とりあえず乙
俺は非日常氏は本スレでもいいと思うんだけど
ま、非日常氏の判断でいいね
たぶんこっちに来ると思うけど
そういう人っぽい
>>1 乙華麗
とりあえず漏れも明日から投稿してみる
5 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/15 14:31
五じゃなかったらうんこ画像うpしますよ
EPISWORD 1
ディサイダーの鼓動がおれを包み込んでいる、機動音が響く。
「さあ、はじめようか・・・・・戦いを!」
俺は格納庫のドアーをプラズマソードで打ち破った。赤熱せしドアーの残骸は弾け飛ぶ。
「確認!敵VT!その数・・・・・30ッ!」
糞だな。
俺はオーバーライドボタンを押した。
キュァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッッッッ!!!!!!!!!
激しい音とともにディサイダーのオーバーライディングモードが機動する。
「おおおおおおおっっ!!!!」
俺は疾駆を開始する。
戦闘はこうして始まった。
・・・episode?
ディサイダーにOR機能は無いよ 第一世代だし
EPISWORD 1.01
俺は攻撃ボタンを押した。バルカンが八方され、敵のビッツが踊る。
「動けないのかい?ならっ死ねよ!」
俺は無慈悲な閃光、レールガンをぶち込む。
「ぐわああああああああっ!」
敵の悲鳴が無線で聞こえてきた。傍受してるからだ。
ガシィッッ!
「なにい!?」
しくじった。
敵が10体あまりの数で俺の機体を掴んでいる。
「くっ」
身動きが取れない。敵全機が俺に銃口を向ける。
「うおおおおおおおおおおおおッッッ!!!!!!」
Episode だな(w
熱血ロボット漫画風でちょっとワロタ
先陣きってくれて乙
一番最初に書くのは気が引けるよな(漏れだけ?)
ディサイダーをプロミネンスに置き換えれば無問題
とりあえずジェド乙
まぁネタにしても先陣切ってくれたのは感謝だな。
まぁ初めはこんな感じだろ。 そのうち名作的なモノも生まれるさ
赤面しながら頑張って書いたけどもう無理。
作家陣は頑張って書いてくれよー。応援してるぜ。
そういってジェドは颯爽と去るぜ!
>>14 猛烈にお前を抱きしめたくなったぜ
こんちくしょう
ワラタ
これからも楽しませてくれ
ジェドかっこいいよ、本当に。お前みたいな奴大好きだ!!
18 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/15 16:50
>敵の悲鳴が無線で聞こえてきた。傍受してるからだ。
ワロタ
海市島に異動してから毎日16時間の勤務が続いている。
今世紀初頭よりコンピューターが全ての戦場を把握し、
前線そのものの存在意義がなくなったと言われているが、
私の異動先には大きく前線基地と書かれている。
それを見てこの戦争の行く末に大きな不安を感じたが、
その不安も海市島の軍港制圧の報告に吹き飛んでしまった。
制圧したご褒美を搬送せよと命令が入った。
グレートディサイダー「いっけえええ!!プラズマトーチアタックゥ!」
ダークジャララックス「ぐわああ、こ、こしゃくな真似を!」
「なんだこりゃ」
今まで経験したことのないエラーだ
作戦行動の只中でVTのOSがBEEP音のような不快な音とともにフリーズした
目の前のモニタは僚騎ブレードを写したまま動かない
どのボタンを押しても反応がない
単独のOSですべてを一元管理していたせいか無線も反応してくれない
普段はお世話になりたくもないイジェクトまでもが無反応だ
カットオフでもないから再起動操作も受け付けてくれない
異常に気づいた僚騎は俺を置いて先に行ったようだ
足音が遠くへ響いていった
正しい判断だ
プロミネンスはステルスだから
足音を立てなければ視界に入らない限り見つからない
幸い酸素供給システムは生きているがエンジンも回りっぱなしだ
VTにロックされるだけの熱は発してしまっている
見つかったら死ぬだけか、冷静を通り越して冷めてしまった
作戦行動時間の時計も停まったままだ
腕時計だけが時を刻んでいた
なんだ、まだ作戦開始から20分か、動かなくなってからもそんなに経っていない
傍らのコンパートメントには予備食料が4食分と
緊急脱出後の帰還時用の装備としてデザートイーグルと
わずかながらの予備の弾倉、あとはナイフか
一応もうそろそろ作戦行動時間が終わる
成功してれば回収に来るだろうが・・・
足元を見る
四角い穴にカバーがかぶせてある
ここにはOSを走らせているPCが入っている
COOS、環太平洋機構軍VTを走らせているOSだ
過去の戦闘経験をすべて蓄積していったデータベースを元に組まれたOS
脱出時には敵の手に渡ることのないよう破壊することが
VT乗りの教範にもしっかり書かれている
本来はイジェクト時のロケット噴射で焼き尽くされるはずなのだが
今回はそれすらできそうにない
自分の手で破壊する必要があるのだ
カバーを開けて笑ってしまった
汎用性が高く「何でもできるが何もできない」PCではなく
そこに入っていたのは
画像処理や描画能力に専門特化したゲームマシンだった
道理で新入りのガキどももそこそこVTを取り扱えるわけだ
「あーもったいねぇ」
酸素供給が止まると死ぬので
とりあえず敵か味方かの足音がするまで待ってやることにした
敵ならまず死ぬな
味方なら、生きて帰れるかもしれない
そしたら整備の連中に文句を・・・あいつらは専門外か・・・
ふと思い立って調べてみる
「電源スイッチは、これか」
モニタの電源も落ちた
もう一度電源を押す BINGO! 再起動手順が使えそうだ!
ゆっくりと深呼吸してトグルを入れなおし、スタートボタンを押す
再起動に成功した
無線でアーガスに連絡を取る
どうやら残りのメンバーでミッションは成功させたらしい
エラーの報告をして合流、帰還した
ぶん殴る相手はエンジニアだ、どうやらここにはいないらしい
このドンパチが終わったら、最初の休日の予定は決まったな
トリップ付けねぇと混乱しちまうな(w
とりあえず投稿者の皆さん、乙です。
そーいや俺達
第39特殊機甲師団からはぐれて3時間半か
MIAなんて流行んねぇなぁ
(実話)
COOSを走らせているXBOXが最近おかしい
中古で狩ったのがいけないのかな
いきなりディスクが汚れているか傷ついてるか
さもなきゃXBOX規格じゃないとか抜かすようになりました
保障期間は切れて2ヶ月ってとこ
明日にでもサポセンに電話してみますわ
俺は無線担当だ。
VTパイロットから緊急で連絡が入る。
「どうした!」
「・・・・・・ざ・・・。・・・で・・・・・・が・・・・・・る!!」
「何!?よく聞こえないぞ!オーバー!」
「る・・・・も・・・・・・・し・・・・・っ・・・に!」
「繰り返せ!オスカー3!オスカー3!聞こえるか!」
「・くり・・る・・・ほど・・・・−トピァ・・・・!」
「何だって!?繰り返せ!オスカー3!!」
「ビッ・・り・どユー・・・・ア!」
「ビッツがどうしたって!?状況を落ち着いて話せ!!」
「(激しい爆発音)」
「オスカースリィィィィ!!!!!」
俺は所詮、無線担当だ。この戦場の中で誰かを助ける事なんて出来ないかもしれない。
だが俺は自分自身の価値を、この任務の価値を信じているからこそ、
このアーガスに乗っているのだ。
そう。俺は信じている。
>>31 『アーガス』は乗り物じゃなくて、大隊本部のコールサイン…
やっぱりはやいとこ資料集でねぇかな
レッカ社のやつだっけ?
>>31 やっちゃった・・・
ま、気を落とさずかんがれ
環太平洋機構軍
一中 ディサイダー
一軽 ファルシオン
二中 プロミネンスM1(B型はレールガンと増加装甲が可能)
二軽 ブレード
二軽 レイピア(教導師団用)
三中 プロミネンスM2(試作段階)
海市島側
一軽 ビッツ(モノクロ)
一軽 エムビッツ
一中 ボルテクス(支援型)
二中 メイルストローム
二重 ビヒモス
二中 スカーフェイス
二軽 スカーフェイスA1
二中 スカーフェイスII
二重 ジャララックスN
二重 ジャララックスC
二重 ジャララックスNS
三中 リーガルドレスN
三中 リーガルドレスA
三中 クェーサー(ジュガノートの先行試作騎・PRF側が鹵獲)
三中 ジュガノート
三重 ディーキューブドアイ
スカーフェイスて第一世代じゃなかったっけ?
>「ビッ・・り・どユー・・・・ア!」
きづかねぇと思ってるのか?
びっくりするほどユートピアって言ってんだろ!?
あ!そか!いけね、乗り物だと思ってたよ、ペロッ
D3EYEだっけ? ディーキューブドアイの略
これってなんの略だっけ?
正式名称わかる?
なんで3 がつくんだ?
あとアレってVTといっていいのかな
>>35 調べてみたら第二世代はIIだけだったね
無印とA1は第一世代だ すまなんだ
>>36 わはは、やっと気づいたよ ところでそれ何のネタ?マジで知らねぇや
ま、ネタ系も
ロボットアニメ化フィルタも
交信記録も日報も
ぜんぶまとめて受け入れましょ
ただ、連続で書いてるとき、もしくは分割貼付は
いちおう捨てでもいいからコテで書いてくれるとわかりやすいかな
D3EYE=ディー・キューブド・アイ
3は
平方メートルがuだろ、立方メートルは㎥だろ
キューブってのは6面体のことな
だから立方の表記の「べき乗の3」なんだわ
なんでそんな名前なのかは知らんけど
>>41 サンクス ちょうど友達にも今教えてもらったところ
なんとなくだけど理解できたよ
>>42 GPSってそんな万能じゃないよ
でも新スレ告知サンキュ
C3Iをもじったんじゃねーの?
C3I(シー・キューブド・アイ)=
Command,Control,Communication,and Information
明日、僕達はこの家を出る。
昼間、兵隊さんが来て、敵が近付いているので全市民に避難勧告が出たといっていた。
母さんは、ジョシュア伯父さんの所に行くからといって、身の回りの物をトランクに詰
めるだけ詰め込んだ。そして、父さんの写真と白い箱も。
数日前、父さんのいる首都防衛隊は敵を迎え撃った。そして父さんのリーガルドレスは
帰ってこなかった。戻って来たのは焼け焦げたヘルメット。
その夜、母さんは一晩中泣いていた。僕はその声を一生忘れない。
ジョシュア伯父さんの息子ジャンも剣塔市の戦闘で死んでいる。待ち伏せをしていた時、
敵のVTの攻撃で傍にあった燃料タンクごと吹き飛んだそうだ。僕の友達だった李君や、
ヨシコちゃんも逃げる途中でVTの戦闘に巻き込まれて死んじゃった。
僕は父さんの部屋から、形見となった拳銃を母さんに内緒で持ち出している。
大統領から直接貰ったという銃を父さんは自慢していた。
持ってみろ、そういわれて銃を握った時、冷たくて、重くて、恐くて..。
でも、今は違う。これで母さんや弟を僕は守るんだ。
父さんを、ジャンを、李君を、ヨシコちゃんを殺した奴から。
神様、どうか僕達をお守り下さい。そして奴らに死の鉄槌を。
ある少年は海市島の住民だったのか!
首都新奉天陥落後のストーリーまでがんばって続けてくれ
期待してるよ
WIGPCの依頼は、楽ではあったがしけた支払いだった。
これじゃあ一月も酔っ払えやしねえ。
それでもまあ、仕事が終わったんだ。
とにかく飲む事にした部隊の連中と酒場に入ると、ほんの2.3時間前に解散の号令を出したボスがやったきた。
「毒蛇ども、次の仕事が決まったぜ」
酒盃を傾けながらだが、全員がボスの方を向く。
「海市島だ。今PRFとドンパチやってるところだ。そこの大統領様が俺たちの力を借りたいとよ」
「負け戦ですか?」
カウンターで飲んでた奴が答える。
「負けるところの方が金払いはいいもんさ」
「その分死にやすいって事っすね」
付き合いの罪李かカウンターで飲んでた奴の隣の男が答えた。
「命が惜しけりゃ故郷に帰んな!! 明朝0400に出発、いいな!」
「了解…」
部屋の端々でばらばらに発せられるだらけた応答、正規軍なら即座に蹴りが飛んでくるが、そんな事で目くじら立ててたら俺たちのボスはやってられない。
「それと今回はおえらいさんが話しをつけてくれたらしくてな、
WMが新しい余所行きを用意してくれるらしい。汚すんじゃねえぞ!!」
「WM?」
これは俺だ。
「ありゃ、PRFにVT流してる会社じゃなかったか?」
「さあな、正式配備でコマツに負けたのがよっぽど鼻持ちならな
かったんだろ。何にしてもビッツよりは上等な奴が用意されるは
ずだ。精々ぶっ殺してこい」
それだけ言うと、ボスはカウンターに札びらきって、勘定を引
きうけヤサへと帰った。 やれやれと肩をすくめて、仲間は再び
酒盃を傾ける。
国の思惑も、企業の思惑もどうでもいい。
とにかく俺たちの飯のタネはそうそう無くならないと言うことだ。
あとは毒蛇の名に恥じないよう、
ボスの行ったように精々ぶっ殺すまでだ。
毒蛇、ジャララックスの名に恥じないように…
>>46 うわあああぁぁぁぁぁ……
なんか切なくなっちまったよ。
軍港攻撃でいつもしょっぱなにタンクごと吹き飛ばすあの歩兵かよ……
しかしこうやって憎しみは循環して、戦争はいつまでもなくならないんだよな……
……でも倒す。敵だからな。
>>48,49
ジャラキタ──────────!!(w カコイイ。
>>46 非戦闘員は 兵士を恨むよなぁ
兵器は誰にも平等に死を与えるからなぁ
ましてや純朴な少年兵は情報操作次第で立派な兵士になるからなぁ
敗戦、しかし生き残ってしまった、そういう葛藤に続くのかな
俺もタンクごと吹き飛ばす・・・だってあいつらRPGこっちに向けてんだぜ
でもこの少年には届かないよな
>>49-50 このボスは交渉役ってよりは現場のトップっぽいね
ってことはあの恐ろしい機動性を持つNSに乗ってるのか
うーん、いいライバルキャラになりそうだから脱出しててほしい
何気にスレの分立は成功か?
これで「日常」氏もこっち来てくれたら最高なんだが・・・
2082年・9月頃だっただろうか
俺は海市島軍港制圧作戦の後、通信大隊に配属された。
最前線の配属を志願したが、叶わなかった。
連隊のキャンプで生き残った兵士達から前線の話をよく聞く
敵の新型機の噂、マズイ携帯食の話、そして死んでいった仲間の話。
当時レーダー技師だった俺は前線の緊張と恐怖を彼等の話で察する事しかできず
前線で戦っている彼等に引け目を感じていた。そんな時、上官がこんな話をしてくれた。
通信大隊で噂になっている“盲目のVT乗り”の話を。
第七特殊機甲師団通信大隊所属、特殊通信機甲小隊。公には成っていない影の組織らしい。
前線の兵士達から敵の基地内部でもマップレーダーや通信が通ると不思議がったり
俺たちレーダー技師の能力とシステムを誉めてくれる者も居るが、レーダー技師である俺には分かる
いくら技術を駆使しても、遮蔽物内部や山岳地帯では限界がある事を。
VT本体の索敵システムには不可欠な地形認識技術には、大型のアンテナと大電力の電源が必要な為、
後方から通信大隊所属のレーダー車輌を多数配備するが、困難な作戦にはこの“影の組織”が
参戦するらしい。
盲目の彼、愛称“スティービー”は学校の教官機クラスのVT両腕にアンテナを装備し、主兵装は
67MMチェーンガンとスタンロットのみ、何でも脳波とCOOSを直接繋いで居るらしい。
俺は驚いた、すると上官は「引け目?最前線だけが戦場ではない、与えられた任務を誇りに思え」と。
“スティービー”はこのクソ馬鹿げた戦争と人生を同時に戦っている。俺は自分の立場を見失っていたが
噂の“スティービー”に助けられた気分だった。その翌日、師団長から内密に通達が入った。
貴官の卓越した情報解析能力とVT搭乗実習の成績を考慮し
本日付をもって第七特殊機甲師団通信大隊所属、特殊通信機甲小隊に配属する。
貴官の働きを期待する。
なお、本書は軍事上極秘通達である為、了承次第焼却処分せよ。
以上
もしかしたら“彼”にも会えるかもしれない。
俺の戦いは始まったばかりだ・・・
54 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/17 05:09
今日は、僕の誕生日でした。お友達が家に来て誕生パーティーを開いてくれました。
お母さんの自慢の料理がいっぱい並んで、プレゼントもいっぱい貰いました。
でも、一番嬉しかったのは、海市島にいるお父さんからプレゼントが届いた事です。
開けてみると、前から欲しかった模型飛行機でした。
僕のお父さんはヘリコプターのパイロットです。いろんな物を運ぶおっきなヘリコ
プターです。今、戦争をやっているのでとても心配です。
でも、お母さんがもうすぐ戦争は終わるからと言ってたので、お父さんが早く帰っ
て来るように、神様にお願いしたいと思います。
明日、飛行機を組み立てて広場で飛ばしてみようと思います。飛行機の名前はお父
さんの運転しているヘリコプターと同じ「イーグル9」に決めました。
僕のお父さんは世界一のパイロットです。
本スレ
>66 名前:なまえをいれてください 投稿日:03/06/17 15:45 ID:PPabNE5H
>サー!要人救出の最、収容した救出へり2機をプロミネンスM1のMMミサイルで
>撃墜してしまいました。サー!5名の生存は確認しております。
との報告があるが、
>>56のお父さんは大丈夫か?
生きてはいるみたいだが…
・・・えーとね、イーグル9ってのは
空挺降下作戦でエクスレイ1を運んだアレじゃなかった?
脱出してるといいけどな
>>58 たぶん無理だろう アレじゃ
幸運を祈る!って最後に言ってあぼーんだからな。
死んだんじゃね? あひゃひゃ
出撃したが敵VTが意外と怖くてびっくりした!
速攻で脱出ボタン押した
そしたら
(^^)vひーーーvvv
「バカヤロウ!弾撃つ前から脱出する奴があるか!」
VTシミュレータのコックピットにつながったマイクに向かって怒鳴りつける
海市島の戦争が始まってすぐ
上からVT乗りの教習期間を半分に短縮しろとのお達しが降りてきた
このド素人どもを訓練所だけでいっぱしのVT乗りに仕上げるには
8週間どころじゃ足りやしないのに、無茶を言う
しかし現場からの要請とあっては仕方がない
初めてVTシミュレータを体験したガキどもの一人は
起動にこそ成功したものの
目前の扉を破壊して現れた仮想敵騎ビッツに撃たれ
恐ろしくなってすぐにイジェクトボタンを押してしまったのだった
「いいかぁ!VTはな、
人の持てない巨大な銃砲火器を以て
人の成し得ない戦果を挙げるために存在するんだ
VTを破壊するためにあるんだよ!
装甲を破壊されるまで敵騎に弾を吐きつづけろ!
そしてヤバくなったら初めて脱出だ!わかったな!もう一度だ!」
別室でモニターを見ながらトレーニングミッションを再び起動する
・・・こんどは十字砲火を喰らって1騎を道連れに爆散した
「だぁかぁらぁ・・・やられるまで立ち止まって砲撃し続けるなぁ!
横から撃たれてたんだぞ!警告灯が回って火花が散ったら脱出しやがれ!
いいか、まず脱出のタイミングを体に叩き込ませろ!」
戦場に勝る教材はないとの判断からシミュレータでの教習を増やしたが
その分講義の時間は減るわけで、戦術については何もわかっちゃいない。
初シミュレータの成績だけを見れば、以前の教習課程でのそれより
はるかに劣ってしまうのは仕方のないことだ
こいつらをたった一か月でまともにVTを扱えるようにしてやらなければならない
神経性胃炎が再発しそうだ
えー、よその板やスレでは書き逃げの山崎渉が
鉄騎スレでは珍しく関連レスや返答を返していたので
彼のメッセージをもとにちょっと作ってみました
脱出ボタンのふたが硬くて開けられなかった(;^^)
爆発した(^^)vひーーーvv
>>山崎渉
正直そのオチは想像できなかったよ
親指で跳ね上げろ
Wataru Yamazaki 訓練生
ニヤケ面の訓練生
真剣な顔をしても、困った顔をしてもニヤケ面になってしまい
教官や周りの訓練生に誤解されて困っている
教習期間の短縮にともなう教習課程の変化の巻き添えを食らった新入り
ようやく脱出のタイミングを覚えこれから戦術を叩き込まれる
要は住人の各人の戦術を
教官の口を通して他の住人に伝えるための狂言回しとして
ご自由にお使いいただける設定にしてみました
山崎渉自身も書き逃げじゃなくて参加してみんか?
596 名前:名無しさん@81周年 :2080/09/03 12:42 ID:3z9HkCV0
/\___/ヽ ヽ
/ ::::::::::::::::\ つ
. | ,,-‐‐ ‐‐-、 .:::| わ
| 、_(o)_,: _(o)_, :::|ぁぁ
. | ::< .::|あぁ
\ /( [三] )ヽ ::/ああ
/`ー‐--‐‐―´\ぁあ
597 名前:名無しさん@81周年 :2080/09/03 12:42 ID:ssHzv0QW
>>595 ((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
598 名前:名無しさん@81周年 :2080/09/03 12:43 ID:zq+Ugiq1
うげ…
もうスイカ割りとかできねぇ…
599 名前:名無しさん@81周年 :2080/09/03 12:43 ID:qL/zSfsp
>>595はグロ
600 名前:名無しさん@81周年 :2080/09/03 12:44 ID:QtQSChvd
>>595はどんな画像なんですか?
怖くて見れない…
601 名前:名無しさん@81周年 :2080/09/03 12:45 ID:PQAWFa4u
>>600 おそらく例の二足歩行兵器のパイロット(の死体)だと思われ。
座席に座ったまま前から潰されたっぽく、人型の血の跡&肉が飛び散ってる。
マジで見ない方がいい。
ぅぉぇっぷ
〃⌒ ヽフ
/ rノ
Ο Ο_);:゚。o;:,.
