私小説を掻いてクサイ。
私も掻きマス。
2 :
名無し物書き@推敲中?:02/11/08 22:44
いや
誰とも一言も口をきかずに十日が過ぎた。
終わった。すべてが終わった。終わってしまった。
私はベッドに横になったまんま、過去の追憶のなかに沈み込んでいく。
いろんな女たちが裸ででてくる。男たちもだ。
私はもう一度味わいたい、あの自堕落な快楽、焼けつくような欲情、色褪せた景色。
映画館の壁には巨大なゴキブリが貼り付いていた。コンクリートのひびの中から沁み出してくる鉛色の水を吸っていた。
スクリーンでは退屈なポルノ映画が青白い乳房を震わせていた。男たちは闇の中でおたがいの肛門に指を突き立て、古新聞のような色をしたふやけたペニスをしゃぶりあっていた。
私はきついタバコを吸った。コカ・コーラの缶を握りしめていた。
いつも股間はたっぷりとした精液で充実していた。だれでもよかった、穴さえあれば。
街から街へとさまよい歩いた。
そのなかで、私は、一匹の雌犬と出会った。それが、いまの私の妻だ。
妻は私のために食事を作る。部屋を掃除する。買い物にいく。小説や詩を書き、版画を彫る。よく働く。大声で叫び、血を流しながら子供を産んだ。
息子は胎盤とともにあらわれた。真っ赤な血の塊のようなドロドロとした臓器。
羊水の中につかりっぱなしだった息子の掌は皺くちゃだった。息子の奴、子宮の中で自分の糞を食っていた。それで一週間ばかり保育器の中で点滴を打たれて泣いていた。
いま、家の外から猫が私を呼んだ。一階に降りていってドライキャットフードを猫に食わせる。
ちょうど妻と息子が帰ってきた。
これでいい。
私は暖かいキッチンで食パンとクリームシチューの朝食をとる。インスタントコーヒーを飲む。心臓が痛む。
これでいい。
もう、何もいらない。
これだけでいい。
6 :
名無し物書き@推敲中?:02/11/08 23:31
真瀬正一マンセー
そのメアドって本物?
イタズラメール送っていい??
>>6 本物だよ。
いいよ。
できれば、勃起できるヤツ、キボンヌ^^;
真瀬正一おもろいから同人誌スレに参加してみたらおもろいと思うよ
>>8 え?
住所までわかっちゃうんだ。
でも、感じのいい人で、あらかじめ連絡してくれれば、
遊びに来てもいいよ。
京都の北山に住んでいます。
とてもいいところです。
鞍馬寺と貴船神社に案内します。
京都の街中も案内するよ。
わりと魔界穴場系だけど・・・。
興味があれば。
また、京都の穴場でおもしろいとこあったら、おしえて。
>>9 ありがとう。
でも、同人誌スレって、何なんだろう?
おれ、2チャンネルほとんど厨房だから、よかったら、おしえて。
12 :
名無し物書き@推敲中?:02/11/09 02:26
左の胸の、つまりは心の臓の疼きは日を追うごとに烈しさを増した。
――これは病なのだろふか。
ある種の恐怖が私を支配していた。同時に、私の脳裏に病んだ言葉が鳴り響く。
――終はった。すべてが終はった。終はってしまった。
果たして私はとうに終わってしまった人間なのだろうか? 雌犬、いや妻が拵えた、
口に入れると心底冷え々とするクリィムシチュウを家畜が薄汚い餌入れに
顔を突っ込むかのように食べつつ、私は自問を繰り返すのだった。
確かに昔ほどには無茶の出来ない場所へ収まっている。嫁を娶ったし
子供もある。週に三回は黒猫大和なる「ちゃち」な運搬作業の
アルヴァイトへも行かねばならない。あらゆる拘束具を全身に纏いつつも、
閉鎖的な日常を打破すべく、そして二匹の犬の食い扶持を確保しなくては
ならないのだった。私の胸の疼きと、その疼きを知らぬかのように迫る脅迫的な、
且つ必然性を伴ったアルヴァイト。正味の話、私は黒猫大和のアルヴァイトに
赴くのが億劫であった。出来る事なら今すぐにでも辞めてしまいたかった。
人事部の山田さんに電話を入れ、「けふは体調が優れないので休ませてくださひ」と
述べたかった。だがしかし、今現在私の膝に安穏と佇む猫の温もりを感じると、
どうしても行動には移せないのだった。
>>13 うーん、すごい!
他人の私小説を書くとは!
恐るべし!
そして、心理描写の部分がほとんど当たっているのだ!
創作とは、才能とは、想像力とは、超能力に他ならない!
そういうありきたりな自論を、あらためてフミフミしました。
>>12 おしえてくれて、ありがとう。
>>でも真瀬正一が同人誌スレに馴染めるのか
それは、ぼくにもよくわかりません。
明日にでも、同人スレ、よく読んでみたいと思います。
>>大体真瀬正一が何者かよく分からん
それが自分でもよくわかりません。
だからこの私小説を書きだしたのですが、
まあ、おいおいわかるかもしれませんし、
ますますわからなくなるかもしれません。
でも、やっぱり、自分探しというより、
ただのエロ話になる可能性大です。
ぼくにとって、文学って、やっぱり、エロなんですよね。
求めるものが。
野坂昭如、好きだったもんなあ、高校の頃。
そう言えば、女房も野坂昭如好きだなあ。
じゃあ。
また。
>>16 え?
