377 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/18(土) 23:27:58
緊急報告
電車修理代を稼がなくちゃ、いけないんです。
銚子電鉄商品購入と電車ご利用のお願い
拝啓、時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は、弊社鉄道事業並びにぬれ煎餅事業に対して、格別のご高配を賜り、
厚く御礼申し上げます。 さて、早速ではございますが、弊社は現在非常に
厳しい経営状態にあり、鉄道の安全確保対策に、日々困窮している状況です。
年末を迎え、毎年度下期に行う鉄道車両の検査(法定検査)が、資金の不足に
より発注できない状況に陥っております。このままでは、元旦の輸送に支障を
きたすばかりか、年明け早々に車両が不足し、現行ダイヤでの運行ができない
ことも予測されます。 社員一同、このような事態を避けるため、
安全運行確保に向けた取り組むことはもちろんですが、資金調達の為に
ぬれ煎餅の販売にも担当の領域を超えて、取り組む所存でおりますので、
ぬれ煎餅や銚子電鉄グッズの購入、日頃の当社電車の利用にご協力を賜りたく、
お願い申し上げる次第でございます。
敬具
平成18年11月 吉日
銚子電気鉄道株式会社 代表取締役社長 小川 文雄
銚子電気鉄道労働組合 執行委員長 常陸谷恭弘
従業員一同
378 :
名無し物書き@推敲中?:2006/11/18(土) 23:28:38
ポケットの中の戦争
380 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/01(木) 23:40:04
その話
もろうた
小説に載せよっと
既に俺が書き上げて送ったぞw
382 :
名無し物書き@推敲中?:2007/02/12(月) 18:36:27
age
陽気な歌が街に響き渡り 紙吹雪が風に舞い踊り
彩り鮮やかな大テントが青空を突いていました
愉快なサーカスの一団がやってきたのです
街中の人々が今日を楽しみに こぞって大テントに集まります
日々の営みに忙しく体を働かせて 僅かな給金で飢えを凌いで
悲しみが常についてくる世の中で 希望を持って生きられるように
今日は大いに笑おうと 集まってきた人々でした
ライオンの火の輪潜り 決死の綱渡り 空中ブランコ 象の曲芸
様々な見世物が歓声を沸かせます 観客達は総立ちで拍手を挙げます
さて いよいよサーカスの目玉が始まろうとしていました
暗い舞台中央に照明が集まり 一人の道化師が姿を現します
彼の名前はアーノルド このサーカスの看板とも言える道化師でした
アーノルドは 歌いながら一人芝居を演じます
ある時は胸が昂ぶる冒険活劇 ある時は胸に切ない叙情恋歌
ある時は身の毛も震え上がる恐怖 ある時は他愛もない平凡な日常
どんな芝居を演じても アーノルドは観客を笑わせてくれます
アーノルドは 人を笑わせる事に関しては天才的でした
自らに惨めな化粧を施して 観客の前に晒したり
芝居を演じる上で体に傷を付ける事もありました
観客達はアーノルドの一挙一動を大笑いします
そんな 観客達を眺めながらアーノルドも微笑むのです
観客達はアーノルドの事が好きでした
アーノルドの一人芝居を見る為だけに遠くからも沢山の客が訪れるのです
今日も深い紅を差した唇を 笑いの形に曲げながら
アーノルドは人知れず 心の隅で一滴の涙を流すのです
野良犬さえも寝静まる 月が綺麗な夜の事
アーノルドは一人で寂しく 夜空を眺めていました
オリオンを追う蠍座の赤い心臓は道化の星と呼ばれていて
アーノルドは悩む度に 道化の星に話しかけるのです
アーノルドは夜空に輝く道化の星に呟きました
「皆が僕を笑ってくれる でも僕は作り笑いしかできないんだ
痛い事も 惨めな事も 辛いだけなんだ
どうすれば 僕も心の底から笑えるのだろう?」
道化の星は答えました
「簡単な話だよ、アーノルド 君も皆の笑顔を見て笑えばいいのさ」
