させてはたまらない。
唖然としている日出男の前に黒装束の忍者が現れた!
「ふっふっふっ、我等忍びの姿を見た者を生かしておく事は出来ない・・・」
日出男は驚いて「何言ってるんだ!気達が勝手に僕の前に現れたんじゃないか!」
「問答無用!覚悟!」忍者刀を抜き迫る忍者軍!危うし日出男!しかし!
「とーうっ!」何者かが忍者軍に立ちはだかる。
<続く>
175 :
アルモリカ城兵士:04/05/02 10:14
目の前には、40ぐらいの爺。
忍者どもを笑いながら斬りまくる。
「貴様らの魂、そんなものなのか!?」
二刀流の海賊みたいな爺が斬りまくる。
ぼくのおじいちゃんはとってもつよい
わるいひとたちをじまんのけんでやっつけます。
このまえはぼくのまえで100ぐらいたおしました。
あかくなったおじいちゃんはとってもかっこよかった。
ぼくもおじいちゃんみたいなおじいちゃんにりたい。
今だ生ぬるい血を滴らせて、日出爺は店の床に倒れた男たちを見下ろしていた。
間に合った。一番初めに思いついた感想はそれだった。
20年後の未来から『出露李庵』に乗ってきたまではよかったのだが、
まさか途中で、変なタヌキ型ロボットの運転するタイムマシンにカマを掘られるとは・・!
危うく4次元空間に取り残されてしまう所を、背中に剣を背負った少年に助けられて、
今に至る。無事にシャバに出られただけでもラッキーなのに、
当初の目的まで実行できるとは本人にも予想はつかなかった。
178 :
アルモリカ城兵士:04/05/06 17:09
「ふはははは!ソウルエッジはわしのものだぁぁ!」
セルバンテスは喜んだ。
179 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/11 02:22
「おい、ポギーの奴どこ行ったんだ?」
「気にすること無いさ、マイク。あんなおでぶ野郎、こっそりコテージに戻って
アイスクリームでも独り占めしてんだろ。」
「いや、この辺は殺人鬼がでるって話だぜ、心配だよ」
「HAHAHA,そんなの単なる噂話だよ、この別荘が街から何マイル離れていると
思ってるんだ。」
そうだった、ここは、いや僕たちは、、街から何マイル離れた場所で
にいるんだろう・・・。4時間前最後に立ち寄ったガソリンスタンドが酷く懐かしい。
その言葉は僕たちの背筋を冷やすのに十分だった。
「おい、ポギー出てこいよ、どこ行ったんだ」
オデブのポギーはママのミルクが大好きでー」
僕たちは、意識して、ふざけた調子でポギーが一番怒る替え歌を歌った。
180 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/14 06:11
その頃ボギーは、
「うわぁぁぁぁぁぁ・・・助けてくれぇぇぇぇ・・」
日出爺ことセルバンテス・デ・レオンに追いかけ回されていた。
181 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/14 11:55
その時一人の美しい女性がボギーの前に立ちふさがった
「おまえを食べる」
ボギーにはそう聞こえた だがボギーは耳を疑った 信じることができなかった
「こっちよ、ついてきて!」
女性はボギーの手を引っ張り走った とんでもない速さだ
ボギーは足を引きずりながら連れて行かれた
「くそ、あの小娘が!」日出爺は一言こぼし去っていった
182 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/14 14:42
ボギーは女性に手を引かれて走っていたが、あまりに速いので服が破れ始めた。
「ままま待ってくぶぶばばぼぼぼぼ」
喋ろうとすると口の中に空気が入ってきた。上手く喋れない。
空気で頬がふくれて”ふぐ”のようになった。女性はボギーを振り返って思った。
(ふぐはやっぱりふぐ刺しね!)
