98 :
名無し物書き@推敲中?:02/10/18 15:04
99 :
名無し物書き@推敲中?:02/11/04 22:19
1位 295票 モララー
2位 226票 ウェザー
3位 64票 ハァハァ
惜しくもモララーには及びませんでしたが
ウェザーへの投票、ありがとうございます。
「ウェザーは予選を突破して生き返ったんだ。
オレにはわかる。だから彼に対してあれこれ考えるな。
彼はこの数日幸福だった。ウェザーはすでに救われていたんだ。」
とアナスイ氏もおっしゃっております。
最後に、スレ汚し申し訳ありませんでした。
101 :
名無し物書き@推敲中?:02/11/10 02:03
age
あるネット関連会社の社長は、「いずれにしても2ちゃんねるは
資金が底をつけば終わり。あまり知られていないことだが、
2ちゃんねる内部関係者によると今、大手通信会社系が調査費名目で資金提供している。
だが、それが止まれば続けてはいけないだろう」と証言する。
2ちゃんねるが判決によって力を失った場合、資金提供の打ち切りも予想される。
http://ascii24.com/news/reading/causebooks/2002/07/01/636911-000.html 以下、別の記事のキャッシュ
http://memo2ch.tripod.co.jp/article.html 2ちゃんねるに近いあるインターネット関連会社の社長は、2ちゃんねるの幹部から得
た話として証言する。「2ちゃんねるは、運営者や幹部などがそれぞれ別々に会社を
作りカネの流れを見え難くしているが、実際の資金源は複数の大手通信会社系からの
調査費名目のカネ。月額で計約700万円と言い、年間にすれば1億円近く。額はともあ
れ、これは通信会社系的には、ぼう大なトラフィックを調査すると言う表向きの理由
が一応は立つ。自社系に都合の悪い書き込みがされた時に優先的に削除してもらうこ
とも期待している」と前置きし「通信会社系の削除の期待も含めて、2ちゃんねるは
総会屋と同じになっている」と言うのだ。
その具体的な理由として社長は、こう話す。「2ちゃんねるはボランティアの削除人
が書き込みをチェックして、好ましくない書き込みを一所懸命削除している、という
ことになっているが、あれはウソ。削除人には給料が支払われ、その給料の原資と
なっているのが、まずいことを書き込まれた企業が削除要求とともに渡す裏金。これ
はまさに、総会屋の構図そのものだ。これまで裁判になっているのは金額で折り合え
なかったり、裏金を出さない強い態度の企業とだけだ」
(^^)
(^^)
105 :
名無し物書き@推敲中?:03/01/31 10:51
∩ ∧_∧
\ヽ_( )
\_ ノ
∩_ _/ /
L_ `ー/ / /
ヽ | |__/ |
| ̄ ̄ ̄\ ノ
| | ̄「~| ̄( 、 A , )
| | | | ∨ ̄∨
し' し' . 人
. (_.)