これ、本名だよ。
おれの親父は真瀬署(あきら)、お袋は真瀬幸子、
上の兄貴は真瀬正男、下の兄貴は真瀬一馬、
正男と一馬の「正」と「一」をとって、
それから、おれが一月一日生まれなのを合わせて、
「正一(まさかず)」って名前を付けられたんだ。
おれは、この名前は、ぜんぜん好きじゃなかったけど、
最近は、ちょっとだけ、気に入ってきた。
まあ、上下のバランスが悪いだけど、清潔なんだよね。
胸がすーっとするところがある。
でっかい神社にお参りにいったあとの感じかな。
それから、ちなみに、親父の誕生日が一月二日で、
お袋が一月三日生まれなので、
俺んちじゃ、この三人は、誕生パーティというのをしたことがない。
まあ、そのへんのことは、おいおい、この私小説に出てくるかな。
そんなつまんないことは、書かないかな。
>>18 あ、そうそう。
でも、これは、ひどかったなあ。
硬直してるもんね。
こんなの書いてたから心臓悪くしたんだよね。
でも、きのう「私小説」書いたら、すっかり調子いいんだ。
やっぱり、これが、自分らしいんだよね。
自分らしくないことしようとすると、病気になるね。
砧大蔵41歳の最新刊自らの半生を赤裸々に綴った作。
その名もずばり「ホモ人生」
二
私は、1961年1月1日、福岡県大牟田市に、肉屋の三男として生まれた。
父は、もう、死んだ。5年ぐらい前かな。阪神大震災の年に。食道癌だった。
病院から、
「容態が急変しましたのですぐ来てください」
という電話があって、
「まあ、いいだろう」
と思って、チキンカツの朝食を食ってから、コーヒーまで飲んで、病院に行ったところ、父は病室のベッドで、もうすっかり酸素吸入器もはずされて、焼き鳥のウズラのような顔をして、死んでいた。
母はまだ生きている。母は、ほんとうに、もう、どうしようもない!
母といえば、最初の記憶は、何だろう?母との最初の記憶。それは、私自身にとっての最初の記憶でもある。
ずっとずっと昔のことだ。暗い暗い闇のむこう。まだ宇宙には何もなかった。突然、その真っ暗闇に、ぱあーっと明かりが射して、私は白い部屋につれてこられた。
白い服を着た女の人に抱かれていた。その女の人は若かった。おそらく看護婦さんだったんだろうと思う。
暗い廊下から、その白い部屋につれてこられると、私は、すぐに、その白い服を着た女の人に、つぎからつぎに着ていた物を脱がされていった。服は部屋の入口の脱衣カゴに入れられた。
私は、飴色の籐の脱衣カゴに無造作に放り込まれる、それまで自分の着ていた服を見ながら、
「これは大変なことになったぞ」
と、なんとなく感じていた。
私はとうとうオムツまで脱がされた。そうして全裸で抱き上げられた。
女の人は部屋を横切り、明るい光の射し込む窓際の棚に置かれた冷たい器械の上に、私をのせた。
それはブリキかアルマイトの黄ばんだバットの上だった。なにやらぐらぐら揺れていた。尻があまりにも冷たかった。上下に揺れて、恐ろしかった。
女の人は器械の中を覗きながら、
「ちょっと待ってね。ちょっと待ってね」
というようなセリフを繰り返していたのだが、突然、廊下のほうから声がして、
「ちょっと待ってね。じっとしててよ。じっとしててよ」
という意味のことを、念を押して言うと、暗い出入口の穴の向こうに消えてしまった。
私は、もう、恐ろしくて、気持ちよくて、死にそうだった。尻から虹が噴き出していた。
いまにもバットから転がり落ちて、床のコンクリートに頭をぶつけて、また「無し」になってしまうかもしれない。
そんな思いと、まだ柔らかなお尻と、梅干の種のような睾丸が、はじめて外界に触れる性的快楽のおののきで、私の小さな体は、いまにも、七色の光を放って炸裂しそうになっていた。
その時だった。
その時だった。
一人の太った女が、出入口のほうからあらわれた。女はつかつかと部屋を横切ると、私を器械から抱き上げた。
その瞬間に、私の最初の記憶は、途切れてしまう。白い部屋も、看護婦も、冷たい器械も、恐怖も、肛門による性的な快楽も、跡形もなく消え去った。
あとには、ただ、とても退屈な、生ぬるい、日常の繭に包まれた感覚だけが、残っている。
おそらく、最後にあらわれて、窓際の冷たい器械から私を抱き上げた太った女こそ、私の母だったのではないかと思う。
>>20 そうなんだよな。
41歳なんだよなーっ。
でも正月がくると、42歳になるんだよなーっ。
42歳になりたくないなーっ。
永遠の41歳でいたいよーっ。
というわけで、今日のところは、このへんで^^
26 :
女子高生ですけど、:02/11/10 03:51
あの〜、つまんないんですけど。
27 :
名無し物書き@推敲中?:02/11/10 17:40
真瀬っち
>無限の宇宙を貫く、真実の愛
について語ってよ
上手い描写ですが、お下品な文章です。
充分同人誌ではやっていけると思います。
短すぎるので、訳が分かりませんでした。
以上。
29 :
名無し物書き@推敲中?:02/11/10 21:56
ベンゼン結構同人誌やる気あるでしょ?
ホムペに作品送ってみたら?