183 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/14 16:09
ボギーはあまりの女性の速さに耐え切れず気を失ってしまった
「・・・・・・・・・こ、ここはどこやねん」
気が付くとボギーは小奇麗な部屋のベットの上で横たわっていた。
奥から声がする、
「そう、そうなのよ。名前?わからないわ。・・・・それが今、気を失ってるのよ。」
なにか話している。あの女性だ。ボギーはその女性の美しい声に魅了され、時を忘れた。
「あら、気が付いたのね、よかった。あなた危ないとこだったのよ。」
ボギーは女性の美くしさに見とれた。
「ところであなた、名前は?いえね、さっき警察に電話してたの。あなたの身を引き取って
ほしいってね。」
ボギーは興奮したまま答えた。
「ボ、ボギーです。僕の名前はボギー」
「そう、じゃあファーストネームを教えてくれる?」
ボギーはすかさず答えた。
「あのビッグっていいます。」
「そう、ボギー・ビッグね。わかったわ。じゃあ電話しとくから・・・・
ああ、あなたの服破れてたから、新しい服きせといたわね。」
184 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/14 16:21
ボギーは答えた。
「服?服ですか?そのまま・・着せたんですか?」
「そうよ、服が破れてたから、仕方がなかったのよ。悪かったわね。」
奥からコトコトと音がする。
「ああ、今スープを暖めてるの。ちょっと観てくるわね。」
女性は笑顔だった。
ボギーは自分に着せられている服を見てみた。
「そうか、そのまま着せたのか。それにしても綺麗な人だな。」
ボギーはあらためて女性の美しさに見惚れていた。
その時、女性が奥から出てきた。手には暖かそうなスープを持っている。
女性はボギーにスープを差し出しながら言った。
「私は、キスってゆうの。キス・ティマよ。よろしくね。」
ボギーは慌てて答えた。
「ボ、ボギーです。」
ボギーは緊張していた。
185 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/14 16:39
女性は笑顔で答えた。
「さっき聞いたわ。あなたって面白い人ね。素敵な顔してるし・・・」
ボギーは驚いた
「す、素敵?ぼ、僕が?」
女性はさらに答えた。
「実は私があなたを助けたのは、あなたに一目ぼれしたからなの。
あの時ずっとあなたの後をつけてたの。そしたらあなたが日出爺に襲われて・・
ごめんなさいね。」
ボギーは女性のその言葉にある違和感を感じていた。
「さあ、スープを飲んで。暖かいうちに・・・・」
「そ、そうですね。じゃあ、いただきます」
ボギーはスープの中の肉をすくって食べてみた。
「おいしい!」
ボギーは驚いた。今まで感じたことのない味だ。
その瞬間なぜかボギーを胸騒ぎがおそった。ボギーは心の中で思った。
(このスープおいしいな。さすが綺麗な人が作る料理は違う。
それにしてもあの女の人、僕に惚れたって言ってたな。ほんとかな?もしそうだったら・・・
でも、あの人なんの躊躇もなくそんなこと言うんだな。そういう性格なのかな?)
186 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/14 17:06
「じゃあ、ちょっと出かけてくるから。行き先は・・・・・どうでもいいか。
そうそう、この部屋から出ないでね。なんでかは聞かないで。」
ボギーは不思議に思った。なぜこの部屋から出てはいけないのか?
「じゃあね、ボギー。」
そう言い残し女性は部屋から出て行った。ドアを閉める音がした。
ボギーは女性の言ったことがとてつもなく気になっていた。
その時ボギーは思わず部屋から出てしまった。
「なんだ。なんてことないじゃないか。なんであの人、部屋から出るなっていったんだろう?」
なんのへんてつもない風景が拡がる。そこはキッチンだった。
ボギーは何かを感じていた。ボギーはなんとなくそこにある冷蔵庫を開けてみた。
その瞬間、ボギーは思わず息を飲んだ。そこには人の死体。その死体は青く血の気がない。
バラバラだ。ボギーはあの言葉を思い返した。
「おまえを食べる」
ここから出なければ!
ボギーは慌てた。ヤバイ!ヤバイ!ヤバイ!ヤバイ!ヤバイ!ヤバイ!ヤバイ!ヤバイ!
ヤバイ!ヤバイ!ヤバイ!ヤバイ!ヤバイ!ヤバイ!ヤバイ!ヤバイ!ヤバイ!ヤバイ!