. (__)
106 :
晒してます:03/04/03 13:23
107 :
名無し物書き@推敲中?:03/04/17 17:12
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
思えば去年の六月に立てたスレだったんだな
新連載「サンダーボルト」でまたお会いしましょう
110 :
名無し物書き@推敲中?:03/05/18 22:02
晒しage
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
112 :
名無し物書き@推敲中?:03/05/26 13:12
Neo様戻ってきて
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
114 :
Neo ◆PZGoP0V9Oo :03/05/28 23:14
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
(^^)
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
もうこのスレが出来てから一年以上たったんだな・・・
120 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/11 12:38
はあ〜うさうさ
紅茶も冷たくなってしまった、
なぜ起きてしまったのか考えてる俺
朝の雨が窓に降り注ぎ、外は何も見えない
もし外が見えたとしても、外は灰色一色、
それでも壁に貼ってあるお前の写真を見ると
俺の人生も悪かないと思うんだ
わしもヒッキーじゃもーん。アラキだってヒッキーじゃもーん。
>>121 あんた、懐かしいな。
ルナバはかなり読んだよ。
奇妙
「はぁ、はぁ」
俺は時計を見た。かれこれ5時間か。
一体いつまで歩くというのだろう。目的地にはいつまでたっても到着する気配がない。
「千尋、おい」
ふいに、千尋の足が止まった。こちらを振り返るわけではなく、黙ったままで。
彼女の髪が風に揺れている。
「どうした? お腹が痛くなったのか?」
「……馬鹿め、戦うんだ!」
俺は千尋に胸を押され、5メートルほどふっ飛ばされた。
と同時に、今まで俺達がいた地点に何かが落下し、轟音と共に砂煙が舞う。煙の中から姿を現したのは、スーツを着た見知らぬ男だった。
男がこちらに銃口を向ける。
「まさか……マカイ人?」
「そうだ!」
千尋はそう答え、走りながら帯刀を抜いた。そして男の銃弾を跳躍で回避する。
「死ねっ」
頭上からの千尋の一太刀。
しかし、男は瞬時に自らの両手を刃物へと変形させる。激しい金属音、凄まじい攻防。
「ネオ、このままじゃ負ける。加勢しろ!」
千尋の刀が欠けはじめていた。
「無理だよ、俺に戦いなんて」
武器も持っていない、俺はただの一般庶民なんだ。
悪いけど……
「くっ!」
男の一撃が、千尋の刀を粉砕する。千尋はその場にへたり込んでしまった。
やられる。千尋が殺される。
血が、俺の脳を駆け巡る。俺の知識のネットワークから、戦いのデータが引き出されていく。
お、お、お。
気づいたとき、俺は男の刀を掴んでいた。回路が開いていく。力が溢れてくる。
奴はもう、それ以上刀を動かせない。
「もうやめろ」
もう一方の刀が俺を襲う。が、俺はそれよりも早く、拳を突き出した。
俺の拳が敵――もう俺はそいつを人間とは思っていなかった――の、脳天をえぐり取る。辺りに大量の血飛沫が飛んだ。
終わった。
奴は倒れ、もうぴくりともしなくなった。
「ネオ……」
千尋が震えている。俺は彼女を起き上がらせ、そっと抱きしめた。
俺は千尋のことが好きなのかもしれない。千尋のためにも、世界を救おうと心の中で決めた。負けない。絶対に。勝って現実世界に帰るんだ。千尋と一緒に。
その時、彼女の身に異変が起こった。
- - - - - - To Be Continued. - - - - - - >>
誰か続きよろしく。
127 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/13 00:34
誰か続き書けや、このボケウンコどもが!!!!!!!
続き?
ほれ
(了)
129 :
罧原 ◆tXSA0RUZGU :04/04/13 02:41
《ナンカわけわかんねえうちに》千尋の体全体が金塊にかわっていた。
千尋は死んじまったのか・・・・・・。それとも高貴な存在に変わったのか・・・
いや。いや。いや。こんな黄金など千尋じゃない。《ふざけんじゃねえええええええええええええーっ!!》
「元の千尋に戻してみせる!!絶対に!!」
wowowowowowowowowowowowowoー!!!!!!!!!