601 名前:名無しさん@81周年 :2080/09/03 12:46 ID:5E/5E5vR
>>601 ((( ;゚Д゚)))
602 名前:名無しさん@81周年 :2080/09/03 12:46 ID:ttU98/eP
>>595の写真って誰が撮ったんだ?
軍関係者か従軍記者か…?
うあ…
最後二つの番号間違えた…
,、|,、
(f⌒i
U j.|
UJ
:
‐=‐
>>68-71 ワラタ
ダミーだけど、ちゃんとNEWSPLUSと軍板のアドレス貼ってる所が芸コマ(w
>>65ここ見てはじめてこのスレに山崎いる事に気がついた。
山崎、NG設定してたんだけど外そうかな・・・でもウザい時あるし・・・悩む。
>>75 でもなんかかわいい。ここの山崎は。
蓋硬い。
コクピットに座ったまま潰されるのは嫌だなあ。
いや、脱出してパラシュートを狙い撃ちされるのも嫌だけど。
出発直前にWMから出向して来たという技術屋から新しいVTを
受理する事になった。
まあ、現地でライカミングやグッドマンの人間と顔を合わせてい
る中、コマツや自社の銃弾が飛び込んできたらバツが悪いだろうか
ら、仕方がないと言えば仕方がない。
それにしても…
「特別に製造した近接格闘装備、カッターブームの性能はディサイ
ダー、プロミネンスに搭載されているプラズマトーチの優に2倍の
…」
「各部出力には出力は我がWM社の誇る音波モーターWSTX−0
2を使用しています。ライカミングの研究している多自由音波モー
ターにも引けをとるものではありません。ましてやプロミネンスと
比べて…」
「曲面ボディを採用する事で被弾時の対衝撃逸逃率はプロミネンス
の1/3にまで減少させる事に成功し…」
万事この調子だ。ボスの台詞じゃないが、本気でコマツとの次世
代主力に選ばれなかった事が禍根になっているらしい。
>>77-78 公式のQ&A
Q : 質問を致します。 教本に表記されている脱出機構図を見て不安に感じた事なのですが、VTが仰向けに転倒している状態での緊急脱出は可能なのでしょうか?[ 30歳以上 ロボット三等兵 ]
A : 実際にはあお向けに転倒している状態での脱出は不可能だ。だから結構これで死んでる奴も多いんだぜ。他にも脱出装置がやたら故障する機体(特にグッドマン社製に多いようだな)ってのがあって、その為に死んだって奴も結構いるな。
守るはずだった街の人々。
昨夜は目に付いた娘を犯した。脇で泣いてたガキは殺した。
怨嗟の声が満ちるこの街で、「守る」と称して俺達はいる。
それも今日までだ。
レーダーは10倍以上の敵を捉えてる。
今日でこの街は敵に占領され、歓喜の声が上がるだろう。
もちろん俺は吹き飛ばされて死ぬ。
開戦前に花売りの娘がくれた花は、枯れたんで捨てた。
守るはずだったんだけどな。
>>81 うわあ・・・切ないなぁ・・・・゜・(ノД`)・゜・
戦争って嫌だな。
戦争はゲームの中だけで充分です
殺戮衝動と破壊衝動を昇華しましょう
だからこそ仮想現実空間にはリアルな戦争が必要なのです
戦争って嫌だな そう思わせるためにも
いま
>>83がいい事を言った!!
……しかし何だな、シューティング・ウォーマシン・シミュレータである鉄騎で
SSのスレが立つってのも何だかスゴい事だよな。
オレのもう一つの常駐の葉鍵板なんかだと、そもそもノベル系ゲームっていう、
要するに「物語を読む」作品っつー事でそこからサイドストーリーなんかが生まれてくる事は
当然なんだが、おおまかな作戦進行くらいしかない、主人公どころか明確な「登場人物」すらいない
(まさにプレイヤーが主人公だ!)本作でこれだけいろいろな妄想(wが可能というのは、
それだけ作品中の「戦争」という世界観が真に迫っているからなんだろうな。
>おおまかな作戦進行くらいしかない、
>主人公どころか明確な「登場人物」すらいない
むしろだからこそ妄想が入り込む余地があったのです
世界観から逸脱しさえしなければ(故に設定ミスへは突っ込みがある)
海市島側も環太平洋機構軍側も、軍人も民間人も、
上官も下っ端も、前線も後方支援部隊も、訓練生や教官も、
武器商人や傭兵も、第三国の「対岸の火事」意識連中すらも
ありとあらゆる妄想で他人の領域を侵犯することなく補完できるのです
コマツピースメモリアルホールの過去ログもご覧ください
http://homepage1.nifty.com/jagaimo/komap/ ところで普通「平和祈念館」じゃねぇか?
これだと「平和記念館」になってしまわないか?
コマツメモリアヌルポール(;^^)v
コマツメモリアヌルポールイイ!!
>>88 へー、そーなんだ。
命を賭して国を護ろうと戦い
散っていった英霊達に黙祷を捧げます
海市島紛争が停戦して1か月。
僕はVT訓練所で基礎訓練の最中だ。
紛争中はカリキュラムを短縮して、前線に半人前のVT乗りを送り込んでいたが、
今はもう元に戻り、みっちりとシゴかれている。
「つまりお前らをいたぶる時間が増えた訳だ、嬉しい事だ。」とは教官の弁だ。
嬉しい事は事実だろう。十分な訓練もせず、多くのVT乗りを前線に送り込んで
いる事を一番苦悩していたのは彼だ。PXのおばちゃんや、マスターから裏は取
れている。
基礎訓練、座学、シミュレーター訓練、実機訓練、憧れのVT乗りになるには、
まだまだ時間がかかる。父さんの愛機プロミネンスに乗れるのはいつだろうか。
>>90 (・∀・)イイ!!
プロミネンスに乗れるよう、ガムバッテくれ。
ここ数日基地内の雰囲気が悪い。
無理も無い。
皆不安なのだ。
また大きな戦闘が起こりそうだという噂が流れてはいるものの、
上層部からのはっきりとした情報は出ていない。
それに噂の原因となった、本国からの増援のせいで、
部隊内の再編成が行われたことも原因かもしれない。
「――ハッ! どうせ残ってんのは俺たちみたいなつまらん奴だけさ!」
「別に新しく編成された部隊のほうが上ってわけじゃないだろう」
「拗ねんなよ」
「あぁ、戦争が始まる前はよかったなぁ。あの姉ちゃんが懐かしいぜ…」
「あっちはあっちで一生懸命やってんだろ! 情けねぇこと言ってねぇで協力してやれよ!」
「落ち着けよ――」
…こんな調子だ。
結局、今はほとんどの奴が休憩時間にもあまり出て来ようとはしない。
穏やかな連中は『またすぐに元に戻るさ』と気楽に構えてはいるが、
流石にこんな状態がずっと続くのは嫌になる。
明日は久しぶりに軽VTを使った空挺降下訓練だ。
もう一度計画書に目を通しておくことにする。
>>92,93
おおっ、いいねえ。
鉄騎本スレのセリフほぼそのまんま使ってるのに、
見事に隊内日記になってる。
新たなる「大戦」勃発の予兆に、不安と期待で揺れ動くオレ達“VTパイロット”
(ゲーム世界&リアルワールド双方の意味で!)の心情っ……てとこか。
故意に自国民の不幸を望む指導者はいない…。彼は海市島の自主独立を望んだ。
しかし結果は無慈悲だ。この国は滅びつつある。
彼の手腕は環太平洋機構脱退後の混乱した海市島をまとめ、
即座に新政権の初代大統領に就任したという事実が証明している。
彼の打ち出す政策は確実に有効であったが武力に頼りすぎるという致命的な
失策を犯した。時間をかければ他の策もあったのだろう。
いかに堅固な要塞も補給が尽きれば風前の灯火に等しい。
この要塞もまもなく落ちるだろう。守備隊は大統領の熱烈な支持者が多くを占める。
私自身もその一人だ。彼の強硬的で流血を厭わない政治手法には賛同しかねるところがあるが
その目標は支持する。貧民層出身の私に守備隊における重要なポストをあたえてくれたこと
にも感謝している。
確かに私の出世は彼の貧民層での支持基盤を確保するためのデモンストレーションの一部かもしれない。
一部報道はそのように報じたがその指摘は間違ってはいないと思う。
しかし私は感謝こそすれ恨みはしないだろう。
最後に彼は整列する守備隊一同を閲兵し、私の肩に手を置き頷いた。
ゲートが閉まり我々は解散し持ち場につく。
彼が再び権力を取り戻すことはないだろう。志は今や完全に潰えた。
脱出の可否すら危ぶまれる。しかし私はここで戦う。
時間をかせぐのだ。砲声が近づいている、敵は内部にまで侵入したようだ。
D3EYEのコクピットの中で最後の祈りのためにゆっくりと目を閉じる。
この戦争で血を流すのは私で最後にならんことを…。
good-job!!
なんかジーンとしちまったよ……
ゴーミット・シンって多分、「カリスマ」なんだろうな。
でないと圧倒的なPRFに対して独立の宣言なんてやってのけられないだろうから…
……って言いつつ、しまった、オレまだM23まで行ってねえんだった……
D3EYEが出てきた時、こいつが乗ってる、なんて思い出さなきゃええんだが…(ww
助けてくれた人たち。
今日この街は解放された。
私を犯し、弟を殺したあの男もうこの世にいない。
この街を守ると言いながら私たちを踏みにじった
兵士等は、誰一人逃げ出さずにみんな死んだ。
この街は、今日から助けてくれた人たちの前線基地
になるとラジオが告げる。
「いくらだ」と兵隊さんに聞かれた。
助けられたはずの私達。
相変わらずの日常。終わらない戦争。
>>98 (´Д`;)
現実とはかくも無情なるものなのか…。
>>90-98 _、_
( ,_ノ` )b グッジョブ
>>90 ところでその少年兵は『ある少年の日記』(1)のあの少年でつか?
>コマツピースメモリアルホールの管理人タソ
仕事はやっ。
( ゚д゚)ノ●乙カレードゾー
「で、こっちの要望は通っているんだろうな?」
「は、はい、追加装甲とアタッチメントの変更、各部サーボの強化
はしてあります…ですが…NSの方は…」
「ボスの機体か…何か問題が?」
「あんなセッティングではOR時に中の人間が絶えられるとは…」
「ああ、あれは別にかまわない、あれのパイロットは少々特別なん
でね」
「ですが…パーツの供給にも問題があります。ほとんどワンオフ物
になって…」
「ボスの機体が落ちるような事があったら、その時点でこっちの負
けだ。そんな後の事は考えなくていい」
「は、はあ…」
機体のチューンナップは俺たち傭兵部隊だからこその特権だ。
正規軍ではマイナーチェンジ以上に機体をいじる事は規格の整合
性の問題から不可能だが、ごく少数の機体を使い手と整備する側が
把握しておけばいい傭兵部隊は機体の持っているポテンシャルを限
界まで引き出したセッティングをしてやれる。
「それじゃ、ブツを見せてもらおうか」
「は、はい、こちらです」
案内されたコンテナの扉が重々しい音を立てて開いていく。
「ほう…」
機体を見た瞬間、少しはこの技術屋の言う事を色眼鏡なしに信じ
てやっていい気がした。
20メートル前後の機体が一般的な中、25メートルはあろうか
という大きさと、今まで見てきたVTの装甲が薄いアルミ箔に思え
るような、分厚い前面装甲、
接近戦用にセッティングされた一部の機体には、悪い冗談のよう
に凶悪な削岩機そのままの近接戦闘用武器がマウントされている。
「WM社製、ヘビーVT、ジャララックスN、C、そして、一番奥
の機体が…NSです」
>>98 最後2行の体言止の3文、
『私』の感情が伝わってきて(・∀・)イイ!!
それにしても皆上手いなぁ。
>>100 そうでつ。1、2がメインの主人公で、あと複数のある少年の日記
で構成していこうかと考えてまふ。
...2082終戦まで続けばいいけど(w
生き残ったのは、殺したからだ。
前線都市確保、これで勝利はほぼ動くまい。
街角で少女を買った。
望むと望まざるを問わず、身を売らねば食えない現実。
あてがわれた部屋で日記を見つけた。
守る決意、揺らぐ意志、薬、狂気、贖罪。
「守るはずだったんだけどな」でとぎれた。
最後のページに押し花。
犯された少女、買われた少女。
暴力か、金か。どちらにせよ尊厳は踏みにじられる。
守る者、解放する者。
ただの人殺し。俺は兵隊さん。
押し花にしておいた鼻を、
捨てたと言った彼の心境はいかなるものであったのだろうか。
…なんて読み返して思ってしまった。
戦場のロマンチシズムだな。
>105
((( ;゚Д゚)))ガコガコベロベロ
ジョシュア伯父さんの所から、僕達家族は家に戻って来た。
無茶苦茶に壊されているんじゃないかと思っていたけど、窓ガラスが
割れていたぐらいで家自体は無事だった。ちょっと中はカビ臭かった
けど。僕の家は市内から少し離れた所にあったから無事だったみたい。
市内はもう滅茶苦茶だ。新奉天駅は瓦礫の山、近くのスタジアムには
VTの残骸が放置されたままになっている。
みんな無事かな。早く学校にいってみんなの顔を見たい。そう思った。
とりあえず割れた窓には板を張って、家の中の掃除をする。母さんも
弟も、そして僕も、片付けをしているとなぜか笑顔になってくる。
またこの家で暮らせる。それだけで嬉しい。
勝利、終戦。
訪れるはずの平和。
その日少女は首をくくった。
生き残った者、いなくなった者。
開戦前にみんなで撮った写真が届く。
笑ってる。
まだ誰も殺していない俺。
殺される前のアイツ。
血で贖った平和。
持て余す兵隊さん。
取り返しのつかない事。
これからどうやって笑おうか。
9時だ、ビールを冷蔵庫から引っ張り出し、リモコンをいじる、ニュースが始まった。
画面には夜空に交差する対空機関砲弾や瞬く星のような照明弾が無数に映っている。
後ろめたさを覚えつつ、間違いなくその光景には美しさが存在することを確認する。
環太平洋機構軍は報道関係者の中から規定の人数を抽選し彼らの言うところでは余すところなく情報を
開示しているそうだ。
選ばれたのが環太平洋機構の息のかかった大手メディアばかりなのはいつものことなのでもはや誰も何も言わない。
各局は美しい朝日を背景に待機中のVT、交代のために後方に帰投する兵員輸送車両の車列
(通り過ぎるたびに手を振り口笛や笑い声が聞こえる)、隊形を整え勇ましく前進するVTや装甲車両の映像を流す。
一通りVTRが流れると作戦は万事うまく進行し兵の士気も良好、島民の被害も軽微だと報じる。
前線つきの記者たちはまだ少年の面影を残す兵士にインタビューしている、そして気力にあふれた隊の様子を取材結果として伝える。
別契約のチャンネルに切り替える、海市島深部には大統領命令により大手メディアの取材が及ばない、海市島公共放送以外では
第三世界のメディアが取材を許されている、そこでは亡霊のようなビル街、子供を抱えて泣き叫ぶ親たち、
又は動かなくなった親を指差し座り込む子供、まるで同じ島で起きている事とは思えないような内容の事実が報じられる。
二十世紀から急速に発達したメディアはそれまでの時代では考えられないほど多くの情報を個人に提供するようになった。
しかし、信憑性がその量に反比例している様に感じられてならない。
端末にメールが着信したことを知らせる表示が出た、環太平洋機構軍兵士として作戦に従事している弟からだった。
自分はこれから大規模な作戦に参加する、作戦内容は明かせないがそのためにしばらく音信不通になるが心配しないでくれとのことだった。
機密保持のため、メールの検閲上明かせないのだろうが、去年まで軍務についていた私には空挺作戦であることがわかった、
敵の勢力圏に降下するためだろう。普段から信心深いほうではないが祈らずにはいられない。
メールは貧弱な情報源だが私には十分だ。
奴はまだちゃんと生きている。
生きて帰って来い。
こういうこと云うと不謹慎だが 悪滅痢禍の吹っ掛けた戦争のおかげで
みんな戦争に対してある程度の知識が否応無しに頭に入っちゃったせいで
このスレの作品は妙に心に引っかかって、ちくんとした痛みを残していく
83 :名無し物書き@推敲中? :03/06/19 23:18
戦争はゲームの中だけで充分です
殺戮衝動と破壊衝動を昇華しましょう
だからこそ仮想現実空間にはリアルな戦争が必要なのです
戦争って嫌だな そう思わせるためにも
どうでもいいが作家陣、
いずれはアメ公とも激突する事になると思うが、
ほとんどの日報がアメリカ軍みたいな設定なのが気になる。
忘れるな、俺たちはサムライファイターだ
鉄騎の戦争の舞台
西暦2080(〜M10)停戦 西暦2082(〜M23)終戦
プレイヤーサイド PRF(環太平洋機構軍)
敵サイド 海市島新政権
だもんでどうしてもPRFサイドが多くなります
なお、おそらく日本はPRFサイドです
海市島に人質は居ると思いますけど
尖閣諸島の領有権をどこの国が持ってるかによるけれどな(藁
今日から実機訓練に入った。
ハンガーでM7ディサイダーと向き合った時は、その巨大さに畏怖さえ覚えた。
鈍色に光る眠れる巨人。相棒となるのか、棺となるのか。
「6号機、ふらふらするんじゃない!爺の居眠り運転の方がまだましだぞ!」
いくらシミュレーターで鍛えられたとしても、実機ではやはり勝手が違う。
3機編成小隊での行軍訓練でさえ教官から罵声が飛ぶ。
こんな状態で戦場に放り出されたら...、そう考えるとレバーを握る手が震えて
いた。紛争中でなかった事を神に感謝しよう。
教導学校を卒業したばかりの俺もついにVTバッジを手に入れた。これで
晴れてVTパイロットというわけだ。
同期で卒業した奴と同じ隊に編入される事となったが、こいつはいかにも
優等生という感じで、昔からソリが合いそうにない。まあ、多分奴の方でも
同じ事を感じているだろう。
ハンガーで隊長を紹介される。二年前は俺たちと同じ兵長だったという彼
は、俺とそう年の変わらない、なんだか兵隊である事が似合わない男だった。
だが、この少尉様は2年前の海市島紛争で教導師団に入ったばかりの時に
出撃し、すさまじいばかりの戦果をあげたという、VTパイロットの中のV
Tパイロット、俺たちの目標だ。
まだVTパイロットが少数精鋭であった頃、一人のVTパイロットを生み
出すのに、PRFが手間隙かけていた時の最後の一人だ。
それに比べて俺たちはもうじき始まる第二次海市島紛争に向けていそごし
らえに創られた間に合わせのVTパイロット。
勿論それを愚痴るつもりはない。お陰でこの鋼鉄の巨人、M7ディサイダ
ーに乗る事ができたんだ。
「生き残れよ」
ありがちながらも、有難い言葉を隊長がかける。
彼の乗機、プロミネンスM1の姿がまぶしい。
いまだ少数しか配備されていないこの機体は、まだまだ新米にくれるほど
は無いという事らしい。
パーソナルコードが割り振られる。
エクスレイ2、それが作戦中の俺の名前だ。
>116乙
なんだか、これから囮役に目標攻撃命令出すのためらいそう。。
揚陸艦前部ハッチの赤い回転灯の光が待機中のFOX1とFOX2のシルエットを浮かび上がらせる。
艦の中のさらにVTのコクピットの中では感じるはずのない波の音、潮の匂い…
だが、頭の中にはそれらが確かに感じられる。
次第に緊張の波も静まり冷静さが感覚を研ぎ澄ます。
重低音と共に軽い振動、ハッチが開いた。明るい外界に目が順応し見渡す限り灰色の風景が飛び込んでくる。
僚機が上陸する間こちらは動けない、カメラをズームすると巨大な壁と特製のバリケードが見える。
丁重な歓迎、痛み入るといったところか…。
FOX2が加速し始めた、自分の番だ。回転数の上がるジェネレーターの確かな力強さに頼もしさを覚える。
数え切れないほどの訓練でVTは己が手足のように操ることができる。いまや砂浜の砂を自分の素足で踏みしめ
ているかのようだ。バリケード脇に主力戦車の車列が見え始めた、この状況では憐れとしかいいようがない。
同情を感じずには入られないがここは考え事をする場所ではない、指が反射的にトリガーを引く、少しおくれて着弾、
彼らは機銃の一斉射でずたずたになっていった。
FOX1から無線が入る、「ヴィッツとジラフを視認、俺が機動砲を片付ける、ヴィッツはFOX2とFOX3にくれてやる」
ノイズが入りほぼ自分と同時にFOX2が「了解、FOX3、訓練どおり行く」。
「了解」、互いの考えていることは自分のことのようにわかる。独特のフォルムのヴィッツが射界に入る。
二機編成、性能上ディサイダーの敵ではない。そのうえそれを駆るのは我々だ。目標捕捉、レティクルが狭まる。
ヴィッツは回避運動に入った、ちょうどレティクルの上下が一致するがまだ撃たない。
FOX2がライフル砲を発射、回避運動中のヴィッツは念には念をとばかりにステップを織り交ぜる。
だがそれが命取りだ、すかさずメインウェポンのスイッチを押し込む。ヴィッツはステップ後の姿勢制御の途中だ。
逃れるすべはない。時の流れが遅くなったように感じられ、砲弾はヴィッツの上半身に吸い込まれていくかのようだ。
砲弾は完全に命中しヴィッツの上半身が後に傾ぐ、次いで両脚が重力に逆らうかのように空中に放り出され、
そのまま後方に転倒する。そこへ装填の終わったFOX2の砲弾が止めを刺す。閃光が広がる、一機撃破。
二機目は僚機の大破にあわてふためきFOX1への射撃を中止する。後退しつつこちらへ対応するために旋回を始めるが間に合うはずもない。
FOX2との一斉射でステップを刻む暇すら与えない。間もなく爆音と共にヴィッツは鉄屑と化す。
これで海岸防壁の中央陣地は完全に掌握した。機動砲を片付けたFOX1が防壁の砲を潰し、前進を続行するFOX2と自分に砕けたベトンが降り注ぐ。
レーダーを見るにあと二個小隊ほど機動兵器がいるようだが問題無い。
この海岸が我々のものになるのは時間の問題だ…。
うーむ、正直95.96の時ほど面白くないのだが…
やはり直接自分が関わった人間ではないからだろーか。
FOX小隊と言うと、E3の鉄騎大戦ムービーの奴らだな。
ぐあ、しまった。オスカー1,2,3でしたね。
大失態…、不出来な物を晒したことを恥じると共にスレ汚しを陳謝。
>>119,120
なかなか緊張感溢れる戦闘記録、って感じですが、実際のプレイ実況そのまま、って
いうのは今ひとつ内容が薄く感じられてしまいますね。
やっぱり、本編プレイ時には見えなかった各パイロット達・市民達のデティールとか
彼らの想いとかドラマとか、あるいは政治的・技術的背景とかへの“妄想”──+αの
オリジナル要素が加わった方が、グッと面白くなる様な気がします。
95.96とかすごく良かったんで、また頑張ってください。
123がいい事言った!!
