ミケランジェロの憂鬱日記

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12月28日
なんてこった、覚えてない。
きのうは忘年会があって。
白木さんもそこにいて。
悪酔いした白木さんにからまれて。
ああ、旦那さんとうまくいってないって噂は本当なんだ、なんて思ったりして。
オレにすりよってきて
「トオル君あの日私でオナニーしたでしょ」
なんて耳元でささやかれてビックリして。
逆にオレのほうが恥ずかしくなったりして。
腕と胸が一瞬あたって興奮し。
さらに白木さんはぐいぐい胸を押し付けてきて。
オレは頭がクラクラするほど高ぶって。
急に酔いがまわったんだろうか、そこらへんから記憶がとぎれ。
そして今朝、目覚めるとオレのベッドには全裸の白木さんが眠っていて。
思い出せない。
きのうオレの部屋でおこったであろう出来事、思い出せない。
もったいない。
それにしてもいい乳だ。
大きい、けれど少しも垂れてなく、ツンと上向きに突き出ていて。
それでいて乳首が大きすぎるわけでなく、きれいな色。
もちろんちぎれてなどなく。
数え切れないほどAVを見てきたが、極上の乳だ。
まさに芸術。
ツンつくツン、つついてみた。
ほどよい弾力。
うっ、また頭がクラクラしてきた、二日酔いかな。
もう少し眠ろう。
299名無しさん:03/01/05 03:05
           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
Λ_Λ  | 君さぁ こんなスレッド立てるから          |
( ´∀`)< 厨房って言われちゃうんだよ             |
( ΛΛ つ >―――――――――――――――――――‐<
 ( ゚Д゚) < おまえのことを必要としてる奴なんて         |
 /つつ  | いないんだからさっさと回線切って首吊れ     |
       \____________________/

(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
(∩∩) (∩∩) (∩∩)

(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
(∩∩) (∩∩) (∩∩)

(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
(∩∩) (∩∩) (∩∩)
300山崎渉:03/01/19 03:59
(^^)
301名無し物書き@推敲中?:03/02/06 06:14
ΛΛ
 ( ゚Д゚)
2月17日
昼休み。
「あれってトヲル君じゃない?」
「似てる、似てる」
そんなおばちゃんたちのひそひそ話が聞こえてきたので、箸を止め、TVに目を向けた。
一瞬遅く、その人は消えてしまったが、オレのそっくりさんが映ったようだ。
やっぱりいるんだね、そっくりさん。
見てみたいなぁ、会ってみたいなぁ。
どんな奴なんだろう?

