【愛】恋愛リレー小説【恋】

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1名無し物書き@推敲中?
恋愛に関するリレー小説です。
>>2からスタート
2名無し物書き@推敲中?:02/09/18 22:11
しょうがないな。

真美は、揺れるカーテンを眺めていた。
揺れるカーテンは、真美に眺められていた。
あああ、アニメの女の子は最高だなあ!でもね……
たまにリアルワールドの女性にもムラムラきちゃう
事って あるよね?そんな時は
↓↓↓↓↓ このサイトでキマリ ↓↓↓↓↓
5名無し物書き@推敲中?:02/09/18 22:14
昨日、真美のかつての恋人が北朝鮮に拉致されていることが
判明した。
6名無し物書き@推敲中?:02/09/18 22:14
真美は言った。

「犯人はあなたです。」↓

( °〜 °)

あああ、アニメの女の子は最高だなあ!でもね……
たまにリアルワールドの女性にもムラムラきちゃう
事って あるよね?そんな時は
↓↓↓↓↓ このサイトでキマリ ↓↓↓↓↓
9名無し物書き@推敲中?:02/09/18 22:15
「ぼ、僕は犯人ではない、犯人は僕の…、う、うわぁぁあ!!」
10名無し物書き@推敲中?:02/09/18 22:16
「ばれたか」

と金総書記は答えた。
朝鮮を馬鹿にするな。お前。
12たまにリアルワールドの女性にもムラムラきちゃう事ってあるよね?:02/09/18 22:17
あああ、アニメの女の子は最高だなあ!でもね……
たまにリアルワールドの女性にもムラムラきちゃう
事って あるよね?そんな時は
↓↓↓↓↓ このサイトでキマリ ↓↓↓↓↓
 
13名無し物書き@推敲中?:02/09/18 22:17
真美は金総書記の頭からわかめをとりたい。

でも、とれない。

14名無し物書き@推敲中?:02/09/18 22:17
金総書記は仮面を投げ捨てた。
その正体は・・・ 
下衆がいます。下衆がいます。
下衆で下衆。下衆で下衆。
朝鮮を馬鹿にするな。お前朝鮮を馬鹿にすると許さないぞ。
17たまにリアルワールドの女性にもムラムラきちゃう事ってあるよね?:02/09/18 22:19
でもね……
たまにリアルワールドの女性にもムラムラきちゃう
事って あるよね?
18名無し物書き@推敲中?:02/09/18 22:20
真美が愛していたのは実は新聞の勧誘員だった。
彼は馬のような顔に、象のような耳、キリンのような首
マウンテンゴリラのような(中略)

ようは人間ではなかった。
>>17 死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
20たまにリアルワールドの女性にもムラムラきちゃう事ってあるよね?:02/09/18 22:22
でもね……
たまにリアルワールドの女性にもムラムラきちゃう
事って あるよね?
真美と美真は双子の姉妹。
母の名は美眞。父の名は善真。
22名無し物書き@推敲中?:02/09/18 22:25
「奥さん、新聞はいりませんか?」

「新聞はいりません」と真美は言った。「ただ……」

「ただ?」

「愛をください」

画面が暗くなる。辻仁成と中山美穂があらわれ、ふたりは
「愛をください」を熱唱する。
カメレオンがどうだかこうだか…
23名無し物書き@推敲中?:02/09/18 23:49
カメレオンキングだ〜!!逃げろ〜!!カメレオンキングが出たぞ〜!!
ほら、早く女子供をにがせ!!男はカメレオンキングを足止めだ!!
カメレオンキングって何よ?
25名無し物書き@推敲中?:02/09/19 21:36
突如現れた異国の風貌の男か女。
「カメレオンキングって何よ?」と余裕をかましている。
しかし、現地民はそれどころではない。
「あれま!おめさごげなとこおったってたらカメレォンキングにとって食われちまうど!はよ、こっちさにげろ!」
だからカメレオンキングって何!
27名無し物書き@推敲中?:02/09/24 03:14
真美はテレビを見ながら叫んだ。
すると真美の姉の美美が背後から、
「その謎を解くためにそなたは恋の島へゆくのです!」
と神がかりチックに叫んだ。
「恋の島…?」
美美は真美に古びた地図を渡した。
「お供につけていいのは鹿児島のイヌ田ジャーキー君、
新潟のサル本ばな男君、岩手のキジ沢ケン太君の3人」
美美は断定口調でそう言った。
「その中のひとりと真美、お前は結ばれる!!」
「エエッ!!」
「結ばれる、結ばれる、結ばれる・・・・・・」
美美は催眠術口調でそう言った。
「そ、そんな、決め付けられても」
「運命、とかいて、さだめ、なのです」
美美は預言者チックにそう言った。
「あなたはこの3人と恋の島に行き、カメレオンキングの謎を解き、
そして・・・人生の伴侶を決めるのですよ、一休」
美美はははうえさま風にそう言った。