道化の星は いつでもアーノルドの事を見守ってくれていて
アーノルドの求める答えを教えてくれるのです
その日のサーカスも大盛況でした
いつもの様に アーノルドは一人芝居を演じました
観客達が大笑いするのを眺めながら 微笑みました
時々 失敗を繰り返して落ち込む事もありました
その様子を見て 観客達は大笑いしました
アーノルドの行う事は たとえ失敗しても可笑しく見えるので
滑って転んでも 悲しみの中で落ち込んでいても
観客達は大笑いするのでした
アーノルドは 観客達へ微笑みを絶やす事はありませんでした
どんなに悲しくても 心が沈み込んでいても
アーノルドは微笑み続けたのです
今日も深い紅を差した唇を 笑いの形に曲げながら
アーノルドは人知れず 心の隅で一滴の涙を流すのです
野良猫さえも寝静まる 月が綺麗な夜の事
アーノルドは一人で寂しく 夜空を眺めていました
ヘラに掲げられた蠍座の赤い心臓は道化の星と呼ばれていて
アーノルドは悩む度に 道化の星に話しかけるのです
アーノルドは夜空に輝く道化の星に呟きました
「皆が笑ってくれるなら 僕も笑えると思ってた
でも 僕の不幸を笑われると僕は辛いだけなんだ
どうすれば 僕も心の底から笑えるだろう?」
道化の星は答えました
「簡単な話だよ、アーノルド 君も君自身の不幸を笑えばいいのさ」
道化の星は いつでもアーノルドの事を見守ってくれていて
アーノルドの求める答えを教えてくれるのです
その日のサーカスも大盛況でした
いつもの様に アーノルドは一人芝居を演じました
観客達が大笑いするのを眺めながら 微笑みました
どんな失敗をしても そんな自分を窘める様に微笑みました
その様子を見て 観客達は大笑いしました
アーノルドの行う事は どんな事でも可笑しく見えて
大勢の観客の中で怖気付く様子も 自分自身を励ます様子も
観客達は大笑いするのでした
アーノルドは 観客達へ微笑みを絶やす事はありませんでした
どんなに不安が苛んでも どんなに苦悩が頭を過ぎっても
アーノルドは微笑み続けたのです
今日も深い紅を差した唇を 笑いの形に曲げながら
アーノルドは人知れず 心の隅で一滴の涙を流すのです
溝鼠さえも寝静まる 月が綺麗な夜の事
アーノルドは一人で寂しく 夜空を眺めていました
アレスに対峙すると言われた蠍座の赤い心臓は道化の星と呼ばれていて
アーノルドは悩む度に 道化の星に話しかけるのです
アーノルドは夜空に輝く道化の星に呟きました
「僕自身の不幸も皆の笑顔の為なら笑えるよ
皆が楽しく笑うなら 僕も楽しく笑えるはずなのに
なんだか むなしさばかりが心に残るんだ
どうすれば 僕は心の底から笑えるだろう?」
道化の星は答えました
「簡単な話だよ、アーノルド 君も皆の不幸を笑えばいいのさ」
道化の星は いつでもアーノルドの事を見守ってくれていて
アーノルドの求める答えを教えてくれるのです
その日のサーカスも大盛況でした
いつもの様に アーノルドは一人芝居を演じるはずでした
でも その日は少しだけ様子が変でした
観客達が大笑いするのを眺めても アーノルドは微笑みません
アーノルドは観客達に向かって叫びました
「お客様方 今宵も当サーカスへの御来場 深く感謝致します
今回の芝居は いつもと少し変わった趣向を凝らしてみました
お客様方にも 御参加頂ければ幸甚の想いにございます」
観客達はアーノルドの様子の変化に戸惑いましたが
それも楽しませてくれる余興であろうと期待していました
アーノルドは懐からマッチを一本取り出して 火を付けました
その小さな火は 暗い舞台の中央で赤く輝いていました
観客達は 何が始まるのかと緊張しながら見つめていました
マッチはアーノルドの手から放れて 下に落ちました
小さな火は大きな炎となって 瞬く間に大テントを駆け巡っていきました
大テントの中は激しく燃え盛る炎の渦と
我先にと逃げ惑う観客達の濁流でごった返しになっていました
観客達は恐怖に顔を歪めながら 互いに罵倒し合いながら
