デート帰り殺人事件
「今日はどうもありがとう」
神田恵美<かんだめぐみ>、18歳。専門学校一年生。
今日は色々な事件で世話になっている白石刑事と映画を見て、
今別れた所であった。
「楽しかったなあ・・千と千尋」
と呟く。
「あ、いけない。デート済んだら瑶子に電話しなきゃいけなかった」
と携帯電話を出す。
瑶子とは、親友の佐々木瑶子<ささきようこ>の事である。友人のみゆきや
恵美に恋人がいるが瑶子自身にはいないせいか、恵美と白石のデートを
彼女はうらやましがっていた。
しかし、今日は平凡な夕方ではなかった。
「あれ?」
恵美は、家に帰る途中、人が倒れているのを発見した。
「どうしました?」と言って抱き起こすと、恵美のトレーナーに、血がべっとりとついた。
__殺されている、と恵美は寸時に判った。
「誰か、警察!110番!」
恵美は、近くを通った人全てに聞こえるよう、大声で叫んだ。
家に帰ったのは、夜も更けた頃だった。
「全くもう、驚いたじゃない」と母の佐由理が恵美のトレーナーに酸素系漂白剤を着けている。
「仕方ないじゃない、人を助けようとしたんだから」
と恵美。
「お前、どこかで襲われたんじゃないの?本当は」
恵美は、佐由理をにらみつけてやった。
2 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/12 12:23
推理小説をリレーですか。
ポルノ小説(と女の体)をリレーなら、乗れるんだけどねえ。
ま、展開が濡れ場にさしかかってきたら、松本の出番だ!!!!!
さ、みんな強引な力技で、物語の流れをラブシーンに持っていこう!
「だって、こんなに汚れて。血までついてるんだもの。
そう思われて当然じゃないの」
と佐由理は言った。
「だから人助けしようとしたの!」と恵美。
その時、
恵美の携帯電話が鳴った。
6 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/12 16:23
伏線はどうやって拾ってくんだよ。
つらいだろ、どう考えても。
「もしもし、あ白石さん?」
「吃驚したよ。君が死体を発見したって」
「はい。そうなんですが。何かわかったんですか?」
「被害者の身許が判ったよ。被害者の名前は茂木こず会。
小さな会社のOLだったらしい。死因は背中の刺し傷だね。」
と白石。
「犯人、判りそうですか?」
「操作はまた、難航しそうだね・・」
「そうですか・・・」
(なんかあたしだけ書いているような気がする、
どんどん書いてよ・・・)
11 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/12 17:15
===完===
12 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/12 17:17
あとがき
デート帰り殺人事件
「今日はどうもありがとう」
神田恵美<かんだめぐみ>、18歳。専門学校一年生。
今日は色々な事件で世話になっている白石刑事と映画を見て、
今別れた所であった。
「楽しかったなあ・・千と千尋」
と呟く。
「あ、いけない。デート済んだら瑶子に電話しなきゃいけなかった」
と携帯電話を出す。
瑶子とは、親友の佐々木瑶子<ささきようこ>の事である。友人のみゆきや
恵美に恋人がいるが瑶子自身にはいないせいか、恵美と白石のデートを
彼女はうらやましがっていた。
しかし、今日は平凡な夕方ではなかった。
「あれ?」
恵美は、家に帰る途中、人が倒れているのを発見した。
「どうしました?」と言って抱き起こすと、恵美のトレーナーに、血がべっとりとついた。
__殺されている、と恵美は寸時に判った。
「誰か、警察!110番!」
恵美は、近くを通った人全てに聞こえるよう、大声で叫んだ。
家に帰ったのは、夜も更けた頃だった。
「全くもう、驚いたじゃない」と母の佐由理が恵美のトレーナーに酸素系漂白剤を着けている。
「仕方ないじゃない、人を助けようとしたんだから」
と恵美。
「お前、どこかで襲われたんじゃないの?本当は」
恵美は、佐由理をにらみつけてやった。
14 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/12 17:27
「大声で叫んだ」
後にいきなりシーンが飛びすぎだと思うが。
(現時点の感想)
推理リレー小説ということで、試みは面白いと思います。
が、1の文章の後で続けるのは難しいと思います。
また僕も書きますね。
君はくだらないスレを乱立して第二の松本かい?
?
(?_?)
20 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/12 19:41
(参加したいが…母親殺しても怒られないだろうか…)
21 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/12 20:55
怒りに恵美は佐由理を刺し殺した。
クライムノベルに路線変更。
間違えた
怒りに→怒りに任せて
欝だ、sage
24 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/12 22:47
そして母親を刺し殺す。
だから恵美は探偵なんだから、
主人公が犯人なんて可笑しいでしょ!親を殺すのは無し!
26 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/12 22:49
じゃあ母親が恵美を刺し殺す。
それもなし
推理小説なんだからね★ミ
・・・あのー。傍観者の僕が言うのもおかしいんですが、主人公が犯人はおかしくないと思いますよ。
それと、主人公が探偵という設定なら、先に1の段階で説明しないと判りません。
行間を読めっていうのは無理ですよ。
30 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/12 22:54
そのまま行こうぜ。
グサー(刺
主人公、恵美(18)は偶然死体を発見して、
白石刑事と事件を謎を解いていくと言う物語です。
よろしいですね、>おおる
33 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/12 22:55
そんなにそのストーリーで逝きたいなら
一人でやってろ。
>よろしいですね、>おおる
・・・面白いお方ですね。また機を見て参加しますね。
「あんたが事件に巻き込まれるのは初めてじゃないからね」
と佐由理は呟いた。
恵美は、嫌味に聞こえた。
と、その時・・・。
白石刑事から恵美の携帯電話にメールが来た。
36 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/12 22:58
「フェラして欲しい」
>>36の訂正。
「明日、授業済んだら警察に来てくれないかな」
という内容だった。
「参ったな・・」と恵美は呟いた。
翌日、
恵美はいつも通り学校へ向かった。
教室へ入ると、
「恵美ーなんで電話くれなかったのよー」
と瑶子がグチって来た。
「ごめんごめん。帰りに事件に遭遇しちゃって」
と恵美は言った。
「どーせ白石さんとホテルでも行ってたんでしょ。事件にあったとか言って、本当は」
「違うってば」
と恵美は笑った。
38 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/12 23:01
「違うってば、野外でヤッたのよ」
>>38の訂正。
「本当なんだってば」
と恵美は言った。
「白石さんから聞いたわ。昨日、とんでもない事あったって」
とクラスメートの柴田みゆきが言った。
『マイ・ハニー名探偵さん。今日の事件のことで少しお願いしたいことがあるんだよ』
白石刑事からのメールにはそうあった。
彼が名探偵という言葉を使ってくる時はいつも恵美に事件解決のアドバイスを求めてくる。
−−もう。私は普通の専門学生よ。
恵美は頬を膨らました。
※・・・・・・こんな感じでよろしいのでしょうか?