「出口はどこだ、出口!出口!」
もはやボギーは冷静さを完全に失っていた。
「出口がわからない!出口はどこだよ!」
そこにあるドアを片っ端から開けまくった。そのボギーの表情は鬼気迫るものだった。
「どこだよ!出口はどこだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
ボギーの目からは涙が溢れている。
187 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/14 17:10
「ふふふふ・・・ソウルエッジの邪気に冒されたか・・・
やはりこれはわしのものだな・・・」
ボギーが握り締めているソウルエッジを奪うと、
セルバンテスは夜闇の中へ消えていった・・
188 :
降る星〜第1話〜上空のグリフォン:04/05/14 21:20
「ま、待て!」
ボギーは暗闇に消えたセルバンテスを追った。
その時、ボギーのお腹を激痛が襲った。
「く、クソ行きてー!」
後ろからごそごそっと音がする
グサッ
「ぎゃああう!」
ぶりぶりもりもり
あたりはクサクサの悪臭が漂った
189 :
ふしはら堤 ◆5edT8.HnQQ :04/05/14 22:09
その悪臭の臭いをボギーは知っていた。
確かに幼い頃に嗅いだ臭いだ。
あの頃は楽しかったな。毎日が輝いていた。
みんな何してるかな。
セルバンテスを追うのを止めて、ボギーはおさわり倶楽部へ向かった。
190 :
ふしはら堤 ◆5edT8.HnQQ :04/05/14 22:13
そこで意外な人物にあった。
191 :
ふしはら堤 ◆5edT8.HnQQ :04/05/14 22:22
金正日が美少女倶楽部21の肛門にテポドンをぶち込んでいた。
192 :
ふしはら堤 ◆5edT8.HnQQ :04/05/14 22:31
総書記がボギーに言った。
「お前が朝鮮人になるなら美少女倶楽部のうちいちばん不細工のレイナをくれてやる」
「なります。横田も蓮池も殺します」
「だそうだ。レイナ。まんこも肛門も全開に開いてボギーのノドンをめいっぱい受け止めるがいい」
「総書記。お願いします」
「なんだ? 言ってみるがいいレイナ」
193 :
ふしはら堤 ◆5edT8.HnQQ :04/05/14 22:50
「わたしはあんな男にやられたくありません」
「まあ、お前のその気持ちはわかるが、あいつは童貞なのだ。気の毒に思ってやってくれ」
「いやいや。絶対嫌。きもいもん。あいつ性病持ってるよ」
ボギーが口を挟んだ。
「おれはマザコンさ」
194 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/16 13:02
ジョンイルは言った
「そうか、ならば仕方ない。」
ジョンイルは指を弾いた。
その音を聞いて奥の部屋からアーノルド・シュワルツネッガーばりの大男が出てきた
「お呼びでしょうか?ジョンイル様」
「うむ、レイナがどうしてもいやだと言うのでな。レイナの代わりにあの男の
相手をしてやってくれんか?」
アーノルド・シュワルツネッガーばりの大男はボギーに対してニヤリと笑う。
ボギーの顔からは血の気が引いていた。
195 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/16 18:19
が、
「マザーコンピュータの恐ろしさ、見せてやるぅぅぅ!」
ボギーはわけわかめな言葉を発し、自爆した。
日出男が病院で気を取り戻したのは、
それと同じ時刻だった・・
すると、またアーノルド・シュワルツネッガーばりの大男が出てきて
197 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/17 06:30
男のロマンについて語りだした。
「この世に暗闇なんてものは存在しない……解るかい?
