★★★またり/アリ、おもしろ作品批評スレ15★★★
1 :
名無し物書き@推敲中?:
2 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/15 15:46
3 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/15 15:47
■第一回実験作品エキシビジョン■
(基本的に文学であると作者が自覚して作られたもの)
※テキストオンリー ※一人何作でも発表可
投稿先:2ch文章アリの穴
http://ime.nu/ana.vis.ne.jp/ali/ ※必要ならばその他のサイトも利用可能
投稿終了日:3月8日(土)【作品受付終了】
選考期限:3月16日(日)19:30までの感想が集計対象となります。
枚数:自由
注意:・投稿時に完成しているものとする。
・選考は行わない。但し、人気投票は行う。
・投稿の際は通常の投稿と区別するために「第一回実験小説参加作品」と明記してください。
4 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/15 15:47
【作者カミングアウト一覧】
烏: 白井×3、盗み聞き
ラリー: ピキン・パキン、アーヤのこと、名詞、チョモラスキチョンヌ
日和見: HEAT
おさかな:てるてる、終わらない物語、超能力者花子さん
悟郎: 永遠に閉ざされし
撫子さん:馬絶叫、オギャーマン
同じ人?:去り行く子に、足袋を履かせ、たいようはぼくらのてき
Canopus:『主のない槌』に捧げる断章
5 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/15 15:48
【以下作者不明】
2:早朝一発書きトライアル 4:無題(「おっちょこちょいな子猫」)
5:文学、あるいは小説なんておしまいなんです。6:加奈子ぉ
8:永遠なれ!わが同胞 10:HEART 13:風俗でポン!
14:次の文で筆者が言おうとしていることととして最も適切なものはどれか
16:マイケル・ジャクソン・ブームとマドンナ・ブーム80年代の軌跡 18:落書き
20:北よ、忘却の北よ 21:偽者のニジンスキー 22:どらどらどら
26:逆転 28:自作自演9 31:ぐしょ濡れマ×コ 33:徒然千枚 35:ヒーロー
36:「ある」と「ない」38:作家志望 39:読書の件〜読めば読むほど莫迦になる
40:死んだプリンタ
6 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/15 15:48
総括するのかな。。。
7 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/15 15:51
■第一回実験作品エキジビション■ 39作うp中!これで全作品!(投稿順)
んじゃあ、一応。
1・てるてる坊主に願いをこめて 2・早朝一発書きトライアル
3・白井の現実 4・無題(「おっちょこちょいな子猫」)
5・文学、あるいは小説なんておしまいなんです。
6・加奈子ぉ 7・HEAT 8・永遠なれ!わが同胞
9・終わらない物語 10・HEART 11・超能力者花子さん
12・白井たちの現実 13・風俗でポン!
14・次の文で筆者が言おうとしていることととして最も適切なものはどれか
15・名詞たちの奮闘 16・マイケル・ジャクソン・ブームとマドンナ・ブーム80年代の軌跡
17・盗み聞き 18・落書き 19・チョモラスキチョンヌを買いに行く
20・北よ、忘却の北よ 21・偽者のニジンスキー 22・どらどらどら
23・アーヤのこと 24・永遠に閉ざされし言の葉達へ
25・『主のない槌』に捧げる断章 26・逆転 27・白井は白井以外の夢を見るか
28・自作自演9 29・去り行く子に、足袋を履かせ
30・たいようはぼくらのてき 31・ぐしょ濡れマ×コ
32・ピキン・パキン・スパーン 33・徒然千枚 34・オギャーマン
35・ヒーロー 36・「ある」と「ない」 37・馬絶叫 38・作家志望
39・読書の件〜読めば読むほど莫迦になる〜
今要項読んだんだけど、応募期間の終了を明記してないよね。
今回の祭。
9 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/15 15:55
>>8 前スレとかに置き忘れてきたと思われ。もういいじゃん、おしまいなんだから。
11 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/15 16:08
■第一回実験作品エキジビション■ ピックアップ作品!
ぶっちゃけ、書き捨て作文を排除したら、こうなる。これでも甘い。
基準=他人が見てとりあえず実験してる。お話になってる。……異論、どうぞ。
・てるてる坊主に願いをこめて
・早朝一発書きトライアル
・白井の現実
・無題(「おっちょこちょいな子猫」)
・HEAT
・永遠なれ!わが同胞
・超能力者花子さん
・白井たちの現実
・風俗でポン!
・名詞たちの奮闘
・チョモラスキチョンヌを買いに行く
・どらどらどら
・アーヤのこと
・永遠に閉ざされし言の葉達へ
・『主のない槌』に捧げる断章
・逆転
・白井は白井以外の夢を見るか
・ピキン・パキン・スパーン
・徒然千枚
・馬絶叫
・作家志望
・読書の件〜読めば読むほど莫迦になる〜
選考期限:3月16日(日)19:30までの感想が集計対象となります。
13 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/15 20:37
読めば読むほど莫迦になる
カーナビ!カーナビ!カーナビ!に勝る物はないだろう。
15 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/15 20:47
>>15 駄作ばっかりでした。
この祭りの事は無かった事でいいんじゃない?
もう誰も興味ないみたいだし。
作者の暇つぶしのかつお節で書いたっぽいしね。
ていうか俺もほとんど読んでないし。読まないし。
さよなら。
カミングアウトもしないんだもんなあ。あれじゃあ、できねえか。。。
>>15 おれは
>>14じゃないが、読み物としてあれが一番面白かった。
そんな発言して、前スレでもすぐ叩かれたが。
はいはい
厨のオイタを楽しめない厨がふえたのかもな
参加者ですが、適当に書いたのでべつにこのまま終わってもいいっす。
貧乏人を集めてフリーマーケットを開かせてそれがゴミ捨て場と見分けがつかないとしても
それは当然の帰結であって、もっとはっきり言えばそんな状態に腹を立てること自体が愚かだ。
24 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/16 01:03
凄い総括だな
つか、誰か怒ってるのか?
26 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/16 01:27
工藤の爆笑した。
仕事中にも思い出し笑いが出てやばい人間になってた。つか、カーナビって何でだよw
工藤マンセー!
30 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/16 13:00
アリの最新作で笑った。IDが……
あれに点数が入るのが今のアリの現状。
悲しいが読者に本気で文学を志すものも、理解できる者もいなさそうだ。
ネタにしても洒落にしても子供向けだし、”アリよさらば!”
32 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/16 14:20
今夜、実験小説総括age
幹事の説教が聞きたいw
33 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/16 14:25
幹事は彼自らの手による革新的な実験作をもって、この祭りの総括にすると思う。
期待age
しつこいぞおまえら。
幹事は釣り師です。
おまえらは釣られた馬鹿です。
だれも期待していぞ。大人しくあきらめろ。
駄作にいつまでもしがみつくなsage
34=幹事
38 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/16 18:28
とりあえず、〆の日なのでage
39 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/16 18:32
工藤に、自作を文学的に語ってほしい!
40 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/16 19:02
コピペ
3 :名無し物書き@推敲中? :03/03/15 15:47
■第一回実験作品エキシビジョン■
(基本的に文学であると作者が自覚して作られたもの)
※テキストオンリー ※一人何作でも発表可
投稿先:2ch文章アリの穴
http://ime.nu/ana.vis.ne.jp/ali/ ※必要ならばその他のサイトも利用可能
投稿終了日:3月8日(土)【作品受付終了】
選考期限:3月16日(日)19:30までの感想が集計対象となります。
枚数:自由
注意:・投稿時に完成しているものとする。
・選考は行わない。但し、人気投票は行う。
・投稿の際は通常の投稿と区別するために「第一回実験小説参加作品」と明記してください。
終了でつ。。。。。。。
史上最低の祭りに、史上最低の幹事でした。歴史に残るでしょう。
さ・よ・う・な・らー
43 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/16 22:37
幹事こないんなら、諦めて次の祭りの話に入らない?
幹事、一発説教ぶってくれーw
祭りは年一回か二回にした方が良いと思う。
祭りを否定するものではないが、今のペースは明らかにおかしい。
新作来たーー!!アリ対マタリ V
クラム?が全部グリムになってるのがうけたんだけどなんで?
>>45 祭りが多すぎると困るというのは、お題で書かされるのが嫌だからか?
それとも、普通の作品に対する注目、簡素が減ってしまうというのが理由なの?
>47
祭りはたまにあるから盛り上がって、人も集まる。
今やってる二つの祭りを見ればそれは火を見るよりも明らかであって
やりすぎると祭り自体がつまらなくなると言うのが本意。
>>48 実験祭りの失敗の理由は、いまさら言う必要もないが、米祭りの方は、地味だが一応成功といえるかも。
米祭りが盛り上がらないのは、お題のしばりがきつく、実力コテの多くが不参加だった為ではないか?
書き易いお題を設定して、統一して行えば、月一ペースでも盛り上がると思うが。
まあやりたい奴を止める方法は無いのでここで何を言っても仕方ないのだが。
しかし幹事として適任の人物がそれほどいるとも思えない。
正月と雪は良かったが、今回の二人はもう御免だ。
51 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/16 23:12
>>49 実力コテの多くが不参加ってあんた。
今不参加表明を憚らないのはラリーとmjとしぽたんだけだろ。
>>50 米の幹事はいいと思うが。実験の幹事は最低。
mjは実力コテに入れてしまっていいずらか?
>>54 勝手に入ればいい。どうせその呼称に価値などない。
59 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/16 23:42
あなたたち楽しすぎるわ…(w
60 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/16 23:56
★★★またり/アリ、おもしろ作品批評レスしろ★★★
は、ここでつか?
.ЩЩ.
(゚∪゚) チンコ ボッキンキン!
ノ「 ☆|〉
ヽэっэ <風俗でポン! 書いたYO そんじゃねー
/ 〉
『文学、あるいは小説なんておしまいなんです。』を書いた者です。
第一回実験エキシビジョン関係者の皆様お疲れ様でした。
普通の祭りじゃなくエキシビジョンということで、気軽に楽しめると思っていたのですが、
たくさんの投稿側に比べ、感想側の反応はいまいちだったようですね。
個人的には実験募集そのものが実験的で良かった。
こんなことは他の投稿サイトではなかなか出来ない試みだったと思います。
色々とでた不満は自由度が高すぎたことが問題だと思いますので
次回を催すとしたら、企画段階でもっと話し合うべきでしょう。
>>61お疲れさま
64 :
名無し物書き@推敲中? :03/03/18 07:40
工藤のいいよ、マジで。
工藤優勝でいいんじゃない? 大家さんにも読ませてあげたいよ
つまらん祭りだったな。
幹事の無責任さに呆れかえった。いくら内容がダメでも、最後くらいシメろよな。
なんでそうなじるかなぁ。
いいじゃん竜頭蛇尾で。
誰も期待してないし。
(たぶん
>>66以外)
幹事だったら昨日もまたりスレに来てたよ
つーか575幹事の言い分を聞く限りでは、じゃあここに来るなよと思うんだがな。
とりあえず期間中は得点トップだったのでよかったよかった。
72 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/24 08:30
日雇い発見age
気づかれてしまいましたが、なんとか元気でやっていますので投稿の際には
ひとつよろしくお願いをいたします。
最近身辺が慌しくてなかなか来れませんが、そのうち盆と正月が一辺に来た
ような怒涛のレス攻撃もしたいなあと思っていますのでその時もよろしく。
74 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/25 12:08
ほほう。
75 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/25 14:47
怒涛のレス攻撃、楽しみにしている。
76 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/30 13:48
次の祭まーだー?
age
78 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/01 22:51
ひさしぶりにこの板に来ました。
またりに何が起こったのですか?
ユーザー登録って何ですか?
79 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/01 22:52
偽者?
>>偽者?
日雇い君のことですか?
