ハード・ボイルドはどうやって書くの?

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205山崎渉:03/05/22 03:06
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
206山崎渉:03/05/28 10:53
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
207山崎 渉:03/07/12 12:21

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
20815番:03/07/13 19:47
灰崎抗さんのはまさにハードボイルドだ。
209山崎 渉:03/07/15 11:42

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
210名無し物書き@推敲中?:03/07/26 07:52
人真似をした瞬間ハードボイルドではなくなる
211名無し物書き@推敲中?:03/07/26 08:03
強くなくても生きていける。
優しくなくても生存権はある。
212_:03/07/26 08:12
213名無し物書き@推敲中?:03/07/26 08:40
別にハードボイルドを気取ろうってわけじゃない。
だが、一人の人間に集団で暴行をはたらく君たちを見ていると、どうにも放って置けなくてね。
分からないのか。簡単な動機さ。「ベンツに十円傷を付けたときの音が聞きたくなったから、早速やってみました。」という感覚にとても近い。
予め言う。君たちに出来る最善の策は、今日は運が悪かったと思って、今後の人生をあきらめることだ。
214名無し物書き@推敲中?:03/07/26 09:26
「煙草はやらないんだ」
「意外だな。あんたらしくない」
「ガキのころ、家が焼けて、な」
「そりゃ、……無理もない」
「ああ。火元はテンプラ油だったんだが、それ以来、煙たいのはどうも苦手だ(苦笑」
「……ッ(騙された!?」
215_:03/07/26 09:32
216名無し物書き@推敲中?:03/07/26 09:45
古くさい町並みに、浮かぶように高く聳えるビルがあった。
今日みたいに霧がかかった日には、忽然と姿を見せるそれにいつも驚かされる。
この中に、今井はいる。門の前でふと、アポ無し訪問お断わりの貼り紙が目に入る。面倒になったもんだ。
俺は電話番号を思い出そうとしてやめた。聞いてさえいなかったのだ。
しかたがない。俺は守衛を騙して入ることにした。
217名無し物書き@推敲中?:03/07/26 10:02
役に立つポリシー?「ポリシーなんてものはクソの役にも立たない。」というポリシーは、役に立つよ。
218直リン:03/07/26 10:13
219山崎 渉:03/08/02 01:09
(^^)
>>217あんたちょっとイカスぜ。
221山崎 渉:03/08/15 12:46
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
222名無し物書き@推敲中?:03/09/10 13:56
大沢在昌命
223名無し物書き@推敲中?:03/09/11 19:38
北方謙三命
224名無し物書き@推敲中?:03/09/16 02:54
大藪先生カムバ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ック!!!!!
殺伐とさせてくれ、ケツの穴から!!
>>1
自分の身の回りに起こった出来事を、一切の感情を付け加えずに、ただ淡々と書く。
それができれば、ハードボイルドは書ける。
226名無し物書き@推敲中?:04/01/06 23:28
( _ノ` )y━・~~~ それも読者が行間を示しながらな。そこが俺と謙三の違い・・・あいつは一度も口には出さなかったがな  
227名無し物書き@推敲中?:04/01/06 23:37
( _ノ` )y━・~~~ それも読者に行間を示しながらな。そこが俺と謙三の違い・・・あいつは、それを一度も口には出さなかったがな  
(まじがった)
228名無し物書き@推敲中?:04/01/08 02:16
とりあえず、ソープへ行け BY謙三
229名無し物書き@推敲中?:04/01/10 20:38

夕暮れがやってきた。
ドライマティーニを飲みたくなった。
がまんしていたわけじゃない。一杯目は一人で飲もうと思った。
二杯目を飲み干すあたりで、ケイトがやって来る予定だった。
トニーが短く笑って首をすくめた。
彼女はやって来なかった。
おれは今夜書くべき小説のことを考えることにした。

「ブルーズでもかけようか?」
トニーが言った。
「よしてくれよ」
おれは首を横に振り、シガーに火をつけた。
「なあ、トニー」
「なんだい?」
「おれは今夜、とびっきりドライなラヴ・ストーリーを書こうと思う」
「そいつはいいね」
トニーが頷く。
「だがな、このマティーニが気分を悪くさせるんだ」
「どういう意味だい?」
おれは二杯目のマティーニを飲み干した。そして言う。
「もっとドライなのをくれないか」

231名無し物書き@推敲中?:04/01/10 20:49
↑台詞ばっかりだな
フライファンが店の乾いた空気をかき回す。
オレンジ色のダウンライトがおれの手元とグラスを照らす。
空気がピンと張っている。
おれは開けたてのバーの匂いが好きだ。カウンターはピカピカで、
磨きたてのグラスが胸を張るようにして棚で光っている。
今夜、何人の男と女が惚れたはれたをやって、何組の客がトラブルを
起こすのだろう。
おれはそれまでに退散しようと思う。
ドライなラヴ・ストーリーを書くために。