狭い出口へ押し合って 滑って転んだり ドミノ倒しになったりしました
アーノルドは その様子を眺めながら大笑いしました
笑いながら 泣いていました
アーノルドは もう気付いていました
心の底から笑いたかったのではなかったのです
本当は 誰かに泣いてほしかったのです
自分の為に 泣いてほしかったのです
全てが燃え尽きた後 空から一粒の雨が降り落ちました
それは 最後まで孤独だった道化師に向けた
道化の星の涙でした
私は詩・ポエム板にて詩作投稿を趣味としている者です。
今回、創作文芸に初めて投稿してみました。
既に過去掲載したものですが、感想頂けますと有り難いです。
有名な作家の邦訳かと思えるくらいの出来
>>389 永らく感想をお待ちしておりました。
有名な作家のものと思われる程の出来でしたか、とても光栄に思います。
最近は気分が高揚しないので、こういう類が書けない状態ですが
また機会がありましたら、こちらにもお話を記そうと思います。
冗長な文章に御付き合い頂き、真にありがとうございます。
ほんじゃぁ、明け方までけなげに原稿書きを努力して、まぁまぁ報われた
オイラは、寝ます。
392 :
名無し物書き@推敲中?:2007/07/13(金) 03:02:10
うーん、ちょっと構成が下手すぎてヒロインに感情移入できないなあ。
1つめの記事で未来に見える健康体のように書いているけど、
同日の2つめの記事ではもう物凄い腫瘍があることを示しているし、
2日目(4つめ)の記事でガンと判明。
もうちょっとプロローグを引っ張って欲しいね。
ぷ に む
み げ す
ぽ ら め
ん れ を
あ る ね
あ と た
あ お に
あ も お
あ っ れ
あ て を
あ い お
あ た ど
あ の し
あ か て
395 :
名無し物書き@推敲中?:2007/09/20(木) 22:02:50
> 小説を書いていても、時々、初めから自分なんか作家になれる枠に入れられてないんじゃないか
> どんなに技術を磨いても資料を山のように読んでもよい小説を書いても、作家として絶対に選外になる
> 運命にあるんじゃないか……と思うときってない?
> 自分はしょっちゅう。
> 公募出しても結果が出たことがないし、なにか漠然と、誰かに足を引っ張られているような
> 嫌な気分がついて回る。
歴代被害者たちの怨念で残飯は万年落選。合掌。。。
396 :
名無し物書き@推敲中?:2007/09/20(木) 22:04:04
(^∀^)y―┛~~
(∩∩)
> 小説を書いていても、時々、初めから自分なんか作家になれる枠に入れられてないんじゃないか
> どんなに技術を磨いても資料を山のように読んでもよい小説を書いても、作家として絶対に選外になる
> 運命にあるんじゃないか……と思うときってない?
> 自分はしょっちゅう。
> 公募出しても結果が出たことがないし、なにか漠然と、誰かに足を引っ張られているような
> 嫌な気分がついて回る。
歴代被害者たちの怨念で残飯は万年落選。合掌。。。
398 :
タンポポ:2007/09/23(日) 22:15:19
「おまえなんか死ねばいい!!」
「近寄るな!!」
「ここから出ていけ!!!」
彼が何をしたのだろう?忌み嫌われ、石を投げられ。彼が、一体なにをしたのだろう?彼は、ただ、朱い髪を持って生まれただけだった。母も亡く、父は海の彼方向こうの人間。
海を隔てた国の二人の間に生まれ、たまたま朱い髪を持った。それだけのことなのに、「合いの子」と呼ばれ、虐げられた。
「ああ恐ろしい!!なんだいあの赤い髪は!!」
「南蛮の血が入っているんだと!!汚らしいねぇ!!」
「異国の人間との子を産むなんざ、あの子の母親もとんだアバズレだね!!」
口々に罵る人々。
「こっちへ来るなよ、合いの子のくせに!!!」
「まるで化け物だな!!!」
「気持ち悪い!!近寄るな!!!」
口々に罵る子供達。
嫌われものの少年は、赤い髪を引きずって、村を出た。彼は、慣れていた。
痛いのにも、辛いのにも。忌み嫌われることにすら慣れていたから泣きもしなかった。
