◆「この3語で書け! 即興文ものスレ」感想文集第3巻◆
【4】「こうやって、誰かがきめた〜」からの3行だが、ややもすると独りよがり
であるように感じられる。それと「公園で一人ニヤニヤ〜」の「ニヤニヤ」は
適切でない気がする。別の表現の方がよかったのでは?
【5】「内容物は・・」の箇所がどうしても浮いて見える。意味は通るのだろうが、
「内容物」ではなくて別の言葉(例えば、単に「中には」でも良いのでは?)を持って
きたほうが良いように思う。多少自分に酔い気味ではあるが、私は許容範囲。
【6】最終行でわざわざ十年前の出来事にしているのだから、
それ相応の意味が欲しかった…と書いた後で作品をもう一度読むと、
実はこれできちんと成立しているのではと思い直した。今でも鮮やかに妻の足首を
覚えている辺りに読者の想像力がかき立てられる。
【8】途中まで誰の視点で書かれているのかがわかり辛かったが、
そんなことを忘れさせる締めの文に思わず笑みがこぼれた。
「すってんころりん」、とても可愛らしい。このような表現は作者に備わった
朗らかな性格によるところ大だろう。コーラにそのような効能があるとは…。
【9】もう少し遊んでも良かったように思う。それと、一番最後を「……」で
濁らせているが、「〜今夜も飛んでいる、と。」で終わらせても面白い。
ところで、このイラン人は2ちゃんねらーなのだろうか。
【10】戦争によって引き裂かれたと思わせておいて、実は別の女性を好きになって
いた、という構成はとても良いと思うのだが、すんなりと読み解けなかった。
ただ、恐怖は十二分に伝わってきた。淡々としていて、だから余計に怖い。
【12】以前、(多分)同じ作者が書いたと思われる作品を読んだが、それよりは
今回の方が数段良かった。描写力も備わっているように思う。
推理小説風の作品が少ないなか、貴重な人材。
【13】私がこうやって好き勝手に感想を書いてきた作品のうちで、
三本の指に入る良作。純粋に上手いと唸るしかない。強いて言うならば、
娘と愛妻の価値にもう少し幅を持たせても良かったように思う。
娘をより高価(乃至は妻をより安価)にするということだ。いや、
それにしても上手い。そして男の価値とは場所を問わずにこの程度である。
【14】題目の「象徴」に苦労したのだろう。その箇所に些かの無理を感じた。
言わんとしていることはわかるのだが、最終行にもキレがない。
あと、突然店長が男に向かって問い掛けるのもどうかと思った。
>>714さん、題目の難易度も考えずに安易に批評してしまいました。
本当にごめんなさい。
744 :
2チャンネルで超有名:02/09/21 12:08
>743
>>714さん、題目の難易度も考えずに安易に批評してしまいました。
>本当にごめんなさい。
あ、いえ、、
設定を無理矢理押し込んでいるような文章なのは
事実だと自覚しているので、お気になさらず。
>イラン人は嘘つきなのか妄想家なのか、それとも本当に飛ぶのか。
「面白くない強制千夜一夜物語」
伝統ってのはそのこと。当然、内容は嘘八百。
>「〜今夜も飛んでいる、と。」で終わらせても面白い。
そっちの方が良かったね。
[14] 自然とその場の風景を考えさせられてしまう描写。
面白かった
748 :
本スレ17:02/09/21 17:14
うぐあ、、、
「花鳥風月」をいれたかったのに「花蝶風月」になってる。
鬱氏
749 :
本スレ17:02/09/21 17:21
自分でかいといてなんだけど
読み直したらなんかお題は「入れただけ」になってるような、、、
いや、リアルでσ(・・)がほんとにやってることをそのままかいたんですが、、、
お題生かしてないでつ。精進しなおします、、、
発展性を期待すると言葉遣いの無理は
後の解決を期待させる材料にもなると思う。
何かまとまりすぎてる作品には
どれだけバチッと決まっていても 逆に中身のなさを感じる。
私が噺読みではなく、小説読みだからかもしれない。
751 :
名無し物書き@推敲中?:02/09/21 18:32
自分が本スレに書くとき、お題はおまけのつもりで書いてます。
そりゃばっちり決まれば気持ちがいいし、逆の場合だってある。