ともあれ、真美の恋の旅が始まった。
ふたごの妹美真は「真美ちゃん、がんばってね」と。
旗をふり
30名無し物書き@推敲中?:02/09/26 07:58
尻も振り
31名無し物書き@推敲中?:02/09/26 17:27
とうとうあの人までふっていた・・・・。
32名無し物書き@推敲中?:02/09/29 23:47
振られた(完)
33名無し物書き@推敲中?:02/10/04 02:39

新・恋愛リレー小説「一途ORストーカー」
その頃、名探偵某四郎のオフィスに怪しい電話がかかってきた。
「なんだって! 僕が一途に愛している真美ちゃんが恋の島に拉致されただって!」
某四郎は後先考えずにヘリを飛ばした。
「待ってろ! 僕が必ず犯人を捕まえてやる! そして、真美ちゃんと愛のゴールインだ!」
35名無し物書き@推敲中?:02/11/18 08:55
36名無し物書き@推敲中?:02/11/18 21:48
真美は考えた。
青年海外協力隊に私も参加してみたい。
でも、発展途上国に派遣される女性たちは一体生理の時はどうしているんだろう。
そのことを考えると、真美は二の足を踏んでしまうのだった。
37ほなはじめよう。:02/11/19 00:31
そんなとき、九州で大噴火がおこり、日本中に火砕流があふれてしまった。もう日本には誰も住めなくなった。
真美は旅だった。

参照
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/books/topics/shito/
38名無しさん:03/01/05 03:06
            / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
Λ_Λ  | 君さぁ こんなスレッド立てるから          |
( ´∀`)< 厨房って言われちゃうんだよ             |
( ΛΛ つ >―――――――――――――――――――‐<
 ( ゚Д゚) < おまえのことを必要としてる奴なんて         |
 /つつ  | いないんだからさっさと回線切って首吊れ     |
       \____________________/

(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
(∩∩) (∩∩) (∩∩)

(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
(∩∩) (∩∩) (∩∩)

(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
(∩∩) (∩∩) (∩∩)
39山崎渉:03/01/06 15:55
(^^) 
40名無し物書き@推敲中?:03/01/13 06:54
男は真美のまんこに挿入した。
でかい肉棒であった。
男は一心不乱に腰をぬきさしした。
肉棒が気持ちよさそうに出たりはいったりしている。
41山崎渉:03/01/19 03:39
(^^)
42名無し物書き@推敲中?:03/02/17 16:22
>>1からスタートしろや!
このスレもうだめぽ。
44ぶらいあんと ◆MOFkZDnXh. :03/02/21 02:19
すべては夢だった

私の名前は恭子
真美って誰なんだろう?

そんな疑問はすぐに忘れて
私はベットから立ち上がった
45名無し物書き@推敲中?:03/03/02 03:26
立ち上がった瞬間に目が覚めた
全てが夢であったのだ。
恭子って誰だろう?
私は素子。清楚可憐とはいえないが、立派な女子高生である。
時計はすでに8時半。遅刻してしまう。
慌てて外に飛び出した――同時に目が覚めた。

私はやはり真美だ。



全然関係ないけど夢の中で夢を見る構造で三重夢までは体験したことあるなぁ。
すげー怖かったよ。
46名無し物書き@推敲中?:03/03/02 03:39
「夢を支配する神様の名前を知ってますか?」
机の端っこに小さく書かれた落書きに気がついたのは、もう一時間目が終わろうとする頃だった。
47あらゆる場所に花束が:03/03/03 06:37
落書きを自分で書いたおぼえはない。
誰かが書いた。いや違う。誰かに見られてる。
今だってきっとその人は見ている。