泣いても何にもならないことを知っていた。まして泣き方すら、もう覚えてなどいなかった。
村を出た少年は、吊橋を渡った。踏み外したら崖の下、生きては帰れぬ場所に掛かる吊橋を、ただ進むためだけに歩いた。
渡った。そして。
「…誰だ、おまえ。」
少年は、出会った。吊橋の向こう側黄色い花に囲まれて、静かに座っている少女に。
「おまえは、だれだ。」「あなたこそ、だぁれ?」少女は聞き返す。
「おれは…見ればわかるだろう。」
両手を広げて、自嘲するように少年は言った。でも、少女は何も言わないで、首を傾げて笑ってた。少年は、初めて、自分を見ても笑ってくれる者に出会った。
「おまえは俺が怖くないのか?」
誰もが忌み嫌った真っ赤な髪、異国の血
通り過ぎる者は冷たい視線を、よく知るものは石を投げた。
自分を見れば汚い大人は罵って幼い子供は逃げていった。
なのに、少女は逃げなかった。
「逃げないで、いてくれるのか?」
風と共に黄色い花は揺れ少女は静かに頷いた。
399 :
タンポポ 2:2007/09/23(日) 22:17:40
「っ…」
少年は、初めて涙を流した。その涙の意味は、少年自身わからなかった。でも
「この胸の温かさは、おまえがくれたんだ。」
少年は、ぎゅっと、少女を抱きしめた。少女は、不思議そうに少年の背中に手を回した。
「友達に、なってくれよ。」
少年は少女を抱きしめて言った。少女は、笑って頷いた。
少年は、少女に涙をもらった。人の温かさを、初めて、貰った。
それから少年は、毎日吊橋を渡った。
少女に会いに。初めて出来た、友達に会いに。
その日は、雨が降っていた。少年は右手に、黄色いリボンを握っていた。
道で拾ったリボンだが、いつも無口な、黄色い花に囲まれて笑う少女によく似た、黄色いリボンを持っていた。
少女のプレゼントにする為に。
少女に会う為に吊橋を渡る少年。そのとき、だった。
響く雷鳴が吊橋を打った。落ちる吊橋。少年は痛みに目を覚ます。
「っ…ぁ…」
谷底に叩きつけられた、動かない体。でも。
「おまえを…」
友達を、泣かすものか。少年は、吊橋の向こうに待っているであろう、親友に。少女に向かって声を張り上げた。
「待ってろ!」
待ってろ。
「必ず行くから!!!今日は土産もあるんだ!!!」
少年は声を張り上げた。少女に届くように。
「大丈夫!!ほら、この声が聞こえるだろう!!!」
「このとおり、全然平気だから!!!」
だから。
「だか…ら…泣かないで…待っ…て…ろ…」
声が掠れ、意識が消えそうになる。でも、少年は叫んだ。初めて出来た友達を、大事なひとを泣かせたくない。
涙の冷たさなど知らなくていいのだ、と。
400 :
タンポポ 3:2007/09/23(日) 22:19:14
「待って…て…必ず…」
「帰る…か…ら…」
止まない雨に血が流れた。
少年の声は、もうほとんど出なくなった。最期が、来たのを知った。でも、少年は、不思議と淋しくなかった。
「…ああ。」
「おまえが…いてくれるから」
少年は泣くことができた。
「おまえが…いて…くれた、から…」
泣いても、また頑張れたんだ。
「もし…生まれかわれたら…」
おまえともっと
ずっと一緒にいれるかな。生まれ変わってもおまえは
友達で、いてくれるかな。
きっとおまえならまた静かに笑って、風と共に
頷いてくれるだろう。
「ありが…とう、親友…」
少年は、目を閉じた。
雨は、まだ止まない。
残飯のアスペルガーのように続くのだった...
402 :
名無し物書き@推敲中?:2007/10/06(土) 15:28:46
>>398 これはひどいパクリ BUMP OF CHICKENに謝れ
残飯のツラより泣ける話か?
404 :
名無し物書き@推敲中?:2007/10/06(土) 17:41:29
↑アスペルガー患者
寂しがりライオン 吊り橋を渡る サバンナじゃ 皆に 嫌われた
橋の向こうで出会ったヤツは 太陽によく似た姿だった
お前は 俺が 怖くないのか? 逃げないでいてくれるのか?