要は自分の書きたいことが、ちゃんと表現されてるかってこと。
ではないかと思ってみたりなんかして。
752 :
名無し物書き@推敲中?:02/09/21 20:55
753 :
本スレ10:02/09/22 00:25
>「戦争」ってなんなのでしょう。
はい、この短い中に設定を詰め込みすぎてしまいました。
流し読み人の言う通り、これは戦争で男女が引き裂かれたと思わせておいて、
戦後、生き残った彼が、「私」の元には返ってこず、戦場で知り合った女と
恋をして、結婚してしまったと言う設定です。
でもごちゃごちゃした設定はきにしないでください。
この話はちょっとでも人間の恐怖が伝わればいいのです。
約束を守らず「私」を捨てた男と男を忘れられず、どこまでも追いかける「私」の。
私自身、ホラーは好きだけど、お化けや幽霊なんかより、
人間が一番怖いって思ってるので。
どうでもいいが、お題に「髭」が多いような気が。
狙ってやってるのなら、髭愛好者がスレにいるということで、
それはそれで構わないのだが。
>本スレ24-27
プロローグ、前編、中編1、中編2、後編
ポカーン……
思わず自分も一度やってみてえとか思っちまった。
だがさすがに、中編を1,2に分ける根性まではないな。
で、せっかくだから感想
なんつーか、長い割に童話としてもいまいち。
客観的に評価すればふつーだが、
こみあげてくる切なさも郷愁も感動も足りない。
何より、一般社会に住む我々にとっては刺激が足りない。
刺激のある(ブラックな)童話としては、ここのサイトが面白かった。
影絵
ttp://www.ne.jp/asahi/yancha/system/kage_flame.html
>>737-738 勉強になりました
>流し読みの人
簡素&アドバイスありがとうございます。
[18]文章が拙いが味がある。多読で能力を磨くべき
758 :
簡素アリガトです:02/09/22 21:27
ウワワーイ! ホメラレタヨママン!!
(愛らしいAAを空想ください)
>758
本スレの誰?
気候タンは馴染んだね。よかったよかった。
[39]文章がわかりやすくてよいが、もっとヒネリ鬼ボンヌ
762 :
名無し物書き@推敲中?:02/09/23 01:23
[43]止めれ、第一[39]を書いた人かもわからないし
そうだとしたらはっきり逝ってゲンナーリだし。
ストーリーの添加は物語を長くするために使ってはいけない。
自分の書き方ヒネリでなくそんなん。
次からの参考になったらいいなで書いたものがこんな形で
消化されてしまったのは残念です。
763 :
名無し物書き@推敲中?:02/09/23 02:24
[45]書きなれている感じがして良かった。
自然描写をうまく溶け込ませていて
短いのにキャラがしっかりと立っている。
書くことの基本の土台がしっかりしている、物書きが参考にしたい良作。
[47]日常を書ききれていてうまい。
主人公の思考のとび方などを罪悪感からエスケープするために
わざとそう持って行っていかせているならかなりの理論派で力技、
またそれを感じさせない自然なところがすごい。が、
直感でその運びとなったのだったら日常の観察眼に非常に力があると思われる逸材。
夏という季節の使い方もうまい。
精神描写に長けているもの、自然描写に長けているもの、
いろいろあるがそれらの長所がない作品もある。
ローカルでいっぱい書いて、いっぱい読んでもらって、いいところを
見つけるといいと思う。
そういう意味で人に教えてもらってもまだ仕方のないレベルの人が
多いのだから。
(でも一冊ぐらいはHOW TO本、参考になるから読んでみてもいいかもね
鵜呑み絶対厳禁ですが)
感想を参考に本スレ44-47を読んだ。
うん、そこそこ読める。
44
コンパクトにまとまっていてバランスがいい。
強引に15行に詰め込まれている作品が多い(私の作品に関しては全部の)中、
無理のない範囲で話がまとめられている。
細かい指摘(というか重箱つつき)
小姑みたいな事書くけど、あんまり気にしないで。
>僕は思わず、冷気を逃げることを気にせずに冷蔵庫の中を覗きながら呟いた。
「思わず」が余計
>妻が出て行って、まだ一週間ほどしかたっていないのだが、もうそんな状態である。