なんだかハル子のそっくりさんに会いたくなってきたなぁ〜。
……いやいや、ガマンガマン。
2月20日
うう、きもい。
この前もらったギリチョコを。
机の中に入れたまま。
慌てて食べたら変な味。
よく見てみると賞味期限が切れていて。
そんな馬鹿なと思っても。
生っぽいチョコだったからしゃーないか。
なんだかだんだん気持ち悪くなってきて。
上から下から大噴出。
こいつぁもうやってらんねぇや。
明日は会社を休んじゃぉ。
2月21日
ハァ〜。
まさかチョコレートにあたってしまうなんてね。
いまだ治らない。
チャラリー♪けつからコーヒー♪
てな感じで、便が固体ではなく液体だ。
ジョジョジョ〜って女性にでもなった気分だ。
それでいてちっとも腹は痛くない。
不思議なもんだ。
2月22日
昨日とうって変わって腹に激痛が走る。
腹がパンパンに張っている。
やたらとおならが出る。
狭い部屋の中にガスが充満している。
火気厳禁、たばこも吸えない。
こまったもんだ。
それはさておき、トイレから戻ってみると、TVにオレのそっくりさんが映っていた。
鏡を見ているようだった。
不思議なもんだ。
2月23日
今日も回復せず。
今日もそっくりさんを見かけた。
どっかの漫画家と似たような感じの名前だったけど忘れた。
ピアノを弾いていた。
とても上手かった。
クラシックなんて、ただただ眠たくなるものだと思っていたのにドキドキした。
上手く言えないが、こんな感動は初めてだった。
それと同時にショックだった。
オレと同じ顔を待った人間なのに、こんなにも人を感動させることができるなんて。
それに比べてオレは、何てどうしようもない人生を歩んでいるのだろう。
腹がグルッときて、演奏を最後まで見とどけることなくトイレに直行。
便座に座りながら俺は泣いた。
悔しかった。
彼はよほど努力をしてきたことだろう。
オレは何だ、何もできない、何もしてこなかった。
歳も同じだってのに。
オレはこの26年、なんて無駄な人生を送ってきたのだろう。
情けなすぎる。
オレも何かやらなくては。
尻を拭きながらそんな焦りが込み上げてきた。
あの日あきらめた夢の続きでも始めてみよう。
3月2日
なんだろう、この一週間便秘だ。
おなかグルグル急降下がおさまったと思ったらこれだ。
病気?もしかして。
そうそう、例のそっくりさん、三池連次郎って名前らしい。
なにやら九本指のマエストーロと呼ばれていて、
最近CDを出して話題になったんだと。
癒し系の音楽なんだってさ。
オレも買って癒されてみようか。
便秘よ治れぇー、ってな。
3月4日
早速買ってきた。
いやー、売ってない売ってない。
どこも売り切れ。
昨日今日と探しまくってやっと発見!
でもまだ聞いてないんだよね。
明日の楽しみにとっておこう。
3月5日
聞いてみた。
癒されたね、身も心もスキッと爽快♪
CDのおかげかどうだか、ついにやっと、十日ブリに快便。
昔ラジオで、
「うんpがとまらなくなる、うんpがとまらなくなる、おそろしぃ〜」
てなCMがあったよね、思い出したよ。
今日のオレ、まさにそれ。
これでもか!まだ出るか!!何もそこまで!!!ってぐらいに出まくった。
なかなか止まらなくて、気持ちが悪くなって、なんかもうグッタリ。
便器から溢れんばかり、十日分が凝縮、濃縮されていて。
さすが、なかなか流れずあせった。
でも結局、流れなかったけどね。
ビックリするだろうな、つぎの人。
と、まあ、下品な話はここまでにしといて。
オレは確信している。
ハル子を殺したのは、俺と同じ顔を持ったやつだと。
初めて見た時から、オレは三池を疑った。