こちらこそ苦言を呈して申し訳ない。
これからも一層の活躍に期待している。
アノ戦いに勝利し、新政府の構築に政治家たちが翻弄してるとニュースが報じてる。
ここ沖縄の駐屯地より帰国する為、飛行場へ向かう途中空港とは逆の道へ輸送車が曲がった。
助手席のミラー中尉が眉をひそめ、「銃剣を磨いておけよ」と意味深なジョークの後、
さっき通った駐屯地のゲートを再び入る。
また帰れないらしい。日本食にも慣れた、2年前と同じだ。
隊員たちの間で噂されている戦いがいつ始まるのか定かではない。
しかし、身近に迫ってきている事は確かだ。
大隊本部からの近況も僕らへ届くことなく、今日も訓練だ。
昨日、シュミレーターでの訓練で、仮想敵機に中隊の8割を失い隊員たちの士気も次第に
下がってきているのが分かる、仮想敵機である教官機のレイピアに我小隊は全滅。
いまどき歩兵でもやらない歩行訓練を明日は“戦死”した全員がやる。
恐らく大愚痴大会になるだろう。
126 :
ある日の出来事:03/07/05 11:43
うだる様な暑さの中、我々の基地に一般兵裝の運搬に使う大型輸送機が飛来した。
何ヵ月ぶりだろうか?あの鈍足輸送機が飛べる様になったと言う事は、ここら辺が
小康状態にあるという証だろう。
それにしても、VT輸送機が今回も来ないところからすると、あれほど上層部に頼み
込んでいる新型VTの受領や実験用兵裝の搬入は当分先のようだが、輸送機の周辺が
妙にピリピリしているのが気になった。
日課にしている基地周辺のランニングを終え、兵舎に戻ろうとしていた俺は下士官
に呼び止められ、着替えの間もなくジープで基地司令官の所へ出向いた。
そこは基地の端にある兵站倉庫の一つ、今日の輸送機の降ろしていった荷物が簡単に
仕分けされて置いてある所だ。いつ見てもこの雑然とした物資の山を所定の所に納め
てくれる兵站課の人間には頭が下がる思いだ。
そのお蔭で損傷したVTがキチンと整備され、補充しなければいけない部品が切れる
前に、物資補充をかけられるのだから。
127 :
ある日の出来事:03/07/05 11:43
128 :
ある日の出来事:03/07/05 11:45
すいません、ageてしまいました……
独居房でROMります。
今日、演習中に私の乗るVTのアクセルへダルがイカレタ。
すぐさま教官に機関不調との無線を入れ、ジープで駐屯地へ帰還した。
帰還後ハンガーに向かい整備担当官を殴り倒した。全治2週間だそうだ。
私は分隊内処罰として謹慎1ヶ月、これくらいですんだ事を整備班班長
ならびに上官である田中軍曹に感謝している。
でももし時が交戦時であったならば・・・と考えると殴らざるにはいられなかった。
2ヵ月後バーで仲間と酒を酌み交していると、整備班の連中が店にやってきて
おもむろに俺たちのほうに向かってくると「決着をつけよう」と言う。
「面白い、相手になってやる。」と拳を固め席を立ったとき、整備班の一人が
3本の矢を俺に手渡した。
「手加減ナシだ」言い相手が飲み残した俺のビールを煽ると2人で
奥にあるダーツへ向かった。
ささやかなる平和、人を殺めるために集まった仲間たち。
俺は勝利の美酒と煙草2箱を手にし相手に言った
「今度は利き手で投げろよ」と。
にやりと笑い彼らは店を後にした。
新奉天に布陣し待機命令が出てから三日ほど経過した。
情報部からの定時報告会議が終わり外気を吸おうと詰め所から出る。
私は階級上、大佐となっているが年齢からすれば明らかに相応しくない。
それに士官学校出の将校たちとの会議は少々息苦しさを覚える。
中隊士官詰め所脇の待機所から兵たちの談笑が聞こえてきた。
その様子を遠巻きに眺めているといつもどおりの光景ではあるものの、今日はなにやら一段と騒がしい。
話題から察するに兵の一人が婚約者の写真を皆に見せ、若者特有の揶揄の混じった祝福を受けている。
すると年配格の男が冗談めかして言う「おいおい、お前映画とか見ないのか?そういう写真を持ってる奴は大抵やられちまうんだぞ」
皆がどっと笑う、先の兵が「曹長、縁起でもないこと言わないでくださいよ、俺たちはMヴィッツで戦わなきゃならないんですよ?」
すると曹長が頼もしい声で
「ハッハッハ、冗談だ、そう気を悪くするな、我が隊にはこの俺がいる、PRFの青二才どもなぞ物の数ではないわ」
曹長のあくまで冗談めかした台詞回しに一同が再び笑いに包まれる。曹長は本人の言うとおりビヒモス搭乗の古強者だ。
まるで言っている事は無茶苦茶で無骨だが兵のまとめ方が実にうまい、紛争前から長年に渡り軍に属している叩き上げは貫禄が違う。
曹長が言葉を続ける「それに我が隊には大佐殿が搭乗する新型が配備されている、お前らも大佐殿の戦歴は知っているだろ?」
皆が配備されたばかりの真新しいVTの装甲板に何列もマーキングされた小さなプロミネンスのシルエットとそれに重なるように印された
赤い罰印の話題に移る。悪い噂ではないとはいえ自分の話を他人がしているところを聞くのは気恥ずかしいものだったし、
あまり趣味の良いことではないので皆に軽く声をかけ、そのまま近くの小さな丘へ向かった。
ここはほぼ平原だが低いながらも丘に上がると見晴らしが良い、地面に寝そべると頭上に満点の星空というやつを拝むことができる。
本当は私も皆に混じり、くだらない話でもして気を紛らわせたいところだが、経歴と階級のせいか皆は自然に距離をとる。
ほんの二年前まではああやって仲間と騒ぎ合っていたが、当時の仲間はほとんど死んでしまい、
生き残ったものは指導役としてばらばらに配属されていった。
島の混乱期を生き延びるために選んだ軍人という職業だが精神的にあまり向いていないと気づいたころには何もかも遅すぎた。
あっという間に紛争が始まり、幸か不幸かVTを操る能力に長けていたために今日までなんとかやってこられた。
先ほどの報告に考えをめぐらす、情報部は敵の通信や輸送が今までにないほど活発になっており、
48時間以内に大規模な作戦が発動される可能性が高いと報告してきた。
これまでも情報部の報告には幾度となく裏切られてきたが、今回ばかりは正しい報告だという妙な確信がある。
二年前の上陸作戦直前も同じ胸騒ぎがした、指揮官が直感に頼るのは危険だがこういうものこそ信頼が置けるときがある。
これまでそうして生き延びてきた、上層部は撃破数に見合うよう昇進させてくれたがその実、新型の配備請求条件のため、
またパイロットである以上名誉上の役職に過ぎない。
実務は実質上副官が執り行っている、役割を考えれば当然の事である、それに自分にはVTの操縦以外にできることはない。
ただ、自分を兵達の士気鼓舞のために使われるのはやや虫が好かない。それが未来の勝利のためならば喜んで引き受けよう。
だが紛争の主導権がPRFに移ったことが明らかに…、いや問題はもっと他のことにあるだろう。
孤立無援のこの島の勝機は紛争初期の圧倒的勝利と衝撃覚めやらぬうちの早期講和しかありえないはずだ。
そしてその時機はすでに逸している、これでは兵達を騙すための片棒を担がされているようだ。
新兵の中には正規の訓練期間の半分しか修了していない者もいる、実機に搭乗したのは2,3回という者までいた。これはいよいよ…。
そこまで考えて情けないことばかり考えている自分に改めて気づく。過酷な訓練期間、教官が口癖のように言っていた言葉を思い出す。
「泣き言を言う者に勝利は訪れない」その通りだ。教官の怒号と激励を、そしてきつい一発を思い出した。決意を新たに立ち上がる。
指揮官がこんな事ではいけない。曹長のように強くしたたかであらねば。
生きている限りは出来得る最大限、それ以上の力を振り絞るべきだ。休むのは死んでからで遅くない。
こういったものはやせ我慢や空元気の類かもしれない、しかしなすべきことは唯一つだ。そう強く心に誓うと迷いが幾分振り切れた。
一騎でも多く、奴らを撃つのだ。苦楽を共にした仲間のために…そしてこれから共に戦うことになる部下のために。
僅か2年で大佐になった理由、奴らに刻み込んでやろう。
最近町の雰囲気が悪い。昼間から大人達が酒を飲みながら文句を言い合っている。
大統領は腰抜けだとか、PRFのせいで仕事がなくなったとか、いろんな事に不満を
ぶつけている。殴り合いの喧嘩を見るのもしょっちゅうだ。
町も表通りは新しい建物が増えて来たが、裏通りは崩れたビルがそのままになって
いる所が多い。大人達からは危ないから近付くなと言われているけど、僕たちの遊
び場としては最高の場所なんだ。
母さんは近くの病院に働きにいっている。昔、父さんと結婚する前は看護婦で、演習
で怪我をした父さんが入院して来たときに知り合ったんだって。
母さんの帰りが遅くなるときは、近所のおばあちゃんが僕たちに夕飯を作りにやって
くる。特に妹を可愛がってくれる。同じぐらいの孫がいたそうだけど、今度の戦争で
死んじゃったって目に涙をいっぱいにして話してくれた。テレビでPRFの話が出た時
におこったような泣いてるような顔をして、あいつらみんな死んじまえばいいと呟い
たのを聞いた事がある。
そう、今日父さんの部下だったと言う人が家に来たんだ。父さんが死んだときに一
緒に戦っていた人が。父さんを殺したはPRFのVTプロミネンスに載った、オスカー
3だと父さんの写真の前で泣きながら言っていた。これから任務で遠くに行くんで
その事を僕たちに伝えたくて来てくれたんだ。オスカー3、父さんを殺した奴...
今日から寝る前の神様へのお祈りにこう付け足そう。父さんの銃を持って。
神様、オスカー3に地獄の業火をお与え下さい。アーメン。
>>134 ぐ、ぐはぁぁぁああっ!!
ぇえっ……オ・オレ? オレかっ? オレのことなのかっ??
……………って、モニタの前で悶絶してる鉄騎衆が、全国に何人か……(w
すげえ作品。good-jobです。
────しかしここまで来ると自虐趣味もなんか、気持ちよくなって来るな〜
かなり増えてきたね
イイ(・∀・)感じ
>>95へ
桶の評価などに価値はないが、今回は楽しめた。
それだけ伝えたくて、スレ汚し。
こちらアーガス
全ECM車両の破壊を確認
通信状態も良好だ
残存勢力を撃破しつつ帰還せよ
夜中にgame4が飛んでたってことっす はい
戦いというコトバ、ヒトゴロシの外套。
平和のため、自由のため、理想のため。
あらゆる美辞麗句を冠して戦いは肯定される。
敵を吹き飛ばした俺は戦士だ。
ヒトゴロシじゃない。
酒場で傭兵が笑う。
「そいつは、今日お前さん達が勝ったからだ。」
負ければヒトゴロシ、俺もこの世から消える。
殺す覚悟、殺される覚悟。
間違っても息子のいる街に敵を侵攻させるわけには行かない。
だから殺す。俺にはそれで良い。
PRFの本隊が上陸。近日中にここは決戦地となる。
最高の笑顔で息子にメールを送ろう。
今日また日記を書ける事を神に感謝いたします。
海市島紛争が再発し、僕は初めて実戦を経験した。母さんには後で謝らなくちゃ。
志願はしないと繰り返していたけど、父さんの戦った島に本当は行きたかったんだ。
同じVTパイロットとして、同じ戦場に行きたかったんだ。
なぜ? 理由? ...なぜかな?
僕にもよく分からない。たぶん...僕が父さんの息子だからかな。VTパイロットの息子だか
ら....かな。
僕の配属は第7特殊機甲師団第34大隊所属オスカー小隊第3番機、通称オスカー3だ。
「本来ならそのコードは永久欠番だったんだがな。てめぇみたいなヒヨッコにゃもったい
ないコードだぜ。」
口の悪い整備班長がそう言っていた。分かってますよ、前任者がどんなすごい人だったか
ぐらいは。今日の沙萬海岸の上陸作戦でその勇姿を僕は見たんだから。
それは、隊長のオスカー1の後に付いて右翼の敵をほぼ制圧できた時だった。
「だいたいこっちは片付いたな。....オスカー3、10時の方向。」
隊長の指示した方向にメインカメラを向けると、そこには2機のディサイダーを引き連れ
たプロミネンスの姿があったんだ。
「あれが前任のオスカー3、エクスレイ1だ。奴の動きをよく見とけ。」
母さん、すごかったよ。あのプロミネンスが、まるで軽量機と勘違いするほど軽やかなス
テップを踏みながら次々と的確に目標を撃破していくんだ。本当にすごかったよ。
僕もまだディサイダーで隊長の後を付いていくのがやっとだけど、父さんの息子として恥
じない戦いをするよ。そしてあのプロミネンスに載るんだ。そして...生きて帰る。
約束するよ。
幸か不幸か、(いや、不幸なんて云っちゃ死んじまった連中に合わせる顔がないんだが)
2080年の戦争を生き残ってしまった俺は
側近中の側近、警護師団の一員としてリーガルドレスに乗ることになった
そうだ、俺は生き残ってしまった。
あの時たまたまPRFのプロミネンスM1の侵攻ルートにいなかったというだけで。
補充兵の顔ぶれの中にリーの忘れ形見が混じっていた
目鼻立ちにアイツの面影が残るそいつは
俺だけに「仇討ちがしたかった」と漏らしやがった
こいつもか
哀しいかな、仇討ちの目的を秘めて戦場に臨むバカが増えている
そういうガキどもは、大抵目的どころか作戦行動も果たせず死んでいく
リー、お前の代わりに「親父の拳骨」喰らわせといたからな
ようやくというか、じたばたしてる間にいつの間にかといったほうが正しいかもしれない
訓練課程を修了し正規のVTパイロットとして戦線に配備されることとなった
そこで親父の手紙に時々あった名前を見つけた
俺は、記憶の中で欠片しか残っていない親父を知りたかったんだ
何を見て、何を感じて、何のために死んでいったのか
そのために俺は親父の足跡を辿った
親父を殺した奴を殺して、その続きを見るために
そのことを話したんだ
「リー、お前の代わりに殴っとくぞ」
小柄な自分をたしなめるような拳骨が真上から降ってきた
「アイツが護りたかったのは大統領や国民なんかじゃねぇ
気付けよバカが お前を護りたかったんだよ
貴様は誰を護るためにわざわざ地獄に堕ちたんだ?あぁ?
リーが死んだのはアイツの運が尽きただけのことだ
戦場では作戦行動以外の余計なことは一切忘れろ
目の前のVTを屑鉄にすることと最後まで生き残ることだけ考えてろ」
親父、俺があんたの背中を追ったのは間違いだったのかい
もちろん地獄までついていく気はさらさらない
だがあの人は「俺がわざわざ地獄に堕ちた」と云っていた
生き残ればその意味もわかるのだろうか
上から通達があった
何の因果か2年前の戦争で親父の死んだ新奉天首都での防衛戦が初陣になる
もう新政権が長いこと保たないことは誰の目にも明らかだが
それでも親父、あんたの見たもの感じたことを俺も共有したいんだ
もうそれだけでいい。仇討ちは忘れるよ。ごめんな
おそらく生き残れたとしてもこれが最初で最後の機会だろう
間に合ってよかったと思うことにするよ
>>142 面白い、なんだかそれぞれのお話からかなり立体的というか、
等身大の鉄騎世界が見えてくる感じがするよな。
「…にて」の作者です。
「ある少年の日記」の作者さんに私信です。
「ある少年の日記8」でオスカー3になった少年を、
自作で一行だけ登場させていいでしょうか。
この質問自体が迷惑になっていなければ良いのですが…
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
>>147 どうぞどうぞ、他の方の作品に登場させてもらえるとは
ありがたいです。
「鉄騎」という世界で色々な人物が絡み合い、146さん
の言うような「等身大の」物語が生まれて来るのが、こ
のスレの醍醐味だと思います。
147さんの作品の内容次第ではこちらでも、147さんの
登場人物を出演させるかもしれません。その場合はよろ
しくお願いします。
>>149 ありがとうございます!
それでは早速執筆に入らせていただきます。
TO山崎渉
空想してから寝てくださいBynamuko
なつかしくね?
そう、これが俺にとって最後の仕事になる予感はしていた。
兵1「しかし傭兵に警護頼むほど弱体化してんのか俺らの部隊は?」
兵2「上の連中の中には亡命希望者もいるらしいな・・・」
俺 「ま、いろいろあんだろ、それよか、やけに静かだな」
「嵐の前の静けさってやつか?」
兵1「かもな。」
兵2「おい煙草在るかよ」
俺 「ん?おう」
兵1「おまえさんナマリあるな、出身はどこだ?」
俺 「あぁ、爺さんがオーストラリアでな、今ごろ雪で真っ白だろうな・・・」
俺の名は“JJ”、潜入工作員だ。
元来潜入工作員てのは高貴な職業でペンシルロケットや偵察衛星とリンクした
腕時計なんかを使ってスマートに仕事をしたもんさ。
しかし最近は技術革新のお陰で産業スパイ紛いの依頼が多い、おまけに愛用の
5シリンダーの南部は最近ご機嫌斜めだ。
<ピリリ>コミィニュケーターが鳴る。
「JJ、君に依頼がある、とある島の施設に潜入してもらいたい。」
「詳細な情報と機材を持って部下がそろそろそちらに伺うと思う。」
「作戦のコードネームはブラックウイドゥあとは部下が説明をする。」
「なお今回の依頼で君に如何なる障害が発生しても当局は一切感知しないので
そのつもりでいてくれたまえ。以上だ。」
どうやらまともな依頼らしい。機材も依頼人が用意するなんざ最近じゃ珍しい。
男「・・・・・・以上だ。質問は?」
俺「特に無いが、銃は自分のを使わせてもらうぜ。」
「ライフリングに特殊加工した一品だ、おたくらのオートマチックには慣れないんでね」
男眉をひそめると隠し持っていた銃をテーブルの上に置いた。
男「ま、好きにしてくれ」
そう言うと男は俺のアジトから出て行った。
小さなアタッシュケースの中に古臭い真っ黒いCDが3枚と外国産の煙草が2箱、旧式の
コミニュケーターが一つと飛行機のチケットが1枚。
あとは現地調達ってわけだ。
「ゴォォぉン」
なにやら奥がが騒がしい
兵1「おい!始まったぜ!新型機のお披露目だろ」
兵2「おまえもう見たのか?」
俺 「いや操り人形には興味が無いんでな。」
「それに寒さのせいで俺は用足しだ。おまえら見て来たらどうだ?」
そう言うと、まだ髭も生えてない若い兵士たちは通用口の重苦しいドアを開け中へと消えていった。
指令どおり、指定場所にCDを設置し現地調達した小銃を抱え中入った。
しばらく進み、VT用の扉の横に止めておいた俺達のジープのとなりに見慣れない4台のジープが、
そして一斉に俺に向かってライトを照らした。
兵1「オイ!新入り!オーストラリアは今は夏だぞ!!」
そう言うと小銃を構えた若い兵士がユックリとこちらに向かってくる。
俺は両手を頭の上に乗せ、少年のような兵士が小銃を取り上げすかさず俺のボディーチェックを
はじめる。俺は彼に尋ねた
「こんな時代に生まれて幸せか?」と、唐突の質問に不意を尽かれた少年兵の小銃の銃口をつかみ
彼を引き寄せた瞬間ジープのライトとは違う閃光かいくつも走った。
俺は南部で応戦しながら少年兵を連れ出口へ走り辛うじて修羅場をくぐりぬけた瞬間コミニュケが
作戦行動時間を告げる。
最初のドアを潜り抜け、取っ手に少年兵の小銃を挟み震える少年兵をハガイジメにしながら作戦を開始する
「こちらブラックウイドゥ、受信状態は良好だ、早速だが時間が無い。」
「あんたの分かるようにライトビーコンを仕掛けておいた、あんたはそこにそのデカ物を仕掛けて
フッばしてくれればいい。カンタンだろ?」
少年兵の震えが俺に伝わってくる。
「エクスレイ1了解。」
コミニュケの電源が落ち、俺の仕事は終わった。すると唐突に
少年兵「あんた、日系人だろ?」
良く見ると、少年兵は日系の年頃17.8才ってところか
扉の向こうでVTの足音を聞きながら俺は少年兵を開放すると
「ココにいるとおまえもフッんじまうぞ!行け!!」と柄にも無く仏心を見せた
少年兵は30mほど走っただろうか、俺は潜入に使った通風工に足を掛けた時だった
少年兵「こんな時代でも人は生きなきゃ成らないんだ!」
そう言うと乾いた銃声が一つ鳴り、腹のあたりに違和感を覚えた。
扉に挟んだ小銃をを外すと少年兵は扉の向こうへ消えていった。
外のVTの足音が次第に遠のいてゆく、
両足足の感覚が無い。恐らく脊髄にまで銃弾が達していたのだろう。
俺は南部のシリンダーを空けると空薬莢が4つ。
皮肉なもんだ
吸い慣れない外国製の煙草に火をともし、柱の影で南部をこめかみに当て呟いた
「そう、これが俺にとって最後の仕事になる予感はしていた。」と・・・
聴き慣れた独特の銃声と今まで診たことも無いような眩い光に包まれて、おれは羽ばたいた。
>>151 懐かしいのは確かだがnamcoだ。
CMやってた当時は小学生だったなぁ…
__∧_∧_
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\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
ジョシュア伯父さんが戦争にいく。
ジャンと同じ剣塔市の守備隊に志願したんだ。
ジャンの仇を討ちにいくの?と聞いたら、伯父さんはしばらく俯いていたけど、僕の顔を見ながら、
笑いながらこう答えたんだ。
「いいかい。ジャンの仇を討ちたいと思った事は数えきれないほどあるさ。ジャンを殺した奴が目
の前に現れたら、伯父さんはそいつを八つ裂きにしてしまうかもしれない。でもそいつを殺したと
して何になるんだ?今度はそいつの家族が私を恨むだけじゃないか。確かにジャンは殺された。で
も逆にジャンが敵を殺してしまったら、ジャンはそいつの家族から一生恨まれるだろう。お互いを
恨みあうなんて、もうそんなのは沢山だ。伯父さんも伯母さんも、もう人を恨みながら生きていく
のはいやなんだよ。」
「だったら、戦争にいくのなんかやめればいいじゃないの?伯父さん、戦争になんかいっちゃ駄目
だよ。」
伯父さんは僕の目をじっと見つめていた。そして僕の頭に手を置きながらこう言ったんだ。
「そう、戦争になんかいっちゃいけない。いや、戦争なんて起こしちゃいけないんだ。でもな、剣
塔市は伯父さんの故郷なんだよ。故郷が敵に攻撃されようとしてる。それをじっと見ているなんて
伯父さんには出来ないんだ。伯父さんの言っている事は矛盾しているかもしれない。でも、伯父さ
んは故郷を守りたいんだよ。」
僕には分からない。伯父さんはなんで笑っているの?伯母さんは今にも泣き出しそうな顔をしてい
るじゃない。伯父さん、絶対に帰って来て。死んじゃ駄目だよ。...そう言いたかった。でも....言え
なかったんだ。何も言えなかったんだ...