41 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/12 23:04
いつの間にか瑤香タンが一人で執筆している
>>40・・いいですね。
「そうなのよ」
と恵美。
「デートだけだったんでしょ?」
と瑶子。
「その帰りに死体を発見したのね」とみゆき。
・・・なんか書込んだ後に本人だけが先に走ってる。・・・
鬱ですよ、ひどいですよ、それは。
>>43・・・すいません。続きが書きたかったので。
「それにしても、なに真っ赤になってんの?」と
瑶子は言った。
45 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/12 23:07
「そうそこであたしは白石さんの驚くべき性癖を
知ってしまったの。彼はネクロフィリアだったのよ」
46 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/12 23:09
しかしそれは出会い系サイトからのメールだった。
それは恵美がどろどろとした不倫の道を歩み始める第一歩なのだと
この時彼女は知る由もなかった。
>>45,
>>46の訂正。
>>45の訂正。
「だって、今日学校帰りに白石さんから事情聴取うけるんだもの」
「えっ?」
みゆきと瑶子は驚いた。
48 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/12 23:13
「不良女子高生・深夜の取調べ」
18禁
あのー。どこら辺りから皆が参加できるんでしようか?
・・・このままだと、リレーじゃなくて市民マラソンのような気が。・・・
50 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/12 23:16
こんなわがままなリレー小説は初めて見た(w
新しい試みだ!
応援するぞ!
瑤香たんガンバレー
>>48は無かったことに。
続きです。
−−−−−−−−
「被害者の身元が分かったよ」
と白石は言った。
「誰なんですか?」
「被害者は茂木こずえ。小さな会社のOLだったらしい」
52 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/12 23:16
ここは瑤香タンを温かく見守っていくスレです。
54 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/12 23:18
「模擬こずえ不倫の末爆死」
「一つ気になるのは、彼女の所持金が無くなっていたことなんだ。
強盗のつもりだったかもしれないな」
>>52 了解しました。僕も今後は足跡を残しません。
諦めが肝心ですから。…
でも、ずっと微熱交じりに見守ります。
57 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/12 23:19
名スレの予感
「ご、強盗?」と恵美が驚いた。
「そうだよ」
と白石刑事は言った。
「所で・・・あれ?」
窓の外にみゆきと瑶子がいるのに、白石は気づいた。
60 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/12 23:25
ところでこの小説のタイトルは「デート帰り殺人事件」という
らしいです。安易過ぎる(藁
「どうしたんだい?」
と白石が瑶子達に言った。
「ちょっと気になっちゃって」とみゆき。
「君たちもまさか、事件に首つっこむつもりじゃ・・・」
64 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/12 23:31
「いいえ違います」
第一部完
「いや瑶子が白石さんに呼ばれているって聞いたので私たちも力になれたらと思いまして」
みゆきは白々しく答えた。
みゆきはとにかく口の減らない子で、そこが良くも悪くも彼女の特徴だった。
66 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/12 23:32
ちょこちょこ書かないで、ある程度まとめてから書いてよ。
リレーになんないよ。
ごめんなさい。瑶子ではなく恵美でした。
第2章
翌日。
恵美、瑶子、みゆきの三人はいつものように学校へ通った。
途中、みゆきのボーイフレンドである近藤修之<こんどうのぶゆき>に
一行は会った。
「よお、恵美。この間死体を発見したそうじゃんか」
「うん」
「白石さんに色々聞かれたって?」
「そうなのよ」
69 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/12 23:34
瑤香タンはリレーする気などないのです。
70 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/12 23:35
無視されてしまった。既に第2章とは・・・・・
これはリレー小説ではなかったのか・・・・・
第2章
翌日。
恵美、瑶子、みゆきの三人はいつものように学校へ通った。
途中、みゆきのボーイフレンドである近藤修之<こんどうのぶゆき>に
一行は会った。
「よお、恵美。この間死体を発見したそうじゃんか」
「うん」
「白石さんに色々聞かれたって?」
「そうなのよ」
「また、厄介なことになりそうだな」
と修之が言った。
「今日、学校は?」とみゆき。
「休講だよ」と修之が言った。「教授が急遽出張でいないんだ」
「ちょうど良かったわ!」と瑶子。
「何だよ」と修之。
「あたしたち、これから学校なの。今日集団給食あるから、
食べてってよ」
とみゆき。
「えっ__いいけど・・・」
「じゃ、決定」
そして、四人は学校へ向かった。
教室へ入ったとたん、
「おい、神田!いるか?」
恵美は担任に呼び出された。
73 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/12 23:40
「はい」と言って立ち上がる。そこには、
「やあ」
白石が、笑顔で立っていた。
「白石さん!」
白石から事情を聞く。
「もう!人の評判落ちるところだったじゃない!」
77 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/12 23:47
66の言うとおりまとめて書かないとみんな次に書き込めないよ。
Pさんの分も無駄になってるし。それに君の文についても急いでいるせいか
人物造形も背景となる場所も描かれてはおらず、単なる女の子の会話の連続。
これではオナニーマラソン小説と言われてもしょうがないのでは
(私はそんな言葉使いたくないが)
78 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/12 23:47
俺は応援してるから続けてくれ、マラソン小説
第2章 (訂正版)
翌日。
恵美、瑶子、みゆきの三人はいつものように学校へ通った。
途中、みゆきのボーイフレンドである近藤修之<こんどうのぶゆき>に
一行は会った。
「よお、恵美。この間死体を発見したそうじゃんか」
「うん」
「白石さんに色々聞かれたって?」
「そうなのよ」
「また、厄介なことになりそうだな」
と修之が言った。
「今日、学校は?」とみゆき。
「休講だよ」と修之が言った。「教授が急遽出張でいないんだ」
「ちょうど良かったわ!」と瑶子。
「何だよ」と修之。
「あたしたち、これから学校なの。今日集団給食あるから、
食べてってよ」
とみゆき。
「えっ__いいけど・・・」
「じゃ、決定」
そして、四人は学校へ向かった。
教室へ入ったとたん、
「おい、神田!いるか?」
恵美は担任に呼び出された。
「はい」と言って立ち上がる。そこには、
「やあ」
白石が、笑顔で立っていた。
「白石さん!」
白石から事情を聞く。
「もう!人の評判落ちるところだったじゃない!」
白石から事情を聞く。
「もう!人の評判落ちるところだったじゃない!」
「そんなこと言われたってね・・」
余計なことをしてすいません。小説の続きを頑張ってください。
私はROMだけしてますので。ではでは
白石から事情を聞く。
「もう!人の評判落ちるところだったじゃない!」
「だって、こっちも命令されたんだよ。
親方が君たちについて回って君たちを守れって」
「そうなんですか?」
84 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/12 23:59
間もなく給水所です。
85 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/13 00:06
無茶苦茶ワラッタ
やべえ読み返すたび笑える。
こんなに笑ったの久しぶりだ。
ハライテェ
87 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/13 00:36
シマたんが赤川次郎風の文で瑤香たんに合わせるも、無視されて本人が暴走するとこが笑える。
シマたんナイス!マラソン小説は名言ダ!