私は違います。最後にこの板を覗いたのは一月の中ごろでした。
>78
最近、2ちゃん離れて会員制にしたんですわ。
ジャンルや枚数制限とかもあって投稿途絶えてる。
投稿サイト増えまくっててね、リーステの他にも、MBC、虎穴X、もう大混乱。
老舗のアリ、ごはんがやや繁盛してるかな。
リーステまではわかります。
そこから更に増えてしまったのですか。
隆盛を誇ったまたりが……
今はアリが一番活気あるようですね。(ごはんは雰囲気が好きではない)
幾つか読んでみます。ありがとうございました。
ラリーはプロの道が開けたのですかね?
本当ならおめでとうございます。
本当なら
活気があるから来る様な軽薄な奴は嫌いだ。
87 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/02 18:54
本当なら?
88 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/02 19:12
はんなら党
89 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/02 20:10
アリは盛況だね。
またりはどうしちまったんだい?
投稿がぴたっと止まってしまったが。
90 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/02 20:18
またりはリニューアルしてから
近寄り難い。
91 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/02 20:22
92 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/02 20:29
ほんとうに、おそろしいことになっているね。またりは。
訪問者もすこしづつだが減ってる。
みんな息を潜めている…
今、またりは、駄作があげづらい。
これでは良作しかあげれない。
あっ、それが管理者の狙いなのか?。
94 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/02 20:54
もう2ちゃんとはリンクしてないんだろ?
95 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/02 20:57
またりはもう終わった。
96 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/02 21:00
97 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/02 21:40
98 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/15 21:15
祭りの話題作について、議論、批評ではなく、軽く雑談してみないか。名無しでOK。
99 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/15 21:29
ラリーの自演、うざかったよな
入浴とかピキンとかはやっぱり除外しようぜ
ラリーより、書けないネットゾンビ達のほうがうざい。
はは、ネットゾンビとか時代遅れなボキャブラリーな香具師は
ラリーとmjの流石兄弟だけだな。
ははは、ほんとにすぐわかるねw
mjの固有語彙かと思っていたらラリーも使うのか、ネットゾンビって。
>>104 mjからの輸入だろ。
もとは「ガキ」とかしかなかったからな、香具師の罵倒語の辞書には。
mjの罵倒後には他に
「糞にたかる蝿」
というのもあるずら。
誤字まで真似かよ
糞蝿、作品晒せやあ!
と叫ぶと、アル中の小人魔法使いが登場します
(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
113 :
名無し物書き@推敲中?:03/05/31 23:22
age
参加しろよおまいら
参加しろもなにも、全員で10人もいないってこと、わかってるよな?
ウッセンだよ黙っていう事聞けやヴォケ!
118 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/01 12:09
おい、カスども!
糞文垂れ流すだけじゃなく、こっちのお手軽批評ぐらい参加しろよ!
ケツの穴閉めろや。あ?
あぼーん
123 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/01 13:25
馬鹿がいるね
124 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/01 13:28
自分より上手い作品について批評するのが怖いんだよ、こいつら。
認めたくないんだろうね。
素直に面白いと言える作品は、ものにならない作品だからね、彼らにとっては。
125 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/01 13:30
「確かに面白いけど、俺の方が上手いはずだ!」
って思わせたらこっちの勝ちだよ。
だいたい、そういう気分になった奴ってのは自分の負けを認めてることになるから。
馬鹿が確かに居るな
127 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/01 13:33
良作だろ?
とか聞いてくる奴。
馴れ合いの典型。
うざすぎ。
128 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/01 13:34
馬鹿増殖中だな
129 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/01 13:38
>>128 自分で自分のことを馬鹿とか言って楽しいか?
その前にお前の事を言ってやる。
馬 鹿
131 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/01 13:39
もうね、馬かと、鹿かと。
132 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/01 13:40
結局なんだ、まぁた作者Aが暴れてるのか?
133 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/01 13:42
うすっぺらな矜持の持ち主ばかりだね。
ちょっと馬鹿と言われて過剰反応ですか。
はいはい、すごいすごい。
134 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/01 13:43
>>133 とか何とか言いながら過剰反応してるのはまさにお前。
自分のしてることを振り返ってみろって感じ。
135 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/01 13:45
どうでもいいのですが、2スレにまたがって
暴れてるきみらの喧嘩の元レスを教えてくれませんか。
136 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/01 13:47
おれのコロッケ食いやがった
137 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/01 13:48
みなさん、今日はここまでにしときましょう。
またそのうち。
138 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/01 13:49
>>136 そうか、それは辛かったな。これは食った奴が有罪。
尚、コロッケはおたふくソースで食すに限る。
ヾ ^_^ バイバーイ!!
まあそのエネルギーは夜までとっとけ
141 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/01 20:40
仕切り房 は、仕切るのか?
ごめん、ネタだった
(^_-)- ☆ウインク♪
144 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/01 21:16
「先生は、きれいごとが好きなの?」
「いや、おれは汚いものが好きだよ。うんことかゲロとか死体とか薄ら禿とか」
「よかった。私、10円禿なの。だから100円ちょうだい」
「やなこった」
145 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/01 21:19
>>144 お前ごはんで電波簡素入れてる椰子だろw
~(-_- ))))) ヅラはだめか、ヅラは。ダメだよね。鬱。。。
147 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/01 21:35
「見たい? あたしの裸」
「別に」
「ほんとは見たいんでしょ」
「見たくねえよ」
「嘘つき」
「だっておまえインコじゃん」
148 :
名無し物書き@推敲中?:03/06/01 21:36
「見たい? あたしの裸」
「別に」
「ほんとは見たいんでしょ」
「見たくねえよ」
「嘘つき」
「だっておまえしっぽじゃん」
149 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/05 23:24
agetemiru
重複スレッド。
終了
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
153 :
名無し物書き@推敲中?:03/07/21 19:28
アリでときどき見かける、
あのエビ塩味みたいなのは、なんだ?
(^^)
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
156 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/11 03:50
■■■■■□□□□■□□□□□□□□□□□□□□□■□□□□□□□□□
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以下、祭り作品で「これはおすすめ!」というものを挙げて、その
宣伝文句を書いてください。自薦・他薦、なんでもありです。
上のリストからタイトルとURLをコピペすると便利です。読みやすさ
重視でよろしくですよ。
○おすすめ○
『当番制』
http://ana.vis.ne.jp/ali/antho.cgi?action=article&key=20030919000046 ある日突然、神様の役目が人間に当番制で回されることになった。
神様当番と言っても眠らずに一日過ごすだけだが、その責任は重大。
居眠りするだけで天変地異が起きてしまう。
ついにねぼすけの「おれ」のところにも神様当番が回ってくる。しかも、
一日経ったのに当番は「おれ」のまま。そして世界は……?
軽妙な語り口、研ぎ澄まされた描写と味わい深い会話のかけあい。
神代の大和を思わせる牧歌的な世界が舞台の、一見ほのぼのとした、
しかしシリアスなテーマが隠された力作。
161 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/23 22:42
あげ
162 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/23 22:44
宣伝なら上げろよ
164 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/23 22:55
幹事がおすすめとか言っていいのかよ。
ちわ。
杉井くんはいいづらいだろうからw
「祈りの歌」で。これは完成度がピカイチ。商用でも
どこかで掲載してくれるくらいのレベル。
優勝にふさわしいと思う。
イチ押しは「わたしだけのかみさま」だけど、
支持されないだろうから、却下。
「わたしだけのかみさま」は思想が濃すぎる。大きらいな人はとことん嫌い。
主人公の祐美に共感できるか否かが分かれ目。心に残る作品ではあったが、秀作
とは言いがたい。
「わたしだけのかみさま」も、入れといてくんない?
反対が多いようなら却下でいいけど。
作者投票があるから、ラリーの判断が正しいかどうかはそれではっきり
するだろう。もうしばらく待った方がいいんじゃない。私は好きではない
方だが。
つーか、杉井くん、何作選べるの? 一作?
とにかく、ルールにしたがうわ。
自分の一票、ということなら、「わたしだけのかみさま」
優勝にふさわしいということなら「祈りの歌」ということで。
>>171 >読んでもらうために宣伝文句を書く スレ
だったら簡素欄の中から簡素人がおすすめしている、評価している
箇所をコピペした方が早いんじゃない?
>>169 幹事じゃないけど、
15 :杉井光 ◆h92HIkARU. :03/09/24 00:02
うい、締め切りです。
参加者のみなさんへ。
感想参照期間中、いつでもかまいませんので、自分の作品の感想欄に
『参加者賞』の投票として、自作以外の中から上位三作品を選んで
書いてください。1位○○、2位○○、3位○○、というように。
アリの穴の作者っぽいマークで本人確認を行いますので、作品投稿
したのと同じPCからの投票をお願いします。
感想期間終了後、1位=3点、2位=2点、3位=1点として集計し、
参加者賞を決定します。
174 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/06 22:31
神祭りの合評やるんなら週末あたり、このスレでどうよ?
じゃあ、『カミサマ』で。
どう?
176 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/06 22:40
>>176 へ?
合評って、やはり作品は指定するんだろ??
せいぜい、2、3作だろ。違うの??
178 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/11 22:51
ちわっす。
祭りの総評、合評みたいなの、せっかく力作が集まったんだから、
改めていろいろやれねーかな?
次の祭りの話もすでに盛り上がってるみたいだけど、まあ、そっちはそっちで。
つーわけで、批評家の皆さん。
179 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/11 22:54
今回はガチンコ批評スレみたいな一作一作をクローズアップしたシビアな批評じゃなくってさ。
全作を俯瞰して横断的にあくまで書き手サイドに立ったアイデイア・着想、
構成・ストーリー、技術、「ここが成功してる」、「あそこは失敗してる」、
「そこは参考になった」、みたいな視点でさ。「好き」「嫌い」も言っちゃっていいんじゃね?
むしろ「何でオレはこの作品がキライか」「何でオレはこの作品が好きか」って
話もいろいろ聞きたいんだけどな。作者さんもいたら気軽に入ってさ。
気楽に雑談っぽくやれねーかな?
……自作にふれられたらおれは引っ込むからさw
杉井くんとか、批評家とか、いねーかな?
/⌒ヽ
/ ´_ゝ`) こっちでやるのか。
/ /
| ヽノ
ノ>ノ スタタタタ
. 三 しU
181 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/11 22:55
酒場スレでも書いたんだけど、まあ、おれは批評なんか全然できないわけでw
読むときは「作者がどのような思いで、何を書きたいと思って、どのように書けたのか?」
「それが成功しているのか、失敗しているのか」
みたいなことをついつい優先させて読んでしまうわけだ。
だから文章やエピソード、構成や視点、ガジェットなんかがどのように有効に機能して
いるのかを正確に読み取る杉井くんの「機能主義文章論」も拝聴したいわけよw
前にロムったんだけど、エリ草の裏読みみたいなのも面白いじゃん。
いずれにしても、何が、どのようにその作品に有効だったのか? うまく機能しているのか、
いないのか、美点、キズなんかも含めて検証すると参考になると思うんだけどな。
……つーか、人いねーか。。。
>>181 いそがしくなるからもう来れないんじゃなかったのか?
いい加減しらけるから姿消せよ
183 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/11 22:57
ちょっと釣れるの待ちますかね。。。
その頃mjは……
曰 ~
| | 彡⌒ミ ~ .../ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ノ__丶(〃´Д`)_ < ボンヤスキー頑張るずら〜 サップ倒せ
|| ||/ .| ¢、 \_____________
_ ||酎|| | .  ̄丶.)