怒りの叫びを発するネオの心と目に見えない何かで繋がっているのか、黄金の輝きを
放つ千尋の目から青い涙が流れ落ち続けていた。
それは、『聖水』だった。あのドラゴンクエストでお馴染みの。
うおおおおおおおおぉぉぉ!!聖水ーっ☆!! さすがのネオも女子高生の『聖水』は━━DVDで
映像として━━脳漿にINPUTしていただけだ。
「千尋と交わるより先に聖水を拝むことになるとはbaby!! 厄日だぜ・・・」
←To Be Continued―
130 :
名無し物書き@推敲中?:04/04/13 03:42
私のお気に入りのサイトです。毎日のように更新してあるのもすごいし、話題も幅広い。32歳女性らしいです。音楽・美術・文学などお堅い話題もあれば、なかなか過激なえっち描写などもあり、、、性別を問わず楽しめるかと。
ありきたりな言い方しか出来ないけれど、繊細でおしゃれなのに、案外豪快なところもあるのかなと思いました。
えっち小説のリクエスト受け付けます〜、ってとこもすごい〜。オナニー・野外・何でもありみたい。ぜひ行ってみて。
http://www.myprofile.ne.jp/yuki_sarasara
131 :
罧原 ◆tXSA0RUZGU :04/04/13 16:55
132 :
モーフィアス ◆l80wRR7Mvo :04/04/20 23:20
第十二回「街」
一面に広がった水は湖となり、辺りを一瞬にして埋め尽くしていた。
そのとき、ピピピ……と携帯電話が鳴った。
――――――――――
「もしもし、ネオか? 私だ。モーフィアスだ。あなたの3番目の子供の」
俺はモーフィアスに、千尋が金塊になった件を話した。
「そうだったのか。大丈夫だ、千尋は生きている。周りを見てみろ」
見ると、もう周囲は砂漠に戻っていた。
「彼女はさらわれたんだ。心配するな、奴らの居所は分かっている。私も力を貸そう。」
モーフィアスはそう言うと、後でかけ直すと電話を切った。
俺は千尋の剣を拾い、西へと歩き出した。
(あれか……)
見えた。街だ。
歩き始めて5時間。俺はようやく目的地に到達した。
「あの〜…ちょっとっあのあのあっ……」
街の中を歩いていると、後ろから服を引っ張られた。
「ご、ごめんなさい、あの、あなたはネオ、ですか?」
そこにいたのは小さな女の子だった。
「そうだけど、君は?」
「あの、私、りさと言います」
少女がお辞儀すると、彼女の赤いリボンがぴょこりん☆と揺れた。
やれやれ今度は一体、何番目の子供だ……?
← To Be Continued... ―
新連載「サンダーボルト」はどこで読めるんだ?
第十三回「包囲網」
――――――――――
「違いますよ。私はネオの子供じゃないです」
俺たちは喫茶店にいた。俺はコーヒーを、彼女はパフェを注文した。
「私はモーフィアスに頼まれて、あなたとディスクを守るために来ました。そのディスクは、
マカイ人を倒す鍵ですから」
「ディスク?」
それです、と言ってりさは俺の懐を指差した。モーフィアスからもらったこのディスクのことか。
「モーフィアスはいま、千尋さんを助けるために沖縄に行っています」
「そこに千尋が?」
「分かりません。でも、沖縄の海はとても綺麗だそうです」
りさは、赤いリボンを揺らしながらチョコレートパフェを一気に平らげた。
「君はモーフィアスの何だ?」
彼女はスプーンを置いて、「私は、」と言いかけたその時だった。
ガッシャーーン!! パリン、パリン、パリン、パリン!! と、銃声と共に窓ガラスが割れた。
『キャーー!!』『な、なんだー!?』
客達は騒然となっている。割れた窓の外をそっと覗く。2人のスーツを着た男。またしてもマカイ人だ。
「逃げよう!」
俺は彼女の手を取って、非常口から店の外へ出ようとした。しかし
「逃がさんぞ、ネオ! これでもくらえ!」
待ち伏せされていた。マカイ人は腕を剣に変形させ、斬りつけてきた。
とっさに落ちていた灰皿で受け止める。
「フ……」
マカイ人は不適な笑みをこぼすと、反対の手で斬りつけてきた。
「オラァっ!」バギィ!!
しかし、俺はそれよりも速く、マカイ人のみぞおちに拳を叩き込んだ。
「フハハ……」
またマカイ人は笑った。――効いてない!?
「オラァっ!」ドゴォ!!