伯父さんは何も言わず、涙ぐむ僕を抱きしめてくれた。
今年の三月、西アジアでもおなじ言葉が交わされたのだろうか
保守age
ところでそろそろ次スレへ侵攻するワケだが
偵察部隊の報告はまだか?
作戦行動時間終了時刻の1000までに目標地点の座標を報告し
速やかに本隊へ合流せよ
なお、防衛部隊は残存勢力によるゲリラ攻撃に充分注意するように
残存勢力の掃討作戦終了後、各自速やかに本隊に合流せよ
こちら偵察部隊、目標地点の正確な座標が判明した
http://game4.2ch.net/test/read.cgi/famicom/1058608908/ 作戦行動終了予定時刻1000までに残存勢力を撃退しつつ移動せよ
座標に新スレを確認。
繰り返す、新スレを確認。
これより工兵部隊は埋め立てに取りかかる。
こいつはクレイジーな作戦だ。どうしてこんな割を俺たちが食わなきゃいけないのか
司令部はよっぽど俺たちを殺したいらしい。
…いや、俺たちって言うのはちょっと傲慢すぎるか。
多分、隊長を、だ。
たった二年で少尉にまで登りつめ、今回の第二次海市島紛争で中佐にまでなった、エ
クスレイ小隊隊長を。
このまま紛争が終わり、隊長が生き残れば軍部の人事はてんやわんや、どこの派閥に
も属していない、VTの操作技術による戦功だけで中佐にまで上り詰めた『英雄』が司
令部はよっぽど邪魔らしい。
俺たちはそれに巻き込まれた形になるわけだが、司令部をうらんでも隊長を恨む気は
さらさらなかった。
俺もあいつも何度隊長のお陰で助かったのかわからないんだ。
突っ込んでくる敵の最新型VTジュガノートに隊長のレールガンがトドメをさしてく
れた事もあった。
ぼやぼやしている俺たちめがけて振ってくるミサイルを、隊長のチャフがまいてくれ
た事もあった。
この部隊に配属されてなかったら、俺もあいつもとっくにお陀仏だったろう。
消耗品のように入れ替わるVTパイロットの中で、このエクスレイ小隊だけが開戦当
時から面子が変わらなかったのは、一重の隊長のお陰だ。
そんな隊長に司令部が下した命令は、大隊規模の敵がひしめく要塞制圧をたった一個
小隊で遂行しろというものだった。
「貧乏くじを引かせたな」
作戦前に、苦い笑みを浮かべながら隊長が言った。
短く否定の言葉を返す俺とあいつにもう一度、さっきとは違った苦笑を浮かべると、
隊長は自分の愛機へと向かった。
俺も自分の愛機へと向かう途中、ふと、呼び止められた。
「お前は…」
視線の先にいたのは、俺たちと同じVTパイロット…たしか俺たちの同期でオスカー
小隊に配属された奴がいた。
「少し、羨ましいよ」
開口一番そう言われた。
「あの人と一緒に戦えてさ」
軽く肩をすくめて答える。
「そういえば…隊長が言ってたぜ」
「?」
「新奉天会戦で、俺たちの部隊が敵中枢部隊の攻撃してた時、お前の機体を見つけて、
『オスカー3か、懐かしいな、あの時の俺よりはまともな仕事をしてる』ってな」
「………」
俺の台詞に少しだけ嬉しそうな、照れたような笑みを浮かべる。
こんな所はちょっとだけ隊長に似ているな、と思って、こっちの方が少し羨ましくな
った。兵隊らしくない、ひどく、「いい奴」だと思わせる表情。俺たちと同じく、開戦
当時から生き残っているエースにも関わらず、だ。たしか、親父さんもVTパイロットだ
ったって聞いた事があるんだが…
そんな話しをしていると、作戦開始を知らせるブザーが鳴り響いた。
「さてと…それじゃ行ってくるわ」
片手をあげて、自分の愛機、プロミネンスM1へと向かう。
「幸運を」
背中にかけられるそんな言葉に片手をあげて答えながら、タラップを駆け上がった。
>>162 ちょっと突っ込ませて貰うけど、要塞制圧はたった一個小隊ではなく、
二個小隊。エクスレイ小隊の反対側の地点に一個小隊配置されてる。
そいつらは、橋の手前に一個小隊追加されてる分、エクスレイ小隊より
負荷かけられてる(笑
おお、そういえば(汗)
すーみーまーせーんー
ホントは黙っていようと思ってたけれど、
このキカイにちょっとお詫び、
M23まで「少年」を生かしてしまったのは、
勝手をしてしまっていないかと、ちょっと心配、
不都合があったら…どうしよう…
>>165 問題なしっす。
M23はこっちではもちょっと先になりますが、
このエピソードを上手く組み込めないか検討中
っす。
保守
>>167 sageでも保守できるんだからageる必要はない
あとここは他の板と違って恐ろしくマターリしてるから
頻繁に保守する必要もない
了解
KOMATSU LAND SYSTEMS 2nd Generation M8-E-B-M1「Prominence M1」。
PRFの誇る主力Vertical Tank。そして父さんの最後の愛機...
あの人のいるB戦闘集団と別れて、オスカー小隊の所属するA戦闘集団は南疆にある
敵の地下工廠を襲撃した。敵の正規軍に加え、傭兵集団ジャララックスが守備する
地下工廠の制圧は困難な任務だった。
僕は隊長のプロミネンスをサポートしながら、最深部にある実験場まではたどり着
いたんだけど、そこにいたジャララックスに乗機ディサイダーを破壊されてしまっ
たんだ。
初めての脱出。アラームの鳴り響く中、妙に冷静だったのは覚えている。でも、気
がついた時は、歩兵部隊の装甲車の中だった。どうやら脱出の衝撃で気を失ってい
たらしい。整備班長からまたどやされるな。
件のジャララックスは隊長がレールガンで仕留め、敵VT部隊は壊滅、後方から続い
ていた機械化歩兵部隊によって南疆工廠は完全制圧されたそうだ。
基地に戻った時、僕を待っていたのは、隊長の笑顔、整備班長の拳骨、そして...
「こうなるんじゃないかと思って配備請求しといたんだ。これまで壊しやがったら
ただじゃすまさねぇから覚えとけよ。」
ニヤニヤ笑う整備班長の後方には、オスカー小隊のエンブレムと03の文字が書き込
まれたプロミネンスの姿があったんだ。憧れのその姿が...
父さん。僕、プロミネンスに載れるんだよ。やっと...やっとだよ...
(^^)
>>170 なんかカコイイ……撃破されちまって落胆しつつ戻ってみると新型機登場、しかも父の形見の!←(違
な、なんか画が浮かぶぞ。………チョト若者が主人公のロボットアニメっぽいノリは否めないが、それも良し!!
他のVTに比べてちょっとヒーロー体形っぽいデザインのプロミには、こーゆうケレン味が良く似合う。
父親より兄貴や友人等のほうがしっくりくる
VTを使った本格的な戦争が始まって大して年数が経ってない訳だし
二世代にわたってのネタはちょっと無理があると思う
というより、VTが大規模な戦争規模で激突した初めての戦いが
海市島紛争な訳だし。2080年代では、兵隊が勤まるような息子を
持った父親のような年代では、VTで編成された部隊に配属された
経験なんて無い筈だが。
特にプロミといった第二世代以降はまだ、全VTの13%しか配備が
進んでいない位、真新しい機体だから中古の機体なんてある筈が
無い。
うーん、むずかしいなぁ
俺は青林屯のある集落の郊外に来ている。
この集落は現在の戦線からは外れた所にあるが、なぜそのような所に
俺の様な第二世代機であるプロミネンスM1-bに騎乗する事が許された
VT戦のエキスパート、所謂「鉄騎」が回されているかというと、俺が前線
でヘマをやらかした訳では無く、友軍である第八特機師団がヘマをやら
かした所為だ。
第八師団で試験的に配備された最新鋭機プロミネンスM2の実験小隊が、
なんと小隊ごと集団脱走をやらかしたらしい。
第八師団は俺の所属する第七特機師団と同様、第二世代機の配備と
受領が行われたが、受領した時期が第七師団よりも後だった事と、
メーカー側の売り込みもあって、改修済みのM1ではなくより新型のM2
を回されたらしい。その為、本来配備される筈だった第二世代機を持ち
逃げされた第八師団には当然、第一世代のVTしかなく、連中を追跡する
だけで、精一杯だった為、海市島に上陸した特機師団の中で唯一、前線
から第二世代機を回せる余裕がある程配備が進んでいる第七師団に
事件の処理が回って来たと言う訳だ。
で、こういった情けなくも深刻で複雑な事情により、青林屯のある集落
へと訪れる事となった訳ではあるが、第七特機が擁する幾人かの「鉄騎」
の内、何故に俺なのかというと、これも馬鹿馬鹿しい理由であるが、
本来の俺は先の降下作戦での戦果への報酬と休養も兼ねての「休暇中」
だったからである。
ただでさえ数少ない第二世代機、その中でも特に少ない「鉄騎」を前線から
外す事など出来ない以上、この措置は当然、もっとも休暇を無しにされた
俺以外の連中からすれば、なのだが、この事件を秘密裏に処理する為にも、
前線から外れた者を使わざるを得ないという逼迫した事情もあるのだろう。
そういった諸々の事情の為、やる気がまるで出ない任務であったので下ろされた
地点から青林屯の集落を一望できる地点まで進んだら、機体を止め、ハッチを
開放して早速サボりを決め込んでしまった。アーガスには、村の様子を慎重に
窺っていた為とでも報告すれば事足りる。今は、かっぱらわれた最新鋭機よりも
突如そんな物騒な物で自由を奪われた集落の自由よりも、俺の愛騎から見える
絶景で、ようやく口説き落とした補給班の嬢ちゃんから差し入れてもらい、機体に
持ち込んだビールと彼女の手作りサンドイッチでささやかな休暇を取り返すのが、
俺の果たすべき任務だった。
そうやって、ビール缶とサンドイッチの入ったバスケットが空になって、
することも無く、呆けた様に絶景を楽しんでる時、俺の愛騎がアーガス
からの呼び出しを告げた。
この時はまだ定時報告ではなかったが、この様な隠密性の高い任務で
アーガスから呼び出すなど、よっぽどの事だ。無視する訳にもいかず、
止む無く、ようやく取り返せそうだった休暇を放棄すると、何時も通り
一方的にアーガスは次の事をまくし立てた。
「第八特機から緊急報告が入った。第八特機のシルバースター少尉
が単身で脱走兵の説得、もしくは懲罰の為に出撃し、そのまま連絡が
途絶しまったらしい。もし彼が生存しているのなら、救助してもらいたい
と頭を下げてきた。どうだ?やれるか?」
>>174 うーん、その指摘も一理あるとは思うんだけど、そういう設定
で書いちゃったからねー。
いいわけを考えれば(w
この少年兵の設定は現在の高校生位、父親は40才前後かな。
教官のボブが36才だから、指揮官として現場で戦っていても
おかしくはない年齢かな。あ、18才未満が戦闘に参加しても
いいのか?っていう突っ込みは無しね。所詮いいわけだから(w
あと父親のプロミは2080の新奉天会戦で爆散している。
配備請求されたプロミは新品だよ。ここは君の勘違い。
第八特機のシルバースター少尉・・・彼とは直接あって話した事は無い。
だが、戦場で互いの愛騎を並べた事は幾度かある。彼は俺より若干腕
は劣るが、俺より勇敢で生真面目で、なにより「鉄騎」である事に誇りを
持った尊敬すべき戦友だし、第八特機に所属する兵士達からの信頼度
など、俺が第七特機に所属する兵士達の其れとは比べ物にならない程
高い。第八特機の連中で彼に助けられなかった人間は、まず居ないと
言って良い位だ。そんな彼だからこそ、機体の基本性能が根本的に
違おうが、守るべき味方を放り出して、あまつさえ山賊の真似事まで
やらかした連中が許せなかったのだろう。
だが、眼下の絶景に俺の愛騎以外にVTは見当たらない上、VT戦
をやらかした跡すら見当たらない。
どうも第八特機の上層部は彼が出撃した直後ではなく、M.I.A.
となってしまった時点で第七特機に救助を依頼してきたようだ。
今まで、彼に散々助けて貰っておきながら何という仕打ちだ!
いつも以上の上層部へのムカつきに苛立ちながら、素早く愛騎を
戦闘状態へ起動させる。彼の事だ。死んではいない。ただ、機体を
壊されて青林屯の林の中を生身で駆け回ってるだけだ。だか、それは
「鉄騎」にとっては、この上ない屈辱であり、何より何時までも味方から
孤立した状態では、彼自身の命にも関わる。
主義とか主張とかは正直、俺にはどうでも良い。
だが、同類の危機にまで無関心を決め込む程、腐ってもいないし
腐りたくもない。それが「鉄騎」であり続けたいる為の最低限の条件だ
と思うから。
休暇は終わった。休暇明け早々の任務が、りっぱな乗騎に乗っかって
有頂天に「鉄騎」ゴッコに興じる間抜け共への御仕置きというのは、
少々情けないが、乗騎の性能だけで何もかもが決まると思い込んでる
連中に「鉄騎」とは何たるかを知らしめるには良いだろう。
自分の腕時計を見た。シルバースター少尉を回収して連中を片付ける
のに、10分少々か?もっとも、一機当り一分も要らないが、連中や少尉
を探すのに手間がかかりそうだ。
私の手の中の銃、外しようのない距離。
男は一瞬驚いて、その後疲れた表情で口の端を上げた。
私の恋人を殺した男、この国を踏みにじった奴らの「英雄」
私はこの男を殺すために駐屯軍相手の娼婦になった。
惨めったらしく命乞いをさせてから殺そうと思っていた男は、
抵抗もせず、銃口を無視して目を閉じた。
まるで私に与えられる死によって贖罪を得られるように。
戦争。
終結宣言を勝者の口から騙られ、私達にとっては今だ終わ
らぬ戦争。
少なくとも私の戦争は今日終わる。
引金を引いた。
暗澹たる気持ちで銃口を向ける少女を見ていた。
娼婦をせねば食えない娘達、そこへこの国を突き落とした俺達。
正義と自由を掲げ、彼らの父を、母を、息子を、娘を、恋人を殺し
た俺達は、残された者達の怒りにさらされるのは当然だ。
そもそも正義がなんなのか、もう俺にはわからない。
死にたくないから殺した、殺したから生き残った。
誰かを殺した者が、殺されるのに文句は言えない。
戦争。
俺達の指導者が終結を口にし、俺達は”勝った”らしい。
いったい何に?俺達にとっちゃ、終わっちゃいない。
だがそれももう終わる。
銃声。
184 :
テッキマン:03/08/06 01:55
ディサイダーの翼が共鳴してる!!!なんだ!!?
リアクティブアーマーが!!
・・・「くっ!こんなときに」
ディサイダーは推進力6万8000キロメートル!誰もかなうやつはいねー!!
マシンガンの強装弾に被弾した脚部はそれをも修理してまったく違うもの
となった。
垂直上昇はVTのどれもが出来た、そして今俺はプロM1で上空120Kmを
とんでいる。もう大気圏もそれほどない・・
VTの気密性ではからだがもたん!!
このままではやられる!!はやく海上にもどらなくては!!
本当はVTは海では苦手、、でもシーリングでOK
サイバーボッツとパワードギアみたいな
マシンは同じでもサイズがまったく違うパラレル世界
と考えても だめだこりゃ
そっちの世界ならキカイオーのワイズダックや(他は無理)
サイバーボッツのロボットとまともに戦えるかもナ
いや、ドリルが円錐な時点でだめか あと光学兵器もほぼダメだな
鉄騎世界ではガウス砲なんか放とうものなら
あのD3EYEですらバッテリー切れをおこすからなぁ
188 :
テッキマン:03/08/07 17:49
わははは!よく来たな!!テッキマン!!
いくぞ!「光視力ビーム!!そしてアルファーストらいぃぃぃぃっっく」
このマッドキャットをなめるな!!みさいるはっしゃ!
ディサイダーはこんなものじゃないぜ、マッドキャットとの融合・・
成功だ。。大気圏にとつにゅうぅぅぅ{うわ〜〜燃えてしまう」
このままではいかん、逆噴射OK
189 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/07 17:56
>>188 お前、ふざけるなよ
お前の所為で漏れのズボン・・・カレーg・・・さっき乾いたばかりなのに・・・ぁぁ
マジふざけるな
2080/08/25 「 出 撃 」
6ヶ月間の訓練を終え、VTの正規パイロットとして初めての任務。
ディサイダーのコクピットに乗り込み、ひと呼吸置いたあと機動スイッチを入れる
ピッ ピッ カチカチ…… ピッ グゥイイイイイン──
「晩ご飯できたから降りてらっしゃ〜い」
192 :
テッキマン:03/08/08 20:13
ボボッボッ くっ逆噴射で燃料使い切っちまった!!
ピピーピーピーピー・・燃料切れのアラームだ・・・
こんな無線のとどかねー場所じゃ補給ヘリも呼べねー・・・
動かなくなったマッドキャットぢぃさいだ〜の中で何日がたったのだろう・・
腹がへった、しかしコクピットに食料は無く、少しばかりのファンタのみ
腹が減った・・・ふと見ると1週間まえに食べたカレーがズボンについてるではないか!
干からびたズボンカレーをほおばる!ボリ!ガリ!!
とりあえず満腹OK
メックな方、光学兵器は2080年代ではオーバーテクノロジーです
せめてD3EYEに乗ってください
面白かった、漏れ的にもろツボですた > テッキマソ
しかし、引き際を弁えない香具師は戦場で生き残れんぞw
195 :
テッキマン:03/08/08 22:46
俺は今まで苦労を共にしたヂサイだを捨て、一人歩くよ
歩くあるく・・あれ?こんなところにD3EYEが!?
とりあえず動きそうだ。そこへスコッチ片手のじいさん登場
燃料が無いんだ、じいさん!これ借りるぜ!
俺はじいさんのスコッチを奪い取るとD3EYEの燃料タンクにほりこんだ
おいおいそんなことしてこいつが酔っ払わないか?
おれ→こいつには内緒にしといてくれ!パチン(ウインク
俺はそのままD3で時速300Kmのスピードでその場をさった
爺さん→ほ〜〜〜あいつ、やりおるわい!!きっとどこかの王子じゃろうて
俺は新しい相棒と究極の戦闘をたのしむのdさ!!なんかたべようかな?
ふと上をみあげるとグフらしきものが振ってきた、が!!それは
そのまま動かずにいた。ふ〜〜おどかしやがる
むこうでは戦争はまだやってるのかな?俺はビームサーベルの光をみて
みた、まさに名刀!これにはこの武器しかない???
く!しまった!!地上じゃらちあかね〜〜
アクセルを踏み込むとそれは飛んだ。大気圏突破するのに8びょうか・・・
まずまずだ・・宇宙では残骸がいっぱいだ!そのときコクピットの空気が
もれはじめた!!が!止まったのでOK
196 :
テッキマン:03/08/08 23:19
まったくこいつはたいしたやつだぜ!!進化しはじめてる??
宇宙は孤独、、こいつの能力は核融合炉でうごくんだから!!!
さっきの酒も抜けてきた!!今は光速にちかずいてる
やつだ!!宇宙ではさえぎれないからビームがうてる!!
遠慮ハシネ〜〜〜〜!!びーーーーーーーーーーーーーー
奴の機体は蒸発よ!!
爺さん→こら〜さっきの酒は返さんのか〜〜〜
おれ→ふぅ、、ひつこいじいさんだ!(w
俺たちの逃走はまだまだ続きそうだぜ(w
おわり
あとがき
みんなもおれのような作品をどしどし応募してくれ!まってるぜ
197 :
テッキマン:03/08/08 23:43
今回は大作だったので結構悩みました、でもみなさんの意見を
とりいれて最高のものができました、協力してくれた読者のみなさん
ありがとう!この作品はみんな参考にしてください。
きっといい作家になれるでしょう。
このテッキマンをまだ書いてくれって言う人はレスに希望ってかいてね
でもまねはしないで!人数によってはテッキマンかきつづけます!