そして心の奥底で、怒りと憎しみがくすぶった。
あの時、便座で流した悔し涙の中には、そんな思いも含まれていたんだと思う。
けれどもオレの中の疑問、憎悪はもうない。
CDを聞いている時、俺は涙を流していた。
聞き終った時にやっと気づくらいに、自然と無意識に涙が溢れていた。
嬉しいわけでも、悲しいわけでも、感動でも、もちろん悔し涙でもない。
不思議な涙、ただただ止まらなくて。
オレの中のすべてが流れて出て行った。
心の中にできた空間。
その空いたすきまに、三池の思いがつたわってきた。
三池は人殺しをできるような人間じゃない。
オレ同様、三池も苦しみをかかえている。
ハル子を殺ったのは三池じゃない。
今はそう信じたい。
3月15日
上司の酒につき合わされ、さんざん説教を喰らった。
けれども心は穏やかだった。
CDを聞いて以来、オレ変わったな。
何とか開放され、帰宅の途。
ハル子のそっくりさんを見かけた。
彼女もアルコールが入っていて、そうとう酔っていた。
ちどり足で少しふらふら、心配になり後をつけた。
案の定、思いっきりすっこけて爆睡。
仕方なくおぶって家まで運んであげた。
そういえば昔もよくハル子をおぶって家まで送ったっけ。
酒に弱いくせに無茶をしまくって、すぐに酔い潰れる。
あの時は、重くておっくうでしかたなかったのにな。
今日は少しも嫌じゃなかった。
背中に感じる彼女のぬくもりが、いとおしく感じられ。
かすかに伝わる彼女の鼓動が、オレに力をくれた。
家の鍵はかかっていなかった。
忘れたの?結構うっかりさんなのかな?
部屋は狭く、意外と散らかっていた。
何かふんずけて、バリッだって。
痛かったよ〜、リモコン壊しちゃった、ごめんね。
しばらく彼女の寝顔を見つめていた。
昔も寝顔が好きで、ハル子の隣でいつまでも眺めていたっけ。
もう少しこうしていたい、そんな気持ちになって。
頬にふれてみた、唇にふれてみた、鼻をつまんでみた。
ほんの少し、眉間をピクピクさせて口で息をしはじめた。
ハハハ、昔もこんなふうにいたずらしたっけ。
かわいい寝息を聞いていると、切なくなってきた。
だって、いびきまでもがハル子と一緒なんだもの。
夜明け前に家に帰った。
ほんのわずかな時間だったけど、昔に戻ったような気がした。
ありがとう、幸せだったよ、安田えり奈さん。
4月4日
あらら、いつの間にやら4月になってたんだね。
エイプリルフールに嘘をつきそこねちまったよ。
何の変てつもない毎日を送っていると、今日が何日なのかわからなくなってしまうよね。
昼間はたいくつな仕事、夜は安田えり奈さんのストーカー。
寝不足で意識はもうろう、夢の中にでもいるようなふわふわした感覚。
おまけにちょっとハイテンション。
それでいて充実した毎日を送っている。
ストーカー、意外に楽しいものだ。
好きな人のそばにいれるし、何とも言えないスリルがたまらない。
罪悪感はキレイさっぱり消え去った。
もうやみつきになってしまったよ。
さておき、今日の日記に何を書きたかったのか……。
そうそう、お昼のお茶に、茶柱が立っていたということ。
縁起をかついだり、迷信深い方ではないけども、ちょっと嬉しかったのさ。
ただそれだけ書きたかっただけなのです。
余計なことまで書いてしまったけど、
まあ、4月になったことだし、これから毎日日記を書き続けることにしますか。
絶対にこの日記を完結してみせる!
4月15日
まあ、結局、三日坊主にもならなかったね。
毎日日記を書くなんて無理。
そんなに書くことありゃしねぇ。
日記を完結?酔ってたね。
完結ってなんなんだよ自分。
酒は控えよう。