\ || ||L二⊃ . ̄ ̄\
||\`~~´ (<二:彡) \
||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
. || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
185 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/11 22:58
>>182 時間が空いたんだっつーの。明日からまた来ないからさ。
>>181 おれも批評とかできねえからそういうノリでやってもらったほうが助かる。
187 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/11 22:59
んじゃ、前のコピペだけど、便宜的に分けた作品群をひとつのレスに収まるようにまとめてみた。
↓
<ちょっとおすましブンガク系>
河伯の継嗣 ・霧、ゆりの花 ・阿呆の神様 ・道切り ・橋の袂へ ・或る追憶 ・ダルマの詩
<なにはともあれエンタメ系>
神父の竹竿 ・白い自転車 ・狂信、あるいは神なき夜の叫び
<ガハハ笑えるナンセンス系>
黄昏 ・踊るコントローラー ・ああ教祖さまっ! ・でたらめな診察室 ・世にもマターリナ物語4 ・神になった男
<テーマ肉薄ガチンコ神・宗教系>
福音 ・教え ・桃と鷹 ・わたしだけのかみさま
<きっちりしっかりSF系>
月の覇王 ・祈りの歌 ・偽りの夢でも
<なんてったって虚構・伝承系>
当番制 ・わたつみさま ・神の名前
<おっとまたかよ、実験小説系> ※深く追求すんなw
PEGANA LOST ・哲学者 ・笑うピアニスト
188 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/11 23:00
カテゴリー分類はあくまで便宜上ね。作品があまりに多すぎるからw
ペガーナはブンガクのカテかもしんないし、「道切り」はSFっちゃーSFだもんな。
「神父の竹竿」もブンガクかも知れないし、「でたらめな診察室」「世にもマターリナ物語4」
「神になった男」〜このあたりはエンタメ系に入れてもいいかも。
だが、まあ、一応こんな感じで。まず全体からいくかい?
つーか、少し待ちますか。。。ageで。
俺もそのほうが気楽だ。
別に批評を本格的に勉強したわけじゃないし。
神祭つまんなかったし。もう十分語ったんじゃないの。
できれば、デビュー祝いに「冬の幻影」でもやってほしいわ。
191 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/11 23:03
>>190 あんたも混じってよ。「冬の幻影」も話がからんできたら
やろうぜ。
猫たん、そうぐれるナよw
193 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/11 23:06
やっぱ人、いねえのかな。無理かな。
おーーーーいw
冬の幻影はしっぽ好きそうだもんな。
もういいから出てこいよ。叩かないから。
195 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/11 23:08
猫が出てきたら一斉に沈黙するコテ
じゃあ荒井の「霧、ゆりの花」でもやるか。
197 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/11 23:08
んじゃ、人が来るまで当たり障りのない全体から。
まず、こう見ると、すんげーバラエティーに富んでるってこと。
マスコミではステレオタイプに「無信仰な日本人」なんて言い方するけど、
こと「神・宗教」ということならみんなそれぞれに問題意識を持っていて、それがこの作品数の
多さに繋がったんだと思う。
「神(もしくは宗教・理性を超えた神秘性)って何よ? みたいな問題意識が全員の出発点だ。
で、作品の料理の仕方はこんなにあるぞ、と。やっぱいいお題だったよね。
ようするに「モチーフになるものの強さで、強い書くきっかけが得られる」ってことだよな。
まじでオフラインでしっぽに何かやったんじゃないの?
おかしいよ、虹もえり草も。
199 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/11 23:10
200 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/11 23:11
一番多かったのは、やはり「作者なりの神概念の創出」みたいな作品かな?
↓
「祈りの歌」「当番制」「わたつみさま」「ダルマの詩」「神になった男」「踊るコントローラ」
「阿呆の神様」
求道→「福音」
宗教の狂気→「教え」
神概念の価値転換→「月の覇王」「水びたしの聖書」(参考作)
神のパロディ→「ああ、教祖さまっ」「黄昏」
聖職者の権威失墜(価値の転換)→「神父と竹竿」
……あとはうまくカテゴライズできないが。。。
いやいいよ。つかいまから荒井の読んでくる。>まだ読んでなかったオレ
203 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/11 23:13
>>201 荒井、入れよw
おれ、思い出したんだけど、このスレの立ち上げのとき、
お前と話してるよな。
入って来いってばw
>>198 会ったこともない人の何を知れというのか。
>>200 メインにすえた作品とエッセンスに用いた作品、という区別もできるな。
205 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/11 23:17
もちっと全体のこと。
逆にもっと出てくるかな、と思った作品もあった。
・ペダンティックに宗教や宗教史を語るもの。
・無神論orアンチ神を痛烈に打ち出した作品。
・宗教活動の実体験を描いたもの。(日雇い作はユニーク!)
・仏教的世界観を示したもの。
……これらがあまり出てこなかったのは意外だった。
じゃ、今日は私、しっぽね☆よ・ろ・し・く(はあと
207 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/11 23:18
あと、ブンガク系カテだけど、この板には書き手が意外に多いんだな、という印象。
厳密に定義するとややこしいけど、
ブンガク=物語としての楽しみ「のみ」ではなく、
作者の心情、思い、思想、心象風景などを深く「シリアス」に刻んだ作品、という
ことになるかな。参考作の「水びたしの聖書」もこのカテだろう。
まあ、テーマがテーマだから、かなあ。
猫役は持ち回りでつか?
概論に偏りすぎて、話しに入りにくいよ。
しかしラリーや杉井他、全作読んでる人すごいね。
オレはまだ半分も読んでないよ。
おや、ラリーがまだいたのか。
212 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/11 23:23
んじゃ、前のコピペ。
↓
<ちょっとおすましブンガク系>
河伯の継嗣 ・霧、ゆりの花 ・阿呆の神様 ・道切り ・橋の袂へ ・或る追憶 ・ダルマの詩
<なにはともあれエンタメ系>
神父の竹竿 ・白い自転車 ・狂信、あるいは神なき夜の叫び
<ガハハ笑えるナンセンス系>
黄昏 ・踊るコントローラー ・ああ教祖さまっ! ・でたらめな診察室 ・世にもマターリナ物語4 ・神になった男
<テーマ肉薄ガチンコ神・宗教系>
福音 ・教え ・桃と鷹 ・わたしだけのかみさま
<きっちりしっかりSF系>
月の覇王 ・祈りの歌 ・偽りの夢でも
<なんてったって虚構・伝承系>
当番制 ・わたつみさま ・神の名前
<おっとまたかよ、実験小説系> ※深く追求すんなw
PEGANA LOST ・哲学者 ・笑うピアニスト
ちっ、逃げやがったか荒井w
214 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/11 23:25
んじゃ、<なんてったって虚構・伝承系>
→ 「当番制」「わたつみさま」「神の名前」
……このカテはもっと出てくるかと思ったが、意外に少なかった。
前者二作はいきなり架空の物語舞台を作ってしまって、そこでキャラを動かしていくという手法。
「月の覇王」「祈りの歌」や「偽りの夢でも」「水びたしの聖書」なんかもそうだけど、
この二作は「虚構の伝承世界」というスケールの大きな舞台設定を創った。
「神の名前」は現実の物語から始まって山岳信仰に迫っていくややコメディタッチの(?!)作品。
この手の作品(前二作)は板で人気あるのかな? 「赤飯神輿」なんかもそんな作りだな。
……話の糸口探してるw
>>211今日はヒマなんだよw
>214
>このカテはもっと出てくるかと思った
はげどう。
スレでもそう予想してる人いて、「この手の小説でたら最悪入れたる!」
って鼻息荒い人がいて、ちょうど書いてた最中だから内心びくびくしてたw
個人的に長い(40〜50)のは読めなかったぜ!
217 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/11 23:29
なんか、「当番制」のラストはそろそろ作者さんに
タネ明かししてもらいたい。まじでw
いないかな?
218 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/11 23:31
ちょっとキツイこと言うと(よいしょ批評ばっかじゃつまんねーじゃんw)
「当番制」のラストは不満。大いに不満。こんな壮大な虚構作ってるのに、どこにも
オチてない。余韻を味わおうにも「わけわからん」、という印象だった。
というわけで、誰か反論よろしくw
うーん、舵取り役は微妙にラリーには向かないな。
提案だが、何作かリストアップしてゆっくり話し合ってみたら?
とりあげる作品は技術の未熟な、完成度の低いもののほうがよいような気がする。
技術的にうまい例などは評価の高い作品から引用できるだろ?
それは総論に近い形にならないか?
当番製のなにが壮大? わけわかんね。
>218よくわかんないって、
神様が箱舟に乗せられるのもどうかと思うし、たぶんおれは神様じゃない。
とおく水平線を大きな鳥が渡っていった。たぶんそいつにも名前がない。
のことかしら?
当番制のラストは神話なんかのオマージュじゃないのかな。
ラリーが夢を見るのはかってだが、
それで引っぱるのには無理があるよ。(当番制)
224 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/11 23:36
>>219 ああ、そうだね。
なんか、共通項のある作品、て多かったな。あんた、ナビゲート
してくれい。。。
たとえば、
・でたらめな診察室
・世にもマターリナ物語4
両方ともキャラ二人に掛け合い。
>>219 ラリーが言いたいことだらだら言ってればいいんじゃねえの。
旧約聖書によれば
I am that I am.
と、あるからねぇ。
名前をつけられないんだよな一神教の場合、基本的に。
227 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/11 23:37
つーか、やっぱ人いないみたいだな、今夜は。
228 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/11 23:38
合評はここでいいんだな? そうなんだな? よし、age
るぞ。
ラリーの目は節穴なんだろうか、少なくとも4〜5人はいそうだが。
>>221 自分(語り手)の神性が「名前」によってもたらされた
ものでしかないことに対する皮肉では。
当番制はmjにお前が書いたのかと言われたな(w
当番制作者の書く作品にはなんというかスルメみたいに味がある。
ただストーリーなんかはややもすれば飽きがくる構成で読んでて
?となることが多い。まあ読解力ない人間のタワゴトだけど。
自分の気に入らない意見を言う奴は人として認めないのか?
ラリーよ。少しおまえおかしいぞ。
233 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/11 23:43
>>232 何のことだ? 逆に反対意見聞きたいのだが。
234 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/11 23:44
当番制はとりわけ「虚構性」が強い。なにせ出だしが「神様は当番制になった」だもんなw
いきなり面白いわけ。意表を突いてくるw しかもすっとぼけたユーモアがある。
一方の「わたつみさま」は、かなり現実感のある架空の伝承をモチーフにしている。
「わたつみさま」って海の神さまだよね。
だが、作者が未来世界だ、とネタばらししているわけだが、残念ながらそうは読めないw
このふたつは「作品舞台そのもの」が虚構だから、スケールが大きいと思う。
ラリー 釣られるなよ!
236 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/11 23:44
それでは、ただ今より第25回、神祭り合評会を始めます。
>230皮肉というか、なんというか、額面どおりに受ければ良いんじゃない?
この手のオープンエンディングは意味を求めると、かえって意味を見失いがちになるよ。
そういやサップは負けたのか?
239 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/11 23:47
「わたつみさま」はあのまま表層を読むと平凡。生贄で終わるのはありがち。
生贄の「意味」がこれまでにない切り口で示されないと、読者は納得しないし、
まあ、カタルシスもない。両方とも「虚構の伝承」を創っちゃっただけでも大技なんだけどな。
……作者さんとか、カラんで来てよw
なんだかなぁ、「わたつみさま」も「当番制」も
お話ではあるが小説ではないよなぁ…。
>238反則負け。
ボブ・サップって、なんか素人だね。
>239絡んで良いの?
絡んでいいなら絡むけど。
243 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/11 23:49
>>237 そっかー、おれはどうもあのラストがすっきりしなくて、
カタルシスがなかったんだよなあ。
「インド人もびっくり」って禁句でしたか?
当番制のラストが唐突に終わっているのは誰だって感じることだろ。
それに何か深い意味があるかもしれんが、誰も説明できないんだったら、それまでさ。
作者の説明、言い訳を効く必要はない。この板的には駄作でOK。
じわじわと人が集まってきたな。
アイデア倒れつうこと<245
>240作者から言わせると、物語文学なんだけどなぁーw
249 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/11 23:52
>>245 きびしいねw
んじゃ、「わたつみ」
これはスレか簡素にあったのかも知れないけど「わたつみ」が未来世界であることを
示唆するんなら、「道切り」で出てきた「小型の機械=ケータイ」「青いズボン=ジーンズ」
みたいなガジェット(SFではハイテク特殊ツールを指したりするわけだけど、この場合は
物語を生かす単なる道具としてのガジェットという意味)を、どこかで出すべきだったと思うなあ。
昔の伝承物語風の作風のなかに、とんでもないガジェットが、さり気なく出てくる。
それだけでも面白かったと思う。
おれ的にはかなり凡庸。
ただし、文章はとてもあの世界に合ってるし、ていねいだな。
ハシリドコロって調べるまで知らなかったけど、知っていた人
いましたか? もしかして有名?