GO−−ファイト!!
198 :
テッキマン:03/08/08 23:50
とりあえず希望ですおれ
パラレル パラレル
ゴクウ?
201 :
テッキマン:03/08/09 08:43
おしゃれ入門 コシノジュンコ著
203 :
テッキマン:03/08/10 00:14
大変こうひょうにつき、テッキマンかきつづけます!
ありがとうみんな。第二段はでサイダー危機一髪です
今度の期待はビームつんでんます。すごく遠くまで飛ぶびーむfです
あたったら、そこが解けます。で中身がでて弱くなり、爆発する奴です。
もうさ、なんてゆーかね
フィクションだからね
そーゆーパラレルもありかとは思うけどね
せめて「書き込む」押すまえに
文章の校正してくれよと
>テッキマン
すごいセンス!脱帽だ・・
メック小説スレ立ててそちらでどうぞ
あなたのお好みのマッドキャットはもちろん
ちゃんと光学兵器も実用レベルで使えますよ
いつもとなんら変わり無い任務。
少なくとも補給ヘリの操縦席に座るまではそう思っていた。
「未確認エリアの偵察」
出撃するのも一個小隊のみで指令本部も至って穏やかだった。
暇を持て余していた我々補給部隊は待機しながらも各々にやりたい事をやっては時間を潰していた。
ポーカーに一ヵ月の給与を賭ける者、雑誌を日除けに寝る者、タバコをくわえながら雑談に花を咲かせる者‥。
208 :
マリーナの夏:03/08/13 16:05
※このスレは sage 進行でお願いします。メール欄に半角で sage と入力。
投稿する前に
>>1をよく読め
とりあえずage荒らしということで通報しますた
通報対象は「テッキマン」だよね?
211 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/14 18:25
オレ的にはテッキマン好きだったんだが(w
よかったな支持者がいたぞ
とりあえずメール欄に「sage」って入れて
でもって校正覚えような
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
>テッキマン氏
1つはもう掲載してしまったから(だってこんなに続くとは思わなかった
んだもんw)わざわざ消すことはしませんけど、コマツPHの方針としては、
文章が破綻しているものは取り扱いません。悪しからず。
さて本日はコミケだったわけですが…鉄騎サークル、来てませんでした。
大雨のせいかなと思いますけれど無駄足はこんじゃった皆さんには
申し訳ない気持ちでいっぱい(; ´Д⊂
>>210 ???っていれてるアホゥを通報
テッキマンはデムパだがこいつは確信犯だからね
>>214 スレ違いで申し訳ないんですが
去年の秋葉ラオの鉄騎イベントのVTカタログのスキャン画像もうないですか?
倉庫にうpしたいですがもう自分の手元になくてスキャンできないのよ(´・ω・`)
216 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/17 03:54
「!!・・・・」
目の前の映像が小さくて、いや、もう理解できてるはずの俺は確認の為にズームアップした。
「おい・・・サイトウ・・おまえ・・」
サイトウから途切れ途切れの無線が入る。
「へへ、どうなってんだよ・・ジ・・ズー・・モニター何も・
映らねーし、何も聞こえなくなっちま・・ジー」
6倍ズームで確認した俺は全身が凍りついて動けなくなった、、彼のコクピットハッチが
歪な形に跳ね上がり、サイトウが座ってるのが機体の外から見えるのだ。
顔には無数のガラスの破片が突き刺さっているのがわかるし、全身が赤いペンキをこぼした
かのように真っ赤に染まっていくのもわかる。
「ズズ・・ジ・ぉい!、はやく、降ろしてく・・ジー・・まったく・・」
サイトウは自分の状況が理解できていない様子だ、、痛みはないのか?
次の瞬間、俺はもっと嫌なものを見るハメとなった。
67mmのチェーンガンが他へは当たらず、彼のコクピットに吸い込まれるように飛んできた。
「!!!!!」
声なんか出やしない・・映画での叫び声、あんなものは嘘だということがはっきりわかった。
一瞬だった・・それは八方に飛び散り、俺のカメラまで飛んできた。
「うわーーー!!あーーー!!!!」
何がなんだかわからなくなり、ただカメラに付いた真っ赤な肉片を洗い流す事しかできなく
なってしまった俺は何度も何度もウォッシングボタンを押し続けた。
217 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/17 04:55
「ズズー・ズ・・ぃし・る・・!」
「なに・・ズ・・・る・・ジー」
「・・・・・・・・・・・・・」
「はやく!よけろ!!」
ようやく耳に飛び込んできた無線の声は大尉のものだった。
モニターの肉片しか見えてなかった俺の目に飛び込んできたのは画面いっぱいに
広がったスカーフェイスの上半身だった。
それに対応できない代わりに昔読んだエースパイロットの名言集の一つが頭の中に
浮かんできた・・・「接近戦では敵影がモニターいっぱいになるまで自機を近づけろ!
それでも自分が思うほど近くはないのだから」・・・・
恐怖のあまり、気がおかしくなったのだろうか?
相手のパイロットに感心を抱く自分がいる事が不思議ではなかった。
「へー敵はちゃんと、あの本の通りにやってんだ・・・」
それとも死への覚悟を決めていたのか、自分でも複雑すぎてわからなかった。
「俺の部下に手を出すんじゃねーーーーーーー!!!!!!!!!」
我に返ったのは大尉のこの無線を聞いた後だ。
その直後、目の前のスカーフェイスが一瞬グラついたかと思うと、大きな
爆発へと変わっていった。
「のんびりかまえてんじゃねー!ほら!次のが来たぜ!!」
死への恐怖、それから逃れられた安堵感、大尉の強さと自分の情けなさ・・
泣きそうになる自分をやっとの思いで抑えながら、俺は左右のレバーを
握り直し、アクセルペダルを力一杯踏みつけた。
219 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/17 21:56
「なんか、どうでもよくなったな」
プラズマトーチを出し、そいつに突っ込んで行った。
倒れたビッツを脚部で押さえつけ、プラズマトーチの出力を30%に抑えた。
中のパイロットを蒸発させないよう気をつけながら、コクピットの開閉ジョイントを
丁寧に切り取り、マニピュレーターでそれを投げ捨てた。
「出てきた出てきた、パイロットが」
生卵の中身をとりだしたかのような無力。「人間って弱いいきものだな・・」
そうつぶやきながら、もう一段階プラズマトーチの出力を弱めた。
何のために?
俺はそっと相手のパイロットにトーチを近づけてみた・・・
「何か叫んでる?」「あは!楽しい!!」
最初の分で相手パイロットの顔はただれ、右腕は骨まで見えていた。
「トーチに手をだすからそうなるんだよ」
俺はまるで相手がさも悪いかのように言い切った。
次に腹にあててみた。「うわ!なんか焼けながら膨らんできてる」
パイロットの腹部は熱による膨張、収縮を速いサイクルで繰り返し、最後には
内臓がパン!という音とともに飛び出してきた。
「汚いなー!!」
俺はさも自分の顔にかかるかのごとく避ける動作をとった。
「はは、VTの中身の人間の中身だ!」
「なんだ?人間の腸って白いんだなー」
俺は相手にまだ息があるのを確認しながら慎重にトーチをどけた。
「死んでからチェーンガン撃ってもおもしろくないからね」
相手のパイロットは息絶え絶えに残った片方の目でこっちを見ていた。
胸骨が見え、その中心は飛び散った腸や膵臓、肝臓がまるみえだ。
「そんなものこっちに見せるなよ!」
静かに慎重にトリガーを引くと、一発だけ弾が飛び出した。
わずかに人間であることが理解できる程度に形を残し、その中心に大きな穴が開いたのだ。
「けっ!もう動かなくなった」
後は最後の仕上げを楽しむかのように、トリガーを引きっぱなしにしてその振動に酔いしれた。
>>218 わざわざどうもです
漏れ自身捨てたつもりはないんだが見つからん(w
訂正箇所もあったので、そのついでにうpさせてもらいます
>>219 ※このスレは sage 進行でお願いします。メール欄に半角で sage と入力。
221 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/18 01:02
頭の中が真っ白になっていく・・・
「戦争はその大義名分にかこつけて人が殺せるから楽しんだ」
自分の中でそんな言い訳にも似た理由をこじつけながら、自分の中に
眠っていた残虐性に身を任せるようになっていった。
「そうだよ、人間殺しても罪じゃないんだ!!」
覚醒したのだ、人殺しを楽しむために強くなろうとする自分があった。
たしかに戦争は綺麗事ではすまないところはある。兵士の一人一人が何を思い、
何を感じて戦ってるなどわからなくて当然だ。
俺は次の目標に標準をあわせた、しかし多勢に無勢、敵は限りなくいるようにも
思える状況ではこっちが完全に不利だ。
ふと目をやると足元で子供が震えている、その子をマニピュレーターでつかむと
高々と持ち上げて敵に見せた。
「それ以上、俺に近づくとこの子を握りつぶすぜ!ハァハァハァ・・」
その瞬間、相手側の動きがとまり、膠着状態となった。
泣き叫ぶ子供を手に俺は王にもなった気分になりはじめていた。
「くくく、最高だ、、世の中にこんな楽しい場所があったとは!最高だ!!
幸い子供は足元にまだ沢山いる、、こいつを殺っても次がいる!誰も手は出すんじゃ
ないぞ!ゆっくり見てるんだ、、そこで・・・」
俺はいっきに潰さないように慎重に操作をおこなった。自慢ではないがこれでも訓練時の
マニピュレーター操作には一番、二番を競う腕前だった。
「さー手術をはじめようか・・・・・・・・」
222 :
名無し物書き@推敲中?:03/08/18 01:17
「どこから、つぶそうかな・・・」
少しずつずらしていって頭の部分にさしかかったとき、つい操作ミスで
一気に頭蓋骨が割れてしまったのだ。目が飛び出し、頭皮の裂けた部分からは
頭蓋骨の一部と、脳漿、半透明な黄色い液が飛び出した。
「あ!ちぇ!死んじまった・・・あ〜あ残念・・・」
俺はすぐさまその死骸を放り投げ、次の子供にてをかけた。
「次はじっくり解体するぞ!こんな時こそ精神統一だ・・」
自分の高ぶる気持ちを抑えこみ、今の自分は医者だと思う事でようやくそれが可能となった。
「この子の命を救うのだ!!」
そう叫ぶと俺はまたトリガーをゆっくりと、今度こそゆっくりと引き始めた。
age続ける人の文章を保管する必要はありませんよね?
>>220 更新乙です。
現物見つかりましたので要請があれば高解像度版も上げられます。
いじょ。
>>220 乙です。
>>223 >age続ける人の文章を保管する必要はありませんよね?
せっかく書いてくれたのに申し訳ないですが、個人的な感想では
保存してもらいたくないです。
戦場での狂気を表現しようとしたのは分かりますが、表現があま
りにも直接的すぎて嫌悪感を感じてしまいます。
以上、私の感想でした。
あ、ちなみに、私は(普通の読解力ある人に理解できるなら)
グロだろうがエロだろうが掲載する方針です。
「スレのルールから外れたものは保管しなくてもいいよね?」
とそれとなく同意を求めてみただけですので。
#別にコマツPHに掲載されるのを目的に書く人なんていないだろうしなぁ。
よ、読み返してみたら意味不明だ…わけ判らん文章でゴメンナサイ_| ̄|○
突然の奇襲。無数の砲弾が、基地一面に降り注ぐ。その爆発に巻き込まれ、俺は軽傷を負った。
「衛生班がすぐ来ます。隊長は退避してください!」
自機の眠る格納庫へ向かって、2人は駆けていく。
「大丈夫です、やれます!」
やつは俺にそう言って、帰ってこなかった。
スクランブル発進したディサイダー…ノヴェンバー2は、ビッツ6機とジラフ6機を相手に戦い、
ビッツ1機撃墜、ジラフ2機撃墜の活躍を見せた。
だが態勢を立て直した残存機に集中砲火を受け、大破炎上。
パイロット…ライズ少尉は脱出するも、ジラフの155mmが破壊した建物の瓦礫の下敷きになり、戦死した。
格納庫内にVTが居る事に気付いた敵部隊は、それを叩くべく格納庫を包囲。砲撃を浴びせた。
この攻撃が、起動が遅れたために出口を敵機に抑えられ、外へ出れずにいたノヴェンバー3に直撃。
脚部を破壊され、ノヴェンバー3は格納庫内で擱座。続く第2撃で炎上。
パイロットのモーリス准尉は脱出。右半身に重度の火傷を負ったものの、整備班に救出され一命をとりとめた。
格納庫はこの後も激しい攻撃を浴び、俺の乗機のディサイダーも大破。
完全に脅威を取り払った正体不明の敵部隊は、基地を徹底的に破壊。施設の9割方を破壊して、悠々と撤退した。
奴らが海市島の軍で、その海市島が環太平洋機構から独立し、
P.R.Fの各基地へ奇襲攻撃をかけたと知ったのは、救助隊が来てからの事だった。
そして俺は今、沙萬海岸上陸作戦に参加する強襲揚陸艦の艦内、ディサイダーのコックピットで待機している。
指揮する部隊は、補充兵で再編成されたノヴェンバー小隊。
第8機動艦隊の準備砲撃が終わり、艦のハッチが開く。もう1隻の艦からも、オスカー小隊が出撃。
「ノヴェンバー1よりノヴェンバー2、3。離れるなよ、しっかりついてこい!」
『ノヴェンバー2、了解。』
『ノヴェンバー3、了解!』
まだ深夜の午前3時だが、辺りは戦闘の炎でかなり明るい。最大望遠で、ビッツとジラフを確認。
見てろよ、ライズ。仇は必ず討つ。モーリス、お前の火傷、倍返ししてきてやるからな。
そしてあいつらに、海市島の奴らに、自分たちがどんな相手に戦争ふっかけたのかを…しっかり思い知らせてやる。
あ、午前3時とか書いてあるけど、正しくは5時30分でした。失礼;´Д`
230 :
テッキマン:03/08/25 03:41
あの〜、、物語がみんな止まってるみたいなですようけど、
そろそろとこの辺でテッキマン書いたほうがいいですかね?
テッキマン書きたきをつよく強く希望!
sage進行と校正を覚えてくれ
ヒーロー物も狂気の作品も嫌いじゃないからね
232 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/01 23:22
age
保守
234 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/11 21:17
(σ・∀・)σ<234ゲッツ
235 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/14 00:09
はぁぁぁ アニメほしいな、、誰か書いてくれ!
絵のうまいひと・・・鉄騎アニメ
236 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/14 20:16
ここ止まってるのはsage進行のせい?
>>236 全体的にレベルが低い&鉄騎が割とマイナーなため。
それに禿しく板違いだしな
スレ立てるなら同人痛だったろうに
が、鉄騎は同人痛で謂う萌えが無いので同人痛でも痛違い扱いされる。
ジャンルに組み込むなら、まだ此方の板の方が組み込み易い。
・・・ただし、鉄騎をガヲタの一形態としなければ。だが。
鉄騎自体は今の癌駄無等に見られる主流を否定して癌駄無がおなざり
にした、より現実味のある方向性を追求した結果できた物の筈なんだが、
一緒にしたがるガヲタが後断たないからねぇ・・・
ある少年兵の日記より・・・
「今日は出撃しました。ドーンとなり、バーンとなりました。
いたかったです。
すると、お父さんが来て「はよ風呂に入れ」と言った。
お風呂場で鉄騎のうたをうたいました。
とても楽しかったです。」
思ったんですけど〜。
シルバースター少尉?って女性じゃないのでしょか?
いや実際その任務にはまだ就いていないからわからんですが、
ずっと女性かとおもた(´・ω・`)
多分元ネタは「スタローン」だから (アーノルドはシュワ) 男じゃないか?
243 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/21 11:57
age
実物見れば分かるがモロにランボーのアレだぞ。
保守
長モノあり?
メモ帳に書いてんだけど。
つか、人いねぇ…。
>>244 >ランボーのアレ
(*´Д`)ハァハァ
>>246 長編ですか。是非是非。
ROMは意外といるかも?
見てる見てる、同人スレって呼ばれるのはちょっとイヤだが、
一日一度は鉄騎スレ倉庫から飛んでるよ。
ヲタ臭いのでなければ。
鉄騎にアニメ臭さは必要ない。
本スレも同人アイテム制作の動きが
いや、馴れ合おうというわけではないが
Tシャツほすぃ
2chブラウザのお気に入りに入ってるから、
書き込みがあるたびに一応見てる漏れ。
すでに同人スレなんて呼ばれてるし、書き込みも少ないから、
個人的にはアニメ臭くても別にいいと思うけどな。面白ければ。
そだな、オレはヲタだが、面白ければそれでいい。
ただアニメっぽいの自体は別にかまわないんだが、
アニメっぽい方向の勘違い野郎はちょっと困るとは思う、つまらんからな。
そういう意味では、ちょっと
>>250に同意。
あ、ミリオタがその知識を上手く料理して、作品にしてくれてればそれは通し。
鉄騎に沿う:ミリヲタ、メカヲタ、ゲームヲタ
鉄騎にそぐわない:アニヲタ
例を挙げると、整備士が眼鏡で三つ編みの女の子とか、パイロットが目が隠れるほどの長髪とか、漢字を使った必殺技があったりとか。
好き嫌いとは別の問題。
255 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/05 00:59
鉄子がもろそれだ;あれこそどうにかしてほしい、、、
>>255 どんなのか知らんが、メカの中の人が小娘みたいなのか?
MSはデザイナーがそれやりやがったからなぁ…。
あの顔が曲がったやつ。
257 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/05 01:41
なんだ…ネカマか…。
個人の趣味だろ?
公衆の面前に出てこなければ、なんてことない。
けっこう見に行ってます
個人のHPなんだから、中で何やっても良いんじゃない?
見に行く人もその日との勝手。
だが、俺の前には出てくるな。
よくもまぁオサーンがあんな文書けるもんだと感心はしたが。
261 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/05 13:16
そうだ!オレの前にも出てくるんじゃないぞ!
でもブースに行ってたんだろ?奴は、、インタビュー受けてる;
こっちが避けても向こうは追いかけてくる勢いだ・・・
見たくね〜、、見たくねーよ〜、、
「テツコさん、いいひとよ、愛しいしとみとめてるよ」
「奴は裏切った!自分の私利私欲のためだけに、鉄騎を利用してる」
「ちがう!ちがうよ、愛しいしと持って遊んでるよ!」
「じつは奴は持ってねー、、そーよ自分の下手な絵を大衆に見せて自己満足の世界にひたってるよ〜」
「ちがうよ!おまえあっちいけよ!あっちいけ!どこかいって!!」
あ!出た。
>>261 鉄騎関連のネタであることをもっと押し出した方が面白いと思います。
あとは主語をはっきりさせるとだいぶ読みやすくなるでしょうね。
僭越ながらアドバイスしてみました。
最後に、このスレはsage進行なので、その点はよろしく。
>>262 元ネタがわからない人は、出しゃばらない方が恥をかかずに済むと思います。
>>263 おっとそういうもんでしたか。ご忠言感謝します。
汚名挽回に壁紙でも作ってくるかな…。
汚名は挽回済み
つか、元ネタわからない奴もいるんだな…。
あ、オレもわからない。
しかし…激しく違うスレになってないか?
元ネタは指輪物語だろ。
TVCMでもやってたと思うが…。
物書こうと思ったら、まず読もうな。
良質の物語を読めば、自然にヲタ臭い文章から卒業出来るはず。
文才ない俺が言っても説得力皆無だが。
なぜ物書こうと思ったら、「指輪物語まず読もうな」になるんだよ
まず「坊ちゃん」だろ
そーか「愛しいしと」は誤字ではなかったのか。
指輪は10年以上前に読んだがもはや大筋以外はほとんど覚えていない。
TVCMはさっぱり見てないや。
朝のニュース以外はさっぱり鉄騎専用モニターだし、
しかし、あれってそんなに名作か?
内容頭に入り辛かったし、
王の帰還上巻読んだときには二つの塔までのの内容頭の中から抜けてたからなあ。
ホビットの冒険はすきだったが。
…う、すれ違いと自覚しつつ、ついつい…
>>269 >>268は小説嫁!ってことだと思うが…。
まずはペリーローダンかな?
関係ないけど、結構住人いたんだね。
>>270 もっと世界を広げた方が良いよ。
なんか臭う奴が多いな。
あれ読めこれ読めとか世界を広げろとか・・・。
もうちょい書き方があるだろうに。
少々キツく言っても、ヲタには通じない。
馬の耳に念仏。
ヲタの耳に説教。
人間的な進歩が無いからこそヲタなのにな。
メチャメチャ常駐してんな、ちょいびびったよ。
>>275 90%無駄でもしっかり言ってあげた方が本人の為にも世の中の為にも良いんじゃ?
今日も母さんは帰ってこなかった。
母さんの勤めている病院には前線からひっきりなしに重傷者が運ばれて来る。敵が剣塔市を越えて
新奉天市に近付いているからだろう。
この間着替えを持って来てくれと頼まれたので弟と一緒にいったけど、待ち合い室にも、廊下にも
包帯姿の兵隊さん達が大勢寝かされていた。
うめき声、怒鳴り声、そして励まし続ける母さん達の声。
母さんが僕達を見つけて駆け寄って来てくれた時、弟は母さんにしがみつき泣きじゃくっていた。
母さんは「大丈夫、大丈夫よ..」といいながら、弟をやさしく抱きしめてくれたんだ。
僕も泣いていた。母さんに会えて嬉しいはずなのに、なぜか良く分からないけど悲しくなって...
神様、お願いです。僕達を守って下さい。
宿題もやります。弟の世話もちゃんとやります。
日曜日のお祈りにも行きます。だから、だから...
母さんを奪わないで下さい。
279 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/07 21:27
>>277 でもね〜〜なんか逆ギレしそうにない?すっぱい臭いをかもしだしながら。
臭そうだからヤダヨ・・・
>>278 乙!
なるべく流れ弾のでないよう気を付ける。
>>280 しかし、敵も僚機もビル越しでも平気で発砲しやがるからなあ…
282 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/08 10:47
そして、次の日酔っ払い運転のVTによって病院はグシャ潰れになった!