最近少し運動でもしてみようかな、なんて考えてまして。
MTBが欲しくなってきた今日この頃。
スーツで車の間を颯爽と走り抜けて行く姿、憧れてます。
なのでこの前の休日、リサイクルショップでめっちゃ掘り出〜なMTBを発見。
今日お金を持ってショップに行ったら、もうありませんでした。
新品なんて買う金ないからね。
50万もする自転車なんて信じられない。
中古車買えんじゃん。
3万ぐらいの安物を気長に探すことにしよう。
313山崎渉:03/04/17 14:39
(^^)
314山崎渉:03/04/20 01:41
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
315へへ。:03/04/22 13:07
いいか。もうやんな。俺は知らんからな。ただお前にも分かってるはずだ。
お前はもう、お前のやり方を知ってるはずだぜ。なんてこったろうな。
ただ、俺は何も分かんねえってこった。そういうことだ。
じゃあな。もう会わない。
316へへへ。:03/04/22 13:09
はは。
あれはお前にはやんねえ。あれを捨てろよ。
4月27日
はぅあ!?
なんてこった!
オレの日記に見たこともない、書いたこともない、なんじゃコリャ?
「いいか。もうやんな。」って、ストーカーをやめろってことか?
「ただお前にも分かってるはずだ。」全然何がなんだかわかんねーよ。
「お前のやり方を知ってるはずだぜ。なんてこったろうな。」知らん、マジでなんてこった。
「じゃあな。もう会わない。」オレも会いたくねーよ。
「お前にはやんねえ。あれを捨てろ」この前買ったH本のこと?高かったんだぞ、オレのだからな!
オレの部屋に誰かが忍び込んでいるのか?
戸締りはきちんとしているはずなのに。
まさか、もしかしてどこかに抜穴があるのか?
あ、いや、その前にこの部屋の合鍵を持ってる奴がいるのだな。
はてさて、どうしたものか。
とりあえずH本の隠し場所は変えるとしよう。
それはそうと今日、カッケー自転車を見つけた。
10万だって、競輪用の中古、高いね、でも気に入っちまったよ。
来月の給料まで待つとしよう。
それまで残ってるかな〜。
318へへへ。:03/05/08 01:10
ははは。
どうあがいたって無駄だぜ。
俺はいつもお前のそばにいるんだからな。
いいかげんもう気ずいたらどうだ。
あれはお前にやる。
じゃあな、また来るぜ。
319山崎渉:03/05/22 03:06
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
320山崎渉:03/05/28 10:52
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
6月24日
今日、突然に巨乳の白木さんが会社を辞めていった。
旦那と離婚したって噂だったし。
オレのせいで離婚したのかな?
まあ、考えたってどうしようもないね。