>249
もう、言っちゃうけど。
らりーたんの言うガジェットは、ちゃんとあるよ。
作者が潜伏してるな。全作合評やれば相当でてくるかもな。
膨大な量だったので、『古事記』のダイジェスト(拾い読み)
だったけど、『名前のない神』って存在しますか?
わたつみ、才能は感じるんだけれども、
なんだかなぁ、それで? つうとこ?
255 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/11 23:57
>>251 おお、作者さん、キター
そうなの? あの黒い筒?
おれ、スレロムってないから、もしかして終わっちまった話してるかな。
だとしたらごめん。
あと、ウォーターワルド、参考にしたのは海の浮遊都市、みたいなとこかな。
256 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/11 23:59
つーか、「わたつみ」支持してる側からの
意見、ガンガンよろしく。
両論あった方が面白いじゃん。
>251
作者よ、意見は厳粛に受け止めよ。
若いから、は、言い訳にすらならない。
プロも何も、作品の前には平等だ。
前にも言ったけど「舞台は古代ムー帝国」でも別に問題はない。
ニホンオオカミって『おおくちのまがみ』って言うんだよ?
ただ、君の才能に関しては認める、ただ、
ここにいる幾人かも、才能はあるのだよ。
君だけじゃない…、わたつみよ。OK?
>257優しいねぇ。
言い訳するつもりはないよ。
ただ、そのガジェットに気がついた人はちゃんといたよ?
「あまふね=鉄の船」
262 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 00:04
「わたつみ」、いずれにしても未来社会だった、というのは伝わらなかった
わけで、もっと露骨にそのへん出した方がよかったと思う。
ちょっと対象の間口広げてみようか。
↓
単純にラストだけ抽出してみると、全体にオチてない、わけわかんない、
宙吊り状態、余韻になってない作品が多いんだよな。
↓
・河伯の継嗣
・霧、ゆりの花
・橋の袂へ
・或る追憶
・ダルマの詩
・当番制
……こう見ると、やっぱりブンガク系が多いんだよw オチという以上に、スレでも
触れたけど、作品全体がどこにも着地していない。まあ、ブンガクにカタルシスは
必要ないのかも知れないけどさ。
「阿呆の神様」はかろうじて復讐の遂行、「道切り」は智恵子の死、現代への帰還で
オチるにはオチてるけどな。
……オラオラ、煽ってんだから反論キボーンw
えり草さんの言うとおり、古代ムー大陸でも別に良いんだよね。
ムー大陸の文明が、金属の船を作ることの出来る文明を持っていると仮定するなら。
ただ、その手の設定はあまり意味を持っていないので、ぶっちゃけ、どうでもいいことも確かなんだよ。
ダルマには腹が立った。
読み始めて直ぐにやっつけ仕事であるのが解った。
ホントに腹が立った。
らりーたん、話進めるの早すぎ……もう用済み?
266 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 00:09
>>264 おれは「ダルマ」はスレでかなり触れちまったんで、語ってくれや。
ただ、美点はやはり文章の力だろうな。
2CHなんて罵倒は得意でも、きちんとした批評のできるやつは少ないのさ。
罵倒ならバカでもできるからな。
ダルマはハイクオリティだよ
269 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 00:12
>>265 ごめんごめんw
作品数多いからさ、いろんな側面から複数作取り上げてるから、
また絡んでくるよ。つーか、割り込んで主張してくれいw
で、読もうと思ったが、マンセーする椰子がいたので
また腹が立って、結局読んでない。
271 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 00:13
>>268 そのハイクオリティーを語ってくれよ。またーり行こう。
>264ごめん、やっつけ仕事だった。
>269そんなこと言われても……
そういえば、小説じゃないじゃん、って言ってた人さっきいたね。
それ、ほとんど正解だから。
273 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 00:14
純文、エンタメ問わず、オチがビシッと決まっている作品はむしろ少数じゃないの?
逆にオチがうまく決まっている作品を挙げてみてよ。
>ラリー
読もうが読むまいが、おれの勝手だ。
276 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 00:17
んじゃ、もっかい前のコピペ。議論したい作品、上げてくれ。
↓
<ちょっとおすましブンガク系>
河伯の継嗣 ・霧、ゆりの花 ・阿呆の神様 ・道切り ・橋の袂へ ・或る追憶 ・ダルマの詩
<なにはともあれエンタメ系>
神父の竹竿 ・白い自転車 ・狂信、あるいは神なき夜の叫び
<ガハハ笑えるナンセンス系>
黄昏 ・踊るコントローラー ・ああ教祖さまっ! ・でたらめな診察室 ・世にもマターリナ物語4 ・神になった男
<テーマ肉薄ガチンコ神・宗教系>
福音 ・教え ・桃と鷹 ・わたしだけのかみさま
<きっちりしっかりSF系>
月の覇王 ・祈りの歌 ・偽りの夢でも
<なんてったって虚構・伝承系>
当番制 ・わたつみさま ・神の名前
<おっとまたかよ、実験小説系> ※深く追求すんなw
PEGANA LOST ・哲学者 ・笑うピアニスト
性の扱い方が秀逸! 『教え』と比べると
その差は歴然と見えてくる。性を誇張する事もなく、
卑下することもなく、美化もしない。
性を性として、ありままを深く突き詰めて書かれた作品で
あ〜〜る。
278 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 00:18
ちょっと待て。
「わたつみ」はもしかして、aさんなの?
「教え」は糞
ダルマの詩は、面白かった。
あんなふうにになってみたい、と思ってしまった。
神様に対する考え方も、なんかすごく似ていたし、一番共感した小説だった。
>278違います。
しがない名無しだって。
>277
おまい正気か?
前にラリーさあ、「祈りの歌」を商業的にも通用するようなこと
書いてたけど、今でもそう思う?
ラリーは頭狂ってたと思うけど。
284 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 00:24
>>282 いや、通用するでしょ。
ただし、ジャンル・マガジンかな。
たとえばSFマガジンに「今月の同人誌から」みたいなコーナーが
あれば確実に載るレベル。
そういえばラリーは祭り前に「祭り受けする作品の書き方」を
披露してたね。今回のはそれにあてはまっているのかいな。
286 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 00:25
ちょっとちがう角度から。
面白いことに、ナゼかお題を外し気味なのがブンガク系に多いw
「霧、ゆりの花」「橋の袂へ」「或る追憶」 ←このあたりはお題との結びつきが弱いんだよなあ。
前者二作は神・宗教というより、死者への思いや理性を超えたものへの恐れと憧憬、畏怖、
みたいなことがテーマか。「阿呆の神様」も結局キヨシを神格化しただけで、
お題をバシっと貫いていない。書き手=ブンガク志向者の迷いみたいなものを感じるが。
なんでだろうな? 反論あったらよろしく。
「或る追憶」は……よくわからんw 後でふれるかw
287 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 00:26
優勝らしい優勝はやはり「祈りの歌」だろ。不評だったおれの前レスだが、めっけてきた。
↓
<一等賞獲れる小説の書き方>
1)ストーリー、構成がしっかりしていること。できれば起承転結が明快であること。
2)ちょっとヒネった作品舞台とキャラを用意すること。
3)テーマをわかりやすく提示すること。大きすぎても深すぎてもだめ。ほどほどに。
4)ラストのオチ、もしくは余韻の持たせ方に充分配慮すること。
5)ナンセンス作はダメ。真摯に書かれていない、祭りに不似合いと見なされる。
……ほらな。見てみな。「祈りの歌」がこれを一番満たしてるだろーがw
(誤解しないでくれ。「祈りの歌」を貶してるわけじゃないんだ、ぜんぜん。その逆)
優勝作の「顔」ってのは、おのずとあるわけさ。でも逆にこれを満たさない良作だって
あるわけだよな。それが祭りの面白さ。
多くの作品の落ちが落ちていないというのはそうでしょ。
それが固定した方法論への批評としてあるのなら凄いが
わりと無自覚か、まとめきれていない印象がある。
祈りの歌のテーマって何よ
おもろそう。
おいらも混ぜてね。。。w
ちょっと溯ってくるっす。
>289
信仰そのものずばりじゃん。
「信仰」「神」をマジで書くなら、
パロディーしかないでしょう?
違いますか?
293 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 00:31
「祈りの歌」はもうすでにスレでもさんざ取り上げられているけど、何と言っても
強いのは物語ストラクチャーがガッチリ作り込まれていることだろう。
「いやいや、そんなことはありません」と杉井くんは謙遜するだろーけど。
舞台設定、ストーリーの動かし方、キャラの立て方、エピソードの挿入、そしてラストの
カタルシスと、見事に決まっている。ミステリアスな展開の中で「音楽=祈りの歌」を
物語の核に据えたのもうまくいっている。新しい。
各シーンの繋ぎもいい。未来世界、家、母と子、神学校、インチキ会社、陰謀、ラストの
ちょっとしたチェイス&アクション、エンタメ的要素もちゃんと効いている。
シーンがちゃんと動いていく。←ここポイント。そしてラストへ……。
おれは「母親との絡みをうまくやんないとヤバいぜー」と思いながら読み進んだが、
見事に勧善懲悪で締めくくっている。しかも「母親は銃の密造工場で働いている」という
何気ない伏線が見事に効いている。クールな杉井くんは「そんなの当たり前ですよ」とか
言うんだろうなw
……こりゃあもう、エンタメとしては言うことないわなw 誰か文句つけろやw
>>291 信仰をどうしたの? 信仰の何を見せたかった?
すばりというのであれば、信仰の定義を教えて下さい。
295 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 00:32
>>290 mjさん、こんばんは。話にからんでくださいな。
またーり「批評雑談」ねw
>293
あえて文句を言うなら、その恣意性でしょ。
作者が作り上げました! っていうのばりばり。
だから作者が想定した以上の読み方は出来ない。
それが一番の欠点。
>293
つまんなくて、読めなかったのですが…。
>294俺に信仰の定義を聞いてどうするよ?
作者に聞くならまだわかるけど。その定義自身が作中で描かれてるってこと。
299 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 00:34
>>294 新しい神概念=音楽をひとつの象徴として持ってきたところが
新しいと思うよ。
祈りの歌の問題点
祈りの歌はまあ、よく書けていると思うけど、ストーリーの根幹に大きな傷があると思う。
@一般人の目に触れない著作権表示になんの意味があるのか?
A母が排除されている理由がよく分からない(俺には読み取れなかった)。
Bラストの母の出現も唐突で興ざめ(伏線はあるが弱すぎ)。
C悪役が悪い奴らとは思えない(教会の商業主義は常識)。
高い評価をしているのは、音楽的才能に対するあこがれみたいなものを感じたからじゃないの。
若い世代のそういう夢を取り込んだ点は評価できる。だが、それだけという印象だね。
敢えて言うなら、スピノザもピアノも…つまんね。
302 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 00:35
まあ、いくつか文句をつけるとすれば、「深い感動」みたいなものは、……ないなあ。
エンタメ、ラノベとしては評価するが小説一般としては個人的に「わたしだけのかみさま」の
方がぜんぜん上だ。まあ、だけどこの小説のジャンルとしてそんなことを要求するのはヤボなわけで。
あとは「祈りの歌」というタイトル。もっと何かあったんじゃないのかとw
なんかゲームかなんかが頭にあったのかな? FFXとかか? もっといいタイトルありそう。
>>297は厳しいヤツだなあw
実はオレも「祈りの歌」は荒唐無稽な印象しか持てなくて、
途中で投げた。投げたのは「祈りの歌」だけではないけど。
やっぱり歳のせいかな。
読んでいるときはそこそこ読ませるけど、
存在感が残る作品ではないわな。
>この小説のジャンルとしてそんなことを要求するのはヤボ
なんでよ?