>>29
同人は卒業するときが近いよね。
俺はもうじきプロ作家になるからね。
残念だが、参加する意志はないです。
遠い昔の記憶を遡るに、確か心の臓には四つの空間があった。
左心室に左心房、右心室に右心房という名称だった筈だが、果たして
私を今にも貫かんとする痛みは、左右、室と房のどの部位なのだろうか。
最近の私の自堕落で暴挙に富んだ生活を見る限り、四つ全てが病んでいる
とも考えられるのだろうが、それでは些か寂しい気がする。無粋で厚かましい願い
かもしれないが、少なくとも一つは健全な空間があって欲しい。
……そのようなことを考えながら、私は黒猫大和のアルヴァイトに精進していた。
否、精進とは名ばかりで、かのような浮ついた想を抱きながら、
ヴェルトコンベヤを流れる荷物の仕分けを想の片手間に行っていたのであった。
ワレモノ注意の札が貼られた選別区域Aに属する荷物を然るべき位置に誘導しながら
ああどうか只ひとつでいいから心の臓の一部がまともであって欲しいと願いつつ、
次に流れてきた天地無用の札が貼られたC群行きの荷物を抱え上げる、そして
今度は、やはり煙草は減らした方が心の臓への負担は軽減するだろうかと思い当たり、
いやそれよりも軽い煙草へ変えたほうがよかろう、飲酒もあまり宜しくないだろうなと
一応の着地を試みようとすると、間髪いれずに特別区画行きの大型荷物が流れてくる。
私は何処までも馳せるそのような想に囚われながら、大型犬ほどのその荷物を手にした。
と、その時だった。ベルトコンベヤの振動音のみが鳴り響く薄暗い工場に突如として
罵声が鳴り響いた。
「おい! そこのアルヴァイト!」それは人事部の山田さんの声だった。
「貴様は真面目に取り組んでいるのか?」
瞬間、私の心の臓が悲鳴をあげたような気がした。同時に胸の疼きが全身に鳴り響いた。
私は苦悶の表情を悟られないよう必死になって作り笑いをしつつ、何度も頭を下げて謝罪の
言を述べたのだが、脳裏には凝りもせずに申し訳ないというものとは別の想が
浮かび上がっていたのだった。その想とは、「やはりこのアルヴァイトは性に合はない、はやく
辞めてしまおふ」というものであった。不思議と、家で私の帰りを待つ哀れな二匹の犬の顔は、
想として意識にのぼらなかったのだった。
うめえな。ほめてやるよ。
胸の痛みを堪えつつも、全身から脂汗を滲ませつつも、私は必死で作業に従事し、結果、
就業時間の終わりを告げるヴェルを聴くに至ったのだった。
周りの工員が言い放つ「真瀬さん飲みにでもいきませう」「やや、酷く汗をかひておら
れますね。……どうでせう、特殊浴場にでも行って汗を流しませんか?」といった誘惑に
負けることなく、私は黒猫大和を後にした。いつもならば「了解」と即答するのだが、
私の心に影を落とす脅迫的な像がそれを許さなかったのだった。
西日に照らされた住宅街の群を帰りの列車中で呆然と眺めながら、アルヴァイトの
中途に決断した「退社」に関する事象を頭の中で反芻した。
「退社退社退社退社退社……」と、私は処刑前の魔女の如くに呟き、そして
ほくそえむのだった。帰宅ラッシュでごった返す車中にあって、私の胸の痛みを悟り、
気遣ってか、私が立つ位置を中心とした半径1メイトル内には誰一人なかった。
そこは正に草原にぽっかと空いた深くて幅の広い井戸のように感じられた。
私によって形成された井戸の遥か上空にはぽつねんと浮かび上がる針の穴ほどの光がある。
その光は、私をより良き方向へ誘ってくれるのだろう。
列車を降り、西に向かって五分ほど歩を進めた先に私の城がある。家賃三万の、
六畳一間の、築30年を優に超した、「山田荘」という名が冠された、私の城だ。
赤茶けた扉が整然と並ぶ一階の一番奥のドアノブを回す。
「あなた、おかへりなさいまし」
玄関の傍に台所がある為か、揚物音と共に妻が微笑みを以って私を迎え入れ、同時に
労いの言を投げかける。「けふの御夕飯は天婦羅ですよ」
私は愕然とした。嗚呼! この声を聞くと、私の決断した「退社」は揺るがざるを得ない!
私は何と無責任で取り返しのつかぬ決断を想起したのだろう。私には守るべきものが
ある、やらねばならぬ責務を負っている、何故そのような当たり前のことに気付かなかった
のか! 今の私には、部屋の奥の柵中にすややと眠る赤子の無邪気な寝顔を凝視する
資格などない! 私は再び湧き上がる左胸の痛みを感じつつ、妻の静止の声を振り切り、
暮れつつある夏の夕闇に向かって走り出したのだった。
無我夢中で走り込んだ場所は、城からいくらも離れていない、スーパーマァケットに隣接する
公園であった。日頃の運動不足のせいか、はたまたやはり胸の病によってか、不吉な咳が
しばらく続いた。そしてそれが収まりかけた頃、息をつく暇もなく、今度は別の虚像に
悩まされるのだった。
――終はった。すべてが終はった。終はってしまった。
かような、邪念から派生しているであろう不気味な言が私の脳裏を支配した。
確かに私が最も光り輝いていた時代はとうに終わっている。遠い日の、妄想に彩られた
若き狂乱の時代、今以上の不摂生に支配された私の周辺では、その不摂生さを糧にした多くの
獣が充血した眼で私を見つめていた。男女の分け隔てなく繰り広げられた突然変異的性交、
絶えず肺に充満していたヘムプの煙、灰色ではなく紫色のコカ・コォラ、辺り一面を忍び歩く
ゴキヴリの油色の羽根が低俗なポルノォ映画のスクリーンから発せられる光に照らされ、
まるで私の単眼をあざけ笑うかのように瞬いていた。精液の放出先の探索のみに人生の意義が
あるとばかり思っていた私の、その白濁色の生臭い液に満たされる以前の肉壺は、さぞや
神々しく、綺麗な花であっただろう。汚れた私によって、私以上に汚された花を思い出す度に、
いいようもない徒労感が体を重くする。
疲労、当時の私は酷く疲れていた。そして、その疲労が癒される事なく、ほぼ雪崩れ込む形で
現在へと突入するに至っていた。私という事象に付随する問題点が改善される事なく、ただ
蓄積された疲労のみが私を虐げているのだった。……否、過去から現在に継続する罪は他にも
まだある。例えば私が養う二匹の犬、私によって自決に至った数人の男女、探せばまだ
あるような気がするが、思い出せない。……思い出せない、という事こそが、実は最も重い罪
であるのかもしれない。
「あなた、一体どうしたといふんです? 心配しましたよ」
ふと柔らかく暖かな声が聞こえた。悪しき思念から舞い戻った私はその者を見た。
妻だった。妻は安らかに眠る赤子を抱いていた。
「さあ、早く帰って御夕食にしませう」
その言葉は、汚れ焼け爛れた過去に完璧なる消毒液を振りかけるかのような、救いに
充ちたものだった。私は深く深呼吸し、もはや闇に紛れた周囲の景色を一瞥し、
立ち上がって妻の肩に手をやった。不思議と胸の痛みは跡形もなく消えていた。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
今でも私は性懲りもなく黒猫大和のアルヴァイトを続けている。人事部の山田さんに
怒鳴られる頻度に変わりはなかったが、職を辞する気持ちは湧き上がらない。
貧に窮する日常も昔と同様であったが、妻が派遣会社に籍を置いた頃から、ほんの少し
ではあるが、その度合いは和らいだのだった。
妻は36回払いで買ったディェスクトップ型のパソコムを駆使し、単発のアルヴァイト、
例えば企業向けのパムフレット作成や簡単なダイルェクトメイルを製作している。
しばらくすると妻は、独学でホォムペェジ作成なる奇怪な生業を始めだした。
それが私の、インタァネットに足を踏み入れるようになったきっかけである。
インタァネットでは様々な種類の情報が取り交わされていた。そのひとつの、
「2ちゃんねる」という場所に、昔私が趣味として熱中していた文芸創作に関する
掲示板を見つけた。その場所で悩み、苦しみ、そして出口を模索する者の様は、
昔から今へと移り変わった私の人生の縮図のように思え、ただならぬ安堵と親近感を
覚えたのだった。横に佇む妻に教えられながら、私はこの場所にひとつのカテゴリーを
作った。題目は、「私小説」という。
〈了〉
真瀬さんってまだいる?