例えば、目を閉じてみる。そこには暗闇があるんじゃあない。
ただ、光がないってだけだ。
俺は……光を見つめていたい。
たとえ、そこが底無しの暗黒でも、その中に光を探す男でありたい……!」
199 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/17 12:39
[そうか///]
日出男は言った
「俺もだ。いくら望みがうすくても絶対にあきらめない。
アーノルドさん・・・・俺もいつかアーノルドさんみたいに
大きくなって見せますよ」
「そうだ。私はカルフォリニア州知事に立候補したときは絶対にあきらめなかった。
だから今の自分がある。それよりもでっかい背中作ってみない?」
「筋トレですか・・・・・・だめだ僕にはできない。良子との約束があります。
僕はこういわれました・・・もし筋肉マッチョになったらセックスしてあげないって・・
良子の万個は本当にしまりが良くて、とにかく最高なんです!彼女とのセックスは
最高なんです!」
アーノルドは言った日出男はその言葉にびっくりした。
「じゃあ彼女・・・・・・・お菓子に行こうか・・・・・・」
その時、ドーテイが現われてこう言った。
「200番ゲット!!」
その場の空気をぶち壊しにして去っていく。
201 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/17 20:10
その後、「200番ゲット!」という言葉がこの話しのキーワードに
なってゆくが、今はそのことは秘密にしておこう。さて・・
202 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/17 22:11
結局俺は何がしたいんだろう。
「いや、そもそも俺は誰なんだ?」
俺は自嘲気味に笑った。意識が混濁している。意識をクリアに保てない。
最悪だ…。
俺はため息をつきつつ、今後について考えた。
ところが、携帯の着信音が俺の思考を切り裂いた。
ディスプレイには「J」の文字。
やれやれ、面倒なことになりそうだ…
俺は仕方なく、邪魔者の世話をした。
「もしもし?」
203 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/18 02:55
「・・・ちっ!!! Eメールかよ・・・」
そういえばつい先日、通話の着信音とE
メールの着信音とを入れ替えたばかりだった。
「糞がぁぁぁっ! なんてことを俺はしてしまったんだぁぁぁ」
俺がこんなポカをやらかしたときには、必ずあの男が現れる。
アーノルド・シュワルツネッガーばりの大男だ。
204 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/18 05:45
また男のロマンについて語り始める。
205 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/18 07:41
シュワルツネッガーはよく考えたらもう爺さんなので、
こう言おう。ボブ・サップばりの大男だと。
206 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/18 10:39
その大男は非常に聡明だった。紳士的な立ち振る舞いをし、常にクール
な男だ。手の甲に彼の人生が滲み出ている。ざらついて粗い男の手だ。
これまでいくつのも修羅場を潜り抜けてきたであろう。
ふと、彼はその手を頬にあて、こう呟いた。
207 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/18 13:10
「俺もマザコンだよ、ボギー・・・・」
俺はなんのことかよく解らなかった。その大男はなにやら空を見上げて悲しい
目をしている。
俺は思い切って聞いてみた。
「ボギー?誰です?その人は?」
大男はゆっくりとこちらに顔を向けて静かに言葉を発した
「ボギーは俺の親友さ、あの時俺があんなことしなければあんなこと
しなければ・・・・・・・・・・」
208 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/18 15:53
あんなことしなければ・・
あんなことしなければ・・
あんなことしなければ・・
あんなことってなんだろう?エッチなことだろうか?ボギー・・・男の名前
だろう。するとこの大男はゲイということか!マザコンでゲイ。最悪だ。
と、妄想しているうちに、俺のディックは既に大男の口の中に含まれていた!
209 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/19 21:25
「何を妄想しているんだ!」
その叫びに俺は目覚めた。一人の男が俺の胸倉をつかんで怒鳴る。
「なにをしてるんだ!なにをしてる!貴様はさっき俺のでいっくをしゃ○ったぞ!
貴様はなにをしてる!なんてことをするんだ!貴様ゲイなのか?最悪だ・・・」
男は手を投げ出しあきれ返っていた。
俺は手を胸に当て叫んだ。
「ちがう!俺はゲイじゃない!ゲイじゃないんだよ!信じてくれ、頼む!」
「じゃあ、貴様はさっき何をしていた!さっき貴様は俺のでいっくをしゃ○ったぞ!