306 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/12 00:37
>>296-297 だよな。薄すぎて、つまんない。よくも悪くもエンタメだけど、
同じ土俵で勝負したら水びたしやダルマに遠く及ばない。
307 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/12 00:38
存在感が残る作品なんてダルマ以外になかったじゃん。
「祈りの歌」ってあえてテーマとか探すような作品ではないような。
あえて言えば「青い鳥」みたいな神話的パターン。
大切なものは、じつはとっくのむかしに身近にあったのよ、とか。
書いてある通りを楽しめばよいエンタメだと思ったでござる。
>303
歳って言うなよ! クゥー
どこがどうというのではなく、既視感のある作品。
アメリカのSFなんかには山ほどありそう。
311 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 00:39
>>306 その「水びたし」「ダルマ」語ってくんねえかな。
おれはスレで語っちゃったから、聞き役に回るよ。
祈りの歌のテーマは、神性の破壊、信仰の無効化だろうな。
信仰そのものずばりではないな。
……ってか、作者が設定した小説のテーマなんて興味ないし。
>>303 それで、歳の人がいいと思ったのはどれだったの?
こ の 文 章 を 見 た 人 に は 、 身 の 回 り で 、
3 日 後 に 何 か と て も 悪 い 事 が お き ま す 。
悪 い 事 を 起 き な く さ せ る た め に は
こ れ と 同 じ 文 を 2 日 以 内 に 、
違 う 所 に 5 回 書 き 込 ん で く だ さ い 。
5 回 書 き 込 ま な か っ た 女 子 中 学 生 が 、
書 き 込 み を 見 た 後 、 3 日 後 に 死 に ま し た 。
作者が設定した小説のテーマ……
だから神、宗教、信仰だろ。
問題はテーマじゃなくて、料理の仕方のはず。
317 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 00:43
「祈りの歌」そのへんを言っちやうと、祭りの範疇じゃないような気がする。
小さなキズはあるが、大きな突っ込みどころはほとんどない。SFが苦手なおれでも
グイグイ引っ張りこまれたわけで。
まあ、同じ書き手として杉井くんにもっと高いレベルで感じるのは、大きなお世話だと
思うんだけど、やっぱ「文体を手に入れる」ってことだと思う。
たとえばクラムさんとかmjさんとか、5〜6行読めば「あ、クラムさんだ」
「おお、mjさんだ」ってわかるわけ。
(「霧、ゆりの花」をクラム作だと思ってしまったおれだが、荒井のヤツ……泣)
これはもう個性(クセかw)としか言いようがない。同じようなことを旧またりの
杉井作「世界で一番小さな海」(だっけ?)の感想に書いたら、たしか杉井くん、
かなーり反発してたなw
「そういったものは手に入れるのではなく、徐々に身につけていくものです」みたいなw
……悪い。個人的見解だし、作家論でスレちがいっぽい。
>312
そこまでの毒性はないような。
だから素材がステンレスとか石油製品系の樹脂でできていて、
幾つかの工程で作られた感じ。
だから、焼き物や彫刻という手作り感、あるいは生モノ感が薄い。
俺は作者がその作品に
どれだけ思い入れがあるかを見るな。
作品の形云々は問題にしないけんど。
達磨はいい加減に書いたといってるけど、
熱があった。
300氏のABCは、オレも感じました。
でも、文章と構成、アイデアの多さなど、
祭り作品の中では、一番充実してたと思った。
>>316 だって、ラリーたんが優勝するにはテーマが大事って言ったんだもん!!
だから外からたまたま与えられたテーマを
どれだけ感覚や情緒のレベルで血肉化するってことだしょ。
それで作品の奥行きや核のようなものが出てくる。
323 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 00:48
>>321 おいおいw
>3)テーマをわかりやすく提示すること。大きすぎても深すぎてもだめ。ほどほどに。
>>287 よく読めやw いや、半分冗談な。
>>318 んー、そうかな。ベクトルはそちらに向いていると
考えているんだが・・・・。
325 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 00:50
ちょっとややこしいこと言っちゃうとさ。
おれはこの板でいつも言ってるんだけど「ある一定のレベルまでは技術」なんだ、と。
技術ってのはアイディア、文章、構成なんかを含めて「技術」ね。
だけど本当に面白いもの、胸を打つものって、それを踏まえた上で「技術を超えた」部分に
あると思うわけ。まあ、それが難しいわけなんだけど。
それはなんだろうな、と考えてみると、ふたつあると思うんだ。それは、
1)本当にそいつが書きたいことが、切実に書かれているか、つまり書き手のテーマ性。
逆に言えば、他人に問えるほどのテーマ性をもっているのか、もっていないのか、だ。
2)「文章のオリジナリティー」=簡単に言い換えれば「文体」と言ってしまってもいい。
文章そのもので読者を酔わせることができること。それはある種才能だったり、天才だったり、
ある種単なるクセのある書かれ方だったりしたりもするw
もちろん、とーぜん、技術が土台になければならない。
>324信仰の脱構築w
327 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 00:52
>>325の補足だけどさ、
だけど1)と2)がその作品に内包されていると、読者の好き嫌いが明確に分かれるんだよね。
だからおれは、アリの採点でいえば「とてもいい」と「最悪」の両方をもらえる作品こそ
胸を張っていいと思ってるわけ。
「良い」が並んでいる作品は技術「しか」満たしていないと思うわけ。
いささか極論だけどさw
>324
いや「祈りの歌」は、形はできていると思うよ。
またりアリのレベルでていったら
上のレスはかなり贅沢な欲求をしているわけで。
あの作品はエンタメとして無茶苦茶面白いというストーリーテリングではない。
そのため、文学性の側面で見られてしまう損な部分もある。
脱構築なんておおウソツキだよ、俺はポストモダニズムなど信じない。
331 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 00:55
杉井くん、来てほしかったねえ。。。夜も更けてゆく。。。
そういえば
喫煙作品の感覚に、杉井作品の感覚が似たところがあるな。
体臭の薄さ。
他人に才能があるか否かなんて、素人には判断できないよね。
プロでも難しいと思う。
「祈りの歌」
大切なものはじつはとっくのむかしに身近にあったのだが
それに気がつくにはいろいろ経験しないとね。
という古来からの神話的パターンにカチッとはまるから
読者の琴線にふれやすく好評であった。
つか、「祈り」はもうおしまいか。
だからさ、祈りの歌は外堀が語られることがあっても、
内容自体は合評のやりようもないだろ。
薄いエンタメだって。完成度ならピカイチ、
けど、商業レベルではないよ。
こういう低いレベルで完成させるのなら、できないことはない。
337 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 00:59
ちょっと横道かもしんないけどさ。
たとえばいい例が村上春樹。彼なんかはモロ売れてるわけなんだけど、自分で
「僕の固定客は20〜30万人いる」なんて言ってるわけ。
つまり一冊出せばン千万円はポンと入ってくるんだから、そんなにアクセク書かなくても
いいわけだ。その前に書いた作品の印税も入ってくるんだからホクホクだよな。
……それはいいとして、そんな春樹を「クソだ」ってヤツが少なくない。この板にもいるだろうし、
おれのまわりにもいたりする。もちろん分母=読者数が多いから、「クソだ」という分子数も
少なくないとは思う。しかし、それがやたら顕著に目立ってるよな。
つまり、春樹は読者から「とてもいい」と「最悪」の両方をもらってるわけよw
彼の小説はおれに言わせれば「多面的価値」を持っているわけよ。
杉井作も、ある側面から言えば「最悪」で、それはいいことなんだよw
>332
体臭の薄さ それだ、つまんなさの元は…。w
しこしこ隠しかネーゼ、と思うぜ、やっぱり。
どのコードで弾こーが、関係ねぇ〜。
理解して弾くのか、無意識に手が逝くので弾いてしまうのか、
どっちがいいか一目瞭然だ。
ということで無意識にかけなきゃだめって事。
意識しすぎはよくないだろ? どっかでミスるしな。
でで来るメロディー書き留めることだけだろ。
これをいっちゃぁ、おしめーなんだが。
>337なんか、違うような気がする。
杉井と比較するのは、なんか、変……
お題がでかすぎだと思う。「祈りの歌」の評価一つとっても
テーマ性を論じると、とたんに抽象的になっている。
342 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 01:01
>>338 「厳しい人」、あんたが評価した作品は何なんだよw
>>337 最悪と言うほど悪くないし、個性はないぞ、杉井には。
その点ではマンセーだけじゃなくて
アンチ勢力の強かったラリー自身じゃないのか?
そういうアクの強さはないよ、杉井には。
>村上春樹 それでノーベル文学賞と言われてもなぁ、
なんだかなぁ…
春樹のアンチとマンセーは、
あのロマンティシズムに酔えるか
安易だとか考えるかで
わかれるような気がする。
やっぱり「神の温泉宿」が図抜けている。
優勝作は祈りの歌で文句ないが、
けど杉井は依然として素人の2ちゃんレベルだと思う。
クラムやaは2ちゃんを卒業するレベルだと思うけど。
ラリー
わたつみ かっぱ 竹竿
量産できるかどうか、という問題もあるな。
プロになる、と。
なぁ、ラリー、違うか?
350 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 01:06
面白いのはさ、サリンジャーの「ライ麦〜」なんて、けっこう読書家の中にはキライ、って
いうヤツ多いんだよなw
「このガキなんでこんなにグチャグチヤグチャグチヤくっちゃべってんだよー」ってわけw
ところが文学史上においては「ライ麦〜」はおそろしいロングセラーで、サリンジャーは
この一作で一生食えてるわけw
つまり、書きたいことと、書かれているもの、そして求められているもののせめぎ合い
なんだよなw こんな状態が出版界で延々とつづいてるわけさ。
プロの世界だってそうなんだから、アマは……言わずもがなw
好きか嫌いかだろ? 「多面的価値」なんて気取りすぎ
352 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 01:08
>>348 「神父の竹竿」はあまり語られてないような気がするな。
ちょっと、その評価してるところを語ってくれや。
カッパとわたつみの良さもからめてさ。
353 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 01:09
出だしがまず短編の味をわかってる作者のものという感じ。
ひとつのポーズとして、神父が現れる。
>ラリー
涎がでてるよ。w
サリンジャーを狙うんじゃなくて、
ラリーを狙わなきゃぁ、、、始まらんて!
量産できない=シリーズ化。
これでいけ、ラリー。
シリーズ化はおいしい。
ところでさ、合評ってどういう意味だったっけ?w
砧大蔵はおいしい思いしてなさそうだがw
359 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 01:15
>>355 わかったからw
「神父の竹竿」おれは簡素書いてるんだわ。これ以上でも、以下でもないのだが。
一部略。
↓
広い意味でのエンターテインメント、オチを重視した
ショートストーリーと考えれば、この作品はそこそこの佳作なのだと思う。
しかしながら、さらに一歩踏み込んだ小説の深い味わいを提示する物語としては
やはりもの足りなさが残ってしまう。そんなことを望まない読者にとっては必要の
ないことかも知れないし、作者もまた前者を志向して書いたのなら、これまた必要のない話だ。
しかし、なぜそんなことを記すのかというと、この作品の中には大きな問題提起と
なり得るモチーフが隠されているように思えるので、あえてそこを指摘したいからだ。
まず第一に、神学生であるテネスが持つ問題意識、すなわち、「聖職の外にあっても信仰は
成立するのだろうか、そしてどのように成立するのであろうか」ということ。
真面目な神学生とすれば当然の葛藤であり、そのことを聖職者としての神父にぶつけるのは
ごく自然であろう。よくアナロジカルに語られる「聖と俗」の関係性。これはそうとうに
大きなテーマとなり得よう。しかし、この作品はそうしたテーマが提出されているかに
見えながら、ほとんど語られることなくあっさりと殺人で終わってしまっている。
もうひとつは「権力としての聖職」である。中世以来、カトリックの司祭は有形無形の
権力を保持してきた。その地位を利用して悪徳の限りをはたらいた例も少なくない。
また彼らの発言は神の言葉を世に伝え、文字通り人々を司牧するという指導者的立場にある。
それもまた小説を書く上では大きなテーマとなり得るのだが、本作品では村娘との
関係と殺人という事実でしか描かれていない。
作者は以上を掘り下げたくないのか? 問題だけを読者に投げ出したいのか? これはあくまでも
エンタメ作品なのか? そのへんがどうも中途半端なような気がしてならない。
ラリーはジャンルがつかめないな。
いったい、ラリーの特異ジャンルはなんなんだ。
ラリー、おまえ、器用貧乏なんじゃないのか?
