檸檬を読め〜!!
あの感性を持ち合わせて居ながら30台にして命を落とした。
惜しいよ〜。
2 :
名無し物書き@推敲中?:02/01/31 18:47
2
読んだことねーのか、このアフォども!
その感性を持ち合わせていたからこそ、夭折してしまったのでは、、、
私は、「Kの昇天」が好きだな
カラダがボロボロでなかったらあそこまで書けなかったかもね。
やっぱり、才能のある人は早死にするのかな?
4です。あんな書きこみしておいて、こんなことを言うのもなんですが、
才能があって、長生きをした人もたくさんいるからねえ。
ただ、梶井の場合は事故死等ではないので、本人が若死にを覚悟していた
ことは間違いない。だからこそ、あの傑作群を産み出せたのでは?
あの透明感溢れる作品は「死人の文学」とでも言いましょうか、、死に直面
している者しか書けない。そして、書けば書くだけ死に近づいてゆく。
うだうだ語ってしまったけど。梶井は稀有な「マンセー作家」だと思うよ。
>>7 いや、俺も「才能のある人は早死にする」ってのは後から取って付けたみたいで嫌だな。
9 :
名無し物書き@推敲中?:02/01/31 19:19
そうか…檸檬ってそんなに凄い作品だったのか…。
俺は中学3年のときに一回だけ読んだが、そのときの感想は
「有名な割には全然つまんないなー。」だった。
もう一回読んでみようかな…
昔は分からなかった何かが見えてくるかもしれないから。
>>9 是非とも読んでみてくれ〜。特に新潮文庫の「檸檬」の中の「檸檬」はいいぞ〜
『城のある町にて』は読んでいて、かったるかった。
結局何が言いたかったんだろう?
梶井の小説っては肺病小説だと思う。
肺病に冒された苦しさ、やるせなさ、無常観が文章から
にじみ出るように伝わって来る。
『檸檬』はあの色彩感覚が好きだ。
あ、あと超有名作『桜の木の下には』。
あの発想には驚かされた覚えがある。
最近、漫画家でもあの作品を引用している人多いよね。
確かに・・・
ああいう文芸家になりたいなぁ〜
>>11 異論もあるでしょうが梶井は短い作品の方が締まっていていい感じかな。
もし、自分が不治の病に犯されていて、余命いくばくもないとしたら、おそらく
短編作家を志向していたと思う。作品を完成させるチャンスが増えるから、、
やっぱり作品を完成させたときの喜びはいいもんだからね。
作品の質はともかく書いている。ジャンルは幻想小説になるのかなあ?
(剣と魔法の話とかではないです)虎の穴にも投稿してるよ。
19 :
ベンゼン中尉 ◆fjTeojqQ :02/01/31 21:47
梶井は同人作家だったね。
芥川が34で死んだというが、昔の文豪は早熟が多かったらしいね。
昔の人は結婚も早かったしね。関係ないか、、、なんか梶井の話をしてたら読みたく
なっちゃったよ。押し入れから新潮文庫「檸檬」引っ張り出してきた。
桜の樹の下には屍体が埋まっている!
>1 ごめん、別に自分の話をしようとしたわけじゃないんだ。
恥ずかしいから作品名は内緒にさせてくださいな。
>>20 いやいや、純粋にカッコイイと思ったんで・・・
ところで、
>>19の同人作家って何?
そのものズバリ、同人誌で活躍している(いた)作家の事。だからコミケで
801同人誌売りさばいているの人もそう言えるでしょう(しかし一緒にして
いいものやら・・・)。
「いるの人」ってなんだろうか(w
>>22 ありがと。
以外と読んでる人少ないんだね。
檸檬〜(゚д゚)
紀伊国屋書店に行くといっつもなんか思い出すYO!
だけど実際は丸善なんだよねぇ。。何でだろ??
