少女がひとりで旅をするのって 。。。。

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19しっぽ
では、マジレスしてみるよ、>>1
最初に言っておく。いい?
荒野に少女が一人旅、という設定は、昔からとても「オイシイ」シチュエイションとして
存在した。少女のその姿に、読者は彼女の芯の強さ、女として自立した気高さを感じ、
また男連れでないために清純さ、清潔さを感じとって喜んだ。
つまり、古典的な「萌え」なわけだ、「萌え」。
萌えには本来、リアリティは必要ない。
11人の美少女の妹から「お兄ちゃ〜〜〜〜ん♥」と構われる
シチュエイションのどこにリアリティがある? ないよ、そんなのはw
だが、11人の妹から構われるというのは、萌え主にとっては現実感よりも
面白いことなんだよ。
これを、「娯楽」という。

さて、創作者としてどのように「荒野の美少女」をリアルに描くかということだけど、
>>13のように「昼は淑女、夜は娼婦」のパターンでもいいし、
一見一人で旅しているように見えて、影に苦労人の男たち(部下だとか下男だとか、
あるいは少女を好きな腕っ節のたつ若者でもいい)が存在する、とか。
もしくは、デコイ(囮)としての存在で、山賊の一味だったりする、とか、
あるいは既に人間ではない何者かの血を引いている、とかでもいい。
中世ヨーロッパでは、ジプシーとユダヤ人は伝統的に言われなき迫害を受け続けたが、
「荒野の少女」は、ある意味彼ら以下の身分である可能性もあることを
設定に加えておくのも土台がしっかりしていいよ。