真美は辺りを見回した。いつもの変わらぬ教室の風景だ。
夢を支配する神様?いったい何の事だろう。その人は私に何を伝えたいの
だろう。
どうにも落ち着きがたくなってきた真美は、「私帰る」と隣の席でワイワイ
雑談をしていた女友達達に言うと、そのまま教室を出て行った。
あっけにとられて、真美の後ろ姿を見送る女友達たち。

裏門から出て、学校の裏山を歩く。そういえば真美はココを通るのが
初めてだった。まだ午前中なのに空が曇っているせいで真っ暗だ。

「誰が私を見ているんだろう?」歩きながら真美は考えつづけていた。
すると洞窟のようなものが見えてきた。
この辺りは戦争の時、防空壕などがあったからこんな穴があっても
不思議ではない。
真美は穴の中に入っていくことにした。
48名無し物書き@推敲中?:03/03/04 05:31
agw
49名無し物書き@推敲中?:03/03/04 05:42
http://homepage3.nifty.com/digikei/ten.html
おちんちんが熱くなるよ。
>>49
http://www.wao.or.jp/user/haitaman/ophoto93.htm
いや、こっちのほうが熱くなるよ(w
51名無し物書き@推敲中?:03/03/09 01:28
>>47
警察の引いた非常線を避けて、一晩中歩き通したジェイムズは身も心も
疲れ果てていた。
昨日の夜はジェイムズにとって最悪の夜だった。
目撃者。少女の腹に何度もナイフを突き立てている場面を、公園をラブホテルと
勘違いしている低脳カップルに目撃されてしまったのだ。殺戮行為に没頭していた
ジェイムズは、突然夜の街に響き渡ったサイレンのような悲鳴に全ての思考を
奪われた。怯えた幼い子供の心でジェイムズは、指紋のついたナイフも目撃者の
口封じもほったらかしにして、ただその場から逃げ出した。そうだ。その時、
ジェイムズは臆病な小動物のように逃げ出す事しか出来なかったのだ。
数時間前の醜態がまざまざと脳裏によみがえり、その記憶はジェイムズの肥大した
プライドをひどく傷つけた。
爆発的な怒りの感情に襲われたジェイムズは、その感情のままに巨体を躍動させて
近くにあった通学路の看板を殴り倒した。
力自慢ぞろいの海軍で、アームレスリングのチャンピオンの栄光を彼に与えた、
圧倒的なジェイムズの上腕部の筋肉は、薄い鉄板をぼろきれのように
くしゃくしゃにした。
しかし、日が変わり、気まぐれな彼の神様は今日を彼にチャンスを与える一日に
定めたらしい事にジェイムズは気がついた。
街路樹の切れ目から、学校の裏山を一人で歩いている少女の姿が見えた。
ジェイムズの神様はジェイムズにチャンスを与えようとしていた。
もっと生け贄を。我にもっと生け贄を捧げよ。
ジェイムズの耳には彼だけに聞こえる神様の声が明瞭な音色を伴って聞こえ、
そしてジェイムズは少女が向かった方向へと見当をつけて裏山に続く道を
上り始めた。
52名無し物書き@推敲中?:03/03/15 03:03
洞窟の中は真っ暗だった。
外からの光、雑音など一切が遮断されていた。まるで真空管の中を
歩いているようだ。それでいて梅雨どき特有のねっとりとした空気だけは
内部に伝わってくる。
歩きながらどこまでこの洞窟が続いているのか見当がつかないくらい
深かった。
真実は歩きながら暗闇の中で周囲を観察し、この洞窟が工事などで最近手を
加えられた類のモノではないと思った。
それでいて人の手が加われた意思も残っている。
意思だけがそこに置き去りにされたように。
そのイビツなバランスに何か異様なものを感じ、
背筋がゾクッとした。

足元をかるい風が感じた。風が真実の進行方向と逆に流れてきた。
どうやら洞窟の中心部にたどり着いたらしい。

そこには池があり、その先で洞窟は止まっていた。

風が中心部から真実の方に向かって流れてくるというのは、
どう考えても不自然なのだが、真実はもうおかしいとは思わなかった。
その池があやしげで神秘的な潤いに満ちて、まるで生き物のようだった
からだ。
53名無し物書き@推敲中?:03/03/17 20:39
age
54名無し物書き@推敲中?:03/03/17 20:41

連続2ちゃん小説に危機!!