オレもだけど・・・・・・よ
ツッコミが浅い、問題提起があまい
というのはあるにしろ
「竹竿」には、
ある種の詩の気配はあるんだよな。
363 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/12 01:18
>>347 それだ。
杉井は品格が見えてこないんだな、文章に。
これをどう評価するってと、誰でも書けるラノベってなことに。
364 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 01:18
>>360 ホントはシリアスでヘンな話。……つーかスレちがいだぞw
やっぱ30作あると全作は触れられないな。話もまとめきれない。
竹竿は文章が良い、一番良い。
「竹竿」は文章が良いのに
話があまりにベタ。
頼むからそういう終わり方しないでほしいと
思いながら読みすすんで、その通りに終わる。
ある意味志賀直哉っぽいのだが。w
「わたつみ」
は、おれは穴が見つけ難い。
過去か未来かなんてどうでもよく
宮崎アニメっぽい世界をもっと土俗にふったテイストが好きっす。
「かっぱ」
今回、唯一2回読んだ作品。
上手いけど浅い。
「漂流自衛隊2」をヨロシク…
>359
そんな考察は必要ないんじゃないのか?
面白さとは何なのか、説明じゃないだろう?
>364
いまののりでいいよ。漫然と気楽にいこうよ、休みだしw
370 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 01:21
厳しい
>>355がナゼ「竹竿」推してるのか、わからん。
いや、逆にそういうことを聞きたい合評であるわけだ。
なんか、結構、多くの方が「良い」って言ってくださいますけど。
あのお話の魅力ってなに?
372 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 01:23
またーりいくか。
なんか祭りで新しい視点の発見、ない?
竹竿は
とりあえず暗い沼の脇に
後ろ暗さを抱えた神父が佇んでいるという映像だけは残る。
これだけでもポイント。
>370
私には書けない作品、文章だからだ。
376 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 01:24
>>371 いいね、そういう質問。おれは良い読者じゃないが、
おれも聞いてみたいよw
>>371 作者が女だから、割増評価と思えば負けよ。
>371
お勉強、しなくていいのか?
現実に戻してわるいけどw
>371
暗〜い、何かが横たわっているのよ、後ろに…w
あれは、ミステリー。もしくはサスペスだ。
聡明な子が確信に迫っていくストーリー。あるいは、聡明な子の
所為で、秘密がばれてしまうと焦る神父のストーリ。
すっとばしての結末だから、本作はつまらんよ。
381 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 01:26
ステハンのつけ方が
いかーにも、ジャンボだなw
>373やっぱ、そういう方向性なのかな。
>376結構気になるよね。
>377あれ読んだら書き手を女だと思うわけ?
>378良いの。模試受けたらA判でてるから。
発見というか、あの作品を作者が、
一冊の単行本にまで膨らますことができるか?
という問題が残る。
できないのなら、所詮そこまでという気がする。
作者の力量という意味ではなく、
「題材」としてみたときという意味だが。
この祭りにはそうしたいい「題材」がたくさんあったように思う。
>381
う〜ん、額縁のなかに収まった絵、とでも言おうか、、
縁無しのプリントが流行っているけど、
白い縁のあるほうが絵としては正しいんだよ。w
文章は「わたつみ」も良いと思うよ。
お話より文章の雰囲気で読ますと思った。
話そのものは「竹竿」より起伏があって
おちてるってくらいだけど。
>379
後ろ見たら、本棚だった。
>>382 尾崎の事? もしかして鶴田?
わしは何れでもないよ。
あのさ、
少なくとも、
どの作品について語っているかわかるレスにしてくれ。w
>386ありがと。
んー、でも、その文章が良い、雰囲気が良い、ってよくわからん。
具体的に見えて、実はすごい抽象的でしょ、それ。
武器にしようにも、正体がつかめないからどうしようもない……
>387
素直じゃないと、大成しないぞ! w
>391
いいんだよ
わたつみ可愛いからw
「わたつみ」ってどんな作品だったっけ?
>390
手取り足取り、タダで何でも教えてくれると思ったら
大間違いだ。タダより恐いものは無しってな…w。
ひねくれているのが、あいでんてぃてぃw
>393
今昔物語?
>>390 安心して読める理由は
トーンが一定。
対象への好ましい距離感。
それが一定している。
ますます抽象的かな。w
>>395 「お母さん、今度は落とさないでね」って作品だっけ?
>394いえいえ、ちゃんと身体を張ってw
>396距離感、ね。
結局、いままでどおり書いていけば、なんとかなるってことなんかなー。
>397
クラムか? w
呼んだ?
397ではないが。
402 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 01:38
しっかし好みが分かれるよなあ。。。
悪いが「わたつみ」は平凡そのもの。未来世界を書こうとした
作者が書けてない。「でもいい」ってのがまるでわからない。
既視感バリバリで、生贄、なんてのもありきたり。
まったく良さがわからなかった。
あの世界にマッチした文章を紡いだことだけ評価するが。
悪い。こんな読者もいるんだわ。。。
>397そう、それ。
古事記と都市伝説をごっちゃにしてるやつ。
>>398 そこは良いと思った。
もっと近づくとベタベタ湿気でだめだし
遠いと無味乾燥だし。。(おれはどうも遠いらしいw)
竹竿は、感想にも書いたけどヘッセみたいな
ひねてない少々気恥ずかしい牧歌的な世界のお話かと
思ったら、いきなり牧師のどす黒い処を見せられて、
えっ、と興味を引かれたところで唐突に終わっちゃって、
そういう意味で、印象的な作品だった。
>400
クラムは何がよかったの? 祭り。
407 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 01:42
読み手が未来世界であるということがわからない、ということは、
伝承世界、として読んだわけだ。
とすると、海辺の寒村、ばあちゃんの昔話、生贄、
すべて凡庸。つまりは、ああいった世界の予定調和を
楽しめた、ということか? 支持したヤツは。
>402平凡といえば、確かにそうだと思う。
文学、というわけでもないし。
こういうと言い方悪いけど、手元の材料を混ぜ合わせただけだからね。
白いご飯をおいしく炊きました、という感じかもしれない。
トリュフを使った高級料理を求める人には、あわないのかもね。
>404もっと近づきたい、という欲求があったりもします。
心理描写、おそろしく下手だし。
おれは「わたつみ」の文章はうまいとは思えないよ。
説明文で尚且つ設定の説明を必死でしている印象。
設定もつぎはぎだらけのパッチワーク。
いちど軽く板でふれた。
いちばん、というのはあげづらいな。いい意味で。
竹竿について…362 374 は俺。
やはりアマチュアは作品だけを冷徹に見ることが出来ない、という
ことが分かるな。
>410
詩の気配は感じないんだけれども、
距離感は感じる。
>411
冷徹?
>411
小説読んだだけで、女とわかるの?
それともレスも読んで?
>>407 ずっと昔のお話だと思って読んでゆくと
ラストの生贄で近未来っぽくなるじゃん。
そういう意外性。
宮崎の「ラピュタ」とか「ナウシカ」を連想。
そういう既視感が好ましかったりする。w
ラリーはお話つくりがうまいから穴に見えるのかも。
おれは不得意だからそういうところが良く見えるのかもね。w
416 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 01:48
よーするにさ、テーマ性とオリジナリティーのある文体の作品てのは、
一部の人々が読者として自分の中で作品が訴えるイメージやテーゼを勝手に増幅してくれるわけ。
それぞれ、読者の中には個別の「増幅器=アンプ」(amplifier)が内蔵されてるんだよw
ある作品が読者Aさんのアンプにふれると、増幅=amplifyしてくれるわけだ。
「技術もへったくれもないのに、やたらと面白かった。感じ入ってしまった」なんてときは
この作用が働いているってわけ。こうなると書き手の勝ちだよな。
そこまでコントロールして書けるヤツがベストセラー作家かもしれない。
人のアンプに触れるってこったな。そのためのテーマ性とオリジナリティーのある文体。
ただし、それを単なる技術としてやろうとすると大やけどしちまうとw
もともこもないようなこと言うけど、そこがすげーたいへんなのさ。
わたつみは最初の「ちりちりと」というあたりで、読む気が起きたよw
>409言ってること、大体あってる。
書いているとき、いかに設定に整合性を持たせるかで苦労したし。
まあ、これはいままで書いてきた小説、すべてに当てはまるんだけど。
お嬢ちゃん、かしこいねえ。
チョコレートあげよう。
420 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 01:53
>>418 へえ、そうなんだ。
今までのも、作品のトーンというか、舞台というか、共通してるの?
クラムが妬んでいまぷ。w
>418
旧作のタイトルは?
またりとかうぷしてたのか。
>416
というと、やはり説明的ではないほうが良いということか。
>417
あ、それはすごくうれしい。
擬音は結構好きなんだけど、変に使うと気持ち悪いだけだからね。
使いどころも迷うし、ためらいもあるから。
わたつみは、話がわかりずらかった。
神と人間の両方に視点が行ってるのが
原因の気がする(非人称の語りで、
タイチが神の側っぽい役割も持ってるし)
>421
びゃかもん!
417 が俺じゃ。w
>>416 各々がもつアンプに触れる触れないを意識しだすと訳わからんくなりそう。w
でもプロってのはそういうことを考えながら書くってことなんだろうね。
なんか大変そうだな、ラリーは。w
>419
甘いのは好きーw
>420
そういうわけじゃないけど。
舞台は、SF、ファンタジーから、現代ノベルまで様々だから。
ただトーンは似ているかもね。
>422
一番最近に晒したものを言えというなら、文学界スレで一次選考通過作ということで晒しているやつ。
mjはあんまりアンプの調節考えないほうがいいと思いまつ。w
>425
ひゃひゃ、でも大筋ではあってるだろ?
430 :
ラリー ◆GYqjbh2lpk :03/10/12 02:00
>>426 いや、いろいろありますよー。
今回は突発的におれがいろいろ話を聞きたくて始めてしまった。
やっぱり作者さんが来てくれた方が盛り上がるな。
すんませんが、明日は休みだけど、やることあるので、このへんで
失礼させてもらいますわ。
おれの悪口でも言っててくれw
ありがとう >all
>429
あ、いま話がつながった。w
427ということか。
なるほど。
>431
いきなり納得すんなw
ラリーは例え話しが下手なくせに、例えるの好きだなぁ〜
ラリー去っちゃったから
だれかMCやってちょ。
つーか
mjマイク持ってよw
で、なんの話だ?
……そろそろ、本格的に用済み?
はぅ。微妙に間に合わなかった……
まだやってるのか?
とりあえず、合評の意味がわかんないから、意味を教えて下さい。
つうか、わたつみ作者は受験大丈夫か、と余計な心配してしまう。
合同批評、つうぐらいの意味だろ。
>>439 参加した作者がきてるみたいだから
いろいろ聞いてみたら?
合評
何かについて なんにんかがそれぞれの立場から批評すること。
また、その批評。
が辞書的意味です。
>442
いま受けたら受かる自信がある。
冬に受けるときにはわからない。
お願いだから現役の人はこれ以上成績を伸ばさないでください。
ここは、ネカマに優しいスレなんですね☆
みんなありがとう。
それじゃー、このまま続けましょう
>447ネカマというか、ネナベ?
それだけ女には苦労させられた板なんです。☆
いままで話題に上がったのは
「祈り」「竹竿」「わたつみ」
あとなんだっけ?
消去法でいけば?