しかも怪死党のスカね!ぷ〜〜〜ん
「エクスレイ2、エクスレイ3、おまえ達は離脱しろ! 無茶して
犬死にするんじゃない!」
リーガルドレスとビヒモス、ついでにVT駆逐ヘリの攻撃が本気
で雨霰と降り注いでくる中、俺達の通信機に隊長の声が響いた。
「…っ!」
しかし無茶なのは隊長も同じだ、一人で要塞エレベーター付近の
踊り場に飛び込んだ隊長のプロミネンスは、次から次へと沸いてく
る敵の期待を紙一重で避けながら、一番の激戦地へと向かっていく。
命令違反を覚悟で俺が隊長の援護に回ろうとした、その時…
「ここは、隊長に任せましょう」
気にいらない奴の声が…オスカー3の声が、通信機から聞こえた。
「どのみちVT搬送用エレベーターは一機ずつしか乗れません。こ
の状態で順番待ちなんかしたら、こちらの損害が増えるだけです」
「だけどなぁっ!」
「隊長ならやれます、いえ、隊長にしかできません」
「くっ!」
ああ、そうだ、俺達が行っても足手まといになるだけだ。
今でも目の前のリーガルドレスの攻撃をかわし、すれ違いざまに
355-sbをたたき込む教官のプロミネンスを見ていれば、イヤでもそ
れは自覚できる。
そのまま隊長のプロミネンスは敵要塞エレベーターからあがって
きたリーガルドレスを爆散させ、破片の散らばるさの中に、滑り込
んでいた。
「エクスレイ2、了解っ!」
「エクスレイ3、了解」
少しヤケの混じった俺の声と、いつもながらの奴の声が隊長の通
信機に告げる。
聞こえた証拠なのか、隊長のプロミネンスが軽く、銃身だけがエ
レベーターから出た355-sbを振る。
それを最後に、エレベーターの扉は地響きを盾ながら、ゆっくり
と閉まっていった。
「さあ、僕たちだってこれで安心という訳じゃないんです。本隊に
戻らないと」
「…ああ」
言われなくても分かってる。リーガルドレスはほとんど隊長が始
末してくれたとは言え、ビヒモスとVT駆逐ヘリの攻撃は、底がな
いかのように俺達めがけて降り注いでくる。
「これで帰れたら、むしろ奇跡だな」
「帰ったら、下士官バーで一杯おごりますよ」
奴にしては気の利いた提案だ。生きて帰れりゃ万々歳、死んでも
俺に奢らずにすむ。
なんだ奴ばっかり得するじゃねえか。
だから、ちょっとばかり、その提案を変更する事にした。
「いや…帰ったら俺達二人で隊長におごるんだ。隊長に将校バーに
連れてってもらってな」
「…それは、名案ですね」
通信機越しに、奴の笑いの気配を感じる。
イヤな奴だが、戦友ってものはいいもんだ。特に、全員で生き
残れれば。
俺と奴、オスカー3は自分のプロミネンスをオーバーライドさせ
ると、そのまま、チャフをばらまきつつ、要塞を背にして走り出し
た。
相変わらず敵さんは、逃げる相手に容赦のない攻撃をばらまいて
くれやがるが、不思議と俺は生還できると確信していた。
隊長が任務を果たして、俺と奴で隊長が潰れるまでに奢り…二人
してその代金に青ざめる未来を。
「ああ…あいつも誘ってやるか…こっちの負担が減るよな」
「どうしました?」
「…なんでもねえよ」
自分の未来予想にもう一人だけ登場人物を付け加えて、俺はチャ
ンネルをあわせたままの通信ダイヤルをひねった。
>>284 VT駆逐ヘリと言うより、普通の戦闘ヘリでいいのではないかと。
両者の決定的な違いが何か思い浮かぶかね?そういうことだ。
>ついでにVT駆逐ヘリの攻撃が本気で雨霰と降り注いでくる中
これもおかしいな。まあ、言うまでもないし、読み返せばわかるだろう。
確実に推敲不足。最低3回は読み直して不自然な場所が無いかチェックしろ。
>破片の散らばるさの中に
これも推敲不足。出直してきなさい。
>隊長が任務を果たして、俺と奴で隊長が潰れるまでに奢り…二人
>してその代金に青ざめる未来を。
ここも不自然。前の文とのつながりが悪い。もう2,3語付け加えるだけで、
ずっと読みやすくなる。「を」で文を止めるのなら、前の文とのつながりを
強調しておかないと、読みづらく首をひねることになる。
さて、これの続きはあるのかね?ストーリーは結構いいと思うんで、
続きにはちょっとだけ期待したいものだ。以上。
>>284,285
オレは結構おもろかった!やはり兵士の心理状態を書き表すのが一番だな。
VTの性能がどうたらこうたら言うより、よっぽどいいよ、うん!
286 :簡素人
で、、、こいつだが、あまりにも文句が;というより重箱の角突付くような
ことばかり言ってんじゃねーよ!ここはてめーに文章直してもらうところか?
誰もそんなこと望んでねーんだよ!!
人の物にケチ付けたいのならここは場違いだ!ウザイから消えろ。
>>284-285 超ありがちだけど、なかなか良かった。
>>286が色々言ってるが、少なくとも自分で何回か読み直してみるだけでもだいぶ変わるぞ?
>>287 勝手に
>>284-285の向上心とスキルアップのチャンスを潰すなよ。
同じ同人でも、いつまでもカスとセミプロの違いはそこなんだからさぁ…。
>>288 ま、確かにオレも言い過ぎだったかもしれん;けどスキルアップをさせたいのなら
もう少し言い方ってもんがあるだろう?これじゃホントに文才に長けてる者じゃないと
何言われるかわかったもんじゃないからさ;
>>287 向上のチャンスを与えようとしたが、それをあんたはことごとく潰したな。
なあなあで書いているうちは、絶対に上達しない。確実に壁にぶつかる。
あんた自身が、向上心も無く、いつまでもアマチュアでいたいんだったら
もう何も言うことは無いがな。全ては著者次第だ。
馴れ合いでもいいじゃんかよー
潰されたかどうかってのは、書いた本人が決めることだろ?簡素人・・
別にここからメジャーデビューしようなんて思っちゃいないし、オレは
アマチュアすらなろうと思っちゃいねーよ(w
まんまり、おしゃべりが過ぎると簡素人、、あんた自身もボロがでるから
この辺でやめとこうぜ。
おっと「まんまり」=「あんまり」ってことで(w
>>293 >少なくとも自分で何回か読み直してみるだけでもだいぶ変わるぞ?
ステキに他人をコキおろす簡素人様の実力が知りたいです!
ゼヒ作品を見せて下さい!
つか文末の処理とか如きでよくあれだけ偉そうに書けるな…。
>>295 無意味に噛み付くなや…。
作品作れる奴しか品評しちゃいかんのか?
シベリア超特急って知ってるか?
> シベリア超特急って知ってるか?
噴いたじゃねえか
>296
すまん。言いたかったのは最後の一行だけだが、にしても上から
見おろしてるような口がきけるのは実力を見せてからじゃないか?
そうそう、実力みせてよ簡素人w
301 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/12 18:29
>>302 要するにだな、
オ マ エ モ ナ ー
ってことなんだよな(プゲラ
>>302 まともな香具師がハゲだと言うのならば、さしずめ藻前はキモデブヲタってとこか(ギャハ
305 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/12 18:55
こ こ は 悲 惨 な イ ン ト ラ ネ ッ ト で す ね
>>302 どうしたの?黙っちゃってさぁ ニヤニヤ(・∀・)クスクス
簡素を書いたら文句を言う香具師がいるから簡素人がいなくなるんだよ!
簡素人の叫び?(w
すげーw
ここはホントにすげ!簡素人の簡素求む!
310 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/12 22:20
待ておまいら!いま
>>307がいいこと言った!
・・・・・・・・・・事実だよなぁ・・・(つД`)
>>292 けなされるのが恐いなら上げるな!
リアルでお前を見た街の人はもっと酷い事言ってるぞ?
ひきこもれ!
>>310 確かにそうだよな。即興スレでも感想書いた人に噛み付く香具師がいるから、
次第に感想書いてくれる人がいなくなったりするんだよな。
どうして厨房は、良かれと思って書き込まれた感想に素直になれないんだろう?
313 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/13 13:11
晒しage
314 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/13 16:29
静かになったなぁw
http://www.jyouhou.ne.jp/j/index.cgi?anorio 情報エリートは入手した情報をi-modeのパケット通信料より安く
メールでお送りするメールマガジンです。
情報の内容は「人生生活において、知っていると得をする情報」
すべてです。その他、多くの一般人が知らないこと、
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(内容は懸賞の裏技,携帯電話iモード裏技など多種多様。
伊東家の食卓の裏ワザと比べ物にならない高レベルです)
316 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/16 23:11
>>284-285 イイですね。
あの要塞戦、隊長(自分)一人エレベーターに飛び込んだらすぐ部下に後退命令出すんだけど
(それまでは敵の砲火を引き付ける囮として利用、用が済んだら僚機撃破のマイナスポイントを避ける
ため下がらせるっていう、ホントは自己利益の為なんだがw)エレベータ降下中の闇の中で
「なんか俺一人で敵の中枢に吶喊、なんて、アニメのヒーローみてーだな」とか、「あいつら、
無事逃げおおせてくれてるかな……」(クリア後の結果表示で部下撃破の表示がないのを確認
した時、ちょっとホッとする)なんて事をいつも思ってたんで、それを逆に外側からこんな風に
描いてくれたのがとても新鮮でした(あのミッションで、オレ的に一番難しい&印象に残る場面なんで)
………つーか、やっぱ皆同じ様な事感じてるのかな?
>>286の指摘はもっともだとは思うんですが………なんかやたらエラそうですね。
あんたは「物書き訓練中隊」の教官殿かっw!!!
ここは基本的には「鉄騎の妄想話(笑)を見てもらって/読ませてもらって、まず“楽しむ”」スレだと思うんで、
その上で、書き手の技術向上になるアドバイスがあったら、したらイイと思う。
いきなり教師気取りの口調で文句ばかり付けまくるのは、いかがなものかと。
あらら、リロードせずにカキコしたら色々………………
感想を書くにも、書き方ってもんがあるでしょ。
そりゃまあオレみたいに自分の個人的経験から、内容が面白いと思った奴もいりゃ、
読書家で文章の上手い下手には人一倍うるさくて、そいつの文章を思わず批判しちまう奴も
いるだろうけど「人に物を言う時の基本的な態度」ってモンさえちゃんとしてりゃ、そう問題は
無いはず。………………あ、「俺様はいつも“基本的にこんな態度”だッ!!」って言うのもいるかw
あと「馴れ合いウゼェ!!2チャンなんて気にくわねえモノを煽る/貶すための場所だZE!」なんて
のも勘弁なw
>>316-317 自作自演Uzeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!11
319 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/17 01:00
>>316-317 だからさ、わざわざ感想書いてくれたのに、それに噛み付く香具師は
どうなのかって問題なの。おまいはその問題を無視してるだろが。
即興スレでも、酷評スレでも、簡素人に噛み付くヴァカがいるから、
簡素人がいなくなるんだよ。ここも同じだな。せいぜい、馴れ合いでも
なんでもやってるがいいさ(プゲラ
320 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/17 01:02
内容が良かった、悪かった。
文章が良かった、悪かった。
それぞれが自分の感想を述べれば良いだけ。
人の感想にまで噛み付くから荒れるんだよ。
322 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/17 18:18
昨日小隊長が死んだ
帰りたい
みんななんか荒れてる
荒れてなかったのが変だったけど
なんかムカツク
328 :
MS06ZkLr7c ◆MS06ZkLr7c :03/10/21 22:06
おまいら、このトリップをよく嫁!!!!!!!!!!
330 :
MS06ZkLr7c ◆MS06ZkLr7c :03/10/21 22:21
-‐- ,、
__〃 ヽ lv !
ヽ\ .ノノノ)ヘ))〉ヽ' / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_!(0.)! (┃┃〈リ / < はわわー。 330げっとです〜
/\ Vレリ、" lフ/ ./ \ \___________
/ ./l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|ヽ
\/l |―――――――! ヽ (´
l | ☆ マルチ専用 | (´´
l l―――――――| (´⌒(´
. \l_______|≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡=☆
(´⌒(´⌒;; ズザザーーーーーーーーッ
331 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/23 22:40
<海市島第13特殊砲兵小隊>
「現在我々の軍は敵機甲師団の奇襲によって戦線は非常に混乱している。先日も鎮焔が轟沈した
のは知っているだろう。この後おそらく敵はVTを主力とした兵力で電撃的に首都を目指すと
思われる。やっと諸君達の出番だ、優秀な我等が兵にかかればVTの数小隊は物の数ではない
と確信している。」
「よしおまえら、今回の作戦を説明する。」
作戦と言っても大した事は無い。特殊砲兵小隊の戦法は待ち伏せだけだ。
現状VTに対抗できる兵器はVTと一部の戦闘車両のみ、その数も劣勢でいずれ作戦行動もとれな
くなるのは目にみえてる。そこで上層部が考えたのは歩兵でも携行できる小型兵器で敵VTの足
を鈍らせた後、対VT兵器で撃破する作戦だ。数もいらずVTの損害も少なくすむ、一石二鳥、考
えた奴ゴーミット特別戦闘功労賞並だ。だけどその実態と言えば出来損ないの歩兵用プラズマ
トーチを使ってVTの足の腱に当たる部分に押し当てるだけ。まったく大した作戦もんだ。
「以上だ、尚今回の支援VTにはヴィッツクラスしか確保できていない。ママを悲しませないよ
う一番いいパンツを履いていけよ」
・゚・(ノД`)・゚・
一行目無茶苦茶頭悪いなw
335 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/29 02:49
336 :
文芸誌はみなやってます。:03/10/29 02:52
●●過去ログ、その4より●●
845 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 2001/08/14(火) 09:51
そういえば、マスコミってストーカーの定義を
「恋愛感情がらみである」「被害者は女性のみである」
ように限定するように印象づけてるね。
盗聴や盗撮がストーカー行為も実際あってもまったく放送しない。
まるでストーカーを擁護するように。
168 :過去ログ、その4 :03/07/12 23:49 ID:WDtWJ5dI
854 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 2001/08/14(火) 12:57
最近の文化で突出した作品が出ないのは、
盗聴やストーカーが原因だろうというのは
既出かな。
ずっと後の時代になってから、
「この時代のマスコミ・文化は、盗聴や盗撮で作られているため、価値無し」
と言われることになるのか?
>>332 次回作(無いだろうけど)に取り入れられたら鬱…。
いきなりコケるなんて…。
以上
歩兵のRPG(?)でもウザく感じる初心者の感想でした。
338 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/30 20:51
>>337 なんら不自然ではない。人型兵器にとっての最大の脅威は、
歩兵の携行する対戦車火器だからな。何も、最新鋭のヘルファイヤや
TOW2みたいな重対戦車ミサイルである必要はない。10ドルも出せば
容易に手に入るRPG-7。これは最も成功した対戦車火器と言われ、
極めて生産が楽で安価であり、ゲリラやテロリストに広く愛用されている。
現在イラクで行われているテロについても、このRPG-7がよく使用されて
いるのだ。これらは安価な割に破壊力が高い。戦後第2世代の戦車であれば、
ほぼ一撃で葬り去ることが出来るであろう。第3世代戦車であっても、
狙いがよければ(車体側面などの装甲が薄い箇所)十分に破壊できる。
人型兵器はその形状から、どうしても装甲板の厚さが限られてしまう。
人間が身にまとう鎧を思い起こせば、理由は簡単に思いつくであろう。
そして、市街戦では人型兵器といえども行動の自由は大きく制限される。
人型兵器に限ったことではない。機甲部隊が最も苦手とする戦場は都市
であるのだ。理由は明白。どこに対戦車火器を装備した敵兵が潜んでいるか
まったくわからないからだ。同じことが人型兵器にも言える。特に巨大な
人型兵器であれば、その過大な投影面積により、行動の自由を奪われた
市街地では訓練の標的にまで成り下がる。建造物が人型兵器の進路を阻害し、
機動性に大きな足かせをかけることになってしまうからだ。
まあ、懸命な諸君ならばこれ以上は言うまでもなかろう。
懸命な俺達だから必死なあまりそんな
まっとうな意見は耳に入らないのよ^^;
本物っぽい嘘で楽しませてくれ。
変な方向に賢明さを出してもゲームはたのしめん。
ヒトガタ兵器の時点で基本は馬鹿になろうや。
………………オレはむしろ、VT版「ひざカックン」を連想してワラタ。
………ああそうだよ、どうせ何でもお笑いネタに変換する「ザ・マンザイ脳」の持ち主、
関西人だよっ!!
っていうか、歩兵用トーチって何だよw………何かすげえ威力小さそうだな──
そんなの持った歩兵がアリの様にワラワラとVTの足元に
群がって来てチクチク刺す一方でVTの足に踏み潰され………
中にはヒザくらいまでよじ登ってくる奴もいて………でも振り払われて………………
うあ────なんかヤな戦闘シーンだな────
>>339 >>338もまた、ネタはネタと楽しんでの文章だと思うがどうか?
一連の感想。
海市側はそんなに困窮してるのか…。
鉄騎大戦では海市に付こうと思っているので、ちょっと鬱。
<海市島第13特殊砲兵小隊>
「いくらすました女だってアレを舐めてやれば反応しちまうだろ?」
弱気な新兵にはそう言って元気づけてやる。
俺が入隊したての頃、同期がいなかったせいか俺にはつるむ相手が
いなかった。そんな事に気を使ってか知らないが小隊1番の嫌われ
者が町へ行くのでついて来いと誘ってきた。
「あれ、珍しいね。今日は一人じゃないんだ?」
娼館の待合室でボーイに連れられて来た女がそう言った。
その時は知らなかったが、ソイツはいつも一人でどこかへ行って
いて、その休日の過ごし方は小隊の謎だったそうだ。それを聞いた
俺は今日あった事を他の奴に話しまくり、その後一ヶ月ぐらいは初
めて会った奴でも話題に事欠くことは無かった。
隊の謎が全員に伝わり、しばらくしてソイツは除隊になった。噂で
は例の娼婦を殺したらしかった。大規模な作戦の前という事もあり
、警務隊が迅速に動いて事件を内々で処理したらしいが。なんでも
性格の悪い奴がお気に入りにワザと手を出し、その女を本気にさせ
たそうだ。逆上したソイツが歩兵用プラズマトーチを持って乗り込
み、最中の二人を串刺しにしたらしい−−
「では上等兵、この教範にはコマツ社製のVTに対する戦闘方法しか
載っていないのですが、他社のVTの場合はどうすれば?」
「足の装甲が弱いのはコマツ社製のVTだけだ、どうしても装甲を抜
けないなら背中からコクピットにでもよじ登れば何とでもなるさ。」
オチついてないけどまあいいや
RPPTって作れないかなぁ
RPGじゃなくて
先端にアンカーの役割をするマグネットでもつけておいて
使い捨てでいいから
ほんの数秒ものすごい高圧電流を流せるバッテリーとトーチを
ロケットで打ち込めたら
トーチじゃなくてもスタンロッドでもいいな
ところでここの保守ペースってどのくらい?
346 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/03 14:12
>>344 質問がありまつ。RPPTって何の略でつか?
RPG(ロケット推進型グレネード)、俗にロケット弾とよばれるものです
歩兵が携行できる最強の武器とも云われており
北朝鮮の不審船が鼬の最後っ屁のように放ったのもこれですし
先日米軍のヘリを落としたのもこれです
ゲームでは剣塔軍港攻略戦以降たびたび歩兵が放つミサイルがこれっぽいですね
スティンガーかな?だったらMGSにも出てくるね
(ロケットとミサイルはちがうだろって突っ込みは敢えて却下)
頭文字をとってRPGですから
そのGの部分をプラズマトーチにしたらRPPT
スタンロッドにしたらRPSLですかね
348 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/04 22:50
349 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/04 22:51
てゆーか、スティンガーは地対空ミサイルだろ。対装甲用じゃねーよ。
350 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/04 23:43
>>347 じゃあさあ、RPGって何の略だか知ってるのか?
知らなかったらDQN認定確実だよな(禿藁
351 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/04 23:45
ろけっと ぷろぺらど ぐれねーど じゃなかったっけ?
いや、ミサイルとロケットが違うことくらいはわかってるよ
ただゲーム中で三角のマーカーがついてチャフ撒けばなんとかなったから
M03のブリーフィングでRPGって表記があったし うん
>>352 悪い事は言わないから、中途半端な知識での説明は控えておいたほうがいいよ。
354 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/06 02:33
RPG(ロケット推進型グレネード)、俗にロケット弾とよばれるものです
歩兵が携行できる最強の武器とも云われており
北朝鮮の不審船が鼬の最後っ屁のように放ったのもこれですし
先日米軍のヘリを落としたのもこれです
ゲームでは剣塔軍港攻略戦以降たびたび歩兵が放つミサイルがこれっぽいですね
スティンガーかな?だったらMGSにも出てくるね
(ロケットとミサイルはちがうだろって突っ込みは敢えて却下)
頭文字をとってRPGですから
そのGの部分をプラズマトーチにしたらRPPT
スタンロッドにしたらRPSLですかね
355 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/06 02:37
VT駆逐ヘリと言うより、普通の戦闘ヘリでいいのではないかと。
両者の決定的な違いが何か思い浮かぶかね?そういうことだ。
>ついでにVT駆逐ヘリの攻撃が本気で雨霰と降り注いでくる中
これもおかしいな。まあ、言うまでもないし、読み返せばわかるだろう。
確実に推敲不足。最低3回は読み直して不自然な場所が無いかチェックしろ。
>破片の散らばるさの中に
これも推敲不足。出直してきなさい。
>隊長が任務を果たして、俺と奴で隊長が潰れるまでに奢り…二人
>してその代金に青ざめる未来を。
ここも不自然。前の文とのつながりが悪い。もう2,3語付け加えるだけで、
ずっと読みやすくなる。「を」で文を止めるのなら、前の文とのつながりを
強調しておかないと、読みづらく首をひねることになる。
さて、これの続きはあるのかね?ストーリーは結構いいと思うんで、
続きにはちょっとだけ期待したいものだ。以上。
356 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/06 02:38
VT駆逐ヘリと言うより、普通の戦闘ヘリでいいのではないかと。
両者の決定的な違いが何か思い浮かぶかね?そういうことだ。
>ついでにVT駆逐ヘリの攻撃が本気で雨霰と降り注いでくる中
これもおかしいな。まあ、言うまでもないし、読み返せばわかるだろう。
確実に推敲不足。最低3回は読み直して不自然な場所が無いかチェックしろ。
>破片の散らばるさの中に
これも推敲不足。出直してきなさい。
>隊長が任務を果たして、俺と奴で隊長が潰れるまでに奢り…二人
>してその代金に青ざめる未来を。
ここも不自然。前の文とのつながりが悪い。もう2,3語付け加えるだけで、
ずっと読みやすくなる。「を」で文を止めるのなら、前の文とのつながりを
強調しておかないと、読みづらく首をひねることになる。
さて、これの続きはあるのかね?ストーリーは結構いいと思うんで、
続きにはちょっとだけ期待したいものだ。以上。
357 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/06 02:45
だからさ、わざわざ感想書いてくれたのに、それに噛み付く香具師は
どうなのかって問題なの。おまいはその問題を無視してるだろが。
即興スレでも、酷評スレでも、簡素人に噛み付くヴァカがいるから、
簡素人がいなくなるんだよ。ここも同じだな。せいぜい、馴れ合いでも
なんでもやってるがいいさ(プゲラ
359 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/06 10:23
プゲラ、、、それはふきだした笑いか、大笑いしてるのか、、
よくわがらないな〜しかも文章を読む限りでは軽く怒ってる。
簡素人はこういう文章はどんな気持ちで読んでるのかな、、
ぷげら〜ぷげら〜、、ぷげら〜ぷげら〜〜〜ぷげら〜〜〜、、と。
360 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/06 10:29
なんでもいいのか??