最近、また部屋の中に蟻がめだちはじめた。
それもやたらでかい蟻だ。
ここは佐賀県か(笑)
322山崎 渉:03/07/12 12:22

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
7月15日
一日15時間以上働く日が続いて、日記なんて書く暇さえねかった。
死ぬ……まじ、死ぬって。
いつの間にか梅雨も開けそうだしさ。
俺って何のために働いてたんだろ?
このままでいいんかなぁ? なんかしてえなあ。夏だしなあ。

そうだ。経理にいい子がいたんだ。
おやつのチョコお裾分けして貰ったよぅ。うぅ。
ちょっとホロッときそうになった。涙脆くなってっかも。
324山崎 渉:03/07/15 11:49

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
325山崎 渉:03/08/02 01:33
(^^)
326山崎 渉:03/08/15 13:51
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
9月2日
え?あれ?もう9月?
オイオイ何だってんだい、夏はどこ行ったんだよ。
去年のような猛暑を期待して、全身の毛を剃り落としてこの夏挑んだのに。
去年の夏もこうやってクーラーつけずに乗り切ったのよ。
もちろん頭もパンターニさ。
なのにどうして、涼しい……って言うか寒い。
去年のあのサウナのような暑さが恋しいくらいだ。
クーラーを封印して暑さと戦いつづけたあの日々が、今となっては懐かしい思い出。
こうなったら残暑にわずかな期待をよせ、少しでも長く続いてくれることを祈るしかない。

ちょっと半端に伸び、はえそろってきたスネ毛が物悲しく
ズボンにからまりチクチク感じるかすかな痛みが
よりいっそう肌寒さを増長し
汗だくになりたいという衝動は僕の脚をサウナへと向かわせて
それでもサウナでかいた汗は
クーラーのリモコンを片手に葛藤しながらかいた汗とも
駅前で張り込みをしながらかいた汗とも
やはりどこか違っていて
僕の体はただただ乾いてゆくばかり。

脱水症状には気をつけよう。
YMCAにはなりたくない。
ハァ〜、暑くならないかなー。
11月3日
この連休中、部屋の掃除をした。
お盆休み以来だから三ヶ月近くしてなかったって事か。
窓を開けて換気をしたのはもう一ヶ月前、空気が濁っていた。
もう見ないであろう雑誌、ビデオテープ、もう着ない服、全部捨てた。
こんなに広かったっけ、何もないオレの部屋。
こんなに白かったっけ、部屋の壁。
こんなに軽かったっけ、オレの体。

カレンダーが8月からめくられてなかった。
この日記も二ヶ月ぶり。
雑誌の山の中からようやく日記を見つけ出し、今こうして書いている。

この二ヶ月、いろいろあったな〜。
職場が代わり、仕事がだいぶ楽になったよ。
あのままあそこで働いていたらオレも死んでたね。
て言うか、上司の寺山、過労死。
まあイヤミな奴だったからざまあ見ろって感じかな。
安田さんには彼氏が出来てしまったみたいだし。
ほんとショックだよ。
思えばオレが部屋の掃除しなくなったの、安田さんの影響かな。
女の子の部屋があんなに汚いなら、男の部屋はもっと汚くてもいいもんね。
たぶんもう年末まで掃除することないだろうな。

この二ヶ月あと……。
だめだ思いだせん。
12月11日
今日いきなり上司から東京へ出張を言いわたされた。
年末は東京の本社が忙しくなるんだと。

東京か……、ぶっちゃけ行きたくねぇな〜。
実はまだオレ東京行った事ないんだよね。
この歳でまだ一度も行った事ないなんて、ちょっと恥ずかしくて誰にも言ってないんだけどさ。

最近、地震が来るだの、富士山がまた噴火するだの噂が流れているみたいだし。
無差別殺人が増えてるってニュースでやってたし。
本社の人も何人か殺されたって聞いたし。
あそっか、だからオレ、出張になったのか。
あぁ、なんか行きたくねぇ〜。

あれ?たしかオレ修学旅行東京じゃなかったっけ?
え〜、でも行った覚えないな。
おお、そうだそうだ、さぼったんだ。
なんかいやな予感したんだよね。
案の定、地下鉄サリン事件だ。

いやな予感がするな〜、行きたくね〜。
さぼっちまおうかな〜。
たぶんオレ東京に行ったら富士山噴火するよ。
そんでもって関東大震災だ。
あげく通り魔殺人で死んじまうね。

よしっ、さぼろう。
12月17日
まあ結局、今オレは東京にいるわけなんですけどね。
もう死んでもかまいやしねぇや、ぐらいの勢いで東京に乗り込んで来たわけなんですけど。
マジで死にそう。
月曜に東京に着てから体調が悪くてならない。
なんか急に気持ち悪くなって。
だってなんか変な匂いがするんだよ、東京って。
何なんだこの匂い?