「ダルマ」を本格的に論じてみませんか?
口火切手よ。
じゃあ、あいすぶれいかーとして。
あのダルマに、なりたいと思ってしまった人。
……はい。
誰かヤラすぃAAでも貼ってやれ。
あんまり語られてないのやろうよ。
道切りとか、狂信とか、踊るコントローラーとか
>>397 了解。
上手い椰子がピンポイント爆撃した印象。
ヘンに拡散しないで一気に深く潜ろうとする気概を感じますた。
個人的には、一億円の通帳もろてからの展開が急ぎ過ぎな感じ。
枚数制限もあったのだろうが。
>>454 じゃあ、私も挙手。
タイトルが……。これは作者さんの好みらしいのでなんとも言えないけど
ダルマは『神』『宗教』『信仰』といったお題の結び付きは
他作と比べると圧倒的に弱いが、物語の展開が非常にうまい。
説得力もある。ただ、お題に沿った説得力じゃないよね。
SMという特殊な性癖だけど、嫌悪感なく読めたよ。
「だるま」
タイトルは考え過ぎてシンプルに振ったんちゃう?
おれは最初のエロ展開で白けたもん。
>458
あまりお題、お題、テーマ、テーマ、と考えない方がいいような気もするけどね。
題名は、あれで良いんじゃないかなぁ。
文章はいいが、
SM→性的神秘主義ネタは、
わりとありふれている気がする。
もうひとつ独自性が欲しかった。
確かに、エロではあるね。俺は読めたけど。
対象的に「教え」は嫌悪感があったな。あれじゃ中2の
思考だ。
>466
あれは、実際の信仰しているひとの盲目的独善の描写が甘いと思う。
おれは妙に点数がつくな
と思って再読したくち。w
あの一人称は潔いね。
ラストのラストで主従逆転しながら共に落ちて行く
ってのも巧いなーと。
>>466 嫌悪まで逝かないとしても同意。
ただ、ダルマと並行して語れるか?
ダルマは、もうおしまい?
>>468は「だるま」な。
「教え」はTVの「中学生日記」の脚本かと。。。すまんが。w
>>464 そういう面が評価をさげている理由なのかな?
おれ、SMを扱ったヤツは、馳星周の『M』ぐらいだから
新鮮だった。
書きたい事がSMを通じてよく出ていると言った印象。
ああいう、死に至るSMみたいな話って
古臭いし、うそ臭いよ。
まあ、男のマゾより女のマゾの方が業が深い
ってのは、あると思うけど。
良くも悪くもレディコミ的だった。
SMなんて十代の猿時代以来読んでないが
あの「サナダ虫」なんて、フツーなの?
おれ、あそこは気が利いてると思った。
「汚い」が「きれい」に返還されていた。
あーいうのってありがちなのか?
返還は変換のミス、な。w
>474ありがちといえば、そうなのかもね。
別にそっち方面は詳しいわけでもないんだけど。
美醜の関係って紙一重なところがあるし。
ものすっごく醜いから見て見たい、という欲求に近いから。
>>469 並列に語っては酷かなw
エロに主眼をおいているというとらえかたです。
「必然性」が無く、エロの過剰演出。はっきり言えば無くていい
描写の羅列。
枚数かせぎして点数もらおうって魂胆かい。
フランス文学あたりに
もっと洗練されたいろんなバリエーションがありそだな。
名の知れた作家が覆面でエロ小説書くパターン。
環境MP3がきれた……落ちます。
えと、いろいろご意見くださった方々、ありがとうございました。
>>473 死に至るSMの話しではなくて、SMから絶対の主従関係の
構築と神と僕の関係を対比。外面的な束縛と内面的な解放の
対比。
の話しとして読んだ。だからエロくなくていい。SMは素材
でもなく、調味料という感じ。
ねぶた祭りになってきたった。アリにうんこ作品を直書きして寝よかな。
だれか、狂信〜のどこに「神」があるのか教えてください……
落ちるときは、言って下さいね。
最後の一人まで、頑張りますんで。
山田詠美の「ひざまずいて足をお舐め」
とかは、もっと地に足がついた形で、
Sの女の側からSMの機微を
描いている、と思ったけど、
山田詠美の顔がチラついて全然興奮できなかった。
あと、ジュネとかサドとかバタイユ、ギヨタ、
村上龍、睦月影郎とか色々いるんじゃないの。
奇怪な情熱だ。
aってのはセンスが良いというか戦略的というか。w
「きれいは汚い。汚いはきれい」
という普遍性を「神、信仰」というテーマにシンプルにぶつけてきおった。w
文章が上手いからあれよあれよという間に読了、カタルシスってパターンだな。w
物語の展開の中に抽象論が多いよな。
その説明が、普通杉。
もっとシーンを見せて欲しい気がした。
狂信〜って、どんな作品だったっけ?
エロ描写の上手い、というか男が読んで興奮するように書ける女流作家は
少ないね。山村美砂くらいかな。
>>486 プロの方と比べちゃうと、駄目、だよ、ね?
なんかもう死ねなくて大変、って話だったような。
主従関係を構築して突き詰めて行って、
神の領域まで思考が至る、って話を
日本の現代を舞台にやろうとすると、どうしても
SMを導入せざるを得ないのでは?
家政婦と雇い主とか、
監督と選手とかでは、思考が神まで行かない。
>>490 そう言われればそんな気もしますね。
設定がSMにハマッている女、そこからスタートした所為
かもしれない。
普通の女をらち、監禁、から始めてあれば彼女の葛藤が
よりダイナミックに描けたかもしれないなー。
>>493 そうだね。フェアじゃなかった。ゴメン。
>>494は狂信〜のことですた。
>>495 確かにそうかもしれない。けどそういうとSMを導入したことが安易に感じられるかも。
「だるま」はお題ありき、の作品だったような。
神テーマでハードSM持ってくる意外性。
何事も極限まで行けば神性を帯びるって話。
ありゃ。つまり力作じゃん。。。w
作者がゲロったからそう思うのかも知れないけど、
絵桜も、わりと「芸術至上主義」を
既成の枠組みとして、まんま取り入れちゃってる感じがした。
>>496 拉致監禁から始めるとダイナミックにはなるかもしれないが
話が破綻しそう。50枚制限があることだし
>>495 そう思います。だから、SMを嫌悪感無く読めた。成功して
いる作品。
絶対の主従関係、自衛隊だと無理かな?
舞台がイラクで、極限の緊張状態であれば神まで到達しそうだ。
すんまそ。
そろそろおちやす。
狂信〜
お、覚えてねぇー・・・・w
おれ、ちゃんと読んだかな?
>>501 50枚制限がネックになるだろうね。
「祈りの歌」だって、枚数で損をしているように思います。
みんな、落ちましたか?
イラクならSM抜きで成立すると思う。
すまんが、オレもそろそろ寝ます。
おやすみなさい。
>>506 おやすみなさい。
皆さん、寝ましたか?
起きてるYO!
ふたりっきりですが、サシで話したい作品ありますか?
ぅ…眠いなら、無理しなさんな
おれは、平気の兵ちゃんです。
ん〜、踊るコントローラーとか、でたらめな診察室とか。
狂信〜、は、まぁ、ぶっちゃけ作者なので……
515 :
名無し物書き@推敲中?:03/10/12 03:27
今来ました。
さっきまで作品書いてました。祭りとは関係ないのですけど。
狂信〜をやります。
ざっと、読んできますよ、ええ。
何か叫びたい事があれば、いまのうちにw
たはは……。重ね重ね、スマソ。
ということで一応ステハン。
叫びたいことか。
とりあえず謝っておきます。御免YO!
いや、自分でも期間をあけて再読すると読みづらい……(泣
狂信〜読んできたよ。
前半はプロットだね。後半は予定調和。
必然を意識し過ぎてますね。そこが説明不足になっていて
読者に「ここはこう! これはこういう意味!」という
感じで物語を押し付けてます。
破綻がないとそれでも有効的に読み進められるんだけど、
突っ込みたくなる箇所が多すぎです。
せっかくだから、改善策も交えて吟味してみましょうよ。
産まれる前から強運の持ち主。そして強運が悲劇を呼ぶ
という設定。
必ず誰か死ぬのなら、出産と同時に母が死ぬエピソード
のほうが自然ではないかな?
ああ、ありがとう。
前半プロット、後半予定調和は、反論出来ないっす。
特に後半は、あれだけの短いもので同じシーンを三回繰り返せば
予定調和と言われてもしようがないっす・・・
後半のレイプされた後、女性であればたとえ一瞬だとしても
「死んでしまいたい」と思うのではないかな?
そのほうが自然な流れと思う。そういう心理状態を
身近な男性であれば、察してもよさそう。
>>521 確かに。
ん〜、なぜそうしなかったか。いろいろ考えはあるのだけれど、
母親が一切出てきてないのでそうすることも可能だよなぁ。反省
リライトするつもりで設定から再考してみましょうよ。
死にたくても死ねない、というのであれば自殺の効果的な
挿話が欲しい。飛び降り自殺とかで、下を歩いている人に
当たり、その人のほうが亡くなるとか
>>525 了解、そして感謝。
設定としては、死ねないことと、それに伴う悲劇から「必然」という考えに
とりつかれた女の、狂信。みたいな……上手く説明できない。
基本として、説明ではなくて差し示さなければ、小説とは
言えないから、物語の展開を考えて挿話をいくつも入れて、
挿話の中で、人物描写や心理描写を差し示していかなくては
いけませんよ。
>>526 それも考えてはいたのですが、彼女はある面で自らの強運を受け入れていて(間違っているとしても)
「自殺」によって生から開放されるとは考えないのじゃないか、と。
でもそういうエピソードをいれて、そこから彼女が変わるっていうのもアリだなぁ
なるほど、自分の運命を悲劇的な方向に自分勝手に信じて
しまった女性なのですね。
まず、時系列通り進めたほうがいいでしょう。
おれなら、出産の時に母親が亡くなった事を父から知らされる。
3、4才くらいの時、父が愛しそうに母の写真を見ている
のを目撃する。さらに、父から憎悪の目を向けられる(思い込み)
父は私を恨んでいるのではないかと考えてひきこもりがちになる。
担任が心配して家に頻繁に来るようになる。
どうでしょう?
>>528 構成ってことだよなぁ。そこはそうだと思う。
ただ、前半に関しては。やりすぎると滑稽になるんじゃないか、
と不安バリバリでビビりながら書いていたので。
あっ、最初に物語の到達点を決めて構成を考えたほうが
いいですね。落とし所というか、結末というか、ラストで
描きたいものを明確にしてみませんか?
>>530 確かに。ただ、父親は「最後の砦」みたいな形にしておきたいので
憎悪の目とかはちょっと……。彼女を恨む人間がいると話はわかりやすくなるですが。
>>531 伏線の貼り方がポイントでしょうね。後半、重要な役割を
負う男性は、前半にエピソードとして登場させて欲しい。
きちんと会話のある形で。描写に変換可能な説明文は、変換
しないと読者に設定の押し付けになってしまいます。
伏線をうまく貼らないと、物語が唐突で予定調和と
受け止められてしまいますよ。
ラストは、一応あの終わり方で(伝わってないかもしれないけど)
つまり、ええと。彼女が追い詰められて求める対象ですら排除しなければ
ならないと思ってしまう。そうでなければ生きること、生きていなければならないこと
を理解出来ない、みたいな……。抽象的すぎるでしょうか
>>533 いや、十分最後の砦になるでしょう。
視点が彼女なので、彼女が父親は母を亡くして悲しんでいる。
そして、原因は私だ。だから、父は私を睨む。という思考が
働くわけです。
最後に父にセリフを言わせるのです。
「違う! そうじゃない、そうじゃないんだ! 素子は
父さんの大事な娘だよ!」
というふうに。
想像してみて下さい。父一人、娘一人の父子家庭では、感情の
擦れ違いなんてよくありそうじゃないですか?
