誰か『バカの一つ覚えな展開』を連続小説にしてくれ

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99山崎 渉:03/08/02 01:31
(^^)
「…それがどうした?」
長身の男は乾いた笑いをたてて、金属の腕を見つめていた。
「俺が誰にも尻尾を振らないのを見て、奴は言ったんだ。『教育してやる』ってな。
 俺は奴を殴ってやったさ、右の頬と、鳩尾にな。だが、そこまでだ」
倒れた陸上部の身体を、見えない何かが引きずっていく…
「現れた野郎…たしか『土』とか名乗る野郎だ、俺のかなう相手じゃなかった…
 野郎は俺の両腕を、いとも簡単に引きちぎったんだ」
番長の眉が、片方だけ上がった。
「俺は『闘争用奴隷』とやらに組み込まれた。本来ならフリーク野郎になるはずが…
 あの薬のせいで、こんな改造になっちまった…」
「『覚醒剤』…だな」
番長が苦々しく言った途端に、通路の明かりが消えた。
「おいでなさった!」全員が身を低くして、来襲に備える。
「…おしゃべりは、ここまでにしてもらう」
暗闇のどこかから、声が響いた。
101山崎 渉:03/08/15 13:41
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
美少女の首に冷たいナイフが突きつけられていた。
彼女は恐怖の色を浮かべ震えているが、言った。
「私には構わないで!私は平気だから!」
ばかやろう・・・そんなわけにいくかよ。唇を噛み締める。
「すぐ助けてやるからな」
103名無し物書き@推敲中?
「…バカめ!!」
フッ…。
突然、美少女を拘束していた長身の男の姿が消えた…。少なくとも、番長の目にはそう移った。
「ここだよ」
背後から吐き気がするほど優しい声がした。そして次の瞬間、番長の首筋にナイフの冷たさが張り付いた。
「最初から君が目当てだった…」
「…へッ、あんたホモだったとはな。こんなケツでよかったら好きにすりゃいい」
「違う」
「何だ?突いてほしいってか?」
「違うよ…。君を人質にする事が目的だった。
 …さあお嬢さん、この男の命が惜しかったら、オレの命令を聞いて下さい。
 …では…、着ている物を全部脱いでもらいましょうか。全部。」