もう一発ぶち込む。だがマカイ人は、平然とその場に立っていた。
← To Be Continued... ―
第十四回「力」
――――――――――
「どうしたのかな? ヒッキー君……」
腹に何かを入れているわけではない。強くなっている。こいつら、学習してやがる、のか?
俺の攻撃が通用しない!
「くっ」
もう一方の刃を、寸でのところで落ちていた皿で受け止めた。
「りさ、逃げろ!」
勝てない。このままでは負けてしまう。俺は彼女だけでも逃がそうと思った。
「イヤです」
りさは赤いリボンを揺らしながら、その場に座り込んだ。
「ネオ、言ったでしょう? 私はあなたを守るために来たと。私はあなたを守るために来たと」
りさはカバンから原稿用紙(400字詰め)と鉛筆を取り出すと"バズーカ砲"と書いた。
すると原稿用紙からバズーカ砲が飛び出してきた。
「これが私のッ! 書いたものを実現させる……能力ッ! ただしッ!
形のないもの、自分より重いものを実現させることはできないッ!」
りさはバズーカを俺に渡した。
「さあ撃ってください!」
ドッカーン!!
俺はバズーカをぶっ放す。マカイ人がふっ飛ぶ。りさのリボンが揺れる。マカイ人達を倒した。
「さあ、行きましょう」
りさは原稿用紙をしまうと早足で店を出てしまった。金を払い急いで後を追う。
「奴らがどうして私たちの居場所を知ったのか分かりました」
りさが持っていたのは、何かレーダーのようなものだった。
「それは?」
「さっきのマカイ人の1人が持っていました。受信機です。そしてその発信源は――」
あっ……まさか……。
「ディスクが発信機、ってことなのか?」
りさは頷いた。
← To Be Continued... ―
第十五回「侵入」
――――――――
俺達はタクシーに乗り込んだ。
「どういうことだ? このディスクには何か
マカイを倒す手がかりがあるんじゃなかったのか?」
「私もそう聞いていました。どうやら、我々側の人間に、裏切り者がいたようですね。
これからザイオンに向かいます」
「ザイオン……そこに仲間が?」
「ええ」
一時間後。超高層ビル。俺たちはその入り口にいた。エレベータに乗り込む。
目指すは最上階。りさはまた原稿用紙を取り出し、”拳銃”と書いた。
「念のため、これを持っていてください」
俺は拳銃とゴーグルを受け取った。エレベータの階数が1、2、3、と上がっていく。
「りさ、このゴーグルはなに?」
「後で説明します」
とうとう最上階の50の数字がオレンジ色に光った。そして扉が開く。まぶしい光だ。
「グルル……」
獣の唸り声、と共に飛び込んできたのは、大きな黒い影だった。
何だ? いや分からない。いや、敵かもしれない。俺は銃を構えた。
「撃たないで。番犬です」
「番犬?」
そこにいたのは黒い体。全体が短い毛で覆われている。赤い瞳と鋭い牙。
でもこいつは、普通の犬じゃないぞ。
「そうです。あれは仮想世界にのみ存在する生き物。
今は我々の味方ですが、もともとはマカイからの刺客だったのです」
犬っぽい生き物は、尻尾を振りながら、りさに擦り寄った。
「かわいいでしょ? ヒトミって名づけたんです」
敵さえも味方にしてしまう、彼女は……。
「可哀想なコなんです……」
りさは笑った。
← To Be Continued... ―
欲を言えばネオの性格をもっと男らしくしてほしい、なんかナヨナヨしてる
まぁこれから成長するのかもしれねーけど
第十五回「爆音」
――――――――
「それにしても」
辺りを見回す。デスクはどれも書類などで散らかっている。
パソコンの電源も点いたまま。カーソルキーが点滅している。妙だ。
「何で誰もいないんだ?」
「変ですねえ、必ず一人は誰かいるはずなのに」
そのときだった。突然、爆発音がしてビル全体が揺れた。
「なんだ!?」
「屋上からです!」
ヒトミ(犬)が駆け出した。りさと俺も後に続く。
ヘリの音が聞こえる。急いで階段を駆け上がり、扉を開けた。
「そんな……!」
転がる物体と、漂う死臭。よく見ればそれは、無残な死体の山だった。
「おかえり、ネオ。そしてりさ」
そこに立っていたのは、モーフィアス! 紫のスーツに黒いコートを纏った、スキンヘッドの男!