吹き抜ける風と共に 一度だけ頷いた
涙の理由を 知ってるか 俺にはわからないが
濡れた頬の 温かさは おそらく お前がくれたんだ
雨の日もライオン 吊り橋を揺らす 金色の琥珀を くわえて
今日の土産は いつも無口な お前によく似た色の小石
響く雷鳴 落ちる吊り橋 痛みに目を覚ませば
空は遠く 狭くなった お前を泣かすものか
この元気な声が 聞こえるか この通り 全然平気だぞ
濡れた頬の 冷たさなど 生涯 お前は知らなくていい
止まない雨に 血は流れていく もし生まれ変わるなら
お前のような 姿になれれば 愛してもらえるかなぁ
もう元気な声は 出ないけど 不思議と寂しくない
濡れた頬の 冷たさなど 恐らく お前が奪ったんだ
涙の理由を 知ってるか 俺にはわからないが
この心の 温かさが そのまま 答えでよさそうだ
季節は巡り 春が訪れ 谷底まで 金色の化粧
一面に咲く タンポポの花 ライオンによく似た姿だった
残飯のツラ=泣ける話
407 :
名無し物書き@推敲中?:2008/01/10(木) 12:32:10
そして2008年の始まりだ。
408 :
名無し物書き@推敲中?:2008/01/21(月) 04:20:58
死とか別れとか悲しみは共感が簡単に得られる
天才より努力のほうが共感が得られる
そういったこと事態は実はたいしたことではない
泣けるほどじゃない話のほうがものすごく感動してるときもある
409 :
名無し物書き@推敲中?:2008/01/25(金) 20:26:27
>>405コピペ乙
BUMPでなくてもほかに泣ける歌はあるだろ・・・・・
410 :
名無し物書き@推敲中?:2008/01/25(金) 22:34:48
みなさんすごいですねぇ・・・・
>>398 ちなみにBUMPの『K』も入ってるな。
>>393 お前、人ごとだと思って冷静に突っ込んだつもりなんだろうが、性格悪過ぎなんじゃねえの。果たして読み終えても、そんなナメた最低の物言いできんのか。いくらなんでも最悪だぞ。なんかすげえ腹立っちまった。
ウザい事書いて、スレ汚しちまってスマン。でも3ヶ月以上前のレスとはいえ、どうにも我慢できなかった。
彼女が死んだ。いろいろあったけど俺、がんばって
彼女の分まで生きてみるよ。
おまえら思うさま泣いてくれ。
>>412 作者様、褒め言葉しか欲しくないんだったらその手のサイトに行って下さい。
>>414 作者の名誉の為に書いておくが、お前の言う「原作者様」は、もうこの世にはいねえよ。
普通の創作小説ならば、どんな批評をしようと一向に構わないだろうが、他人様の闘病記録にチャチャ入れる神経は流石にどうかしてると思うね。
これだけは譲れねえし、不快なら、スルーすればいい。
もし、お前が
>>392のブログを読んだ上で、そういう書き込みをしたのなら、お前も相当嫌な奴だな。まあ、そうではない事を祈りたいが・・。
416 :
138:2008/01/31(木) 10:09:21
って、けっきょく「泣きの構造分析」をしているのは、延々とオレばっかりだな。
12、64、97、101、102、104、107、112、114、116、118、119、121、122、124、130、133、137
あんまり、みんな分析しようっちゅう物好きはいないのかなぁ?
「泣きのパターン」を踏襲してストーリーを作ることが、印象的な小説を書く有効な
方法だと考えているんだが……
417 :
名無し物書き@推敲中?:2008/01/31(木) 11:07:33
泣きのパターンてなに?
結局別れや死か?