88 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/13 00:41
続きが気になって寝れません。
89 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/13 00:43
激名スレの予感……
ココで暴走するよりもこっちで皆でやらねえか・・・
同じレス名同士
がんばろうや
92 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/13 01:03
>>91 スレ内容が激しく違う。
次元が違います。
>>92
読んだなら続き書きこんでくれ
新しい展開が欲しいんだ
94 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/13 01:32
>>93 参加してみたいのは山々だが、あらすじが301辺りに見当たらない。
それになんでもありは、リレー小説を真面目にやるにはスレの流れが
早すぎるように思う。
最新のあらすじは
330にあります
スレの流れが早い
それは何でもありだから
でもちゃんとまとまって行ってるんだよね
レス一つが短いし
とりあえず、一度お試しあれ
96 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/13 02:18
>>96 ワショーイ
ありがとうございます。
下の方に楽屋みたいのがあるんでよろしかったらどうぞー
お越しいただきありがとうございます
多数様のご来場お待ちしてます
母の死・老人・研究所・DNA操作・僕はどうなる!!
あなたのきりっと光るアイディア待ってます。
「うん」
と白石は言った。
「でも私大丈夫ですよ。こう見えても高校時代は空手部副将だったし」
と恵美は言った。
================================
遅れましたがここでメインキャラの紹介です。
神田恵美(かんだめぐみ)
女 18歳
専門学校生(調理師学校)
身長・・・165cm
長い髪(背中の半分くらい)で、お転婆(高校時代はバレー部に在籍)
佐々木瑶子(ささきようこ)
女 18歳
専門学校生(恵美と同じ)
身長・・・154cm
セミロングヘアで、女の子らしい服を好んで良く着ている。着物も似合う。
柴田みゆき(しばたみゆき)
女 18歳 専門学校生(恵美、瑶子と同じ)
身長 157cm
ショートヘアで、活発に見られることが有るけれど、優しい。
近藤修之(こんどうのぶゆき)
男 18歳 大学生(工業大)
身長 177cm
みゆきのボーイフレンド
白石恭一(しらいしきょういち)
男 26歳 刑事
身長 170cm
恵美たちと一緒に事件を解決していく。
折り返し地点に向かいました!
103 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/13 17:40
================================
遅れましたがここでメインキャラの紹介です。
瑶香(ようか)
女 厨房(初心者)
マラソンランナー
前人未到のマラソン小説完成に向けて爆走中。
本スレの主人公。
104 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/13 17:48
105 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/13 17:54
ある意味、
小説で言えば三島由紀夫
漫画で言えば魁!男塾
音楽で言えばマノウォー級に男らしい。
106 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/13 22:53
瑶香たんが書かないなら書いちまいますぞ。
107 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/13 23:38
夜のうちに完成させちゃえよ。
109 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/13 23:58
みんな、このスレを荒らすのはよせ。
瑶香に、外に出てこられたら困るだろうが。
ある意味で、おれは松本よりも苦手だ。
110 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/14 02:02
>>109 俺は別に荒してないよ。
つーかおれは瑶香たんより松本より名がないぬいぐるみが苦手さ。
ばか天国ってことだ。
「刑事さん」
と瑶子が言った。「恵美と二人でごゆっくりどうぞ」
113 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/14 12:10
お昼休みか…、ご飯食べた?
「ちょっと瑶子!そんな!」と恵美は言った。
115 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/14 16:07
瑶香たんは彼氏いるの?
116 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/14 16:08
メール送ってもいいかな?俺はイケメン
「いいじゃない、白石さんとデートする仲なんだから」
と瑶子。
「だってあれは、白石さんが誘ってくれたから__」
と恵美。
「ま、ごゆっくり〜」
とみゆきと瑶子はそういう恵美を放ってどこかへいってしまった。
授業が終わった後、
恵美は白石と一緒に話していた。
「あれから、事件のほうどうですか?」
「茂木こず枝の身辺について洗ってみたんだ。どうやら、
会社に奥さんのいる恋人ができたそうなんだ。
その事を友人に話していたそうだ。」
「で、その人と話はしたんですか?」
「彼女は、「何も知らない」って言い張って何も言ってくれないんだ」
この唯我独尊ぶりには圧倒されるが……
「私が、その人にあってみるってのはどうでしょう?」
「そうだな・・・」
白石が言った。「彼女を見つけたとき、変なことは無かったかい?」
「彼女って?」
「茂木こず枝のことさ」
「いいえ」
123 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/14 16:41
先導の白バイはいないのかい!