「もうそんな状態」の前に、「とにかく」とか入れた方がいいかも。
あと、
ところどころ句読点の位置や副詞の配置を変えた方がいいと思わせる場所がある。
(即興だから仕方ないのだけど)
>最も妻が出て行く以前から問題があったのかもしれない。
せっかく文章量余裕があるので、もうちょっと補足がほしい。
でも、まあ、カップラーメンのノウハウと同じで、
消費者を完全に満足させるよりも
ある程度食い足りなさを与えた方がリピーターが増えるらしい。
個人的には、コンパクトにまとまっているよりも、
破綻の危機を抱えながら風呂敷広げている作品の方が好きかも。
45
ちょっと長いけど、こんだけ安定して文章書いてくれたら不快感はない。
ただ、安定していて平易で読みやすいのだけど、
文章が軽いのがなんか気にいらない。
とうに思春期を過ぎた自分にとっては、
中高生の日記も読まされているような感じ。
「…」 → 「……」
情景描写は丁寧で綺麗だけど、
>美雪は、勉強ができなかったし、美雪のクラスは落ちこぼれの集まりで、
>教師達が影で『生徒のゴミ箱』と呼んでいるも知っていた。
>このケーキを私が渡せるはずないわ)
この辺のもっと深い葛藤とか心理描写がほしい。
47
>ーーヤバい漏れそうだ。
「ーー」 → 「――」もしくは「……」
>同じ形をした団地と道沿いに並ぶケヤキの木だけだった
欅「ケヤキ」をカタカナとしているのは手慣れた感じがするが、
>して、チャックを下ろして歩いてきた道に向かってペニスを放り出した。
>黄金水を垂れ流した。
「ペニス」に「黄金水」はゴシップ紙の記事みたいでちょっと……
>雅志は夏休みを過ごす神様を想像しながら
せっかくここまで強引にもって来れたのだから、
ここのところもっと描写が欲しい気がする。
まあ、15行制限あるけど、ここは、
「書きたいのに15行しかないやん」
という、もんもんとした葛藤を愉しむスレなので理不尽な批評もご容赦。
>>764さん、感想ありがとです。こういう指摘って正直嬉しいです。
「思わず」とつけたのは、これをつける事で普段はそんなことしない性格であり、
意外と几帳面だと言う印象を与えるつもりでした。
次の指摘に関しては、すいません、まったく理解できないです(w
最後の指摘に関しては「あるかもしれない」というくだりにより、
それだけ妻を見てなかった「僕」を表したつもりでした。なるべく説明的な文は、
使いたくないんですが、文章力がないので、いつも分かりづらいっすね。
もしよければ、過去ログにもある「1日1書」または「1日1書◆QaWqYmNw」もみて下さい。
>>766 [47]の「黄金水」は私は賛成するが。
語感が至極夏にマッチしている。恐らくあえてこの語をもってきている。
それに遊び心がすばらしい。最終文としても決まりがいい。
書きたいのに15行で悶々は性格に依ります。
15行程度なのであって15行に収まる必要はないからです。
これもまた遊び心で15行に縛り付けられて悶々として書いて見るみる、
あえて無視して見る等(書く人には)自由にしていただきたい所です。
>>765 [45]の設定は夕方
>空がサーモンピンクに染まった夕暮れ
であり彼女は「やっぱり」渡せなかったのです。
>「やっぱり、渡せなかったなぁ」
葛藤が欲しいとあるが、葛藤とは昼間の学校の彼女が散々してきたのです。
悩んだ挙句の帰り道の「やっぱり、渡せなかった」。
きれいな夕日の下に諦め、その後輩の言葉に弱弱しいながらも笑顔を浮かべ返事をする彼女。
そんな彼女が今もうじうじと葛藤を抱いていたのでは、この作品はぶち壊しでしょう。
諦めの溜息をついたのですから、心が痛いなりに少しは吹っ切れているはずです。
この作品の場合、心理描写は背景に見事と言っていいほどに溶け込んでおります。
だからこそ
キャラが立っていられるのです。
そのほか三点リーダーやダッシュの使い方を指摘されていますが、
もうずっとある、確立されたはずの日本語なのに、いまだ作家の間では
ダッシュやリーダの使い方はまちまちです。
括弧などに至るとそのこだわりはもはや一般人の我々には踏みこめないものがあります。
さすがに「ーー」でのダッシュの表現はちょっとですが