37 :
名無し物書き@推敲中?:02/11/11 23:28
真瀬よ
同人誌スレを見たよ
同人誌なのにメルマガってそれちょっと違くないかと思ったよ
真瀬よ
あ、ひさしぶりです。
真瀬です。
よく読んでから、また書きます。
とくに、13っていう人の文、立ってるね。
おれのはベタだからなあ。
じゃあ。
また。
好きなことは何もしないこと、何も考えないこと。嫌いなことは未来について考えることと、決定済みのスケジュール。
大学一年の冬、撲は大学を辞めようと漠然と考えていた。
理由、大学に行くのが面倒くさい。
その頃、僕は一ヶ月ほど大学に行ったり行かなかったりの生活を送っていた。
ただ毎日同じように大学に行くのが面倒だったのだ。
だからと言って部屋に閉じこもり、何かをしていたというわけでもなかった。
何もしなくていい、考えなくていいのは楽だった。しかし生来漫画好きな撲は、結局自分は漫画的な生き方しかできないとの結論に達した。
別に何かをしたいというわけではなかったが、とりあえずの変化を求め、撲は大学を辞めた。
正確には両親に猛反対されたので、単純に大学に通うのをやめたのだった。その結果自動的に一年後、退学処分を受けたというわけだ。
さて、当時19才だった撲は二十歳になるまでアルバイトをして軍資金を貯めようと決めた。
二十歳になれば自由意思でパスポートを取得できる。僕は深い考えもなしにバックパッカーになろうと考えていた。
人生経験も発想も貧弱だった当時の僕には漫画的な生き方と言っても、それくらいしか思いつかなかったのだった。
幸い撲の両親はとても優しかった。というより僕のような甘えきった駄目人間が育ってしまったのだから、単に甘かったんだろう。
撲がまた大学に通い始めることに一縷の望みをかけて仕送りを続けてくれていた。
そのおかげで、僕が二十歳の誕生日を迎えたころには二百万円に届くくらいの金額が貯まっていた。
飽き性の上に目移りしやすい撲はとっくにバックパッカーになることへの興味を失っていたが、当初の目的を振り返ってパスポートを取得した。
その後、変化のない生活が一ヶ月ほど続いた。アルバイトはもうやめていたからその一ヶ月の殆どを六畳のアパートに引きこもって過ごした。
一日中、PCとTVとベットだけを友にして暮らした。とても楽だったし、一年前に自分に見切りをつけていた撲はその状況にとても満足していた。
しかし将来への不安がなかったわけではなかった。現実逃避とともに、やはり漫画的な生き方にたいする憧れもあった。
毎日毎日幾つもの案を考えては検証した。しかし当然ながら現実は漫画とは違う、僕が一人で行動しても無理なことばかりだった。
そうしていつしか僕は、引きこもることに停滞していた。
そこでふと思いついたのだ。金もあり、パスポートもある。結局、生きていてもつまらないのだ。死のう。
これではわからないだろうが、どういうことかというと、当時の僕は慢性的に躁鬱病の気があった。
しかしどんなに鬱なときでも本気で死にたいと思ったことはなかった。けれど別に生きていく気もなかったのだ。
つまりは自殺なんて面倒なことはしたくなかったので、死んでもいいと思える場所を探して、そこでいつ死んでもいいような生活をしようと決めたのだった。
そしてその聖地は、僕の漫画人的発想では決して日本国内には存在しないはずだったのだ。
具体的にどこに行きたいというわけではなかった。しかし内向的で、貧弱ボディな日本人青年である。
治安の悪い地域は到底願い下げだった。
そうして僕は明確なイメージも持たずに孤島に行きたいと望んだ。誰もいない南海の無人島、治安はパーフェクトのはずだと。
それにそういった場所こそ、イージーに死ぬには最適だと考えたのだ。
安易な考えのもと、安易に死ぬために撲は旅だった。
しかし、死を覚悟した僕はなんともはや漫画的に変わってしまったのだ。
41 :
負け犬@95%ノンフィクション :02/12/04 06:08
自分の能力に見切りを付けたときはそれだけ楽になったものだが、加えて人生も見切ってしまった僕は何も背負うものが無くなったのだ。
何も気にしなくていいのは楽だ。なにしろ自分のことも気にしなくていいのだ。何も考える必要はない。
いつしか飽き性の僕は死に場所を探すのをやめ、東南アジアを転々としながらドラッグ漬けの生活を送った。
現地で知り合った日本人は、僕からすればまともな奴もいたし、撲以上に人生見切った人間も多かった。
僕は計らずしも当初の目的通りめでたくたちの悪いバックパッカーとなり、漫画的に死のうと考えて漫画的に生きることになったのだった。
しかしそんな生活も三ヶ月も続けていると金が無くなってくる。僕は明日のことを考えるのは嫌いだ。明日の空白を常に確保しなくては不安に押しつぶされそうになる。
だからいざ金が尽きるまで何も考えなかったが、一文無しになるとどうしようもない気分に襲われた。
それは大学に通っていたころの焦りや不安とまさしく同じ物だった。結局何も変わっていなかったのだ。
僕はわかっていたことを再確認して落ち込んだが、同時にこれこそ自然に死を迎える準備だと悟り、気分を持ち直した。
不思議な話だが、死ぬために生きようという気分になったのだ。もちろん死に場所を探すために生きるのだから上等な生活をする必要なんてない。
僕は現地でホームレスになって、置き引きをやっては殴られ、押し掛け日本人ガイドをしては殴られて暮らした。
何をやっても殴られたのは、つまり僕が本質的に馬鹿でガキだからだ。
そうして、やっと今死に場所を見つけた。空腹で唇も乾いているがもはや動く気力もない。我ながらとてもイージーな死に方だ。
まわりは何もない都会の路地裏だ。昼には人通りだってある。綺麗なもんだ。
僕は今の状況に非常に満足していた。最後に残された力で錠剤をのみ込んだ。
死への決定打。到底致死量には達してないが、トリップしたままこの世とサヨウナラ。
撲は思い通りの人生を生きることができたのだ。ただただ満足だった。
まぎれもなく僕は人生に打ち勝ったのだから。
(この文章は95%ノンフィクションってことで(^^;
42 :
名無し物書き@推敲中?:02/12/04 17:09
誰か実名私小説きぼんぬ
43 :
名無し物書き@推敲中?:02/12/04 18:08
>>38の真瀬正一は本物の真瀬正一?