ん?
>>360 鉄騎ネタなら
>>突っ込んでくれたみなさま
漏れは書くには知識が足りないということがよーくわかった
そこで成長&リベンジ
364 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/06 19:41
>>363 リベンジはともかく、批評を糧にして成長するのが本来あるべき姿だと思う。
だからこそ、363の意見には概ね同調する。つーか、このスレの住人は
リアル厨房ばかりだと思えてくるから怖い・・・(勿論書き手が)
馴れ合いがやりたいんだったら、こんなところ(2ch)で晒すな、ヴォケ!!
だからさ、わざわざ感想書いてくれたのに、それに噛み付く香具師は
どうなのかって問題なの。おまいはその問題を無視してるだろが。
即興スレでも、酷評スレでも、簡素人に噛み付くヴァカがいるから、
簡素人がいなくなるんだよ。ここも同じだな。せいぜい、馴れ合いでも
なんでもやってるがいいさ(プゲラ
どっちにしろベータ当選メール関連でしばらくこのスレは停滞するだろうね
定期保守しとこう
ぷげら(プゲラ
ぷげらるーぷだ!!(驚
なー今度からさCPU相手の脳内物語じゃなくてさ、β始まるし「今までのより
もっとリアルしかも対人物語」が書けるんじゃない?
そんときゃウザイ簡素人やらそれに同意してる奴、おまえらも参戦して物語
書いてみてくれ。口では負けるが腕はどうなのかね。
いや、かたを持つとかそういうんじゃないんだけど・・・
一応ここ物書くスレだからさ、腕はどうでもいいんじゃない?
口とか脳が達者なら
372 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/08 21:09
>>371 なんか、破綻してるような気がするのは俺だけか?
>>372 一流の時代劇書くのに、一流の剣術身につけて無くても書ける。
口とか脳が達者なら。
ここのみんなが好きな鉄騎を作ったカプコンは、実際VTに乗ったわけでも
戦場に行ったわけでもない。
脳が達者だったんだよ。
374 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/09 21:22
>>373 あのー、さらに破綻してきてるような気がするのは漏れだけでつか?
どこがどう破綻してんの?
口と脳なんて言ってる時点でボキャ不足。
わからん奴にはわからんだろ。
要は「文章力」と「ゲームが上手いか下手か」に関連性なんてないじゃん。
これだけだろ?
>>376 この場合
>371>373は
>370の流れに沿って口とか脳と言ってるだけだろ。
「ボキャ不足」っていう指摘も疑問。
要は「文章力」と「ゲームが上手いか下手か」に関連性なんてないじゃん。
だろうけど、それは単に分かりやすく言ってるだけ。
分かりやすく言う文章がボキャ豊富かと言うと、それは別。
小学生の文章は分かりやすいけど、ボキャ豊富か?
分かりやすいってのは、相手に内容がよく伝わるってことだ
小学生の文章が分かりやすいってのは、ただ単にお前の精神年齢が低いだけの事
物書くのに口とか脳とか言われてもなぁ
>>378 能力不足なのにあんまり語らない方がいいですよw
>>379 あーあ・・・そういう陳腐な煽りしちゃイカンよw
あんたの勝ちは分かってんのに、ソレやっちゃ負けたも同然w
>>380 ?
私は379でしかないですよ
ではでは
ワロタ
>>371=373=377=379=381
ジサクジエンオメ
以外とこのスレ見てる人がいるんだなぁ…と喜んでいた俺がヴァカだった…。
ジサクジエンしたうえに煽りかよ…。
>>383 イ?「
386 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/10 22:36
ワロタ
>>371=373=377=379=381
ジサクジエンオメ
>>387 いえいえ、あなたが死んでね。
氏ねだって(プゲラ〜
>>388 死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
387だが389ではない。
>>390 おつかれさま。
まだ生きてたか…。
>>388 イ?「!
おまえにもきっと良い事があるよ
俺はそう思う
ここ、、どうなってんだろう?
みなさん!最高ですか〜〜〜〜〜〜?(古
イャッホ────ゥ、鉄騎最高!!
(↑葉鍵板へカエレ!)
β開始を期待しよう。
噛み付いたり荒らしたりした挙げ句に停滞かよ…。
>>321
399 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/20 01:01
ageとこう
400get♪
いいな〜400ゲット、うらやまし〜〜〜〜。
403 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/24 04:32
家ゲ鉄騎スレの1から来てみたが、
ここは気持ち悪い奴らばっかりだな。
>>ALL
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
すげーところだな、ここは・・・・
409 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/25 17:28
日本ブレイク工業『 社歌 』
ブレイク ブレイク あなたの街の 解体 解体 一役買いたい
耐久年数過ぎてゆく コンクリートが落ちてゆく
地球の平和をはばむやつらさ Break Out !
日本ブレイク工業 スチールボール Da Da Da
日本ブレイク工業 ケミカルアンカー大地を揺らし!!
家を壊すぜ! 橋を壊すぜ! ビルを壊すぜ! 東へ西へ
走る! 走る! 日本ブレイク工業
ブレイク ブレイク 欠陥住宅 木造 モルタル ペンシルビルを
杭頭処理などおてのもの 協力サポートいたします
正義のハンマー ユンボをかざせ!! Break Out !
日本ブレイク工業 ダイヤモンドカッター Da Da Da
日本ブレイク工業 コンプレッサー大地に響け!!
家を壊すぜ! 橋を壊すぜ! ビルを壊すぜ! 東へ西へ
走る! 走る! 日本ブレイク工業
日本ブレイク工業 スチールボール Da Da Da
日本ブレイク工業 ケミカルアンカー Da Da Da
日本ブレイク工業 ダイヤモンドカッター Da Da Da
日本ブレイク工業 コンプレッサー大地に響け!!
家を壊すぜ! 橋を壊すぜ! ビルを壊すぜ! 東へ西へ
走る! 走る! 日本ブレイク工業
Break Out !!
わはは!え〜ど、え〜ど!!
411 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/26 19:17
日本ブレイク工業『 社歌 』
ブレイク ブレイク あなたの街の 解体 解体 一役買いたい
耐久年数過ぎてゆく コンクリートが落ちてゆく
地球の平和をはばむやつらさ Break Out !
日本ブレイク工業 スチールボール Da Da Da
日本ブレイク工業 ケミカルアンカー大地を揺らし!!
家を壊すぜ! 橋を壊すぜ! ビルを壊すぜ! 東へ西へ
走る! 走る! 日本ブレイク工業
ブレイク ブレイク 欠陥住宅 木造 モルタル ペンシルビルを
杭頭処理などおてのもの 協力サポートいたします
正義のハンマー ユンボをかざせ!! Break Out !
日本ブレイク工業 ダイヤモンドカッター Da Da Da
日本ブレイク工業 コンプレッサー大地に響け!!
家を壊すぜ! 橋を壊すぜ! ビルを壊すぜ! 東へ西へ
走る! 走る! 日本ブレイク工業
日本ブレイク工業 スチールボール Da Da Da
日本ブレイク工業 ケミカルアンカー Da Da Da
日本ブレイク工業 ダイヤモンドカッター Da Da Da
日本ブレイク工業 コンプレッサー大地に響け!!
家を壊すぜ! 橋を壊すぜ! ビルを壊すぜ! 東へ西へ
走る! 走る! 日本ブレイク工業
Break Out !!
繰り返しで笑えるネタと笑えないネタがあるよね?
413 :
名無し物書き@推敲中?:03/11/30 12:24
来るべき日の為に保守しとく
414 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/02 15:23
415 :
NBK(JBI):03/12/02 22:10
日本ブレイク工業『 社歌 』
ブレイク ブレイク あなたの街の 解体 解体 一役買いたい
耐久年数過ぎてゆく コンクリートが落ちてゆく
地球の平和をはばむやつらさ Break Out !
日本ブレイク工業 スチールボール Da Da Da
日本ブレイク工業 ケミカルアンカー大地を揺らし!!
家を壊すぜ! 橋を壊すぜ! ビルを壊すぜ! 東へ西へ
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ブレイク ブレイク 欠陥住宅 木造 モルタル ペンシルビルを
杭頭処理などおてのもの 協力サポートいたします
正義のハンマー ユンボをかざせ!! Break Out !
日本ブレイク工業 ダイヤモンドカッター Da Da Da
日本ブレイク工業 コンプレッサー大地に響け!!
家を壊すぜ! 橋を壊すぜ! ビルを壊すぜ! 東へ西へ
走る! 走る! 日本ブレイク工業
日本ブレイク工業 スチールボール Da Da Da
日本ブレイク工業 ケミカルアンカー Da Da Da
日本ブレイク工業 ダイヤモンドカッター Da Da Da
日本ブレイク工業 コンプレッサー大地に響け!!
家を壊すぜ! 橋を壊すぜ! ビルを壊すぜ! 東へ西へ
走る! 走る! 日本ブレイク工業
Break Out !!
X少尉「じゃあ、オレが狙撃するから、お前、敵をB3地点まで引き付けてくれ」
Y伍長「了解です、少尉殿(また囮かよ)」
兵士A「おい聞いたか? またX少尉が遠距離からの狙撃で撃墜スコアを稼いだらしいぜ」
兵士B「ああ、スゲェよな。俺もあんなふうにカッコよく戦いたいね」
兵士C「おい聞いたか? またY伍長が落とされたらしいぜ」
兵士D「ああ、ダセェよな。俺はあそこまで落とされるなら配置転換を申し出るね」
419 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/10 17:23
一昨日、久々の投稿があったようだ。
秀作というほどでもないが、下がっているので、
この気に乗じてageてみることにした。
誰か、
>>416に続こうという猛者はいないものか。
Mission 00:教導師団壊滅
ディサイダー大地に立つ編
〜7〜
「助けてください曹長殿ォ!」
直後に爆発するビッツ。
「よくもジーンを!」
>>421 死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね氏ね
423 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/16 14:23
晒しage
424 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/20 22:41
吊るしage
425 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/22 02:09
誰か何か書いてくれYO!!
本スレに面白い書き物してる人がいるんだけどな
と、本スレに誤爆りました・・・
今作成中ですので、保守。
完成するか、500いく迄dat落ちしなきゃ書き込みます。
しっかし無人スレだな。
見てはいるんだけれどね。
429 :
名無し物書き@推敲中?:03/12/28 16:41
>>428 同じく。ってことは、このスレには俺も含めて3人しかいないってことか??
オレは>426
4人?
前書いたけど、見事にスルーされたヘタレがここに一人。
6人目。
同じく書いてるが、どうも調子が出ない。すまん。
'`,、('∀`) '`,、 7人目。
書いては見たものの、とても恥ずかしくて載せられない。
ノシ
何でも載れば保管するつもりの8人目。
自称3人目の
>>429。
まずは、おけましておめでとうございます。
新年を迎えたことをきっかけに、このスレが活気を
取り戻すことを切に願う者の一人。
>>433 勇気を持って晒してください。お願いします(´人`)
どーやら二人目っぽい
>>428です。
あけましておめでとうございます。
保守の必要はあまりないだろうが、
>>427の作品も読みたいので、
新年の挨拶もかねてカキコ、
他にも書いてくれている人もいるみたいで、ひと安心。
みんな恥ずかしがらずに書きこもうよ。
自分も恥も外聞もなく何度かカキコしてしまったし。
今はネタ切れしてるんだけれどね…
あけおめです。
今日初めてここ(2ちゃん含)に来たJです。
鉄騎いまだに買ってない…というか、売ってないので頭を抱えてますが、取りあえず大戦は予約です。
鉄騎買えたら、小説書いてみようと思います。
…どこに売ってるのやら(遠目
…資料集と攻略スレだけじゃ小説書いちゃマズイですよね;
ではでは。
保守
「やべぇ・・・。」
うっとおしい程、派手に点滅する警告灯が、
機体の損傷が深刻である事を告げていた。
「さすがにやべぇ・・・。」
リオンの2度目のつぶやきも、やかましいサイレンにかき消される。
どう考えても、脱出すべき状況であるのは間違いない。
いや、まともな兵士であればとっくに脱出している。
ここで問題なのは、脱出ボタンを押しても脱出機構が動作しない点だ。
「どう考えたってやべぇだろ・・・。」
同じ様な台詞を三度吐き出す。じっとりと汗で前髪が額にへ張り付く。
喉もカラカラだ。ノイズでまともに見えないモニターに、
微かに映る鉄屑を恨めしげにじっと睨む。数十秒程前までは恐らく
世界で最も高価な一人用兵器であったろうそれは、
今では黒煙を噴き出す悪趣味なオブジェに成り下がっている。
(済んだ事はもういい。今はこの機体からどうやって脱出するかだ。)
当然、Ejectスイッチはとうの昔に押した。力任せに殴りつけてもみた。
が、壊れた電卓の様に点滅を繰り返すだけの役立たずは、
疎遠になっていた恋人より反応がない。
とその時、ノイズで殆ど見えないモニターに灰色い機影が映し出される。
左右に大きく広がる、忌まわしい翼の様なシールド。
あたかも地獄から来た悪魔の様なシルエット。その名も、
「ディサイダー…。」
喉の奥から漏らすように呟く。
こちらがまだ脱出していないことに気が付いたのか、
止めを刺す為にゆっくりとこちらに砲塔を向ける、それ。
ちらりと、コックピットの片隅に張られた写真に目をやった。
少女の様にあどけなく笑う女性の写真だ。
(これで助かったらリサにプロポーズしようかな…。)
写真を握り締めると、渾身の力を込めて拳をEjectボタンに向けて叩きつけた。
モニターの隅が輝いたのと同時に空気が漏れるような音を聞いた。
「いや〜確かにリック少尉の回収を行ったのは私等の隊ですね。
しっかし、初めてですよ。コックピットで小便をちびったパイロットってのは。」
回収部隊第2班 チャン・ブライアント軍曹
「ちびった?確かに聞いた事ありませんね。えぇ、我が軍初じゃないですか?」
回収部隊第2班 ・曹長
「救助された時血まみれだったので、すぐさま自分が呼ばれました。
が、確認してみると全て鼻血だったんですよ。激戦だったそうですが、
まぁご無事で良かったです。」
回収部隊第2班 衛生兵 リュック・ベッソン伍長
「正直、信じられないね。支給されたばかりで調整も不十分だった新型1機で
ディサイダー2個小隊と互角にやりあうとは、大した奴だよ。」
整備班 ジョン・ウー整備士長
「リオン少尉が自分の上官である事を誇りに思っております!!
増援が間に合ったのもリオン少尉の活躍あっての事だと思います!!」
同隊所属 フィリップ・ラオユ軍曹
「ちびってねえよ!! ほんとだって!! んな事より俺の恋人の写真しらねぇ?
回収班の奴等に聞いても誰も知らないってんだよ。 リサの写真はあれしか残ってねのによ〜。」
D中隊隊長 リオン・カーウェイ少尉
んじゃ、引き続き書きかけの長物の方を続けます。
yomikaesutokekkouaraarune
annmasitukkomanntoite
>>439-440 _、_
( ,_ノ` )b グッジョブ
『脱出装置に故障が多い』Goodman社のスカーフェイスの初戦闘ってところですか?
前半のシリアスな話と、後半のジョークのきいたインタヴュー風の語り口が(゚д゚)ウマー
長編も期待してます。
ところで、440の1行目の『リック少尉』は、『リオン少尉』の間違いですよね?
>>443 力一杯その通りです。 名前間違ってます。 リオンが正解です。 名前考えるのマンドクセー。
>>443 力一杯その通りです。
名前間違ってます。
リオンが正解です。
名前考えるのマンドクセー。
2重カキコスマソ
機体はご指摘通りスカーです。
2080.10.31.0000(海市島時間)
LSD代表(inデトロイド)⇔LSD重役(in新奉天)
だいたい、なんでもっと早く南彊から出さなかったんですかねぇ。
海市島側は何考えてるんだか…
「は、はぁ…あまりにも急で、隠させはしたのですが…」
ただでさえ、うちよりGoodmanの方がいいもの収めてて、下手したら抜かれかねないって時期に…
これじゃ、海市島が007の性能をちゃんと理解したかどうかさえわかりゃしない。
「しかし、傭兵集団を呼んでまで工廠の護衛を依頼したのですから、性能の方は重々承知頂けでおります。」
「その件で…」
そもそも、そんなもの呼んだせいで環太平洋まで一緒に呼んだも同然でしょうに、
明らかに不自然な兵力の配備なんてしてたら、馬鹿でも施設の存在に気づくでしょう。
この期に及んで、ジャラなんたらとかいう役にも立たない傭兵集団雇うぐらいなら、
エースだとかちやほやされてる例の少将連れて来て007に載せた方が、よっぽど役に立ったでしょうに。
「賈錫竜少将は、首都警護師団長ですから首都を離れる訳には…」
だったら、首都に持っていけばよかっただけの話しでしょうが。
「申し訳ありませんでした…、それでさっきの続きですが…」
なんです?
「これは、海市島運営委員会側から直接の依頼なのですが…」
へぇ〜。
「007の性能の方は委員会側に評判でしたようで、007の流れを組んだVTの設計、量産の依頼が入りました。」
でかしましたねぇ、まぁあれだけいい性能を目にすれば目の色も変わるってものです。
既に007の歩行バランサーの問題を解決させた、008の開発を進めていますし。
あと、もう1機面白いもの作ってましてねぇ、これはまだ教えられませんねぇ。
とにかく、運営委員会にはこちらから詳細な報告をしておきます。
まだまだ、海市島にも頑張ってもらわないといけませんからねぇ。
追い詰められたネズミはネコを噛むってね。
「は、はぁ…」
ま、うちとしてはネズミだけでなくネコにも頑張ってもらわないとね…
「…」
また、何かあったら連絡してください。
こっちも、008の準備ができ次第そっちに送りますから。
「了解しました」
では、頼みましたよ。
ConnectionLost
海市島、新奉天内とある軍事施設内にて
B:代表はなんですって?怒られました?(笑)
A:文句ばっかりだったけど怒られはしなかった(笑)、007をこっちに送って少将を乗せておけばよかっただろう、ってさ
B:んな、むちゃな、だいたい007を秘密裏に南彊で試験して海市島の評判取れっていったのは代表でしょう?
A:まぁ、あの人にとってはこの戦争もネズミとネコぐらいにしか思っちゃいないってことだ
B:なんです、それ?
A:まぁ、気にすんな、首都警護師団の003の点検しとけよ
B:わかってますって
微妙だな…悪くはないと思うよ。
私の作品ではないのですが転載の許可が下りたので投稿します。
VTメーカーのパイオニア、その悲劇の凋落―――
------
VT開発の歴史:なぜコマツは買収されたのか?
