つーか、ファンタジーで創作文芸やりたいと言ってる人こそ
これを読んで北欧神話の素養を養うべき。
21 :
名無し物書き@推敲中?:02/01/05 23:30
いや別にファンタジーも色々だからね。自分は読んだが、必須とは
思わない。↑は想像力こそ一番の栄養だから。
でもかなりの影響を与えてる作品だから予備知識として、頭に入れて
おいても悪くないと思う。
あと「読みにくい」と言われる所以は、日本人には通底する文化背景が
ないから連想がすぐにできない、ということもあるだろうな。
そういった意味では、ゲームでそういう世界に慣れた人の方が読みやすい
かもね。
>14
厳密にいうとちと違います。
『指輪物語』のどこにもエルフの耳はロバの耳じゃなくてとんがっているとは書いてありません。
とんがった耳の記述はJ.R.R.トールキン自身が出版しなかったThe Lost Roadにしか出てきません。
>19~22情報サンクス、
なるほど、おいらゲームはドラクエしか知らんが、あんな感じか。
北欧神話っていうと荒俣の「ケルト神話集」とか、
映画「奇跡の海」を連想するが、
あんなふうに暗くて絶望的なんか?
つーか、ちょっとネットで検索してきますわ。
いまトルーキンで検索してとあるHPに行ってきました、
「旅の仲間・上」のあらすじや登場人物が紹介してあり、
あまりのドラクエ状態に驚愕、
架空の地図まで載っていて、いよいよドラクエ感強し、
ドラクエってそうだったんか....
25 :
名無し物書き@推敲中?:02/01/06 21:10
>24
そうだよ。今の「スタンダード・ゲーム・ファンタジー」世界は
有り体に言えば全部指輪物語のパクリ。
一つの潮流を作り上げた作品なのさ。もっとも前に出ているように、
世界観の構築っぷりでは比べものにならないが。ちゃんと使える言語つき。
26 :
名無し物書き@推敲中?:02/01/06 21:12
あと1970年代アメリカ・ヒッピー文化などに強く影響を与えたことも
見逃してはいけない。社会現象だったのさ。
「ガンダルフを大統領に!」
27 :
名無し物書き@推敲中?:02/01/06 21:15
偉大なりトールキン。
政治的な風刺意図は何もない、と発表当時から言ってたそうだが。
リスペクトです。
28 :
名無し物書き@推敲中?:02/01/06 22:15
「ドラクエ感強し」って表現、悪意はないのは十分理解しててももにょるなあ……。
こんなこと気にしてたら、日本での映画公開以降、ネットでの公開掲示板には寄れないけどさ。
わかっちゃいても、パクリ元を知らずにゲームで育った人間には「ゲームに似てる!」と云うのが
第一印象なのだとちょい鬱。自分がRPG一切やらず、本読んで生きてきたタイプのせいかもしれんが
>>28 しょうがないしょうがない。
気にしない気にしない。
元気出してNe!
アニメ版は端折ったというか、本来は全三部作にするつもりだったとか。
制作費がかさんで続編が見込めなくなった結果、ああいう構成になったらしい。(゚∀゚)
雰囲気も良く出てて、隙がない創り込みだ。
原作読んでないと分からん部分も多かろうが、興味があればお薦めだ。
つーかマンコ。(゚∀゚)y-~~
アニメ版・・指輪が滅びの山の切れ目に投げ込まれて、冥王が滅ぶ
シーンが見たかったのよ。
吟遊詩人がみんなの前で「ほめよ、たたえよ、これなる二人を」
というところが見たかったのよ。
それでも一応物語にそったつくりにしてあるからまあいいか。
33 :
名無し物書き@推敲中?:02/01/13 23:17
ありゃま、とんがった耳のエルフをはじめてビジュアル化したんはロードスのディードリットからと違うんかい。
>33 あんなべらぼうに長くしたのはね。ちょっととんがったくらい
なら昔からの妖精の基本だし。
35 :
名無し物書き@推敲中?:02/01/14 01:18
指輪物語は言うまでもなくファンタジーの金字塔です
ちなみに文庫より赤本(単行)がお勧め
一部訳に癖がありますが、
他のどの訳よりも正確に、かつ芸術的に訳している、
と私はおもいます
36 :
名無し物書き@推敲中?:02/01/14 22:31
>35
赤本ってなに?
詳細おせ〜て
38 :
名無し物書き@推敲中?:02/01/15 00:38
>>33 あれは伊豆淵が、ダークリスタルを意識して描いたもの。
>37
情報サンクス
高いな・・・・最近でた文庫本買うことにするよ
700円×9冊なんで、安いしね
40 :
名無し物書き@推敲中?:02/01/17 00:42
>35
確か文庫にも二種類あって、古い方が良いのかな。
自分は途中まで赤本で読んで真ん中辺りから(携帯性の良さをとって)新文庫版に切り替えたんだが、
確かに訳に違和感あった。旧文庫が揃っている古本屋知っているから明日買ってこよう。
41 :
名無し物書き@推敲中?:02/01/17 01:11
映画、面白かったです!