500ごとに板を転々としつつひとつの物語を完成させる。
そんなみんなの夢の結晶である連続2ちゃん小説『まんてん』が、今、ピンチだ!
完結まで後2週間と迫ったのに過疎でdat落ち寸前!!
今まで神たちによって作られてきたフラッシュや主題歌の為にも・・・

暇なヤシ、頼むから書いてくれえぇぇぇ

連続2ちゃん小説『まんてん』13in少漫板
http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/ymag/1047479574/

★これまでのあらすじ★
宇宙飛行士になるため種子島から上京したまんてん。
しかしネット、そして2ちゃんとの出会いが彼女を変えていく・・・
そんな時、2ちゃんねるが某国の圧力により閉鎖の危機が!!
彼女はそれを阻止することを誓い仲間を集め、ついにひろゆきと接触する・・・
●登場人物●
まんてん:主人公。26歳。2ちゃんねるでは「みゃぢまを」というコテハンを名乗る。
藤丼隆:まんてんの夫。削除人。まんてんを2ちゃんねるに引きこんだ張本人。
宇宙(そら):まんてんと隆の子。2歳にしてかなりのヘヴィちゃねらー。
中島ミユキ:まんてんの師匠。かなりの電波。
相乗あつし:まんてんの仲間の一人。ヒキーハカー。デブヲタ。
ジョルジュ:ナレーター。
鰤:2ちゃん初心者なのに神クラスのプログラマー。喋らせるとイタイ。
ジョンイル:まんてん達の前に立ちはだかる一応敵。

55名無し物書き@推敲中?:03/03/17 21:38
aage
56名無し物書き@推敲中?:03/03/17 22:06
>>52
じぇぇぇいむずう、じぇぇぇいむずう、
その穴だ。その穴だ。その穴だ。
おまえの大好きな穴だ。
おまえは、穴が大好きだよな。

「ああそうだ」ジェイムズは呟きながら、顔を歪めた。
「おれは穴が大好きだ」
あいして〜るよ〜
ぼくもだよ〜

はっぴぃ〜えんど
真美は、池の方へ歩き出した。
足元がおぼつかない。
生まれて初めて立ち上がった幼児のように、唐突に地面に倒れ、よろよろと
また立ち上がる。
池へたどり着きたいという、身を焼くような渇望が真美の精神を支配していた。
喉が焼けるように熱い。うっかり手をやれば、ホラー映画のように喉をむしり
とってしまいそうだ。
足を止めて、真美はぜいぜいと喘いだ。無意識に出している舌を口の中に戻す事
ができない。熱を持った喉の筋肉が、脈拍に合わせて鈍い痛みを伝えてくる。
だけど、池に行かなくちゃ。私は池に行かなくちゃ。
何度か地面に倒れ伏せたあと、遂に真美は歩くことをあきらめて、這いずるよう
にして池を目指し始めた。
清潔な制服は泥にまみれ、ひざから血が滲み出している。
こんな姿は友達には見せられないな。沸騰した精神の中にある、真美のどこか
冷めた部分がちらりとそんなふうに考えた。明晰な光のようなその思考は、
しかし泡のように渇望の濁流に飲み込まれてしまう。
地面を這いずる少女は、すでに人間である事をやめていた。
欲望の怪物となったその生き物は絶望的な努力を重ね、だがじりじりと、悲しい
ほど少しずつ、少しずつ池へと近づいてゆく。
真美の額に小さな手が当てられた。
真美は、ぼんやりと顔を上げた。奇妙な服を着た少年が、いつのまにか自分の
そばにひざまずいている。
「おねえちゃん、立てる?」
額に触れている小さな手から、何か暖かくて優しいものが流れこんでくるのを
真美は意識した。
少年が肩を貸してくれて、真美は何とか立ち上がる事ができた。
まだ身体に力が入らない。
「私……」
「だいじょうぶ。すぐに元気になるから」
少年は真美を励ましながら、彼女を洞窟の壁にもたれるように座らせた。
「肉のある身体は、夢の中で簡単に変な方にいっちゃうんだ」
「夢の中で……」
全体重を壁に預けながら、真美はぼんやりと少年の言葉を反復した。
まだ体がだるい。横になってしまいたい。
ここはどこなんだろう。ここは──夢の中?
「ぼくも、死んでみて初めて解ったんだけど、この穴は戦争の時に
掘られたとか、そんなんじゃないんだ。江戸時代なんかには、神隠しの
穴とか言われて、何人もの子供がここで行方不明になっている。探しに
来た大人もみんな消えちゃうんだ。もちろん、そんな気持ちの悪い穴は、
すぐに埋められちゃったんだけど、入り口が埋められたとか、そんなのは
関係ないんだ。この世にある穴なんじゃなくて、この世からあの世に
向かって開いている穴なんだから」
真美には、少年の言っている事がよく解らなかった。
少年の顔から目を離し、霊光を放っている池の方に眼を向ける。
次に自分が入ってきた方向に眼を向けて、真美は入り口が消えてしまって
いる事に気がついた。
おそるおそる周囲を見回すが、どこにも出口なんか無い。
ごつごつした岩の壁がぐるりと周りを取り囲んでいる。
真美は、自分が脱出不可能な牢獄に閉じ込められている囚人と同じ立場に
なってしまった事を知った。
60名無し物書き@推敲中?:03/03/26 00:23
頭がまだクラクラする。
ジェイムスは狙いを定めた少女を追いつつこの洞窟に入ってしまった事を
後悔した。
岩陰からその少女と不思議な少年のやりとりを見つめ二人の会話を聞いていた。
気がつけば自分が完全に洞窟に閉じ込められている。
少女は少年を恍惚の表情で見つめている。さっきまでのジェイムスにも訪れた
異常事態から開放されて、安堵をうかべるだけじゃなく、
今性行為を強要されたら、すぐにでも素っ裸になってしまいそうだ。
だが、その無垢な少年の表情がジェイムスには引っかかるのだ。

