183 :
「ガラス」「管」「後悔」:
今、空と地面の間に自分をおきながら後悔の念にかられていた。
そんな時、ふと昔の事を思い出した。
今思えば後悔が俺の人生を狂わせたのだ。
小さな時から親に勧められたものをだけを手にとって
勧められた道だけを進んで、気づいたら分けのわからない大学に入っていた。
自分の今までの人生の後悔し大学をやめてみれば、仕事はなく最初に行き着いた先は配管工事の仕事だった。
とてもきつかった、結局、大学をやめた事を後悔していた。
嫌になってやめて、次はガラス拭きの仕事だ。
これはかなり気に入った。
高い場所から町を見下ろすのは気持ちがいい
こんな人生を歩んできた…
その時、俺の体は地面へと激突し、苦痛も感じぬまま意識は遠のいていった。
なるほど、これが走馬灯というものか。
…こんな仕事しなけりゃよかった。
結局、死ぬ間際まで後悔している。
by茶人
「砂漠」「猫」「友人」で