26 :
名無し物書き@推敲中?:02/01/31 23:43
>>22 「同人誌」って言ってしまうと、なんかそーゆーイメージがあるよな。
本来は「個人誌」の対義語でしかないのに。
でも、言われてみると「檸檬」という題名は官能的な物語を連想させるかも。
同人誌って何?
28 :
名無し物書き@推敲中?:02/02/01 00:33
29 :
ベンゼン中尉 ◆fjTeojqQ :02/02/01 01:26
同人誌とは古風な言い方をすれば、アララギ派みたいな物だったはず。
今では、ただ駄文を載せてる自称作家がおおい。
今風に言えば、文芸サークル。手製の同人誌を作って、会員に配って、その批評をしているよ。
30 :
名無し物書き@推敲中?:02/02/01 01:29
自分は「愛撫」が好きかな。
高校生の時、国語の時間に檸檬と桜の樹の下にはを読まされ、
「この人の文章が好きですか?」と先生が質問したところ、
自分ともう一人しか手を挙げなかった。ちょっと悲しかった。
愛撫って、確か猫の話だよね。僕もけっこう好きだ。
>>29 解りやすい。でも、アララギ派の意味解ってる?
檸檬は味のある作品だよ。すんごいリアル。
「桜の木の下には」みたいな作品を書きたい。
30才で死んでもイイから
イイ作品を書きたい
age
というか
>>1 がウザい。
なんだコイツ。氏ねよ。
あんな病んだ作家を崇拝しているが、
コイツ、他にろくな本も読んでいない。
無知sage
というか
>>38がウザい。
なんだコイツ。死ねよ。
読んだこと無いんだろ。それとも、読んだけど脳味噌入ってないから理解できなかったのか。ププッ
40 :
名無し物書き@推敲中?:02/02/04 18:28
太宰治 役:河村隆一 → やだ
梶井基次郎 役:SHINYA → いい
41 :
名無し物書き@推敲中?:02/02/04 18:44
とぱあず
43 :
ベンゼン中尉 ◆fjTeojqQ :02/02/04 23:27
梶井はガッツ石松系の顔をしているから、それなりの顔を入れればいいだろうが。
太宰は大柄そうだから、河村は無理。河村にはざんぎり頭の龍之介が向いているよ。
太宰はそうだな。ココリコの田中なんて合うかな?
いやいや、太宰はナルだから、ミッチー王子とか、
44 :
名無し物書き@推敲中?:02/02/05 01:00
age
45 :
名無し物書き@推敲中?:02/02/05 02:23
梶井基次郎→トミーズ雅
太宰治→役所浩次
芥川龍之介→トヨエツ
46 :
名無し物書き@推敲中?:02/02/06 21:21
47 :
名無し物書き@推敲中?:02/02/07 19:33
age
48 :
名無し物書き@推敲中?:02/02/07 19:39
主旨違うけど「天才が早死に」なんじゃなくて
「早死にっぽいから天才になっちゃった」んじゃないの?
梶井は酒に飲まれる体質でよく大暴れしてたってのも
病弱っていうハンデキャップのせいでヤケになってたんじゃないかな。
49 :
名無し物書き@推敲中?:02/02/08 10:31
つーかさ、俺似てるんだよ、梶井に。
文庫本買って写真見たときには、悲しいかな大爆笑した。
50 :
名無し物書き@推敲中?:02/02/08 13:33
なんだとてめー!!!!>50
と言いつつ、激しく同意。(涙)
「愛撫」「交尾」マンセー
「檸檬」は蒼い、蒼さ狙いなんだろうが今一共感できん。
53 :
名無し物書き@推敲中?:02/02/09 01:13
>>52 檸檬は心で読むとイイよ。
心で読むとかってバカみたいに思われるかも知れないけど、そういう本ってマジで有るよ。
54 :
名無し物書き@推敲中?:02/02/09 01:19
檸檬ってモノクロのイメージあるよね。
あえて他の色を出さないでいて、檸檬の黄色を際立たせてるのって技だな。
55 :
名無し物書き@推敲中?:02/02/09 03:25
梶井とか中島の小説読むと、病弱で短命を自覚してる作家しか発揮できない
集中力を確かに感じるけどね。
普通に夕陽や街のネオンを見ただけで、「この美しい景色をあと何回見ることができるだろうか?」って見てるんだもん、やっぱ違ってくると思うよ。
57 :
名無し物書き@推敲中?:02/02/12 21:33
檸檬っていえばオダリスク思い出すな。
作者誰だっけ?