最初はただ少女を殺し、昨夜の失態を一瞬でも忘れられれば良かった。
そもそも誰かを殺さないと自分が自分でいられなくなると思うようになった
のはいつからだろう。

海軍に入ったのは、ただただ戦争に惹かれていたからだった。だか結局本物の戦場
もなく、マニュアル通りの訓練を繰り返す軍にいても戦争を渇望する自分の想いを
埋めることは出来なかった。ジェイムスは軍を辞め職業軍人になった。
そしてジェイムスは数々の戦場を、内戦の雇われ軍人として経験することになる。
だがある時、アフリカのある地域の内戦に参加した後、職業軍人生活からも足を
洗った。
追い詰めた敵兵の一人に、いよいよとどめを刺そうとナイフを振り上げた時、
その敵兵の顔が異様だったからだ。
それは助けを懇願する顔でも、死を受け入れた顔でもない。
そこにあったのはジェイムスが今まで見たことも無い顔だった。
それは長年ジェイムスの脳裏に刻まれ、それを一瞬でも忘れるために人を
殺しつづけたのかもしれない。

だがそれも全部わかった。目の前にいる少年の顔が、それだった。
「そいつに近づくな!」ジェイムスが叫ぶと2人がこっちを振り向いた。
その少年の表情は”無垢”なんじゃない。
それは”虚無”だ。
突然現れた大柄な外人を見て、真美は恐怖した。
思わず少年にしがみつく。
少年は、真美の存在をはっきりと無視した。
「待ってたよ」
少年は静かにささやくと、ゆっくりと立ち上がった。
「殺し過ぎたんだ、お前は。還らなくちゃいけないほど殺し過ぎたんだよ」
真美は呆然と、変化する少年の顔を見つめていた。
少年? その存在は、もう少年には見えなかった。
老人のように見える。動物のように見える。神様のように見える。
「連れて行くなら、俺だけを連れて行けばいい」
ジェイムズは、自分で自分の言葉が信じられなかった。
なぜ、俺は少女を守ろうとしている?
「なぜ、お前はこの子を守ろうとしている?」
ジェイムズの疑問は、少年であったものの疑問でもあった。
本当に不思議そうにジェイムズに問いかける。
「わかりかけてきた気がする」
ジェイムズは眉根を寄せると、苦しそうに声を絞り出した。
「人殺しは、俺の宿命だったんだ。最初からそうだったんだ」
「自分が死神としてプログラムされていたことに気がついたなら、
還ることに抗う必要はあるまい。
ジェイムズ。人は死ぬんだ。遅いか早いかの違いがあるだけだ。
そして誰にでも宿命はある。この少女には、お前をおびき寄せるための
餌になると言う宿命があったのだ。この少女は自らの宿命を果たしたのだよ」
池からの霊光が強まり、洞窟内部の全体を照らし出した。
猛獣のような敏捷さでジェイムズは動いた。
少女の腕を捕らえて、自分のそばに引き寄せる。
人を殺すためにこの世に生を受けた男が、
血にまみれたその手で、今、少女の手を握っている。
殺すためでなく、救うために。
62山崎渉:03/04/20 02:09
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