「ごめんなさい。いきなり彼女って言うもんだから・・・」
と、二人で話していたら突然、
「お二人さーん、コーヒーとお菓子はいかが?」
みゆきたちの声が聞こえた。
こいで「瑶香ちゃんいいよ! 瑶香ちゃん、その調子!」
126 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/14 16:52
>>124は無視して
「あ、そういえば・・・」
「何かあったのかい?」
「言いにくいんですけど・・・」
「何?」
「彼女、コートの下に何も着ていなかったんです」
「と、言うことは」
「はい。露出狂だったみたいです」
「お、いいね」
「白石さん茶化さないで下さい」
「いや、僕は真剣だよ。ところで、彼女は濡れていたのかい?」
「え?」
「だから、彼女のあそこは濡れていたのかいと聞いているんだよ」
127 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/14 17:03
「そんなこと・・・」彼女は赤面して、うつむいてしまった。
「そんなことで赤くなっててどうする。しょうがない、俺が特訓してやる」
そういいはなった途端、白石は恵美の二の腕を強く掴み、その場を離れた。
「何処につれていくんですか?」
「・・・」
白石は沈黙したまま恵美を引っ張り、街中を進んでいった。
「ここだよ」白石は目的地についたらしく足を止めた。
「ここって・・・」
恵美が見つめる先には『キングパレス』という看板が掲げられたラブホテルが佇んでいた。
128 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/14 17:20
いい展開!!夢見る少女に現実を思い知らせてやれ!!
129 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/14 17:22
203号室で激しい愛撫。
冷蔵庫から白石がマムシドリンクを取って飲む。
手錠を恵美の手首にはめた。
マムシドリンクの空瓶を恵美の中へ入れる。
「あぁ」
130 :
こんなんでいい?:01/11/14 20:07
恵美は、
「いやぁ」
と一言だけ言うと、あとは白石のなすがままだった。
「こいつ、ペニスより一回り太いこいつを咥えてよがるなんざ、もう処女じゃ
ねえな。まったく最近のセイガクときたら……」
白石は半ば呆れながらも、恵美の熱くなって、すっかり蕩けたその部分に、
いっそう激しい運動を送った……。
「あっ……ああ〜」
恵美のあえぎ声がだんだんと激しくなり、それに呼応してか白石の
動きも激しさを増してゆく。柔肌にも赤みが感じられ、いつしか
腰まで自ら動かすようになっていった……。
132 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/14 20:54
アホか(藁
133 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/14 21:56
と白石はこみあげる笑いを噛み殺しながら言った。
134 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/15 00:32
「恵美、淫乱罪があればお前は逮捕だぞ」
恵美は顔を赤らめ「名刑事さんってやらしい・・・」と呟き、腰を激しく振る。
白石がペニスを抜き「くわえろ」と恵美の口に持ってゆく。
恵美は「あーん、中で内乱罪起してぇ〜」とごねる。
「やかましい」
しぶしぶ恵美は口に含む。
「お前がホシなんだろ。吐け」
白石が腰を振る。
「くっわっくく・・・。わ、あん、た、」
「お前はっきり言え。ホシだろ」
初めて見るプレイだ(w
136 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/15 00:50
何か良い方向に向かってる気がする……
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138 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/15 00:59
140 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/15 13:34
どうせなら神田春子(かんだはるこ)さんとか・・・・
141 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/15 17:56
142 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/15 21:31
瑶香たんって真性なの?
「悪いね」
と白石が言った。
144 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/16 08:18
>139、143は無視。
>134の続き。
「ああ〜ん、ホシ、ホシが見えるぅ〜〜」
「そのホシじゃねえよ」
「ダメッ、ダメェ〜……、おホシさまが来るわぁあああ〜〜ん」
「しょうがねえヤツだな(藁」
「あっ……あ〜〜ん」
恵美は、押し寄せる快楽の極みに、五体を打ち震わせていった……。
「だめだコリャ」
白石はただ、呆れるばかりだった。そして、
「さて、これからどうやって責めてやろうか……」
ふと、そんなことを思った。
>>143の続き。
「その、所持品が全て無くなっていたのが気になるわね」
と恵美が言った。
「僕もそう想うよ。強盗なら、金目のもの意外は置いていくのに」
「変な強盗だわ」
「あと、被害者についてなんだか……。職場で虐めにあっていたそうなんだ」
「職場虐め?」
>>146訂正
そう想う→思う
やだもういくらオナニー小説だからって貼禍ってば、オッチョコチョイ★
強盗を恋い想ってしまうくらい貼禍の白石様は心広いの☆
金目のもの意外→以外
職場で虐めに遭ってるの私自身だから、動揺しちゃったみたい♪
貼禍がんばっ☆
148 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/16 16:15
職場虐め、とは
この職場め、こうしてくれる。
職場だからって、偉そうにしてんじゃないわよ。
たかが職場のくせに、この雑巾でもなめてなさい。
ということなんでしょうか。
149 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/16 16:34
150 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/16 19:49
>>146も完全追放の上、磔獄門。
>>144の続き
「いい加減にしなさいよ!!」
瑶香が怒鳴り込んできた。
しかし、あっという間に白石に捕まえられ、縛り付けられる。
「いい加減にしないといけないのは、瑶香、あんたのほうさ……。お前も、
たっぷりと可愛がってやるヨ……、ククク……」
白石はそう言い放ち、自らが持ってきたカバンの中をのぞいて、ニヤリと
笑った……。
151 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/16 20:01
サイテーな飢餓寸前原住民が群がるスレ
いいかげんにしろよなこのヤロー>名無し物書き@推敲中?
ここからかく人はH厳禁
ip zvxjcwrh:ghq:erfh hq枝魚v1y@ fqeuearu
rc g
「その、所持品が全て無くなっていたのが気になるわね」
と恵美が言った。
「僕もそう想うよ。強盗なら、金目のもの意外は置いていくのに」
「変な強盗だわ」
「あと、被害者についてなんだか……。職場で虐めにあっていたそうなんだ」
「職場虐め?」
じゃ、被害者は職場虐めを苦に自殺・・・ってわけではない
ようだけど、と恵美は思った。
156 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/17 16:37
瑶香ちゃん。SHIMAのホムペの板でしたら?