「どういうことなんですか、なんでこんなことに」
「どうしてお前がここに?」
「いやなに、心配になって戻ってきたんだよ」
「千尋はどうしたんだ?」
「ああ、千尋か、いやあ、どうもこうも……こういうことだっ!」
モーフィアスは両手に拳銃を構えると、俺達に向け撃った。
反射的に飛びのく。ヒトミ(犬)も間一髪で避けた。が、りさは銃弾をまともにくらってしまった。
「りさ!」 「ううっ……」 りさはその場に膝をつき、腹を押さえ倒れこんだ。
りさのもとに駆け寄る。
「しっかりしろ!」 「うう……あなた、どうして……?」
りさは枯れる声を、モーフィアスに投げかけた。
「モーフィアス……りさはお前の!」
「ふっ、そう、私の妻だ。しかし今はただの役立たずだ」
両手を挙げ、モーフィアスは言い放った。
← To Be Continued... ―
第十七話「跳躍」
――――――――
ビルの屋上。俺の手の甲に、りさの小さな手が覆い被さった。
「ネオ、短い間だったけど……ありがとう。ヒトミを頼み、ます」
徐々にりさの手から、力が抜けていった。
「キサマ……キサマァァッ!」
俺は走り出していた。しかし攻撃の間合いに到達する前に、モーフィアスは跳び上がった。
5メートル、いやもっと。常人には決して無理な跳躍力。しかし、ここが仮想世界というのなら、
「それも可能ッ!」
俺も、それにならい跳んだ。地面があっという間に離れ、そしてモーフィアスに追いつく。
「うらぁっ!」
蹴りを放つ。
「ふん」
俺の蹴りは片手で軽く受け止められ、カウンターにボディーブローをくらった。
「ぐぇっ」
そして脳天への強烈な一撃。俺の身体はふっ飛ばされ、屋上のコンクリートに叩きつけられた。
「ぐうぅ……くそっ」
なんとか体勢を立て直した。モーフィアスは、いったん着地すると今度は下へと跳んだ。
「待て!」
俺はビルの外壁を足がかりに跳びながら、下へ下へと降りていった。
銃を撃つ。しかし銃弾はいとも簡単に、弾かれてしまう。弾が切れたとき、とうとう地上に降りてきた。
道路のど真ん中で衝突音。モーフィアスは走ってくる車を片手で制止させたのだ。
「モーフィアス!」
俺はモーフィアスに近づき、突きを放った。しかしそのどれもが当らない。拳は虚しく風を切る。
「だいぶ成長したな。しかしまだまだ」
顔面へのストレート。目の前が真っ白になる。俺がひるんだところを、みぞおちに拳の連打。
「これで終わりだ!」
「ぐあぁっ!」
とどめの蹴り。俺の体は、そのままショーウインドへぶち込まれた。通行人の悲鳴が聞こえてくる。
俺はこのとき朦朧(もうろう)としながら、なぜだか分からないが、ヒトミがどこにいるか考えていた。
← To Be Continued... ―
>>137 強い主人公の視点で書くと、なかなか上手くいかないのです。
しかし、ネオはそのうち成長していくでしょう。たぶん。
第十八話「夢 その一」
―――――――――――
壊れたテレビのように、視界が乱れていく。指一本動かすことができない。
俺は死ぬのか。もしこの世界で逝ったら、それは現実世界での死。
あと何時間でくだばるかな。パリン、とガラスを踏む音がした。
いや、その前にモーフィアスにトドメを刺されるだろう。
「ネオ、大丈夫か?」
モーフィアスのではない、知らない声が俺を呼んだ。爺さんの声だった。
顔を拝みたいところだが、頭を上げることができない。
