スレのルールみたいなので先に出された
>>248のお題でいきまつ。
お題 「息子」「晩酌」「演説」
『彼ら』
夕闇に包まれるあの時間。きっと彼らは空を見るのだろう。
何者にも咎められたくない、そんな気持ちを胸に抱いて。
訴えたい。
世界に何かに伝えたい。演説なんて言葉じゃない。
それは悶えに近い気持ち。
癒される期待を微塵も見せず、
壊される期待に躊躇を見せて。
それは白紙の答案を出した生徒の試験結果。
それは晩酌に付き合わされた息子。
全てが全て、既知の思い。
嘆いても。嘆いても。
訴えたい。
だから彼らは叫ぶのだろう。
ジークジオン、と。
次のお題は「喫茶店」「人間」「夏」でおながいしまつ(*´Д`)