その辺の指摘は、間違えの指摘でも批判・感想でもなんでもなくて、ただの
「否定」になってしまいます。
もし貴方が小学校の先生であると言うなら当然あるべき指摘ですが
漢字をひらがなへと同レベルで、この程度の記号の変化は「基本」をご存知の
物書きには認められるもので、もはや指摘は失礼と言うものでしょう。
今気づきましたが、私の文末が変化しているのは、席を立ったり座ったりしている上
直接打ち込んで前後の分が見難いからです。
大変読みにくいと思います、ご了承を。
770 :
名無し物書き@推敲中?:02/09/23 09:51
>>1日1書
[44]もしわざとこの順番なのだったら失礼になるのですが、
>サンタクロースをなぜか思い出させるカビが生え、
は韻律から言うと少し変ですね。
調子が15文終結へと流れて行っている作品なのであえて
破調を持ってきたのかも知れませんが、
(もしくはサンタクロースと言う比喩が突出してしまっているのを
まぎれさせようとしているのかもしれませんが)
ここではせっかくの韻律を崩してまですることではないでしょう。
それから一週間たっても、野菜の汚い葉っぱは底に落ちても
>野菜室の下には、汚い水まであった。
とはならないです、この辺のことがよくわからないから
>>764で
>最も妻が出て行く以前から問題があったのかもしれない。
せっかく文章量余裕があるので、もうちょっと補足がほしい。
とされているのかもしれません。
私は一瞬妻が汚い水を入れて行ったのかと、
わけがわからない考えをしてしまいました。
イメージが先行してしまっているように思います。
後は副詞を・・・・・・。盛り上がり・下がりのメリハリがぜんぜん変わってきます。
今回のはそれが欠いていると思います。この辺りは実験的に難しいのを使ってみても
面白い発見があっていいですよ。
そして私は貴方のセンスを感じるもう一文を最後にいれて欲しい。
最終文が因果から出てくる文なのは寂しすぎます。唯一「未練を断ち切るために」
がキイとしてありますが、これももはや因果で導き出される表現。
以前貴方の作品でいい感じのもの
(しっかりとは読んでいませんが雰囲気をキチンと出せていた良作だったと記憶しています)
があったので今回の感想は私はあえて控えたかった。
貴方もすぐに感想スレに来るのではなく一度時間をおいた方が、自分の作品の感想を
客観的に聞けていいと思います。
>>764の感想はそれほどわかりにくいものではありません。
むしろ行間に多量のメッセージを感じられる感想らしい感想です。
皮肉か賞賛かわからない表現がありますが、その辺りこそ作者は含み笑いで受け入れるべきです。
銀河英雄伝説などで使われている貴族言葉(?)が詳しく載っているHPご存知ないですか?
スレ違いかとは思いますが、知ってる方がいたら教えてください。
773 :
名無し物書き@推敲中?:02/09/23 10:26
>>772 激しくすれ違いですね。
こんな辺境に書き込んでるとは、
もしかしてマルチしてますか?
だとしたら基礎的なネチケットすら守れていな利己的なレスです。
こんな創作文芸板にもそれぞれのスレを愛している人はいるのです。
貴方の行為は削除の対象であるルールにも収まりますし、
アクキン食らってもしかるべきものです。
「スレ違いとは思いますが」は免罪符にはなりません。
2ちゃんは比較的自由な掲示板ですが、それでも貴方のような横暴ができる所ではありません。
2ちゃんは多くの人の目に触れるものであり、当然そういった書き方が要求されます。
とにかく今すぐ消えてください。
そして回線切って首つって死んでください今すぐです即刻です速やかにです。
774 :
名無し物書き@推敲中?:02/09/23 12:02
>773ままマターリ ( ・∀・)つ旦
>>772私はその貴族言葉は知りませんが、グーグルで検索したらひっかかりそう
>>773 Σ(´Д⊂ウエーン
>>774 そー思ったんですが、どういう言葉でぐぐったらいいものかわからなくて・・・。
>>775 それくらいテメェで考えろ。スレ違いっつってんdなろ。邪魔だ失せろ。
>>776 ゞ
( ・∀・)マターリシル!!
