やらしい駄文書いてます

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389mAU^2
メイドロボを買ってきた。
梱包されている箱を開けると、両腕、両足、胴、頭、衣類に分けて箱詰めされていた。
迷うことなく胴体を取り出し、体型を賞味する。
十代後半をイメージして作られた、幼すぎも熟れすぎもしていない絶妙の女体に満足を覚えた。
しかし、精巧に作られた人工皮膚は女性のそれをかたち作ってはいるのだが、市販品であるため乳首、性器などはついておらず、その部分はのっぺりとした平面によって構成されていた。
既にその事を知っていたので落胆こそしなかったけれども、ため息をつきつつあらかじめ用意していた工具に手をかけた。
ドリルとメス。
手足頭のない胴体──断面以外凄く人間的なそれを作業台に乗せ、股間の中心にメスをあてがう。
資料片手に左右上下を確認し、ずれていないかよく検討した後、おもむろにメスをつき立て人工皮膚を裂き、内側にある人工筋肉まで抉った。
血液が流れているわけではなく、また人工筋肉が稼動状態に入っているわけでもないので、メスは肉を切る包丁のように人工皮膚を貫き、切れ目を入れた。
興奮と背徳感そこで限界に達してしまい、先ほど開けたばかりの断面にペニスをつき入れ、快楽に耽った。
射精を終えひと心地ついた男はメイドロボの胴体である肉塊をかえりみる。
手足首全て無い胴体。股間に縦一直線にに入っただけの孔。先ほどペニスを突き入れたため、やや広がりそこから自分のぶちまけた精液がいやらしく光り糸を引いていた。
しかし、いまだ稼動状態に入っていないメイドロボには体温も感じられず、まるで死体を犯したかのような虚無感に襲われる。
身震いしつつ、吐き出した精液を綺麗に拭う。
ドリルを持ち出し、ゆっくりと深呼吸を繰り返す。
今からこのドリルを使い、本物の女性器のようにかたちを整えるのだ。
失敗すれば肉パテで埋めれば元通りになるとは云え、肉パテは各メーカー各商品共通のパテであり、今目の前にある人工肉の塊と比べて少し質が違う。
出来ればミスなくひと彫りで仕上げたいものだ。乳首は流石にパテを当てないと再現できないのが残念だ。
ドリルのスイッチを入れ、手の震えを押さえながら人工肉の塊、己の空けた孔の周囲を削りこむ作業に取り掛かった。
390mAU^2:2005/07/12(火) 07:16:00
最中、欲情してしまい犯す行為を繰り返すこと数度、理想的な形で人工性器は完成した。
人工皮膚の下の人工筋肉は、生体のそれを模写しているため、あまり手を加える必要が無かった。
さて、と心中でひとりごち、今だ箱の中に置き去りにしていた両手足と頭を取り出す。
まず腕を取り付けようと、右腕をつかみ、胴から出た肩口の孔にはめ込もうとし、名案を思いつき中止し、頭部に持ち直し、作業台の上に乗せた。
閉じられた瞳、整った顔立ち。だがその顔だちは整いすぎて無個性にも感じられる。
購入する時幾種類かのリストから選び出した、最も自分好みの顔形。
髪型はユーザーが自由にコーディネートできるよう、腰まであるロングヘアが初期状態だった。現在は台の上に置かれた生首の周りでとぐろを巻いており多少怖い。
まず最初に、瞼に指をかけ、瞳の状態を確認する。希望通りの色あいだったので満足して指を離した。
次にくちびる。あごに手をかけ両の親指人差し指を使い、口を割らす。
未稼働なのでただ乾いた口唇が覗くだけであったが、しかしそこでまた欲情してしまう。
股間に寄せペニス刺し込み、抱え込むようにして動かしてみた。
遠慮のない前歯に茎を刺激され、快楽より痛みが勝ったので中断せざるを得なかった。
諦め首と胴を繋げた。
制御装置の集合体であるである頭部と、動力源の含まれる胴体を繋げたこの状態で初めて電源を入れることが可能になる。
手足の事はとりあえず無視して早速電源を入れた。
小さくうめき声をあげ、メイドロボが薄く目を開いた。