普通出張ってホテルに宿泊するんじゃないのかな?
オレ、ボロアパートに案内されちゃってさ。
殺人事件があった部屋とか何とか、ビビらせやがって。
それっぽい血?の痕もあるし。
それに臭い、吐きそう、って言うか吐いたし。
ラーメンが鼻の穴からプラ〜ンってのは少し笑えたけどね。
腹は下るし、寝糞……
2回も……
ショック。
三日間寝たきりで、衰弱してゆくばかり。
オレもうダメかも。

でもまいっか。
12月18日
そう言えばオレこの前の土曜日、忘年会で牡蠣食ったな。
もしかして俺あたった?牡蠣に。
牡蠣ってそんな二日もたってからあたったりするっけ?
牡蠣って直に来るんじゃないの?
まあ今回の所は牡蠣にあたったってことにしておこう。
体調も良くなってきたことだしね。
オレはてっきり東京に新型の毒ガス兵器が撒かれているとか
この部屋が呪われているだとか妄想しちまったよ。
まあオレから言わせれば東京もこの部屋も毒ガスで充満してるけどね。

そう言えばこの部屋に人形が置いてあったんだわ。
たぶん呪われてるねこれ。
髪の毛とか伸びんじゃねぇ?
前住んでた人のでしょ、この人形。
前住んでたのが夫婦で、旦那が奥さんを殺したって言ってたし。
奥さんの魂が乗り移ってるよこの人形、うわっやっばー。
今朝、誰かの視線を感じて目が覚めたんだもん。
泥棒か?!思ってガバッと起きてふり向くと、お人形さんが俺をにらんでた。
泥棒以上にビビったよ。
コワー。

もういい。
マスターベーションガスでも呪いでも、何でもいいから俺の命を奪い去ってくれ。
12月21日
牡蠣にあたるのも悪い事ばかりではない。
出す物をすべて出しきったら、なんか悪いものも出ちゃったみたいで
前よりも体調がよろしくなったような気がする。
なんて言ったかな、宿便って奴?
五感が研ぎ澄まされた感覚だ。
体調がすこぶる良くなったので、今日、東京をぶらついてみた。
嗅覚も良くなったようなので、東京の臭みがより一層鼻を衝く。
そして気づいたのだが、この匂いは血の匂いだ。
殺人事件が増えてるせいなのかも知れない。
結局迷子になりそうになったので、さっさと家に帰った。
家に帰った後、呪いの人形を綺麗に洗ってやった。
にっこり笑ったようなのは気のせい?
小指が一本もげていた。
洗った時にもげたのか、元からなのかわからない。

そう言えばショックだったな。
この前の忘年会の後、ほろ酔い気分で安田さんの家に行ったんだけど、
男を家に連れ込んでチチクリあってやがった。
オレはもうショックで死にたくなったよ。
そんでもって東京に出てきた訳なんだけどね。
でも東京に出てきたとたんに具合が悪くなるもんだからビビった。
今は良くなって正直ほっとしている。
ま、ぶっちゃけ死にたくても、死ぬ気はなかったんだけどね。
とりあえず、生き残ってもイイかなと思うスレにだけカキコしてます(^o^)
じっくり読むヒマがなくてゴメンネ。
1月8日
オレは今もって東京にいる。
仕事がまた一段と忙しくなるんだそうな。
なんでも、狂牛病で米牛が使えなくなり、
他のどっかの牛使ってる、うちの会社に注文が舞い込んでくるって寸法よ。
年末もほとんど休まずに働いた上に、生産量がまた増えたんじゃ、マジで体壊しちまうよ。
いや、今まで壊れてないのが不思議なくらいで。
そう言や吉牛はつぶれるって噂だけど、他の所はどうなんだろ?
なか卵、入ったことねぇ。
すき屋、あんま行ったことないけど、どうでもいいや。
あそこのうなぎ丼食うとオレ、目ん玉かゆくなって鼻水だらだら、
安いうなぎ使ってんだろうね、オレ、アレルギーだわ、たぶん。
でもオレの主食である松屋につぶれられちゃ困る。
過労で体壊すどころか餓死だね。
て言うかオレ、その前に頭おかしくなって死にそうだよ。
会社にすんげぇうぜぇ奴がいてな、めっちゃむかつくねん。
いじめに近いよ。
どうやら初売りで買ったネクタイが同じだったことがお気に召さなかったらしい。
真似なんかしとらんっちゅうねん、たまたま福袋に入っとったんじゃい。
て言うか趣味悪いわ、何?ハリセンボン柄のシャツって。
せっかくのネクタイが台無し。
髪切れやボケ。
細かいことグチグチいちゃもんつけやがって、んな事どうでもええやん。
何なのあいつ?
あのしゃべりもむかつくわ、やたらと命令口調、何様のつもりだコラ。
あ゙あ゙〜、思い出すだけでも頭くる、ぶっ壊れそうなほど頭くる。
マンガで言う、頭噴火してる状態に近いわ。
握り締め、怒りに震える拳をグッとこらえて、
時にはビーフジャーキーの山に叩きつけ。
心の中で何度あいつの鼻っ柱を殴りつぶした事か。
マジで死ねやクソ野郎。
335名無し物書き@推敲中?:04/01/10 16:31