(ノ )
hh
778 :
名無し物書き@推敲中?:02/09/23 12:39
>>775 いずれにしろそうまでしてこのスレに居残らないでくれ
質問スレあるだろ?
>764-766に対し、いろいろなご意見あるが、
自分の感想は、それなりに程度読ませる文章に対して
所感を書いたものであって、誹謗中傷ではないので。
星をつけるとすれば、三作品ともそれなりの点をつけている。
>767
>次の指摘に関しては、すいません、まったく理解できないです(w
>771
で補足してくれた方の意見そのまんまということで。 Thanks。>771
>皮肉か賞賛かわからない表現がありますが
賞賛が大部分。皮肉のエッセンスがちょっぴり。
>768
>[47]の「黄金水」は私は賛成するが。
ああ、これは人によって受け取り方が全く違うの分かってて書いた。
>[45]の設定は夕方
>諦めの溜息をついたのですから、心が痛いなりに少しは吹っ切れているはずです。
場景ではなく、情景の描写は綺麗と書いたつもり。
>この作品の場合、心理描写は背景に見事と言っていいほどに溶け込んでおります。
>だからこそキャラが立っていられるのです。
否定はしないが、自分にとっては甘ったるい。
>漢字をひらがなへと同レベルで、この程度の記号の変化は「基本」をご存知の
>物書きには認められるもので、もはや指摘は失礼と言うものでしょう。
ん?私の基本がなってないから失礼ってこと?
ある程度うまい作品にはいちいち書くなってこと?
いずれにしても失礼した。
書き忘れ。
>もしよければ、過去ログにもある「1日1書」または「1日1書◆QaWqYmNw」もみて下さい。
余裕があれば感想をつけさせて頂こう。
自分の感想はどちらかというと無難なものではなく、
評価が分かれそうな文章に対するコメントの、
対極の片方に過ぎないのであしからず。
781 :
名無し物書き@推敲中?:02/09/23 15:45
35:綾乃と接しているときの私の子供嫌いの心象描写が「苛立ち」しかなくてピンときません。
たくさん説明はされているけれど。
後半の描写がしっかりしているため逆に「子供好きじゃん!」という気持ちに。
37:短い文章で登場人物の感情の起伏が激しすぎます。
この容量で書くならあるシーンを切り取って丁寧に描写するか、三人称で客観的な視点で
書いたほうが、ネタに振り回されないですむかも。
38:アイデアとして面白い。
しかしオチが分からないと途中の描写からはイメージがはっきりしない。
たとえば「半透明のトンネル」とか「通路途中の水車を昇らないと進めない」とかの表現
はどうでしょうか。
39・43:まだストーリーはつづく気がします。
この作者は長編向きなのだと思います。
お題を使いながらこの先のストーリーを追ってみても面白いかも。
40:「砂浜」が「砂漠」になっている。
「今はなき〜」の前後では話のつながりがない気がします。
なぜ殺され、なぜ犯人の見当がついて、なぜ復讐心を燃やすのかを書かなければいきなり
飛ばされた印象が拭えません。
42:「僕」はいったいどんなタイプの人間なのかがまったく分かりません。
そして普通こんな喋りをする人はいません。
44:妻がいなくなった感じがよく伝わってきます。
ちなみに「妻への未練」と限定してしまうとみみっちい感じがするので、「妻への
気持ちを整理するように」という書き方にしてみれば、もっと膨らむ気がしたりなど。
45:まとまっていていいと思います。
でもオレンジ色が好き=杏ケーキも好きってやりすぎでは。
あと「美雪は、勉強が〜」の一文は余計な気がするけれど、お題がねといったところか。
47:神社まで来たなら木陰でやれよといいたい。
雅志に神様は絡んでこないのだろうか。
49:「夢が泡沫に」とビールはかけているとか?