「これはおれのおごりだよ」
トニーがカクテルグラスをおれの前に差し出す。
「ただし、マティーニじゃないよ。ジン&ビターだ。これよりも辛い
カクテルがあったらお目にかかりたいものだね」
トニーがおどけてウインクする。
「ありがとう」、とおれは言った。
「これでドライなラヴ・ストーリーのお膳立ては整ったよ」
まだ酔っちゃいない。
脳ミソはハミング・バードに突かれた程度のダメージだ。
おれは想像してみる。

そうだな。主人公の男は小説家だ。フィリップ・マーロウ?
バカな。探偵なんて100年も前に終わっちまってる。
小説家、それも売れない小説家だ。
女との初めての出会いは……、バー? いや、平凡だ。
平凡すぎる。
図書館、そうだ、図書館だ。
おれは図書館で初めて女と出会う。
おれは昨夜の二日酔いを慰めるために書棚にもたれてブコウスキーの
「くそったれ少年時代」を眺めている。
読んじゃいない。眺めているだけだ。活字なんて一行だって追えやしない。
彼女がおれにぶつかり、持っていた本を落とす。
彼女の名前は……、そうだな。ん、ケイト。ケイトでいいや。
「ごめんなさい」と、彼女は言う。
彼女はおれの眺めていたブコウスキーを拾い、そしてつぶれたゴキブリを
見てしまったように顔をしかめる。

で、

言った。

「ずい分とハンサムなブコウスキーさんね」
窓から差し込む日差しが彼女のウェイヴのかかった金髪を照らした。きれいな髪だ。
「そりゃどうも」と、おれはぶっきらぼうに答える。ブコに比べりゃ、ほとんどの
男はハンサムでクールだ。
「酔いをさましてるの?」彼女の愛らしい目が笑う。
「いや」とおれは答える。
「もう、酔いはさめましたよ、あなたに会ったんでね」
「単なる習慣なんですよ」と言っておれは首をすくめる。
「夕暮れがやってくると酒を飲みたくなっちまうんだ」
「いつも一人で?」
「たいていは一人だな。習慣だからね」
彼女は黄昏の光に照らされた前髪をかき上げながらおれを射るように見た。
そして言った。
「たまには習慣を変えてみるのもいいわ」
>>229よりつづき

おれは彼女を連れてトニーのバーのドアを開けた。
「おれは店を開けたばかりのバーが好きなんだ。
店の中の空気がまだきれいで、冷たくて、なにもかもぴかぴかに光っていて、
バーテンダーが鏡に向って、ネクタイが曲がっていないかを確かめている。
酒のビンがきれいにならび、グラスが美しく光って。」
「フィリップ・マーロウね」と言って彼女はリスのように笑った。
「ところで、どんなお仕事をしてるの?」
「探偵さ。……まさかね。小説家なんだ」
「へえ、すごいわ」
彼女のリスのような大きな目がおれを見た。
「すごいかな? 小説家にも二種類いるからね」
「二種類」
「そう、売れる小説家と……」
「売れない小説家」
トニーが二杯のカクテルグラスに注いだギムレットを差し出しながら、
ぶっきらぼうに言った。
>>299より

おれは苦笑する。頷く。そして黙る。
「ねえ、どんな小説を書いているの?」
彼女はカクテルグラスのふちに唇を寄せながら訊く。
「ラヴ・ストーリーさ。それもとびっきりドライなね」
「ドライ? スウィートじゃなくて?」
「ああ。このギムレツトみたいなね」
「悲しい話?」
「ああ、悲しくて可笑しくて、泣きたくなるような話さ」
「面白そうね」
彼女は悪戯っぽく笑った。
「で、どんなストーリー?」
「そいつを今、考えてるんだよ」

>>229から、まとめてアリにうpしました。
スレ汚し、すまん。
>>229-240
それハードボイルドのつもりか?
ハードボイルドらしいところが一片もないが…
243テスト ◆nPWa7yPe06 :04/03/24 16:08
テスト
フォシュ
245sageマン ◆CamT4XJm4s :04/03/27 00:42
ウンニョ
フォシュ
247あげまん:04/03/29 17:14
age
こんなのはどうでつか?

ttp://www.kdn.gr.jp/~victors/
249名無し物書き@推敲中?:04/05/29 18:41
まずは嫁。それからだ。
250名無し物書き@推敲中?:04/08/19 18:02
よし
251名無し物書き@推敲中?:04/09/11 06:15:25
ハードボイルドは都市じゃないと駄目なのか?
どっかで「老人と海」はハードボイルドだというレスを見た気がしたんだが。

農村で耐えてる渋いおっちゃんの話とか読んでみたい
252文学史的豆知識:04/09/17 06:13:26
『老人と海』というか、ヘミングウェイはハードボイルド。
内面を描写せず実際の言動だけを淡々と記述するハードボイルド文体は、
当時、娯楽系探偵小説では一般的だったが、純文学では使われていなかった。
それを純文学に初めて持ち込んだのがヘミングウェイ。
253名無し物書き@推敲中?:05/02/09 06:29:23
原稿プロセッサで
254名無し物書き@推敲中?
はるかなる遅レスをすると、ヘミングウェイが内面描写を余りしないというのはわかるが、
『老人と海』に関してはかなり内面描写ないか?