あんたがいるとほんとうに話がまとまらん。もうこの
スレに書かないでくれる>156
まさかとは思うが、名無し物書き@推敲中?をコテハンだと思っているのか?
だとしたら真性以外の何者でもないな……
159 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/17 20:01
「もし職場虐めが原因で自殺したのなら・・」
161 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/17 20:06
「こっちも続くのかよ!」
「職場に鍵を握る人物がいるのは確実ね」
オナニー!
164 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/17 20:10
掲示板で瑤香たんの写真見たよ。かわいいじゃん。
166 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/17 20:15
>>164 そうだよ!
瑤香たんが可愛いわけないよ!
「問題はどうやって聞き出すかだ」
「そうね・・」
そこへ瑶子とみゆきがやってきた。
頼むから新でくれ。
「お菓子どうぞ」
172 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/17 20:32
(w
「結構です」
松虫に次ぐ害虫になりえるか?
よーかたんは
「折角作ったんだから。食べてください」
と瑶子は言った。
「いいえ、結構です」
「ね私の分はないの?」と恵美。
「あるけど」
よーかさん、動くスレ一つに決めちゃおうよ!
外野がピーピーうるさいし、
落ち着いてよーかさんのレス読めないよー!
死体を発見した恵美は事情聴取されてないの?
どっかでされてます
もうこれ以上私を辱めないで!
(180〜182は無視してエロなしでどんどん書いていってください)
なによ瑤香の不感症!
私はよーかさんのレスだけが読みたいから他の人のレスはなくていいと思うよ!
なによ瑤香の性感染症!
>>185 じゃあ、とりあえずよーかたんに
マナーを教えてやってくれ。
sage進行で頼む。
瑤香さん、こうすると最低限荒らしは抑えられるよ!
アドレスを書く欄に、今、瑤香さんはこう入れてるよね。
[email protected] これに、次のように書き足す。
[email protected] sage
こうするとあら不思議、順番が上がらなくなって
荒らしチャンたちに発見されにくくなるんだよん!
荒らしチャンは面倒屋なので上から荒らしやすそうなのを見ていくんだ!
「・・・どうだろな」
瑤香たん、荒らされるぞ。
javaなのですぐ消えます
194 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/17 22:43
祭りの予感age
何で繰り返すのじゃ?
(誰でもイイので来てください)
誰かチャット逝ったか?
200 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/17 23:23
突撃してみてくれ、誰か
201 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/17 23:25
みんなで逝っとく?
ネタ無くなったので・・・
−−−−−−−
お祭り殺人事件
男勝りな専門学校生・神田恵美<かんだめぐみ>。
残り少ない夏休みを、親友の佐々木瑶子<ささきようこ>と一緒に夏祭りへやってきた。
瑶子はかわいらしい浴衣を着こなしている。
恵美はあいかわらずジーンズにTシャツだった。
「恵美、綿飴食べる?」
と瑶子が言った。
「別にいいけど?」
と恵美。
「じゃ、買ってくるね!」
瑶子は財布を片手に綿飴を買いに行った。
恵美も後を追いかけてゆく。
綿飴を買った二人はふと、見覚えのある人影に気づいた。
同じ、調理師科で同じクラスの柴田みゆきだ。
「何だ、みゆき、一人なの?」
と恵美が言った。
「彼と待ち合わせしてるんだけど・・・」
とみゆきが独り言の様に言った。
「あれ?あの人みゆきの彼氏じゃ・・・」と瑶子が指さす。
が、その時・・・。
突然矢のようなものが、みゆきの彼の側を通っていた女性に突き刺さったのである。
「キャーーーッ!」
みゆきが叫んだ。
みゆきの声に吃驚して、彼氏の近藤修之が駆け寄る。
近藤の側を通ろうとしていた女性は、即死していた・・・。
その日、四人はみゆきの家に泊まった。
翌日、二人の刑事が恵美たちを訪ねてきた。
203 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/17 23:28
<完>
恵美「あの・・・何でしょうか?」
「ちょっと、この間の殺人事件について聞きたいんだけど。」
「はあ。」
恵美は昨夜のお祭りで起きたことを細かく詳しく話した。
「被害者は一ノ瀬あゆみという女性なんだけど、知っている人?」
その質問に恵美は即座に否定した。見たことも会ったこともない女性だった。
「この辺りに住んでいる人ですか?」
「どうもそうではないらしいけど・・・」
刑事は言葉を濁した。
「いくつの人ですか?」
「26歳って聞いたな。家事手伝い、ようは無職らしい」
良い身分だよな、大学で遊んで卒業しなくても遊べる身分は・・・
と刑事の表情が心の内を無言のうちに語っていた。
刑事が立ち去った後・・・。
恵美は長い黒髪をヘアバンドで束ねながら、
「犯人探しでもやろっか」
と言い出した。
みゆき「えーっそりゃないよー」
対象的に遥子は面白半分でこう言った。
「やろう、やろう。一応通りすがりの目撃者だし」
「まあ、危なくない程度になら協力するよ」
修之は半ば呆れていた。死者がいるのに・・・とでも言いたいのかもしれない。しかし、続けてこう言った。
「一応、住所などはさっきの刑事に聞いたのをメモしているから、そこから始めたら」
「確か、成城の方だったね・・・ってことは高級住宅地!?」
恵美は目をぱちくりさせていた。
「あと、家族は両親と姉の四人暮らし。恋人は一応かなり仲良いのがいるけど、どこまでいっていたかは分からんとさ」
何だかんだ言っても興味あるじゃないか、という視線を遥子は修之に向けた。その時、重大なことをみゆきが口にした。
「私たちのうちで、あの家と何か関係のある人いる?」
そうなのだ、いくらなんでも何も関係ないのに家を訪れるわけにはいかない。恵美たちは刑事でもセールスマンでもないのだ。訪問するのには何かしらの理由が必要だ。
その問題に答えを出したのは修之だった。