もうちょっと博人の心象情景がほしいところ。
「夜空ノムコウ」的な雰囲気だなと。
【16】このような書き出しの作品はこれまで読んできた中では無かった気がする。
そういう意味では個性があって良い。「走らないと間に合わないかな」の「な」
は適切ではないように思う。「〜間に合わないだろうか」はどうだろう?
あと、「デジャヴのような。」は少しおかしい。単に「デジャヴ。」や
「まるでデジャヴのように。」とするか、前文と合わせて「〜まるでデジャヴで
あるかのような懐かしい光景が視界に飛び込んできた。」とするのはどうだろう?
【17】「偏屈というのだろう『な』」、「〜一興というものだ『よ』」、
「〜愛せるようになればいいが『ね』」といった『』部分が些かしっくり
こない気がする。それぞれ「偏屈というのだろう」、「〜一興というものだ」
「〜愛せるようになればいいが……」という感じではどうだろうか?
【18】冒頭部分で、きっと読者は「どのような決断をしたのだろう?」と
思う筈だ。その謎が読み進める原動力となる。「僕」が大袈裟に考えれば
考える程、最後に明かされる「決断」との落差が大きくなり、それに比例して
読者の驚きの度合いも増す。良作。何より(曖昧な表現だが)キレがある。
【19】書き出しが魅力的。全体を不思議な雰囲気が包み込んでもいる。
書き方によっては独りよがりになりがちなところを上手く纏めているように思う。
突然「線路に横たわる」主人公、確かにバカなのかもしれない。最終行に
書かれた光景を想像すると、その思いは一層強くなる。個人的には好きな作品。
【20】上手くまとまっている。文章も良い。一概には言えないのだろうが、
あらゆる規定を乗り越えて尚、物語の中で可能な限りの世界観を作り出すのは
作者の才能だと思う。フランソワーズ井出、何ともまあ怪しそうな人物だ。
そしてその通りに実際怪しい者なのだろう。
【23】目の前に迫る期限を意識して「鋭いチャイムが鳴った」と
したのだろうが、それにしては『ピーンポーン」は間が抜けている。
「〜窓の外を眺めていたその時、平穏を切り裂くような鋭いチャイムが
鳴った。」というのはどうだろう? もちろん他にも書き方はたくさん
あるはずだから、改めて考えてみては如何だろうか。
【24】骨子はしっかりしているように思う。兎の肉だったのか、いや
違った。だけど牛の肉だった、といった起伏は物語に於いて重要な要素に
なると思う。全編「そんないつもの日」は、「そんなある日」又は
「そんないつもと変わらぬある日」のほうが良い気がする。あと、中編最初の
部分「髭の人間は〜抱えて帰ってきました」の「たくさんの野菜」はおかしい。
【32】本作には大まかに言って二つの笑いがあると思うのだが、
案外このような構成の作品は少ないように思う。ところで、正直な話
「やぶさめ」自体は知っていたが「流鏑馬」と書くとは知らなかった。
勉強になる。文章も良く書けているので特に私が言うことはない。
【35】一行目「お日様〜」で、まず私はそのような布団を想像した。
心地よいだろうな、というのが第一感。そして物語は、その心地よさを
継続しながら終わりに至っている。ほんわかと和んだ。
【37】姉が死んだという箇所以外に山場がなかったのが少し残念。
あと、掃除をしていて見つけたMDを聴く時の描写が物足りなかった。
ラベルに書いた「りんご」、悲しい。
【38】物語のどの部分でオチに気付くかが勝負(?)だと思う。
不可解な描写が延々続き、結局最後に答えがでるのだが、如何せん
途中の文章に稚拙さが垣間見える。ちなみに私は最終行を読んで始めて
その意味を知った。鈍感。
【39】〜心が躍った「ものだ」、〜甲斐があるという「ものだ」に
しつこさを感じた。あと「彼らはまるで〜繰り返すのだ」は
改良の余地あり。その他は良いと思う。ところで、若者達は各々の
頭の中で「カチン」という音を聞いたのだろうか。