おれてっきり死んだと思ってたけど。心臓の病で。
ところでさあ真瀬正一にお願いがあるんだけども、
「真瀬正一」の名を騙って他のスレとかに出鱈目書き込んでもいい??
>>43 そうそう。
それがいちばんおれの怖れていたことで、おもしろいことでもある。
>>42 そうそう。実名小説。これが、あるんだ。おれの嫁さんが練習で書いた失敗作が。
ところで、おれの嫁さんは、高校の頃に中嶋らもに認められてフリーのイラストレーターとしてデビューして、
おれと付き合いだしてからは、おれとの生活に振り回されて絵どころではなくなったのだが、
それが、最近、小説を書きだした。
まいったなあ。
下手なんだが、面白いんだ、これが。
でも、実名小説のほうは、失敗した。
リアリズムの人間じゃないんだね。
変なフィクションを作るのが上手いんだ、ヤツは。
あと、私小説っていうのは、ナルシズムをどうあつかうかで勝敗が決まる。
自分のナルシズムとどの程度の距離をとるか。
女房は才能はあるが、頭が悪いので、そのへんで失敗したんだな。
筆を折った日、ヤツはゲーゲー吐いてたもんな。
望遠鏡を逆に覗き込んで、過去の自分を凝視してるような感じだったんだろう。
いまは、じつに陳腐なエロ小説を書いている。
主人公は高性能のダッチワイフみたいな女で。
読んでて、メニョメニョしてて、気色悪いよ。
おお、いまやっと、13の代理私小説を読んだよ。
すげーな。
わらったよ。
ときどき、自分でも気付かない部分で当たってたりすると、
ぱっと笑うね。
びっくりするんだね。
いやいや、おもしろかった。
ありがとう。
負け犬@95%ノンフィクション、読んだよ。
最初、漫画的という言葉が気になったけど、
何度もしつこく繰り返し繰り返し使われるうちに、
ああ、この「漫画的」という言葉はオブジェなんだと気がついた。
その瞬間から、すーっと文章の世界に入っていけた。
おれ、二十歳で結婚して、二十二で別れてるんだけど、
あの何年間のこと、思い出したな。
つらかったなあ。
というか、みじめでさ。
で、二十二で嫁さんに逃げられて、
それからさみしさ紛らわすために猛勉強して大学に受かったんだけど、
二十三で大学生になったとたんに、人生変わっちゃったというか、
コンプレックスがなくなった。
それまではコンプレックスだらけだったのに。
うん。
思い出さなくちゃ。
いや、もう、無理か。
負け犬@95%ノンフィクションよ、君の文章には、
もうおれには絶対に出せない凄いものがある。
それは、「青臭さ」だ。
その「青臭さ」と、もっともっと対峙して、
「童貞の精液」みたいな匂いのする文章が書けるようになったら、
君は、もう、何もせず、ただのんびりと、
センズリをするように文章を書き、優雅に暮らしていけるだろう。
おばさんたちが君の文章に頬擦りをして、パンティを濡れ濡れにして、
読み耽るだろう!
マヶ犬の文を小説と思う人いる?
これは独白だろ!
これがしょうせつなどと言っている内は子供だね。
誰にも相手にされないレベルだね。
まあ、2ちゃんらしいと言えばそれまでだが・・・・。
頭弱い文章は嫌いです!!頑張ってください!!!!
51 :
名無し物書き@推敲中?:02/12/04 23:19
52 :
名無し物書き@推敲中?:02/12/05 18:30
もっと過激な体験を文章に起こせる香具師はいないのか!?
いやあ、言葉で飯を食っていくというのはどういうことか、考えさせられた一日だった。
おれは以前コピーライターをしていた時期があったが、やめた。
なんとも、むなしい。
それから、面白半分で株をして、一日に百万単位の金を儲けていた時期もあった。
だが、株も、やめた。
なんとも、むなしい。
高校の頃は小説家になりたいと思っていたが、いまでは小説を読むことさえしない。
おれが、いま読めるのは、どんなのかな。
セリーヌは、読むなあ。
それから、ボリス・ヴィアン。
小説じゃないけど、アンデルセンの童話は、リアルだと思う。
特に、「アンネ・リスベット」という作品は、鳥肌が立った。
恐ろしかった。
きっと、凄いものを見たんだろうな、アンデルセンは。
ところで、おれは、どんなものを書きたいのか?
ほんとうに、どうしようもない質問なのだが、そのことを自分に問いかけてみる。
とりあえず、今日、何か書いてみよう。
何も考えず、書いてみよう。
そこにいたるまでは、考えて考えて考え抜かなければならないんだろうけど。
54 :
名無し物書き@推敲中?:02/12/05 23:12
真瀬はボリス・ヴィアンのベストはどれ?
あと真瀬は私小説以外のジャンルを書くつもりは無いの?