今度本も読んでみようかなと思ってます。
42 :
名無し物書き@推敲中?:02/01/21 22:54
43 :
名無し物書き@推敲中?:02/01/22 21:46
>40
指輪物語の翻訳は旧版(瀬田訳)と新版(瀬田、田中訳)とがある
新版は、主に旧版の訳語を追補編の記載に従って見直したもの
また、旧訳では半分しか訳されていなかった追補編が新版で完訳された
>36
37も指摘しているように文庫版には追補編がないので、7冊本の追補編(7巻)を入手することを薦める
ちなみに、前史に当たる「ホビットの冒険」も2つの訳がある
岩波書店:瀬田訳 、原書房:山本訳
原書房版は研究書(注釈版)であること、翻訳に問題が多いなど、評判は良くない
詳しくは
ttp://homepage1.nifty.com/hobbit/tolkien/index.html を参照するとよいだろう
44 :
名無し物書き@推敲中?:02/02/06 19:30
45 :
名無し物書き@推敲中?:02/02/25 09:56
>40
瀬田さんマンセーは良いけど、訳として正しいのは新版の方。
未読の人に薦めるのであれば、手にも入りやすい新版にするべきだと思うけど。
46 :
名無し物書き@推敲中?:02/03/16 17:48
中つ国を舞台にした、LotRを超えるかも・・・、お話を書こうという
人はいないのですか?
中つ国を舞台にした時点でLotRは超えられません。
48 :
名無し物書き@推敲中?:02/03/21 01:40
そう云わず、是非ともチャレンジを!
新たな”中つ国”を創るのは確に極めて困難でしょうが、既に創られている舞台で
新たな”物語”を創るのは、出来ない話ではない様に思うのです。
何しろ、LotRの最大の欠点である”短すぎる”に全く同意しているので、新たな
中つ国のお話が出来れば、必ず本を買う事を確約いたします。
49 :
名無し物書き@推敲中?:02/03/21 04:10
50 :
名無し物書き@推敲中?:02/03/23 16:17
新版は瀬田貞二・田中明子共訳となっています。
基本的には変わっていませんが、用語・発音の不統一・ミスなどが直っています。
51 :
名無し物書き@推敲中?:02/04/23 17:20
水戸泉がどうした?
52 :
名無し物書き@推敲中?:02/05/26 17:40
53 :
名無し物書き@推敲中?:02/05/29 19:44
ロードオブザリングでは随分考証とかが変えられたみたいだけど、
この板的に結論としては「だめぽ」でいいのか?
>>53 板的ってどういう意味だ?
というかここは「創作文芸板」であり、映画の話をするところではありません。
55 :
名無し物書き@推敲中?:02/05/30 17:17
>54
一つの作品を語る時に、色んなアプローチがあってもいいと思う。
文学が映像化された時に、それは元来自らが持っていたイメージとどこが異なりどこが新たに想起されたのか。
充分この板的にも面白い話題だと思うが?
つーかおれも映画版観てねえけど(w
56 :
名無し物書き@推敲中?:02/06/17 17:20
57 :
名無し物書き@推敲中?:02/06/30 20:26
58 :
名無し物書き@推敲中?:02/07/31 10:33
今更よんだやついんの・・・?
59 :
名無し物書き@推敲中?:02/08/09 10:00
ほんとにゲームになるらしいね
angband
61 :
名無し物書き@推敲中?:02/08/09 12:06
指輪物語くだらんといわんばかりの
なんだ、あの冒頭のこれでもか!!
世界観説明は!だれがあんなもん喜んで読むねん!
エルフが耳とんがってるのは北欧の伝説です。
指輪物語がはじめて書いたかもしれないけど
語り継がれている事です…
62 :
名無し物書き@推敲中?:02/08/09 17:36
ひとことでいうと面白くないです。
ハリポタのがまし。
63 :
名無し物書き@推敲中?:02/08/09 19:06
つまらーん
64 :
名無し物書き@推敲中?:02/08/09 19:14
65 :
名無し物書き@推敲中?:02/08/09 19:39
つーか「ニーベルゲンの指輪」だ。
指輪とハリポタはジャンルが違うから比べられても困る。
私は両方好き。
>60
卓ゲ板にいます(した)?
67 :
名無し物書き@推敲中?:02/09/12 06:17
∧∧
( ゚Д゚) <逃げて〜
⊂ つ
(つ ノ
(ノ
66と67一ヶ月も開いてる
69 :
名無し物書き@推敲中?:
アニメ版の指輪物語好きだから、DVDが出てたんで、買っちゃいました。
指輪物語がロード、オブ、ザ、リングになってたのはちょっと悲しかったけど、
20年以上前にラルフ・バクシが、アニメで作ろうとしたことに感謝しますよ。
資金が続かなくって、途中で終わってるのが残念だったなぁ。
アニメ版であらすじがわかって、原作を読もうと思いましたね。