二度の動乱の後、VTメーカー最大手のライカミングは業績を伸ばしつつ優良製品を作りつづけていた
コマツLSに水面下でM&Aをし掛けていた。
2080年の戦乱のおりに、時の海市島大統領の肝いりではじめられた次世代VT開発。それに
携わっていたライカミング社の開発した試作機体がPRFに接収されるという事件があった。
一部情報筋ではその革新的な技術の漏洩を恐れた結果、この買収劇につながったという見方もある。
一方、急遽開戦し戦時特需の大量受注で沸きかえっていたコマツではノルマを果すべく生産ラインの
維持に精一杯であった。コマツLSはそれでも創業者の技術革新にかける情熱、コマツスピリッツを
尊重し、次世代機の開発を中止する事はなかった。
生産と開発、この二つにすべての精力を注いだ結果、忍び寄る魔の手を察知することはできず、経営陣
が気づいた頃には既に時遅く、自社株の51%がライカミング社の手のうちに落ちていた。
ちょうどこの時期のコマツはディサイダー等の主力生産機が順調であった為、現状維持をしていれば
経営面での不安はなかったはずである。いかにコマツが開発重視の企業といえども株式を手放すほどの
必要に迫られたのはなぜだったのか。そこにはPRFからの過度の要求があったのだ。
前線に出る機体は突撃あるのみ、というPRF独特の雰囲気も後押ししVTの支援能力は徐々に排除され、
統合整備計画を推し進めていたPRFには支援機を軽視する風潮が蔓延していた。
しかし開戦と同時にその状況は一変する。一部パイロット達はすぐに支援機の重要性を司令部に上申
し、その開発にコマツが選ばれたのであった。
急遽開発を迫られたものの新規に設計しなおす時間はない、既に戦争は始まっている。
コマツは自社製品を改修した支援機を完成させ、納入までの時間を短縮して軍部を驚かせた。
しかし、新たに支援機の生産ラインを造らなくては主力生産機の納入数が足りなくなってしまう。
やむなく資金調達をしたのであったが、このときの資金調達が後々影響してくるのだった。
軍部の要求に答えるだけでなく、現場のパイロットの意見を拾い上げる姿勢も不利に働いた。
第2世代主力機プロミネンスM1は優秀な機体であったがバランスを重視した結果、前線のパイロット
には「優等生」と皮肉にも似たレッテルを貼られていた。
そこで、よりピーキーな機体の開発をと技術陣が考えるのも無理はなかったのかもしれない。
当時、支援火力をもつVTの必要に迫られて改修したディサイダーの支援型の評価があまりにも
悪かった為、支援火力重視、重装甲という方針が採用されM2の開発に繋がって行った。
もともとバランスの良かったプロミネンスに小型化に成功したレールガンを搭載するのは容易で、
完成したM2はそのコンセプトを満たす機体ではあったが、一部を除く前線のパイロット達から
失った機動性に対する不満が噴出し、急遽バランスを考慮したM3の開発へとシフトする。
コマツがこうした前線のパイロットからの不満に応える為に努力した結果、企業買収を察知する事
ができなかったのは一企業の衰退の面からみても同情を禁じえない。
経営母体と引き換えに生み出される形となったM3も、やはり一部を除き前線のパイロットには不評で
あったという事実もコマツ技術陣たちの哀愁を誘う。
逆説的ではあるが、こうした度重なる改良型の開発を行う事をよしとする社是が経営を圧迫し、
運転資金を徐々にすり減らした結果、ライカミングに付け入る隙を生んでしまったとも言えるのでは
ないだろうか。
この劇的な企業吸収劇の結果、生え抜きの技術者の多くはライカミング傘下になることを良しとせず
同じくPRFに機体供給をしていたWMへと移って行った。
経営権を失い、技術者をも失ったコマツが倒産するのに時間はかからなかった。
現在では一時期栄華を誇ったコマツ社のロゴは、一部VTの起動時のOS表示に残るのみとなっている。
-----
・゚・(ノД`)・゚・
全然関係ありませんが、4月のCレヴォで鉄騎同人が出るかもですよ。
続編が上がったらしいです。繰り返しますが私は転載してるだけです。
-----
第2回VT開発の歴史:コマツ技術の系譜
今回はWMへ移った元コマツ技術者の一部が引き起こした事件を振返ってみよう。
彼らは古巣を倒産に追いやったライカミングを技術的に凌駕する実証の為、ライカミング社の代表機である
ヴィッツの再設計にとりかかったのだ。作業は順調に進み試作機も完成する。
この機体が後にRB主力機となるコルトの原型となった。だが彼らの職人気質はとどまる事を知らず、
再設計だけで満足する事はなく、改良を重ね後に指揮官機となる傑作機を作り出す。
この飽くなき高性能への探求、弛み無い改良はコマツスピリッツが脈々と受け継がれている現れでもある。
とにかく技術力で勝負しようとする所にある種の潔さを感じ得ないのだが、この一件は思わぬ事態へと発展
した。飽くまでライカミングの鼻を明かす為だけに行った再設計、そして改良型の開発、完成した機体性能
の高さ、技術者の口に戸は立てられず、ライカミング経営陣に伝わるのは必然だった。
事態を重く見たライカミングの行動は素早く、ただちにWMへ抗議声明を送りつけた。
製造ラインに乗せれば特許侵害で裁判に持ち込む事も辞さないと、強い態度でWMに迫ったのだ。
慌てたのはWM経営陣である。自分達の預かり知らぬところで行われたVT開発、その結果の業界大手
からの締め付けは、再設計に携わった技術者達を解雇するのに充分であった。
だがWMはしたたかであった。優秀な技術者を繋ぎとめておきたいのはどの世界でも同じである。
WMは彼らに首輪をつける意図もあって当時、創業間も無いVTメーカーへ再就職を斡旋したのだった。
新天地へ移った技術者達は自分達の境遇に不満をいう事も無く、今までに無いVTの開発をしようと
意気軒昂であった。この、常に前向きな姿勢もコマツ気質といえるのだろう。
そんな技術陣の思惑と、経営陣の思惑である自社ブランドを強烈に印象付ける兵器の開発が合致し、
攻防一体を実現する兵装が完成する。そのシルエットの特異さは一目でVTの判別が可能であり、
経営陣を納得させるのに十分だった。こうして新たに完成したVTは一躍この企業の名を高めていった。
そのVT名前の由来は定かではないが、常に前を向き前進して行くコマツ気質を現しているのではない
だろうか。
WM経営陣の思惑は見事に当り、斡旋先は新進気鋭のVTメーカーへと発展した。これが現在のオクタエーダである。
創業間も無い時期に技術者の提供という恩を売ったWMは以後、オクタエーダーと技術提携を結ぶのである。
現在、WMへ残った旧コマツ技術陣はM2、M3で培ったレールガンのノウハウを活かし、同時に技術提携
先のオクタエーダーからのフィードバックを受けて第2世代の完全版といえる機体の完成も間近だという。
そして、オクタエーダーが進めている究極のVT開発にも旧コマツ技術陣の多くが参加しているといわれて
いる。
こうしてコマツは歴史上から姿を消しているが、その技術、その魂は間違いなく今も技術者にVTの中に
脈々と受け継がれている。
457 :
名無し物書き@推敲中?:04/01/20 00:30
>>457 水面下で動いている、とある鉄騎ファンサイトのBBSからです。
-----
最終回VT開発の歴史:影のVT開発
元コマツの技術者たちが作り上げた再設計VTは、ライカミング社の介入によって闇に葬られたかに見えた。
大手企業の圧力で優れた機体を世の中から消していいのか?そんな疑問を抱いた一部の技術者達の手で
開発資料は廃棄の手を逃れ、PRFへの機体出荷の荷に紛れ込みそこから海市島の旧倉庫に隠された。
そのころ急進的な指導者を失ったものの、いまだ独立の機運の冷めない海市島の一部ではHSDに替わる
独自の戦力を模索し始めていた。彼らRBには前大統領の隠した遺産があり、資金だけは潤沢にあった。
勢力としてはHSDにも劣る彼らは、その存在を隠蔽し、戦力の拡充に専念したい意向があった。
既存のVTを使用すればそこから彼らの存在が公になってしまう。あくまで自陣営の戦力を隠したい、
情報の優位性を疑わない彼らにとって自分達の存在を明らかにする時を選び、有利な条件で戦端を開く
努力をするのは当然であった。
水面下での交渉の末、ライカミング、グッドマンなど各VTメーカーの方針に沿わない技術者の囲い込みに
成功していたが、自己主張の強い技術者達をまとめる事は難しく、主戦力となるVTすら決定していないと
いうありさまだった。技術者はいる、だがまとまらない。RB首脳部の苦悩の日々が続くなかで、
WMの事件が起こる。あのライカミングが強攻策を弄してまで生産中止に追いやったVTとはどんなものか。
RBに集まっていた技術者達は反発を繰り返していたが噂の機体に興味の無い者はいなかった。
そんな中、噂に上っている改修型VTを携えた技術者が流れてきたのだ。
衝突を繰り返していた技術者達は噂の真偽を確かめるべく、初めて協力することになる。
その結果、整備性、生産性が特に素晴らしいとの評価を下し、主力機体として使うことに反対する者は
一人も出なかった。
コルトの正式生産を開始し、指揮官機の製造も着手し始めたRBではあったが、所詮は第一世代VT。
数を量産できても本気になった他陣営の主力機体である第二世代機が現れれば一蹴されてしまう事は
技術者自身が良く理解していた。いかに傑作機といえども所詮は第一世代の中でなのである。
そんな技術者達の意向を受け、第二世代主力機の開発はスタートする。
RB首脳部も技術者達だけに戦力の拡充を任せるわけにはいかず、PRF、HSDに察知されずにVTの
補給を受けるべく、様々な手段を模索していた。ある技術者の提案で当時はまだ無名であった
新興VTメーカー、オクタエーダからの供給の取り付けに成功する。
こうして第二世代VTの開発は進むものの技術者達の主張の張り合いに終始してしまう。
結果、できあがった機体は生産性が非常に悪く機動性は良いがそれだけという恐ろしくピーキーな機体に
なってしまった。これでは主力生産機に見合う物ではない。
資金に余裕があり、高性能の機体を欲していたRB首脳部は、ここまでは技術者主導の開発を許していた。
しかし諜報員が開戦近しの情報を得ると、のんびりとVT開発を行わせるわけにも行かなくなった。
戦力に劣るRBが勝利するには来たる戦争に介入し、両陣営が疲弊しているところを叩くしかない。
そう判断した首脳部は技術者を選抜し、生産性と整備性が高く、コストを抑えた機体の開発を進めさせた。
できあがった試作機は前回に比べると性能面で突出した部分はないが充分要求に応えるものができあがった。
これを叩き台にしてさらに生産性、整備性をあげ、コストを抑える改良を重ねVTは完成する。
この機体は、戦闘時にはその命を捨てる事もいとわず、華麗に舞い強力な一撃を加えるスズメバチを
イメージしていたと言われている。
また、最初に開発された機体も無駄にする事は無く、平行して開発されていた情報収集用端末を
取り付け、情報戦に特化した機体として運用することになった。
RBでは戦力の不利を常に念頭に入れており、VT用情報収集端末の開発もその意図を充分に汲んでいた。
特にグッドマンから流れてきた技術者がレーダー発信機を射出するマーカーランチャーの開発に携わって
いた事はRBの機体の特色を決定付け、これを機体の基本武装にするといった事もおこなわれた。
幻の改修機を持ち込み、外部VTメーカーの協力をとり付けたという元WMの技術者は間違い無くコマツ
関係の技術者であったのだろう。RBは既存メーカーの技術を全て取り入れたといっても過言ではない。
現在のRBでは技術者同士の意見交換も進み、各メーカーを代表する技術の蓄積が進んでいる。
近い将来こうした技術を統合した新たなVTが現れることは間違いないだろう。
そして、次世代VTはRBから産まれるのかもしれない。
461 :
名無し物書き@推敲中?:04/01/26 01:09
○
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|│朝 ) ──│
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(-@∀@)< やぁ、同志! ! ぼくの名前はアサピー、束大卒のエリートさ。
φ⊂ 朝 ) | 偏向記事で市民をエセ啓蒙、煽動するのが仕事。得意技は、誤注進だよ!
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(__)_)
アサピー 【あさぴー】
朝日新聞に勤める自称エリート。エセ啓蒙、扇動、を仕事としているアジテーター。
新聞の紙面を便所の落書きレベルにするのが日常業務。
電波記事を書いて世間の失笑を買うが、本人はウケてると勘違いしている愉快犯でもある。
マスコミ板、政治思想版、議員板に出現する。
活躍のメインはモナー板であり、ニダーと手を組んで何やら企んでいることも・・・。
462 :
名無し物書き@推敲中?:04/01/29 01:37
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452〜のも、公式のミスで悲しい結果に終わったな
464 :
名無し物書き@推敲中?:04/02/09 14:30
>>464 >>452-460の話はそもそも、ディサイダー&プロミネンスシリーズの
メーカーが、鉄騎OHPで全部ライカミングになっちゃってたのをネタに
書かれたものでして(7次大戦スレ161参照)。
結局、OHPの表示も直ったので、何だかよく判らんお話になってしまいましたね。
とそんなところでしょうか。
466 :
名無し物書き@推敲中?:04/02/10 21:19
>>465 なるほど・・・説明dクス(´・∀・`)
467 :
名無し物書き@推敲中?:04/02/12 00:43
がははははは!早とちりもいいとこいってるぜ!
訂正物語書いてくれ!
でもそれはそれで面白かったぜ
469 :
名無し物書き@推敲中?:04/02/14 03:04
470 :
 ̄ ̄^^ ̄ ̄:04/02/14 04:54
471 :
名無し物書き@推敲中?:04/02/14 11:30
470 わけのわからんことを言ってんじゃないよ
472 :
名無し物書き@推敲中?:04/02/14 16:04
大戦前夜記念火器個
鉄騎大戦発売記念火器個
475 :
名無し物書き@推敲中?:04/02/27 00:51
鉄騎大戦発売翌日記念火器庫!
勇太は泣いた、今年一番泣きだ。
「ごめん、やっぱり俺、ダメだったよ・・・」
悔しくて泣いているのだ、自分が不甲斐ないのだ。
遊撃隊に任命され、単独で基地を占領せよとの指示を
受けた二人、無事に任務を果たしたと思われその時、身
を隠していたビッツから突如攻撃を受けたのだった。
「逃げたんじゃない、撤退だ、誰だってそうする」
何度も叫んだ、良心の呵責に耐えられないから。
大戦で出会った初めての友、戦友。
まるで昔からの友人のように道中を笑い、語り合った。
「YUTAさん、私が基地を占領しますから、周りの警戒をお願いしますね」
「了解、ブラザー!」
「ははは、ブラザーって、照れくさいなぁ。ははは」
初めて心が通じた気がした、そしてそれが最後だった。
「助けて!やべっ!後ろ、撃って、マジやべってコレ、アンブッシュみたいなコレ」
「あ、・・・あの、援軍を呼んで来ますから」
「いや、通信でよべばいいって、撃って撃って、それより!あー・・・」
走る、全速力で走る。機体に弾の当たる音がする、狙われている。
「大丈夫ですか?××さんやられたっちゃみたいですけど」
逃げたのではないのだ。卑怯者ではないのだ。あたふたと通信を切り替える
「ん、どうしたの?敵?そっちが本体だったみたいですな」
「こちら5号機。どうした、心拍が正常値を越えているが、大丈夫か?」
仲間に会えるはずもない。今は裏切り者なのだ、反逆者なのだ。
急旋回したその時、機体は耐え切れずに鈍い音を立て、倒れた。
色々な事を考えた、父の事、母の事、さっきまでこんなゲームを買った
自分を馬鹿にしていた妹の事。そして初めての戦友の事・・・
太陽が見える、真っ赤な夕日がモニタ越しに滲む。
どれぐらい経っただろう、緊急通信が入り、反射的にボタンを押してしまった
「どうしたの?コケちゃって。けど、他の拠点全部取られて危なかったですよ。
動きみてましたけど、あのまま本体のに合流したらヤバかったですよ。とっさに
別の拠点を取りに行くとは、なかなかやりますな。」
死んだはずの友の声だ、裏切り、見捨てて逃げ出してしまった・・・
その後話を聞いてわかった事だが、実は転んだのは敵の拠点内で、彼は占領
後、リスポーンしてきたと言う訳だ。
「さっきはヒドイですよ。結局敵はビッツ一機だったみたいだし。
まったく、次こそは頼んだぜ、相棒!」
自分の弱さを思いだして、また涙が出て来た。
「お、おう。背中は任せておけよブラザー」
涙声だったのを気づかれたかもしれないな、とふと体を硬くした。だが今は素直
に友との再会を楽しむ方が大切な事だと思い、涙は放ったまま操縦桿を握り
直した。いつでも敵をやっつけられるように、同じ過ちを繰り返さないように。
ふと、自分の机の横で眠る妹を見た。いつも憎い事ばかり言う妹だが、今は
愛しく思う。家族なのだから。そうしているとふいに妹が目を覚ました。
「まだやってんの?つーかうっさいんだよ。バッカじゃねえの、いい年して」
「おまえの事は、俺が何があっても守ってやるからな」
試練を乗り越え、男は一つ成長したのだ。
一発ネタと言えば一発ネタだが、いいねー
誰も書かないね
俺が反応してやろうじゃねえか
大戦ばっかしておらずに、創作もしようぜ
共通幻想を得るための行為が大戦で昇華(消化でもいいが)されてしまったからなー
――例の4号機の件ですが、設計がほぼ出来上がりました。
ええ、コンピュータによるシミュレーションでも予想以上ですよ。
部品に関しても胴体に関しては今までのをそのまま使えますから、生産性も問題ありません。
――このように、今までのビッツですと、
脚部関節の構造上、斜面での運用が難しかったのですが、
4号機ではこの点を大幅に見直してですね――
――そうですね、確かに複雑化による重量増加によって、
安定性の若干の低下はありますが、問題無いレベルのはずです。
それよりもこの構造では動力伝達の大幅な向上が期待出来るため、
加速力はもとより、起伏の多い地形ではビッツとは比較にならないでしょう。
――ありがとうございます。
ではすぐに試作機の製作に入ります。
――は!? 開発は中止ですって!? どうしてです?
――イングルウッドって…
あそこは何かバカでっかい支援型機体を作っているって話じゃないんですか!?
7号機の試験運用にパスって、そんな……
……海市島側からの、ですか…?
…それでこっちで量産化するから、4号機計画は中止と…
――これがその7号機のデータですか…
……確かに凄い機体ですね…
バランサーなどの調整は必要でしょうが、機体設計は完璧です…
実戦で得たデータをフィードバックした新世代型OSも、
この機体ならば充分にその能力を活かせるでしょう。
……さすがイングルウッド、といったところでしょうか。
同じ技術者としては悔しい気もしますが。
――わかりました。
この機体をベースに量産型としての8号機への再設計を急ぎます。
……はは…4号機は結構気に入っていたんですがね…
――ええ、これがそうです。
以前勤めていたところで数年前に設計した機体ですが、生産性及び整備性には自信があります。
82年の和平以降、コストのかかる高性能機の量産はあまり行われなかったおかげで、
現在両軍に配備されている機体には引けを取らないと思いますよ。
――それから、この近接信管による特殊弾は、威力はありませんが、
ステルス機能を一時的に阻害してレーダーに表示させることが可能です。
VTのステルス機能が標準化された現在ではかなり有効のはずです。
――はは…そう言っていただけると光栄です。
ああ、この機体の愛称ですか?
そうですね……特に考えてはいませんでしたが
コルトというのはどうです?
コルト/了
…やっぱり止めときゃ良かった_| ̄|○ハズカシイ
機体コード知らないと何のことかよく判らないね。
LF-003 ビッツ
LH-005 ビヒモス
LH-007-Y (クェーサー)
LF-008 リーガルドレス
LH-009 ジュガノート
>>485-488 gj!
よくわからないながらも最後の補足で一気に物語がつながったよ
この技術者さんはLDS辞めてRB行っちゃったわけですな。
なるほど、技術者が語るコルト製作秘話って感じか。製造番号欠番の謎が解けたw
…ようやく意味わかったよ。
ちょい説明不足だが、モチーフと弄り方としては、
面白いと思ったなー最初読んだときは「?」だったが。
さー、どんどん書いちゃってよ
ひよっこ共へ
この手紙をもって、俺のVT乗りとしての最後の仕事とする。
まず、俺のVT乗りとしての資質を解明するために、鉄騎大戦を買うようお願いしたい。
以下に、VT操縦についての愚見を述べる。
敵との遭遇を考える際、第一選択はあくまでトーチであるという考えは今も変わらない。
しかしながら、現実には俺自身の場合がそうであるように、発見された時点でFSSや
偏差射撃をしてくる輩が最近しばしば見受けられる。
その場合には、スモークを含む撤退行動が必要となるが、残念ながら、
未だ満足のいく成果には至っていない。
これからの撤退行動の飛躍は、特攻以外のカウンターの発展にかかっている。
俺は、お前等がその一翼を担える数少ないVT乗りであると信じている。
能力を持った者には、それを正しく行使する責務がある。
お前等には撤退の発展に挑んでもらいたい。
遠くない未来に、脱出失敗による死が、この世からなくなることを信じている。
ひいては、俺のリプレイを検証の後、お前等のVT操縦法の一石として役立てて欲しい。
屍は生ける師なり。
なお、自らVT乗りの第一線にある者が早期発見され、焦って船と岸の間で溺死することを、心より恥じる。
おれより
自分はまたここに戻ってきた。移送車両のカーゴルーム。
ここにあるのはいつでも、出撃前の喧騒か、撤退後の脱力感かでしかない。
手のひらの中の認識票を握る力を、少しだけ強めてみる。
忘れもしない、剣塔軍港での戦闘。
硝煙に煙る夕闇の中で二番騎として突撃し、敵艦を照準に捉えた瞬間に、横手からの集中砲火を食らった。
小隊は全滅。
そして気絶していた自分が目を覚ましたときには、戦闘は我がPRFの勝利で終わっており、
――自分の他に戻っていたのは、まだ新兵だった三番騎パイロットの認識票だけだった。
「天涯孤独の身なんで。……隊長、自分が死んだら、どこか眺めのいいところにでも石を積んでおいてください」
「そんなことを言うからいつまでも新兵のままなんだ、馬鹿野郎」
言いあっていた二人は、もうこの世のどこにもいない。
ガン
と、真新しいディサイダーの脚部装甲にコブシを当ててみる。
新しい小隊長。新しい騎体。
どれだけやられたとしても、どれだけ死にそうになっても。
結局、脱出し損ねるまでは、自分にはそれしかできないのだから。
「……よろしくな、相棒。」
だから、コクピットに座りつづけるのだろう。
たとえ、この認識票が、海の向こうに届けられなくなるとしても。
ちょと長めの上げていい?
どぞどぞ。
保守
>495マダー? (AA略
「勝利の為に」
「勝利の為に」
さわやかな朝の挨拶が、澱んだ青空にこだまする。
海市島のお庭に集う兵士たちが、今日も黒ずむ浮腫んだ笑顔で、背の高い要塞の門をくぐり抜けていく。
疲れを知らない心身を保つのは、特別処方の強壮剤。
軍の規律は乱さないように、挫けそうな敗北主義者は翻らせないように、
ゆっくりと歩くのがここでのたしなみ。
もちろん、敗戦ギリギリで走り去るなどといった、はしたない兵士など存在していようはずもない。
もりさげ
501 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/27 22:21
ごめんなさいあげ
保守
503 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/13 14:50
それをしろ
いい加減保守、ってか、見てる奴いるのか?
少なくとも2人は。
そろそろ一回上げていい?
下がりすぎだと思うんだが。
おう、宜しく。ってか、二人か・・・。
507 :
名無し物書き@推敲中?:04/06/20 18:33
保守age
508 :
名無し物書き@推敲中?:
からあげ