「葬式が3日後にあるやろ。時間も聞いたから、その時行こう。顔見知りが犯人なら多分来ているだろうし。周りの人からも情報入るだろ、人間関係とか」
「でも、関係ない人間が行っても・・・」
「葬式は大々的にやるようだから、一人や二人紛れ込めるさ」
修之は自信たっぷりであった。そう決まると、あとは細かい待ち合わせ時間などをきめていくだけであった。
「そうそう、喪服で来いよ。制服では来るなよ」
「分かってるってば!」
女性陣3人は異句同音にそう叫んだ。
3日後。
殺された一ノ瀬あゆみの邸宅では大掛りな葬式が行われていた。弔問者の数は3桁は確実であった。もっとも、本当に故人を偲んで来たのはどれくらいなのかは不明だが。その
葬式の中に恵美達もいた。
206 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/17 23:32
遂行の結果 <完>
恵美、瑶子、みゆき、修之の四人は、受け付けを済ませて中に入った。
焼香が続いている。
恵美はスラリと足が長いので、喪服を着ると余計にりりしく見える。
瑶子とみゆきは小柄なので、喪服を着ると大人らしく見えた。
修之から、順番に焼香していくと…。
焼香を済ませた四人のそばに、事件の事を聞いてきた刑事がいつの間にか立っていた。
恵美「あ。あのときの刑事さんだわ。」
刑事「未だ、名前言ってなかったね。僕は白石恭一と言うんだ」
恵美「私、神田恵美です。」
白石「今日は、何故ここに来たの?」
「あんなことがあったんで、せめて焼香くらいはしようと思って」
「優しいんだね」
修之の言葉に白石刑事はかすかに笑みを浮かべた。しかしすぐにそれを消し、声を低めた。一回辺りを見回す。
「気をつけろよ。犯人もここに来ている可能性は極めて高いから」
「僕らが被害者のそばにいたからですか」
「そう、事件に興味あるのは当然だから無理には止めないけど、あまり目立つことはしないようにな」
その言葉を最後に白石刑事は人ごみの中に消えていった。遥子は肩を竦めていた。
「気づいているね、私たちの目的」
「ちょっと、手洗いに行ってきたいけど、どこにあるんだろ」
恵美がそう言った時、側から声がした。
「そこから廊下に出て、つきあたりにあるよ。夜景を描いた油絵が飾ってあるから、その辺りを探せばある」
声の方に視線を向けると、喪服を凛々しく着こなした20代の若い男が立っていた。顔は良いが、ちょっと嫌味という隠し味があると男の修之には感じられた。
恵美は素直にお礼を言った。
「ありがとうございます。すみません、お名前教えていただけませんか」
「僕?高井涼。故人とは大学が一緒だったんだ。卒業後も少し連絡を取っていたんだが、こんなことになって残念だ」
「そうですね。名刺いただいてもいいですか」
修之の言葉に、こっちが高校生だったせいか高井という男は、何も警戒心を抱かずに名刺を修之に渡してくれた。あとは一通りの挨拶だけして、高井は喪服の群れの中に消えていった。
「あんなことがあったんで、せめて焼香くらいはしようと思って」
「優しいんだね」
修之の言葉に白石刑事はかすかに笑みを浮かべた。しかしすぐにそれを消し、声を低めた。一回辺りを見回す。
「気をつけろよ。犯人もここに来ている可能性は極めて高いから」
「僕らが被害者のそばにいたからですか」
「そう、事件に興味あるのは当然だから無理には止めないけど、あまり目立つことはしないようにな」
その言葉を最後に白石刑事は人ごみの中に消えていった。遥子は肩を竦めていた。
「気づいているね、私たちの目的」
「ちょっと、手洗いに行ってきたいけど、どこにあるんだろ」
恵美がそう言った時、側から声がした。
「そこから廊下に出て、つきあたりにあるよ。夜景を描いた油絵が飾ってあるから、その辺りを探せばある」
声の方に視線を向けると、喪服を凛々しく着こなした20代の若い男が立っていた。顔は良いが、ちょっと嫌味という隠し味があると男の修之には感じられた。
恵美は素直にお礼を言った。
「ありがとうございます。すみません、お名前教えていただけませんか」
「僕?高井涼。故人とは大学が一緒だったんだ。卒業後も少し連絡を取っていたんだが、こんなことになって残念だ」
「そうですね。名刺いただいてもいいですか」
修之の言葉に、こっちが高校生だったせいか高井という男は、何も警戒心を抱かずに名刺を修之に渡してくれた。あとは一通りの挨拶だけして、高井は喪服の群れの中に消えていった。
「結構、広いなあ。さすが、金持ちの家」
恵美は廊下を歩きながら感心していた。家の中で迷子になりそうな感覚は自分の家では味わえない。後、油彩、水彩を問わず絵が多く飾られていた。恵美でも知っている絵もあった。
「あ、あそこね」
恵美はお手洗いを見つけ、そこに向かおうとした。
その時。
「何考えているのよ!」
すさまじい女性の金切り声が聞こえた、というより鼓膜に響いてきた。恵美は驚いて声のしている方に足を向けた。そこからは3,4人の声が聞こえてくる。あまり他人に聞かれたくない雰囲気が声の質から感じられた。恵美は壁に寄りかかって聞き耳を立てる。
「何って、こうなったんだから仕方ないだろ。文句言う暇があったら対策考えろよな」
男の低い声。若い男ではないようだ。
「あゆみって大した女じゃないのに、この家あるだけで恋人もいて働かなくても遊べる身分で・・・。死んでも大したことないわね」
若い女の声。恐らく故人と同じ年頃、声からは故人への憎しみが零れている。
「しかし、誰がやったんだろ。お前らじゃないのか」
先程の男よりも低いが年を感じさせない声。動揺があるようだ。
「私じゃないわよ」
最初に大声出した女がそう言った。声からして中年だろう。
「しかし、俺らは全員疑われているぞ。目立つことしたら警察がくるぞ」
「葬式にも来ているわよ」
若い女が投げやりな声を出した。
恵美は立ち聞きしながらも、この事件は一筋縄ではいかないかも、という予感がした。また、暗澹たる思いにも駆られた。
その時。
「神田さん・・・だよね」
恵美は心臓が止まる思いがした。ビクビクしながら後ろに振り向くと、そこには高井が立っていた。
「すみません、迷ってしまって・・・」
「手洗いそこだよ。友達、遅いから心配しているよ」
恵美のしどろもどろの口調に気づいていないのか、高井は優しい笑顔を見せた。恵美は足早にトイレに向かった。
恵美がさっきの場所に戻ると、3人が心配そうに恵美を見ていた。
「お帰り。迷ったみたいだね」
「うん、実は・・・」
そう言うと、恵美は3人を促して、人のいない部屋に連れて行った。そこでさっきのことを話した。それを聞くと、修之は納得して頷いた。
「なるほどな、こっちも恵美がいない間、情報収集してたんだ。ちょっと整理しようぜ」
前置きをして、修之は話し始めた。
ある程度修之が話した。
恵美「その、若い男女の会話が気になるな」
「でも誰なんだろ、その話をしていた人って。一人でも分かれば・・・」
遥子がそう言うと、修之が腕を組みながら口を開いた。
「検討はつくよ。あゆみの母違いの姉の留美、母違いらしいけど。あとその旦那の加賀美っていうのだろ。あとさっき会った高井。あいつ、何も言わなかったけどあゆみの恋人だったらしい。けど結婚は最近暗礁に乗り上げていたらしい。もう一人はちょっと分からないな」
「高井さんもいたの・・・あの中に」
恵美はかすかに体が震え始めた。ということは・・・。
「狙われるかも知れないな」
「ねえ・・・」
恵美と修之の話を黙って聞いていた遥子が、ゆっくりと口を開いた。
葬式も一通り終わり、親族以外は帰ってもいい頃だった。しかし、なぜか帰る人は少なくざわついた雰囲気に包まれていた。もともと殺人という事件性のある死だったため、最初から噂話などでざわざわしていたが、今はある噂が式の弔問客の間に流れていた。
「目撃者がいたんだって」
「何か、この葬式で犯人を思い出したらしいよ。あとで警察の所に行って話すかもね」
「誰?その目撃者」
「女の子らしいよ」
恵美もあちこちで、顔も知らない人とその噂の話をしていた。ぎこちなく笑いながらも話を聞き流していく。その視線は周りの弔問客に向けられていた。
弔問客の一人が、恵美に話し掛けてきた。
「あれ、他の仲間は帰ったの?」
「はい、家が遠いということで」
「大丈夫?もう時間的にかなり遅いし・・・一人では危ないんじゃない」
その人が言うことにも一理あった。ここから最寄の駅まで歩いて15分はかかる。
「まだ、皆帰ってないみたいですし、今から帰っても十分大丈夫ですよ」
「気をつけてね。弔問客の中に殺人者がいるって噂だから」
そう言って恵美は一ノ瀬邸を出た。
駅まで歩いていく途中には、人気のない道を通る。空にはさそり座をはじめ、無数の星が輝いていた。街頭もぽつりぽつりとある。
その時。
後ろから、スポットライトにも似た眩しい光が恵美を照らした。その光の眩しさに思わず彼女は光の方に顔を向けた。
光は車のライトだった。車は白のマークIIで新車。そして、運転席に乗っていたのは・
・・。
恵美はその運転席に乗っていた人物を見て、緊張のと恐怖で体が震えるだけでなく、喉に乾きを覚えた。その人物は恵美に殺意の視線を向けていた。
そして・・・。
車はなんと、恵美に向かって突進して来たのだ!
くそっ、よけれるか!と恵美は慌ててかわそうとするが、間に合わない。その時、
誰かが恵美にぶつかって、そのまま崩れるように二人は倒れた。
数メートルほど飛ばされた後、恵美はそっと顔をあげた。
「白石さん!」
「大丈夫か!」
「ええ」
「何て車だ!運転手は誰だ!」
白石がそう叫ぶのとほぼ同時だった。
「おーい、恵美。大丈夫かー」
離れた所から修之の声がした。そばにはみゆき、遥子、そしてもう一人の女がいた。その女は、みゆきと遥子にしっかりと抑え付けられながら歩いている。テニス部で鍛えられたみゆきに抑えられてはもうどうしようもならなかったらしい。
「こいつ、被害者の姉の加賀美留美だ。さっきそこでボウガンをしかけていたから、怪しいと思って声をかけたら逃げやがってさ。追い詰めたら、全部吐いたよ」
そう言う修之の右手にはそのボウガンが握られていた。それで自分が狙われていたかと思うと、恵美は血の気が引く思いがした。
「じゃ、あの車は・・・」
白石の問いに、答えたのはみゆきだった。
「高井で、ほぼ間違いないわ。こいつと高井がグルになってあゆみさんを殺したのよ」
その後、白石からの連絡で、付近をパトロールしていた駅前の若い警官の手によって高井は殺人容疑で逮捕された。
高井涼は一ノ瀬あゆみとの交際の前に、加賀美留美と交際していた。
いや、表現としては今もしているともいうべきかもしれない。
既に結婚していた留美との関係は、当然不倫関係であった。
二人はどうしたら晴れて結婚できるかということを考えた。
不倫関係のままでは、いつか別れが来る。
高井は財産のある夫人として留美を狙っていた面も否定出来ず、
何とか結婚しまた財産を手に入れたいと考えていた。
また、ここでもう一つ動機として絡んでくるのが財産問題である。実は、本妻の子であるのは妹のあゆみの方で、留美は父親のかつての愛人の子であった。
財産をもっているのはあゆみの母で父親は婿養子であった。
留美を引き取るにあたり、あゆみの母は条件をつけた。
それは、留美には一切財産を相続させないということである。
留美が財産を得るには、あゆみがいなくなってくれなければならない。
そこで高井と相談した。
高井にしても留美が財産を相続しないことには、財産を得ることは出来ない。高井は大学の同期という縁を使ってあゆみに近づき、彼女の隙をうかがった。
そして、交際を重ねてあゆみの警戒心が緩くなってきたあの日、
あゆみを殺したのである。
留美はあの葬式の時に夫をも殺すつもりであったことも白状した。
「いやだね」
犯行の動機を知った恵美は軽蔑の念を隠さなかった。
近くのファミレスでカレーを食べている。
「高井さ、留美に飽きつつあったらしいぜ。
あゆみと結婚しておけば・・・って言ってるらしい」
「それって、女を財産得る道具と思っているんじゃないの?最低」
「そうだけど、それがあいつを破滅させたんだよ」
怒りで口を尖らす遥子をみゆきが宥めた。
「男って、ああなのかしら・・・」
「おい、俺の立場なくなるから、そんなこと考えないでくれ」
焦りまくった修之が悲しい声を出し、
それを聞いた他の女性陣3人は大笑いした。窓の
外をチラッと見た恵美がニコリと笑った。
「ねえ、お昼のあと、どこにいこっか」
外は太陽が眩しい晴天であった。
END
(後は皆さんで話を考えて書いてください。
但しエロはダメです)
(今までのは例文です)
217 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/17 23:51
(本当です)
ここってはるかってやつしか書き込んでないじゃん。
お前が書いてる文章をまともに読んでる奴なんて何人いるのやら…
恥を知りなさい虚しさを知りなさい
誰か書いて・・・寂しいよ
完全追放とか生意気なこと言うから誰もカキコしないんだよ。
瑤香は小説を書き終えると、短い溜め息を漏らした。
推理小説を考えるのも、意外と大変ね・・・と、物言わぬ彼女の背中が静かに語る。
そんな彼女の住む部屋の、アパートの前で、
もう何時間も同じ場所にたたずむ男の影があった。
時間は午前二時を過ぎた頃だろうか。
不意に男はそのドアを激しく叩く。
チャイムを押せばいいのに、何故?