なんてことするんだ!俺はゲイじゃない!貴様みたいなクレイジーな人間じゃないんだよ!」
男は怒鳴り俺の胸を平手で強く突いた。
俺は後ろに吹っ飛んだ。さすがボブ・サップばりだ。俺もあんなふうになりたい。
そう願ったとき、俺の心を絶望が包み込む。なんてこった、ここはグランドキャ二オン
の崖の上じゃないか!俺の体は空に投げ出された・・・・・
210 :
罧原堤 ◆5edT8.HnQQ :04/05/19 21:55
全身が激しく痛い。だが、生きているようだ。
あんな高いところから落ちても俺は死ななかったのか。
だが死ぬのは時間の問題だ。
俺にはもう両腕がない。どこかにぶつけてちぎれたのだろうか。
目も見えない。眼球がないのだ。
俺の2ボールは生まれた時にあった場所から飛び出してしまった。
だが何か激しく立つものがある。
チンポが勃起しているのだ!
そう思うと、泣けてきた。
これさえあれば生きていける。
俺の眼前にポッと希望のともし火が浮かんだ。
211 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/20 01:10
しばらくすると、チンポがもう一本生えてきた。さらにもう一本、またさらに・・・
全部で7本のチンポを持つことになった。7本はそれぞれ個性を持っており
また、自己主張も強かった。
俺はそれぞれのチンポに名前をつけることにした。
212 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/20 09:41
「スティング」「ファラシオン」「ガルフォン」「グリフォン」「ペガサス」「ジェネシス」
そして「セイバー」と・・・・・・・・・・・
戦いの時は迫った。俺は旅立つ。奴の元へと・・・・・
そう、アーノルド・シュワルツネッガーばり、かつボブ・サップばりの大男だ。
214 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/20 11:40
旅立つさなか、一本のチンポが裏切った。
セイバーだった。
セイバーは謀反を起こそうと企んでいたのだ!
215 :
罧原堤 ◆5edT8.HnQQ :04/05/20 16:03
だが、ただのチンポコに過ぎないセイバーに何ができるというのだろうか。
セイバーは切り取られる運命にあった。
ボギーはでんぐり返ってセイバーを噛み切った。
ボギーはペッとセイバーを吐き出して、何事もなかったように歩き出した。
息絶えたセイバーの魂は天に昇り、夜空に輝く星となった。
急に明るくなった夜空に驚いてボギーが言った。
「あいつは俺たちを見守り続けてくれるだろうさ」
216 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/20 16:09
そのちんちんセイバーを拾って改造する組織があった・・・・・・
セイバーがはっと目をさますとそこは・・・・
217 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/20 20:59
島津製作所だった。
島津は田中耕一のノーベル賞受賞を機に、改造チンポの開発に全力を注いでいるところだった。
「改造チンポで第2の田中氏を目指せ!」社内にはいたるところにスローガンが掲げられていた。
セイバーはこうして、超高性能なチンポへと進化し、いつしかボギーへの復習を誓うのだった。
チ ン ポ が や ら ね ば 誰 が や る
218 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/22 08:52
セルバンテスがやる。
219 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/22 14:25
そのとき!空から大量のウンコが降ってきた!
220 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/23 18:15
その時セイバーがとった行動は恐るべきものだった
なんとセイバーはふってくるうん○を「ミサイル発射口」にぶちこんだのだ
「うめー!」
セイバーは大きな声でそう言うと、水平線の彼方へ去って行った。
221 :
名無し物書き@推敲中?:04/06/02 19:59
俺は・・・・・ageるためだけに生まれて来た。
そして死んだ。
残った6本のチンポを使ってセックスに挑む事を決めた俺。
だが自己主張の強い6本はそれぞれに譲れない主義を訴えた。
「スティング」は初潮を迎えたばかりの小学生6年生を、
「ファラシオン」は身体のラインが崩れきった熟女を、
「ガルフォン」は体臭のキツい黒人の男を、
「グリフォン」は栗毛で小柄な牝馬を、
「ペガサス」は俺の無骨な左手を、
「ジェネシス」は夜空に浮かぶ月を、
それぞれ相手に選んだ。
正直、俺は面白くない。イヤはっきり言って苦痛だ。
でも仕方ない。俺の股間が訴えているのだから。
覚悟を決めて、俺は交わった。
「スティング」のために、下校途中の小学6年生の女の子を誘拐し、
フェラチオを強要する俺。
「ファラシオン」のために、豚のように肥え太った四十過ぎの女と不倫し、
騎乗位で揺れる脂肪を見る俺。
「ガルフォン」のために、歌舞伎町で呼び込みの黒人男を買い、
アナルを責めながら男の脇の下に顔を埋める俺。
「グリフォン」のために、静内で人の良さそうな老夫婦が経営している牧場の
小柄な栗毛の牝馬を無理やり犯して種付けする俺。
「ペガサス」は楽だった。自慰するだけで良かったから。
しかし、うっかりして右手を使うと不機嫌になるから大変だった。
問題は「ジェネシス」だった。
それはある夜の事だった。
一人だけ取り残されて不満げな「ジェネシス」をなだめながら、
いつものように牧場に忍び込み小柄な栗毛の牝馬を犯す俺。
考え事をしていて、うっかりしたのだろう。
間違って「ペガサス」をつっこんでしまったのだ。
おあずけを食らって怒り狂う「グリフォン」を説得して、
心ならずも獣姦してしまいショックを受けている「ペガサス」を慰め、
俺は牧場を立ち去った。
それから何年かが過ぎた。
ある日、俺はふと目にした新聞の記事に愕然とした。
静内の小さな牧場で、背中に羽のある栗毛の牝馬が生まれ、
競走馬としてデビューし、無敵の連戦連勝。
ついには日本ダービーへと駒を進めるという記事だった。
記事の写真には、見覚えのある人の良さそうな老夫婦の姿があった。
俺はその記事を読みながら、ある計画を思いついた。
いまだ童貞の「ジェネシス」を男にしてやるためのものだった。
背中に羽のある栗毛の牝馬を奪い、空を飛んで月へ行く。
…完璧な計画だった。
一番の問題はどうやって背中に羽のある栗毛の牝馬を奪うかだが、
俺には勝算があった。
よく考えてみれば、背中に羽のある栗毛の牝馬は俺の娘だ。
きっと父親である俺の頼みを聞いてくれるに違いない。
本当の意味での一番の問題は、「グリフォン」だった。
230 :
名無し物書き@推敲中?:04/06/18 12:46
小柄な栗毛の牝馬フェチである「グリフォン」が暴発せぬよう努めねばならぬ。
だが、自己主張の強い6本のチンポの一翼を担う「グリフォン」を、
俺ごときの貧弱な理性で抑えきれるかどうか…。
毎晩のように葛藤し悩み、そして答えの出ぬままにダービー当日の朝を迎えた。
東京競馬場は無敗の牝馬によるダービー制覇という歴史的瞬間を
見届けようとする18万人もの観衆で騒然としていた。
事件はここで起こった。
18万人の観衆の中には、自己主張の強い6本のチンポの好みに合致する
初潮を迎えたばかりの小学6年生の女の子、身体のラインが崩れきった熟女、
体臭のキツい黒人の男、栗毛で小柄な牝馬、俺の無骨な左手。
…という具合に「ジェネシス」以外の5本のチンポが激しい自己主張を繰り返し、
俺の脳内の酸素は足りなくなって、俺は意識を失った。
気がつくと、俺は背中に羽のある栗毛の牝馬に跨ってゲートの中にいた。
何が起こっているのか分からず、うろたえる俺をよそにゲートが開く。
スタートと同時に、俺の6本のチンポはそれぞれに自己主張を始めた。
激しい鼓動が俺の股間から背中に羽のある栗毛の牝馬に伝わる。
唸るように狂おしい6本の風車ムチ。
その激しくも官能的なグルーヴが背中に羽のある栗毛の牝馬を覚醒させた。
一瞬、420キロ台の小柄な体躯が低く沈んだかと思うと、
次の瞬間、空を飛んでいた。
「一目散に、月を目指せ!」
一刻も早く憧れの月に童貞を捧げたい「ジェネシス」が俺を急かす。
しかし生まれて初めて空を飛んだ背中に羽のある栗毛の牝馬は慣れないせいか、なかなか高度を一定に保つことができずにいた。
やがて夜になって周囲は闇に包まれていく。
空は厚い雲に覆われて月は見えなかった。
暗闇の中から奇妙で不快な音が聞こえる。
その音は次第に大きくなり、俺の脳裏を嫌な予感が掠める。
次の瞬間、水平線の彼方へ去って行ったはずの「セイバー」が現れ、
驚く間もなく俺の眉間を撃ち抜いたのだった。
たとえ6本もの自己主張の強いチンポを持つ男といえども
眉間を自分のチンポに撃ち抜かれては助からない。
薄れゆく意識の中で、「ジェネシス」だけ童貞のまま死を迎えてしまうのが
唯一の心残りだった。
全てが終わった。
いつの間にか雲は途切れ、空には月が浮かんでいた。
背中に羽のある栗毛の牝馬はどこかへ飛んでいった。
もちろん夢だった。
237 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 12:19
夢を見ていた高崎将也はベッドからおり、部屋を見回した。
いつもとまったく変わらない自分の部屋。
しかし、何かが違った。
その場でくるりと回ってみる。
やはり違和感がある。困惑気味に頭をかき、――鏡を見た。
そこには見慣れた自分の姿は無く、代わりに映るのはペドフィリアが泣いて喜びそうな、少女の姿だった。
そこで初めて、視点がいつもより低いことにやっと気付いた。
239 :
名無し物書き@推敲中?:04/08/29 10:22
しかもただの少女ではない。
良くできたフランス人形になっていた。
(これは一体どういうことだ・・・・?)
言おうとしたが、声が出ない。人形だから当たり前だ。
だが、動くことはできるようだった。
240 :
罧原堤 ◆5edT8.HnQQ :04/08/31 07:58
オマーン国際空港で僕は彼女と出会った。舐めていた飴はもちろんヴェルダースオリジナル。なぜなら彼女のおまんこも臭いからです。
241 :
名無し物書き@推敲中?:04/09/01 17:04
そして、翌朝
母から電報が届きました。
チチ キトク スグ カエレ
243 :
罧原堤 ◆5edT8.HnQQ :04/09/01 21:38
阿木燿子とセックスしてええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
そう言いながら父は倒れたそうだ。僕は呆れる。
受話器を持つのはつらい。でも掛けてよかったかも知れない。
母は思い出し怒りのため受話器を床に叩きつけた。
「ちょっと母さん、電話壊すなよ」
「もう……いいわよこんな黒電話! あの人と結婚していなければ……今頃テレビ付きだったのに!」
「……テレビ付きが良かったの? 何で?」
「会話中にふとこぼれる微笑……天使も敵わないそのエンジェルスマイルを見せてあげられるじゃない……!」
こんな両親から生まれたにしては僕はまともだということが分かった。世界で一番の奇跡だ。
「あ、そうだどこの病院?」
「来たら一緒に行きましょ。バット持参してきても全然構わないからね!」
「はぁ……姉ちゃんじゃあるまいし」
そこで僕はすごいことを思い出した。何で忘れてたんだろう。
「あ、ごめん、やっぱ行けない!!」
スマソ。
245 :
名無し物書き@推敲中?:05/03/01 18:23:31
フランス人形になっているのだから行ける訳がない。
そう途方に暮れていると姉が帰って来た。
すると姉は物珍しそうにこちらを見た。
そして姉は手に持っていたバットで僕を打った。
僕は天空へと吹っ飛んで行った。
シャルル・ドゴール空港に僕は着地した。
あいつがルパンだ! ルパンを追え! と銭形の声が響いている。
そんなフランスの街だった。
シェーという声も響いている。みんなが笑ってる。ルールル、ルルールー、今日もひぎぃ
それにしても、……。直哉は考え込んだ。この小説は長すぎるのではないか。直哉は更に考えた。
直哉は考えて考えて…そして遂に結論が出た。
「そうだ!この小説を終わらせれば良いんだ。」
こうしてこの小説は幕を閉じたのだった。
―完―
251 :
雨李 ◆DfRWmhgSjg :2005/03/24(木) 02:13:37
第二章 いちご白書をもう一度
252 :
雨李 ◆DfRWmhgSjg :2005/03/24(木) 02:15:40
あの頃、町にはビリーバンバンが流れていたっけ。
義夫はポケットを探りながら、川面を眺めていた。
突然川面からゆうこりんがでてきた
254 :
名無し物書き@推敲中?:2005/03/26(土) 14:52:43
しかし大きな桃が流れて来て一緒に流されてしまった。
義夫は、(まぁそんなこともあるさ)と、タバコに火をつけた。
256 :
名無し物書き@推敲中?:2005/03/27(日) 12:41:45
だがそれはタバコではなかった。ミサイルだった。
そして、世界は核の炎に包まれた。
257 :
名無し物書き@推敲中?:2005/03/27(日) 21:14:46
サウザー「愛があるから人は哀しまねばならぬ!」
第三章
吉原は周囲を見渡した。ボールが飛んできた。ヘディングをした。ボールは勢いよく頭に当たり、ディフェンダーの頭をかすめ、
ゴールネットに突き刺さった。次にドリブルをした。だが、ディフェンダーの山田に阻まれた。
「山田、このフェイントが見切れるか!」
「うはぅ……」
またぎフェイントだった。そこからシュートフェイントして、目の覚めるようなラスト・パスを信一郎に送った。信一郎はホモだった。自分がホモだと気づいたのは、小学校四年生の時だった。知らず知らずに吉原のことを思いながら、
小さな性器を擦っていた。信一郎はゴールを決めると、吉原をちらちら見ながら股間に手を当て、
259 :
名無し物書き@推敲中?:2005/03/27(日) 23:24:40
爆死した。
260 :
雨李 ◆iYgiTVOEug :2005/03/28(月) 00:07:10
サウザー「愛のために、死ね!」
261 :
名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 01:04:16
ピュッ、ピュッ、ピュッ、・・・ピュッ、ピュッ・・・ピュッ・・・ピュッ・・・ピュッ・・・。
精液でほとんどすべての選手がねばっこくなる。9番ははずれた。でも、所詮、ショービジネスだ。
262 :
名無し物書き@推敲中?:2005/03/28(月) 19:06:58
ここは派手に決めるところか。信一郎はゲイリー・ドリルでボール・ニートに穴を穿った。
ラストパスはヨンにすると決めていた。「そうはいかないナリヨ」何奴。そしてマジカヨ。
263 :
名無し物書き@推敲中?:2005/03/29(火) 02:17:33
あああああん、いくいくいくいくいくいく!!!
俺はいきり立つ息子を力任せに換気扇に突っ込んだ
そして本当に逝った。
「まぁそれもありだな」と、義夫はタバコを川面に捨て、歩き出した。
世の中、何がありで、何がなしだなんて、もう、いいんだ。義夫はパチンコ屋へ歩を進めた。
パチンコ屋は潰れていた。
【完】
パチンコ屋は別の経営者が引き継いだ。
269 :
名無し物書き@推敲中?:
ある日、平穏な家庭に赤ちゃんが一人産まれました。
その赤ちゃんは驚いたことに、産まれたばかりですぐに言葉を発したのです。
第一声は、 「おじいちゃん」でした。おじいちゃんはひどく喜び、涙を流したそうです。
ところが次の日、おじいちゃんは死んでしまいました。
赤ちゃんはまた、言葉を発しました。 「おかあさん」と。
そして次の日には、おかあさんが息を引き取りました。
おとうさんは震え上がりました。どうすればいいんだろう・・悩みに悩みました。
一時は子供を殺す事まで考えましたが、さすがにそれは出来ませんでした。
そして、ついに赤ちゃんは言いました。「おとうさん」と。
お父さんは半狂乱になりました。
次の日、隣のおじさんが死にました。