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60 :
名無し物書き@推敲中?:02/02/13 00:28
「オダリスク」って、
アングルの絵だっけ?
裸婦がベッドに横たわりふり向いている。
脇の下の辺りからたわわなチチがボロンと....
あれの画題「オダリスク」だったよね?
語源はなんだっけ?
アラブ系の美女の俗称だっけか?
つーか、まるっきり空振りか?
>61
板の空気読めないんだ、ププッ!
>>60 そうそう!アングルだ。アングル。
檸檬にアングルの本を積むところが出てくるよね。
解説でオダリスクの作者っていうのだけ覚えてアングルという名前を忘れてた。
ありがとう。
age
あげるな
66 :
名無し物書き@推敲中?:02/02/13 20:01
井伏鱒二も読め、
この人の短編集だっけ?
主人公の男がみんな同じ名前(確か漢字は違ってた)だったのは。
ウチ帰ったら、本探してみよーっと。
70 :
名無し物書き@推敲中?:02/02/18 14:14
>>69 「たかし」だっけ?
俺も気になった。作者の本名じゃないもんな。誰?
72 :
名無し物書き@推敲中?:02/02/21 04:19
梶井は生前から
「肺病にならんといい小説は書けないぞ」
みたいなことを友人にのたまっていたらしいよ
かなりに意識的だったんだな 当然といえば当然だけど。
ちなみに私は「器楽的幻想」が好きです
Kの昇天とかはまだ好きって人いるんだけど
「器楽的幻想」の賛同者はまだお目にかからない。
あと「瀬山の話」はだれてあまり面白くなかったけど
「瀬山!瀬山!」と何回も呼ぶ所が、読んだ当時妙に心を打った。
73 :
名無し物書き@推敲中?:02/02/22 14:37
>72
「肺病にならんといい小説は書けない」ってのは、
誇張と言うか、強がりの部分もあるかと・・・。
当時は死に至る病だったわけだし。
そうでも言わなきゃやってらんねーよってカンジ?
(わざわざ自分から罹患したんじゃないよな?)
>>73 そりゃもちろん強がってるでしょう
でも同時に、やっぱ自分でわかってたんでしょ。
極限状態を経験しているからこそああいう作品が書けるんだって。
言いたかったのは、梶井本人も病気と作品の相関関係を
ある程度自覚して書いてたという事実があるよって事ですよ。
76 :
ベンゼン中尉 ◆fjTeojqQ :02/02/27 20:19
梶井全集が文庫本1冊で出ているから、それで充分です。
昔、ザラ紙の全集「THE漱石」とかの名前で出てたけど、あれは個人的には好きではないですね。
速読術でも駆使しなくては読めないような密度の濃さでした。
自分は文庫本をチビリと読んでいたほうが内容を理解できると思いますね。
77 :
ベンゼン中尉 ◆fjTeojqQ :02/02/27 20:40
梶井は新感覚派に属する系統でしょうね。
彼の全てが素晴らしいわけではない。
79 :
名無し物書き@推敲中?:02/03/31 01:13
>77
そんなのあたりまえのことだぞ。
くだらないこと言うな。
「檸檬」くらい暗唱できるほど愛しているなら意味もあるがね。
80 :
名無し物書き@推敲中?:02/04/24 00:22
81 :
名無し物書き@推敲中?: