俺がSIMAだ!

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1名無し物書き@推敲中?:02/09/22 15:43
文句あるか?
言論の自由とか文学の自由なんてないぞ!
差別小説を性懲りもなく載せようとして、撃沈したSIMAに黙祷!
「AKIRA」の鉄雄の本名は
島 鉄雄だったよね。

ねえ、なんのSIMAなの?>1
3名無し物書き@推敲中?:02/09/22 15:57
>>1
あれは担当編集者の良心だよ
4名無し物書き@推敲中?:02/09/22 16:08
新スレ初オマム
しまって元オームでハーフの?
6名無し物書き@推敲中?:02/09/22 17:42
ハーフなのか?
切ったのか?
くそぉ。
SIMAのやろうに先を越されちまったぜ。
>5
それはSIMAではなくてSHIMAだったと思うが。
1の語りたい人は別人なのであろうよ。
85:02/09/22 17:59
紛らわしい香具師だな。w
ゥの騙りでないことを祈る。
差別でなく区別と言ってみる
10名無し物書き@推敲中?:02/09/22 22:26
>>5
そうだよ。新○社に担当がついたけど喧嘩別れしたSIMA@お馬鹿さんのことだよ。
11名無し物書き@推敲中?:02/09/22 22:28
私は福井県内にある、被差別部落で、皮革加工業を営む両親の長男として生まれた。父もやはり福井県の被差別地区の出身であった。母が私の故郷出身で、そこと父の誕生した部落とが昔から交流があり、二人は結婚した。
二つの集落は共に穢多のムラで、集落内に齢頃の若者がいると地域の世話役的な有力者が村落間をい往ったりき復たりして、縁談をまとめてきた。このような通婚を重ねてきたことにより、両方のムラに親戚は多い。
今は知らないが、少なくとも両親が結婚した頃の故郷は、穢多の部落と非人のそれが婚戚関係を築いたり、親交を結ぶことはなく、前者は後者を蔑視していたらしい。
また、同じ穢多部落が近くにあったのだが、そことは何故か反目しあっていた。
父は婿養子であるが、どういう経緯でそうなったのか、この辺りの事情は知らない。とにかく彼はいつも黙って、竹刀の先端などに被せる革を加工していた。
私は中学生になった頃、一度だけ父の生まれ故郷に行き、墓参りをしたことがある。父と私でそこに赴いたのだが、酷くひっそり静寞とした貧村だった。
山の中腹に小集落はあり、二十軒程の家屋が点在していた。部落の中央を細流が流れ、周囲から翠巒が迫っていた。戞々と鳴く蝉の声が執拗に父子へ圧していた。
父は川に架けられた鉄板を渡り、鬱蒼とした雑木林に入った。私も後に続き、林縁を踏んだ。
立ち罩める草燠れが鼻翼を動かした。前に進むと黯くなり、木々の枝葉は重なって、恰も天蓋のように空を隠している。脚許も林縁と違って、草は殆ど生えておらず、湿った茶褐色の土を露わにしていた。
木々の幹には苔が生え、根本を隙間なく覆う。遂道のようなところだった。
私は森に充溢する?気に悪心嘔気を催し、同時に少し怕くなった。
数十メートル程歩いただろうか。頭上の疎らになった枝から木洩れ陽が差し、前を進む父の開襟シャツの背中に懶く斜影を落とし始めた。
再び林縁に至り、莽々と靡く草叢が視え、眩む程の光がその奥より押し寄せた。
 展る光景に眼を瞠った。右に細い道が三十メートル位伸び、それは削平された上下二段の墓地に繁っている。
12名無し物書き@推敲中?:02/09/22 22:31
通路の左には緩やかな勾配が下がり、底に阡陌で区画された水田がある。
田面に強い日差しが映り、燦いていた。
墓碑群を囲むようにしてみどり翠豊かな山々が立ち上がる。
父はそういう風景に些かの感情も抱かないらしく、黙々と狭い道を歩く。
私も後ろから尾いて行き、途中、右側の草々に埋もれつつ祀られた六地蔵尊とその前へ供えられてある色褪せた千代紙の紙礫を視野の端に収めて、二人は墓地に辿り着いた。
下段の奥にあった古い墓の前で父は立った。
そこには彼の旧姓が彫られていた。
父が瞑目合掌したので、私も同じことをする。
なにかが固い路地に鈍く落ちる音がしたかと思うと、それは転瞬に嗚咽の声になった。
瞼を上げると父が跪き、墓石を両手で撫でているのが見えた。墓碑の一部は欠損しており、それでも《畜》という文字は残っていた。
本来ならその下にも文字が刻まれていたことは、刔るようにして欠けた不自然な形状から判断できた。蝉噪が汀に寄せる波浪みたく、絶えず父と私へ指向しているようだった。
父の姿に驚き、戸惑った私は額の滲む汗を手背で拭い、別の墓碑に眼をや遣った。どの墓も雑に削られていた。

#訂正
>>11
酷くひっそり静寞 ⇒酷く静寞
13うさぴょん ◆Gyu73AVw :02/09/22 22:47
>>11
>>12
ぱっと見古臭い。
蝉噪が汀に寄せる波浪みたく、こういうのとか。
だ・が、そんな年代差はどうでもいい。
部落地区で生まれた男の墓参り、痺れた。
こりゃ半端ない、俺がいままでネットで見た中で頭一つ飛び出てるよこれ。
嫌、もっとかもしれない。
描写も無駄が無い。一定の温度で淡々と書かれているけど
妙な興奮を覚えたわ。
もう俺なんかがどうこういう次元じゃないわ。
これ、おもしろい。そんだけ。

14名無し物書き@推敲中?:02/10/17 14:37
>>11
>>12
ぱっと見古臭い。
蝉噪が汀に寄せる波浪みたく、こういうのとか。
だ・が、そんな年代差はどうでもいい。
部落地区で生まれた男の墓参り、痺れた。
こりゃ半端ない、俺がいままでネットで見た中で頭一つ飛び出てるよこれ。
嫌、もっとかもしれない。
描写も無駄が無い。一定の温度で淡々と書かれているけど
妙な興奮を覚えたわ。
もう俺なんかがどうこういう次元じゃないわ。
これ、おもしろい。そんだけ。
15名無し物書き@推敲中?:02/10/19 23:47
癌になったんだったっけ? 生きてるの?
16名無し物書き@推敲中?