初回起動は初期化に時間がかかると説明書に書いてあったので、次第に赤みを帯びてゆく手足の無い少女を観察しながらおとなしく待つ。
その瞳が次第に理性的な輝きを帯び、完全に開かれた。
少女は最初、眼球のみを動かし、周囲を観察した。
然る後、こちらの姿を確認し、おもむろに首をめぐらせ口を開いた。
「おはようございます」
「おはよう」
寝起きというには明瞭な声で挨拶をされ、返事を返す。
391mAU^2:2005/07/12(火) 07:17:38
ここにきて私は、ようやく自分だけの空間から解放され、自己と世界の分離を果たすことになる。メイドロボは私の心中を察する事無く言葉を続けた。
「ユーザー登録を行います。貴方がマスターで宜しいでしょうか?」
違うと言って混乱させるのも面白いかもしれないとふと思うも、それよりもっと面白い事を考えていたので返事を返さず沈黙する。
メイドロボは怪訝そうな顔で私を見つめた。怪訝そうな顔、というのがいかにも人間臭く、今まで何度も犯した肉塊とは違うという新鮮味を覚えた。
椅子から立ち上がり、メイドロボが寝かされる作業台に無言で歩み寄った。
「あの……?」
メイドロボの困惑を愉しみつつ、肩に手を添え抱き上げる。
「ゆ、ユーザー登録を……」
このメイドロボのOSを開発した人間は天才だと内心賛美しながら、作業台に腰掛け、メイドロボを正面から抱きかかえる姿勢に持ってゆく。
私もメイドロボも裸で、私のペニスがメイドロボの腹にこすれ心地よいことこの上なく、動力が稼動した故、メイドロボの身体にぬくもりを感じ、ペニスはあっという間に限界まで勃起した。
「マスター……ですよね……?」
メイドロボが掠れた声をあげる。外見同様の年齢設定をしている少女には、裸の男に抱きすくめられるという行為は気恥ずかしいものなのだろう。震える背中が妄想をかきたてる。返事は返さない。
抱きすくめているため見えない表情が、今どのようになっているか凄く興味が沸き、わき腹に手を添えなおし、身体を遠ざける。
予想通りその美しい顔は困惑と羞恥に彩られていた。
上気した頬と耳たぶ、潤んだ瞳に小刻みに吐かれる吐息、先ほどまで死体か人形にしか見えなかったそれは、今では人間そのものだった。
「あの……」
言葉を発するためくちびるから覗いた舌が、湿り気を帯びている事を確認したから、頭を後ろから抱き上げそれに吸い付いた。
抵抗するメイドロボの舌に舌を這わせ、浅く噛み付き、吸い上げ、舐り上げる。
「んっ……んんんっ」
手足の無いメイドロボは満足に抵抗する事すらできず、胴をくねらすばかりであり、腹部に当たっているペニスを刺激した。もう限界だった。
392mAU^2:2005/07/12(火) 07:18:14
唇を添わしたまま、腰に当てていたほうの手を尻から下に移動させる。
尻の穴の事で一旦手を止め、指先で軽く穿った。
「──っ!」
メイドロボはひときわ大きく痙攣し、目を見開き私を見た。その瞳は潤んでおり、涙すら浮かべ、嗜虐心を更に煽る。
指を更に深くまで、第二間接まで入れてみた。中で指を動かすたびに「んんっ」とか「はぁっ」など、唇をふさがれているゆえまともな言葉が喋れないメイドロボの反応をひときわ堪能した後、一旦入り口付近まで戻り、もう一本指を添え、ふただび抉る。
指一本では不可能だった広げながらかき回すという動作を行ってみた。
「──っ! ────っっ!!」
メイドロボは壊れてしまったのかというくらい抵抗と痙攣を繰り返し続け、ペニスへの刺激の激しさも鰻登りだった。
流石に射精したくなってきたので、指を引き抜き、一旦息を整えることにした。
「あの……」
メイドロボも虫の息で、聞き取れないほどのさえずり声しか出せていなかった。
「ユーザー登録を……」
未だに基本に忠実なメイドロボが堪らなく愛おしく感じ、頭を撫でてやった。
驚いたように私を見上げる視線に応じ、優しくキスをしてやると、メイドロボは全てを受け入れるかのように身体を私に任せてきた。
