僕は胸がドキドキした。なっちがにこっと僕のこと見てるよ。
僕はなっちの家のベッドで横になっている。
怪我はたいしたことないんだ。
でもね、眠くてしょうがないんだよ。
だから僕このまま寝ちゃおうかなって思ってたの。
でもね、なっちがずっと僕を見てる。だから僕はドキドキして
眠れない。なっちはそんな僕を思いやってか向こうの部屋へ
スタスタ行っちゃったの。僕は少し寂しかったけど
眠すぎだったんでそのまま寝たよ。
そして次の日。
僕はなっちと朝食を食べた。
なっちの話によると、どうやらここら一帯は孫権軍の領地らしい。
平和だけど、たまに野武士がやってきて
村の人たちからお金や作物を奪うらしい。
僕は怒りに打ち震えた。
僕「なっち、そいつらのアジト教えてくれ!俺そいつら
やっつけてこの村を平和にするさ!」
なっち「そんな・・・あなた一人じゃ危険よ」
僕「いいよ僕、僕は負けないから、あいつらなんか
僕がやっつけてやる!」
僕はなっちの村から北西にある野武士のアジトへ向かった。
まるで僕は七人の侍になった気分だった。
でも僕は七人じゃなくてたった一人で敵と戦うからちょっと
違うか。
僕はひとりでしりとりをしながら敵地へ向かう。
(ここ笑うとこだよ)
そして僕は野武士のアジトへ到着した。
(なっちと僕と三国志 第2話おわり)