63名無し物書き@推敲中?:03/04/30 21:21
ba----bu-----
64名無し物書き@推敲中?:03/05/08 02:45
ジェイムスは少女の手を握ったまま、この少年から目をそらすまいと
強く思っていた。いま自分に力が溢れているのはわかってる。
ただそんな思いがこの虚無の塊の少年の表情を見ると長くは続かないだろうと
いうことも。

真美はジェイムスを心強く感じていた。何で初めて会ったのにこの人を
全面的に信頼できるんだろう。

少年の方に目を移す。少年の顔が再び判別不能になっている。
何故だか惹かれる。あの表情が自分にとって何なのかは全くわからない。
ただ引き寄せられるのだ。
気が付くと少年に向かって歩き出していた。
歩きながら真美は制服のスカートを脱ぐ。そして上着も脱いだ。
下着姿と靴と靴下だけの格好で少年に向かって歩く。
それらがうっとうしく感じる。裸になってない自分に罪悪感を感じる。
65名無し物書き@推敲中?:03/05/08 02:47
169センチの真美の体。足は長く、体の均衡もとれている。
真美の背中、長い髪に隠れたブラジャーのホックに真美の手がかかる。
真美の目は真っ直ぐ少年を向いている。いや、少年の顔の先にあるものを
みているようだ。
ブラジャーのホックを取ろうとする手が止まる。
「あなたは私に何をくれるの?」無表情だが、瞳だけが恍惚の色を放つ
真美が言う。「あなたが私の探していたものを持っているのはわかる。
ただそれが何だかわからないの」
少年の表情が再び虚無から少年に戻る。
「君はいままで幸せに生きてきたんだね。両親に愛され、心許せる仲間も
いる。君の過去が見える。僕に出会ってしまう人々は、いままでどこかしら
心に空洞を持った人が多かった。そこにいる大男のように。
ただ君にはそういうものが何もない。ココに来たのが何かの間違いみたいだ。
僕は何千年も生きてきた。女だって何人も抱いた。ほとんどが色情狂か、姓に
対して何かしらのコンプレックスを持った女だった。でも君にはそんな所が
ない。自分でもどうしたいかわからないだろう?正直に言うと僕にもわからない
んだ。自分にわからない事が怖い・・・こんなこと、今までなかった。
自分の想う事を素直にすればいいんじゃないかな。」
「はい・・」そう答えると真美の頬からは静かに涙がこぼれてた。
心が優しさで満たされるのがわかる。
ブラジャーを取る。パンツを下ろし脚をまたいでそのへんに放り捨てる。
最後に靴下も脱いだ。
池が再び輝き、真美の頬を静かに流れる涙を光らせる。
真美は少年に抱きつく。少年の体に会わせて立てひざをつく格好
になる。
「許して・・・・」真美が言う。
「許すよ何もかも」少年が言う。

66名無し物書き@推敲中?:03/05/08 02:50
すっ裸になった真美が少年に抱きつくのを唖然として見つつ、ジェイムスは
真美が何に対して少年に許しを求めてるのかわからなかった。
そして少年も許すと言う。なんなんだ・・