頭に添えた手を優しく、ゆっくりと、首に肩に背中へと這わす。
メイドロボは私にされるままに愛撫を受け入れる。
尻に指先が戻ってきた瞬間、一度身体を強張らしたが、指先が孔を通り過ぎたのを感じ、再びくたりと力を抜く。
手はそのまま尻の下まで移動し、作り上げた女陰に達した。
「──?! あの……? これは?」
メイドロボには本来性交機能は無く、未知の感覚に驚く少女。
故に触れても濡れる事はなく、ただ体温で火照った肉のひだがそこにあるだけだった。
両手でそこに触れ、暫く弄ぶ。
「何か変な感じがします……」
メイドロボの感想に少し残念に思うも、孔に指をかけ尻を持ち上る。私の身体に寄り添うかたちでメイドロボの身体が持ち上がり、ペニスが外気に触れた。
「???」
ペニスは私とメイドロボの汗と私の先走り汁でどろどろに濡れ、照明を受けいやらしく滑っていた。
393mAU^2:2005/07/12(火) 07:18:48
先端を自作の性器にあてがい、ここにきてやっと二言目の言葉を喋る。
「力を抜け」
「……え?」
理解を待たず持ち上げていた手を離し、ペニスに孔を落とす。
「ひ──っ?!」
ぬめりを帯びたペニスは、メイドロボの孔にあっさりと落ち込み、あっさりと根元まで咥えこまれた。
今更ながら異物感を感じたメイドロボは筋肉を収縮させ、ペニスを締め付ける。
「あのあのあのこれは──っ?!」
混乱し暴れまわるメイドロボの動きと相まって、複雑怪奇な快楽をペニスに与え、射精を促す。
しかしこの快楽を堪能したいがため、私は尻に力を入れ、射精を押しとどめ続けた。
「まっ、マスターっ?! な、ななんですかこれは??」
我慢し続ける事で更に膨張するペニスがメイドロボが落ち着くことを妨げ、快楽は留まる事を知らない。
更なる刺激を求め尻肉を掴みあげ、メイロドボをシェイクする。
「っあ、ひっ、? ! ──っ!!」
既に纏まった意味の言葉が喋れなくなっているメイドロボを振り続け、もっと刺激を更なる刺激を快楽を。いつの間にか私はメイドロボを押し倒し、激しくペニスを突き立てていた。
手足の無いメイドロボは身体をくねらせる以外の抵抗を出来ず。されるがままに私に犯された。
摩擦が次第にペニスの濡れを乾かし、痛みを覚え始める直前、
──少女の一番奥で私は精をぶちまけた。

その後私は、理解の範疇を超えフリーズしかけたメイドロボを宥めすかし落ち着かせ、正式にユーザー登録を受けてやり、手足を付け服をあてがってやった。
そして名前を与え、また主である私の名を告げ、主従契約を完了した。
その後の経過は順調である。
メイドロボは私の指示の元家事全般と私の世話を託され、今日も忙しく私の身の回りの世話を焼いてくれている。
本来基本プログラムに含まれない性欲の処理も最初こそぎこちなさがあったが次第に慣れつつあり、今では自分も人間みたいにセックスで感じれれば良いのにとかはしたない発言を漏らすほどである。
私はそんな彼女が堪らなく愛おしく、貯金が溜まれば裏エンジニアにでも頼み込み、性交機能を付けてやろうかなど馬鹿な事を考えていたりするのだった。
394名無し物書き@推敲中?:2005/11/27(日) 17:13:25
「ねえ・・・・・・」
「・・・・・・」
衣擦れ吐息、男女の匂いが神経を高ぶらせる。
「ねえったら・・・・・・」
「・・・・・・まだやるのか」
ひかる汗を呑み込む闇の中で俺は思う。少年は老いやすし。
そう、俺は老いてしまったのだ。社会を成長させたのが戦争なら、老化させたのも戦争なのだ。
戦の臭い、血と鉄と硝煙の中をメクラ滅法走り回った俺は、地獄の中だった。しかしその時は
確かに輝いていた。輝きの絶頂で平和になったときには、俺の中に輝ける部分はもう残ってい
なかったのだ。俺は平和の中で腐っていく自分を実感していた。嗚呼、もう駄目なのだ。
駄目なんだ駄目なんだ、あーんあーん、駄目だよう。もう駄目なんだよう。
あーあーあーん、おいおいおよよよよぐずぐずずばーおれはだめだあーあー。