「ど、どなたですか?」
瑤香は少し怯えた様子で扉に近づく。
男は見えない扉の向こうから、妙に落ち着き払った声で答えた。
「松本です。私の小説を持ってきました。」
松本・・・誰?
瑤香はその名前に聞き覚えなどない。いや、まさか、あの松本?!
そんな馬鹿な、だって彼は仮想空間に存在する自称小説家。
私の家の場所なんて知る訳がない。
彼女はそっと微笑んだ。
それは、自分に言い聞かせるかの様に、
自分自身を安心させるかの様に。
微笑んだつもりでも、口元の歪みは隠せない。
扉を開けた時、彼女は松本と名乗る男に何と声を掛ければ良いのか、
必死にシミュレーションを試みるが、そんな時間もあるはずがない。
そして静かに扉は開かれた。
ガチャッ
その刹那、男の手に冷たく光る物が見えた。いや、正確には見えた様な気がする、と
言うべきかも知れない。なぜなら彼女はそれを確かめる前に、
深く膝を折り、体を床に沈めなければならなかったから。
薄れ行く意識の中で一言、彼女は呟いた。
「完全追放」
224 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/20 20:11
>223
このスレのレスで一番上手とオモタ。
226 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/20 20:52
>>223 おもろい。(マジ)
続きを読みたくなる…
227 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/20 22:28
こんなスレから良作がでるとは……
マンセーだろ、これは……
229 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/21 00:40
選評者:柴良太郎
山本氏の文章にはまわりくどい表現がいくつかあったが
構成力は合格点。特にオチの付け方は秀逸とさえ言える。
第1回創作文芸板推理新人賞の受賞者に相応しいと判断しました。
今後は授賞に満足することなく意欲的な長編作を期待する。
「完全追放」流行らせたくなった……
「・・・」
男は黙っていた。狭い部屋の中に4〜5人はいるだろうか。
うつむき加減に座るその男は、誰とも目を合わせようとはしない。
「切り込みさん、どうするよ」
切れ長の目で睨む様に、切り込み、と呼ばれた男を見つめる男の名は、削除★忍。
「まあまあ忍さん、そんな風な言い方はせぇへんでも、な」
右側に座る男からなだめられた忍は、
夜勤、お前も当事者なら少しは緊迫感を持てや、
とでも言いたそうな表情を浮かべた。
「ま、こないな所で話、しててもラチが開かんわ。そやろ?」
飄々とした物言いで、場を和ませようとしている男の名は、夜勤。
彼のエセ関西弁が更に忍の琴線を刺激した。
「もういい、黙ってろ」
別に睨むつもりはないが、睨んでいる様に見られてしまうのは忍にとっても不本意だったが、
むしろ“怖い人”としての貫禄が付いて回るのなら得かも知れない、と思い始めている。
そんな彼の鋭い眼光が夜勤を見据えた。
「いや、まあ・・・警察に任せておけば・・・」
切り込み、と呼ばれた男が思い口を開く。
そんな事は誰でも分かっているだろうが、とでも言いたげな、
曖昧な笑みを浮かて。
「まだ、2ちゃんが絡んでるって事は報道されていない。」
切り込みは低くうめいた。
忍の左側に座る男が口を挟む。
「いや、もう祭りは始まってますよ。」
「速報板か・・・」
呆れた様に呟く忍。男たちは苦笑いした。
続いてんのかよっ! マジ続編期待。あんた天才だっ!
233 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/21 21:30
yokorin27,の簡素ウ聞きたーい。
234 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/21 23:38
(誤)山本
(正)山水
名前を間違えました。申し訳ない。 柴良太郎
「それでは捜査会議を始める。一同、礼!」
厳つい男たちが集う、警察署の一室。
物々しい雰囲気の中、捜査会議が始まった。
「捜査主任の松田です。どうぞ、よろしく」
小太りの中年男は軽く頭を下げると、早口で喋り始めた。
「本件は11月20日、
世田谷区代田で午前2時から3時の間に発生した殺人未遂事件であります。
害者は19歳の短大生、今は逓信病院に入院中で、無事意識も戻り、
治療中であります。先日簡単な事情聴取を行いましたが、本人曰く、
逓信病院に緊急搬送された時点で既に意識はなく、
犯人の顔は覚えていないとの事。
本人の回復を待ち次第、似顔絵の作成などを考えておりますが、
現時点で犯人の特定に結びつく様な情報はありません。」
「害者担当の山崎です。入院中の本人について報告します。
えー、診断は、腹部数センチ、刃物による深い裂傷。
発見が遅れていればショック死、失血死の恐れあり。
一部肺をかすめていて、危険な状態だったが、今は治療により回復中。
診断は以上です」
ハンカチで汗を拭きながら喋る若い男は、人前で話すのが苦手だった。
緊張で声が震える。
236 :
名無し物書き@推敲中?:01/11/22 16:50
あげるぞ!
短大生!?