父親は、娘とどう接すればいいかわからない、何んて声を
かけたらよいかわからない。思春期を迎えれば、益々
扱いに苦悩すると思いますよ。
娘だって、複雑でしょう。どう思います?
>>534 伏線かぁ。うぅ、めちゃめちゃ自信ない。
あの男が急に出てくるっていうのは他の人にも言われたっす。
時系列を守って彼女が生まれたところからはじめちゃったのがいけないのかも
現在と過去が交差する、みたいな構成にして徐々に彼女の考えがわかる風に
したほうがいいかもだなぁ。うぅ。難しい。箱書からはじめなきゃ……
>>535 山嵐のジレンマでしょうか?
相手の側に行きたいが、自分の外観を纏う鋭い刺が相手を
傷つけてしまう。相手を傷つけたくない、しかし、温もり
を感じていたい。
>>536 ん〜。そう言われればそうかも……
ただ、それ以外の悲劇(友人とか)から彼女を守る役割もあるかな、と
無条件で彼女を愛するというか。
そうすることで彼女の感情が振り回されてラストにいたるというのもわかるのですが
なるほど、そうか。まず、本作のストーリーに沿う形で
破綻している部分を抜き出したほうが親切かも。
山嵐のジレンマ。そうそう。気付いてなかったけどそうだと思う。
彼女自身は孤独を望みながら(悲劇を生まないため)一方で温もりにあこがれる。
まず、暴漢の侵入ですが、設定はあるのですか?
なぜ誕生日に突入してきたのですか?
暴漢については、引篭もった彼女に対して「向こうからやってくる脅威」
でなければと。隕石とか落雷とかでもいいのですが、彼女が「見えない手に動かされている」
と考える(思い込む)ようになるエピソードとして。
誕生日については「復活(仮死状態からの)」というのが頭にあったので……
揺れ動く少女の思考をラストにぶつけてくるなら、伏線が
必要ですね。「それは必然である」という説明では、読者は
納得してくれません。微妙な心の揺れ、死と直面する度に
傷つく心理描写が必須ですよ。
>>544 反論はありません。ただただ反省。
伏線苦手意識をがんばって拭い去ってがんばらなきゃ
>>543 そう!それ! 引き篭ってしまったから、脅威は外から
こなければいけない。けれど、唐突に登場するから話しの
つじつま合わせになってしまう。予定調和なのです。読者は
許しませんよ。
回避策として、読者に気付かれないような伏線を貼るんです。
彼女が人を避けて生活するようになったんであれば、道で
男とぶつかり、ぶつかった相手に死が訪れるのではないかと
妄想して逃げてしまう。というエピソードを彼女がどれほど
周りに気を使って生活しているかというエピソードとして
読者に提示するのです。
そして、あとで、ぶつかった男の逆恨みとして、再度登場さ
せる。ぶつかった時、生徒手帳を落とした設定にすれば、自然
な流れでしょ?
そこの部分だけ、暴漢の視点にしていいと思う。
どうでしょうか?
なるほど、ちょっと伏線の張り方がわかった気がする。
ん〜、ぶつかる→逆恨みに持っていくのは難しい気がするけど。
どうだろう。思いついたのは、ぶつかった相手が被害者の関係者だった
とかになってしまうんだけれど。失敗するとやっぱり唐突になりかねないなぁ
>>547 それでは、被害者のエピソードが必要になってくるし、
強運のもたらす悲劇が彼女の思い込みという設定であれば、
被害者の関係者が乗り込んできて、両親を殺害、レイプ
殺人未遂にまでもっていくほうが破綻していると思いますよ。
ぶつかるでしょ。あなたなら、どう行動しますか?
おれなら「大丈夫ですか?」と声をかけます。それを無視して
何も言わず変質者を見るような眼差しを向けられて、逃げて
いったらどう感じますか?
おれなら、不愉快です。
ましてや、本当に変質者であったらその時どう思うでしょう。
両親を殺してから娘をレイプするような男として考えてみて
下さい。凶悪犯ですよ。そして犯人の手には個人情報がある。
学校が解れば、何日でも校門の前で潜んでいると思いませんか?
下校中の生徒を捕まえて、「警察の者だけど、この子学校に
いるかな?」とか聞きそうじゃないですか?
どうでしょうか?
伏線からネタばらしは、手品のようなものと考えてます。
何もない、シルクハットからうさぎが出るから不思議なん
ですよね?
でも、爺がモタモタと手際も悪く
「おいおい、ネタ見えちゃってるよ・・・」
だと、不思議じゃなくなる。
さらに、シルクハットを見せもせず、いきなり台の下から
うさぎ出してきたらどう思いますか?
「うさぎかよ!」
と、つっこみたくなるでしょ?
伏線は大事ですし、効果的に使わないと駄目ですね。
難しいけどさ。
ん〜、それならアリかも。
ただ、待ち伏せたり、男が彼女を追い詰めるエピソードは
多分不必要になるんじゃないかな。
それを排除してさらに裏で彼が行った行為を想像してもらえれば
可能かもしれない
>>550 なるほど、わかりました。
次行ってみましょう。
えっと、名前忘れたけど、素子の意中の男性は
だれと電話していたんですか?
男性の設定はどういう設定でしょうか?
ああ……。やはり野田の素性は伝わっていないですね。
ええと、設定としてはヤクザ屋さんだったりします。
で、素子が殺した男は彼の子分みたいなかんじで。
拳銃を回収とか言ってるのはそういう意味です。
電話の相手は組の幹部さんですね。(凹)
>>552 根が、根が深いでつ……。
では、子分は野田の命令でレイプしたのですか?
野田は親分の命令で、子分に指示したのですか?
えっと、冒頭に出てくる恩師とはだれでしょうか?
いや、想像されてるより根は浅いですよ。
レイプは子分の独断。拳銃を持ち出したり、それで殺されたりと
組としては結構厄介な人です。
だから後始末として「拳銃の回収」とか「素子を消す」とか命令が
下るのです。伝わってないけど(泣
恩師はそのまんま、学校の先生です。これは単純にエピソード不足で
もう少しキャラクター設定をしなければ、と思いました。
恩師の件は、俺の誤読でした。すいません。
いや、書かないと伝わらないよ。子分は暴漢でしかないし、
野田は、恋人なんでしょ? 説明されれば理解出来るけど、
本文では、まったく予想さえ出来ませんでしたよ。
そういう展開であれば、野田と野田の周辺の人物描写を事前に
さらに丁寧に描くべきでしょう。
子分は、野田に恨みを持っていたのでしょうか? その復讐心
が彼女にむかったのですか?
それとも、子分は彼女を知っていた? 一度犯してやりたいと
思っていたのですか?
寝たのでしょうか?
うん、その辺は全くそのとおり。書かなければ伝わらない。
説明は後付になる。書いているときからマズイとは思っていました。恥。
ん〜、そうですね。あのシーンは唐突にやってくる不幸、というか。
関係性とかはあまり考えてませんでした(凹)
は、恥ずかしい……すんません
野田の家に行った時の会話ですが、彼女、撃たれてますよね?
肩から血を流している。野田が子分の凶行を知らない
のだとすると、冷静過ぎではないだろうか?
冷静すぎる、といえばそうかもしれない。
一応取り乱した風に書いてはいるのだけれど。
台詞ではなくて行動が、ということでしょうか。
う〜ん、もっとパニックになるかと思います。
というより、違和感を覚えるシーンです。なんだか
久しぶりに元カノが、家に遊びにきたようなテンポに
感じてしまいました。
あ、会話って書いてあった。すんません。
台詞も取り乱してる風にしてはいるんですが……
もう少し人間の勉強しなきゃいけないな。取り乱した風じゃなくて
取り乱したリアルな描写に出来るようにしなければ
ふむ〜。そうか。違和感ですね。
書いているときの頭では「抑えた表現」を意識していたんです。
山はラストに持っていこうと思って。
そこがいけなかったのかなぁ
彼の第一声が
「どうしたんだ。何かあったの? そんなもん持って」
ですよね。
「どうしたんだよ! おい! 血が出てるじゃないか!」
という具合に、持っているモノよりまず体を気遣うべきで
はないでしょうか?
あ、なるほど……
そうですよね。取り乱した風に書こうとしすぎて作者が取り乱してました。
…笑えないな。
拳銃より血ですよね、目につくのは……
もちろん彼の第一声の前に彼の心理が伺える描写を
添える事も有効な演出ですよ。
いつもの彼の笑顔がドアの隙間から現れた。
ドアは次第に彼の手によって開かれていく。まるでドアと連動す
るかのように、彼の表情が強ばっていく。
「xxxxx!」
という感じで。
なるほど。三人称で書くのが苦手で、
誰か一人だけの感情を追わなければいけないのかと思い込んでいたもので。
そういう手法もアリですね
一人称、素子視点でもOKですよ。
私はもうろうとする意識の中で、彼の笑顔を見ることが
出来た。いつものあの笑顔。
扉の向こうから漏れた光が、逆光となって彼の顔を
曇らせた。いや、確かに彼は顔を曇らせた。
うーん、あまりうまくないけど、即興という事で許して。
彼の表情の変化を素子の見た目で描写するという意味合いです。
ふむふむ。
勉強になります。感謝
つぎですが、野田は彼女の悲劇に纏わるエピソード
を知っていたんでしょうか?
彼女がどのようにその強運を捉えているかも理解して
いたのでしょうか?
知っている、素子が話したと書いているはず……(多分素子の台詞)
書いてないとしたらミスです。
ちょっと確認してみます
う……ええと。
>孤独を望んでいると伝えても
の一文があるだけですね。すいません。推敲不足です
野田は彼女の悲劇について知っている、彼女がどのように捉えているかも知っている
と設定ではそうなっているのですが。
知っているならば、殺してほしいと望む気持ちを
どう受け止めたのかな?
「俺の前では嘘でもいいから、そんな事は言わないでくれ」
みたいなセリフがよく分からない。拒絶でしょうか?現実逃避?
彼女の闇の部分を彼は見たくなかった? 目を背けた?
一方で、幹部から殺しの命令が下りますよね。拒否しますが、
この2つの心理が混在する彼は、本当は素子をどういう目で
みてたのでしょうか?
彼にとっての素子とは、一体どういう存在だったのでしょうか?
彼は彼女がそう思い込んでいることに対して、なんというか、
「それは間違ってるだろ」的な感情で見てた、と。
生きることに対して楽観的で、辛くても生きていればなんとかなる、というような
感じで。だから死を望む彼女が嫌だった。自分が死なないことで彼女を変えたかった。
彼にとっての彼女は、条件抜きで必要な存在。ある種の一目惚れ。それも最大級の。
と……説明してしまっては後付になりますが。こんな感じです
>>574 分かりました。繰り返しになるので指摘は避けます。
気付いているようですし。
いままでの流れから、ラストをどう仕上げるべきだった
でしょうか?
また、登場人物の設定は、このままでも破綻なくラストに
到達出来るものでしょうか?
ところで、『神』『信仰』『宗教』なんですが
狂信という素材を描いていますか? 読者に素子の
信じざるおえなかったもの、苦痛や悲しみが伝わる
記述があったでしょうか?
わしゃー、きっと世界で一番『狂信〜』を理解した
香具師かもしれんのぉー、ほっほっほっ。
ええと。ラストについては変えることは考えていません。
もちろん描写を増やしたり、それ以前で伏線を張ったりは必要ですが。
登場人物の設定についてはもう少し考える時間が欲しいです。挿入する
エピソードから膨らむ場合もあるでしょうし、その逆もまたあると思います。
狂信という素材については、確かに上手く書けていないと思う。
必然がキーワードになっているのですが、その説明に腐心するばかりで
押し付けや説明不足になっているのかも
すまんがねむい。
つーか、ロムヤですか?
私もそろそろ限界かも。
ロムヤとは誰でしょう? 少なくとも私は違います。
ということで、本当にためになりました。ありがとう。
/⌒ヽ 。oO(徹夜でやっていたのか…… 乙彼)
/ ´_ゝ`)
| / ∬
と__)__) 旦
すごいエネルギーだな、みんな。乙カレー。