>>54 ああ、すごいいい質問だなあ。
いい質問すぎても、答えに窮するね。
一応早川書房からでてるボリス・ヴィアン全集は全部持ってるんだけど、
聖書みたいにしょっちゅうぱらぱらとページを捲っては、
「うんうんうん」なんて思ってるのは、
リブロポートからでてる「サン=ジェルマン=デ=プレ入門」。
<CLUB TABOO>っていう店に出入していた常連客、
サルトルやカミュやラディゲの甥なんかを、じつに軽妙に、
それでいて愛情深く描写してあって、リアルな、
ある時代のある場所でのドキュメントなんだけど、
ボリス・ヴィアンにかかると現実もお伽噺みたいになるから、すごいなと。
ほんとに深く敬愛している。
「キャッ、恥ずかしい♪」
>>54 それから、私小説以外も書きたいと思ってる。
というか、ほんと、憂さ晴らしで書いてるから、詩なのか小説なのか、
よくわかんないのが、よくある。
きのうも、寝る前に、詩を書いた。
でも、その詩は、真瀬正一という本名で書いたんじゃなくて、
吉沢逸彦というペンネームなんだ。
スカしてるでしょう。
(これも、はずかしい)
で、このスレッド出したときにほんと思ったんだけど、
本名でしか書けない作品と、筆名でしか書けない作品があるよね。
自分に与えられた作品の中にも。
いま、吉沢逸彦の名前で書きだしてるのは、
「GOD GET RED BED」っていうやつ。
ファンタジー・ロックオペラみたいなもんかな。
BGMは、ジミヘンとドアーズ。
真瀬正一の名前で書きだしたのが、「赤ん坊」。
BGMは、民族音楽。
どう言ったらいいんだろう、まあ、グロテスク・リアリズム小説といったところかな。
読んでて吐き気がするけど、ある特定の感性を持った読者には、解毒剤になるかも。
そんなところです。
今日は、ちょっといやなことがあったんだけど、
とても感じのいい質問だったので、どうでもよくなった。
じゃあ。
また。
「革命の歌」
稲妻が水晶を打ち砕き、
街の入口に立つマネキンの鎧が脱がされる時、
女王の蹄は明かされる。
新聞はこぞって紙屑となり、
それから札束となって、
死に絶える。
わたしたちは、わたくしたちと言い直される。
だがツグミは夜を引き裂いた。
言葉にはならない叫びを聞いた。
明日、火山が目を覚ます。
明日の朝、きっと。
その時、船からネズミが逃げだす。
王国は海に、大陸は皿に、葡萄は流しに沈んでいった。
だが、警笛が鳴る霧の中では、
ミミズクはしかと見るだろう。
お城からでてきた幽霊は本物だったが、
やはり彼女は幽霊だ。
コンビニエンスストアも湯気を吐いてる、帝国の湯気を。
おれたちはどこに行ってもパジャマを着ている。
縦縞模様のパジャマとミルクを。
せめて猫が世界を跨げば、
そうすれば地球は蘇り、
まるで死人みたいに陽気に踊りはじめるのだが。
第1話「星の音」
むかしむかしある星に、ちいさな音がありました。
音は、
「ちゃぽん」
と、いいました。
ちいさなちいさな音でした。
音が、
「ちゃぽん」
と、つぶやくと、
こだまが、
「ちゃぽん」
と、とびこみました。
こだまがとびこんだのは、海でした。海に、水の王冠ができました。
むかしむかしある星に、ちいさな音がありました。
音は、
「ちゃぽん」
と、いいました。
すると、はてしなくひろい宇宙にちらばってまたたいているかずかぎりない星たちが、 あちらで、
「ちゃぽん」
こちらで、
「ちゃぽん」
と、ちいさな声で返事をしました。
「市原の空」
一
私は大家には内緒で一匹の猫を飼ってる。名前はマネキ。てきとうにつけた。
この猫、そもそも飼おうと思って飼いだした猫ではない。私はどちらかというと犬が好きである。だからいま住んでいる家に越してくるときも、犬を飼うという条件で、通常の家賃十万円に、一万円のペット飼育料を上乗せして支払うことで、入居してきた。
あれは三年前の十二月。
そう、ちょうど、いまごろの、年の瀬もおしせまったあわただしい時期である。
私は借家探しに奔走していた。
それまで岩倉にある北山病院に看護婦として勤めていた母が、もはや介護する側ではなく、介護される側の年齢に達したということで、めでたくリストラされることとなった。
職を失うと同時に、母は、それまで住んでいた病院の独身寮から追い出されることとなる。
父は、その五年前に死んでいる。
やはり北山病院で無免許のボイラー技師として働いていたのだが、食道癌になってあえなく死んだ。
そういうわけで、父の阿鼻叫喚臨終絵巻を看取るために、横浜から岩倉のマンションに移り住んでいた妻と私は、こんどは母と同居するということになった。
家はどうにか見つかった。岩倉から山ひとつ越えた市原という町である。
なかなか新しい家で、私たち三人はよろこんだ。
私たちにも、ようやく、明るく楽しい新しい人生がはじまるように思われた。
ところが、年が明けた一月四日。
事件が起きた。
例の猫があらわれたのである。
(つづく)
62 :
名無し物書き@推敲中?:02/12/11 20:45
真瀬さん、更新は未だですか? 結構楽しみにしていますよ
>>62 いやあ、とんでもないことになってしまったのだ。
面白いことが起こってる時は、文章が書けなくなる。
近々詳細を私小説で発表すると思うのだが、
実は、手短に言えば、女房が息子を連れて家を出て行った。
さみしいの、なんの、ない。
いま、4LDKの家に、おれと猫だけなのだ。
さみしい。
さみしすぎる。
だが、ひさしぶりにご飯を炊いた。
お風呂を沸かした。
息子が聴いていた童謡のCDをかけながら、
とんでもなくいいかげんな味噌汁と卵とご飯だけの夕食を食った。
かなり満足した。
いま、猫が、おれのベッドの上で寝ている。
「ああ〜、さみしいよ〜」
よし。
きょうは、このぐらい。
さて、擬似独身生活第一日目。
今日は、何をしよう。
アダルトビデオでも借りたい気分だ。
昨日の夜は、志賀直哉を読んだ。
志賀直哉を読むなんて、そんなことないと思ってたけど。
以前、村上春樹が、
日本の作家だと志賀直哉は読める、というようなことを言ってたけど、
わかるような気がする。
文章の書きかたが、おれに似ている。
科学的な書きかたではなく、魔術的な書きかたを目指している。
これからの日本人の作家は、
どのようにして小説というジャンルを乗り越えていくかを考えるべきだ。
「私小説として面白かったので」
ハンドル : マラエモン
年令 : 65
初エッチ : 私は自分でも呆れるくらい助べえで、若い頃から女の尻ばかり追いかけていて、いつの間にかこの歳になってしまった。