みんな読んでageて
1月13日
いや〜、今日はビックリして三回も飛び起きちまったよ。
一回目は真夜中。
うんこが止まらなくなる夢でうなされて、慌てておケツをまさぐってほっと一安心。
またしても寝グソをしたんじゃたまったもんじゃない。
二回目は明け方、夢の中に老婆が出てきた。
赤い服を着て白髪まじりの老婆が、目を見開いていて、なんだかすごい恐かった。
実はこの前、駅のホームで電車を待っている時のこと。
電車から下りてきた家族連れの中にその老婆はいた。
少し歩いた所で老婆は倒れた。
心配そうな家族、けれども慌てふためくでもなく、意外と落ち着いた感じだ。
救急車を呼びに行った駅員。
老婆は小さく咳き込み、嘔吐した。
赤い服は汚れ、わずかに漂う匂い。
その前日、オレは飲みすぎて、トイレにこもりっきりだっただけに、他人事のように思えなかった。
「うわ、汚ったね〜」そう言ったヒップホップ系の男。
思わずオレは男を蹴り飛ばしそうになった。
確かにオレも心の中で汚いと感じたが、そう言う事を口に出すなよ。
汚いと思ってしまった自分がとても申し訳なく、
たまたま持ち合わせていたティシューを家族にさしあげた。
救急車が来るまで、少しでも赤い服をきれいにしてやってくれればと。
オレはその場を後にしたが、何かしてやれることはなかっただろうか気にかかった。
まったくの他人なのに、心配でならなかった。
オレの中にまだ他人を思いやる気持ちみたいなものが残ってるんだな、なんて思ったり。
部屋でふと老婆の気配を感じ、もう死んでしまって、オレに取憑いてるような気がしたり。
忘れかけてる頃に夢に出られて本当恐ろしかった。
なぜか赤い服が鮮明に焼きついている、目を見開いた顔は忘れかけてしまっているのに。
三回目は会社の新人のマリちゃんとHをしてる夢。
なぜか屋根の上、それもやたらぬるぬる滑る。
結局オレは滑り落ち、体がビックーンとなって目覚めた。
股間が冷たく、夢精していた。
会社では何となく気まずく、マリちゃんと顔を合わせづらかった。
337名無し物書き@推敲中?:04/01/15 17:21
ほらほら、みなさん、お楽しみの日記が更新されましたよ。
338名無し物書き@推敲中?:04/01/15 17:26
いまだに夢精できるのは凄いと思う。そこに俺はおまえの価値をみる。
1月19日
空を見上げていると雪が降ってきたので思った、やっぱり雪ってほこりみたいだなって。
そして思い出した。
小学生の頃、国語の授業で詩を書いた。
『ゆきは天国に住む神様が掃除をして降らせてるんだ……』
そんな感じの詩。
それを隣りの席の女の子に馬鹿にされた。
「雪って漢字も書けないの?バッカじゃない!」って。
そんな国語の時間のほろ苦い思い出がよみがえってきた。
それと、あそぼく?の生声テープ。
もう一つ「大仏のおせっかい!」ってせりふ。
オレを馬鹿にした吉澤さやかちゃん、元気にしてるかな。
実はちょっと好きだったんだよねオレ。
でも馬鹿にされて悔しくて。
帰り道、彼女の家まで尾行したりしたっけ。
思えばオレのストーカー癖はあの時から始まったんだな。
まあ、それはさておき、国語の時間に思いをはせながら空を見上げていると、
でっかい荷物をぶら下げたカラスが飛んでいるのを見つけた。
今にもおっことしそうな勢いでよたよた飛んできた。
何持ってんだろう?黒くて、白くて、丸い…。
あ、マネキンの頭だ、うわっ、それもハゲおやじの。
と、俺の頭上近くで手放すカラス。
ギラッ☆っと一瞬、陽の光を反射し、ハゲおやじは俺の目をくらませた。
そりゃないぜBABY!次の瞬間オレはおでこに強烈なKissをくらっていた。
気を失うほど刺激的なKissを。
気づいた時オレは救急車に乗せられていた。
おでこにはでっかいたんこぶ、チョモランマ級だ。
とにかくでかい、信じられないほど、笑っちゃうくらい。
鏡見て爆笑。
救急車の中でもオレの顔見て笑うんだもん。
「クスクス、大丈夫ですか?ププッ、お名前は?アッヒャッヒャ!」だって。
よくこんなに膨らむな、ありえないよ、でもさすがに舞の海にはかなわないけどね。
1月21日
入院中。
おでこにひびが入っていたらしい。
みんなオレの顔見て笑いやがって、笑い事じゃねえっつうの。
ちょっとレントゲンの先生笑いすぎ、なんかもう窒息しそうな勢いで大爆笑。
さすがのオレもへこんだよ……と言いたい所だが。
こうもみんなに笑われてると、なんか違ってくる。
確かに最初のうちはへこんだよ。
でもみんなが笑顔をくれるし、見てるうちに癒されてくる。
だからいいのかなって思えてきた。
もっと笑って欲しい。
お笑い芸人の気持ちが何となくわかった感じ。
お客さんの笑顔が見たくてあんなバカげたことやってるんだろうね。
笑われることって悪くないもんだね。
それより心配事が一つ。
昔もオレ、おでこにたんこぶ作ったことがあって。
友達にサンバルカンのおもちゃぶつけられちゃってさ。
おでこにでっかいばんそうこう張って学校に行ったら
「三つ目がとおる」ってあだ名つけられていじめられちゃって。
治ったあとも三つ目三つ目言われ続け。
修学旅行ではオレの眠ってる間におでこにいたずら書きされて。
消してもあとは残るし、バスで眠ってるすきにまた書かれて、気づかづにづっと観光旅行。
大仏の前で撮った写真にはばっちりそのまま写ってるし。
あの頃の記憶と言えば、そんな嫌なものばっかり。
なんかまた会社でも三つ目って呼ばれそうな予感。
特にあいつアニオタだからよけいに心配。