その誰かはガラスを踏みながら近づき、俺のポケットを弄(まさぐ)った。
(やめて。触らないで)
俺のポケットから女性用の下着が出てきた。千尋が寝ている隙に盗んだ宝物。
「……なんじゃコレは? けしからんな。コレはワシがもらっとく」
そして、またポケットを弄った。次に取り出したのは、りさからもらったゴーグルだった。
そのゴーグルを強引に頭に取り付けられた。そして5秒ほどして、今度はキーボードを叩く音。
何だってこんなときにパソコンなんかと、そこで俺の意識は途切れた。
(ここは……)
目が覚めた時、いやこれは夢だろうか? 俺は巨大倉庫の前に立っていた。
何かの工場のようだ。30メートルぐらいの煙突から、黒い煙が吐き出されている。
痛みは大分マシになっていた。何とか壁伝いに15mほど歩くと、小さな扉を見つけた。
勝手口らしい。鍵はかかっていなかった。
(中は暑いな……)
大型のプレス機やベルトコンベアがひしめきあっている。何を作っているのかは分からない。
(ん?)
ベルトコンベアの上に、一人の少女がちょこんと乗っている。体操座りでじっとしたまま。
「えっ……あの」
俺の勇気ある呼びかけには無反応で、ゆっくりと目の前を通り過ぎ、奥へと奥へと流れていった。
(行ってみるか)
ベルトコンベアに沿って歩いていくと、奥にまた扉を見つけた。ベルトコンベアはそこに続いている。
俺はゆっくりと扉を開けた。小さな書斎があった。
← To Be Continued... ―
第十九話「運命」
―――――――
目が覚めた時、僕は蒸し暑い部屋の中で汗だくになっていた。
「あれ? ここは?」
壁に変なポスターが張ってある。
何だろう。何かのアニメのポスター……綾波?
何のことはない、今までのことは全部夢。そしてここは俺の部屋。
「長い夢だったな」
そう呟いた。まだ寝ぼけているようだった。
「やっと起きたの?」
ふいに、扉が開いた。部屋に入ってきたのは千尋だった。
「うわっ、臭い! 何よこの部屋!」
俺は手を伸ばした。そして千尋を抱き寄せ、キスをした。
唇が離れ、しばし沈黙。
次の瞬間、俺は男の急所に喧嘩キックをくらった。
「このブタ! 何しやがる!」
その場に倒れこむ。
「うひぃ〜、うひぃ〜」
悲鳴にもならない叫びにも似た豚の物真似。僕の得意技。
千尋はそのまま部屋を出ていった。
「どうなっているんだぁ〜、千尋は俺の彼女じゃないのか〜」
あの売女、公衆便所のくせに……許さん許さん許さん……
次の日。俺は麦茶に睡眠薬を入れ、千尋に飲ませることに成功した。
無抵抗の千尋。俺はそっと彼女のキャミソールを脱がせた。
彼女の肌が露になる。
夏はまだまだ終わりそうにない。
← To Be Continued... ―
143 :
名無し物書き@推敲中?:04/05/29 21:35
Neoには文才がある。
テス
「サンダーボルト」(仮)
#1
ヒュゴォゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥンン
(宇宙をとびまわる光景、幾億の琴線のごとく星々の光は流れていた)
今ではないいつか、ここではないどこかでこの物語は始まる
その時宇宙は新たな進化を遂げ、光と電気と電子情報の流れのみが存在する
デジタルな世界があった
やった、新連載だ!ネオさんがんばってください!
その世界では全ての人間が、時間や距離を超越し、
自由に行き来することが可能となっていた。