「綺麗だよ。とても・・・」少年が言う。
「うん」目をつぶり真美がうなずく。落ちついた表情で。
真美は抱きついた手をほどくと、ゆっくり立ち上がった。
少年が手を伸ばす。真美の胸に触れゆっくりと下におろしていく。
何かを確かめるように。真美は落ちついた表情だ。
少年は顔を上げ真美を見つめ「後ろを向いてくれないか」と言う。
真美は後ろを向く。目は閉じている。ジェームスの事は全く気にしてない。
少年は真美の背中に触れると同じように手を下に下ろしていく。
真美は少しだけ感じたような表情をする。

ジェイムスは、ジャックナイフを持ち、少年に向かって走りだしていた。
少年にナイフを突き刺すと、少年が血を吐く。
「ぼ、僕一人では死なないよ・・ジェイムス、き、君も連れて行く・・」
少年がジェイムスの体に手を突っ込むと内臓を無理やりえぐりとった。

真美は裸のまま呆然としていた。血まみれの二人が消えた後、そこには
灰のような跡だけが残っていた。

「学校に戻らなくちゃ」不意に言った自分の言葉に驚くと、真美は
涙が出た。あの時、自分が何を許して貰おうとしたのか、それだけが
引っかかった。
67名無し物書き@推敲中?:03/05/22 02:22
age
68山崎渉:03/05/28 11:05
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
69名無し物書き@推敲中?:03/06/01 02:24
あげ
70動画直リン:03/06/01 02:29
71名無し物書き@推敲中?:03/06/01 02:53
('◇')ゞラジャ
http://hkwr.com/
http://hkwr.com/bbs
十四歳の誕生日を迎えることは、

ジュジュにとって恐怖そのものだった。
アフリカの奥地にひっそりと存在している村、ジュジュが生まれて育った村では、
21世紀になってなお、『成人の儀式』が連綿として受け継がれ行われていた。
男の子が生まれた家では、遥か彼方にそびえたつ山麓の峰が雪の白に十四回
覆われるのを数えて、その子に『成人の儀式』を受けさせなければならない。
ある村では、足に紐をつなぎ、高い木の枝から地面に向かって飛び降りるのが
成人の儀式だった。
ある村では、少年の性器を柔らかくつつむ包皮を外科的に切除するのが
成人の儀式だった。
そして、ジュジュの村では、ある意味では大人の資格を得るための典型的な
通過儀礼とも言える、勇気を試す冒険──すなわち、『肝試し』を
成人の儀式として採用していた。
十四歳の誕生日を迎えた少年は、村の裏手に広がるキセの森に赴き、森の奥深くに
鎮守されている社に参らなければならない。
少年は夜更けに村を出発して、片道四時間はかかる獣道を通って社に向かう。
社には、昼のうちに大人たちが用意した小さな石像が置かれており、それを
持ち帰ることが少年が社に到達した証明になった。
この肝試しで最大の脅威となるのは、アフリカという地域に特有の夜行性の猛獣だろう。
猫科の大型動物の爪と牙は、たやすく少年を人間の形をしたひき肉に加工してしまう。
実際に、何人もの少年が、彼らとの不幸な邂逅でその命を落としていた。
しかし、ジュジュが恐れていたのは、本当の意味で恐れていたのは、獣によって
死を与えられることではなかった。
ジュジュは、『成人の儀式』に生き残ること、正確に言えば儀式を経験することで、
自分が自分でない何物かに変わってしまうことをより強く恐れた。
ジュジュは、一年前に偶然見てしまったのだ。
儀式を達成して帰ってきた、ジュジュより一つ年上の少年は、金色に輝く朝の光を
受けながら、ジュジュの目の前で魔法としか表現できない奇跡を行って見せた。
そして、その魔法はジュジュが見たどんな残酷な光景よりも忌まわしいものだった。
>>72
「懼れることは無い、ジュジュ」
手元の木を削りながらジュジュの祖父は笑みを浮かべた。
「男達はみな、儀式に向かった。暗い夜道を歩き、あの聖域に行った。
 …もちろん、逃げ帰った者も少なくない、ごまかした者も、沢山いる。
 わしの兄貴は逃げ帰った。それも、仕方のないことだ」
老人の手の中で木片が飛び散り、周囲に赤茶けた彩りをもたらす。
「だが、そこへ到達した者は、何かを見る。
 ある者は神々の饗宴に招かれたと言い、ある者は悪魔の集会を垣間見たそうだ。
 わしも、あの地で…あるものと出会った」
遠い過去に視線を送り、老人は哀しげな表情を浮かべた。
「懼れるなジュジュ、あの地を目指せ。
 そこには、おまえの未来を決める何かが待っている。
 これを持っていくがいい。鉄の樹から削りだしたから、軽くて強力だ」
祖父から渡されたV字形の物体を受け取ると、ジュジュは静かにうなづいた。
74名無し物書き@推敲中?:03/06/05 00:49
あのーこのスレに何度か投稿させてもらったものなのですが、
このスレの住人って何人くらいいるんですか?
けっこう面白いんですが。
真実はどうなるの?
エロも入ってきて良い感じだったけど。
75 :03/06/07 21:03
小学2〜4年生にかけての約2年間、絵画教室に通っていた。
絵画教室と言っても、俺が通っていたのは子供向けのコースだったので、ほとんどお絵描き・工作レベルの類だ。
確か毎週土曜日、午後2時から4時までだったと記憶している。