もしかしたらたぶんオレ、ぶち切れちゃうかもね。
って言うか切れるよ、マジで。
あとちょっと気味悪い話。
あのハゲおやじのマネキン、本物の生首だったらしい。
考えてみればハゲづらのマネキンなんて見たことも聞いたこともねえ。
死の接吻ってやつか、嫌な予感がするな。
341あげまん:04/03/28 22:15
age
4月1日
私の名は水原たま代。
この日記の持ち主、三村とをるの古い友人です。
三村は二ヶ月前、入院先の病院で亡くなりました。
頭蓋骨陥没骨折で一時は回復を見せたものの、
容態が急変し、帰らぬ人になりました。
ですからもうこの日記を書くことはもうありません。
心からご冥福をお祈りします。
それでは。
343名無し物書き@推敲中?:04/04/01 15:08
>>342
あんたが続きを書くのだ。
三村の意志を継ぐのだ。
召喚age
4月1日
と言うのは嘘で、オレ、三村とをるは生きている、ピンピンしている。
ちょっとしたエイプリルフールのおふざけ、オレは死んでなんかいない。
ただ、死んでしまったのは水原の方だ。
この前、めったに鳴らないオレの携帯に電話がかかってきた。
どうやって調べたのか、番号を教えた覚えのない、中学の同級生、菊地からだった。
菊地の話によれば、水原が死んだとの事だった、それも自殺。
オレは言葉を失った。
水原はオレにとって憧れの存在。
勉強もでき、スポーツ万能、男達みんなの憧れ。
水原のやる事成す事、全てがうまくいってるように見えた。
水原の未来に障害などあるはずなく、全て順調にいくように思えた。
水原を中心に世界は廻っているとさえ思えた。
水原は輝いていた。
その輝きは眩しいほどで、時にはオレを不快にさせるほどで。
そんな水原がうらやましく、ねたましくもあり。
水原のようになりたかった、水原と仲良くなりたかった。
だからオレは死ぬほど勉強し、水原と同じ高校に進学した。
同じクラスになって嬉しかった。
「三村ってさ、ノイローゼになって自殺しそうだね」と言ったクラスのバカ男。
「そんなことないよ、大丈夫だよ」ってオレに言ってくれたのは水原じゃないか。
なのにどうして、もしや菊地がオレの事からかってるのか?
水原が自殺なんて信じられない。
オレは何度死のうと考えたことか。
なのに死ぬ勇気もなく、ただだらだらと生き長らえている。
水原にはその勇気があったって事、ただそれだけの事?
死ねる水原がうらやましくい。
いや、でも違うだろう、生きていればなんかいい事あるだろう。
ちっぽけないい事を期待してオレは毎日を生きている。
それとも水原、もうこの世には生きる価値がないと言うのか?
好きだったのに、水原。
今はただ、水原のことが頭からはなれない。
4月10日
やたらリアルな夢だった。
できたばかりの白い民宿の事務室で、田村正和とソニンとオレでお菓子を食べていた。
田村正和は、とても美味しそうに黙々とバナナをほおばり、
ソニンはピスタッチオをもの凄い勢いでポリポリいっていた。
やっぱそんないっぱいピスタッチオ喰ったら太るよソニンちゃん…。
そんなソニンちゃんの鼻のてっぺんには、でっかなニキビがポツリと一つ。
どれ、帰るか、となって、ふと見ると忘れ物が。
バナナの貯金箱とピーナッツの殻の入った白い蓋の麦茶のビン。
「これ誰の?」言ったら、田村さん、声は出さずに口だけ動かして
「田村正和の」と言ってオレの手からバナナを奪い取った。
麦茶のビンには白色の油性マジックでソニンと書いてあった。
わざわざ名前まで書いておくなんて、よっぽど大事な物なんだね。
ソニンちゃんはすでに部屋を後にしていた。
急いで追いかけると、白いゴージャスなロングコートを羽織ったソニンちゃんが
玄関先でぐらつきながら、白いロングブーツを履くのに悪戦苦闘していた。
その様子をニヒルな笑みを浮かべながら見守る田村さんは、白のスーツ姿。
外に出てビンを渡すと、にこやかに地面に叩き割るソニンちゃん。
田村さんは鼻水を噴き出して大爆笑。
…いきなり駅の構内、真新しく、眩しいほど純白で、迷路のように迷いそうなほどに広かった。
トイレを探すが見つからず、やたら強い照明が白壁に反射して、涙が出そうなほどオレの目を刺激した。
便意が限界に達した頃、ようやく階段を下りたところにトイレを発見。
鍵がなかなか閉まらず、仕方なくあきらめてしゃがみこむ。
ビビッた。
真っ白な便器に、かなり赤みがかった血便がビチャビチャ垂れ落ちた。
拭いても拭いてもなかなかきれいにならず、残り少なかった紙が切れる。
やっと見つけてボタンを押すが水が出ない。
その時、ドアがバタンと開けられる。
そこには純白の衣装を身にまとった、つのだ☆ひろが爆笑しながら立っていた。
しかもなぜか下半身は剥き出し、ペニスは半立ち、玉袋はやたら長く垂れ下がり、歳のせいかヘアーは真っ白。
半立ちのペニスからは、牛乳のような精子が小便のようにシャバシャバ噴き出し、オレの半身を濡らした。
換気扇の音がやたら轟々と響き、オレを虚しくさせた。。。
と、そこでオレは目を覚ました。
最悪の目覚め。
オレは激しい便意をもよおしていた。
いつかの二の舞か、と思いおケツをまさぐってみる。
幸いまだ脱糞はしておらず、急いでWCにかけこみ大噴射。
すると、真っ白い便が出た。
え?!これって精子ちゃうの?って感じ。
オレのおなかはどうなってしまったんだ。
白便が止まらない。
どうにも止まらない。
途方にくれるオレ。




















と言う夢を見た。
347名無し物書き@推敲中?
それは良かったな