女房も40を過ぎてからもらった。
おまけに歳が15も離れている。
私が老けた顔をしているから、いつも親子に思われていた。
可愛い女房だったが、去年癌で死んでしまった。
子どもは娘が一人だけで、まだ23だがとてもいい身体をしていて、
死んだ女房に瓜二つの美人だから男友達もけっこういるみたいだが、
そんな娘を犯してしまった。
力づくというのではなく、ボケた振りをして娘の布団に入り込み、女房の名前を呼びながらパンティーを下ろしたのだが、娘はたいして抵抗することもなく身体を開いてくれた。
おまんこを夢中で舐め、娘が声を出し始める頃にはしっかり挿入を果たし、溜りに溜まった精液をすっかり放出した。
私は若い頃からの荒淫で勃起力がやや衰えており、完全に固くならないのだが、娘はそれがいいと言う。
膣を締めると私のサオを締め付けているのがよく実感できるので若い男よりいいと言う。
嬉しいじゃないか。
こんな年寄りに、しかも実の親父に犯されながら可愛いことを言ってくれるんだから。
私は死んだ女房の分まで娘に幸せになってもらいたいとは思っているのだが、ずいぶん矛盾したことをやっていると反省することもある。
でも近親相姦というのは気分がいいものだと思う。
これを読んでいるみんなも、どんどんやった方がいいよ。
私みたいな老いぼれになる前に。
66 :
名無し物書き@推敲中?:02/12/12 19:16
このスレは他のスレに比べて平均値がちょっとだけ高いような気がしないでもない。
その女にはペニスがあった。
男にフェラチオさせていてた。
白いメッシュのタンクトップを身に着けていた。
キッチンの床は赤かった。
もう一人の男は床に手をついて肛門を女に差し出した。
>>66 うれしいような、悲しいような、です。
自分としてはすごく下品な小説を書きたいのですが、
いまいち、パワー不足。
でもだんだんあげていきたいと思っています。
また、立ち寄ってください。
ちなみに、いま、海外のニューハーフ物のビデオを観ています。
ちゃんとコンドームを着けた青黒いチンチンが、
チンチンのある女のアヌスを突き上げています。
私は、はじめての赤ん坊が生まれたばかりだというのに、妻以外の女の人とセックスがしたくてセックスがしたくてたまらなくなってしまい、とうとう家を出ていきました。
街に行くと、女の人がたくさんいます。
私は女の人が大好きなので、心がうきうきとはずんできました。
だけど、逆に、街に出ると、男の人もたくさんいるので、女の人とセックスをするには熾烈な競争に勝ち残らなければなりません。
しかしながら、私は、それほど顔がいいというわけでもないし、スタイルがいいというわけでもないし、お金持ちでもないし、というか、かなり貧乏なほうですし、
もうそれほど若くないし、というか、私はじつはもう四十二歳になるのです。
ですから、とてもじゃないけど、若くてぴちぴちとした生娘を手に入れて、
あたたかいホテルに連れ込んで、シャワーをかけてあげたり、キスしたり、
唾液を飲んだり、乳首を吸ったり、
あまり毛の生えていないワレメを指でひらいて眺め回したり、
小さなお尻の窄まりに舌を突っ込んだり、と、
そのような、私のしたくてしたくてたまらないことをするには、
たいへんな困難が横たわっているのです。
それでも家を出ていったからには、なんらかの成果をあげなければなりません。
それは、もう、絶対、そうでなければなりません。
だいいち、私の心があきらめたとしても、私の体はけっしてあきらめてはくれないでしょう。
許してはくれないすでしょう。
私の体は、もう、きっと知っているのです、
私の生命がそう長くないことを。
そういうわけで、私の体はとてもあせって、
あたらしい快楽をむさぼりたいというか、
若い生娘のぴちぴちとした肉体をしゃぶりつくしたいというか、
そう、若い生命そのものを、生き血をすすりたいのだと思います。
つまり、私は、一匹の、みすぼらしい、貧乏な、
中年男の肉体を借りた吸血鬼となって、
若くうぶな娘をもとめて、街にさまよい出たというわけなのです。
真瀬が死んだ。ここが真瀬の墓標だ。
もう全て終わった。何もかもが終わった。
たった一人で死んだ。これから先に真瀬の姿を見る事はもう無い。
(^^)
(^^)
復活したぞ!!!
私=小説として!!!
青いタイルと白いタイルが交錯し、清潔な市松模様をなしている。
青いタイルと白いタイルが交錯し、清潔な市松模様をなしている。
個室の隅の汚物容れから脱ぎ捨てられてよれよれになった焦茶のパンティストッキングが
月の重力をずっしりと吸い込んで水色の粘着テープで丸められた生理用ナプキンに絡み付き、
床の上に拡がる黄ばんだ液体にズトズトに濡れた写真週刊誌の開かれたページのなかの噂の女優のマンション前に停められた
白いベンツの助手席に座る小柄な女の見開かれた瞳孔と
口髭を生やした若い男がハンドルに手を置いたまま眠た気な三白眼で見つめる粗い粒子の闇のうえに
まるでニシキヘビの脱殻のように身をくねらせながら這いだしている。
タイルの目地にはヴァーミリオンの口唇の跡が濃く付着した神経質に折り曲げられた
マルボロ・メンソールの薄い巻紙のなかから茶色く毒々しい液体が渦を巻いて滲みだす。
おー、まだ生きていたな、このスレッドは^^
よしよし。
じゃあ、これからは、真瀬鉄造というHNで書くことにしよう。
そのほうが俺の実体に近いような気がする。
へへっ。
夢。
美術学校の机で消しゴムを丸めて大麻樹脂を作っている。
風呂に潜ると、遠くの池で安部薫が薬に溺れて苦しんでいる。
俺が銭湯のタイルの上で寝たふりをしていると、
安部薫がやってきてオナニーをはじめ、
俺のうなじに射精する。
夢。
俺はとても貧乏である。
鍋に残っていた味噌汁を息子が全部飲んでしまう。
「あやまれ」
と言って俺は息子を叱りつける。
久しぶりー。奥さん戻ってきた?
>>83 おおっ!!!
これはレスというもんではないか!!!
へへへっ。
もうすぐ帰ってくるんだ。
一時期はホモに走ろうかとも思ったが、踏みとどまった。
「小さなこと」
ねえ、君、君のペニスを出してごらんよ。
僕がしゃぶってあげるからさあ。
ねえ、君、君の乳首を出してごらんよ。
僕が噛んであげるからさあ。
ねえ、君、君のアヌスを見せてごらんよ。
僕が嗅いであげるからさあ。
ねえ、君、僕の顔を跨いでよ。
君の、その、大きな玉袋を僕が頬張ってあげるからさあ。
え?