418 :
名無し物書き@推敲中?:2008/01/31(木) 11:37:45
あ、でもさだまさしの償いって歌は泣けるな。
メロディのちからもあるんだろうけど
亀だが、
>>190のプルタブの話を
掘り下げていって欲しい。
420 :
名無し物書き@推敲中?:2008/02/04(月) 10:47:19
>>416 逆。
泣かせようと思って書くものの99.99%は下世話で下劣
悲しいことは簡単に共感できる
東京タワー、南極物語、忠犬ハチ公
素敵な人物、可愛いくて忠実なペットが死んだら誰だって悲しい
別れも死と同等のギミック
でもそれは感動でもなんでもない部分の涙だと理解しないといけない
421 :
名無し物書き@推敲中?:2008/02/04(月) 11:05:46
もっというなら死の悲しさを強調するために幸福や可愛さを強調する
登場人物の可愛さやよさを強調するために死や別れを予感させる、あるいは実際に死なせる、離別する
それは泣ける<話>ではなくて、手垢にまみれた泣かせるための古典的な手法でしかない
そこはそんなに書き手として悩む部分じゃないよ
そりゃ忠犬ハチ公を見て何度でも泣けるオバサンもいるけど、それは時代劇見てるじいさんと同じ
多様なものを見てる現代人を感動させるためには、泣けるものをみて分析して泣けるものを書こうなんて考え方じゃだめ
似た骨格のものを使うなら原型を見せたらだめ
プリティウーマンの筋はシンデレラの丸パクリで現代版になってるだけだけど見れるのはいろんな手法を凝らしてるから
422 :
名無し物書き@推敲中?:2008/06/01(日) 00:55:43
age
でへ
「一郎、おまえは“天は人の上に人を乗せて人を作る”ってゆー福沢諭吉先生の有名な名言を知ってるかい? 一万円札にもなった福沢諭吉先生は故郷・大分県が排出した立派な教育者なんだよ」
──┐「僕も福沢諭吉先生みたいな立派な教育者になって、いっぱい給料と年金をもらって母ちゃんを楽にするよ」
軽 │
王 │ J( ;'A`)し
│ ( )\( 'A`)
│ || (_ _)ヾ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
そして10年後、母子家庭の苦しい家計の中で俺を大学に行かせてくれた母は亡くなった。
しかし、俺は教師になれなかった。貧乏な俺の家では「就職浪人」も「ニート」も許されなかったからだ。
死の床で、母ちゃんは「貧乏でごめんね」と、繰り返し謝ってくれた。
('A` )
J('A`)し ( )
/⌒⌒⌒⌒⌒ヽ ||
// ̄ ̄ ̄フ /
/ (___/ /
(______ノ
__ 先日、派遣先の会社のテレビニュースで、偶然、大分県庁の偉い公務員が逮捕されたことを知った。
母 | 逮捕された人は、教員採用試験の時に俺と面接した知っている顔だった。
の | 容疑者の男は面接試験の時、不思議と俺に視線を合わそうとしない、おかしな奴だった。
墓 | ∴ ('A`)カーチャン..........
──┐ ∀ << )
大分県の教育 大切なことは福澤諭吉さんに教わった
http://school7.2ch.net/test/read.cgi/edu/1215695386/
425 :
名無し物書き@推敲中?:2008/08/13(水) 00:10:25
俺はガムラツイストを全部持ってる。状態も万全でコンプしてる。
そんな俺のガムラコレクションだが、中に1枚だけ裏の台紙に
「●●君(←俺の名前)へ あのとき本当にありがとう 元気でね」
と書かれたシールがある。それはラーメンばあ7弾の「勇者の碑」。
あれは小学校高学年の頃だった。暑い日だったので夏だったのだろう。
俺を含む少年5人は全員、町の駄菓子屋でラーメンばあを買った。
するとグループの中では気の弱いTが買ったラーメンばあから、
「勇者の碑」が出た。キラキラシールだ。
少年たちは全員でそのシールに見入った。少年時代の幸せなひとときである。
ところが、しばらくすると突然、グループ内のいじめっ子的存在であるKが
こう言った。「おいT!お前のその勇者の碑と俺のベン闘ベン交換しろ!」
ビクつき、涙目になるT。さらに詰め寄るK。俺は迷ったが、勇気を出して
Kを止めることにした。「Kちゃん、Kちゃんには俺のラーメンばあさん
やるよ。前に欲しがってただろ。だからTのそれは勘弁してやって。」
しぶしぶ納得するK。
Tはビクつきながら勇者の碑を持って逃げ帰るようにして家に帰っていった。
その後、しばらくして俺は転校することになった。
お別れ会が終わって一人で帰宅する俺。
そんな俺を後ろから凄い勢いで走って追いかけてくる奴がいた。
Tだ。Tは俺に追いつくや、こう言った。
「あのときありがとう。これ。」 手には「勇者の碑」。
「これ●●君にあげるから!」 そう言ってTは、
とまどう俺の手に無理矢理シールを握らせ走り去っていった。
あれから20年、風のたよりによるとTは交通事故でハタチ前に死んだらしい。
でも、Tからもらった「勇者の碑」は俺のファイルの中で生き続けている。