【40】相変わらず私は鈍感である。一読しただけでは作品の意図が
掴めなかった。再読した後、初めてその意味を知った。なるほど。規定の
行を大きく余らせながらこれだけの物語を作れる作者は相当に実力が
あると思う。読者に考えさせる余地を残した作品は、個人的には大好き。
【42】『死の舞踏会』に関する情報が「生のどん底で繰り広げられる狂気の宴」
だけというところに、読者の意見が分かれると思う。更に詳しい描写をなすべき
なのか、これで成立しているのか。私は後者寄りではあるが、わかり易さを
求めるならば前者は不可欠だっただろうと思う。終わりは非常に良い。
これから主人公が向かうであろう『死の舞踏会』とピンク色の入場券、深い。
【43】【39】の続編らしいが、蛇足であったような気がする。無理やり
オチをつけたとしか思えなかった。文章は良く書けている。
続編よりも新たな物語を読みたい。
【44】細かなケアレスミスが若干多い。以前書いたが、即興文であろうと
最低一度か二度は読み返したほうが良いように思う。「サンタクロースを〜」
は、「なぜかサンタクロースを〜」に置き換えたほうが良いのでは?
冷蔵庫の中身で「離婚」を描いたのは良い。
【45】「大嫌いな学校も〜一番好きだった」の文は多少テンポが悪い気がする。
「学校が嫌いなせいか、このひと時が一日のうちで最も好きだった。」では
どうだろう? 即興文としては上手く書けている部類だと思う。
【47】書き慣れている、が第一感。文章の流れも良く、どうこう言う
ところはない。内容とは相反して綺麗な出来。「ペニスを放り出した」など、
表現も面白い。ホット・ウォーター・ミュージック。
更に多くの簡素書きさんの出現を望みます。
786 :
本スレ42:02/09/24 01:20
いい感想があってからこのスレに来るのは私の仕様です。
>流し読みの人様様
「深い」との感想をいただいて、思わず小躍りしそうなほど幸せになりました。
もう徹底的に肯定的に受け取らせてもらいます。
そういう意味で言ったんじゃないと言っても無駄です。
>
>>781様様 (レス番に様は変ですが。
「僕」のタイプについての指摘、
まったく持って書ききれてはいない(と思う)のでそう言う経路ではいい訳はありません。
しかし、もし同級生の言動から、「僕」の性格を(この話を読む上で)
つかんでいなければいけないのかとお考えになられたのなら、それは違うと思います。
このとき「僕」の性格を理解しているのはおそらく
(ほんとに理解してるかどうかは怪しいのですが、その辺は「僕」の絵に対するの感想を
ズバリ言い当ててしまっているところでニヤリとする程度で。)
同級生だけです。わからないでいいと思います。てか読み返したけど私も読み取れんかったw
>そして普通こんな喋りをする人はいません。
・・・・・・確かにいませんね。
でも私がそんなしゃべり方をします。
ウソです。
しかしながら……小説の中にはきっといるんだヽ(`Д´)ノウワァァァァン!
787 :
本スレ45:02/09/24 01:44
皆様、感想ありがとうございます。
とにかくあの話は、情景描写と美雪の気持ちの釣り合いを保てるようにしました。
(実は最後はちょっと皮肉ったつもりなんですけどね)
>「美雪は、勉強が〜」の一文は余計な気がするけれど、お題がねといったところか。
まぁ、単純に言えばそうなんですが(w
実は私、その前もお題に「ゴミ箱」が入ってたので、今度は「ゴミ箱」
そのものではなく、ちょっとひねりたいなと思ってあの文章を入れました。
これからも感想書きの方々、よろしくおねがいします。
次スレ立てる人はトップに傑作選のアドレス入れて
本人様じゃないけど反応がないとやる気でないもんでしょう
これからも頑張ってほしいのでよろしく
次スレ立てようと思ったけど、傑作選のアドレスとは??
誰かをしえてくれぃ!
790 :
名無し物書き@推敲中?:02/09/24 08:40