君って、ほんとは、女だったの?
大丈夫だよ。
小さなことにはこだわらない性格だからさ。
夢[T]
菅直人にインタビューする。
民主党代表選挙で争った岡田氏(?)のことを、
「彼は東大出だというだけで成り上がってきただけだ」
と批判する。
森には雨が降っており、夕暮れが近づいている。
菅直人はとても歩くのが早い。
そのことを指摘すると、彼はとても喜んだ。
夢[U]
京都岩倉にある冷泉皇后陵に自分の自転車が捨てられている。
ところどころ部品が安っぽいものに換えられている。
怒りながらも押して帰ろうとすると、自分は岩倉にある精神病院に入院している。
薬を飲むとき、痩せた婦長さんのガリガリの胸を触る。
婦長さんの長い髪が喉の奥に絡み付いたので、
天井を向いて「あーっ」とうめきながら、必死になって引っ張り出した。
88 :
名無し物書き@推敲中?:03/03/24 17:03
あれ?
残念!
Forbidden
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だってさ。
ごめん、ごめん。
「GOD GET RED BED」
0´
星条旗がテレビの中で燃えていた。
丸いテーブルの上に水晶でできた灰皿が置かれていた。
紙で巻いた大麻煙草の先端の火から紫の煙がゆるやかに身を捩りながら昇っていた。
部屋の中はある種の緊張感で漲っていた。
赤いベッドが回転していた。
男は女の髪の毛を撫でた。
床に貼られた深紅の絨毯の上を漆黒のダイコクコガネが這っていた。
壁の大理石が鼓動していた。
白いヴィーナスの彫像の滑らかな乳房から甘ったるいぬくもりが伝わってきた。
バスタブからお湯があふれていた。
ゾウリムシのような形をしたタイルが蠢き回り、虹色に変色しては、突然一斉に輝いた。
窓の外は戦争だった。
都市は紅蓮の炎をあげ、燃え立っていた。
ミサイルが空を飛び交っていた。
太陽と月が重なって、天国と地獄との結婚式が始まった。
床を這い回るダイコクコガネは戦車となって、象牙色の砂漠を疾走していく。
兵士たちはだれもが盲目だった。
もしくは自慰をおぼえたばかりの猿だった。
モスクは破壊されるべくして破壊され、教会は地に落ちるべくしてそもそもその始まりから地上に建てられたものだった。
交通網は遮断され、ほつれた網の隙間から大量のデマが飛び交った。
デマは翌朝イナゴの大群となって、前線を支える穀倉地帯の黄金色の実りを食い荒らす。
気球が浮かんだ日曜の空に、「もはや日曜もなく月曜もなく火曜も水曜も木曜も金曜も土曜日もなくなった」とサタンが告げた。
神と悪魔は、結婚式で、おたがいの腕を組み、葡萄酒を飲んだ。
金の杯から血が滴った。
その赤い芳醇な血の香りこそ、世界に繁栄をもたらすものだが、同時に繁栄は滅亡でもある。
ある日戦争が終わった時には、すべての戦争が終わった時には、もはや労働さえもなくなるだろう。
教育は、太陽と月と風によってなされるだろう。
死は再生の旅であり、子供たちは朝露に濡れた摘みたての苺のような笑顔に輝くだろう。
命は魂という香辛料を獲て、それぞれの人生に花を咲かせる。
すべての人間のみならず、草や木、小さな石ころ、虫までも、宇宙の始まりにおいて確かに聞いた、我々が一つだったときの誓いの詩を声高らかに歌うであろう。
その誓いの詩とは、このようなものだ。
GOD GET RED BED
GOD GET RED BED
GOD GET RED BED
GOD GET RED BED
「神よ、我等が身体を寝台とせよ」
94 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/12 15:12
続きは?
あ、ごめん、あれまた書き直したんだ。
もうちょっとリアルな路線で。
何回書き直したのかな。
こんなことだから・・・。
いやはや、なんとも。
今日、剃髪した。
名を「清顕」と改めた。
以上。
頭を丸めた私を見て、息子が「怖い」と言って、泣いた。
妻はセクシーだといってくれた。
私たちは、
「またセックスして子供を作りたいね」
と言ったが、その前に、私はクラミジアを治さなければならない。
私はどうして病気を治そうとしないのだろう?
ただのものぐさだけとは思えない。
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
雪合戦の時、必ず雪玉の中に小石を入れるやつがいて、いつそんなものを見つけて
くるのだろうと思いながら必死で逃げていた。しかしぶつけられた者が血だらけにな
ったのを見た事はない。くるまれた雪がクッションに幾分かなっているのだろうけど、
子供とはいえ結構な速さで投げてくるのだから、誰かしらそういう被害に合ってもよ
さそうなものなのに。小学生のうちでやめておけばいいのに中学生になっても皆で盛
り上がるものだから仕方なく付き合ってはいたのだが、実のところ辟易していたのだ。
「おい坂田、石いれんなよ!」
ふとした事で始まった時も、そう叫んではみたものの、むなしく集中砲火(冷たい雪
なのに砲火というのもおかしな話だが)を浴び、逃げながら雪を拾い集めて反撃の準
備に入っていた。
気が向いたら続き書くよ。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
おきれ。
(^^)
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
池田仁美(MBS企画)の仕事はすばらしい!
実体験の性体験が活かされている・・・のかな
こんなすばらしい女性にはセックス表現者としてがんばってもらいたい。
民主党が躍進なんて信じられないです。
そりゃ小泉改革は完璧に進んでたわけじゃないけど・・
株価が回復したり、それなりにうまくいってたのに
なかなかどうして面白い。既に一年続いているんだね。
この板だからってこともあるだろうけど。
保守
うそ
ころすぞ
113 :
名無し物書き@推敲中?:04/08/19 05:48
聞いた貝今のほえ面 馬鹿のラリーが出来るぜ
げらげらと笑って抱き合えば 明日はきっと晴れるさ
114 :
名無し物書き@推敲中?:
森閑として
ふんどしののみをとる
この川柳にぴったりのすれですね