ある日の事。帰りにいつも自転車で迎えに来てくれる母親が、なぜかなかなか来ない。俺は教室の中でひたすら母親を待った。
その教室は自宅から歩いても大した距離ではなかったので、今にして思えばなぜ毎回迎えに来てもらっていたのか、よく分からない。
何かしらの事情があっての事だったとは思うが。

俺と同年代の生徒達は、みな帰ってしまった。残っているのは、俺と先生の2人っきりになった。
俺は緊張した。2人の間に、会話はほとんどなかった。今も昔も俺は人と話すのが苦手だが、緊張しているのにはまた別の理由があった。

その先生は女性だった。もう名前も顔も覚えてはいないが、年は恐らく当時20代。
長い黒髪の、知的で綺麗な女性だったと記憶している。
俺は淡い恋心を抱くとまではいかなかったものの、少なからず好印象をその先生に持っていた。
美術を専攻する知的な大人の女性。実に魅力的である。
今も昔も、大人の女性は大好きだ。その先生と2人だけになるなんて、滅多にない事だった。
必要以上に、俺は緊張していた。

教室には何冊かの漫画の単行本があった。
まさかこれを参考に絵を描けと言う訳でもなかろうが、子供も出入りする教室だからだろう。確かにいい暇つぶしにはなる。
間が持たない俺は、何の本だか忘れたが一冊手にして、そいつを読む事にした。
やがて先生も、やはり何かの漫画を黙って読み始めた。
俺はふと、先生が何を読んでいるのか気になって目をそちらに向けてみた。彼女が静かに読んでいたそれは。
 
楳図かずおの「まことちゃん」だった。
夢見がちな少年にとって、それはあまりにも残酷な現実だった。
76山崎 渉:03/07/12 11:50

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
77山崎 渉:03/07/15 11:55

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
78山崎 渉:03/08/02 01:28
(^^)
79山崎 渉:03/08/15 13:34
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
このスレは、もう少し生き残っても良いかと思われ(w
だからカキコしてあげよう。
82名無し物書き@推敲中?:04/01/03 22:31
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●●●●●●●●●●●●●●●●一次落ち●●●●●●●●●●●●●●●●
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これを見た人は確実に【一次落ち】します。これをコピペでどこかに1回貼れば回避できます。
本当です。これをやらないと一生受賞することができなくなります。
私も最初は嘘だと思ったんですが、一応コピペしました。それで見事、受賞しました。
信じられますか?
86名無し物書き@推敲中?:04/05/19 17:29
恋愛モノは流行らんなあ
87名無し物書き@推敲中?:04/05/19 17:38
「世界の中心で、愛を叫ぶ」が流行りまくってるだろーが!
88名無し物書き@推敲中?:04/05/19 17:42
相手が死ぬからこそ純愛になれる話。多すぎるね。
鐘釣も予定と細野はとノウハウは台風
多発はとオフとオフといつはいつはと小房は差多発はとは居ハとか
二人も奴は石谷はラメと包括の徒歩と ラメは手直しの誉れもよとのお話居のはと ラメはと温湯はと納会篠原も茶内か
二人も夕日の地位はのオフと違法とはいつはない…
90 ◆qDDm.ySjQg :04/07/28 12:49
91名無し物書き@推敲中?:04/08/16 17:20
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92名無し物書き@推敲中?
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